JP6895412B2 - 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法 - Google Patents

監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6895412B2
JP6895412B2 JP2018129374A JP2018129374A JP6895412B2 JP 6895412 B2 JP6895412 B2 JP 6895412B2 JP 2018129374 A JP2018129374 A JP 2018129374A JP 2018129374 A JP2018129374 A JP 2018129374A JP 6895412 B2 JP6895412 B2 JP 6895412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
antenna site
antenna
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018129374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020010181A (ja
Inventor
和樹 田中
和樹 田中
西村 公佐
公佐 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2018129374A priority Critical patent/JP6895412B2/ja
Publication of JP2020010181A publication Critical patent/JP2020010181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895412B2 publication Critical patent/JP6895412B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

本発明は、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムに適用される監視装置、監視方法およびIFoF伝送システムに関する。
RF(Radio Frequency)信号のアナログ波形を光ファイバでそのまま伝送させるアナログRoF(Radio over Fiber)伝送技術は、CATVデータ通信(DOCSIS)を光ファイバで提供するRFoG(RF over Glass)システム、FTTH向け映像配信(放送)サービス、無線通信サービスの屋内対策等で商用導入されている。
RFoGシステムでは、DOCSISのCMTS、CM間の品質確認機能により、光伝送したRF信号の品質を復調後のデータ誤り率から確認することが可能である。映像配信サービスでは、光送信機からV−ONU側へ制御用のFSK変調信号を送信し、V−ONUでFSK信号を復調することで、V−ONUの制御が可能となっている。装置の複雑化、高コストに繋がるため、映像信号を復調して、伝送されたRF信号品質を確認するようなことは行なっていない。
無線基地局の出力信号をフォーマットを変えずそのままアナログRoF伝送する場合、光送受信機は一般に無線信号の復調機能は有しておらず、DOCSISシステムのように各無線信号の品質確認はできない。また、広帯域無線信号を伝送する場合、周波数帯やチャネル数によって信号品質が異なるため、単純に品質確認用のRF信号を1波伝送しても、全信号の品質が基準以上か否かを判断することは難しい。また、周波数変換を伴うアナログRoFシステムにおいては、変換後の周波数が所望の精度を満たしているかも監視する必要がある。
特許文献1および特許文献2では、光伝送システムの加入者局側に設置された放送用光信号をRF(Radio Frequency)信号に変換する光加入者端末装置V−ONU(Video-Optical Network Unit)において、センター局側から配信されるFSK(Frequency Shift Keying)信号を利用して、機器の正常性を判定する基準値を変更する装置が開示されている。また、判定結果を通信用光加入者端末装置D−ONU(Digital- Optical Network Unit)を用いて、センター局側に送信する装置が開示されている。
特開2010−183468号公報 特開2010−239497号公報
しかしながら、特許文献1または2の構成を元に、アナログ無線信号の周波数変換を含むRoF伝送システムの監視を行なう場合、中継局、アンテナサイトそれぞれに監視装置が必要となり、設置スペース、消費電力が増加し、設置可能な場所が限定される。結果的に、無線サービスのエリア展開に大きな障害を引き起こす。また、監視構成を複雑化し、全体コストの増加も招く。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、IFoF伝送システムのアンテナサイトでの周波数変換を基地局側に設けられた監視装置で一括監視する監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の監視装置は、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムに適用される監視装置であって、上りIF信号に基づく周波数オフセット情報を基地局から取得し、前記周波数オフセット情報に基づいて無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイトの周波数変換の精度を監視する監視制御部と、前記推定された無線電波の発射周波数に基づいて、前記アンテナサイトの周波数変換を制御する周波数制御信号を生成し、前記基地局から前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に配置する信号生成部と、を備える。
これにより、IFoF伝送システムのアンテナサイトの周波数変換を基地局側に設けられた監視装置で監視、制御することができる。
(2)また、本発明の監視装置において、前記監視制御部は、前記周波数オフセット情報の取得および前記無線電波の発射周波数の推定を、2以上の前記アンテナサイト毎に行ない、前記信号生成部は、前記周波数制御信号の生成および配置を、2以上の前記アンテナサイト毎に行なう。
これにより、IFoF伝送システムのアンテナサイトが2以上ある場合でも、アンテナサイト毎に周波数変換を基地局側に設けられた監視装置で監視、制御することができ、全体を一括で監視、制御できる。
(3)また、本発明の監視装置は、上りIF信号に配置された折り返し信号を検知する信号検知部を更に備え、前記信号生成部は、前記基地局から2以上の前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に、前記アンテナサイト毎に、周波数変換の精度を計測する周波数確認信号を配置し、前記信号検知部は、前記基地局と前記アンテナサイトとの光ファイバ伝送を中継する中継局または前記アンテナサイトにおいて、前記周波数確認信号に基づいて生成され上りIF信号に配置された、前記周波数確認信号に対応する折り返し信号を検知し、前記監視制御部は、前記周波数確認信号および前記周波数確認信号に対応する前記折り返し信号に基づいて、下りIF信号の周波数変換を行なう前記中継局または前記アンテナサイトの周波数変換の精度を監視する。
これにより、中継局で下りIF信号の周波数変換を行なう場合でも、中継局の周波数変換の精度を基地局側に設けられた監視装置で監視し、所望の周波数精度になるように周波数制御することができる。すなわち、中継局で下りIF信号の周波数変換を行なう場合でも、周波数オフセット情報の信頼性を高めることができる。
(4)また、本発明の監視装置は、上りIF信号に配置された折り返し信号を検知する信号検知部を更に備え、前記信号生成部は、前記基地局から1以上の前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に、前記アンテナサイト毎に、伝送路の状態を計測する品質評価信号を配置し、前記信号検知部は、前記基地局と前記アンテナサイトとの光ファイバ伝送を中継する中継局または前記アンテナサイトにおいて、前記品質評価信号に基づいて生成され上りIF信号に配置された、前記品質評価信号に対応する前記折り返し信号を検知し、前記監視制御部は、前記品質評価信号および前記品質評価信号に対応する前記折り返し信号に基づいて、伝送路の状態を監視する。
これにより、IFoF伝送システムの基地局とアンテナサイト、基地局と中継局または中継局とアンテナサイト間の伝送路の状態を基地局側に設けられた監視装置で一括監視することができる。
(5)また、本発明のIFoF伝送システムは、少なくとも基地局と監視装置と1以上のアンテナサイトによって構成され、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムであって、前記基地局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号を伝送すると共に、前記アンテナサイトから伝送された上りIF信号から周波数オフセット情報を生成し、前記監視装置は、上記(1)から(4)のいずれかに記載の監視装置であり、前記アンテナサイトは、前記基地局から伝送された自アンテナサイト向けの下りIF信号を周波数変換し無線電波で送出すると共に、受信した無線電波を周波数変換し上りIF信号として前記基地局に伝送する。
これにより、IFoF伝送システムのアンテナサイトの周波数変換の精度を基地局側に設けられた監視装置で一括監視することができる。
(6)また、本発明のIFoF伝送システムは、少なくとも基地局と監視装置と中継局と2以上のアンテナサイトによって構成され、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムであって、前記基地局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号を伝送すると共に、前記各アンテナサイトから伝送された上りIF信号から前記アンテナサイト毎に周波数オフセット情報を生成し、前記監視装置は、上記(3)記載の監視装置であり、前記中継局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号の少なくとも一部を周波数変換したあと前記アンテナサイトに伝送すると共に、前記周波数変換した下りIF信号に含まれる前記周波数確認信号に基づいて生成した折り返し信号を前記上りIF信号に配置し、前記アンテナサイトは、前記基地局から伝送された自アンテナサイト向けの下りIF信号を周波数変換し無線電波で送出すると共に、受信した無線電波を周波数変換し上りIF信号として前記基地局に伝送する。
これにより、中継局で下り信号の周波数変換を行なう場合でも、周波数オフセット情報の信頼性を高めることができ、IFoF伝送システムのアンテナサイトの周波数変換の精度を基地局側に設けられた監視装置で一括監視することができる。
(7)また、本発明の監視方法は、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムに適用される監視方法であって、上りIF信号に基づく周波数オフセット情報を基地局から取得し、前記周波数オフセット情報に基づいて無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイトの周波数変換の精度を監視するステップと、前記推定された無線電波の発射周波数に基づいて、前記アンテナサイトの周波数変換を制御する周波数制御信号を生成し、前記基地局から前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に配置するステップと、を備える。
これにより、IFoF伝送システムのアンテナサイトの周波数変換を基地局側に設けられた監視装置で監視、制御することができる。
本発明によれば、IFoF伝送システムのアンテナサイトの周波数変換を基地局側に設けられた監視装置で監視、制御することができる。
第1の実施形態に係るIFoF伝送システムの概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態の収容局からアンテナサイトに伝送される下り信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。 第1の実施形態のアンテナサイトから収容局に伝送される上り信号のIF信号列の送信パターンを示す概念図である。 第1の実施形態に係る監視装置の一例を表すブロック図である。 第2の実施形態のアンテナサイトから収容局に伝送される上り信号のIF信号列および折り返しチャネルの送信パターンを示す概念図である。 第2の実施形態に係る監視装置の一例を表すブロック図である。 第3の実施形態に係るIFoF伝送システムの概略構成の一例を示す図である。 第3の実施形態の収容局から中継局に伝送される下り信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。 第3の実施形態において、(a)は、図8の下り信号を中継局でDCして伝送する場合の、(b)は、図8の下り信号を中継局でDCしないで伝送する場合の、中継局からアンテナサイトに伝送される下り信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。 (a)、(b)それぞれ、第3の実施形態における、アンテナサイト#1およびアンテナサイト#2から中継局に伝送される上り信号のIF信号列および折り返しチャネルの送信パターンを示す概念図である。 (a)、(b)いずれも、第3の実施形態における、中継局から収容局に伝送される上り信号のIF信号列および折り返しチャネルの送信パターンを示す概念図である。 第3の実施形態に係る監視装置の一例を表すブロック図である。 実施例1のIFoF伝送システムに係る収容局の概略構成を示す図である。 実施例1のIFoF伝送システムに係る中継局の下り信号に係る部分の概略構成を示す図である。 実施例1のIFoF伝送システムに係る中継局の上り信号に係る部分の概略構成を示す図である。 実施例1のIFoF伝送システムに係るアンテナサイトの概略構成を示す図である。 実施例2のIFoF伝送システムに係るアンテナサイトの概略構成を示す図である。
[第1の実施形態]
(IFoF伝送システムの構成)
図1は、本実施形態に係るIFoF伝送システムの概略構成の一例を示す図である。IFoF伝送システム10は、収容局30、アンテナサイト300(#1)、光リンク1によって構成されている。収容局30は、基地局50、および監視装置100を備える。なお、基地局50と監視装置100が一体となっていてもよい。また、収容局30とアンテナサイト300の間に、図示しない中継局があってもよい。
以下の全ての実施形態において、収容局30(基地局50、監視装置100)からアンテナサイト300への方向を下り、アンテナサイト300から収容局30(基地局50、監視装置100)への方向を上りとする。
図2は、本実施形態に係るIFoF伝送システム10における、収容局30からアンテナサイト300に伝送されるデータ信号であるIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。なお、以下の全ての実施形態の説明において、図面に示したIF信号の概念図は、IF信号の概念を表すものであり、実際の周波数帯域の大きさや対応関係等を表すものではない。
基地局50は、アンテナサイト300に向けて下りIF信号を伝送する。また、基地局50は、アンテナサイト300に向けた下りIF信号の一部に、監視信号または制御信号を配置するための帯域(監視制御チャネル)を空けておく。監視制御チャネルは、データ信号である下りIF信号列の低周波数側、IF信号列のIF信号とIF信号の間、IF信号列の高周波数側のいずれの帯域でもよいが、低周波数帯域はデータ伝送に使用しづらい場合があるため、低周波数側に配置することが好ましい。図2は、低周波数側に配置した場合を表している。
また、基地局50は、上りIF信号に基づいて周波数オフセット情報を生成する。例えば、アンテナサイトが受信するRF信号(無線電波)をIF信号にDC(ダウンコンバージョン)する場合の周波数の理論値と、実際の上りIF信号の周波数との差を周波数オフセット情報とすることができる。
監視装置100は、基地局50から周波数オフセット情報を取得する。また、監視装置100は、取得した周波数オフセット情報に基づいてアンテナサイト300の周波数変換の精度を監視する。なお、本実施形態では、周波数オフセット情報を基地局50から取得するが、監視装置100が上りIF信号から生成してもよい。
また、監視装置100は、下りIF信号の監視制御チャネルに少なくともアンテナサイト300の周波数変換を制御する周波数制御信号を配置する。なお、監視制御チャネルには、その他の制御信号または監視信号を配置してもよい。制御信号または監視信号が配置された下りIF信号は、光リンク1を経由して、アンテナサイト300に到達する。監視装置100および制御信号、監視信号の詳細は、後述する。
アンテナサイト300は、収容局30から伝送された下りIF信号のIF信号列をRF信号にUC(アップコンバージョン)して、アンテナ310から送信(送出)する。また、アンテナ310で受信したRF信号をDCして、アンテナサイト300から収容局30へのIF信号列とし、上りIF信号として伝送する。図3は、本実施形態のアンテナサイトから収容局に伝送される上り信号のIF信号列の送信パターンを示す概念図である。アンテナサイト300でのUCまたはDCは、Mixer(混合器)を用いたアナログ周波数変換であってもよい。また、DSP(Digital Signal Processor)を用いたデジタル周波数変換であってもよい。UCおよびDCの基準となるLO(Local Oscillator)またはリファレンスクロック信号(Ref信号)は、下り側および上り側で同一のものを使用する。このように、DC後のIF信号に基づいてアンテナサイトでの周波数変換を監視するため、例えば、アンテナから送出されるRF信号の周波数が10GHz以上の高周波数帯域であっても監視できる。
(監視装置および制御信号)
図4は、本実施形態に係る監視装置100の一例を表すブロック図である。監視装置100は、監視制御部110、および信号生成部120を備える。監視制御部110は、上りIF信号に基づく周波数オフセット情報を基地局50から取得する。また、監視制御部110は、取得した周波数オフセット情報に基づいてアンテナサイト300から送出される無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイト300の周波数変換の精度を監視する。このように、周波数オフセット情報に基づいてアンテナサイト300の周波数変換の精度を監視することで、IFoF伝送システム10を収容局30側で監視できる。また、監視制御部110は、信号生成部120が生成する制御信号または監視信号を調整し制御する。
信号生成部120は、周波数制御信号生成部123を備える。周波数制御信号生成部123は、監視制御部110の判断に応じて周波数制御信号を生成する。周波数制御信号は、監視制御部110によって推定されたアンテナサイト300から送出される無線電波の発射周波数に基づいて、アンテナサイト300周波数変換の精度が所定の精度でなかった場合に生成される。生成された周波数制御信号は、アンテナサイト300に伝送され、周波数変換の精度が所定の精度になるように修正される。例えば、アンテナサイト300の周波数変換用LOを修正することで、周波数変換の精度を修正してもよい。LOを修正する場合、Ref信号(後述)を用いてもよい。また、DSPの周波数変換を修正するために、Ref信号を用いてもよい。また、周波数変換の精度が所定の精度になるまで、周波数制御信号の伝送を繰り返し行なってもよい。
信号生成部120は、図示しない周波数確認トーン生成部121を備えていてもよい。この場合、周波数確認トーン生成部121は、監視制御チャネルに配置する監視信号として周波数確認トーン(周波数確認信号)を生成する。周波数確認トーンは、周波数変換用LOやデジタル信号処理回路DSP向けのRef信号としても使用できる。周波数確認トーンをRef信号として使用することで、アンテナサイト300での出力周波数の安定化を図ることができ、外部クロックがとれない場所でもアンテナサイト300を設置できる。
周波数制御信号および周波数確認トーンは、監視制御チャネル内で異なる周波数帯域を使用して周波数分割多重(FDM)して同時に送信してもよいし、いくつかの信号について同じ周波数帯域を使用して送信時間を分けて時分割多重(TDM)して伝送してもよい。
本実施形態では、周波数オフセット情報に基づいてアンテナサイトの周波数変換を監視するので、アンテナサイトでの周波数変換を収容局側で監視できる。また、監視結果に基づいて、周波数変換の精度を修正できる。
[第2の実施形態]
(IFoF伝送システムの構成)
本実施形態に係るIFoF伝送システムの概略構成の一例は、図1に示す第1の実施形態と同様である。以下では、第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
監視装置100は、下りIF信号の監視制御チャネルにアンテナサイト300の周波数変換を制御する周波数制御信号に加えて、少なくとも1つの監視信号を配置する。周波数制御信号または監視信号が配置された下りIF信号は、光リンク1を経由して、アンテナサイト300に到達する。監視装置100監視信号の詳細は、後述する。
アンテナサイト300は、上りIF信号の一部に、監視信号に基づいて生成された折り返し信号を配置するための帯域(折り返しチャネル)を空けて、下りIF信号の監視制御チャネルに配置された監視信号に基づいて生成した折り返し信号を配置する。このとき、監視信号の目的に応じて、下りIF信号のUC前に分離した監視信号を折り返し信号として配置してもよいし、UC後の監視信号を折り返し信号として配置してもよい。また、監視信号に基づいて生成した別の信号を配置してもよい。折り返しチャネルは、データ信号である上りIF信号列の低周波数側、IF信号列のIF信号とIF信号の間、IF信号列の高周波数側のいずれの帯域でもよい。図5は、本実施形態のアンテナサイトから収容局に伝送される上り信号のIF信号列および折り返しチャネルの送信パターンを示す概念図である。図5は、折り返しチャネルを低周波数側に配置した場合を表している。
図面では、監視制御チャネルと折り返しチャネルに配置される情報の関連を分かり易くするため、監視制御チャネルに配置される情報も折り返しチャネルに配置される情報もまとめて監視制御情報と表している。監視制御情報1は、監視装置100からアンテナサイト300に伝送される情報を、監視制御情報1”は、監視制御情報1に基づいてアンテナサイト300から監視装置100に伝送される情報を表している。なお、監視制御情報1と監視制御情報1”とは、変更されていない同じ情報が含まれる場合もある。
(監視装置および監視信号、制御信号)
図6は、本実施形態に係る監視装置100の一例を表すブロック図である。監視装置100は、監視制御部110、信号生成部120、信号検知部130を備える。
信号生成部120は、周波数制御信号生成部123に加えて、周波数確認トーン生成部121または品質評価信号生成部122を備える。両方備えても構わない。図6は、両方備える構成が示されている。
周波数確認トーン生成部121は、周波数確認トーン(周波数確認信号)を生成する。周波数確認トーンは、例えば、アンテナサイト300でのUCまたはDCしたときの変化から、アンテナサイトでの周波数変換の精度を計測することができる。また、周波数確認トーンは、例えば、周波数変換用LOやデジタル信号処理回路DSP向けのRef信号として使用することもできる。
品質評価信号生成部122は、品質評価信号を生成する。品質評価信号は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)等で伝送される。この信号を、アンテナサイト300で復調し、得られた品質情報(BER: Bit Error Rate, SNR: Signal to Noise Ratio等)を折り返し信号として収容局30側に伝送することができる。これにより、伝送路(光リンク1)の状態を確認することができる。
信号検知部130は、信号生成部120が周波数確認トーン生成部121を備える場合、周波数検知部131を備える。また、信号検知部130は、信号生成部120が品質評価信号生成部122を備える場合、信号品質検知部132を備える。周波数検知部131は、下りIF信号で伝送された周波数確認トーンをアンテナサイト300でUCまたはDCすることで生成された折り返し信号を、上りIF信号から検知する。検知した折り返し信号を監視制御部110に通知することで、監視制御部110はアンテナサイト300での周波数変換の精度の確認ができる。なお、周波数確認トーンをRef信号として使用するのみで、周波数確認トーンに基づく折り返し信号を生成しない場合は、周波数検知部131は備えなくてもよい。
信号品質検知部132は、下りIF信号で伝送された品質評価信号からアンテナサイト300で生成された折り返し信号(品質通知信号)を、上りIF信号から検知する。検知した折り返し信号を監視制御部110に通知することで、監視制御部110は光リンク1の伝送路の状態を確認できる。
周波数制御信号、周波数確認トーン、および品質評価信号は、監視制御チャネル内で異なる周波数帯域を使用して周波数分割多重(FDM)して同時に送信してもよいし、いくつかの信号について同じ周波数帯域を使用して送信時間を分けて時分割多重(TDM)して伝送してもよい。上り信号の折り返しチャネルについても、同様にすることができる。
本実施形態では、アンテナサイトで監視信号に基づく折り返し信号を伝送するので、周波数確認信号に基づく折り返し信号を生成、伝送する場合は、アンテナサイトでの周波数変換を周波数オフセット情報と周波数確認信号に基づく折り返し信号の2つで監視できる。また、品質評価信号に基づく折り返し信号を生成、伝送する場合は、伝送路の状態を監視できる。
[第3の実施形態]
(IFoF伝送システムの構成)
図7は、本実施形態に係るIFoF伝送システムの概略構成の一例を示す図である。IFoF伝送システム10は、収容局30、中継局200、アンテナサイト300−1(#1)から300−n(#n)、光リンク1、光リンク2−1から2−nによって構成されている。収容局30は、基地局50、および監視装置100を備える。なお、基地局50と監視装置100が一体となっていてもよい。また、1の収容局30に対して、2以上の中継局200を設けてもよい。
アンテナサイト300は、アンテナサイト300−1から300−nのいずれか1つまたは複数を表すものとする。また、光リンク2は、光リンク2−1から2−nのいずれか1つまたは複数を表すものとする。
本実施形態では、アンテナサイト300毎に束ねられたIF信号は、収容局30と中継局200との間で、周波数軸上でそれぞれ異なる周波数帯域を有する。中継局200と各アンテナサイト300との間は、中継局200の構成によって、重なる周波数帯域を有する場合も異なる周波数帯域を有する場合もある。図8は、本実施形態に係るIFoF伝送システム10における、収容局30から中継局200に伝送される下りIF信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。
基地局50は、アンテナサイト300−1から300−n毎に束ねられたデータ信号であるIF信号列を伝送する。また、基地局50は、アンテナサイト300毎に束ねられた下りIF信号列の一部に、監視信号または制御信号を配置するための帯域(監視制御チャネル)を空けておく。監視制御チャネルは、IF信号列の低周波数側、IF信号列のIF信号とIF信号の間、IF信号列の高周波数側のいずれの帯域でもよいが、低周波数帯域はデータ伝送に使用しづらい場合があるため、低周波数側に配置することが好ましい。図8は、低周波数側に配置した場合を表している。図8は、アンテナサイトが2の場合の送信パターンを示しているが、アンテナサイトが3以上であっても同様に、アンテナサイト毎に束ねられたIF信号は、周波数軸上でそれぞれ異なる周波数帯域を有する。また、アンテナサイト毎に、監視制御チャネルを有する。
なお、監視制御チャネルを、下りIF信号列の低周波数側に設ける場合、最大周波数帯については、高周波数側にも監視制御チャネルを配置してもよい。このようにすることで、高周波数側での周波数特性が悪い伝送システムの場合に、最大周波数の品質監視も可能となる。
また、基地局50は、各アンテナサイト300からの上りIF信号に基づいてアンテナサイト300毎に周波数オフセット情報を生成する。例えば、アンテナサイトが受信するRF信号(無線電波)をIF信号にDCする場合の周波数の理論値と、実際の上りIF信号の周波数との差を周波数オフセット情報とすることができる。
監視装置100は、基地局50からアンテナサイト300毎に周波数オフセット情報を取得する。また、監視装置100は、取得したアンテナサイト300毎の周波数オフセット情報に基づいて各アンテナサイト300の周波数変換の精度を監視する。なお、本実施形態では、周波数オフセット情報を基地局50から取得するが、監視装置100が上りIF信号から生成してもよい。
また、監視装置100は、アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号の監視制御チャネルに少なくともアンテナサイト300毎に周波数変換を制御する周波数制御信号を配置する。なお、監視制御チャネルには、その他の制御信号または監視信号を配置してもよい。また、監視装置100は、上りIF信号の折り返しチャネルに配置された折り返し信号を抽出して、IFoF伝送システムを一括で監視する。監視装置100および制御信号、監視信号の詳細は、後述する。制御信号または監視信号が配置された下りIF信号は、光リンク1を経由して、中継局200に到達する。
中継局200は、各アンテナサイト300へ向けた下りIF信号を分離し、分離した下りIF信号を各アンテナサイト300へ伝送する。このとき、アンテナサイト300−2から300−nへ伝送する下りIF信号は、低周波数帯域にダウンコンバージョン(DC)して、伝送することが好ましい。このようにすることで、光リンク2−2から2−nにおいて広帯域光部品が不要となり、コストを低減することができる。アンテナサイト300−1へ伝送する下りIF信号は、そのままの周波数帯域で伝送する。図9(a)は、図8の下りIF信号をDCして伝送する場合の、中継局200からアンテナサイト300−1、300−2に伝送される下りIF信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。また、図9(b)は、図8の下りIF信号をDCしないで伝送する場合の、中継局200からアンテナサイト300−1、300−2に伝送される下りIF信号のIF信号列および監視制御チャネルの送信パターンを示す概念図である。
中継局200は、下りIF信号をDCする構成の場合、DCする下りIF信号に含まれる監視制御チャネルに配置された周波数確認信号(周波数確認トーン)も同時にDCされるので、これを折り返し信号として分離して、上り信号の折り返しチャネルに配置し、監視装置100に伝送する。このようにすることで、監視装置100は、中継局200での下りIF信号のDCが所定の精度でされているかどうかを監視でき、所定の精度でDCされていない場合には、周波数制御信号によってDCの精度が所定の精度になるように修正できる。
中継局200は、各アンテナサイト300から伝送された上りIF信号を結合し、結合した上りIF信号を収容局30に伝送する。このとき、中継局200で下りIF信号をDCする構成の場合、アンテナサイト300−2から300−nから伝送された上りIF信号は、各周波数帯域が重ならない帯域にUCして、結合する。また、中継局200で下りIF信号をDCしない構成の場合、アンテナサイト300−2から300−nから伝送される上りIF信号の基となるRF信号を各アンテナサイトでDCする際に、各アンテナサイト300からの上りIF信号の周波数帯域が重ならない帯域になるように調整することで、そのまま結合できる。
また、中継局200は、各アンテナサイトから伝送された上りIF信号の折り返しチャネルに配置された折り返し信号と、中継局200自身が折り返す折り返し信号を合わせて、上りIF信号に配置して伝送する。このときの各折り返し信号の配置は様々考えられるが、例えば、図11(a)または図11(b)のように配置して伝送する。
中継局200で、各アンテナサイトから伝送された各周波数確認トーンを上り信号で周波数多重する場合は、上り伝送で同じ周波数を利用しないために、例えば、以下の(a)、(b)の方法が考えられる。
(a)予め、各アンテナサイト向けで周波数確認トーンとIF信号列との周波数間隔をずらしておき、DC後のアンテナサイト向けの光リンク2で同じIF信号配列を得ることで、上り周波数多重を可能とする。
(b)各アンテナサイト向けで周波数確認トーンとIF信号列の周波数間隔は同じにしておき、DC後のアンテナサイト向けの光リンク2ではIF信号配列を互いに変えることで、上り周波数多重を可能とする。
アンテナサイト300は、中継局200から伝送された下りIF信号のIF信号列をRF信号にUCして、アンテナ310から送信(送出)する。また、アンテナ310で受信したRF信号をDCして、アンテナサイト300から基地局50へ向けたIF信号列とし、上りIF信号として中継局200に伝送する。アンテナサイト300でのUCまたはDCは、Mixer(混合器)を用いたアナログ周波数変換であってもよい。また、DSP(Digital Signal Processor)を用いたデジタル周波数変換であってもよい。UCおよびDCの基準となるLO(Local Oscillator)またはリファレンスクロック信号(Ref信号)は、下り側および上り側で同一のものを使用する。このように、DC後のIF信号に基づいてアンテナサイトでの周波数変換を監視するため、例えば、アンテナから送出されるRF信号の周波数が10GHz以上の高周波数帯域であっても監視できる。
アンテナサイト300は、上りIF信号の一部に、監視信号に基づいて生成された折り返し信号を配置するための帯域(折り返しチャネル)を空けて、下りIF信号の監視制御チャネルに配置された監視信号に基づいて生成した折り返し信号を配置する。このとき、監視信号の目的に応じて、下りIF信号のUC前に分離した監視信号を折り返し信号として配置してもよいし、UC後の監視信号を折り返し信号として配置してもよい。また、監視信号に基づいて生成した別の信号を配置してもよい。折り返しチャネルは、データ信号である上りIF信号列の低周波数側、IF信号列のIF信号とIF信号の間、IF信号列の高周波数側のいずれの帯域でもよい。図10は、低周波数側に配置した場合を表している。
図面では、監視制御チャネルと折り返しチャネルに配置される情報の関連を分かり易くするため、監視制御チャネルに配置される情報も折り返しチャネルに配置される情報も監視制御情報と表している。監視制御情報1は、監視装置100から中継局200またはアンテナサイト300−1に伝送される情報を、監視制御情報1’は、監視制御情報1に基づいて中継局200から監視装置100またはアンテナサイト300−1に伝送される情報を、監視制御情報1”は、監視制御情報1’に基づいてアンテナサイト300−1から中継局200または監視装置100に伝送される情報を表している。なお、監視制御情報1と監視制御情報1’と監視制御情報1”とは、変更されていない同じ情報が含まれる場合もある。また、監視情報2、2’、2”等も同様である。
(監視装置および監視信号、制御信号)
図12は、本実施形態に係る監視装置100の一例を表すブロック図である。監視装置100は、監視制御部110、信号生成部120、信号検知部130を備える。監視制御部110は、上りIF信号に基づくアンテナサイト300毎の周波数オフセット情報を基地局50から取得する。また、監視制御部110は、取得した周波数オフセット情報に基づいてアンテナサイト300から送出される無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイト300毎の周波数変換の精度を監視する。また、監視制御部110は、信号生成部120が生成した監視信号と信号検知部130が検知した監視信号に対応する折り返し信号に基づいて、IFoF伝送システム10を一括で監視する。また、監視制御部110は、信号生成部120が生成する制御信号または監視信号を調整し制御する。
信号生成部120は、周波数確認トーン生成部121、および周波数制御信号生成部123を備え、監視信号および制御信号を生成する。監視信号は、少なくとも周波数確認トーン(周波数確認信号)を含む。また、制御信号は、少なくとも周波数制御信号を含む。
周波数確認トーン生成部121は、周波数確認トーンを生成する。周波数確認トーンは、例えば、各周波数帯域でDCまたはUCしたときの変化から、周波数変換を行なう中継局200やアンテナサイト300の周波数変換の精度を計測することができる。また、例えば、アンテナサイト300−1向けなど低周波数帯域に配置された周波数確認トーンは、周波数変換用LOやデジタル信号処理回路DSP向けのRef信号として使用してもよい。周波数確認トーンをRef信号として使用することで、中継局200やアンテナサイト300での出力周波数の安定化を図ることができ、外部クロックがとれない場所でも中継局200やアンテナサイト300を設置できる。周波数確認トーンをRef信号として使用する場合は、元々配置されている周波数確認トーンをRef信号として使用するアンテナサイト以外は、中継局200から各アンテナサイトへ伝送する下りIF信号に元々配置されている周波数確認トーンに加えて、Ref信号としての周波数確認トーンを配置する。
周波数制御信号生成部123は、周波数制御信号を生成する。周波数制御信号は、周波数オフセット情報により確認されたアンテナサイト300の周波数変換の精度、または、周波数確認トーンとそれをDCまたはUCした折り返し信号とを比較することによって確認された、周波数変換を行なう中継局200またはアンテナサイト300のいずれかの周波数変換の精度が所定の精度でなかった場合、監視制御部110の判断により生成される。生成された周波数制御信号は、その中継局200またはアンテナサイト300に伝送され、周波数変換の精度が所定の精度になるように修正される。例えば、その中継局200またはアンテナサイト300のLOを修正することで、周波数変換の精度を修正してもよい。LOを修正する場合、Ref信号を用いてもよい。また、DSPの周波数変換を修正するために、Ref信号を用いてもよい。また、周波数変換の精度が所定の精度になるまで、周波数制御信号の伝送を繰り返し行なってもよい。
信号生成部120は、品質評価信号生成部122を備えてもよい。この場合は、監視信号は、品質評価信号を含む。
品質評価信号生成部122は、品質評価信号を生成する。品質評価信号は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)等で伝送される。この信号を、中継局200またはアンテナサイト300で復調し、得られた品質情報(BER: Bit Error Rate, SNR: Signal to Noise Ratio等)を折り返し信号として収容局30側に伝送する。これにより、伝送路(光リンク1、光リンク2)の状態を確認することができる。光リンク1の状態は、中継局200が品質情報を折り返すことで確認できるが、光リンク1は各アンテナサイト300で共通のため、中継局200が折り返す光リンク1の品質評価のための折り返し信号は、アンテナサイト300毎にある品質評価信号のうち、任意の一つから生成し折り返すだけでもよい。
光リンク2−1から2−nの状態は、アンテナサイト300−1から300−nが各アンテナサイト300向けの品質評価信号から品質情報を生成し、それを折り返すことで確認できる。このとき、光リンク1用の品質評価信号と光リンク2用の品質評価信号を帯域で分けてもよい。
信号検知部130は、周波数検知部131を備える。周波数検知部131は、下りIF信号で伝送された周波数確認トーンを中継局200またはアンテナサイト300でDCまたはUCすることで生成された折り返し信号を、上りIF信号から検知する。検知した折り返し信号を監視制御部110に通知することで、監視制御部110は中継局200またはアンテナサイト300の周波数変換の精度の確認ができる。
なお、周波数確認トーンをRef信号として使用するのみで、周波数確認トーンに基づく折り返し信号を生成しない場合は、周波数検知部131は備えなくてもよい。また、中継局200で下りIF信号をDCしない構成であって、周波数確認トーンをRef信号としても使用しない構成の場合、周波数確認トーン生成部121および周波数検知部131は備えなくてもよい。
信号検知部130は、信号生成部120が品質評価信号生成部122を備える場合、信号品質検知部132を備える。なお、図12は、品質評価信号生成部122および信号品質検知部132を備える構成が示されている。
信号品質検知部132は、下りIF信号で伝送された品質評価信号から中継局200またはアンテナサイト300で生成された折り返し信号を、上りIF信号から検知する。検知した折り返し信号を監視制御部110に通知することで、監視制御部110は光リンク1、2−1から2−nの各伝送路の状態を確認できる。
周波数確認トーン、品質評価信号、および周波数制御信号は、監視制御チャネル内で異なる周波数帯域を使用して周波数分割多重(FDM)して同時に送信してもよいし、いくつかの信号について同じ周波数帯域を使用して送信時間を分けて時分割多重(TDM)して伝送してもよい。複数アンテナサイト向けの監視制御チャネルについても、全てを同時伝送せず任意の1または複数チャネルを伝送してもよい。上り信号の折り返しチャネルについても、チャネル内またはチャネル間について同様にすることができる。
本実施形態では、アンテナサイト毎に束ねられたIF信号列および監視制御チャネルは、周波数軸上でそれぞれ異なる周波数帯域を有する構成としたが、TDMで伝送してもよい。この場合も、アンテナサイトでIF信号をRF信号にUCするので、その精度を監視できる。
本実施形態では、複数のアンテナサイトのそれぞれについて周波数オフセット情報を取得して、これに基づいて各アンテナサイトでの周波数変換を監視するので、各アンテナサイトでの周波数変換を収容局側で一括監視できる。また、監視結果に基づいて、アンテナサイト毎に周波数変換の精度を修正できる。また、中継局で下りIF信号をDCする構成とした場合でも、中継局でのDCの精度を監視、修正することができるので、周波数オフセット情報の信頼度を高めることができる。
[実施例1]
実施例1のIFoF伝送システムは、収容局30、中継局200、アンテナサイト#1、#2、および光リンク1、2−1、2−2で構成されている。
図13は、実施例1のIFoF伝送システムに係る収容局30の概略構成を示す図である。収容局30に設けられた監視装置100は、基地局50からアンテナサイト#1および#2の周波数オフセット情報を取得する。取得した周波数オフセット情報を確認することで、アンテナサイト#1および#2の周波数変換の精度を監視する。また、監視装置100は、基地局50から中継局200への下り信号にCPL(カプラ)11を介して周波数確認トーン、品質評価信号または周波数制御信号をアンテナサイト#1、#2毎に重畳する。周波数確認トーン、品質評価信号または周波数制御信号が重畳された下り信号は、E/O(電気光変換機)16を介して光信号に変換され、光リンク1に伝送される。E/O16は、電気信号を光信号に変換する光デバイスである。
また、監視装置100は、光リンク1から伝送され、O/E(光電気変換機)17を介して電気信号に変換され、スプリッタ(SPL)12で分岐された、中継局200から基地局50への上り信号から、BPF(バンドパスフィルタ)13を介して、中継局200で周波数変換された周波数確認トーンを検出する。検出した周波数変換後の周波数確認トーンと周波数変換前の周波数確認トーンを比較することで、中継局200の周波数変換の精度を監視する。O/E17は、光信号を電気信号に変換する光デバイスである。また、監視装置100は、分岐された上り信号から、BPF13を介して、中継局200またはアンテナサイト300で生成された品質評価信号に基づく折り返し信号(品質通知信号)を検出し確認することで、伝送路の状態を監視する。なお、本実施例では、アンテナサイト#1および#2において、周波数確認トーンをUCまたはDCしない構成である。本実施例では、周波数確認トーンは、中継局200の周波数変換の監視およびRef信号として使用している。
図14は、実施例1のIFoF伝送システムに係る中継局200の下り信号に係る部分の概略構成を示す図である。光リンク1で伝送された収容局30からの下り信号は、O/E17を介して電気信号に変換され、SPL12で分岐される。分岐された下り信号のうち、アンテナサイト#1向けの信号は、BPF13で対応する周波数が選択され、LPF(ローパスフィルタ)14、HPF(ハイパスフィルタ)15、BPF13、SPL12等を介してアンテナサイト#1に伝送されるIF信号列と、アンテナサイト#1向けの周波数確認トーン、品質評価信号、周波数制御信号が分離される。
品質評価信号から生成された品質情報は、上り信号に重畳されるが、アンテナサイト#1向けの下り信号は、中継局200でDCされていないので、これ以外の信号は上り信号に重畳されない。実施例1では、アンテナサイト#1向けの周波数確認トーンをアンテナサイト#2のRef信号として使用するため、DCされたアンテナサイト#2向けの下り信号にも重畳される。また、分離されたアンテナサイト#1向けの周波数確認トーン、品質評価信号、周波数制御信号はCPL11でアンテナサイト#1に伝送されるIF信号列と重畳され、E/O16を介して光信号に変換され、光リンク2−1に伝送される。
分岐された下り信号のうち、アンテナサイト#2向けの信号は、BPF13で対応する周波数が選択され、Mixer(周波数変換機)19でDCされる。その後、アンテナサイト#1向けの信号と同様に、LPF14、HPF15、BPF13、SPL12等を介してアンテナサイト#2に伝送されるIF信号列と、アンテナサイト#2向けの周波数確認トーン、品質評価信号、周波数制御信号が分離される。
DCされた周波数確認トーン、および品質評価信号から生成された品質通知信号は、上り信号に重畳される。また、周波数制御信号が検知された場合、その信号を用いてLO18の周波数を制御する。また、分離されたアンテナサイト#2向けの周波数確認トーン、品質評価信号、周波数制御信号はCPL11でアンテナサイト#2に伝送されるIF信号列と重畳され、E/O16を介して光信号に変換され、光リンク2−2に伝送される。
図15は、実施例1のIFoF伝送システムに係る中継局200の上り信号に係る部分の概略構成を示す図である。光リンク2−1および2−2で伝送されたアンテナサイト#1および#2からの上り信号は、O/E17で電気信号に変換される。アンテナサイト#2からの上り信号は、SPL12で分岐され、IF信号列は、Mixer19でUCされる。アンテナサイト#1からの折り返し信号は、周波数変換されない。そして、アンテナサイト#1からの信号、アンテナサイト#2からのUCされたIF信号列、アンテナサイト#2からの折り返し信号、および中継局200での折り返し信号が、CPL11を介して結合され、E/O16を介して光信号に変換され、光リンク1に伝送される。
また、実施例1の構成では、折り返し信号は低周波数帯にまとめて配置されているが、アンテナ#2について、Rx出力をSPL12で分けずに、アンテナサイト#2からの上り信号を一括で周波数変換してもよい。その場合、中継局の折り返しの信号は低周波数帯にまとめられているが、アンテナサイトの折り返し信号は、各アンテナサイトからのIF信号列の低周波数側に配置される。
図16は、実施例1のIFoF伝送システムに係るアンテナサイトの概略構成を示す図である。光リンク2−1で伝送されたアンテナサイト#1向けの下り信号は、O/E17で電気信号に変換される。そして、SPL12、LPF14、HPF15等を介してアンテナサイト#1向けのIF信号列と、アンテナサイト#1向けの周波数確認トーン、品質評価信号、周波数制御信号、Ref信号が分離される。
周波数確認トーン、およびアンテナサイト#1向けのIF信号列はCPL11を介して結合され、DSP20でデジタル信号分離される。デジタル信号分離されたIF信号列は、Mixer19を用いてRF信号にUCされる。UCされたIF信号列は、アンテナ310から送信される。そして、デジタル信号分離された周波数確認トーン、および品質評価信号から生成された品質通知信号は、上り信号に重畳される。なお、DSP20はADC(Analog-to-Digital Converter)、DAC(Digital-to-Analog Converter)を含むものとする。
アンテナサイト#1は、アンテナ310から受信したRF信号を、Mixer19を用いてIF信号列にDCする。そして、DSP20、およびCPL11を介して、デジタル信号分離された周波数確認トーン、および品質評価信号から生成された品質通知信号をIF信号列に重畳し、上り信号とする。上り信号は、E/O16を介して光信号に変換され、光リンク2−1に伝送される。
周波数制御信号が検知された場合、その信号およびRef信号を用いて、LOの周波数を制御する。Ref信号をデジタル信号分離後の周波数確認用に利用してもよい。その場合、アンテナサイト#2の周波数確認トーンは不要である。なお、アンテナサイト#1では、周波数確認トーンとRef信号は同じである。また、監視制御信号とデータのIF信号列との分離にアナログ処理を用いているが、Ref信号を除き、信号分離をデジタル信号分離で行なってもよい。
(周波数監視、制御手順)
本実施例での、周波数監視、制御の手順の一例を説明する。収容局側の機器は高精度で周波数同期が取れているものとする(ステップS0)。次に、各アンテナサイト向けの監視/制御信号を中継局側に伝送する(ステップS1)。また、アンテナサイト#1向けの周波数確認トーン(Ref信号)をLOで外部Refとして利用する(ステップS2)。
次に、中継局でアナログ周波数変換された周波数確認トーンを上りリンクを利用して収容局側に折り返す(ステップS3)。収容局側の監視装置で、受信した各周波数確認トーンの周波数を測定し、設計値との差分を算出する(ステップS4)。設計値と差がある場合、周波数制御信号を用いて、中継局のLOの出力周波数を調整する(ステップS5)。ステップS1〜ステップS5を繰り返し行ない、所望の周波数を得るようにする(常時監視状態)(ステップS6)。
上記ステップS6の状態において、アンテナサイト側で、Ref信号を外部レファレンスとしてDSP、LOに入力する(ステップS7)。DSP後の指定周波数で出力された周波数確認トーンを上りリンクを利用して収容局側に折り返す(ステップS8)。収容局側の監視装置で、受信した周波数確認トーンが所望の周波数であることを確認する(常時監視状態)(ステップS9)。
アンテナサイトから収容局側に伝送された上りIF信号を用いて、基地局で周波数オフセットを計算する(ステップS10)。収容局からアンテナサイト向けの周波数制御信号を用いて、アンテナサイト設置のLOの出力周波数を調整する(ステップS11)。ステップ10、ステップ11を繰り返し行ない、収容局側の監視装置で周波数オフセットが所望の値になることを確認する(常時監視状態)(ステップS12)。このようにすることで、中継局およびアンテナサイトの周波数を監視、制御できる。
[実施例2]
図17は、実施例2のIFoF伝送システムに係るアンテナサイトの概略構成を示す図である。実施例1では、IF信号列のUCをMixer19を用いて行なう構成としたが、実施例2では、アンテナサイト300でのIF信号列のUCをDSP20を用いて行なう構成とし、アンテナサイト#1および#2における周波数変換の監視を、周波数オフセット情報だけでなく、UC後の周波数確認トーンを使用して行なっている。収容局30および中継局200の構成は、実施例1と同様である。
光リンク2−1で伝送されたアンテナサイト#1向けの下り信号は、O/E17で電気信号に変換される。そして、SPL12、LPF14、HPF15等を介してアンテナサイト#1向けのIF信号列と、アンテナサイト#1向けの周波数確認トーン、品質評価信号、Ref信号が分離される。
周波数確認トーンは、DSPを通してある決まった周波数で出力される。アンテナサイト#1向けのIF信号列はCPL11を介して結合され、DSP20でRF信号にUCされる。UCされたIF信号列は、アンテナ310から送信される。そして、周波数確認トーン、および品質評価信号から生成された品質通知信号は、上り信号に重畳される。
アンテナサイト#1は、アンテナ310から受信したRF信号を、DSP20を介してIF信号列にDCする。そして、CPL11を介して、周波数確認トーン、および品質評価信号から生成された品質通知信号をIF信号列に重畳し、上り信号とする。上り信号は、E/O16を介して光信号に変換され、光リンク2−1に伝送される。なお、上記の説明は、アンテナサイト#2でも同様である。
実施例2の構成では、UCおよびDCにDSP20を使用しているため、Ref信号を用いてDSPの周波数変換の精度を維持している。
なお、図は説明を簡単にするため、CPL11、SPL12、BPF13、LPF14、HPF15等を省略している部分もある。
このように、本発明の監視装置は、IFoF伝送システムのアンテナサイトでの周波数変換を、周波数オフセット情報を用いて基地局側に設けられた監視装置で一括監視できる。また、中継局、アンテナサイト、伝送路の状態を基地局側の監視装置で一括監視できる。また、中継局で下りIF信号をDCする構成であっても、周波数オフセット情報の信頼性を高くできる。
1、2−1〜2−n 光リンク
10 IFoF伝送システム
11 CPL
12 SPL
13 BPF
14 LPF
15 HPF
16 E/O
17 O/E
18 LO
19 Mixer
20 DSP
30 収容局
50 基地局
100 監視装置
110 監視制御部
120 信号生成部
121 周波数確認トーン生成部
122 品質評価信号生成部
123 周波数制御信号生成部
130 信号検知部
131 周波数検知部
132 信号品質検知部
200 中継局
220、320 品質評価信号検知部
230、330 品質通知信号生成部
300 アンテナサイト
300−1〜300−n アンテナサイト#1〜#n
310 アンテナ
340 周波数制御信号検知部

Claims (7)

  1. アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムに適用される監視装置であって、
    上りIF信号に基づく周波数オフセット情報を基地局から取得し、前記周波数オフセット情報に基づいて無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイトの周波数変換の精度を監視する監視制御部と、
    前記推定された無線電波の発射周波数に基づいて、前記アンテナサイトの周波数変換を制御する周波数制御信号を生成し、前記基地局から前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に配置する信号生成部と、を備えることを特徴とする監視装置。
  2. 前記監視制御部は、前記周波数オフセット情報の取得および前記無線電波の発射周波数の推定を、2以上の前記アンテナサイト毎に行ない、
    前記信号生成部は、前記周波数制御信号の生成および配置を、2以上の前記アンテナサイト毎に行なうことを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 上りIF信号に配置された折り返し信号を検知する信号検知部を更に備え、
    前記信号生成部は、前記基地局から2以上の前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に、前記アンテナサイト毎に、周波数変換の精度を計測する周波数確認信号を配置し、
    前記信号検知部は、前記基地局と前記アンテナサイトとの光ファイバ伝送を中継する中継局または前記アンテナサイトにおいて、前記周波数確認信号に基づいて生成され上りIF信号に配置された、前記周波数確認信号に対応する折り返し信号を検知し、
    前記監視制御部は、前記周波数確認信号および前記周波数確認信号に対応する前記折り返し信号に基づいて、下りIF信号の周波数変換を行なう前記中継局または前記アンテナサイトの周波数変換の精度を監視することを特徴とする請求項2記載の監視装置。
  4. 上りIF信号に配置された折り返し信号を検知する信号検知部を更に備え、
    前記信号生成部は、前記基地局から1以上の前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に、前記アンテナサイト毎に、伝送路の状態を計測する品質評価信号を配置し、
    前記信号検知部は、前記基地局と前記アンテナサイトとの光ファイバ伝送を中継する中継局または前記アンテナサイトにおいて、前記品質評価信号に基づいて生成され上りIF信号に配置された、前記品質評価信号に対応する前記折り返し信号を検知し、
    前記監視制御部は、前記品質評価信号および前記品質評価信号に対応する前記折り返し信号に基づいて、伝送路の状態を監視することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の監視装置。
  5. 少なくとも基地局と監視装置と1以上のアンテナサイトによって構成され、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムであって、
    前記基地局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号を伝送すると共に、前記アンテナサイトから伝送された上りIF信号から周波数オフセット情報を生成し、
    前記監視装置は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の監視装置であり、
    前記アンテナサイトは、前記基地局から伝送された自アンテナサイト向けの下りIF信号を周波数変換し無線電波で送出すると共に、受信した無線電波を周波数変換し上りIF信号として前記基地局に伝送することを特徴とするIFoF伝送システム。
  6. 少なくとも基地局と監視装置と中継局と2以上のアンテナサイトによって構成され、アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムであって、
    前記基地局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号を伝送すると共に、前記各アンテナサイトから伝送された上りIF信号から前記アンテナサイト毎に周波数オフセット情報を生成し、
    前記監視装置は、請求項3記載の監視装置であり、
    前記中継局は、前記アンテナサイト毎に束ねられた下りIF信号の少なくとも一部を周波数変換したあと前記アンテナサイトに伝送すると共に、前記周波数変換した下りIF信号に含まれる前記周波数確認信号に基づいて生成した折り返し信号を前記上りIF信号に配置し、
    前記アンテナサイトは、前記基地局から伝送された自アンテナサイト向けの下りIF信号を周波数変換し無線電波で送出すると共に、受信した無線電波を周波数変換し上りIF信号として前記基地局に伝送することを特徴とするIFoF伝送システム。
  7. アンテナから発射する無線電波をIF(Intermediate Frequency)信号として光ファイバ伝送するIFoF(IF - over Fiber)伝送システムに適用される監視方法であって、
    上りIF信号に基づく周波数オフセット情報を基地局から取得し、前記周波数オフセット情報に基づいて無線電波の発射周波数を推定することでアンテナサイトの周波数変換の精度を監視するステップと、
    前記推定された無線電波の発射周波数に基づいて、前記アンテナサイトの周波数変換を制御する周波数制御信号を生成し、前記基地局から前記アンテナサイトへ伝送される下りIF信号に配置するステップと、を備えることを特徴とする監視方法。
JP2018129374A 2018-07-06 2018-07-06 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法 Active JP6895412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129374A JP6895412B2 (ja) 2018-07-06 2018-07-06 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129374A JP6895412B2 (ja) 2018-07-06 2018-07-06 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020010181A JP2020010181A (ja) 2020-01-16
JP6895412B2 true JP6895412B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=69152327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018129374A Active JP6895412B2 (ja) 2018-07-06 2018-07-06 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6895412B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05336015A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Nec Corp 受信装置
US6839544B1 (en) * 1999-10-18 2005-01-04 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for remote monitoring of a transmitter in a wireless base station
JP4357425B2 (ja) * 2005-01-13 2009-11-04 株式会社東芝 光伝送システム
JP2009094572A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Toshiba Corp Rofシステムとその信号処理方法
JP2016213712A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 富士通株式会社 無線通信装置及び周波数誤差測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020010181A (ja) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5519190B2 (ja) ノッチ周波数が設定されたマルチキャリアシステムにおける改良されたパイロット割り当て
US5987060A (en) System and method of radio communications with an up-down digital signal link
US20140024402A1 (en) Systems and methods for a self-optimizing distributed antenna system
EP3745614A2 (en) Gain measurement and monitoring for wireless communication systems
US6513163B1 (en) Embedded forward reference and control
JP2000151255A (ja) アンテナ・アレイの校正方法及び装置
KR100868463B1 (ko) 시분할 복신 시스템에서 아이/큐 부정합 보상 장치 및 방법
CN111183598B (zh) 低成本的强度调制与直接检测(imdd)光发射器和光接收器
JP6895412B2 (ja) 監視装置、IFoF伝送システムおよび監視方法
US7155216B2 (en) Functionality test in a base transceiver station
JP6761428B2 (ja) 衛星信号中継システム
JP6971914B2 (ja) 監視装置、アンテナサイト、中継局、IFoF伝送システムおよび監視方法
US10284324B2 (en) Methods and apparatus for multiplexing and demultiplexing signals
JP6216511B2 (ja) 受信装置、半導体装置及び受信方法
US10505661B2 (en) Methods and apparatus for multiplexing signals
KR102126100B1 (ko) 위성에 제공되기 위한 무선 주파수 신호 수신기
EP1792460A1 (en) Relay for multi-carrier wireless communications system
JP2018196137A (ja) ポイントツーポイント無線装置および通信制御方法
JP5987126B2 (ja) 波形表示方法、受信装置、及び送信装置
JP2008236047A (ja) 中継システムとこの中継システムに用いられる親局装置および子局装置
KR102398348B1 (ko) 분산 안테나 시스템
JP6334451B2 (ja) 無線装置、折り返し試験装置、折り返し試験方法
Pochernyaev et al. Analysis of the frequency parameters of the new combined microwave radio system
JP2006140608A (ja) 伝送信号処理装置及びこの伝送信号処理装置の制御方法
JP2007511969A (ja) 2個の通信設備間の通信用の携帯電話ネットワーク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6895412

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150