JP5519190B2 - ノッチ周波数が設定されたマルチキャリアシステムにおける改良されたパイロット割り当て - Google Patents

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Description

本発明は、送信帯域幅の一部分が信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおける改良されたパイロット信号割り当て方式に関する。
現代の通信の世界において、異なる種類の通信システムは、同一又は隣接地域における通信において、頻繁に同一の周波数帯域を共有し、または、重複する周波数帯域を使用している。例えば、地上通信システム及びケーブル通信システムは頻繁に類似した周波数帯域を使用している。このため、ケーブル網、例えばケーブルに接続するためのアウトレット及び/又はテレビへの接続部における保護されていない部分からの放射が地上通信システムの通信を阻害する可能性がある。その一方で、ケーブルサービスの伝送品質においては、ケーブル媒体の付加ノイズに起因する地上サービスによって、悪影響が及ぼされる可能性がある。特に、地上波サービスがセキュリティ関連(救急サービス、空港管制等)である状況においては、ケーブル通信システムにおいて妨害への対応を進める必要がある。そのような周波数帯域の衝突を回避すると共に、一方又は双方の通信システム又はサービスにおける悪影響を回避するために、周波数のノッチングが頻繁に使用されている。
図1は、5つの相対的に狭い周波数帯域1’において信号を送信する地上波無線短波電波サービスのスペクトル1、及び地上波サービスが送信される狭い周波数帯域2’においてノッチされたスペクトル2の一例の周波数/振幅の概略図を示す。このような地上波サービスの例としては、アマチュア無線送信、短波電波サービス、無線に関連するセキュリティ(例えば、飛行セキュリティ)等であり、これらに限定されない。ノッチされる又はノッチされる必要がある送信又は通信システムの一例としては、ケーブル放送送信、電力線通信システム、xDSLシステム等であり、これらに限定されない。
しかしながら、ノッチングの概念は、より小さい帯域幅で動作する他の無線又は有線の送信又は通信システムの周波数レンジと重なる任意の無線又は有線の送信又は通信システムにおいて一般に使用される。また、広い周波数レンジ内における小さい周波数レンジのノッチングの概念は、ユニキャスト、マルチキャスト及びブロードキャスト送信システム、並びに任意の種類の有線又は無線通信システムにおいて適用及び使用される。送信又は通信の処理能力を最大化するために、周波数ノッチの幅はできるだけ小さくすべきである。すなわち、周波数において重複する周波数だけ除外される又は使用されないべきである。
周波数のノッチングは、特に、必要なノッチの幅が時々又は定期的に変化する場合は、ノッチに隣接する周波数領域(キャリア)におけるチャネル推定のために必要なパイロット信号のような重要な部分が失われるので、チャネル推定において負の影響を有している。
従って、本発明の目的は、パイロットシンボルがチャネル推定のために使用され、周波数帯域幅の一部分が信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて、より信頼性のあるチャネル推定を可能とする、新規かつ改良された送信装置、送信方法、パイロットパターン、受信装置、受信方法、システム及び方法を提供することにある。
上記の目的は、請求項1に記載の送信装置、請求項10に記載の送信方法、及び請求項11記載のパイロットパターンによって達成される。
本発明によれば、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信するための送信装置は、対応する受信装置におけるチャネル推定に適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするパイロット信号マッピング手段を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする。
本発明によれば、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信するための送信方法は、受信側におけるチャネル推定のために適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするステップ、を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅の前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする。
本発明は、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムのためのパイロットパターンであって、前記送信帯域幅の前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定が可能となるように、選択された周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号、を備える、マルチキャリアシステムのためのパイロットパターンをさらに対象とする。
上記の目的は、請求項12に記載の受信装置、請求項21に記載の受信方法、請求項22に記載のシステム、及び請求項23に記載のさらなる方法によってさらに達成される。
本発明によれば、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を受信するための受信装置は、パイロットパターンに配置されたパイロット信号に基づいて、受信した信号のためのチャネル推定を実行するチャネル推定手段、を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする。
本発明によれば、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を受信するための受信方法は、パイロットパターンに配置されたパイロット信号に基づいて、受信信号におけるチャネル推定を実行するステップ、を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする。
本発明は、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信するための送信装置であって、対応する受信装置におけるチャネル推定に適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするパイロット信号マッピング手段を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、送信装置と、前記送信装置から送信された信号を受信するように構成された本発明にかかる受信装置と、を備えるシステムをさらに対象とする。
本発明は、周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信及び受信するための方法であって、受信側におけるチャネル推定のために適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするステップと、前記信号を送信するステップと、本発明の受信方法に従って、前記信号を受信するステップと、を備え、前記パイロットパターンは、前記送信帯域幅の前記一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、方法をさらに対象とする。
送信帯域幅の一部分(又はいくつかの部分)が信号の送信に使用されない、すなわち、周波数帯域幅の一部分又はより多くの部分がノッチされた、マルチキャリアシステムにおいて、受信側、例えば受信装置における、より信頼性のある(又は、信頼性の増加したチャネル推定)チャネル推定を可能とするために、本発明は、パイロット信号、すなわち、特に、送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない一部分の次の又は隣接した領域又は幅における周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にするパイロットパターンの周波数分布(及びひいては時間分布)を使用することを提案する。従って、本発明は、送信帯域幅のうちの信号の送信に使用されない一部分にパイロット信号を含む周波数キャリアが存在しないパイロットパターンを使用することを提案する。これにより、より信頼性のあるチャネル推定に必要な全てのパイロット信号は受信側において受信及び処理される。
本発明は、データ、パイロット信号、及びその他必要な情報の送信に多数の周波数キャリアが使用される、任意の無線又は有線の一方向(2点間の)、他方向又は放送送信システム、通信システム、又は送信リンクにおいて一般に適用され得る。このようなシステムの一例としては、直交波周波数分割多重(OFDM)システムであり、これに限られない。しかし、本発明は、送信又は通信(周波数)帯域幅が、データ及びパイロット信号(及び他の必要な情報)がマッピング又は変調された個々の周波数キャリアに分裂された任意のシステムに適用され得る。これにより、周波数キャリアはOFDMシステムのような等距離に位置し、及びすべてが同一の長さ(帯域幅)を有してもよい。あるいは、周波数キャリアは等距離に位置し、及び/又はすべてが同一の長さを有してもよい。
これにより、本発明は、データを運ぶ周波数キャリア内で、パイロット信号が周波数キャリア上にマッピングされたシステム(このようなシステムの一例としては、旧知のOFDM放送システム、例えば、データキャリアに埋め込まれたパイロットキャリアだけが受信側におけるチャネル推定のために使用されるデジタルビデオ放送システムであり、これに限られない。)、又は受信側における同期化及びチャネル推定のために、パイロット信号を含むプリアンブルが使用される、及びデータキャリアが個々のデータシンボルで送信されるシステム(このようなシステムの一例としては、電力線通信システムのような典型的な双方向通信システム、又は最新のデータシンボルフレームの始まりを定義するパイロット信号を含むプリアンブルを使用する最新の放送標準である。)に適用され得る。適用可能性は、数ある中でも次世代又は未来のケーブルインターネットをベースとしたデジタルビデオ放送システムである。しかしながら、本発明はそれらの例に限定されず、他のシステム、例えば、パイロット信号を含むプリアンブル及び埋め込まれたパイロット信号を含むデータシンボルの混合物を使用するシステムに適用され得る。
パイロット信号を含む周波数キャリアがデータを含む周波数キャリア内に埋め込まれた、すなわち、データ及びパイロット信号が混合されたマルチキャリアシステムにおいて、本発明は、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分と隣接する周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むパイロットパターンを使用する(及び当該パイロットパターンに基づいてチャネル推定を実行する)ことを提案する。言い換えれば、周波数ノッチの外側のパイロット信号の元の分布及び割り当て、すなわちパイロットパターンは、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分と隣接するいくらか又は全ての周波数キャリア上に追加パイロット信号がマッピングされることを除き、不変である。隣接するとの用語は、本明細書にわたって、追加パイロット信号がノッチされた周波数部分と元のパイロットパターンの次のキャリアとの間のキャリアに追加されるべきことを意味する。例えば、追加パイロット信号は、ノッチに近く、しかし隣り合わない他のキャリアに追加的に又は代わりに追加されることなく、周波数ノッチと直接隣り合う又は境界のキャリアだけに追加され得る。
これら追加パイロット信号は、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する領域における周波数キャリアのチャネル推定のために受信側において使用され得る。これにより、パイロットパターンが時間領域においてパイロット信号の分布を有する場合は、追加パイロット信号は、元のパイロットパターンの時間分布に対応する時間分布で、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する周波数キャリア上にマッピングされ得る。また、チャネル推定はこのようなパイロットパターンに基づいて実行され得る。時間分布は規則的又は不規則である。言い換えれば、周波数キャリアがタイムスロットに追加的に割り当てられたシステム、例えばOFDMシステムにおいて、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する全ての周波数キャリア及び全てのタイムスロットに追加パイロット信号を割り当てることは必要でないかもしれない。しかし、元のパイロットパターンのタイムスロット分布に対応したタイムスロット分布で、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する周波数キャリアに追加パイロット信号を割り当てること、及びパイロットパターンに基づいてチャネル推定を実行することは十分であるかもしれない。これにより、データ送信のための処理能力の向上、及びより信頼性のあるチャネル推定が達成される。あるいは、追加パイロット信号は時間領域において、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する全ての周波数キャリア上にマッピングされるかもしれない。また、チャネル推定は、追加パイロット信号を含むそのようなパイロットパターンに基づいて実行され得る。これにより、受信側におけるより信頼性のあるチャネル推定が達成され得る。
本発明は、パイロット信号を含む周波数キャリアが1つ又は複数のトレーニング又はプリアンブルパターンに配置され、データを含む周波数キャリアが1つ又は複数のデータパターンに配置されるマルチキャリアシステムにさらに適用できる。言い換えれば、パイロット信号はプリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルで送信され、データはデータシンボルで送信される。これにより、プリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルは受信側におけるチャネル推定のために使用される。このようなシステムにおいて、本発明は、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接するデータパターンのために周波数キャリア上に追加パイロット信号をマッピングする、及びそのようなパイロットパターンに基づいてチャネル推定を実行することを提案する。トレーニング又はプリアンブルパターンのパイロット信号を含む周波数キャリアの一部分は周波数ノッチングのため送信され得ないので、本発明は、周波数ノッチに隣接するデータパターンの周波数キャリア上にパイロット信号を配置及びマッピングすること、及びそのようなパイロットパターンに基づいてチャネル推定を実行することを提案する。言い換えれば、トレーニングパターンはある方法で配置されたパイロット信号だけを備えるので、本発明は、受信側におけるより信頼性のあるチャネル推定を可能とするために、トレーニングパターン内ではなく、データパターン内に追加パイロットシンボルをマッピングすることを提案する。これにより、本発明は、周波数ノッチに隣接するデータパターンのための全てのキャリア上に追加パイロット信号をマッピングすること、又は元のパイロットパターンの(規則的又は不規則な)時間分布に対応する(規則的又は不規則な)時間分布で追加パイロット信号をマッピングすること、及びパイロットパターンの結果に基づいてチャネル推定を実行することを提案する。
当然のことながら、上述した本発明の2つの概念は、パイロット信号がプリアンブル又はトレーニングパターンで送信され、パイロット信号がデータ内にデータシンボルで埋め込まれるシステムに混合及び適用され得る。
さらに、ノッチ周波数が設定されたマルチキャリアシステムのパイロットパターンのための上述した概念は、ノッチ周波数の始めからパイロットパターンが適用され得るように、及び受信側(装置)と同様に送信側(装置)がノッチ周波数の存在、位置及び幅について知るように、ノッチ周波数はシステムが構築される時において周知される、常設又は半常設のシステムにおいて使用され得ることは理解されるべきである。これにより、ノッチ周波数に関する送信機及び受信機間でやりとりするこれ以上の情報は、システムの動作及びシステムのセットアップが外部から実行される間は、必要ではない。あるいは、ノッチ周波数が設定されたマルチキャリアシステムのパイロットパターンのための上述した概念は、ノッチ周波数の位置及び幅を定期的に又は時々調節及び変更することが必要である動的システムに使用され得る。これは、例えば、周波数ノッチの存在に応じた、送信機によるパイロットパターンの動的な変更を可能とすること、及びそのようなパイロットパターンの動的な変更に基づいた、受信機によるチャネル推定の実行を可能とすることによって、実行され得る。周波数ノッチの存在(及び位置、幅等)は送信機によって検出され、受信機に送信され得る、又はシステムの他の構成要素によって検出され、送信機及び受信機の両方に送信され得る。これにより、送信された情報は周波数ノッチの位置(及び幅等)だけ含むことができ、送信機及び受信機は、この観点においてすでに格納された情報のために、新しいパイロットパターンを使用しなければならないことを知るだろう。または、送信される情報は、それぞれの新しいパイロットパターンが使用され、ノッチの位置(及び幅等)を含むだろう。
送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分に隣接する周波数キャリア上の追加パイロット信号の使用の代替案又は追加案として、本発明は、周波数領域において元のパイロットパターンをシフトすること、及び送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分の次の周波数キャリアのためのチャネル推定を可能とするために、そのようなシフトされたパイロットパターンに基づいてチャネル推定を実行することを提案する。周波数ノッチ、すなわち送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分が周波数方向におけるパイロット信号の(時間補間された)繰り返し率よりも小さい場合には、元のパイロットパターンのいくつかのパイロット信号が周波数ノッチに含まれるならば、周波数領域において2つの隣接する周波数信号に周波数ノッチが含まれるように、周波数領域においてパイロットパターンをシフトすることは可能である。これにより、いかなるパイロット信号も失われず、受信側は全ての受信した周波数キャリアのためのより信頼性のあるチャネル推定を実行することができる。一方、周波数ノッチが周波数領域において2つの隣接するパイロット信号間の間隔よりも大きい場合は、上述したように追加パイロット信号は周波数ノッチに直接隣り合う周波数キャリア上にマッピングされるべきである。
当然のことながら、本明細書において使用される送信装置及び受信装置との用語は、全ての可能性のある現在及び将来の無線機器、有線機器、モバイル機器、ポータブル機器、非携帯機器、スタンドアロン型機器、一体型機器等をカバーすること、及び明細書の記載及び特許請求の範囲に記載された機能性の全ての可能性のある実施を含むことを目的としている。例えば、送信装置は、本発明の受信装置のために記載された機能性(これに限定されない)を含む受信の機能性を含むことができ、逆の場合も同じである。さらに、例えば、パイロット、プリアンブル、トレーニング又はデータパターンに用いられる、パターンとの用語は、パイロット信号、データ信号又は他の情報信号を周波数キャリア上に変調又はマッピングを含む、周波数マルチキャリアシステムにおける機器のベースバンド処理が正常に行われる、周波数領域における状態を説明することを目的とすることも注意すべきである。シンボルとの用語は、周波数領域信号(又はパターン)が送信機において変換され、使用された送信又は通信システムに応じた、それぞれ必要な処理が行われた後に送信される、時間領域における状態を説明する。また、本発明は、マルチキャリアシステムにおいて使用される送信帯域幅のための全ての現在及び将来の周波数レンジをカバーすることを目的とすることは理解されるべきである。また、本発明は、送信帯域幅における周波数ノッチの全ての可能性のある位置、幅等をカバーすることを目的とする。また、本発明は、周波数キャリアのいかなる特定の種類、幅等、限定されない。
以上説明したように、本発明によれば、パイロットシンボルがチャネル推定のために使用され、周波数帯域幅の一部分が信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて、より信頼性のあるチャネル推定を可能とする。
いくつかの小帯域サービスのためにノッチされた広帯域の周波数スペクトラムの周波数/振幅を示す図である。 埋め込まれたパイロットキャリアを含むデータキャリアの周波数/振幅を示す図である。 送信帯域幅の一部分が送信のために使用されない場合の図2の周波数/振幅を示す図である。 追加パイロット信号を有する図3の周波数/振幅を示す図である。 (A)は、プリアンブルの周波数領域での様子を示す図であり、(B)は、(A)のプリアンブルの時間領域での様子を示す図である。 (A)は、プリアンブルの周波数領域での様子のさらなる例を示す図であり、(B)は、(A)のプリアンブルの時間領域での様子を示す図である。 短縮トレーニングシンボル及びいくつかのデータシンボルで充満した、OFDMの例を示す概略図である。 送信帯域幅のうち送信のために使用されない一部分における短縮プリアンブル又はトレーニングパターンの周波数領域での様子を示す図である。 (A)は、図8の短縮プリアンブルを再び示す図であり、(B)は、送信帯域幅のうち信号の送信のために使用されない一部分の端において追加パイロット信号を含む対応するデータパターンの周波数領域での様子を示す図である。 2つの送信機の場合の図2に類似した周波数/振幅を示す図である。 図10において送信帯域幅のうち信号の送信のために使用されない一部分の端において追加パイロット信号を有する場合の周波数/振幅を示す図である。 周波数領域での隣接するパイロット信号間の距離が使用されない送信帯域幅の幅より広い、データ信号が埋め込まれたパイロット信号の周波数/振幅を示す図である。 図12において使用されない送信帯域幅がパイロット信号と一致しないようにパイロットパターンをシフトした場合を示す図である。 本発明にかかる送信装置を示す概略ブロック図である。 本発明にかかる受信装置を示す概略ブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下の好適な実施の形態の説明において、本発明は、データ、すなわち信号データ、情報内容データ又はその他の種類のデータ、及びパイロット信号が相互に直交する周波数サブキャリア上にマッピングされるOFDMシステムに基づいて説明される。しかしながら、本発明は、所定の周波数帯域幅内での送信のために、データ及びパイロット信号等がマッピングされた複数の別個の周波数キャリアを使用した任意の通信システムや送信システムやリンクに適用されてもよい。
図2は、パイロットパターンに配置される複数のパイロット信号が、個別の周波数サブキャリア上にマッピングされたデータ信号の(一時的な)ストリームに埋め込まれた、OFDMシステムのサブキャリアの周波数/時間の概略図を示す。多くの放送システムは、パイロット信号が埋め込まれたデータシンボルの連続送信を行っているが、近年提案された放送システムの一部分は、パイロットシンボルはトレーニングシンボル又はプリアンブルシンボル内に送信され、データはデータシンボル内に送信される時間的フレーム構造を使用している。コンテンツや信号データ等が2つの送受信機間でやりとりされる双方向通信システムは、フレームバーストのような時間的フレーム構造を通常使用しているが、他の適切な構造を使用してもよい。
図2は、各タイムスロットにおける1番目の周波数サブキャリアがパイロット信号3,4,5,6を伝送する一例を示す。さらに、定格周波数を含むパイロットパターン及びパイロット信号7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17の時間分布は、サブキャリアのキャリーデータに分布され、及び埋め込まれている。これにより、図2に示す1番目のタイムスロットにおいて、4番目のサブキャリアはパイロット信号7を伝送し、13番目のサブキャリアはパイロット信号11を伝送し、22番目のサブキャリアはパイロット信号15を伝送する。2番目のタイムスロットにおいて、7番目のサブキャリアはパイロット信号9を伝送し、16番目のサブキャリアはパイロット信号13を伝送し、25番目のサブキャリアはパイロット信号17を伝送する。3番目のタイムスロットにおいて、10番目のサブキャリアはパイロット信号10を伝送し、19番目のサブキャリアはパイロット信号14を伝送する。4番目のタイムスロットにおいては、パイロット信号は1番目のタイムスロットと同一のサブキャリアに配置され、すなわち、4番目のサブキャリアはパイロット信号8を伝送し、13番目のサブキャリアはパイロット信号12を伝送し、22番目のサブキャリアはパイロット信号16を伝送する。言い換えれば、パイロット信号の配置は4タイムスロットおきに反復され、パイロット信号は10サブキャリアおきに配置され、個別のタイムスロットにおけるパイロット信号は後続タイムスロットにおいて3サブキャリアだけシフトする。例えば、図2において、1番目のタイムススロットにおける4番目のサブキャリアのパイロット信号7と2番目のタイムスロットにおける7番目のサブキャリアのパイロット信号9とは3サブキャリアだけシフトされる。
当然のことながら、図2(明細書の他の図も同様。)に示す各々のタイムスロットにおけるパイロット信号の繰り返し率やパイロット信号の時間的繰り返し率は、ただの一例であり、それぞれのシステムの要求に応じて、その他のパイロットパターンが使用できる。さらに、反復を含む標準のパイロットパターン及び/又は標準の構造が通常は使われるが、システムの要求に応じて、いかなる種類の適切な規則的又は不規則なパイロットパターン(時間及び/又は周波数領域において)を使用することが可能である。本明細書において、パイロットパターンとの用語は、いかなる種類の規則的な又は反復的なパターンに限定されないが、パイロット信号のいかなる種類の好適な配置を含む。
図2に示された例のようにパイロット信号及びデータ信号を含むサブキャリアパターンの生成、時間領域へのサブキャリアパターンの対応する変換、及び時間領域での信号の実際の送信信号への変換の後、それぞれの送信装置又は送受信装置において、それぞれの使用した通信又は送信システムに応じてシンボルはいっぱいになり、信号は受信側における受信又は送受信装置において受信され、周波数領域に戻って処理される。信号を受信する受信装置又は送受信装置において、信号は処理されて周波数領域に変換される。次に、受信されたパイロット信号は、データを伝送する周波数サブキャリアのためのチャネル推定の実行に使用され、パイロット信号のコンテンツ及び特徴は受信機に知られる。例えば、受信機は予想されたパイロット信号の振幅及び位相を知る。擬似ノイズ(pn)シーケンスがよく使用されるが、他の適切なシーケンスが適用され得る。知られた及び予想されたパイロット信号と実際に受信されたパイロット信号との比較により、周波数及び時間領域において、隣接するパイロット信号間のデータを伝送する周波数キャリアのためのチャネル推定を受信機が実行することを可能にする。例えば、受信機は2つの隣接するパイロット信号間の時間補間を最初に実行し、それぞれの周波数サブキャリアのための時間補間された値が再び周波数方向において補間された後に、それぞれのサブキャリアのためのチャネル推定及び補正値が得られる。もちろん、データサブキャリアのためのチャネル推定値を得る他の方法も使用され得る。
パイロットパターン及びパイロット信号の密度の個別の選択は、システムの要求及び構造によって決まる。パイロット信号の数の増加は通常はチャネル推定の質を促進するが、パイロットパターンの配置は常にチャネル処理能力とチャネル推定の質との間での歩み寄りであるため、送信能力は減少する。重要な配置の要因は、受信側における適切なチャネル推定を保障するために、いくつかのオーバーサンプリングがよく追加される、いわゆるナイキスト基準である。
しかしながら、大抵のシステムは、1つ又は多くのパイロット信号が欠落している場合、又は受信側において受信されない場合、チャネル推定の質が低下する方法で設計される。送信帯域幅が欠落した一部分18を含む図2の周波数/時間の概略図を示す図3において一例が視覚化される。ノッチシステムの場合は、上述したように、送信帯域幅全体の小さな部分が除外又はノッチされ、それ故に信号の送信のために使用されない。図3の例において、多くの、例えば6つのサブキャリアは信号の送信に使用されない。従って、サブキャリアのパイロット信号、例に示されたパイロット信号11,12,13は送信されず、それ故に受信側におけるチャネル推定の実行に使用され得ない。このため、信号の送信に使用されない一部分18に隣接する領域のサブキャリア19,20は受信側における適切なチャネル推定を行えない。これら隣接する領域は、周波数ノッチ18とパイロット信号を含む次の(周波数方向における)サブキャリア、例に示されたサブキャリア10,14との間のサブキャリアから構成される。
第1の実施形態において、図4に一例を示すように、本発明は、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分18に隣接する周波数サブキャリアに追加パイロット信号をマッピングすることを提案する。図4は、追加パイロット信号21,22,23,24,25,26,27,28が、送信帯域幅のうち信号の送信に使用されない一部分18と直接隣り合う又は端における全ての周波数サブキャリア上にマッピングされる、図3の周波数/時間の概略図を示す。追加パイロット信号が、一部分18と直接隣り合う全ての周波数サブキャリアにマッピングされる場合は、受信側におけるチャネル推定の信頼性は著しく改善される。しかしながら、データ処理能力を過度に低下させないために、追加パイロット信号が一部分18と直接隣り合う全ての周波数キャリアにマッピングされるのではなく、いくつかの周波数サブキャリア上にマッピングされれば、より信頼性のあるチャネル推定のために十分である。例えば、追加パイロット信号が元のパイロットパターンと同一の時間分布を有してもよい。図4の例において、元のパイロットパターンの3つのシンボルの時間的繰り返し率が維持されるように、追加パイロット信号21,24,25,28だけが一部分18と直接隣り合う周波数サブキャリア上にマッピングされてもよい。周波数サブキャリア22,23,26,27はデータ信号のために利用できるだろう。より一般には、受信側における優良な及びより信頼性のあるチャネル推定を可能とし、それでも優良なデータ処理能力を提供する、任意の種類の適切な周波数及び/又は時間スキーム又は分布で、追加パイロット信号を一部分18と隣接するサブキャリアにマッピングしてもよい。そのような場合において、追加パイロット信号の密度は元のパイロットパターンの時間及び/又は周波数分布よりも広い又は狭いことさえあり得る。また、周波数ノッチ18に直接隣り合うサブキャリアだけに追加パイロット信号を割り当てることは有利であるかもしれない。しかし、周波数ノッチ18とパイロット信号を含む次の(周波数方向において)サブキャリア、例に示されたサブキャリア10,14との間の任意の適切なサブキャリアに追加パイロット信号を追加することもまた選択的又は追加的に可能である。また、追加パイロット信号のための擬似ノイズ(pn)シーケンスを使用することは有利であるかもしれないが、他の適切なシーケンスも適用され得る。位置に関する上記の状態、追加パイロット信号の本質及び特徴は以下記載された全ての実施形態において適用される。
本発明の上述した例及び実施形態は、例えば、パイロットが埋め込まれた継続的な時間的ストリームでデータが送信される、古典的な放送システムのような、パイロット信号がデータキャリア内に埋め込まれたシステムに基づいていた。
以下の例及び実施形態は、パイロット信号がプリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルで送信され、データがデータシンボルで送信されるシステムを対象とする。双方向通信システムにおいて、プリアンブル又はトレーニングシンボルは、例えば、時間及び/又は周波数の同期化、(周波数及びサンプリング周波数)オフセット補正、受信側におけるチャネル推定及び/又は自動利得制御調整のために使用される。つい最近提案された放送OFDMシステムにおいて、プリアンブル又はトレーニングシンボルは、初期のチャネル推定及び/又はオフセット補正や、ごく基本的な送信パラメータのポテンシャル信号送信のために、例えば、それぞれの時間的フレームの最初の部分において使用される。フレームは1つ又は多くのプリアンブル又はトレーニングシンボル、及び多数のデータシンボルから構成される。
図5(A)は、例えば、利用できる2048本の全ての周波数サブキャリアがそれぞれのパイロットを伝送できるように、全てのサブキャリア29がパイロット信号を伝送する、プリアンブル又はトレーニングパターンの一例の周波数領域での様子を示す。図5(B)は、図5(A)のプリアンブル又はトレーニングパターンの時間領域での様子を示す。時間領域でのプリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルは、示された例において、シンボルで形成された2048個の時間サンプル30を有し、繰り返し率は2048個の時間サンプルである。図6(A)は、4本に1本のサブキャリア31だけがパイロット信号を伝送し、中間のサブキャリア32はゼロがマッピングされた、プリアンブルパターン又はトレーニングパターンの周波数領域での様子を示す。時間領域への変換の後、図6(B)に示すように、プリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルの時間領域での信号は4つの繰り返し単位(4本に1本のサブキャリア31がパイロット信号を伝送することに相当する。)を示し、それぞれの繰り返しパターン33,34,35,36は同一の時間サンプル37を有する。示された例において、全体のシンボルの長さが再び2048サンプルとなるように、全ての繰り返しパターンは512サンプルの長さを有する。もちろん、求められたアプリケーション及び使用された通信システム応じて、他の数が割り当てられてもよい。一般に、周波数領域におけるパイロット信号の密度の減少は、時間領域におけるより多数の繰り返し単位をもたらす。これら短縮トレーニングシンボル又はプリアンブルシンボルは(すなわち、それぞれの繰り返しパターンが短縮トレーニングシンボル又はプリアンブルシンボルであると考えられている。)、ナイキスト状態が満たされるような、通常の状態であれば、完全なチャネル推定をまだ可能にする。図7は、短縮トレーニングシンボル38で充満し、その後に多数のデータシンボル39が続く、典型的なOFDMの概略例を示す。短縮トレーニングシンボルは、長いトレーニングシンボルと比較して、短時間での信頼性のある及び優良なチャネル推定を可能にする。例において、図6の例による短縮トレーニングシンボルは、図5の例と比較して、より高速で、依然として信頼性のあるチャネル推定を可能にする。
しかしながら、送信帯域幅全体の一部分が信号の送信のために使用されない場合、プリアンブルシンボル又はトレーニングシンボルの一部分は送信されず、受信側はチャネル推定のためのパイロットシンボルを欠く。一例が図8に示される。図8は、周波数帯域幅全体の一部分40が信号の送信のために使用されない、図6(A)と類似した、プリアンブルパターン又はトレーニングパターンの周波数領域での様子を示す。特に、トレーニング又はプリアンブルパターンのm番目(mは1より大きい自然数である。)のサブキャリアだけがパイロット信号を伝送する場合は、信号の送信のために使用されない一部分40と直接隣り合う周波数サブキャリア、例えばサブキャリア41に追加パイロット信号を追加することは可能でないので、プリアンブルパターン又はトレーニングパターンにおけるパイロット信号の繰り返し率は阻害され、時間領域における適切な繰り返しパターンを得ることは可能ではないだろう(図6(B)の説明を参照。)。この実施形態において、それ故に本発明は、信号の送信のために使用されない一部分40と直接隣り合う、データパターンの周波数サブキャリアに追加パイロット信号を追加することを提案する。図9(A)及び図9(B)はこの概念を視覚化する。図9(A)は、基本的に図8に対応し、4本に1本のサブキャリアがパイロット信号を伝送し、中間のサブキャリア32が空である若しくはゼロを伝送する、プリアンブル又はトレーニングパターンの周波数領域での様子を示す。信号の送信に使用されない帯域幅の一部分40は、受信装置へ現在送信されていないパイロット信号を伝送しただろう。そのため、図9に示すように、データパターンにおいて、追加パイロット信号は信号の送信に使用されない一部分40に直接隣り合う又は端のそれぞれのサブキャリア42に追加される。データパターンは通常はそれぞれのサブキャリア上のデータ信号だけを伝送するがここでは周波数ノッチに隣接するサブキャリア42上の追加パイロット信号を伝送する。このように、受信側において、使用されない送信帯域幅の一部分40に隣接する領域のサブキャリアを除くサブキャリアが伝送しているデータは、プリアンブル又はトレーニングパターンのパイロット信号に基づいてチャネル推定される。図9(B)の例において、データパターンのサブキャリア44は例えば、データサブキャリアの1つとしての同一のサブキャリア上のプリアンブル又はトレーニングパターンのパイロット信号と同様に、それらに近い周波数ノッチの端の追加パイロット信号42の使用によってチャネル推定される。同様に、周波数ノッチの隣接する領域とは反対側の領域のデータサブキャリア45は、周波数ノッチの端の追加パイロット信号42、及びプリアンブル又はトレーニングパターンからのパイロット信号の使用によってチャネル推定される。図9(B)は、信号データパターンを示すだけであるが、時間領域でのOFDMバースト又はシンボルの構造に応じることは明確であるべきであり、それぞれのバーストが1つ又は多くのデータシンボルで構成することは可能である。この場合、プリアンブル又はトレーニングパターンに続く、1つのデータパターン、いくつかのデータパターン、又は全てのデータパターンにだけ追加パイロット信号を追加することは可能である。周波数ノッチによって影響されないデータパターンの全てのサブキャリアは、短縮トレーニングパターンのパイロット信号から依然としてチャネル推定され得る。周波数ノッチによって影響される、データパターンのサブキャリアは、トレーニングパターンからのパイロット信号と1つ又は多くのデータパターンの追加パイロット信号42との混合からチャネル推定され得る。そのような概念で、OFDMバーストの時間構造は依然として変わらないままである。
注目すべきは、いくつかのシステムにおいて、パイロット信号を含むプリアンブル又はトレーニングパターンと、パイロット信号が埋め込まれたデータパターンとの混合が可能であることである。これらの場合から、図4及び図9(B)に関して説明したとおり、本発明の概念を結合することができる。
第1及び第2の実施形態の概念は、2つ又は多くの送信機を含むMIMO(multiple input multiple output)システムに適用できる。そのようなMIMOシステムは、1つ又は複数の受信機による全ての有効な伝播経路におけるチャネル推定の抽出を可能とするために、直交するパイロット構造を必要とする。2つ又は多くの送信機を含むMIMOシステムのために、1つの送信機が元のパイロットパターンを送信し、他の送信機が周波数方向(及び最終的には時間方向も。)における全ての他のパイロットのための元のパイロット構造の信号を交互に入れ替える(又は複素共役を使用する。)、交互のパイロット構造が使用され得る。受信機が送信機から送られてくるそれぞれのパイロット信号を識別することができる間は、2つの又は多くの送信機によって送信された、固有の直交するパイロット信号(反転なし)を使用することを可能とする。
図10は、図2に示されたものと類似した、2つの送信機を有するMIMOシステムの周波数/時間の(限定ではなく一例としての)概略図を示す。これにより、MIMOシステムにおいて、それぞれのタイムスロットの最初から2つのサブキャリア、及びそれぞれのタイムスロットにおける最後から2つの周波数サブキャリアは、それぞれのパイロット信号がマッピングされる。図10において、1番目の周波数サブキャリアのパイロット信号3,4,5,6に加えて、2番目のサブキャリアもパイロット信号3’,4’,5’,6’を伝送する。これにより、図10に示すように、第1の送信機が周波数領域での信号に対応する時間領域での信号を送信する場合、第2の送信機は同様の信号を送信するだろう。しかし、反転された信号を有する、又は共役複素数となる、全ての他のパイロット信号、例えば、第2の送信機によって送信されたパイロット信号3’,4’,5’,6’は、反転されてもよい(第1の送信機によって送信されたそれぞれのパイロット信号に関する異符号又は複素共役。)。また、例えば、第2の送信機が、第1の送信機によって送信されたそれぞれのパイロット信号と比較して反転された値を含むパイロット信号7,9,10,12,15,17等を送信してもよい。図11は、図10のシステムで周波数ノッチされた場合の追加パイロット信号の割り当てを示す。前の実施形態、特に図4に関して記載されたものと似ているが、追加パイロット信号は送信帯域幅のうち信号の送信のために使用されない一部分18と直接隣り合う周波数キャリア上にマッピングされる。2つの送信機を有する、記載されたMIMOシステムのために、2つの直接隣り合う周波数サブキャリアは追加パイロット信号21,21’,22,22’,23,23’,24,24’,25,25’,26,26’,27,27’,28,28’を伝送する。これにより、第2の送信機によって送信される全ての他のパイロット信号は、第1の送信機によって送信された、同一の周波数サブキャリアにおけるそれぞれのパイロット信号に関して反転される(符号変更又は複素共役)。例えば、第2の送信機は、第1の送信機に関してそれぞれ反転された値を含むパイロット信号21’,22’,23’,24’,25’,26’,27’,28’以外の、第1の送信機のように同一の値を含むパイロット信号21,22,23,24,25,26,27,28を伝送してもよい。他のパイロット信号、すなわち第1及び第2の送信機によって送信された元のパイロットパターンは変化がない周波数ノッチ内の周波数サブキャリアに受け入れられる。
以下、本発明のさらに別の実施形態が説明される。図12は、パイロットシンボルのパイロットパターンがデータキャリアのストリーム内に挿入又は埋め込まれた、図2に説明されたものと類似した、システムの周波数/時間の概略図を示す。図2と類似するように、図12のシステムはそれぞれのタイムスロットの1番目の周波数サブキャリアにおいてパイロット信号50,51,52,53を有する。さらに、システムは、データを含む周波数サブキャリア間に埋め込まれたパイロット信号54,55,56,57,58,59,60,61の規則的な割り振りパターンを有する。送信帯域幅の一部分18は信号の送信のために使用されず、すなわちノッチされ、そのため、例えばパイロット信号58,59は送信されない。しかしながら、信号の送信に使用されない一部分18の幅は、時間補間繰り返し率又は周波数方向におけるパイロット信号間の距離以下であるため、元のパイロットパターンのパイロット信号が周波数ノッチの範囲に含まれるのを回避するために、一部分18がパイロット信号の間になるようにパイロットパターンの全体(1番目の周波数サブキャリアにおけるパイロットを除く。)をシフトすることは可能である。図13はこのようにパイロットパターンをシフトさせた後の状況を視覚化する。周波数ノッチが隣接するパイロット間に位置し、及びいかなるパイロットも信号の送信のために使用されない一部分18の範囲に含まれないように、図12のパイロットパターンは周波数次元において3つのサブキャリアだけシフトされる。これにより、パイロットパターンの全体は維持され、受信側は全ての周波数サブキャリアのための優良な及び信頼性のあるチャネル推定を実行することができる。言い換えれば、周波数ノッチ内にいかなるパイロットも有さないために、パイロットパターンは1つ又は多くの周波数サブキャリアの位置だけシフトされる。シフト、すなわち、パイロットパターンがシフトされるサブキャリアの数は、基本的物理層情報、例えばプリアンブルの一部分として、又はその他の適切な方法によって送信機から受信機へ知らされ得る。
図14は、本発明によって提案され、上述の実施形態において記載された、パイロットパターンの変更を実行するために必要な要素及び構造を備える、本発明にかかる送信装置の概略図を示す。当然のことながら、図14は(同様に図15も。)、本発明の機能を実行するために構成される、必要な構成要素のみを示すが、送信及び受信装置の実際の動作のために必要な追加要素は明確とする目的のため示されていない。本発明の送信装置62は、それぞれ使用するマルチキャリアシステムの周波数キャリア上にパイロット信号を変調又はマッピングするように構成される変調手段又は要素63を備える。送信装置62は、さらに、変調手段63にパイロット信号が周波数キャリア上にどのようにマッピングされるべきかどうか、例えば、送信帯域幅の一部分がノッチされたかどうか、すなわち信号の送信のために使用されないかどうかの情報、及び追加パイロットキャリアが図2〜図11に関して説明されたように周波数ノッチと直接隣り合うサブキャリアに割り当てられるべきであるか、又は図12及び図13に関して説明されたようにパイロットパターンをシフトさせるべきかどうかの情報を提供するように構成されるパイロットパターン情報手段又は要素64を備える。パイロットパターン情報手段64はそのような情報を取得して、対応する変調手段63を制御(又は少なくとも通知)し、これにより追加パイロット信号が割り当てられ、又は全体のパイロットパターンはシフトされる。これにより、パイロットパターン情報手段64はそれぞれのパイロットパターンの変化及び信号情報を介した別の構成要素からの情報を受信できる。また、そのような情報は、本発明の送信装置62が初期化されたときにパイロットパターン情報手段64内に格納されてもよい。また、送信装置62は周波数ノッチの検出又は測定する、それぞれのパイロットパターンに適用するある種の可能性を有する。そのような場合において、周波数ノッチのための検出器はパイロットパターン情報手段64に含まれ得る。送信装置62は、パイロットパターン情報手段64からの対応する情報に基づいて周波数キャリア上のデータ信号を変調するように構成される変調手段65をさらに備える。特に、パイロットパターンの変化後には、変調手段65はどの周波数キャリアがデータのために有効であり、どの周波数キャリアが有効でないかを知る必要がある。変調手段65からのデータキャリア及び変調手段63からのパイロットキャリアは、例えばデータキャリア内にパイロットキャリアを埋め込むことによって、又はパイロット信号を含むプリアンブル又はトレーニングパターンを形成する及びデータ信号を含む別個のデータパターンを形成することによって、要求された通信システムに合わせて結合される。信号形成手段又は要素66は時間領域でパイロット信号及びデータ信号を変換した後(不図示)、パイロット信号及びデータ信号から典型的な時間領域信号又はシンボルを形成する。その後、形成された信号は処理され、送信手段67によって送信のために準備され、送信インタフェース68によって送信される。送信インタフェース68はアンテナ、アンテナパターン等のような無線インタフェース、又は有線のインタフェースであり得る。
図15は、例えば本発明の送信装置62から信号を受信するように構成され、上述した実施形態に記載された本発明の機能を実行するように構成された必要な構成要素を備え、本発明にかかる受信装置69の概略ブロック図を示す。これにより、信号は受信インタフェース70によって受信される。受信インタフェース78はアンテナ、アンテナパターン等のような無線インタフェース、又は有線のインタフェースであり得る。受信した信号は受信手段又は要素71によって処理、例えばダウンコンバート等され、そして、復調手段又は要素72で復調される。復調手段72は受信した時間領域の信号の周波数領域への変換、すなわち周波数キャリアへの変換を実行する。データキャリアは、データ処理手段又は要素75において、例えば周波数キャリアからのデータ情報のデマッピングによってさらに処理される。データキャリアに埋め込まれた、又は復調手段72から周波数キャリアにおける別個のトレーニング又はプリアンブルパターンとして渡されたパイロットキャリアは、適切なチャネル推定及びデータキャリアのデマッピングを可能にする必要な情報を有するデータ処理手段又は要素75を提供するチャネル推定手段又は要素73によって検出及び処理される。これにより、パイロットパターン情報手段又は要素74を備える受信装置69は、パイロット信号が周波数キャリア上のどこに及びどのようにしてマッピングされるかについての必要な情報を有するチャネル推定手段又は要素73を備える。パイロットパターン情報手段又は要素74は、前の実施形態において記載されたように、現在使用された又は変更されたパイロットパターンについてのチャネル推定手段又は要素73の情報を取得又は提供する。例えば、図2〜図11に関して説明されたように、周波数ノッチと直接隣り合う周波数キャリアに追加パイロット信号が追加される場合、パイロットパターン情報手段又は要素74は、適切なチャネル推定が可能となるようにチャネル推定手段73へそのような情報を提供する。同様に、図12及び図13に関して記載されたようにパイロットパターンがシフトされる場合、パイロットパターン情報手段又は要素74はチャネル推定手段又は要素73へそのような情報を提供する。シフトされたパイロットパターン又は追加パイロット信号についての情報は、信号データ等の手段によって、又はパイロット及び/又はパイロットパターンの変化についての受信装置69の他のチャネル情報を通して、受信装置69において取得され得る。また、受信装置は、ノッチ周波数又は周波数バンドについての情報の受信だけしてもよく、その後、パイロットパターン情報手段又は要素74は、変化したパイロットパターン又は使用される追加パイロット信号を自動的に知り、対応するチャネル推定手段73に情報を提供する。
当然のことながら、全ての追加パイロット信号はデータ処理能力の低下をもたらす。それ故に、経費を節約するために、追加パイロット信号の動的な操作が有利であるかもしれない。これにより、送信装置62及び/又は受信装置69は、周波数ノッチがチャネル推定のために必要とされるパイロット位置を含む場合、3番目の構成要素からの対応する情報を決定又は取得してもよい。これが確かであれば、周波数ノッチと直接隣り合う追加パイロット信号は送信側に挿入され、説明されているように受信側において評価される。いかなるパイロット位置も周波数ノッチによって影響されない場合、いかなる追加パイロットも挿入されない。また、明確な時間及び位置のためだけに信号の送信に使用されないであろう周波数バンドの一部分を動的にノッチすることは可能である。典型的に、送信装置62は受信装置69及び/又は逆も同様に、ノッチの存在を信号で伝えてもよい。このアプローチは送信機及び受信機間でのデータの信号伝送が可能である、デジタルケーブルシステム等のような双方向システムにおいて有利である。本発明は、ノッチング及び追加パイロット信号又はパイロットパターンのシフトがシステムが初期化されるときに送信機及び受信機において事前に格納される、送信装置62及び受信装置69がある周波数レンジのノッチングが常に必要であるという環境下で実行する状況において半永続的なアプローチのために好適である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
62 送信装置
63 変調手段
64 パイロットパターン情報手段
65 変調手段
66 信号形成手段
67 送信手段
68 送信インタフェース
69 受信装置
70 受信インタフェース
71 受信手段
72 復調手段
73 チャネル推定手段
74 パイロットパターン情報手段
75 データ処理手段

Claims (22)

  1. 周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信するための送信装置(62)であって、
    対応する受信装置におけるチャネル推定に適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするパイロット信号マッピング手段(63)、を備え、
    前記パイロットパターンは、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むことによって、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、
    送信装置。
  2. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは、前記データを含む周波数キャリア内に埋め込まれ、
    前記パイロット信号マッピング手段(63)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むパイロットパターンを使用するように構成される、
    請求項1に記載の送信装置(62)。
  3. 前記パイロットパターンが時間領域において前記パイロット信号の分布を有する場合は、前記パイロット信号マッピング手段(63)は、時間領域における前記パイロット信号の分布に従って、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の前記追加パイロット信号をマッピングするように構成される、
    請求項2に記載の送信装置(62)。
  4. 前記パイロット信号マッピング手段(63)は、時間領域において、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した全ての周波数キャリア上に前記追加パイロット信号をマッピングするように構成される、
    請求項2に記載の送信装置(62)。
  5. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは少なくとも1つのトレーニングパターンに配置され、前記データを含む周波数キャリアはデータパターンに配置され、
    前記パイロット信号マッピング手段(63)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データパターンのための周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むパイロットパターンを使用するように構成される、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信装置(62)。
  6. 前記パイロットパターンが時間領域において前記パイロット信号の分布を有する場合は、前記パイロット信号マッピング手段(63)は、前記パイロットパターンの時間領域における前記パイロット信号の分布に従って、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データパターンの周波数キャリア上に前記追加パイロット信号をマッピングするように構成される、
    請求項5に記載の送信装置(62)。
  7. 前記パイロット信号マッピング手段(63)は、時間領域において、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データパターンのための各周波数キャリア上に前記追加パイロット信号をマッピングするように構成される、
    請求項5に記載の送信装置(62)。
  8. 前記パイロット信号マッピング手段は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の存在に応じて、前記パイロットパターンを変更するように構成される、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の送信装置(62)。
  9. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは、前記データを含む周波数キャリア内に埋め込まれ、
    前記パイロット信号マッピング手段(63)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定が可能となるように、周波数領域において前記パイロットパターンをシフトするように構成される、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の送信装置(62)。
  10. 周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信するための送信方法であって、
    受信側におけるチャネル推定のために適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするステップ、を備え、
    前記パイロットパターンは、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むことによって、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、
    送信方法。
  11. 周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を受信するための受信装置(69)であって、
    パイロットパターンに配置されたパイロット信号に基づいて、受信した信号のためのチャネル推定を実行するチャネル推定手段(73)、を備え、
    前記パイロットパターンは、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むことによって、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、
    受信装置(69)。
  12. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは、前記データを含む周波数キャリア内に埋め込まれ、
    前記チャネル推定手段(73)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上にマッピングされた追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項11に記載の受信装置(69)。
  13. 前記パイロットパターンが時間領域において前記パイロット信号の分布を有する場合は、前記チャネル推定手段(73)は、前記パイロットパターンの時間領域における前記パイロット信号の分布に従って、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上にマッピングされた追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項12に記載の受信装置(69)。
  14. 前記チャネル推定手段(73)は、時間領域において、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した各周波数キャリア上にマッピングされた前記追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項12に記載の受信装置(69)。
  15. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは少なくとも1つのトレーニングパターンに配置され、前記データを含む周波数キャリアはデータパターンに配置され、
    前記チャネル推定手段(73)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データシンボルのための周波数キャリア上にマッピングされた追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項11〜14のいずれか1項に記載の受信装置(69)。
  16. 前記パイロットパターンが時間領域において前記パイロット信号の分布を有する場合は、前記チャネル推定手段(73)は、前記パイロットパターンの時間領域における前記パイロット信号の分布に従って、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データパターンの周波数キャリア上にマッピングされた前記追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項15に記載の受信装置(69)。
  17. 前記チャネル推定手段(73)は、時間領域において、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した前記データシンボルのために全ての周波数キャリア上にマッピングされた前記追加パイロット信号を備える前記パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項15に記載の受信装置(69)。
  18. 前記チャネル推定手段(73)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の存在に応じて変更されるパイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項11〜17のいずれか1項に記載の受信装置(69)。
  19. 前記パイロット信号を含む周波数キャリアは、前記データを含む周波数キャリア内に埋め込まれ、
    前記チャネル推定手段(73)は、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定が可能となるように、周波数領域においてシフトされた変更パイロットパターンに基づいて、チャネル推定を実行するように構成される、
    請求項11〜18のいずれか1項に記載の受信装置(69)。
  20. 周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を受信するための受信方法であって、
    パイロットパターンに配置されたパイロット信号に基づいて、受信信号におけるチャネル推定を実行するステップ、を備え、
    前記パイロットパターンは、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むことによって、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、
    受信方法。
  21. 請求項1に記載の送信装置(62)と、
    前記送信装置から送信された信号を受信するように構成された、請求項11に記載の受信装置(69)と、を備える、
    システム。
  22. 周波数キャリア上にマッピングされたパイロット信号及びデータは送信帯域幅内に送信され、前記送信帯域幅の一部分は信号の送信に使用されない、マルチキャリアシステムにおいて信号を送信及び受信するための方法であって、
    受信側におけるチャネル推定のために適したパイロットパターンに従って、選択された周波数キャリア上にパイロット信号をマッピングするステップと、
    前記信号を送信するステップと、
    請求項20に記載の方法に従って、前記信号を受信するステップと、を備え、
    前記パイロットパターンは、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリア上の追加パイロット信号を含むことによって、信号の送信に使用されない前記送信帯域幅の前記一部分の下端と上端の各々に隣接した周波数キャリアのためのチャネル推定を可能にする、
    方法。
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