JP6895334B2 - 運用ルール抽出装置、運用ルール抽出システムおよび運用ルール抽出方法 - Google Patents

運用ルール抽出装置、運用ルール抽出システムおよび運用ルール抽出方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、運用ルール抽出装置、運用ルール抽出システムおよび運用ルール抽出方法に関する。
対象機器とそのシミュレーションモデルとの間には、様々な要因で乖離が生じるため、シミュレーションモデルを用いても、対象機器の運用時の最適な運用点を特定するのが容易でない。例えば、上述した乖離がシミュレーションモデルの特性値のずれによって生じたのか、シミュレーションモデル自体の誤差によって生じたのかが容易には把握できない。
特開2006−48474号公報
Kennedy, M. C. and O'Hagan, A. (2001). Bayesian calibration of computer models (with discussions). Journal of the Royal Statistical Society B 63, 425-464.
本発明の実施形態は、対象機器の最適な運用点とその運用ルールを簡易かつ精度よく抽出できる運用ルール抽出装置、運用ルール抽出システムおよび運用ルール抽出方法を提供するものである。
本実施形態による運用ルール抽出装置は、組合せ生成部と、シミュレーション部および試験運用部の少なくとも一方と、最適点探索部と、運用ルール抽出部とを備える。組合せ生成部は、対象機器に入力される複数の制御入力変数の可変範囲を拡張した拡張範囲内から、前記複数の制御入力変数の組合せを生成する。シミュレーション部は、前記対象機器に入力される外部条件と、前記複数の制御入力変数の組合せと、に基づいて前記対象機器のシミュレーションを行う。試験運用部は、前記外部条件と、前記複数の制御入力変数の組合せと、に基づいて前記対象機器の試験運用を行う。最適点探索部は、前記シミュレーション部による前記対象機器のシミュレーション結果と、前記試験運用部による前記対象機器の試験運用の結果と、の少なくとも一方に基づいて、前記対象機器を運用する最適な運用点を探索する。運用ルール抽出部は、前記最適な運用点に応じた運用ルールを抽出する。
一実施形態による運用ルール抽出システムの概略構成を示すブロック図。 シミュレーション部の処理動作を説明する図。 事後分布計算部の処理動作を説明する図。 組合せ生成部の処理動作の一例を示すフローチャート。 図4のステップS2で推定した拡張分布の一例を示す図。 記録部の記録形式の一例を示す図。 運用ルール抽出部の処理動作の一例を示すフローチャート。 空調システムの最適な運用点を探索する例を示す図。 表示装置に表示される画面の第1例を示す図。 表示装置に表示される画面の第2例を示す図。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、本件明細書と添付図面においては、理解のしやすさと図示の便宜上、一部の構成部分を省略、変更または簡易化して説明および図示しているが、説明および図示した内容と同様の機能を期待し得る内容も、本実施の形態に含めて解釈することとする。
図1は一実施形態による運用ルール抽出装置1を備えた運用ルール抽出システム2の概略構成を示すブロック図である。図1の運用ルール抽出システム2は、運用ルール抽出装置1と、複数のセンサ3と、初期条件設定部4と、表示装置5とを備えている。複数のセンサ3は、対象機器6の稼働状況を監視するために設けられており、複数のセンサ3で検出された稼働データは運用ルール抽出装置1に入力される。稼働データとは、例えば、対象機器6の内部または周辺の温度や湿度などであるが、稼働データの具体的内容については特に問わない。本実施形態では、対象機器6への入力データや、対象機器6の内部の設定値や、対象機器6の出力値も稼働データに含めるものとする。
対象機器6は、例えば空調システムであるが、対象機器6の具体的種類は特に限定されない。以下では、対象機器6を空調システムとして、外部条件や制御入力変数等に応じて、空調システムの消費電力をできるだけ削減可能な運用ルールを運用ルール抽出装置1にて抽出する例を説明する。
初期条件設定部4は、対象機器6のシミュレーションモデルの初期モデルや、この初期モデルのモデル変数の確率分布などの初期条件を運用ルール抽出装置1に供給する。初期条件の具体的な内容についても特に限定されない。また、初期条件設定部4は、複数の機器の出力データであってもよい。
表示装置5は、運用ルール抽出装置1の出力結果を表示するために設けられているが、省略してもよい。表示装置5には、例えば運用ルール抽出装置1で抽出された対象機器6の最適な運用ルールなどが表示される。
次に、運用ルール抽出装置1の内部構成を説明する。図1の運用ルール抽出装置1は、組合せ生成部11と、記録部12と、シミュレーション部13および試験運用部14の少なくとも一方と、最適点探索部15と、運用ルール抽出部16と、事後分布計算部17とを備えている。なお、運用ルール抽出装置1の内部には、図1に図示された以外の構成部が含まれていてもよいし、図1に図示された2以上の構成部を一つに統合してもよい。
組合せ生成部11は、対象機器6に入力される複数の制御入力変数の可変範囲を同定し、可変範囲を拡張した拡張範囲内から、複数の制御入力変数の組合せを生成する。より詳細には、組合せ生成部11は、複数の制御入力変数の組合せを網羅するすべての組合せを生成する。
記録部12は、対象機器6に与える外部条件と、対象機器6に入力される複数の制御入力変数の組合せと、対象機器6の出力値と、この出力値の確からしさを示す確信度と、を含む複数の情報を一組として対応づけて、複数組を記録する。一組として対応づけられる複数の情報には、対象機器6のシミュレーションモデルを同定するためのモデル変数が含まれていてもよい。また、一組として対応づけられる複数の情報には、実測値、シミュレーション結果、または試験運用結果を識別する情報が含まれていてもよい。記録部12は必ずしも必須の構成要素ではない。例えば、記録部12に記録されている各データの対応関係を表す数式を用意して、この数式に入力パラメータを与えて数式の演算を行い、上述した複数組のデータを生成してもよい。
シミュレーション部13は、外部条件と、複数の制御入力変数の組合せと、に基づいて、対象機器6のシミュレーションを行う。より詳細には、シミュレーション部13は、モデル化誤差やモデル変数の確率分布を考慮に入れて、対象機器6のシミュレーションを行い、シミュレーション結果を示す出力値とともに、その出力値の確からしさを示す確信度を出力する。
試験運用部14は、外部条件と、複数の制御入力変数の組合せと、に基づいて、対象機器6を試験運用する。試験運用とは、実際に対象機器6を稼働させることを指す。試験運用部14は、対象機器6を試験運用した結果を示す出力値とともに、確信度を出力する。
最適点探索部15は、シミュレーション部13による対象機器6のシミュレーション結果と、試験運用部14による対象機器6の試験運用の結果と、の少なくとも一方に基づいて、対象機器6を運用する最適な運用点を探索する。
運用ルール抽出部16は、最適点探索部15の探索結果に基づいて、最適な運用点に対応する運用ルールを抽出する。抽出された運用ルールは、例えば表示装置5に表示される。表示装置5に表示される運用ルールの表示態様は特に問わない。
次に、シミュレーション部13と最適点探索部15の処理動作について、詳細に説明する。対象機器6の稼働データ(観測データ)をy、対象機器6のシミュレーションモデル(計算モデル)をη(x,θ)、モデル化誤差をδ(x)、観測誤差をε(x)、シミュレーションモデルにおける不確定パラメータをθとすると、以下の(1)式が成り立つ。
y(x)=η(x,θ)+δ(x)+ε(x) …(1)
モデル化誤差δ(x)とは、シミュレーションモデルη(x)を用いて観測データに対するキャリブレーションを行った後に残る誤差部分である。シミュレーションモデルη(x)自体が実プロセスとずれているか、あるいは予期せぬ変動要因がある場合にδ(x)が生成される。
ここで、キャリブレーションとは、モデルη(x)と観測データy=(y(x1),…,y(xn))が与えられたときに、観測データyを良く説明する不確定パラメータθとモデル化誤差δ(x)を同時に推定する処理である。不確定パラメータθは、モデル変数である。観測データyから、不確定パラメータθとモデル化誤差δ(x)を同時に推定する詳細な手順は、例えば非特許文献1に記載のアルゴリズムを用いてもよい。
図2はシミュレーション部13の処理動作を説明する図である。シミュレーション部13は、モデル変数θの事前分布p(θ)が与えられたとき、この事前分布に従ってシミュレーションモデルη(x)を用いてシミュレーションを行い、モデル化誤差と観測誤差を考慮に入れて、観測データy(x)の予測値(出力値)と、この予測値の確信度(0〜100)を計算する。確信度は、例えば、予測値の予測分布に用いて計算される。
最適点探索部15は、観測データとシミュレーション部13によるシミュレーション結果とを比較し、観測データとシミュレーション結果とが合致するように、モデル変数を修正(更新)する。最適点探索部15は、モデル変数の値が確率分布をしている場合、この確率分布をシミュレーションを行いながら修正する。この修正がキャリブレーションである。キャリブレーションでは、不確定パラメータであるモデル変数の修正前の確率分布(事前分布)をp(θ)としたときに、観測データがシミュレーション結果に合致するように確率分布を修正しながらシミュレーションを繰り返し、最終的にモデル変数の事後分布p(θ|y)を求める。
図3は事後分布計算部17の処理動作を説明する図である。モデル変数θの事前条件p(θ)と観測値dが与えられたときに、p(θ)の分布に従ってシミュレーション部13でシミュレーションを行うと、出力値の予測分布が得られる。事後分布計算部17は、この出力値の予測分布を観測値dと比較して、予測分布と観測値dが合致するように、逆計算を行ってモデル変数θの事後分布p(θ|d)を推定する。
本実施形態では、事後分布を求めるための逆計算として、例えばMCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)を利用する。MCMCでは、モデル変数のパラメータθの値を、事前分布に従ってランダムに選択し、シミュレーション結果と観測データの比較から、次のパラメータθの選択を更新しつつ、シミュレーションを繰り返す。結果として、パラメータθの選択履歴をヒストグラム化すると、事後分布が得られる。その後、シミュレーション部13は、モデル変数の事後分布を利用して、シミュレーションを行うことになる。このように、シミュレーション部13によるシミュレーションと、事後分布計算部17によるモデル変数の事後分布計算とを繰り返し行うことで、シミュレーションの精度を高めることができる。
次に、組合せ生成部11の処理動作を説明する。図4は組合せ生成部11の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず、稼働データから現状の制御入力変数の可変範囲を同定する(ステップS1)。次に、より最適な運用点の探索を行うために、同定された可変範囲を拡張した分布(以下、拡張分布)を推定する(ステップS2)。拡張分布の推定は、例えば、制御入力変数の設計上の可変範囲を利用する。あるいは、頻度グラフに基づいて拡張を行ってもよい。次に、拡張分布に基づいて、制御入力変数のすべての組合せを生成する(ステップS3)。
図5は図4のステップS2で推定した拡張分布の一例を示す図であり、横軸は制御入力変数の値(例えば給気温度)、縦軸は頻度である。図5の左側は、稼働データに基づいて現状の制御入力変数の値の範囲を頻度分布として表したグラフである。図5の右側は、その頻度分布に基づいて推定した拡張分布の曲線である。
図6は記録部12の記録形式の一例を示す図である。図6の例では、記録部12は、外部条件、モデル変数、制御入力変数、出力値、フラグ、および確信度を含む複数の情報を一組として対応づけて、複数組を記録している。外部条件は、例えば外気温Taと相対湿度Rhを含んでいる。モデル変数は、例えばθ1とθ2を含んでいる。制御入力変数は、例えば給気温度SATと冷却水温度CWTを含んでいる。出力値は、例えば対象機器6の出力電力Powである。フラグは、複数の情報からなる各組が、シミュレーション結果Sか、他の組の値を補間計算した結果Iか、実稼働データRか、試験運用結果Tかを識別する情報である。確信度は、0〜100の数値であり、数値が大きいほど確信度が高いことを示している。図6の例では、実稼働データRの確信度は100にし、シミュレーション結果Sと試験運用結果Tは23.5にし、補間計算結果Iは10にしているが、これらは確信度の一例であり、任意に変更してもよい。
図7は運用ルール抽出部16の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず、複数の制御入力変数の組合せを一つ選択する(ステップS11)。ここでは、まだ未選択の組合せを選択する。次に、選択した組合せが稼働データに含まれているか否かを判定する(ステップS12)。稼働データに含まれていなければ、選択した組合せにて、対象機器6の試験運用を行えるか否かを判定する(ステップS13)。
対象機器6の試験運用を行うことができる制御入力変数の範囲は限られており、ステップS11で選択する複数の制御入力変数の組合せは、対象機器6の試験運用を行える範囲外である場合もありうる。そこで、ステップS13で試験運用を行えると判定された場合には、ステップS11で選択した組合せを用いて、試験運用部14にて対象機器6の試験運用を実行する(ステップS14)。一方、ステップS13で試験運用を行えないと判定されると、ステップS11で選択した組合せを用いて、シミュレーション部13にてシミュレーションを実行する(ステップS15)。
次に、ステップS12で選択した組合せが稼働データに含まれていると判定された場合、あるいはステップS14またはS15の処理が終了した場合は、確信度を更新する(ステップS16)。例えば、ステップS12で選択した組合せが稼働データに含まれていると判定された場合は、この組合せの出力値の確信度を最大にする。また、ステップS14で対象機器6の試験運用を行った場合には、試験運用を行った場合の確信度に更新する。また、ステップS15で対象機器6のシミュレーションを行った場合には、シミュレーションを行った場合の確信度に更新する。
次に、対象機器6の最適な運用点が得られたか否かを判定する(ステップS17)。最適な運用点かどうかは、出力値と確信度によって判断する。例えば、出力値が消費電力である場合、予め定めた外部条件を満たしつつ、出力値ができるだけ小さくて、かつ確信度ができるだけ大きい組合せを選択する。
まだ最適な運用点が得られていない場合にはステップS11以降の処理を繰り返す。最適な運用点が得られた場合には、その場合の運用ルールを抽出する(ステップS18)。
図8は空調システムの最適な運用点を探索する例を示す図である。図8は、外部条件として、東京の夏(8月)で、室内設定温度を24度に設定した例を示している。図8には、給気温度と、冷水温度と、空調電力量との対応関係が三次元化されたグラフで図示されている。このグラフは、実稼働データ、試験運用結果およびシミュレーション結果を組み合わせて得られるものである。また、図8の右側に示す曲線cb1〜cb3は、給気温度と空調電力量との対応関係を示しており、曲線cb1は全館空調システム(チラー)の特性、曲線cb2は個別空調システム(VRF:Variable Refrigerant Flow)の特性、曲線cb3は全館空調システムと個別空調システムを合わせた全体の空調システムの特性を示している。例えば、曲線cb3の谷の箇所が最適な運用ルールとして抽出される。
図8のグラフと各曲線cb1〜cb3を用いることで、例えば、東京の夏で、設定温度を24℃に設定した場合には、給気温度を24度に、冷水温度を8度に設定すれば、消費電力を最も抑制できるといった結果が得られる。
図9は表示装置5に表示される画面の第1例を示す図である。図9の画面は、上述したキャリブレーションを行う画面である。図9の画面は、対象機器6の出力値である評価変数を選択するタブtb1〜tb3と、複数のセンサ3の検出データの読込みを指示するデータ読込みボタンb1と、対象機器6のモデル変数(モデルパラメータ)の一覧の中から、所望のモデル変数を選択するチェックボタンck1と、キャリブレーションの開始を指示する実行ボタンb2と、キャリブレーション結果を示すグラフg1と、モデル変数の事後分布g2とが示されている。
モデル変数の一覧には、感度解析を行って、対象機器6の出力値により大きな影響を与える順に各モデル変数がソートされて表示される。ユーザが、ソート後のモデル変数の一覧の中から所望のモデル変数を選択すると、選択したモデル変数の事後分布が表示される。
図10は表示装置5に表示される画面の第2例を示す図である。図10の画面には、対象機器6の出力値である評価変数について、制御変数の一覧と条件変数の一覧とが連動して表示されている。また、図10の画面には、制御変数の一覧から任意の制御変数を選択するチェックボタンck2と、条件変数の一覧の中から任意の条件変数を選択するチェックボタンck3と、複数のセンサ3の検出データの読込を指示するデータ読込みボタンb1と、シミュレーション結果の履歴情報を読込む履歴読込ボタンb3と、実行ボタンb2とが設けられている。
任意の制御変数と条件変数を選択して実行ボタンb2を選択すると、選択した制御変数と条件変数との組み合わせテーブルが表示される。この組合せテーブルにより、制御変数と条件変数との因果関係を把握することができる。
このように、本実施形態では、複数の制御入力変数の可変範囲を拡張した拡張範囲内から複数の制御入力変数の組合せを生成し、生成した組合せと外部条件に基づいてシミュレーション部13にて対象機器6のシミュレーションを行った結果と、対象機器6を試験運用した結果との少なくとも一方に基づいて、記録部12内の出力値と確信度を更新して、対象機器6の運用ルールを抽出する。これにより、対象機器6の最適な運用ルールを高い精度で、かつ少ないシミュレーション回数で同定できる。
本実施形態によれば、対象機器6の稼働データから、複数の制御入力変数の可変範囲を必要に応じて拡張できる。また、拡張した範囲の中から、複数の制御入力変数の組合せを例えば実験計画法にて取得できる。
また、本実施形態によれば、対象機器6のシミュレーション結果と、対象機器6を試験運用した結果とに基づいてキャリブレーションを行って、シミュレーションモデルのモデル変数の事後分布とモデル化誤差を求めることができる。そして、事後分布に基づいて得られる確信度を考慮に入れて最適な運用点を探索するため、対象機器6の最適な運用ルールを精度よく抽出できる。
このように、本実施形態では、対象機器6の稼働状況を反映させた確率的な計算を行うため、応答局面の確度を事前に評価でき、確度情報を加味した最適な運用ルールを抽出できる。特に、本実施形態では、シミュレーションモデルの実稼働状況からのズレを修正した上で、実稼働データを生かしつつ、最小限のシミュレーション回数にて最適な運用ルールを抽出できる。
上述した実施形態で説明した運用ルール抽出装置1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、運用ルール抽出装置1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、運用ルール抽出装置1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 運用ルール抽出装置、2 運用ルール抽出システム、3 センサ、4 初期条件設定部、5 表示装置、6 対象機器、11 組合せ生成部、12 記録部、13 シミュレーション部、14 試験運用部、15 最適点探索部、16 運用ルール抽出部、17 事後分布計算部

Claims (9)

  1. 対象機器に入力される複数の制御入力変数の可変範囲を拡張した拡張範囲内から、前記複数の制御入力変数の組合せを生成する組合せ生成部と、
    前記対象機器に入力される外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション部と、前記外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器の試験運用を行う試験運用部と、の少なくとも一方と、
    前記シミュレーション部による前記対象機器のシミュレーション結果と、前記試験運用部による前記対象機器の試験運用の結果と、の少なくとも一方に基づいて、前記対象機器を運用する最適な運用点を探索する最適点探索部と、
    前記最適な運用点で前記対象機器を運用するための運用ルールを抽出する運用ルール抽出部と、
    前記対象機器に入力される外部条件と、前記複数の制御入力変数の組合せと、前記対象機器の出力値と、この出力値の確からしさを示す確信度と、前記対象機器のシミュレーションモデルを同定するためのモデル変数と、前記対象機器の稼働データ、前記シミュレーション部によるシミュレーション結果、前記試験運用部による試験運用の結果、及び2以上の組の値を補間計算して得られた結果を識別する識別情報と、を含む複数の情報を一組として対応づけて複数組を記録する記録部と、
    前記シミュレーション部が前記対象機器のシミュレーションを行った場合には、シミュレーション結果が観測データに合致するように前記モデル変数を更新するとともに、更新後のモデル変数の確率分布である事後分布を計算する事後分布計算部と、を備え、
    前記シミュレーション部は、前記事後分布計算部が更新したモデル変数と前記事後分布とに基づいて、前記対象機器のシミュレーションを行い、シミュレーション結果により前記記録部に記録された前記出力値および前記確信度を更新する、運用ルール抽出装置。
  2. 前記組合せ生成部は、前記対象機器を実際に運用する際に前記対象機器に入力されるデータと、前記対象機器の内部または周囲をセンシングするセンサにより取得されたデータとの少なくとも一方に基づいて、前記複数の制御入力変数の可変範囲を同定する、請求項1に記載の運用ルール抽出装置。
  3. 前記シミュレーション部は、前記記録部に記録された前記外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器のシミュレーションを行い、
    前記試験運用部は、前記記録部に記録された前記外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器の試験運用を行う、請求項1または2に記載の運用ルール抽出装置。
  4. 前記事後分布計算部は、前記モデル変数の更新および前記事後分布の計算とともに、前記シミュレーションモデルのモデル誤差を計算する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の運用ルール抽出装置。
  5. 前記確信度は、前記識別情報に応じた値である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の運用ルール抽出装置。
  6. 前記最適点探索部は、
    前記複数の制御入力変数の組合せが前記対象機器の稼働データの中に含まれるか否かを判定する第1判定部と、
    前記複数の制御入力変数の組合せが前記稼働データの中に含まれないと判定されると、前記対象機器の試験運用が可能か否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部にて試験運用が可能と判定されると、前記試験運用部にて前記対象機器の試験運用を行った結果に基づいて、前記記録部に記録された対応する前記確信度を更新し、前記第2判定部にて試験運用が不可能と判定されると、前記シミュレーション部によるシミュレーション結果に基づいて前記記録部に記録された対応する前記確信度を更新する確信度最適点探索部と、
    前記確信度最適点探索部にて更新された前記確信度に基づいて、前記最適な運用点か否かを判断する最適運用点判断部と、を有する、請求項5に記載の運用ルール抽出装置。
  7. 前記最適点探索部は、前記第1判定部にて前記複数の制御入力変数の組合せが前記稼働データの中に含まれると判定されると、前記記録部に記録された対応する前記確信度をより高い値に更新する、請求項6に記載の運用ルール抽出装置。
  8. 運用ルール抽出装置と、
    それぞれ異なるセンシングデータを稼働データの少なくとも一部として前記運用ルール抽出装置に供給する複数のセンサと、
    初期条件を前記運用ルール抽出装置に与える初期条件設定部と、を備え、
    前記運用ルール抽出装置は、
    対象機器に入力される複数の制御入力変数の可変範囲を拡張した拡張範囲内から、前記複数の制御入力変数の組合せを生成する組合せ生成部と、
    前記対象機器に入力される外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション部と、前記外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器の試験運用を行う試験運用部と、の少なくとも一方と、
    前記シミュレーション部による前記対象機器のシミュレーション結果と、前記試験運用部による前記対象機器の試験運用の結果と、の少なくとも一方に基づいて、前記対象機器を運用する最適な運用点を探索する最適点探索部と、
    前記最適な運用点で前記対象機器を運用するための運用ルールを抽出する運用ルール抽出部と、を有し、
    前記対象機器に入力される外部条件と、前記複数の制御入力変数の組合せと、前記対象機器の出力値と、この出力値の確からしさを示す確信度と、前記対象機器のシミュレーションモデルを同定するためのモデル変数と、前記対象機器の稼働データ、前記シミュレーション部によるシミュレーション結果、前記試験運用部による試験運用の結果、及び2以上の組の値を補間計算して得られた結果を識別する識別情報と、を含む複数の情報を一組として対応づけて複数組を記録する記録部と、
    前記シミュレーション部が前記対象機器のシミュレーションを行った場合には、シミュレーション結果が観測データに合致するように前記モデル変数を更新するとともに、更新後のモデル変数の確率分布である事後分布を計算する事後分布計算部と、を備え、
    前記シミュレーション部は、前記事後分布計算部が更新したモデル変数と前記事後分布とに基づいて、前記対象機器のシミュレーションを行い、シミュレーション結果により前記記録部に記録された前記出力値および前記確信度を更新する、運用ルール抽出システム。
  9. 対象機器に入力される複数の制御入力変数の可変範囲を拡張した拡張範囲内から、前記複数の制御入力変数の組合せを生成するステップと、
    前記対象機器に入力される外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器のシミュレーションを行うステップと、前記外部条件と前記複数の制御入力変数の組合せとに基づいて前記対象機器の試験運用を行うステップと、の少なくとも一方と、
    前記対象機器の前記シミュレーション結果と、前記対象機器の試験運用の結果と、の少なくとも一方に基づいて、前記対象機器を運用する最適な運用点を探索するステップと、
    前記最適な運用点に応じた運用ルールを抽出するステップと、
    前記対象機器に入力される外部条件と、前記複数の制御入力変数の組合せと、前記対象機器の出力値と、この出力値の確からしさを示す確信度と、前記対象機器のシミュレーションモデルを同定するためのモデル変数と、前記対象機器の稼働データ、前記シミュレーション結果、前記試験運用の結果、及び2以上の組の値を補間計算して得られた結果を識別する識別情報と、を含む複数の情報を一組として対応づけて複数組を記録部に記録するステップと、
    前記対象機器のシミュレーションを行った場合には、シミュレーション結果が観測データに合致するように前記モデル変数を更新するとともに、更新後のモデル変数の確率分布である事後分布を計算するステップと、を備え、
    前記シミュレーションを行うステップは、前記前記更新したモデル変数と前記事後分布とに基づいて、前記対象機器のシミュレーションを行い、シミュレーション結果により前記記録部に記録された前記出力値および前記確信度を更新する、運用ルール抽出方法。
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