JP6895138B2 - パイプサポート設計システム、パイプサポートの製造方法 - Google Patents

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本発明の実施形態は、例えば発電プラント等に用いられるパイプサポート(配管支持)を設計するためのパイプサポート設計システム、および当該パイプサポートの製造方法に関する。
例えば火力発電プラントおよび原子力発電プラントの発電プラント等には、所定の流体を通過させるために数多くのパイプ(配管)が配置される(例えば、特許文献1参照)。各パイプは、その長さが例えば100m以上の長距離に及び、場合によっては異なる建屋に渡って配置されることもある。そのため、各パイプは、直線的でなく、他のパイプや配置物との衝突を考慮した上で、3次元方向に迂回した複雑なルーティングを行う必要がある。さらに、各パイプは、通過させる流体の温度によって膨張/収縮を起こし、かつ発電プラント建屋の振動や流体の移動に伴い3次元方向に振動する。
このように、上記条件(衝突、膨張/収縮、振動、応力等)を総合的に判断した上で、パイプをプラント建屋に支持するためのサポート点に、ハンガ等の所定の支持装置を配置し、パイプサポートを設計および製造する必要がある。
特開2012−14309号公報
しかしながら、パイプのサポート点は、1プラントあたり例えば5000〜8000箇所の膨大な数にも及ぶ。しかも、各サポート点においてそれぞれ要求される支持条件を満足する支持装置を設置する必要がある。さらに、パイプサポートの設計製造工程は、プラント建設の全工程の中において後工程に位置することが多いため、その工期が短いことが多い。
そのため、パイプサポートの設計および製造の更なる生産性の向上が望まれていた。
そこで、本発明の実施形態では、上記実情を鑑みて、生産性を向上できるパイプサポート設計システムおよびパイプサポートの製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、パイプサポート設計システムは、支持装置データと、前記支持装置データと関係付けられた支持装置の関連部品データと、を備える記憶部と、パイプサポート設計のための位置を解析する第1解析部と、前記第1解析部の解析結果に基づき、パイプサポート設計のための応力を解析する第2解析部と、前記支持装置データを参照し、前記第1および第2解析部の解析結果に基づき、支持装置を選択する第1選択部と、前記関連部品データを参照し、前記選択した支持装置と前記選択した支持装置の関連部品との関係性に基づいて、関連部品を選択する第2選択部と、を具備する。
本発明によれば、生産性を向上できるパイプサポート設計システムおよびパイプサポートの製造方法を提供できる。
本実施形態に係るパイプサポート設計システムの一例を示すブロック図。 本実施形態に係るパイプサポート設計製造処理の一例を示すフローチャート。 図2のパイプサポート設計のサブルーチンの一例を示すフローチャート。 図3のパイプサポート設計の一例を説明するための図。 本実施形態に係る出力された部品の図面の一例を示す図。 部品リスト発行処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、発明の実施形態について説明する。この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。また、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係や各層の厚みの比率等は現実のものと異なることがある。また、図面相互間において互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれることもある。
[1.構成]
図1を用いて本実施形態に係るパイプサポート設計システム1の構成について説明する。図1に示すように、実施形態に係るパイプサポート設計システム1は、入力部2、I/F部3、表示部4、メモリ5、ルータ6、データベース7、およびプロセッサ10を備え、バス9を介してこれらが互いに通信可能に接続される。
入力部2は、例えばキーボード、マウス、またはタッチパネル等であり、ユーザ操作に伴ってデータを入力するためのものである。
I/F部(変換部)3は、例えばパイプサポート設計システム1により設計された加工用の設計データ74等を、所定の加工機(CAM:Computer Aided Manufacturing)80の拡張子に合わせて変換し、変換した設計データ74を加工機へ入力する。加工機は、例えば自動形鋼加工機、3次元パイプ加工機、自動鋼板加工機等がある。
表示部4は、入力部2からの入力データまたはI/F部3の出力結果等を表示する。
メモリ5は、データおよび各種のプログラムを記憶する。本実施形態において、メモリ5は、演算結果データおよびパイプサポート設計プログラムPG等を記憶する。また、メモリ5は、例えばHDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリや、SRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリを備えることで、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)として働く。
ルータ6は、パイプサポート設計システム1をインターネット等の所定のネットワーク8に接続させる。このため、パイプサポートシステム1は、ネットワーク8を介して、複数のPC端末等の他端末と接続すること、および必要に応じて外部のインターネットのホームページ上に開示される外部情報にアクセスすることが可能である。なお、ルータ6は、パイプサポート設計システム1に必須の要件ではなく、パイプサポート設計システム1の外部に配置されていてもよい。
データベース(記憶部)7は、後述するパイプサポート設計製造処理を実行するために利用されるデータベースである。具体的には、データベース7は、プラント3Dモデルデータ71、応力解析データ72、構造解析データ73、設計データ74、図面データ75、部品データ76、工程表77を含む。
プロセッサ(制御部)10は、メモリ5に記憶されているプログラムPGを実行することにより、位置解析部(第1解析部)11、応力解析部(第2解析部)12、パイプサポート設計部13、図面生成部14、部品表生成部15、および工程表生成部16としての機能を実現する。また、プロセッサ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)等で構成され、バス9を介してパイプサポート設計システム1の全体の動作を制御する。
[2.パイプサポート設計製造処理]
図2を用いて、上記構成のパイプサポート設計システム1のパイプサポート設計製造処理(メインルーチン)について説明する。
図2のステップS11において、プロセッサ10の位置解析部11は、データベース7のプラント3Dモデルデータ71に基づき、プラント内の各サポート点におけるパイプサポートの位置データを解析する。ここで、プラント3Dモデルデータ71は、例えばプラントメーカ等の外部のクライアント側から提供されたデータを用いることができるが、提供されたそのままのプラント3Dモデルデータ71は、不正確であったり、パイプサポート設計上で不都合が生じるおそれがある。そこで、位置解析部11は、プラント3Dモデルデータ71に基づいて、よりパイプサポート設計として正確かつ有効な位置データを解析する。解析された位置データは、最新のプラント3Dモデルデータ71として更新される。
ステップS12において、プロセッサ10の応力解析部12は、ステップS11で更新されたプラント3Dモデルデータ71と応力解析データ72とに基づき、各サポート点においてパイプサポートを設計するための応力を解析する。
ステップS13において、プロセッサ10のパイプサポート設計部13は、ステップS11およびS12における解析結果に基づき、以下に示すパイプサポート設計を行う。
(パイプサポート設計)
図3および図4を用い、ステップS13のパイプサポート設計について詳細に説明する。
図3のステップS131において、プロセッサ10の関連部品選定部132は、データベース7の関連部品データ742を参照し、支持装置に関連する所定の関連部品を選定する。
ここで、関連部品データ742は、上記ステップS11、S12の解析結果、および例えば出願人が長年にわたって保有する過去の実績や信頼性の高い特定のメーカの製品等と関係付けられる。このように、上記解析結果と高い実績および信頼性とに関係付けられた関連部品データ742を利用することで、あらゆる関連部品から選定することに比べ、関連部品を選択する精度および信頼性を向上できる。そのため、関連部品データ742は、上記解析結果等と関連部品とが関連付けられた所定のテーブル形式や関数形式等、所定のデータ形式にて格納されていてもよい。
例えば、図4の上段に示すように、3Dで表記された中心位置n0(xn,yn,zn)にあって、所定の応力が加わるパイプP1のパイプサポートを設計する場合、関連部品選定部132は、データベース7の関連部品データ742を参照し、パイプP1および後述するコンスタントハンガHC1、HC2に関連する所定の関連部品を選定する。ここでは、選定された関連部品データ742の中から、ユーザが、関連部品50を決定する例を一例に挙げる。関連部品50は、パイプP1の周囲を固定するためのUボルト51、Uボルト51を固定するためのボルト52a、52b、およびパイプP1の支持するための土台部材53からなる。この際、ユーザは、図面データ75の中から配置しようとする関連部品の図面752を表示部4で表示した状態で、関連部品を決定することができる。尚、パイプP1の周囲に示す破線は、パイプP1の周囲に設けられる保温部材である。
ステップS132において、プロセッサ10のサポート部品選択部133は、データベース7のサポート部品データ743を参照し、決定した関連部品に必要なその他のサポート部品を選定する。ここで、サポート部品データ743も同様に、上記ステップS11、S12の解析結果、関連部品、および例えば出願人が長年にわたって保有する過去の実績等と関係付けられる。そのため、実績および信頼性の高いサポート部品データ743を利用することで、あらゆる部品から選定することに比べ、サポート部品を選択する精度および信頼性を向上できる。
例えば、図4の中段に示すように、サポート部品選定部133は、データベース7のサポート部品データ743を参照し、決定した関連部品に必要なその他のサポート部品を選定する。ここでは、選定されたサポート部品データ743の中から、ユーザが、サポート部品として所定の鉄鋼部材60を決定する場合を一例に挙げる。鉄鋼部材60の中央部n5には関連部品50の底部が配置されるように設計される。この際、ユーザは、同様に図面データ75の中から配置しようとするサポート部品の図面753を表示部4で表示した状態で、サポート部品を決定することができる。
ステップS133において、プロセッサ10の支持装置選定部131は、決定した関連部品およびサポート部品に従い、データベース7の支持装置データ741を参照し、所定の支持装置(ハンガ等)を選定する。ここで、支持装置データ741は、同様に、例えば出願人が長年にわたって保有する過去の実績や信頼性の高い特定のメーカの製品等と関係付けられる。このように、解析結果と、高い実績および信頼性とに関係付けられた支持装置データ741を利用することで、あらゆる支持装置から選定することに比べ、支持装置を選択する精度および信頼性を向上できる。
例えば、図4の下段に示すように、支持装置選定部131は、データベース7の支持装置データ741を参照し、所定の支持装置を選定する。選定された支持装置データ741の中から、ユーザが、最適な支持装置を決定する。ここでは、選定された支持装置データ741の中から、プラント建屋41の位置n1およびn2にそれぞれ配置するための2つのコンスタントハンガ(Constant Hanger)HC1およびHC2が決定される。しかも、この際、ユーザは、図面データ75の中から配置しようとする支持装置の図面751を表示部4で表示した状態で、支持装置を決定することができる。
ステップS134において、プロセッサ10は、設計したパイプサポートが所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、プロセッサ10は、全てのサポート点において要求される条件(衝突、膨張/収縮、振動、応力、重量等)が、所定の閾値以下であるか否かを総合的に判断する。ステップS134の条件を満たさない場合(No)、プロセッサ10は、上記ステップS131からS133の処理を繰り返す。一方、ステップS134の条件を満たす場合(Yes)、プロセッサ10は、次のステップS135へ処理を進める。
ステップS135において、プロセッサ10の刻印データ生成部134は、上記支持装置、関連部品、および関連部品と関係付けられた刻印データ744を参照し、所定の刻印データを生成する。上記の例の場合、刻印データ生成部134は、例えば、鉄鋼部材60を組立溶接するための端部n3、n4および中央部n5の位置データ、およびコンスタントハンガHC1、HC2を識別するための製品番号データ等を自動的に生成する。生成された刻印データは、後述する部品を加工する工程(S17)等で利用可能である。
尚、パイプサポート設計部13は、選択された支持装置、関連部品、サポート部品を加工製造するための設計データ74を生成し、データベース7に格納する。
図2に戻り、ステップS14おいて、プロセッサ10の図面生成部14は、設計した設計データ(例えば3Dデータ)74から、パイプサポートを構成する各部材(支持装置、関連部品、サポート部品)の所定の図面データ(例えば2Dデータ)75を生成、更新する。
ステップS15おいて、プロセッサ10の部品表生成部14は、設計データ74から、パイプサポートを構成する各部材(支持装置、関連部品、サポート部品)の所定の部品表データ76を生成、更新する。
ステップS16おいて、プロセッサ10の工程表生成部16は、設計データ74から、所定の工程表77を生成、更新する。
ステップS17おいて、プロセッサ10は、ステップS13で設計した設計データ74および刻印データ744をI/F部3を介して加工機80へ入力し、パイプサポートを構成するために必要な各部品の加工を制御する。例えば、プロセッサ10は、生成された刻印データ744に基づき、鉄鋼部材60の端部n3、n4および中央部n5の位置等に所定の刻印を形成し、設計データ74に含まれる詳細寸法データを用い、所定の加工(例えば、切削、穴形成、切断等)を行うように、自動形鋼加工機等の加工機80を制御する。
ステップS18おいて、ステップS17で加工された部品に、必要に応じて溶接を行い、ボルト等を用いて組立を行って、パイプサポートを製造する。
[3.作用効果]
本実施形態に係るパイプサポート設計システム1の構成および動作によれば、少なくとも下記の効果が得られるため、生産性を向上できる。
本実施形態に係るパイプサポート設計システム1では、プロセッサ10は、データベース7の支持装置データ741、関連部品データ742、サポート部品データ734を参照し、所定の支持装置、関連部品、サポート部品を選定する(図3のステップS131〜S133、図4)。支持装置データ741、関連部品データ742、サポート部品データ743は、例えば出願人が長年にわたって保有する過去の実績や信頼性の高い特定の製品等に基づいて予め作成されたデータである。このように、実績および信頼性の高いデータベース7を利用することで、必要な装置や部品を選択する精度および信頼性を向上できる。そのため、設計品質および設計効率を向上できる。
さらに、プロセッサ10は、ステップS13で設計した設計データ74および刻印データ744をI/F部3を介して加工機80へ入力し、パイプサポートを構成するための必要な各部品の加工を自動的に制御する(図2のステップS17)。このように、パイプサポートの設計(デザイン)から製造において、一元化されたデータベース7を利用し、自動化することで、ヒューマンエラーを削減でき、かつ各工程作業のスピードを向上することができる。例えば、加工工程において、作業者が部品を加工するために、図面を3次元モデルデータから2次元図面へ変換することや、加工の詳細を追加編集すること等が不要となるため、処理数量を削減でき、図面確認作業等を不要とすることができる。
しかも、プロセッサ10は、設計したパイプサポートの設計データ74から、パイプサポートを構成する各部材(支持装置、関連部品、サポート部品)の所定の図面データ75、部品表データ76、および所定の工程表77を生成、更新する(図2のステップS14〜S16)。そのため、必要に応じて、設計データ74に基づく最新の図面データ75等をデータベース7に共有化できる。例えば、図5に示すように、I/F部3を介してプリンタ等によって製品図面75aおよび単品図面75bを紙面に出力することも容易に可能である。さらに、パイプサポートを構成する各部材の部品表データ76もデータベース7に共有化できる。部品表76データには、例えば各部材とその属性(例えば、寸法、次元、注釈等)とが関係付けられているため、パイプサポート設計の生産性を向上することができる。
このように、本実施形態に係るパイプサポート設計システム1によれば、従来と比較して、少なくとも以下の工程(1)〜(5)を自動化できるため、製造コストおよび製造時間を低減できる点で有利である。
(1)パイプサポートを設計するために必要な各部材の選択工程
(2)加工用および製造用の図面作成工程
(3)部品リストの作成工程(従来では、部品リストと加工用の図面との共通化が行われていないため、互いの整合性を図る必要があり、ヒューマンエラーが生じやすい)
(4)加工機80へのデータ入力工程(従来では、製作用の図面を確認しながら部品リストを利用して、加工機80へ必要なデータを入力する必要があるが、例えば1プラントあたりの部品点数だけでも数万点に及ぶため手間と時間がかかり、ヒューマンエラーが発生しやすい)
(5)刻印形成工程(従来では、作業員が溶接組立する前に専用の道具を用いて、溶接位置を各部材に直接描く作業(けがき作業)が必要であったが、当該けがき作業は各部材ごとに手作業で行われるため非常に時間がかかる)
尚、刻印データとは、上記けがき作業のための刻印データだけでなく、各部品を識別するための部品IDとしての刻印データを含むものである。
以上説明したように、本実施形態に係るパイプサポート設計システム1によれば、生産性を向上できることは明らかである。具体的には、パイプサポートを1セット設計製造するにあたり、本実施形態では81分程度短縮することが期待できる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態で開示したパイプサポート設計システム1の構成および動作に限定されるものではなく、必要に応じて変形可能である。
例えば、図6に示すような部品リスト発行処理を行うことも可能である。
図6のステップS21において、プロセッサ10は、設計データ74より部品表データ76を取得する。この際、プロセッサ10は、設計データ74の中の識別情報に基づいて部品表データ76を取得してもよい。
ステップS22において、プロセッサ10は、同一図面の部品表データ76がすでにデータベース7へ登録済(発行済)か否かを判定する。例えば、プロセッサ10は、識別情報に基づいて、ステップS21で取得した部品表データ76と、上記部品表データ76と同一図面であってデータベース7に登録済の部品表データとを比較し、当該部品表データ76が既に登録済みか否かを判定する。
ステップS23において、上記条件S22を満たさない場合(No)、プロセッサ10は、取得した部品表データ76をデータベース7に新規に登録する。
ステップS24において、上記条件S22を満たす場合(Yes)、プロセッサ10は、差分(取消、変更、追加)をチェックする。例えば、部品表データ76中の寸法データが変更されている場合、プロセッサ10は、変更された当該寸法データにフラグを立てる。
ステップS25において、プロセッサ10は、ステップS24で行った差分のチェック結果に基づき、部品表データ76を更新する。例えば、プロセッサ10は、ステップS24にて立てたフラグデータである寸法データを、新たな寸法データとしてデータベース7の部品表データ76として更新(上書)する。
ステップS26において、プロセッサ10は、更新された部品表データ76を部品リストとして発行する。例えば、プロセッサ10は、新たな寸法データとして更新された部品データ76を部品リストとして発行する。
このように、プロセッサ10が、所定の時間間隔で最新の部品表データ76を更新することで、最新の更新された部品表データ76を部品リストとして発行することが可能となり、利便性が向上する。
その他、例えば、上記ステップS131〜S135およびステップS14〜S16等の順序は、本実施形態で示したものに限られず、必要に応じて任意の順序に変更することが可能である。
以上、本実施形態および変形例を一例に挙げ、本発明の説明を行ったが、本発明は上記実施形態および変形例に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、上記実施形態および変形例に開示された内容を組み合わせた構成および動作等についても同様に適用可能であることは勿論である。また、上記実施形態および変形例には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
1…パイプサポート設計システム、2…入力部、3…I/F部、4…表示部、5…メモリ、6…ルータ、7…データベース、8…ネットワーク、9…バス、10…プロセッサ、PG…パイプサポート設計プログラム。

Claims (6)

  1. パイプサポートを構成する支持装置、関連部品、及びサポート部品をそれぞれ選定するパイプサポート設計システムであって、
    支持装置データと、前記支持装置データと関係付けられた支持装置の関連部品データと、前記関連部品データと関係付けられたサポート部品データとを備える記憶部と、
    パイプサポート設計のための位置を解析する第1解析部と、
    前記第1解析部の解析結果に基づき、パイプサポート設計のための応力を解析する第2解析部と、
    前記支持装置データを参照し、前記第1および第2解析部の解析結果に基づき、支持装置を選択する第1選択部と、
    前記関連部品データを参照し、前記選択された支持装置と前記選択された支持装置の関連部品との関係性に基づいて、関連部品を選択する第2選択部と、
    前記サポート部品データを参照し、前記選択された関連部品に基づき、サポート部品を選択する第3選択部と、
    を具備し、
    前記支持装置データ、前記関連部品データ、及び前記サポート部品データのそれぞれは、長年にわたって保有する過去の実績や信頼性の高い特定の製品に基づいて予め作成されたデータであるパイプサポート設計システム。
  2. 前記選択された支持装置および関連部品の設計データをそれぞれ生成し、前記生成された各設計データを前記記憶部にそれぞれ格納する設計部を更に具備する
    請求項1に記載のパイプサポート設計システム。
  3. 前記設計データに基づき、前記選択された支持装置および関連部品の図面データ、部品表、および工程表を生成する第1生成部を更に具備する
    請求項2に記載のパイプサポート設計システム。
  4. 前記記憶部は、前記支持装置と前記関連部品とが互いに関係付けられた刻印データを更に備え、
    前記刻印データを参照し、前記選択された支持装置および前記関連部品との関係性に基づいて、前記選択された支持装置および関連部品に形成するための刻印データを生成する第2生成部を更に具備する
    請求項1乃至3のいずれかに記載のパイプサポート設計システム。
  5. 前記設計データおよび前記刻印データを、前記選択された支持装置および関連部品をそれぞれ加工製造するための加工機に合わせてそれぞれ変換する変換部を更に具備する
    請求項4に記載のパイプサポート設計システム。
  6. パイプサポートを構成する支持装置、関連部品、及びサポート部品をそれぞれ加工製造するパイプサポート設計システムのパイプサポートの製造方法であって、
    前記パイプサポート設計システムが、
    長年にわたって保有する過去の実績や信頼性の高い特定の製品に基づいて予め作成された支持装置データ、関連部品データ、及びサポート部品データのそれぞれを格納し、
    パイプサポート設計のための位置を解析し、
    前記位置の解析結果に基づき、パイプサポート設計のための応力を解析し、
    前記支持装置データを参照し、前記位置および前記応力の解析結果に基づき、支持装置を選択し、
    前記関連部品データを参照し、前記選択された支持装置と前記支持装置の関連部品との関係性に基づいて、関連部品を選択し、
    前記サポート部品データを参照し、前記選択された関連部品に基づき、サポート部品を選択し、
    前記選択された支持装置関連部品および前記サポート部品それぞれ加工製造するための設計データをそれぞれ生成し、
    前記生成された設計データを、前記支持装置前記関連部品および前記サポート部品を加工製造するための加工機に合わせてそれぞれ変換し、
    前記変換された設計データをそれぞれ用いて、前記加工機により前記選択された支持装置前記関連部品および前記サポート部品それぞれ加工製造する
    パイプサポートの製造方法。
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