JP3030832B2 - 配管支持装置詳細設計支援装置 - Google Patents
配管支持装置詳細設計支援装置Info
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- JP3030832B2 JP3030832B2 JP3208904A JP20890491A JP3030832B2 JP 3030832 B2 JP3030832 B2 JP 3030832B2 JP 3208904 A JP3208904 A JP 3208904A JP 20890491 A JP20890491 A JP 20890491A JP 3030832 B2 JP3030832 B2 JP 3030832B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学、火力、原子力等
のプラント設備において、配管サポート構造の自動詳細
設計を行ない、強度計算書及びサポート施工図を作成、
出力するための配管支持装置詳細設計支援装置に関す
る。
のプラント設備において、配管サポート構造の自動詳細
設計を行ない、強度計算書及びサポート施工図を作成、
出力するための配管支持装置詳細設計支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおいては、配管、トレ
イ等の自重を支持するサポートは、1プラント当り10
000点にも及んでおり、荷重、拘束方向及び周囲スペ
ースの関係から数多くの形状がある。従来のサポート設
計は、各サポートに対しプラスチックモデルを用いて周
囲の状況を確認し、概略構造を決定していた。次にサポ
ート設計条件を基に、手入力によるサポート構造解析、
および、人手による標準品選定を行い、サポートの詳細
構造を決定していた。サポート施工図も手入力によるC
ADによって作成されていた。なお、これらに関係する
データは全て図書で管理されており、膨大なな量となる
これらの図書の管理も人手によっていた。
イ等の自重を支持するサポートは、1プラント当り10
000点にも及んでおり、荷重、拘束方向及び周囲スペ
ースの関係から数多くの形状がある。従来のサポート設
計は、各サポートに対しプラスチックモデルを用いて周
囲の状況を確認し、概略構造を決定していた。次にサポ
ート設計条件を基に、手入力によるサポート構造解析、
および、人手による標準品選定を行い、サポートの詳細
構造を決定していた。サポート施工図も手入力によるC
ADによって作成されていた。なお、これらに関係する
データは全て図書で管理されており、膨大なな量となる
これらの図書の管理も人手によっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の配管サポート詳
細設計では、1プラント当り10000点にも及ぶサポ
ートの設計には多くの人が関わるために、その設計にバ
ラツキが生じる可能性があった。また、一連の作業の間
に人が介在するため、同一作業の繰り返しが発生した
り、ミスにつながる可能性があった。さらに、関係する
図書の量は膨大なものであり、この図書管理に要する時
間も多大なものであった。本発明の目的は、従来のよう
な人手による配管サポートの詳細設計に対し、一貫した
自動詳細設計により大幅な工数低減及び設計時間短縮を
図ること、さらに、統一性の採れた設計を行なうことに
ある。
細設計では、1プラント当り10000点にも及ぶサポ
ートの設計には多くの人が関わるために、その設計にバ
ラツキが生じる可能性があった。また、一連の作業の間
に人が介在するため、同一作業の繰り返しが発生した
り、ミスにつながる可能性があった。さらに、関係する
図書の量は膨大なものであり、この図書管理に要する時
間も多大なものであった。本発明の目的は、従来のよう
な人手による配管サポートの詳細設計に対し、一貫した
自動詳細設計により大幅な工数低減及び設計時間短縮を
図ること、さらに、統一性の採れた設計を行なうことに
ある。
【0004】
【課題を解決なるための手段】入力装置から入力した配
管支持装置設計用の各データを格納する記憶装置と、こ
の記憶装置から各データを読み込み、設定したサポート
パターン、選定したサポートカタログ品及びサポート設
計条件より、サポート部品強度検討、架構形状強度検
討、埋込金物強度検討の各処理を行なう演算処理装置
と、計算書出力装置と、図面出力装置からなり、前記演
算処理装置により、これら処理された強度検討の内容を
中間データとして記憶するとともに、この中間データか
ら強度計算書を作成し、計算書出力装置に強度計算書と
して出力し、また、前記記憶装置に格納しているサポー
ト詳細設計データを読み込み、このデータを基にサポー
ト施工図を自動作成し、図面出力装置に出力する。
管支持装置設計用の各データを格納する記憶装置と、こ
の記憶装置から各データを読み込み、設定したサポート
パターン、選定したサポートカタログ品及びサポート設
計条件より、サポート部品強度検討、架構形状強度検
討、埋込金物強度検討の各処理を行なう演算処理装置
と、計算書出力装置と、図面出力装置からなり、前記演
算処理装置により、これら処理された強度検討の内容を
中間データとして記憶するとともに、この中間データか
ら強度計算書を作成し、計算書出力装置に強度計算書と
して出力し、また、前記記憶装置に格納しているサポー
ト詳細設計データを読み込み、このデータを基にサポー
ト施工図を自動作成し、図面出力装置に出力する。
【0005】
【作用】記憶装置は、配管支持装置設計用の各データを
格納し、一元化されたデータとして管理し、演算処理装
置は、この記憶装置から各データを読み込こむことによ
り、サポート部品強度検討、架構形状強度検討、埋込金
物強度検討の各処理を行ない、強度計算書及びサポート
施工図を計算書または図面出力装置に出力するので、一
元化されたデータの使用が可能となり、そのため、概念
設計から詳細設計まで一貫して行なうことができる。こ
れにより、これまで人手に頼ってきたサポートカタログ
品の選定、サポート構造解析、強度計算書の作成、及び
サポート施工図の作成が自動的に行なわれ、これらの結
果として、作業時間、作業工数が低減され、設計に統一
性が採れると共に、精度が良く、信頼性の高い設計が可
能となる。
格納し、一元化されたデータとして管理し、演算処理装
置は、この記憶装置から各データを読み込こむことによ
り、サポート部品強度検討、架構形状強度検討、埋込金
物強度検討の各処理を行ない、強度計算書及びサポート
施工図を計算書または図面出力装置に出力するので、一
元化されたデータの使用が可能となり、そのため、概念
設計から詳細設計まで一貫して行なうことができる。こ
れにより、これまで人手に頼ってきたサポートカタログ
品の選定、サポート構造解析、強度計算書の作成、及び
サポート施工図の作成が自動的に行なわれ、これらの結
果として、作業時間、作業工数が低減され、設計に統一
性が採れると共に、精度が良く、信頼性の高い設計が可
能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。まず、図8に配管100を壁101にサ
ポートした一例の概略図を示す。壁101に金物102
を埋め込み、この金物102に架構103を取付け、レ
ストレント104の先端にサポート部材であるクランプ
105及び止め金具106を介して配管100を支持す
る。図8は配管サポートの概略であるが、一般に配管サ
ポートの詳細設計に際しては、、配管レイアウト、サポ
ート型式、サポート取付位置、躯体及び周囲配置状態、
埋込金物型式、配管口径に設定したサポート部材サイズ
及びシリーズ化された各種サポート、サポートカタログ
品、サポート設計条件、関連サポート部品、架構形状な
どのデータを考慮して設計しなければならない。
的に説明する。まず、図8に配管100を壁101にサ
ポートした一例の概略図を示す。壁101に金物102
を埋め込み、この金物102に架構103を取付け、レ
ストレント104の先端にサポート部材であるクランプ
105及び止め金具106を介して配管100を支持す
る。図8は配管サポートの概略であるが、一般に配管サ
ポートの詳細設計に際しては、、配管レイアウト、サポ
ート型式、サポート取付位置、躯体及び周囲配置状態、
埋込金物型式、配管口径に設定したサポート部材サイズ
及びシリーズ化された各種サポート、サポートカタログ
品、サポート設計条件、関連サポート部品、架構形状な
どのデータを考慮して設計しなければならない。
【0007】そこで、図1に、本発明による配管サポー
ト詳細設計支援装置の一実施例を示す。1は記憶装置で
あり、この記憶装置1には、配管サポートの詳細設計に
必要なデータ、即ち、配管レイアウト図形データ1a、
型式別サポートパターン図形データ1b、サポート取付
位置データ1c、躯体及び周囲配置情報データ1d、埋
込金物型式データ1e、配管口径に設定したサポート部
材サイズ及びシリーズ化された各種サポートデータ1
f、サポートカタログ品データ1g、サポート設計条件
データ1h、関連サポート部品データ1i、架構形状デ
ータ1jを記憶する。さらに、記憶装置1は、決定され
た1次サポートデータ1k、埋込金物データ1l、2次
サポートデータ1m、サポート詳細設計データ1nを記
憶する。2は演算処理装置であり、演算処理部2a、処
理手順記憶部2b、入力部2c、出力部2d、記憶装置
1a〜1nからデータを読み込むデータ読み込み部2
e、記憶装置1k〜1nにデータを書き込むデータ書き
込み部2f、中間データ記憶部2gより構成する。処理
手順記憶部2bに記憶された処理手順は、逐次、演算処
理部2aから呼び出し、実行する。また、演算処理部2
aにより演算処理された処理内容は、逐次、中間データ
記憶部2gに記憶する。3はディスプレイ装置、4は画
像処理装置であり、画像データ記憶部4aと画像処理部
4bからなっている。5は計算書出力装置、6は図面出
力装置、計算書出力部である。7は入力装置である。
ト詳細設計支援装置の一実施例を示す。1は記憶装置で
あり、この記憶装置1には、配管サポートの詳細設計に
必要なデータ、即ち、配管レイアウト図形データ1a、
型式別サポートパターン図形データ1b、サポート取付
位置データ1c、躯体及び周囲配置情報データ1d、埋
込金物型式データ1e、配管口径に設定したサポート部
材サイズ及びシリーズ化された各種サポートデータ1
f、サポートカタログ品データ1g、サポート設計条件
データ1h、関連サポート部品データ1i、架構形状デ
ータ1jを記憶する。さらに、記憶装置1は、決定され
た1次サポートデータ1k、埋込金物データ1l、2次
サポートデータ1m、サポート詳細設計データ1nを記
憶する。2は演算処理装置であり、演算処理部2a、処
理手順記憶部2b、入力部2c、出力部2d、記憶装置
1a〜1nからデータを読み込むデータ読み込み部2
e、記憶装置1k〜1nにデータを書き込むデータ書き
込み部2f、中間データ記憶部2gより構成する。処理
手順記憶部2bに記憶された処理手順は、逐次、演算処
理部2aから呼び出し、実行する。また、演算処理部2
aにより演算処理された処理内容は、逐次、中間データ
記憶部2gに記憶する。3はディスプレイ装置、4は画
像処理装置であり、画像データ記憶部4aと画像処理部
4bからなっている。5は計算書出力装置、6は図面出
力装置、計算書出力部である。7は入力装置である。
【0008】図2は、演算処理装置2で実行される処理
出順の概要を示し、図3〜図6は、その詳細を一実施例
として示したものである。以下、本実施例の処理手順を
本発明による装置の動作に従い説明する。まず、図2の
処理手順の概要は次の通りである。 〈ステップ8〉は、サポート型式の設定、サポートパタ
ーンの選定、埋込金物の自動設定を行い、初期サポート
データを作成する。 〈ステップ9〉は、初期サポートデータにサポート設計
条件を考慮してサポートの選定を行う。 〈ステップ10〉は、サポートの選定に基づいて関連サ
ポート部品の強度検討、架構の強度検討、埋込金物の強
度検討を行い、サポート詳細設計データを作成する。 〈ステップ11〉は、サポート詳細設計データに基づい
てサポート施工図を作成する。
出順の概要を示し、図3〜図6は、その詳細を一実施例
として示したものである。以下、本実施例の処理手順を
本発明による装置の動作に従い説明する。まず、図2の
処理手順の概要は次の通りである。 〈ステップ8〉は、サポート型式の設定、サポートパタ
ーンの選定、埋込金物の自動設定を行い、初期サポート
データを作成する。 〈ステップ9〉は、初期サポートデータにサポート設計
条件を考慮してサポートの選定を行う。 〈ステップ10〉は、サポートの選定に基づいて関連サ
ポート部品の強度検討、架構の強度検討、埋込金物の強
度検討を行い、サポート詳細設計データを作成する。 〈ステップ11〉は、サポート詳細設計データに基づい
てサポート施工図を作成する。
【0009】以下、各ステップ毎に詳述する。図3は、
初期サポートデータ作成8の処理手順であり、処理手順
8a〜8dでは、記憶装置1からそれぞれ配管レイアウ
ト図形データ1a、型式別サポートパターン図形データ
1b、サポート取付位置データ1c、躯体及び周囲配置
情報データ1dを読み込み、処理手順8eでは、読み込
まれたデータから、図7のように、画像データ記憶部4
aと画像処理部4bからなる画像処理装置4を介して、
ディスプレイ装置3に型式別サポートパターン図形デー
タを出力表示する。なお、図7は、図番R−01〜R−
04のように各種型式のレストレントのパターンを出力
表示した例である。処理手順8fでは、それぞれ表示さ
れた型式別サポートパターン図形データの中から、サポ
ート型式を設定し、処理手順8gにおいてその設定した
型式のサポートパターンを入力装置7により選定する。
次に、処理手順8h、8iでは、記憶装置1からそれぞ
れ埋込金物型式データ1e、配管口径に設定したサポー
ト部材サイズ及びシリーズ化された各種サポートデータ
1f、関連サポート部品データ1iを読み込み、処理手
順8jでは、それらのデータと処理手順8fにおいて選
定したサポートパターンより、埋込金物の型式を自動設
定する。処理手順8kでは、設定したサポートパターン
及び自動設定された埋込金物を、それぞれ1次サポート
データ1k及び埋込金物データ1lとして記憶装値1に
登録する。
初期サポートデータ作成8の処理手順であり、処理手順
8a〜8dでは、記憶装置1からそれぞれ配管レイアウ
ト図形データ1a、型式別サポートパターン図形データ
1b、サポート取付位置データ1c、躯体及び周囲配置
情報データ1dを読み込み、処理手順8eでは、読み込
まれたデータから、図7のように、画像データ記憶部4
aと画像処理部4bからなる画像処理装置4を介して、
ディスプレイ装置3に型式別サポートパターン図形デー
タを出力表示する。なお、図7は、図番R−01〜R−
04のように各種型式のレストレントのパターンを出力
表示した例である。処理手順8fでは、それぞれ表示さ
れた型式別サポートパターン図形データの中から、サポ
ート型式を設定し、処理手順8gにおいてその設定した
型式のサポートパターンを入力装置7により選定する。
次に、処理手順8h、8iでは、記憶装置1からそれぞ
れ埋込金物型式データ1e、配管口径に設定したサポー
ト部材サイズ及びシリーズ化された各種サポートデータ
1f、関連サポート部品データ1iを読み込み、処理手
順8jでは、それらのデータと処理手順8fにおいて選
定したサポートパターンより、埋込金物の型式を自動設
定する。処理手順8kでは、設定したサポートパターン
及び自動設定された埋込金物を、それぞれ1次サポート
データ1k及び埋込金物データ1lとして記憶装値1に
登録する。
【0010】次に、図4は、サポート選定9の処理手順
であり、処理手順9a〜9cでは、記憶装置1からそれ
ぞれ1次サポートデータ1k、サポート設計条件データ
1h、サポートカタログ品データ1gを読み込み、処理
手順9dでは、これらの読み込みデータから、サポート
カタログ品の選定を入力装置7により行なう。処理手順
9eにおいて選定したサポートカタログ品の標準品があ
る場合には標準品を選び、標準品に該当サポートが無い
場合は処理手順9fにおいて特殊品を選ぶ。処理手順9
fでは、2次サポートデータが形成され、2次サポート
データ1mとして記憶装置1に登録する。このように、
記憶装置1に格納した配管サポート詳細設計に必要な各
種データベースを用いて、概念設計を遂行する。
であり、処理手順9a〜9cでは、記憶装置1からそれ
ぞれ1次サポートデータ1k、サポート設計条件データ
1h、サポートカタログ品データ1gを読み込み、処理
手順9dでは、これらの読み込みデータから、サポート
カタログ品の選定を入力装置7により行なう。処理手順
9eにおいて選定したサポートカタログ品の標準品があ
る場合には標準品を選び、標準品に該当サポートが無い
場合は処理手順9fにおいて特殊品を選ぶ。処理手順9
fでは、2次サポートデータが形成され、2次サポート
データ1mとして記憶装置1に登録する。このように、
記憶装置1に格納した配管サポート詳細設計に必要な各
種データベースを用いて、概念設計を遂行する。
【0011】次に、図5は、強度検討10の処理手順で
あり、処理手順10a〜10cでは、記憶装置1からそ
れぞれ2次サポートデータ1m、サポート設計条件デー
タ1h、関連サポート部品データ1iを読み込み、ま
た、処理手順10e〜10gでは、それぞれ架構形状デ
ータ1j、埋込金物データ1lを読み込む。処理手順1
0d、10f、10hではそれぞれのデータを基に演算
処理部2aにおいて関連サポート部品、架構形状、埋込
金物の順番で強度検討を行なう。そして、この強度検討
結果は中間データ記憶部2gに記憶される。処理手順1
0iでは、中間データ記憶部2gに記憶されている強度
検討結果を演算処理部2aにおいて強度計算書として作
成し、計算書出力装置5より出力する。さらに、処理手
順10jでは、その強度検討結果をサポート詳細設計デ
ータ1nとして記憶装置1に登録する。こうして配管サ
ポートの詳細設計を完了する。
あり、処理手順10a〜10cでは、記憶装置1からそ
れぞれ2次サポートデータ1m、サポート設計条件デー
タ1h、関連サポート部品データ1iを読み込み、ま
た、処理手順10e〜10gでは、それぞれ架構形状デ
ータ1j、埋込金物データ1lを読み込む。処理手順1
0d、10f、10hではそれぞれのデータを基に演算
処理部2aにおいて関連サポート部品、架構形状、埋込
金物の順番で強度検討を行なう。そして、この強度検討
結果は中間データ記憶部2gに記憶される。処理手順1
0iでは、中間データ記憶部2gに記憶されている強度
検討結果を演算処理部2aにおいて強度計算書として作
成し、計算書出力装置5より出力する。さらに、処理手
順10jでは、その強度検討結果をサポート詳細設計デ
ータ1nとして記憶装置1に登録する。こうして配管サ
ポートの詳細設計を完了する。
【0012】最後に、図6は、サポート施工図作成11
の処理手順であり、処理手順10a〜10cにおいて、
処理手順11aでは、記憶装置1に記憶されたサポート
詳細設計データ1nを読み込み、処理手順11bでは、
演算処理部2aにおいてサポート詳細設計データを基に
サポート施工図を自動作成し、処理手順11cでは、図
面出力装置6よりサポート施工図を出力して、本処理を
終了する。
の処理手順であり、処理手順10a〜10cにおいて、
処理手順11aでは、記憶装置1に記憶されたサポート
詳細設計データ1nを読み込み、処理手順11bでは、
演算処理部2aにおいてサポート詳細設計データを基に
サポート施工図を自動作成し、処理手順11cでは、図
面出力装置6よりサポート施工図を出力して、本処理を
終了する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ほとんど人手を介さず
に、一元化されたデータを使用し、概念設計から詳細設
計まで一貫した自動設計が行なわれるため、従来の配管
サポート詳細設計に要した1/10程度の工数で処理す
ることが可能となり、また、精度の良い、統一性の採れ
た、信頼性の高い設計が可能となる。さらに、全てのデ
ータはデータベースで管理されているため、従来、図書
管理に要した多大な時間を削減できる。また、設計進捗
管理も容易となり、精度の良い管理が可能となる。
に、一元化されたデータを使用し、概念設計から詳細設
計まで一貫した自動設計が行なわれるため、従来の配管
サポート詳細設計に要した1/10程度の工数で処理す
ることが可能となり、また、精度の良い、統一性の採れ
た、信頼性の高い設計が可能となる。さらに、全てのデ
ータはデータベースで管理されているため、従来、図書
管理に要した多大な時間を削減できる。また、設計進捗
管理も容易となり、精度の良い管理が可能となる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明における処理手順の概要を示す。
【図3】初期サポートデータ作成の処理手順を示す。
【図4】サポート選定の処理手順を示す。
【図5】強度検討の処理手順示す。
【図6】サポート施工図作成の処理手順を示す。
【図7】本発明における一実施例の中のサポートパター
ン図形データの一例を示す。
ン図形データの一例を示す。
【図8】配管サポートの概略図である。
1 記憶装置 2 演算処理装置 3 ディスプレイ装置 4 画像処理装置 5 計算書出力装置 6 図面出力装置 7 入力装置 8〜11 処理手順
フロントページの続き (72)発明者 久恒 眞一 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所 日立工場内 (72)発明者 後藤 伸穂 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所 日立工場内 (72)発明者 好永 俊昭 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 Nuclear Engineeri ng and Design,vol. 108,no.3,p477−483,J.La uer et al.,”Standa rdization of Pipin g Supports in Nucl ear Power Plants U sing Pretested Com ponents" Transactions of t he American Nuclea r Society,vol.51,p 127−128,L.Fuica,”A To ol for Nuclear Pip ing Support Desig n:The DIGRAS Syste m" (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 F16L 3/00 JICSTファイル(JOIS)
Claims (4)
- 【請求項1】 入力装置と、この入力装置から入力した
配管支持装置設計用の各データを格納する記憶装置と、
この記憶装置から各データを読み込み、設定したサポー
トパターン、選定したサポートカタログ品及びサポート
設計条件より、サポート部品強度検討、架構形状強度検
討、埋込金物強度検討の各処理を行なう演算処理装置
と、計算書出力装置からなり、前記演算処理装置によ
り、これら処理された強度検討の内容を中間データとし
て記憶するとともに、この中間データから強度計算書を
作成し、計算書出力装置に強度計算書として出力するこ
とを特徴とする配管支持装置詳細設計支援装置。 - 【請求項2】 中間データをサポート詳細設計データと
して記憶装置に格納することを特徴とする請求項1の配
管支持装置詳細設計支援装置。 - 【請求項3】 配管支持装置設計用の各データは、配管
レイアウト図形データ、型式別サポートパターン図形デ
ータ、サポート取付位置データ、躯体及び周囲配置情報
データ、埋込金物型式データ、配管口径毎に設定したサ
ポート部材サイズ及びシリーズ化された各種サポートデ
ータ、サポートカタログ品データ、サポート設計条件デ
ータ、関連サポート部品データ、架構形状データからな
ることを特徴とする請求項1の配管支持装置詳細設計支
援装置。 - 【請求項4】 演算処理装置は、記憶装置からサポート
詳細設計データを読み込み、このデータを基にサポート
施工図を自動作成し、図面出力装置に出力することを特
徴とする請求項1または請求項3の配管支持装置詳細設
計支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208904A JP3030832B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 配管支持装置詳細設計支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208904A JP3030832B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 配管支持装置詳細設計支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114012A JPH05114012A (ja) | 1993-05-07 |
JP3030832B2 true JP3030832B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16564054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3208904A Expired - Fee Related JP3030832B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 配管支持装置詳細設計支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030832B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002056040A (ja) | 2000-08-14 | 2002-02-20 | Nec Corp | 3次元cadによるケーブルクランプとケーブルの形状設計方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP3427379B2 (ja) * | 2000-10-26 | 2003-07-14 | 株式会社ブレスト工業研究所 | 耐震支持架台用強度計算システム |
JP4452190B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2010-04-21 | 株式会社日立製作所 | 配管サポート施工図の編集方法、図面編集システムおよび編集支援装置 |
CA2645460C (en) | 2008-11-28 | 2015-12-29 | Ray Arbesman | Piston-side brake shim |
JP6895138B2 (ja) * | 2016-10-14 | 2021-06-30 | 株式会社山下製作所 | パイプサポート設計システム、パイプサポートの製造方法 |
KR101952518B1 (ko) * | 2017-09-12 | 2019-02-26 | 두산중공업 주식회사 | 파이프 지지대 설계 시스템 및 그 방법 |
EP3547172A1 (en) * | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Siemens Aktiengesellschaft | System and method for piping support design |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3208904A patent/JP3030832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Nuclear Engineering and Design,vol.108,no.3,p477−483,J.Lauer et al.,"Standardization of Piping Supports in Nuclear Power Plants Using Pretested Components" |
Transactions of the American Nuclear Society,vol.51,p127−128,L.Fuica,"A Tool for Nuclear Piping Support Design:The DIGRAS System" |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05114012A (ja) | 1993-05-07 |
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---|---|---|
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