JP6894273B2 - 二次電池および二次電池の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]本発明の二次電池は、正極、負極およびセパレータを備える電極積層体と、
電解質と、
内部に前記電極積層体および前記電解質を封入する外装体とを有し、
前記外装体は、可撓性を有するシート材の外周部をシールしてなるシール部と、熱膨張により前記シール部を破断可能な熱膨張部とを備えることを特徴とする。
前記複数の熱膨張粒子の長手方向の平均長さが、前記シール部の平均幅より大きいことが好ましい。
前記熱膨張部が介在するように、前記一方の面を内側として前記シート材を折り曲げるか、または前記シート材の前記一方の面に他のシート材を重ね合わせた後、前記シート材の前記外周部の一部をシールしてシール部を形成することにより、開口部を備える外装体を作製する工程と、
前記開口部を介して、前記外装体内に前記電極積層体を収納するとともに、電解質を充填する工程と、
前記シート材の前記外周部の残りの部分をシールしてシール部を形成することにより、前記外装体の前記開口部を封止する工程とを有することを特徴とする。
前記外装体を作製する工程において、前記シート材の前記複数の熱膨張粒子より前記外縁側をシールすることが好ましい。
なお、以下の実施形態では、本発明の二次電池をリチウムイオン二次電池に適用した場合について説明する。
まず、リチウムイオン二次電池の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のリチウムイオン二次電池を模式的に示す斜視図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示すリチウムイオン二次電池を模式的に示す平面図、図4は、シール部が破断される過程を模式的に示す断面図、図5は、熱膨張部の他の構成を示す断面図、図6は、熱膨張部の他の構成を示す平面図である。
正極集電体の一部は、正極活物質層から露出しており、この露出部に端子用タブ4が接合されている。なお、端子用タブ4は、例えば、アルミニウム板等で構成することができる。
正極活物質としては、特に限定されないが、例えば、一般式「LiMxOy(式中、Mは金属原子であり、xおよびyは、金属原子Mと酸素原子Oとの組成比である。)」で表される金属酸リチウム化合物が挙げられ、これらのうちの1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
導電助剤としては、例えば、アセチレンブラック等が用いられ、結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン等が用いられる。
負極集電体の一部は、負極活物質層から露出しており、この露出部に端子用タブ5が接合されている。なお、端子用タブ5は、例えば、ニッケルめっきを施したアルミニウム板等で構成することができる。
負極活物質としては、特に限定されないが、例えば、炭素粉末、黒鉛粉末のような炭素材料、チタン酸リチウムのような金属酸化物等を用いることができる。
また、結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン等を用いることができ、導電助剤としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンナノチューブ等を用いることができる。
各集電体の平面視での面積(平面積)は、製造すべきリチウムイオン二次電池1のサイズに応じて適宜設定されるため、特に限定されないが、500〜2500mm2程度であることが好ましく、750〜2000mm2程度であることがより好ましい。
また、各集電体の厚さも、特に限定されないが、1〜75μm程度であることが好ましく、5〜50μm程度であることがより好ましい。
また、各活物質層の厚さも、特に限定されないが、5〜100μm程度であることが好ましく、10〜75μm程度であることがより好ましい。
セパレータ6は、電解液7を保持または通過させることが可能であれば、特に限定されず、多孔質膜(粒子集合物)、不織布等で構成することができる。
また、セパレータ6の厚さは、1〜75μm程度であることが好ましく、1〜50μm程度であることがより好ましい。かかる厚さのセパレータ6であれば、絶縁性を十分に確保することができる。
電解液7は、電解質を溶媒に溶解してなる液体である。リチウムイオン二次電池1の充放電時には、この電解液7中をイオンが伝導する。
電解液7中の電解質の濃度は、特に限定されないが、0.01〜1M程度であることが好ましく、0.05〜0.75M程度であることがより好ましく、0.1〜0.5M程度であることがさらに好ましい。
本実施形態のシート材80は、図2に示すように、基材層81と、基材層81の一方の面に設けられた樹脂層82と、基材層81の他方の面(樹脂層82と反対側の面)に設けられた保護層83とを備える積層シートで構成されている。
基材層81の厚さは、特に限定されないが、9〜100μm程度であることが好ましく、20〜80μm程度であることがより好ましい。
樹脂層82の厚さは、特に限定されないが、3〜200μm程度であることが好ましく、20〜100μm程度であることがより好ましい。
保護層83の厚さは、特に限定されないが、5〜50μm程度であることが好ましく、10〜30μm程度であることがより好ましい。
図3に示すように、第1の部分80aと第2の部分80bとは、平面視において、それらの左側端部、右側端部および上側端部が融着されている。これにより、外装体8の3辺に沿って、シール部8Sが形成されている。
なお、必要に応じて、第1の部分80aおよび第2の部分80bの下側端部も融着して、シール部1Sを形成するようにしてもよい。
ここで、充放電の繰り返しや熱暴走によりリチウムイオン二次電池が異常に発熱すると、外装体内でガスが発生することにより内圧が上昇して外装体8が膨れ上がり、内圧に耐え切れなくなると、終には勢いよく破裂(爆発)することがある。これは、シート材の溶着部(シール部)の接着強度が極めて高いことに起因する。
具体的には、リチウムイオン電池1が異常に発熱すると、熱膨張部8Eが熱膨張して容積が増大する。容積が増大した熱膨張部8Eにより、第1の部分80aと第2の部分80bとが互いに離間するように押し広げられて(図4(a)参照)、シール部8Sの接着強度が低下し、さらに上昇した内圧の押圧力によりシール部8Sが破断され、外装体8が開封される(図4(b)参照)。
かかる機能を好適に熱膨張部8Eに発揮させるためには、熱膨張部8Eの熱膨張係数をA[/K]とし、シール部8Sの熱膨張係数をB[/K]としたとき、A/Bが1.05〜5程度であることが好ましく、1.1〜3.5程度であることがより好ましい。これにより、熱膨張部8Eが優先的に熱膨張するようになるので、内圧が必要以上に高まる前に、外装体8がより確実に開封されるようになる。
これに対して、本発明では、外装体8は、シート材80およびシール部8Sにより高い気密性が確保されているため、前述のような問題が生じず、通常使用時において、電極積層体10の劣化を確実に防止することができる。
かかる構成により、各熱膨張粒子8Epを起点として、シール部8Sが放射状に破断されるようになる。
また、シール部8Sの平均幅W、1〜20μm程度であることが好ましく、2〜10μm程度であることがより好ましい。
複数の熱膨張粒子8Epの平均間隔(間隔の平均値)Pは、特に限定されないが、100〜50000μm程度であることが好ましく、500〜20000μm程度であることがより好ましい。これにより、前記効果をより向上させることができる。
また、各熱膨張粒子8Epは、中空であっても中実であってもよいが、中空であることが好ましい。中空の熱膨張粒子8Epは、ガスを内包するため、熱膨張による容積変化をより大きくすることができる。
例えば、消火剤が放出されれば、リチウムイオン二次電池1が発火するのを未然に防止することができる。また、吸水性ポリマーが放出されれば、電解液7が吸水性ポリマーに吸収されることにより、リチウムイオン二次電池1(外装体8)外に流出するのを防止することができる。
かかる構成によれば、各熱膨張粒子8Epは、2つの比較的硬質の基材層81に接触するため、熱膨張による押圧力をシート材80(シール部8S)により確実に付与することができる。
かかる構成によれば、シール部8Sの破断に、各熱膨張粒子8Epの熱膨張による押圧力に加えて、各熱膨張粒子8Epが元の形状に復元しようとする復元力をも利用することができる。
[1] 熱膨張部8Eを備えるシート材80および電極積層体10を準備する工程
[1−1]
熱膨張粒子8Ep(熱膨張部8E)を備えるシート材80を準備する。
複数の熱膨張粒子8Epは、例えば、熱膨張粒子8Epを含む液剤を、例えば、液滴吐出ノズル、ディスペンサ等から吐出して樹脂層82上に供給した後、乾燥すること、あるいは、熱膨張粒子8Epが所定位置に配置された離型紙を貼着して転写することにより配置することができる。
また、電極積層体10を準備する。
まず、正極2と、負極3と、これらの間に介挿されたセパレータ6とを備える積層体を作製する。
次に、得られた積層体に、溶接等の方法により、正極2に端子用タブ4を、負極3に端子用タブ5を接合する。
次に、熱膨張粒子8Epが介在するように、一方の面が内側となるように、シート材80を長手方向の中央部で折り曲げる。
その後、折り曲げられたシート材80(第1の部分80aおよび第2の部分80b)の左側端部および右側端部をそれぞれシールして、シール部8Sを形成する。
この状態で、シート材80が開口部を備える袋状に形成される。
次に、開口部を介して、外装体8(袋状のシート材80)内に電極積層体10を収納するとともに、電解液7を充填する。このとき、端子用タブ4、5が、外装体8から外部に突出した状態とする。
次に、外装体8の開口部(シート材80の外周部の残りの部分)を封止するように、前記と同様にしてシール部8Sを形成する。
以上の工程を経て、リチウムイオン二次電池1が得られる。
さらに、図6に示すように、いずれか一方の側のシール部8Sの長手方向の所定位置(例えは、中央部)に限局させるようにしてもよい。これにより、内圧による押圧力をシール部8Sの所定箇所に集中させることができるので、外装体8をより確実に開封することができる。
次に、リチウムイオン二次電池の第2実施形態について説明する。
以下、第2実施形態のリチウムイオン二次電池について説明するが、前記第1実施形態のリチウムイオン二次電池との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7および図8に示すように、第2実施形態のリチウムイオン二次電池1では、熱膨張部8Eの配置位置が異なること以外は、前記第1実施形態のリチウムイオン二次電池1と同様である。
具体的には、複数の熱膨張粒子8Epは、図8に示すように、シール部8Sより内側において、第1の部分80aの樹脂層82と第2の部分80bの樹脂層82とに接触している。これにより、図7に示すように、シール部8Sの一部は、平面視において、隣り合う2つの熱膨張粒子8Epの間に位置している。
このとき、軟化または溶融した樹脂層82(樹脂材料)が複数の熱膨張粒子8Epによって、電極積層体10側に流入することが阻止される。すなわち、複数の熱膨張粒子8Epを、樹脂層82の軟化物または溶融物が電極積層体10側に流入するのを阻止する流入阻止部として機能させることができる。その結果、外装体8内に電極積層体10に接触する突起物が形成されることがないため、リチウムイオン二次電池1の特性の低下を防止することができる。
かかる融着シート9は、図10に示すように、シート材80の樹脂層82と端子用タブ4、5との間に設けることもできる。これにより、端子用タブ4、5近傍において外装体8を開封して、外装体8内で発生したガスを放出することができる。
また、端子用タブ4、5は、矩形状をなすことで角部を備えている。このため、この角部に接触する融着シート9の部分に応力が集中し易く、当該部分を起点としてシール部8Sの破断が生じ易くなることも期待できる。
次に、リチウムイオン二次電池の第3実施形態について説明する。
以下、第3実施形態のリチウムイオン二次電池について説明するが、前記第1および第2実施形態のリチウムイオン二次電池との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11に示すように、第3実施形態のリチウムイオン二次電池1では、熱膨張部8Eの構成が異なること以外は、前記第1実施形態のリチウムイオン二次電池1と同様である。
かかる構成によれば、多くの熱膨張粒子8Epを、シール部8Sを貫通するようにして配置することができ、外装体8の内圧が必要以上となる前に、シール部8Sをより確実に破断させることができる。
なお、複数の熱膨張粒子8Epは、図12に示すように、シール部8Sの幅方向に対して傾斜して設けられていてもよい。これにより、各熱膨張粒子8Epとシール部8Sとの接触面積を増大させることができ、前記効果をより向上させることができる。
次に、リチウムイオン二次電池の第4実施形態について説明する。
以下、第4実施形態のリチウムイオン二次電池について説明するが、前記第1〜第3実施形態のリチウムイオン二次電池との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図13に示すように、第4実施形態のリチウムイオン二次電池1では、外装体8の左側および右側端部を覆うように、外装体8に遮断フィルムFが設けられていること以外は、前記第1実施形態のリチウムイオン二次電池1と同様である。
また、複数の熱膨張粒子8Epは、互いに接触していてもよい。
また、熱膨張部8Eは、複数の熱膨張粒子8Epに代えて、シール部8Sの長手方向に沿って連続して延在する帯状体または線状体で構成することもできる。
さらに、熱膨張部8Eは、シール部8Sと離間して設けられてもよい。
本発明の二次電池は、リチウムイオン二次電池の他、例えば、銀イオン二次電池等の二次電池に適用することもできる。
さらに、本発明では、前記第1〜第4の実施形態における任意の構成を組み合わせるようにしてもよい。
10 電極積層体
2 正極
3 負極
4、5 端子用タブ
6 セパレータ
7 電解液
8 外装体
80 シート材
80a 第1の部分
80b 第2の部分
81 基材層
82 樹脂層
83 保護層
8S シール部
8E 熱膨張部
8Ep 熱膨張粒子
9 融着シート
F 遮断フィルム
Claims (16)
- 正極、負極およびセパレータを備える電極積層体と、
電解質と、
内部に前記電極積層体および前記電解質を封入する外装体とを有し、
前記外装体は、可撓性を有するシート材の外周部をシールしてなるシール部と、熱膨張により前記シール部を破断可能な熱膨張部とを備え、
前記熱膨張部は、前記シール部より前記電極積層体側に位置していることを特徴とする二次電池。 - 前記熱膨張部の熱膨張係数をA[/K]とし、前記シール部の熱膨張係数をB[/K]としたとき、A/Bが1.05〜5である請求項1に記載の二次電池。
- 前記熱膨張部は、前記シール部に接触して設けられている請求項1または2に記載の二次電池。
- 前記熱膨張部は、前記シール部に沿って設けられた複数の熱膨張粒子を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の二次電池。
- 前記シール部の一部は、平面視において、隣り合う2つの前記熱膨張粒子の間に位置している請求項4に記載の二次電池。
- 前記複数の熱膨張粒子の平均間隔は、100〜50000μmである請求項5に記載の二次電池。
- 各前記熱膨張粒子は、長尺状をなし、
前記複数の熱膨張粒子の長手方向の平均長さが、前記シール部の平均幅より大きい請求項4ないし6のいずれかに記載の二次電池。 - 前記複数の熱膨張粒子は、前記シール部の幅方向に対して傾斜して設けられている請求項7に記載の二次電池。
- 前記熱膨張部は、中空である請求項1ないし8のいずれかに記載の二次電池。
- 前記シート材は、基材層と、前記基材層に積層され、融着可能な樹脂層とを備える積層シートで構成されている請求項1ないし9のいずれかに記載の二次電池。
- 前記熱膨張部は、前記基材層に接触して設けられている請求項10に記載の二次電池。
- 前記樹脂層の210℃におけるメルトフローレートは、0.1〜50g/10minである請求項10または11に記載の二次電池。
- 一方の面の外周部に熱膨張部を備えるシート材とともに、正極、負極およびセパレータを備える電極積層体を用意する工程と、
前記熱膨張部が介在するように、前記一方の面を内側として前記シート材を折り曲げるか、または前記シート材の前記一方の面に他のシート材を重ね合わせた後、前記シート材の前記外周部の一部をシールしてシール部を形成することにより、開口部を備える外装体を作製する工程と、
前記開口部を介して、前記外装体内に前記電極積層体を収納するとともに、電解質を充填する工程と、
前記シート材の前記外周部の残りの部分をシールしてシール部を形成することにより、前記外装体の前記開口部を封止する工程とを有し、
前記熱膨張部は、前記シール部より前記電極積層体側に位置していることを特徴とする二次電池の製造方法。 - 前記シート材の前記一方の面の軟化温度をX[℃]とし、前記熱膨張部の軟化温度をY[℃]としたとき、Y−Xが10〜50である請求項13に記載の二次電池の製造方法。
- 前記熱膨張部は、前記シート材の外縁に沿って設けられた複数の熱膨張粒子を含み、
前記外装体を作製する工程において、前記シート材の前記複数の熱膨張粒子より前記外縁側をシールする請求項13または14に記載の二次電池の製造方法。 - 前記複数の熱膨張粒子は、前記シート材の前記一方の面の軟化物または溶融物が前記電極積層体側に流入するのを阻止する流入阻止部として機能する請求項15に記載の二次電池の製造方法。
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