JP6894226B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば特許文献1には、洗濯物出入口の後部に照明ランプを設けた洗濯機が開示されている。この洗濯機によれば、照明ランプにより槽内を照明することができ、暗所、暗時においても洗濯物の出し入れを容易に行うことができる。
特開平6−190186号公報
ところで、近年では、所定の機能、例えば、微細な気泡を含むことにより洗浄性能を向上する機能を有する機能水を槽内に供給する洗濯機が考えられている。このような洗濯機においては、槽内に機能水が供給されていることを使用者に認識しやすくするための技術、即ち、機能水が供給されていることを「見える化」するための技術が求められている。
そこで、槽内に機能水が供給されていることを使用者に認識しやすくすることができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体、洗濯物出入口、水槽、回転槽、給水口、照明ユニットを備える。洗濯物出入口は、前記洗濯機本体の上部に設けられている。水槽は、前記洗濯機本体内に設けられている。回転槽は、前記水槽内に設けられている。給水口は、前記水槽内に水を供給する。照明ユニットは、前記給水口から前記水槽内に供給される水を、前記洗濯物出入口の下端と前記水槽または前記回転槽の上端との間に形成される隙間を通して照明する。そして、前記洗濯機本体の前後方向を基準とした場合に、前記給水口は、前記洗濯物出入口の後部に設けられており、前記照明ユニットは、前記給水口から前記水槽内に供給される水を前記給水口よりも後側から照明する。
第1実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す側面図 洗濯機の上部の構成例を概略的に示す縦断側面図 洗濯機の構成例を概略的に示す平面図 照明ユニットの構成例を先端側から概略的に示す斜視図 照明ユニットの構成例を先端側から概略的に示す分解斜視図 照明ユニットの構成例を基端側から概略的に示す斜視図(その1) 照明ユニットの構成例を基端側から概略的に示す斜視図(その2) 照明ユニットの構成例を概略的に示す縦断側面図 第2実施形態に係る洗濯機の上部の構成例を概略的に示す縦断側面図 洗濯機の構成例を概略的に示す平面図 第2実施形態の変形例に係る洗濯機の構成例を概略的に示す平面図(その1) 第2実施形態の変形例に係る洗濯機の構成例を概略的に示す平面図(その2)
以下、洗濯機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転軸が縦方向であるいわゆる縦軸型の洗濯機であり、その外郭を構成する矩形箱状の洗濯機本体11の上部に、矩形板状の蓋12を備えている。蓋12は、洗濯機本体11の左右方向に延びる回動軸部12aを回動中心として洗濯機本体11の上部において前後方向に回動可能に設けられている。蓋12の左右方向の幅は、洗濯機本体11の左右方向の幅とほぼ同じ寸法となっている。洗濯機本体11は、例えば鋼板により構成される矩形箱状の外箱13、および、例えば合成樹脂により構成されるトップカバー14を備える。トップカバー14は、外箱13の上部に設けられている。即ち、トップカバー14は、洗濯機本体11の上部を構成する。
図2に例示するように、外箱13の内部には、水を溜めることが可能な有底円筒状の水槽15が、開口を上方に向けた状態で図示しない弾性吊持機構により弾性的に支持されている。そして、この水槽15の内部には、洗濯物が収容される有底円筒状の回転槽16が、開口を上方に向けた状態で回転可能に設けられている。回転槽16の回転軸は、洗濯機本体11の上下方向に延びる縦軸である。回転槽16は、洗い行程時およびすすぎ行程時における洗濯槽および脱水行程時における脱水槽として兼用される。トップカバー14は、下面が開口し、上面が前方に向けて下降傾斜する中空箱状をなしている。トップカバー14の中央部には、水槽15および回転槽16の上方に位置して洗濯物出入口17が設けられている。
また、蓋12は、例えば結晶性の合成樹脂材料により構成される蓋本体部12Aの表面にガラス面材12Bを張り付けた構成となっている。蓋本体部12Aは、全体として矩形枠状に構成されており、その中央部に当該蓋本体部12Aを板厚方向に貫通する貫通孔部12Cを有している。ガラス面材12Bは、例えば厚み5mm程度の透明な硬質ガラス板により構成され、矩形の薄板状をなしている。
図3に例示するように、洗濯物出入口17は、前側が円弧状に開口し、後側が矩形状に開口する。洗濯物出入口17は、トップカバー14の上面から下面にかけて同じ形状、つまり、前側が円弧状、後側が矩形状となる、上下方向に深さを有した開口となっている。この場合、トップカバー14の上面は前方に向けて下降傾斜しているので、洗濯物出入口17の深さは、前側よりも後側の方が深い。洗濯物出入口17は、蓋12により開閉される。そして、図2に例示するように、蓋12が洗濯物出入口17を閉じた閉状態においては、使用者は、透明なガラス面材12Bおよび貫通孔部12Cを通して、水槽15内および回転槽16内を洗濯機10の外部から視認可能となっている。
トップカバー14の前部の上部、換言すれば洗濯機本体11の前部の上部には、洗濯機10に各種の操作を入力するための操作パネル18が設けられている。操作パネル18の後部の中央部には、洗濯物出入口17の前側の開口形状に沿って円弧状に窪む窪み部19が設けられている。また、操作パネル18の内部には、基板18aが設けられている。基板18aには、洗濯機10の動作を制御するための各種の電気部品が実装されている。
図2に例示するように、洗濯機本体11の内部、この場合、トップカバー14の後部の内部には、水槽15内に水を供給するための給水機構部20が設けられている。給水機構部20は、図示しない給水弁、給水経路などを備えており、洗濯機本体11の外部から供給される水、例えば、水道水や風呂水などを給水ケース21内に供給する。給水ケース21の内部には、例えば洗剤や柔軟剤などの洗剤類が収容される洗剤類収容部が設けられている。この場合、給水ケース21は、洗濯物出入口17の後方において洗濯機本体11の左右方向のほぼ中央部に設けられている。
給水ケース21は、底面の後部が断面円弧状に形成された容器状をなしている。また、給水ケース21は、その前面下部に給水口22を備えている。給水口22は、洗濯物出入口17の後部の下端において、前方に向かって開口している。また、給水口22は、洗濯機本体11の左右方向に沿って延びる矩形の開口となっている。図2および図3に例示するように、給水機構部20により給水ケース21内に供給される水Wは、その後、給水ケース21の給水口22から流出して水槽15内に落下するようにして供給される。
給水機構部20は、給水弁を起点として複数、この場合、2つの給水経路に分岐した構成となっている。このうち、一方の給水経路は、所定の機能を有する機能水を水槽15内に供給するための機能水供給経路として備えられている。この機能水給水経路の途中には、図示しない機能水生成部が備えられている。機能水生成部は、機能水給水経路を流れる水に所定の機能を付加して機能水を生成する。よって、洗濯機本体11の外部から供給される水が機能水供給経路を通る場合には、給水ケース21内には、機能水生成部により生成される所定の機能が付加された機能水を含む水が供給され、その機能水を含む水が給水口22から水槽15内に供給される。
これに対し、他方の給水経路は、所定の機能を有しない通常水を水槽15内に供給するための通常水供給経路として備えられている。この通常水供給経路には、機能水生成部が備えられていない。よって、洗濯機本体11の外部から供給される水が通常水供給経路を通る場合には、給水ケース21内には、所定の機能が付加されていない通常水を含む水が供給され、その通常水を含む水が給水口22から水槽15内に供給される。
即ち、通常水給水経路は、洗濯用の水を水槽15内に供給するために洗濯機に備えられる一般的な給水経路として定義することができる。そして、機能水給水経路は、水槽15内に機能水を供給するために、一般的な給水経路とは別に設けられた機能水専用の給水経路として定義することができる。
機能水生成部は、この場合、図示しない微細気泡発生器を備えている。この微細気泡発生器は、絞り部および突起部を有する流路を備えている。この流路を流れる水は、絞り部を通過する際に絞られて徐々に流速および圧力が増加し、高流速かつ高圧力となった状態で突起部に衝突する。そして、高流速かつ高圧力となった水が突起部に衝突して当該突起部を通過すると、その水の圧力が急激に低下する。そして、この急激な圧力低下により生じるキャビテーション効果により、水の中に、例えば直径50μm以下の微細な気泡が発生する。
このように発生する微細な気泡は、マイクロバブルまたはウルトラファインバブルと称されている。そして、このような微細な気泡を含む水は、界面活性作用に優れており、洗濯物の洗浄性能の向上に寄与する。即ち、本実施形態では、機能水生成部により生成される機能水は、所定の機能として、微細な気泡による洗浄性能の向上機能を有する。なお、機能水生成部は、微細気泡発生器を備える構成に限られず、例えば、銀イオンを発生する銀イオン発生器、除菌成分を溶出する除菌成分溶出器などを備える構成としてもよい。即ち、機能水生成部は、例えば除菌機能が付与された機能水など、種々の機能が付与された機能水を生成するものを採用することができる。
図2に例示するように、洗濯機10は、さらに、給水口22から水槽15内に供給される水を照明するための照明ユニット30を備えている。次に、この照明ユニット30の具体的な構成例について説明する。即ち、トップカバー14は、給水口22を有する給水ケース21の後面に対向する対向面14aを有している。対向面14aは、給水ケース21の後面とトップカバー14の後面14bとの間において上下方向に延びる壁面となっている。対向面14aは、トップカバー14において給水口22の後側に位置する部位の一例である。なお、本実施形態では、トップカバー14の一部である対向面14aをトップカバー14において給水口22の後側に位置する部位の一例として定義したが、例えば、トップカバー14において給水口22の後側に位置する部位にトップカバー14とは別体の部材を取り付け、この部材を、トップカバー14において給水口22の後側に位置する部位の一例として定義してもよい。
照明ユニット30は、この対向面14aの下端において洗濯機本体11の左右方向のほぼ中央部に位置して備えられている。対向面14aの下端は、洗濯機本体11内において、給水口22を有する給水ケース21よりも後側に形成される空間内に位置している。そのため、この対向面14aの下端に備えられる照明ユニット30も、洗濯機本体11内において、給水口22を有する給水ケース21よりも後側に形成される空間内に位置することになる。
図4から図7に例示するように、照明ユニット30は、その外郭を構成するケース部31の内部に基板32を備えている。基板32は、例えばLEDなどの発光素子により構成される発光部33を備える。照明ユニット30は、発光部33として、この場合、所定色として青色の光を発光する青色発光部、および、所定色として緑色の光を発光する緑色発光部を備えている。照明ユニット30は、発光させる発光部33を切り換えることにより、青色光のみ、あるいは、緑色光のみを発光することが可能となっている。また、照明ユニット30は、発光部33の発光強度を適宜調整することにより、発光する光の強度や色の濃さを変更することが可能となっている。また、照明ユニット30は、青色発光部および緑色発光部を同時に発光させつつ、これら青色発光部の発光強度および緑色発光部の発光強度を適宜調整することにより、青色光および緑色光の混合色の光を発光することが可能となっている。また、照明ユニット30は、発光部33による発光を点灯および点滅させることが可能となっている。
発光部33が発光する光の色は、青色光、緑色光に限られるものではなく、例えば、赤色光、紫色光、白色光など適宜変更して実施することができる。また、発光部33が発光する光の色の組み合わせも適宜変更して実施することができる。ケース部31は、その先端部内に基板32を収納する。ケース部31は、対向面14aの下端に取り付けられた状態で、洗濯機本体11の左右方向に沿って延びる長尺な形状をなしている。また、ケース部31の先端部は、半球面状、つまり、断面円弧状となる形状をなしている。ケース部31は、その全体を透明な部材で構成してもよいし、その一部、例えば先端部のみを透明な部材で構成してもよい。
基板32は、ケース部31の先端側、つまり照明ユニット30が対向面14aの下端に取り付けられた状態で前側に向けられる前側面部32a、および、ケース部31の基端側、つまり照明ユニット30が対向面14aの下端に取り付けられた状態で後側に向けられる後側面部32bを有する。発光部33は、基板32の両面部31a,31bのうち前側面部32aに設けられている。従って、前側面部32aは、光を発する発光面を構成する。また、基板32は、ケース部31の先端部内に取り付けられた状態で、洗濯機本体11の左右方向に沿って延びる長尺な形状をなしている。そして、基板32は、複数、この場合、2つの発光部33を当該基板32の長手方向に沿って直線状に配列した構成となっている。即ち、複数の発光部33は、洗濯機本体11の左右方向に沿って配列されている。
図8に例示するように、基板32は、ケース部31の先端部内において、発光面である前側面部32aが水槽15内に指向するように傾斜した状態で収納される。よって、発光部33が発する光Lの光軸は、洗濯機本体11の前後方向に対し傾斜し、且つ、水槽15内に指向するようになる。なお、基板32の傾斜態様、特に傾斜角度は、適宜変更して実施することができる。
また、照明ユニット30は、固定部材35により基板32をケース部31内に固定する構成となっている。即ち、ケース部31は、その先端部の内側に、基板32の前側面部32aが当接する当接部36を有している。当接部36は、上側が洗濯機本体11の前後方向に短く、下側が洗濯機本体11の前後方向に長くなるように傾斜している。当接部36は、当該当接部36に基板32の前側面部32aが当接された状態で発光部33の光軸が水槽15の内部に向かう角度となるように傾斜している。また、当接部36の中央部には、洗濯機本体11の前後方向に沿う溝部36aが形成されている。当接部36は、この溝部36aを囲むようにして枠状に形成されている。
固定部材35は、当接部36の傾斜に対応する傾斜部37を有している。傾斜部37は、当接部36と同じ角度で傾斜しており、上側が洗濯機本体11の前後方向に長く、下側が洗濯機本体11の前後方向に短くなっている。また、固定部材35の中央部には、洗濯機本体11の前後方向に沿う孔部35aが設けられている。固定部材35は、この孔部35aを囲むようにして枠状に形成されている。また、固定部材35は、傾斜する前側の端部に対し、後側の端部が平坦な形状となっている。即ち、固定部材35の後面は、洗濯機本体11の左右方向に沿う平面状となっている。
固定部材35は、基板32の前側面部32aを当接部36に当接させた状態で固定する。このとき、固定部材35は、基板32の前側面部32aを当接部36に極力密着させる構成とするとよい。また、固定部材35は、基板32を当接部36と傾斜部37との間に挟んだ状態で固定する。このとき、当接部36と基板32の前側面部32aとの接触面、および、固定部材35の傾斜部37と基板32の後側面部32bとの接触面は、平行な状態となる。
なお、照明ユニット30は、基板32の固定部材35側にポッティングを施す構成とするとよい。即ち、照明ユニット30は、固定部材35の孔部35aに、例えばウレタンなどといった図示しないポッティング材を施す構成とするとよい。これにより、基板32の後側の面、この場合、後側面部32bの防湿が可能となる。また、照明ユニット30は、基板32の当接部36側となる前側面部32aに発光部33を備えており、この発光部33を備える前側面部32aに、例えばヒューミシールやシリコンなどといった防湿材を塗布する構成とするとよい。これにより、基板32の前側の面、この場合、前側面部32aの防湿が可能となる。
上述した通り、固定部材35は、傾斜する当接部36に対し、この当接部36と同じ角度で傾斜する傾斜部37を有する。そして、このように同じ角度で傾斜する当接部36と固定部材35の傾斜部37との間に板状の基板32が挟み込まれる。これにより、当接部36と固定部材35との間に板状の基板32を強固に且つ密着した状態で固定することができる。
さらに、図5に例示するように、固定部材35は、ケース部31に対し、長手方向の両端部がねじ40により固定される。ねじ40は、ケース部31に固定部材35、ひいては基板32を固定するための固定手段の一例である。図6に例示するように、ケース部31の先端部内の長手方向の両端部には、ねじ40がねじ込まれるねじ孔41が設けられている。ねじ孔41は、洗濯機本体11の前後方向に沿って延びている。従って、ねじ40は、洗濯機本体11の前後方向に沿ってねじ込まれる。
さらに、照明ユニット30は、対向面14aの下端に取り付けられた状態でケース部31の上側となる部分に上側突出部51を備えている。また。照明ユニット30は、対向面14aの下端に取り付けられた状態でケース部31の下側となる部分に下側突出部52を備えている。上側突出部51は、発光部33に接続する配線55を当該発光部33よりも高い位置において保持する保持部、特に上側保持部の一例として機能する。また、下側突出部52は、発光部33に接続する配線55を当該発光部33よりも低い位置において保持する保持部、特に下側保持部の一例として機能する。
即ち、上側突出部51は、ケース部31の後部において洗濯機本体11の左右方向のほぼ中央部に位置して上方に向かって突出している。図6および図7に例示するように、上側突出部51は、2つの空間部51a,51bを有している。これら空間部51a,51bは、洗濯機本体11の左右方向に沿って併設されており、洗濯機本体11の前後方向に沿って延びるスリット51cを介して相互に連通している。また、空間部51a内には、洗濯機本体11の前後方向に延びる突出片51dが設けられている。空間部51bの下部は、ケース部31内に開放している。
下側突出部52は、ケース部31の後部において洗濯機本体11の左右方向のほぼ中央部に位置して下方に向かって突出している。下側突出部52は、1つの空間部52aを有している。空間部52aの上部には、洗濯機本体11の前後方向に沿って延びる2つのスリット52bが設けられており、これらスリット52bの間に、洗濯機本体11の前後方向に沿って延びる突出片52cが設けられている。
発光部33に接続する配線55は、まず、下側突出部52の突出片52cを構成する何れか一方のスリット52bを通して下側突出部52の空間部52a内に導出される。そして、配線55は、さらに他方のスリット52bを通して空間部52a内からケース部31内に導出される。これにより、配線55は、下側突出部52の空間部52a内に保持される。このとき、配線55は、下側突出部52の空間部52a内つまり発光部33よりも低い位置において、下方に向かって凸となるように湾曲する湾曲部55aを形成する。
下側突出部52から導出された配線55は、さらに上側突出部51の空間部51b内に導出され、さらに、空間部51b内からスリット51cを通して空間部51a内に導出される。そして、配線55は、空間部51a内において突出片51dの下方を通るように導出され、最後に上側突出部51上部のスリット51eからケース部31の外部に導出される。これにより、配線55は、上側突出部51の空間部51b内において保持され、また、上側突出部51の空間部51a内において保持される。
次に、照明ユニット30による水に対する照明態様の一例について説明する。図2に例示するように、洗濯機本体11の内部において、洗濯物出入口17の下端と水槽15の上端との間には隙間Gが形成される。隙間Gは、洗濯物出入口17の下端により定義される横方向の平面S1と水槽15の上端により定義される横方向の平面S2との間に形成される隙間である。照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、この隙間Gを通して光Lにより照明する。この場合、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、その水Wの後側から光Lにより照明する。また、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを給水口22よりも後側から光Lにより照明する。
本実施形態に係る洗濯機10によれば、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、洗濯物出入口17の下端と水槽15の上端との間に形成される隙間Gを通して照明する照明ユニット30を備える。この構成によれば、給水口22から水槽15内に供給される水Wが照明ユニット30により照明されることで、水槽15内に供給される水Wの流れを際立たせることができる。また、この場合、洗濯機10は、水槽15内に機能水を供給可能に構成されており、その機能水が水槽15内に供給されていることを照明ユニット30による照明により使用者に認識しやすくすることができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、洗濯物出入口17の下端と水槽15の上端との間の隙間Gを介して後側から照明する。この構成によれば、照明ユニット30が発する光が隙間Gを通る分、給水口22から水槽15内に供給される水Wを後側から緩やかに照らすことができ、光源である照明ユニット30を使用者が視認可能な部位に露出させることなく、ソフトなイメージで水Wを照明することができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、給水口22を有する給水ケース21よりも後側に形成される空間に備えられている。即ち、洗濯機10は、洗濯機本体11の内部において比較的スペースに余裕がある給水ケース21の後側に照明ユニット30を備えるので、照明ユニット30用のスペースを新たに設ける必要が無く、洗濯機本体11内のスペースを有効に活用することができる。また、給水ケース21の後側に照明ユニット30を備えることにより、水Wを後側から緩やかに照らす構成を、複雑な設計変更などを要することなく容易に実現することができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、トップカバー14の一部、この場合、給水口22を有する給水ケース21の後面に対向する対向面14aの下端に備えられている。この構成によれば、トップカバー14、換言すれば洗濯機本体11の一部に照明ユニット30を強固に固定することができ、給水口22から水槽15内に供給される水Wを安定して照明することができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、給水口22よりも後側から照明する。この構成によれば、給水口22から水槽15内に供給される水Wを確実に後側から照明することができ、ソフトなイメージによる水Wの照明効果を一層確実に実現することができる。また、洗濯機10の前側に立つ使用者に対し、照明ユニット30が発する光が、水Wを介して柔らかなイメージで動きを伴いながら届くようになり、高級感を与えることができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、発光部33に接続する配線55を当該発光部33よりも低い位置において保持する下側突出部52を備える。この構成によれば、発光部33よりも低い位置つまり下側突出部52において、配線55が下方に凸となる湾曲部55aを形成することができる。よって、例えば、給水ケース21から配線55に水が跳ね飛んだ場合、配線55に結露が発生した場合など、つまり、配線55に水が付着した場合において、その水を、発光部33よりも低い位置に存在する湾曲部55aまで流れ落として当該湾曲部55aから垂れ落とすことができる。従って、配線55を伝う水が発光部33に至ってしまうことを回避することができる。
なお、下側突出部52は、配線55から垂れ落ちた水を排出する水抜き孔を備える構成とするとよい。これにより、配線55から垂れ落ちた水を速やかに照明ユニット30の外部に排出することができ、発光部33に水が至ってしまうことを一層確実に回避することができる。
(第2実施形態)
図9に例示するように、洗濯機10は、照明ユニット30を操作パネル18に備える構成としてもよい。この場合、照明ユニット30は、操作パネル18の内部において基板18aに接続されている。洗濯物出入口17の前面部のほぼ中央部には洗濯機本体11の左右方向に延びる貫通孔部17aが設けられている。照明ユニット30のケース部31の先端部は、この貫通孔部17aを通して洗濯物出入口17内に臨んでいる。図10に例示するように、この構成例によれば、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、給水口22よりも前側、この場合、前方正面から照明する。
本実施形態の洗濯機10によっても、給水口22から水槽15内に供給される水Wが照明ユニット30により照明されることで、水槽15内に機能水が供給されていることを使用者に認識しやすくすることができる。
また、洗濯機10によれば、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水Wを、洗濯物出入口17の下端と水槽15の上端との間に形成される隙間Gを介して前側から照明する。従って、照明ユニット30が発する光が隙間Gを通る分、給水口22から水槽15内に供給される水Wを前側から緩やかに照らすことができ、ソフトなイメージで水Wを照明することができる。
なお、給水口22から水槽15内に供給される水Wを給水口22よりも前側から照明する構成は、上述した構成例に限られるものではない。例えば、図11および図12に例示するように、洗濯物出入口17の左部および右部の何れか一方に照明ユニット30を設ける構成としてもよい。これらの構成例によっても、給水口22から水槽15内に供給される水Wを前側から緩やかに照らすことができ、ソフトなイメージで水Wを照明することができる。また、図示はしないが、例えば照明ユニット30を給水口22の斜め前方に設けた構成によっても、給水口22から水槽15内に供給される水Wを前側から緩やかに照らすことができ、ソフトなイメージで水Wを照明することができる。その他、照明ユニット30の配置位置は、給水口22の配置位置、大きさ、形状、給水口22からの水の流出量などに応じて、適宜変更することができる。
(その他の実施形態)
本実施形態は、上述した複数の実施形態に限られるものではなく、例えば、次のように変形または拡張することができる。例えば、洗濯機は、上述した複数の実施形態を適宜組み合わせた構成としてもよい。また、照明ユニット30は、給水口22から水槽15内に供給される水を、洗濯物出入口17の下端と、水槽15ではなく回転槽16の上端との間に形成される隙間を通して照明する構成としてもよい。また、照明ユニット30は、上述した実施形態で例示した構成に限られるものではなく、給水口22から水槽15内に供給される水Wを照明する機能を実現できるものであれば種々の照明ユニットを採用することができる。
また、洗濯機10は、機能水生成部を有する給水経路と機能水生成部を有しない給水経路を備える構成に限られるものではなく、例えば、1つの給水経路に機能水生成部を備え、機能水生成部のオン/オフを制御することにより、水槽15内への機能水の供給および通常水の供給を切り換えるように構成してもよい。
本実施形態に係る洗濯機によれば、給水口から水槽内に供給される水を、洗濯物出入口の下端と水槽または回転槽の上端との間に形成される隙間を通して照明する照明ユニットを備える。この構成によれば、給水口から水槽内に供給される水を、隙間を介する分、緩やかに照らすことができ、ソフトなイメージで水を照明することができる。また、給水口から水槽内に供給される水を照明することにより、槽内に機能水が供給されていることを使用者に認識しやすくすることができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、11は洗濯機本体、14はトップカバー、14aは対向面、15は水槽、16は回転槽、17は洗濯物出入口、18は操作パネル、22は給水口、30は照明ユニット、33は発光部、52は下側突出部(保持部)、55は配線を示す。

Claims (3)

  1. 洗濯機本体と、
    前記洗濯機本体の上部に設けられる洗濯物出入口と、
    前記洗濯機本体内に設けられる水槽と、
    前記水槽内に設けられる回転槽と、
    前記水槽内に水を供給する給水口と、
    前記給水口から前記水槽内に供給される水を、前記洗濯物出入口の下端と前記水槽または前記回転槽の上端との間に形成される隙間を通して照明する照明ユニットと、
    を備え、
    前記洗濯機本体の前後方向を基準とした場合に、
    前記給水口は、前記洗濯物出入口の後部に設けられており、
    前記照明ユニットは、前記給水口から前記水槽内に供給される水を前記給水口よりも後側から照明する洗濯機。
  2. 前記洗濯機本体の上部を構成するトップカバーを備え、
    前記洗濯機本体の前後方向を基準とした場合に、
    前記照明ユニットは、前記トップカバーにおいて前記給水口の後側に位置する部位の下端に備えられている請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記照明ユニットは、
    発光部と、
    前記発光部に接続する配線を当該発光部よりも低い位置において保持する保持部と、
    を備える請求項1または2に記載の洗濯機。
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