JP6912856B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
従来より、例えば洗濯物の取り出し忘れなどを防止するために、照明装置により槽内を照明するようにした洗濯機が考えられている。この種の洗濯機として、例えば特許文献1には、外箱に設けられた洗濯物出入口の内側上方部に照明装置を設けた構成が開示されている。
特許第3544874号公報
しかしながら、従来の構成では、照明装置全体が槽内に向かって傾斜して配置されている。そのため、照明装置の設置スペースの奥行寸法が大きくなり、洗濯機全体の大型化を招いてしまう。また、照明装置の設置スペースが増大する分、洗濯機の前面から槽内までの距離が長くなってしまい、洗濯物を出し入れする際の使い勝手が悪くなる。
また、照明装置を外箱の洗濯物出入口に設けた構成では、照明装置から槽内までの距離が長くなり、槽内を良好に照明することができない。近年では、槽の大容量化が進められていることから、照明装置から槽内までの距離が長くなる構成では、槽内を良好に照明することが一層困難となる。
そこで、本実施形態は、照明装置の設置スペースの奥行寸法を抑えることができ、槽内を良好に照明することができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、水槽と、回転槽と、開口部と、貫通部と、照明装置と、循環水路と、吐出口と、規制部と、を備える。水槽は、前面に水槽カバーを有する。回転槽は、前記水槽内に設けられている。開口部は、前記水槽カバーに設けられ、前記水槽の胴部よりも直径が小さい。貫通部は、前記水槽の開口部の周面を貫通する。照明装置は、発光素子を備える基板と、この基板を収納するケース部と、前記基板を前記ケース部内に固定する固定部材と、を有し、前記回転槽内を照明する。循環水路は、前記水槽内の水を循環する。吐出口は、前記循環水路を通して循環される水を前記水槽内に吐出する。規制部は、前記貫通部に対する前記ケース部の向きを規制する。そして、内部に前記水槽を有する外箱の前面に、洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口が設けられており、前記貫通部は、前記水槽の開口部の接線方向に沿って延びており、前記照明装置は、前記吐出口よりも前側に設けられている。前記ケース部は、前記貫通部に挿入されている。前記貫通部に対する前記ケース部の挿入方向は、前記水槽の開口部の径方向に沿う方向である。前記基板は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜した状態で前記ケース部内に収納され、且つ、前記ケース部に前記固定部材を固定する固定手段は、前記ケース部の挿入方向に沿っている。前記発光素子の光軸は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜しており、且つ、前記回転槽の内周面に向かう角度となるように傾斜している
第1実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図 照明装置およびその周辺部分の構成例を拡大して示す縦断側面図 水槽の構成例を示す斜視図 照明装置の構成例を示す斜視図 ケース部の構成例を示す斜視図 発光素子の発光態様の一例を概念的に示す図 基板の傾斜態様の一例を示す図(その1) 基板の傾斜態様の一例を示す図(その2) 基板の傾斜態様の一例を示す図(その3) 照明装置の構成例を示す断面斜視図(その1) 照明装置の構成例を示す断面斜視図(その2) ケース部の構成例を示す断面斜視図 土台部に基板が載置された状態におけるケース部の構成例を示す断面斜視図 第2実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図 循環水路の具体的な構成例を示すための図であり、照明装置およびその周辺部分の構成例を拡大して示す縦断側面図 循環水路の具体的な構成例を示すための水槽の正面図 第3実施形態に係る照明装置およびその周辺部分の構成例を拡大して示す縦断側面図 発光素子から発せられる光の進路の一例を概念的に示す図 第4実施形態に係る照明装置およびその周辺部分の構成例を拡大して示す縦断側面図 発光素子から発せられる光の進路の一例を概念的に示す図 変形実施形態に係る発光素子から発せられる光の進路の一例を概念的に示す図
以下、洗濯機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転軸方向が傾斜したいわゆる横軸型のドラム式洗濯機であり、その外殻を構成する外箱11内に、水槽12、ドラム13などを備える。水槽12は、有底円筒状をなしており、図示しないサスペンションによって弾性的に支持されている。水槽12は、胴部14の前面に水槽カバー15を備える。水槽カバー15には、円形状の開口部16が設けられている。水槽12の開口部16は、水槽12の胴部14よりも直径が小さくなっている。
ドラム13は、有底円筒状をなしており、水槽12内に回転可能に配設されている。ドラム13は、回転槽の一例である。ドラム13の回転軸方向は、洗濯機10の前後方向、つまり、奥行方向に沿って、後面側が前面側よりも低くなるように傾斜している。ドラム13は、水槽12の後面に設けられた駆動モータ17により回転される。ドラム13の前面には、円形状の開口部13aが設けられている。ドラム13の開口部13aは、ドラム13の胴部よりも直径が小さくなっている。また、ドラム13の周壁部には図示しない複数の孔が設けられている。また、ドラム13の内周面には、洗濯物掻き上げ用の図示しない複数のバッフルが設けられている。
外箱11の前面には、洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口18が設けられている。この洗濯物出入口18には、扉19が開閉可能に取り付けられている。扉19は、例えばガラスなどといった透明な部材を主体として構成されており、洗濯機10の外部から槽内を視認可能となっている。また、洗濯物出入口18と水槽12の開口部16は、ベローズ20により水密に接続されている。また、外箱11の前面上部には、運転スタートボタンなどの各種操作ボタンや表示部などを有する図示しない操作パネルが設けられている。そして、操作パネルの裏側には、図示しない制御装置が設けられている。制御装置は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、洗濯機10の動作全般を制御する。
また、洗濯機10は、水槽12内に水を供給する図示しない給水経路、および、水槽12内の水を機外に排出する図示しない排水経路などを備える。また、洗濯機10は、ドラム13内の洗濯物を乾燥するための乾燥機能を備える。この乾燥機能を実現する構成としては、ドラム13内に温風を供給する種々の構成が考えられ、例えば凝縮器や蒸発器などを含むヒートポンプ機構による構成や、ヒータなどを含む構成などが考えられる。
洗濯機10は、ドラム13内を照明するための照明装置30を備える。なお、図1では、この照明装置30およびその周辺部分に係る構成を概略的に示している。次に、この照明装置30の具体的な構成例について説明する。即ち、図2に例示するように、水槽12の開口部16には、当該開口部16の周面を貫通する貫通部50が設けられている。図3にも例示するように、照明装置30は、この貫通部50に取り付けられている。この場合、貫通部50は、水槽12の開口部16の最上部において、当該開口部16の接線方向に沿って延びる貫通孔となっている。
水槽12の開口部16の上部の内周面には、当該開口部16の径方向外側に向かって窪む窪み部51が設けられている。貫通孔50は、このように外方に窪む窪み部51に設けられている。窪み部51の前側には、前側壁部52が設けられている。前側壁部52は、貫通孔50の前側において、水槽12の開口部16の中心に向かって板状に突出している。また、窪み部51の後側には、後側壁部53が設けられている。貫通部50は、前側壁部52と後側壁部53との間に設けられている。後側壁部53は、貫通部50とドラム13の前面上部との間に位置しており、例えばユーザの手が窪み部51から水槽12内に入ってしまうこと、ひいては、ドラム13の前面上部に接触してしまうことを防止する。
図4に例示するように、照明装置30は、基板31およびケース部32を備える。図2に例示するように、基板31は、例えばLEDなどで構成される発光素子33を備える。発光素子33は、紫外線以外の光を発光するものが好ましく、この場合、白色光を発光する発光素子が採用されている。ケース部32は、照明装置30の外殻を構成し、その先端部内に基板31を収納する。図5に例示するように、ケース部32は、貫通部50の開口形状に対応して、水槽12の開口部16の接線方向に沿って延びる長尺な形状となっている。また、ケース部32の先端部は、半球面状、つまり、断面円弧状となる形状となっている。この場合、ケース部32は、その全体が透明な部材で構成されている。
図2に例示するように、基板31は、ケース部32の先端側、図では下側に向けられる先端側面部31a、および、ケース部32の基端側、図では上側に向けられる基端側面部31bを有する。発光素子33は、基板31の両面部31a,31bのうち先端側面部31aに設けられている。従って、先端側面部31aは、発光面を構成する。また、この場合、基板31は、ケース部32の先端部内に取り付けられた状態で、水槽12の開口部16の接線方向に沿って延びる長尺な形状をなしている。そして、基板31は、複数の発光素子33を当該基板31の長手方向に沿って直線状に配列した構成となっている。即ち、複数の発光素子33は、水槽12の開口部16の接線方向に沿って配列されている。
照明装置30は、ケース部32が貫通部50に挿入されることで取り付けられる。このとき、貫通部50に対するケース部32の挿入方向Aは、水槽12の開口部16の径方向に沿う方向となる。また、貫通部50に対するケース部32の挿入方向は、ドラム13の回転軸に直交する方向となる。
そして、照明装置30は、基板31が、ケース部32の挿入方向Aに対し傾斜した状態で当該ケース部32内に収納された構成となっている。この構成によれば、発光素子33の光軸Lは、ケース部32の挿入方向Aに対し傾斜する。なお、図6に例示するように、発光素子33の発光態様は、発光の中心となる光軸Lを基準として、所定の半減角度Lαの拡がりを有する態様となる。半減角度Lαは、光量が光軸Lの光量に比べ半減する範囲を表す角度である。半減角度Lαは、使用する発光素子33の種類、大きさ、性能などに応じて異なる角度となる。
また、基板31の傾斜態様は、適宜変更して実施することができる。具体的には、例えば図7に示すように、基板31は、発光素子33の光軸Lがドラム13の内周面に向かう角度となるように傾斜させる構成とすればよい。なお、例えば図8に示すように、基板31は、発光素子33の光軸Lがドラム13の内周面のうち後半部の範囲内に向かう角度となるように傾斜させることが好ましい。より好ましくは、例えば図9に示すように、基板31は、発光素子33の光軸Lがドラム13の内周面のうち最後部に向かう角度となるように傾斜させることが好ましい。即ち、ドラム13内において洗濯物が残りやすい部位は、ドラム13の底部の最後部である。そのため、発光素子33の光軸Lを可能な限りドラム13の最後部に指向させることで、洗濯物が残りやすい部位を良好に照明することができる。
図10および図11に例示するように、ケース部32は、基板31が収容される本体部44の上部の周囲に縁部45を有する。縁部45は、本体部44の上部から外方に向かって延び、さらに、本体部44の先端側に屈曲して延びている。縁部45は、前側縁部45aおよび後側縁部45bを有する。前側縁部45aは、貫通部50にケース部32が取り付けられた際に洗濯機10の前側に位置する縁部である。一方、後側縁部45bは、貫通部50にケース部32が取り付けられた際に洗濯機10の後側に位置する縁部である。この場合、後側縁部45bは、前側縁部45aよりも短くなっている。
一方、図2に例示するように、貫通部50の後側には規制リブ55が設けられている。規制リブ55は、規制部の一例であり、貫通部50の長手方向に直交する板状のリブである。ケース部32が後側縁部45bを後側にして取り付けられた場合には、後側縁部45bの下端部は規制リブ55の上端部に干渉しない。そのため、ケース部32を貫通部50に取り付けることができる。しかし、ケース部32が前側縁部45aを後側にして取り付けられた場合には、前側縁部45aの下端部は規制リブ55の上端部に干渉し、これにより、ケース部32を貫通部50に取り付けることができない。即ち、規制リブ55は、貫通部50に対するケース部32の向き、換言すれば、取り付け向きを正常な取り付け向きに規制する機能を有する。なお、ケース部32の正常な取り付け向きとは、前側縁部45aを前側、後側縁部45bを後側とする向きである。
貫通部50に対しケース部32が正常な取り付け向きで取り付けられた状態では、ケース部32の先端部は、水槽12の開口部16の上端よりも低い高さまで、より詳細には、窪み部51の上端よりも低い高さまで突出する。即ち、ケース部32の先端部は、水槽12の開口部16の内周面、より詳細には、窪み部51の内周面から突出する。なお、ケース部32の先端部は、前側壁部52の下端よりも低い高さまでは突出しない。
水槽12の開口部16の内周面から突出するケース部32の先端部の前側には、前側壁部52が対向する。従って、前側壁部52は、ケース部32の先端部から発光素子33が発する光のうち洗濯機10の前側に向かう光を遮る。そのため、ケース部32の先端部からの発光が、洗濯機10の前方に位置するユーザに直接的に到達してしまうことを回避できる。即ち、前側壁部52は、遮光部の一例として機能する。
また、照明装置30は、固定部材60により基板31をケース部32内に固定する構成となっている。即ち、図12に例示するように、ケース部32は、その先端部の内側に、基板31が載置される土台部61を有する。土台部61は、前側縁部45a側が低く、後側縁部45b側が高くなるように傾斜している。図13に例示するように、土台部61は、当該土台部61に基板31が当接された状態で発光素子33の光軸Lがドラム13の内周面に向かう角度となるように傾斜している。また、土台部61の中央部には、水槽12の開口部16の接線方向に延びる溝部61aが形成されている。土台部61は、この溝部61aを囲むようにして枠状に形成されている。
固定部材60は、その下部に、土台部61の傾斜に対応する傾斜部66を有する。傾斜部66は、土台部61と同じ角度で傾斜しており、前側縁部45a側が長く、後側縁部45bが短くなっている。また、固定部材60の中央部には、水槽12の開口部16の接線方向に延びる孔部60aが設けられている。固定部材60は、この孔部60aを囲むようにして枠状に形成されている。また、固定部材60は、傾斜する下部に対し、上部が平坦な形状となっている。即ち、固定部材60の上面は、水槽12の開口部16の接線方向に沿う。
固定部材60は、基板31を土台部61に当接させた状態で固定する。このとき、固定部材60は、基板31を土台部61に極力密着させる構成とするとよい。また、固定部材60は、基板31を当該固定部材60と土台部61との間に挟んだ状態で固定する。このとき、固定部材60の傾斜部66と基板31との接触面、および、土台部61と基板31との接触面は平行となる。また、基板31は、固定部材60側にポッティングが施される。即ち、固定部材60の孔部60aには、例えばウレタンなどといった図示しないポッティング材が施される。これにより、基板31の上側の面、この場合、基端側面部31bの防湿が可能となる。また、基板31は、土台部61側となる先端側面部31aに発光素子33を備えており、この発光素子33を備える先端側面部31aに、例えばヒューミシールやシリコンなどといった防湿材が塗布されている。これにより、基板31の下側の面、この場合、先端側面部31aの防湿が可能となる。
このように、基板31は、その両面部31a,31bに防湿処理が施される。これにより、ショートやイオンマイグレーションの発生を抑えることができる。ここで、先端側面部31a側に施される防湿処理は、主として、照明装置30の組み立て時に基板31によりケース部32の先端部内に密閉された空気に含まれる湿気に対応するものである。一方、基端側面部31b側に施される防湿処理は、主として、照明装置30の実装後にケース部32内に浸入する湿気に対応するものである。
また、固定部材60は、中央部に孔部60aを有する枠状になっている。そのため、孔部60a内のポッティング材が、発光面である先端側面部31a側に流れ込むことを回避することができる。即ち、固定部材60は、基板31の固定機能を発揮するのみならず、ポッティング材のシール部材としても機能する。
上述した通り、固定部材60は、傾斜する土台部61に対し、この土台部61と同じ角度で傾斜する傾斜部66を有する。そして、このように同じ角度で傾斜する土台部61と固定部材60の傾斜部66との間に板状の基板31が挟み込まれる。これにより、土台部61と固定部材60との間に基板31を強固に且つ密着した状態で固定することができる。
さらに、固定部材60は、ケース部32に対し、長手方向の両端部がねじ70により固定される。ねじ70は、ケース部32に固定部材60、ひいては基板31を固定するための固定手段の一例である。ケース部32の底部の長手方向の両端部には、ねじ70がねじ込まれるねじ孔71が設けられている。ねじ孔71は、貫通部50に対するケース部32の挿入方向Aに沿って延びている。従って、ねじ70は、貫通部50に対するケース部32の挿入方向Aに沿ってねじ込まれる。
基板31の傾斜に合わせて固定部材60の固定方向もケース部32の挿入方向Aに対して傾斜させてしまうと、ねじ70がケース部32の挿入方向Aに対して傾斜した方向にねじ込まれることになる。そのため、ケース部32の奥行寸法の増大を招いてしまう。照明装置30によれば、基板31をケース部32の挿入方向Aに対して傾斜させているにも関わらず、この基板31を固定するための固定部材60の固定方向はケース部32の挿入方向Aに対して傾斜させていない。この構成によれば、上述した通り、ねじ70がケース部32の挿入方向Aに沿ってねじ込まれることになるため、ケース部32の奥行寸法を増大させる必要がない。
本実施形態に係る洗濯機10によれば、水槽12の開口部16に当該開口部16の周面を貫通する貫通部50が設けられている。そして、照明装置30は、その外殻を構成するケース部32が貫通部50に挿入されており、且つ、発光素子33の光軸Lが貫通部50に対するケース部32の挿入方向に対し傾斜した構成となっている。即ち、照明装置30は、その外殻を構成するケース部32を傾斜させず、発光素子33の光軸Lを傾斜させる構成とした。よって、照明装置全体を傾斜させた状態で配置する従来構成に比べ、照明装置30の設置スペースの奥行寸法を抑えることができ、洗濯機10全体としての大型化を抑えることができる。
また、照明装置30は、外箱11に設けられる洗濯物出入口18ではなく、水槽12の開口部16に設けられている。従って、外箱の洗濯物出入口に照明装置を設ける従来構成に比べ、照明装置30からドラム13内までの距離を短くすることができる。よって、ドラム13内を良好に照明することができ、例えば洗濯物の取り出し忘れなどを防止することができる。
また、照明装置30は、水槽12の胴部14ではなく、水槽12の前面から突出し、洗濯機10前面の洗濯物出入口18にベローズ20を介して接続され、胴部14よりも径が小さい開口部16の周面に取り付けられる。仮に径が大きい胴部14の周面に照明装置30を設けた構成では、ドラム13内を良好に照明するためには、照明装置全体を長くして先端部をドラム13の開口部付近まで延ばす必要がある。そのため、照明装置の大型化を招いてしまう。洗濯機10によれば、照明装置30を胴部14よりも径が小さい開口部16に設けているので、照明装置30全体を挿入方向に沿って長くする必要がなく、コンパクト化を図ることができる。即ち、本実施形態に係る照明装置30によれば、奥行方向のコンパクト化のみならず、挿入方向のコンパクト化も図ることができる。
また、照明装置30は、ドラム13の回転軸よりも高い位置、好ましくは、水槽12の開口部16の最上部あるいは最上部よりも若干低い位置に設けることで、ドラム13内をユーザの視線に近い位置から照明することができる。従って、ユーザは、ドラム13内をより視認しやすくなる。また、照明装置30を、水槽12の開口部16の極力高い位置に設けることで、照明装置30に水がかかりにくくなり、防水の観点からも好ましい。
また、照明装置30は、この場合、白色光を発光する。これにより、ドラム13内の洗濯物を白く光らせることができ、視覚的に清潔感を向上することができる。
また、照明装置30は、発光源である発光素子33が収納されるケース部32の先端部が半球面状となっている。そのため、発光素子33から発せられる光を拡散することができ、ドラム13内をより広範囲にわたって照明することができる。なお、ケース部32の先端部の表面にさらにシボ加工を施すことにより、より光を拡散させることができ、より広い範囲を良好に照明することができる。
また、発光源である発光素子33が収納されるケース部32の先端部を、水槽12の開口部16の上端よりも低い高さまで突出させることにより、ドラム13の開口部13aに光が遮られてしまうことを回避することができ、ドラム13内をより良好に照明することができる。
(第2実施形態)
図14に示す構成例では、洗濯機10は、水槽12内の水を循環する循環水路80を備える。循環水路80は、図示しない排水経路に接続されているとともに、水を圧送するための図示しない循環ポンプを備える。循環水路80は、循環ポンプを駆動することにより、水槽12内の水を排水経路を介して取り込み水槽12内に戻す循環を繰り返す。また、洗濯機10は、循環水路80を通して循環される水を水槽12内に吐出する吐出口81を備える。吐出口81は、水槽12の開口部16の上部からドラム13内に向けて循環水をシャワー状に噴出する。そして、照明装置30は、この吐出口81よりも前側に設けられている。
本実施形態によれば、吐出口81からシャワー状に噴出する水を照明装置30からの発光により照らすことができる。即ち、槽内にシャワー状に噴出する水を明るく光らせて見せることができ、洗浄性能を視覚的に強調することができる。
図14に例示した模式的な循環水路80に対し、図15および図16には、具体的な循環水路80Aの構成例を示している。即ち、図15に例示するように、循環水路80Aは、水槽カバー15の裏側に壁部材15aを取り付けることにより設けられている。水槽カバー15と壁部材15aとの間に形成される空間が、循環水が通過する水路となる。図16に例示するように、循環水路80Aは、水槽カバー15の下部、つまり、開口部16の下方から、当該開口部16を迂回するように円弧状に上方に延びている。そして、開口部16の上方において分岐して2つの吐出口81Aを水槽12内に臨ませている。照明装置30は、2つの吐出口81Aの間に挟まれている。また、2つの吐出口81Aは、何れも照明装置30よりも後側に設けられている。
このような具体的な構成例によっても、吐出口81Aからシャワー状に噴出する水を照明装置30からの発光により照らすことができ、洗浄性能を視覚的に強調することができる。なお、例えば、一方の吐出口81Aを照明装置30よりも前側、他方の吐出口81Aを照明装置30よりも後側に設けてもよい。
(第3実施形態)
図17に示す構成例では、照明装置30は、ケース部32の先端部の外側に、光を反射する反射部90を備える。反射部90は、例えば金属材料などといった光を反射する材料からなるフィルム状の部材である。この場合、反射部90は、ケース部32の先端部の外面のうち前側、つまり、ドラム13とは反対側に貼り付けられている。なお、照明装置30は、ケース部32の先端部の内側に反射部90を備える構成としてもよい。また、照明装置30は、ケース部32の先端部の内側および外側の双方に反射部90を備える構成としてもよい。
本実施形態によれば、図18に例示するように、発光素子33から発せられる光のうちドラム13とは反対側に向かう光を、反射部90により反射させてドラム13内に導くことができる。従って、ドラム13内をより良好に照明することができる。
(第4実施形態)
図19に示す構成例では、洗濯機10は、前側壁部52のうちケース部32の先端部に対向する部分に、光を反射する反射部90を備える。この構成によれば、図20に例示するように、発光素子33から発せられる光のうちドラム13とは反対側に向かう光を、反射部90により反射させてドラム13内に導くことができる。従って、ドラム13内をより良好に照明することができる。
この場合、図21に例示するように、照明装置30は、基板31を、発光素子33の光軸Lが前側壁部52の反射部90に向かう角度で傾斜するように構成してもよい。この構成によれば、発光素子33から発せられる光を、反射部90を経由してドラム13内に導くことができる。このとき、反射部90により反射して間接的にドラム13内に入射する光の入射角度は、照明装置30から直接的にドラム13内に入射する光の入射角度よりも緩やかになる。従って、発光素子33から発せられる光がドラム13内に入りやすくなり、ドラム13の内部、特に奥側を一層明るく照射することができる。
(その他の実施形態)
本実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように拡張または変形することができる。
例えば、貫通部50は、ドラム13の回転軸よりも高い位置であれば、その位置を適宜変更して実施することができる。例えば、貫通部50は、水槽12の開口部16の最上部よりも若干低い位置に設けてもよい。
また、ケース部32の先端部は、水槽12の開口部16の上端の高さまで延びる構成、つまり、ケース部32の先端部の高さ位置と水槽12の開口部16の上端の高さ位置とが等しくなる構成としてもよい。この構成によっても、ケース部32の先端部から発せられる光により槽内を照明することができる。
また、照明装置30の先端部、つまり、ケース部32の先端部は、ドラム13の回転軸に向かって下方に突出している。ここで、ケース部32の先端部は、ドラム13の開口部13aの上端よりも低い高さまで延びる構成としてもよい。また、ケース部32の先端部は、ドラム13の開口部13aの上端の高さまで延びる構成、つまり、ケース部32の先端部の高さ位置とドラム13の開口部13aの上端の高さ位置とが等しくなる構成としてもよい。
また、ケース部32は、その先端部を透明な部材で構成し、残りの部分を不透明な部材で構成してもよい。また、発光素子33は、紫外線以外の光を発光するものであれば、白色光以外の光を発光するものであってもよい。また、基板31は、1つの発光素子33を備える構成としてもよい。
洗濯機10の槽内は高湿になるので、基板31は、両面部31a,31bに防湿処理を施すことが好ましい。但し、基板31は、両面部31a,31bのうち少なくとも何れか一方の面に防湿処理を施す構成としてもよい。また、基板31は、防湿処理を施さない構成としてもよい。
固定手段は、ねじ70に限られるものではなく、例えばピンなどで構成してもよい。即ち、ケース部32に対し固定部材60を固定することが可能な手段であれば種々の手段を固定手段として採用することができる。
以上に説明した本実施形態に係る洗濯機は、水槽と、回転槽と、開口部と、貫通部と、照明装置と、を備える。水槽は、前面に水槽カバーを有する。回転槽は、前記水槽内に設けられている。開口部は、前記水槽カバーに設けられ、前記水槽の胴部よりも直径が小さい。貫通部は、前記水槽の開口部の周面を貫通する。照明装置は、発光素子を備える基板と、この基板を収納するケース部と、を有し、前記回転槽内を照明する。そして、前記ケース部は、前記貫通部に挿入されている。前記基板は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜した状態で前記ケース部内に収納されている。前記発光素子の光軸は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜している。
この構成によれば、基板を傾斜させているにも関わらず照明装置全体としては傾斜させていないので、照明装置の設置スペースの奥行寸法を抑えることができる。また、照明装置から槽内までの距離を短くすることができ、槽内を良好に照明することができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、12は水槽、13はドラム(回転槽)、13aは回転槽の開口部、14は水槽の胴部、15は水槽カバー、16は水槽の開口部、30は照明装置、31は基板、32はケース部、33は発光素子、50は貫通部、51は窪み部、52は前側壁部(遮光部)、53は後側壁部(遮壁部)、55は規制リブ(規制部)、60は固定部材、61は土台部、66は傾斜部、70はねじ(固定手段)、80は循環水路、81は吐出口、90は反射部を示す。

Claims (6)

  1. 前面に水槽カバーを有する水槽と、
    前記水槽内に設けられた回転槽と、
    前記水槽カバーに設けられ、前記水槽の胴部よりも直径が小さい開口部と、
    前記水槽の開口部の周面を貫通する貫通部と、
    発光素子を備える基板と、この基板を収納するケース部と、前記基板を前記ケース部内に固定する固定部材と、を有し、前記回転槽内を照明する照明装置と、
    前記水槽内の水を循環する循環水路と、
    前記循環水路を通して循環される水を前記水槽内に吐出する吐出口と、
    前記貫通部に対する前記ケース部の向きを規制する規制部と、
    を備え、
    内部に前記水槽を有する外箱の前面に、洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口が設けられており、
    前記貫通部は、前記水槽の開口部の接線方向に沿って延びており、
    前記照明装置は、前記吐出口よりも前側に設けられていて、
    前記ケース部は、前記貫通部に挿入され、前記貫通部に対する前記ケース部の挿入方向は、前記水槽の開口部の径方向に沿う方向であり、
    前記基板は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜した状態で前記ケース部内に収納され、且つ、前記ケース部に前記固定部材を固定する固定手段は、前記ケース部の挿入方向に沿っており、
    前記発光素子の光軸は、前記ケース部の挿入方向に対し傾斜しており、且つ、前記回転槽の内周面に向かう角度となるように傾斜している洗濯機。
  2. 前記ケース部の挿入方向は、前記回転槽の回転軸に直交する方向である請求項に記載の洗濯機。
  3. 前記貫通部は、前記回転槽の回転軸よりも高い位置に設けられている請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記基板は、複数の前記発光素子を備える請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記基板は、前記水槽の開口部の接線方向に延びており、
    複数の前記発光素子は、前記基板の長手方向に沿って配列されている請求項に記載の洗濯機。
  6. 前記水槽の開口部は、外方に窪む窪み部を有し、
    前記貫通部は、前記窪み部に設けられている請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
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