JP6893901B2 - 分析装置及び分析方法 - Google Patents
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Description
本発明は、通信端末の位置情報を分析するための分析装置及び分析方法に関する。
従来、ユーザの店舗への来店や商品の購買を促進するために、ユーザの位置の時系列変化(すなわち動線)の分析が行われている(例えば特許文献1参照)。事業者は、ユーザの動線を分析することによって、ユーザがどのような商品に興味を持っているかを推定できる。
ところで、店舗の外におけるユーザの位置と、店舗の中におけるユーザの位置とは、異なる事業者によって管理されている場合がある。例えばある事業者は、カバー範囲の広いGPS(Global Positioning System)によって、店舗の外のユーザの位置を測定する。別の事業者は、屋内に設備を導入しやすい無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を用いて、店舗の中のユーザの端末の位置を測定する。このような場合に、それぞれの事業者は、自身が管理しているユーザの位置のみを対象にして分析を行うしかなく、店舗の内外におけるユーザの位置を一貫して分析することが難しかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、店舗等の敷地の内外におけるユーザの位置を一貫して分析できる分析装置及び分析方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の分析装置は、ユーザの端末が所定の敷地の中に設置された複数の位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す第1位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地内識別情報に関連付けて取得する第1取得部と、前記敷地の外において前記第1位置情報とは異なる測定方法によって測定された前記端末の位置を示す第2位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地外識別情報に関連付けて取得する第2取得部と、前記敷地内識別情報及び前記敷地外識別情報を関連付けることによって、前記第1位置情報及び前記第2位置情報を関連付けて分析する分析部と、前記分析の結果を出力する出力部と、を有する。
前記第1取得部は、前記端末が近距離無線通信によって複数の前記位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得してもよい。
前記第1取得部は、前記端末が前記敷地の中で移動した経路を、前記第1位置情報として取得してもよい。
前記第2取得部は、前記端末が前記敷地の外で移動した経路を、前記第2位置情報として取得してもよい。
前記第1取得部は、前記敷地の中の前記端末の位置と、前記位置が測定された時間とを、前記第1位置情報として取得し、前記第2取得部は、前記敷地の外の前記端末の位置と、前記位置が測定された時間とを、前記第2位置情報として取得してもよい。
前記分析部は、複数の前記ユーザの属性ごとに、複数の前記ユーザの前記第1位置情報及び前記第2位置情報を統計的に分析してもよい。
前記分析部は、前記第1位置情報に基づいて、前記ユーザが興味を有する商品又はサービスを推定し、前記出力部は、前記分析部が推定した前記商品又は前記サービスに関連付けられた情報を、前記端末に送信してもよい。
前記第1取得部は、複数の店舗を含む前記敷地の中の前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得してもよい。
前記第1取得部は、前記複数の店舗内または店舗間に設置された複数の前記位置測定装置に前記端末が接続することによって測定された前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得してもよい。
前記分析部は、前記第2位置情報に基づいて、前記敷地の外において前記ユーザが訪問した敷地を特定してもよい。
前記分析部は、前記第2位置情報に基づいて、前記ユーザが所定時間以上滞在した位置に関する情報を統計的に分析してもよい。
前記第1取得部は、前記位置測定装置が前記端末から取得した前記敷地内識別情報を、前記位置測定装置から受信することによって取得してもよい。
本発明の第2の態様の分析方法は、プロセッサが、ユーザの端末が所定の敷地の中に設置された複数の位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す第1位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地内識別情報に関連付けて取得するステップと、前記敷地の外において前記第1位置情報とは異なる測定方法によって測定された前記端末の位置を示す第2位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地外識別情報に関連付けて取得するステップと、前記敷地内識別情報及び前記敷地外識別情報を関連付けることによって、前記第1位置情報及び前記第2位置情報を関連付けて分析するステップと、前記分析の結果を出力するステップと、を実行する。
本発明によれば、店舗等の敷地の内外におけるユーザの位置を一貫して分析できるという効果を奏する。
[分析システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る分析システムSの模式図である。分析システムSは、分析サーバ1と、店舗サーバ2と、通信端末3とを含む。分析システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
図1は、本実施形態に係る分析システムSの模式図である。分析システムSは、分析サーバ1と、店舗サーバ2と、通信端末3とを含む。分析システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
分析サーバ1(分析装置)は、通信端末3の位置情報を取得して分析するコンピュータである。分析サーバ1は、店舗等の敷地の外に設置された基地局4を介して、敷地の外における通信端末3の位置情報を取得する。それに加えて、分析サーバ1は、店舗サーバ2から送信された敷地の中における通信端末3の位置情報を取得する。さらに分析サーバ1は、取得した敷地の内外の位置情報を関連付けて分析し、分析結果を出力する。
店舗サーバ2(情報処理装置)は、通信端末3の位置情報を取得するコンピュータである。店舗サーバ2は、敷地の中に設置されたビーコン5を用いて、敷地の中における通信端末3の位置情報を取得する。店舗サーバ2は、インターネット、LAN等のネットワークNを介して、敷地の外における通信端末3の位置情報を分析サーバ1へ送信する。
通信端末3(通信装置)は、通信を行うことが可能なコンピュータである。例えば通信端末3は、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末や、パーソナルコンピュータである。通信端末3は、LTE(Long Term Evolution)等の移動体通信と、Bluetoothや無線LAN等の近距離無線通信とを行うための通信部を有する。また、通信端末3は、様々な情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部を有する。
図2は、本実施形態に係る分析システムSが実行する分析方法の模式図である。通信端末3を有するユーザは、店舗等の敷地Pの内外を移動する。敷地Pは、1つの店舗の敷地(建物又は土地)であってもよく、ショッピングセンターや百貨店のような複数の店舗の複合体の敷地であってもよい。
通信端末3は、GPS等を用いて、敷地Pの外における通信端末3の位置(例えば緯度及び経度)を測定する。例えば通信端末3は、敷地Pの外において、定期的にGPS信号を受信し、通信端末3の位置を測定する。通信端末3は、敷地Pの外における通信端末3の位置を、通信端末3又はユーザを識別する識別情報としての第1ID(敷地外識別情報)に関連付けて分析サーバ1へ基地局4を介して送信する。第1IDは、例えば基地局4を用いた通信サービスを運営する通信事業者によって付与及び管理される。
敷地Pの中には、複数のビーコン5が異なる位置に設置されている。敷地Pが複数の店舗を含む場合には、複数の店舗内にビーコン5が設置されてもよく、複数の店舗間にビーコン5が設置されてもよい。また、複数の店舗のそれぞれに1つずつビーコン5が設置されてもよい。ビーコン5は、Bluetoothや無線LAN等の近距離無線通信によって通信端末3と接続可能な位置測定装置である。例えば通信端末3は、ユーザが敷地P内に進入すると、近距離無線通信によってビーコン5に接続する。店舗サーバ2は、通信端末3が接続したビーコン5の位置に基づいて、敷地の中における通信端末3の位置を測定する。店舗サーバ2は、敷地Pの中における通信端末3の位置を、通信端末3又はユーザを識別する識別情報としての第2ID(敷地内識別情報)に関連付けて分析サーバ1へ送信する。例えば店舗サーバ2は、位置のデータに第2IDを付与することによって位置及び第2IDを関連付けてもよく、あるいは位置のデータ及び第2IDのデータに共通の識別情報(トランザクションID等)を付与することによって関連付けてもよい。第2IDは、例えば敷地P内の店舗を運営する店舗事業者によって付与及び管理される。
分析サーバ1は、第1ID及び第2IDを関連付けることによって、通信端末3から取得した敷地Pの外における通信端末3の位置と、店舗サーバ2から取得した敷地Pの中における通信端末3の位置とを、関連付ける。そして分析サーバ1は、互いに関連付けられた敷地Pの内外における通信端末3の位置を分析し、分析結果を出力する。
このように、分析システムSは、敷地Pの外において通信端末3又はユーザを識別するための第1IDと、敷地Pの中において通信端末3又はユーザを識別するための第2IDとを関連付ける。そのため、分析システムSは、店舗等の敷地Pの内外において互いに異なる測定方法によって測定された通信端末3の位置を、一貫して分析できる。
[分析システムSの構成]
図3は、本実施形態に係る分析システムSのブロック図である。図3において、矢印は主なデータの流れを示しており、図3に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図3において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図3に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
図3は、本実施形態に係る分析システムSのブロック図である。図3において、矢印は主なデータの流れを示しており、図3に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図3において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図3に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
分析サーバ1は、制御部11と、記憶部12とを有する。制御部11は、敷地内位置情報取得部111と、敷地外位置情報取得部112と、分析部113と、出力部114とを有する。記憶部12は、位置情報記憶部121と、ユーザ情報記憶部122とを有する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部11が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部12は、分析サーバ1の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部11との間でデータの授受を行ってもよい。
位置情報記憶部121は、敷地の内外における通信端末3の位置情報を記憶する。ユーザ情報記憶部122は、通信端末3を有するユーザに係る識別情報、属性、住所等のユーザ情報を記憶するとともに、識別情報を関連付ける関連付け情報を記憶する。位置情報記憶部121及びユーザ情報記憶部122は、それぞれ記憶部12上の記憶領域であってもよく、あるいは記憶部12上で構成されたデータベースであってもよい。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、敷地内位置情報取得部111、敷地外位置情報取得部112、分析部113及び出力部114として機能する。制御部11の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部11の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
店舗サーバ2は、制御部21と、記憶部22とを有する。制御部21は、位置測定部211と、位置送信部212とを有する。
記憶部22は、ROM、RAM、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部22は、制御部21が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部22は、店舗サーバ2の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部21との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部21は、例えばCPU等のプロセッサであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、位置測定部211及び位置送信部212として機能する。制御部21の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部21の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
本実施形態に係る分析システムSは、図3に示す具体的な構成に限定されない。分析サーバ1及び店舗サーバ2は、それぞれ1つの装置に限られず、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。あるいは分析サーバ1及び店舗サーバ2は、一体化されて1つの装置として構成されてもよい。
[分析方法の説明]
まずユーザは、通信端末3を用いて、ユーザ情報を分析サーバ1及び店舗サーバ2に予め登録する。図4は、ユーザ情報を登録するための登録画面A1、A2を表示している通信端末3の正面図である。
まずユーザは、通信端末3を用いて、ユーザ情報を分析サーバ1及び店舗サーバ2に予め登録する。図4は、ユーザ情報を登録するための登録画面A1、A2を表示している通信端末3の正面図である。
登録画面A1は、分析サーバ1に登録するユーザ情報を入力するための画面である。通信端末3は、ユーザによる操作に応じて、登録画面A1を表示するためのアプリケーション(プログラム)を実行する。登録画面A1は、第1IDを入力するための欄A11と、氏名、電話番号、住所、年齢、性別等の個人情報を入力するための欄A12とを含む。第1IDは、ユーザによって入力されてもよく、自動的に生成されてもよい。通信端末3は、登録画面A1に入力された内容を、ユーザ情報として分析サーバ1へ送信する。分析サーバ1は、通信端末3から受信したユーザ情報を、ユーザ情報記憶部122に記憶させる。分析サーバ1は、ユーザが通信事業者との通信網の利用契約によって事前に登録された情報を、ユーザ情報として用いてもよい。この場合には、分析サーバ1は、登録画面A1は省略され、通信事業者のサーバに事前に登録されたユーザ情報を取得し、ユーザ情報記憶部122に記憶させる。
登録画面A2は、店舗サーバ2に登録するユーザ情報を入力するための画面である。通信端末3は、ユーザによる操作に応じて、登録画面A2を表示するためのアプリケーション(プログラム)を実行する。登録画面A2は、第2IDを入力するための欄A21と、氏名、電話番号等の個人情報を入力するための欄A22とを含む。第2IDは、ユーザによって入力されてもよく、自動的に生成されてもよい。通信端末3は、登録画面A2に入力された内容を、ユーザ情報として店舗サーバ2へ送信する。店舗サーバ2は、通信端末3から受信したユーザ情報を、記憶部22に記憶させる。
登録画面A1を表示するためのアプリケーションと、登録画面A2を表示するためのアプリケーションとは、共通プログラムCを含む。共通プログラムCは、第1ID又は第2IDを分析サーバ1に送信し、関連付けるためのプログラムである。共通プログラムCは、例えばSDK(Software Development Kit)として提供され、各アプリケーションで利用される。通信端末3は、登録画面A1又は登録画面A2に入力された内容を送信する際に、共通プログラムCを用いて第1ID又は第2IDを分析サーバ1へ送信する。また、通信端末3は、第1ID及び第2IDを、通信端末3の記憶部に記憶させる。
分析サーバ1は、同じ通信端末3から第1ID及び第2IDを受け取った場合に、ユーザを識別するための第3IDを生成し、第1ID、第2ID及び第3IDを関連付けた関連付け情報を、ユーザ情報記憶部122に記憶させる。分析サーバ1は、第2IDに関連付けられた第3IDを店舗サーバ2へ送信し、店舗サーバ2は、第2ID及び第3IDを関連付けて記憶部22に記憶させる。
分析サーバ1は、第3IDを用いずに第1ID及び第2IDを直接関連付けて、ユーザ情報記憶部122に記憶させてもよい。分析サーバ1は、同一の第1ID及び第2IDを用いることによって第1ID及び第2IDを関連付け、ユーザ情報記憶部122に記憶させてもよい。このように分析サーバ1及び店舗サーバ2は、互いに個人情報を授受することなく、第1ID及び第2IDを関連付けることができる。
通信端末3は、登録画面A1、A2を用いず、第1ID及び第2IDの少なくとも一方を自動的に生成してもよい。この場合に、通信端末3は、ユーザの操作によらず自動的に生成したID(例えば広告ID)を、第1ID又は第2IDとして利用する。
ユーザのユーザ情報が分析サーバ1及び店舗サーバ2に登録された後に、分析サーバ1及び店舗サーバ2は、ユーザの通信端末3の位置の測定を開始する。通信端末3が敷地Pの中にある場合に、通信端末3は、近距離無線通信によって複数のビーコン5のいずれかに接続し、通信端末3の記憶部に記憶された第2IDをビーコン5を介して店舗サーバ2へ送信する。通信端末3は、ビーコン5を介さずに、基地局4経由で、第2IDを分析サーバ1へ送信されてもよい。この場合に、通信端末3は、ビーコン5が通信端末3の位置を測定するタイミングと同じタイミングで、第2IDを基地局4経由で分析サーバ1へ送信する。これにより、分析サーバ1は、ビーコン5を用いて測定した通信端末3の位置と、基地局4経由で受信した通信端末3の第2IDとを関連付けることができる。
店舗サーバ2の位置測定部211は、通信端末3が接続しているビーコン5の位置に基づいて、定期的に通信端末3の位置を測定する。位置測定部211は、通信端末3が接続している1つのビーコン5の位置を通信端末3の位置とみなしてもよく、あるいは通信端末3が接続している複数のビーコン5の位置に基づく三角測量によって通信端末3の位置を算出してもよい。そして位置送信部212は、測定した位置及び時刻を、通信端末3の第2IDに関連付けて分析サーバ1へ送信する。分析サーバ1の敷地内位置情報取得部111は、店舗サーバ2が送信した敷地Pの中の位置及び測定時刻を第2IDとともに受信する。位置送信部212は、第2IDの代わりに、第2IDに関連付けられた第3IDを送信してもよい。
通信端末3が敷地Pの外にある場合に、通信端末3は、定期的にGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて通信端末3の位置を測定する。別の方法として、通信端末3は、通信可能な基地局4(セル)の位置に基づいて、通信端末3の位置を測定してもよい。この場合に、通信端末3は、通信可能な複数の基地局4の位置を取得し、取得した複数の基地局4の位置に基づく三角測量によって通信端末3の位置を算出する。
通信端末3は、測定した位置及び時刻を、通信端末3の記憶部に記憶された第1IDに関連付けて、基地局4を介して分析サーバ1へ送信する。分析サーバ1の敷地外位置情報取得部112は、通信端末3が送信した敷地Pの外の位置及び測定時刻を第1IDとともに受信する。通信端末3は、第1IDの代わりに、第1IDに関連付けられた第3IDを送信してもよい。
図5は、分析サーバ1が取得する敷地外位置情報及び敷地内位置情報の模式図である。敷地内位置情報取得部111(第1取得部)は、店舗サーバ2から受信した第2ID、位置及び測定時刻を、敷地内位置情報(第1位置情報)として取得し、位置情報記憶部121に記憶させる。敷地内位置情報取得部111は、異なる複数の測定時刻における複数の位置を示す敷地内位置情報を取得することによって、通信端末3が敷地Pの中で移動した経路(すなわち動線)を取得してもよい。
敷地外位置情報取得部112(第2取得部)は、通信端末3から受信した第1ID、位置及び測定時刻を、敷地外位置情報(第2位置情報)として取得し、位置情報記憶部121に記憶させる。敷地外位置情報取得部112は、異なる複数の測定時刻における複数の位置を示す敷地外位置情報を取得することによって、通信端末3が敷地Pの外で移動した経路(すなわち動線)を取得してもよい。敷地外位置情報の第1ID及び敷地内位置情報の第2IDは、第3IDを介して関連付け可能である。第3IDは省略され、第1ID及び第2IDは直接関連付けられてもよい。あるいは第1ID及び第2IDは同一であってもよい。
分析部113は、位置情報記憶部121に記憶されている、敷地外位置情報及び敷地内位置情報を取得する。分析部113は、ユーザ情報記憶部122に記憶されている関連付け情報に基づいて、敷地外位置情報の第1IDと敷地内位置情報の第2IDとを関連付けることによって、敷地外位置情報及び敷地内位置情報を関連付ける。
具体的には、分析部113は、ユーザ情報記憶部122に記憶されている関連付け情報が関連付けている第1ID及び第2IDの組を取得する。分析部113は、取得した第1IDを含む敷地外位置情報と、取得した第2IDを含む敷地内位置情報とを関連付ける。
そして分析部113は、関連付けた敷地外位置情報及び敷地内位置情報を分析する。まず分析部113は、敷地外位置情報に基づいて、敷地Pの外において通信端末3を有するユーザが訪問した敷地Pを特定する。
図6は、敷地外位置情報が示す敷地Pの外における通信端末3の動線の模式図である。分析部113は、敷地外位置情報が示す通信端末3の位置の近傍にある敷地P(例えばショッピングセンター等の施設)を、ユーザが訪問した敷地Pとして特定する。このとき分析部113は、ある敷地Pに滞在した時間が所定値以上である場合に、該敷地Pをユーザが訪問した敷地Pとして特定してもよい。
次に分析部113は、敷地内位置情報に基づいて、敷地Pの中において通信端末3を有するユーザが訪問した店舗を特定する。図7は、敷地内位置情報が示す敷地Pの中における通信端末3の動線の模式図である。分析部113は、敷地内位置情報が示す通信端末3の位置の近傍にある店舗P1を、ユーザが訪問した店舗P1として特定する。このとき分析部113は、ある店舗P1に滞在した時間が所定値以上である場合に、該店舗P1をユーザが訪問した店舗P1として特定してもよい。
また、分析部113は、敷地内位置情報に基づいて、店舗P1内においてユーザが訪問した領域(例えば店舗P1内の商品棚や売り場)を特定してもよい。この場合に、分析部113は、敷地内位置情報が示す通信端末3の位置の近傍にある店舗P1内の領域を、ユーザが訪問した領域として特定する。このとき分析部113は、ある店舗P1内の領域に滞在した時間が所定値以上である場合に、該領域をユーザが訪問した領域として特定してもよい。
記憶部12は、各店舗で取り扱われている商品又はサービス、及び店舗内の各領域で取り扱われている商品又はサービスを示す店舗情報を予め記憶している。分析部113は、記憶部12に記憶された店舗情報を用いて、敷地内位置情報及び敷地外位置情報に基づいて特定したユーザが訪問した敷地P、店舗及び領域で取り扱われている商品又はサービスを抽出する。
そして分析部113は、抽出した商品又はサービスを、ユーザが興味を有する商品又はサービスとして推定する。このとき分析部113は、敷地内位置情報及び敷地外位置情報に基づいて所定回数以上抽出した(すなわちユーザが訪問した複数の敷地P、店舗及び領域で取り扱われている)商品又はサービスを、ユーザが興味を有する商品又はサービスとして推定してもよい。これにより、分析部113は、ユーザが何度も接近している商品又はサービスを、ユーザが興味のある商品又はサービスと推定できる。そして分析部113は、ユーザが興味のあると推定した商品又はサービスに関する情報を、分析結果として出力部114へ渡す。また、分析部113は、ユーザが興味を有すると推定した商品又はサービスに対する割引クーポン等の特典を決定し、分析結果として出力部114へ渡してもよい。例えば特典は通信端末3上でコードとして表示され、店舗端末に読み取られることによって利用される。
さらに分析部113は、記憶部12に記憶された店舗情報を用いて、ユーザが興味を有すると推定した商品又はサービスを取り扱っている店舗又は店舗内の領域を特定してもよい。この場合に、分析部113は、ユーザ情報記憶部122に記憶されたユーザの住所の近傍(例えば所定距離以内)にある店舗を特定してもよい。
このように、分析部113は、敷地Pの内外の位置情報を関連付けて、ユーザが訪問した敷地P、店舗P1及び店舗P1内の領域を一貫して分析することができる。そのため、事業者は、敷地Pの内外の動線を結合して、ユーザの行動が示す傾向や興味を包括的に知ることができる。
ここに示した分析部113が行う分析は一例であり、分析部113は第1ID及び第2IDを用いて関連付けた敷地外位置情報及び敷地内位置情報に基づいてその他の分析を行ってもよい。
分析部113は、複数のユーザの敷地内位置情報及び敷地外位置情報を統計的に分析してもよい。この場合に、分析部113は、ユーザ情報記憶部122から、ユーザの年齢、居住地、性別等の属性を取得する。そして分析部は、複数のユーザの敷地内位置情報及び敷地外位置情報を、ユーザの年齢、居住地、性別等の属性ごとに統計的に分析する。これにより分析部113は、ユーザが興味を有する商品又はサービスを属性ごとに順位付けしたり、ユーザの属性ごとに動線の傾向を取得したりできる。
分析部113は、敷地外位置情報に基づいて、ユーザが所定時間以上滞在した位置に関する情報(例えばユーザの推定居住地)を特定してもよい。そして分析部113は、複数のユーザについて滞在した位置を統計的に分析することによって、ユーザ数が多い地域又は少ない地域を特定する。これにより分析部113は、ユーザ数が多い又は少ない地域を、分析結果として提供できる。店舗事業者は、ユーザ数が多い又は少ない地域の分析結果に基づいて、各地域に広告を出すか否かの判断等を行うことができる。
出力部114は、分析部113による分析結果を出力する。出力部114は、分析結果を記憶部12に記憶させることによって出力してもよく、分析結果を店舗サーバ2へ送信することによって出力してもよい。あるいは出力部114は、分析結果を通信端末3の表示部に表示させることによって出力してもよい。この場合に、出力部114は、分析部113による分析結果を、通信端末3へ送信する。出力部114は、ユーザが店舗内にいる間に分析結果を通信端末3へ送信してもよく、あるいはユーザが店舗から出た際に分析結果を通信端末3へ送信してもよい。
図8(a)、図8(b)は、分析部113による分析結果を表示している通信端末3の正面図である。図8(a)において、通信端末3は、分析部113によってユーザが興味を有すると推定された商品A3(サービスでもよい)を表示している。さらに通信端末3は、商品A3を取り扱っている店舗内の領域(商品棚や売り場)を示す情報A4を表示している。さらに通信端末3は、商品A3を取り扱っているWebサイト(ECサイト等)を示すリンクA5を表示している。さらに通信端末3は、分析部113によって決定された割引クーポン等の特典を、商品A3とともに表示してもよい。これにより、ユーザは、自分が興味を有すると推定された商品又はサービスと、それを購入できる場所とを知ることができる。事業者は、ユーザが興味を有すると推定された商品又はサービスへ積極的に誘導し、販売を促進できる。
図8(b)において、通信端末3は、分析部113によってユーザが興味を有すると推定された商品又はサービスを取り扱っている店舗A6を表示している。さらに通信端末3は、店舗A6の場所を示す情報A7を表示している。これにより、ユーザは、自分が興味を有すると推定された商品又はサービスを取り扱っている店舗と、その場所とを知ることができる。これにより、ユーザは、自分が興味を有すると推定された商品又はサービスを購入できる店舗とその場所とを知ることができる。事業者は、ユーザが興味を有すると推定された商品又はサービスを購入できる店舗へ積極的に誘導し、販売を促進できる。
本実施形態では分析サーバ1が分析結果を通信端末3へ送信しているが、店舗サーバ2が分析サーバ1から取得した分析結果を通信端末3へ送信してもよい。
[分析方法のシーケンス]
図9は、本実施形態に係る分析システムSが実行する分析方法のシーケンス図である。まずユーザは、通信端末3を用いて、ユーザ情報を分析サーバ1及び店舗サーバ2に予め登録する(S11)。分析サーバ1は、通信端末3から受信したユーザ情報を、ユーザ情報記憶部122に記憶させる。店舗サーバ2は、通信端末3から受信したユーザ情報を、記憶部22に記憶させる。
図9は、本実施形態に係る分析システムSが実行する分析方法のシーケンス図である。まずユーザは、通信端末3を用いて、ユーザ情報を分析サーバ1及び店舗サーバ2に予め登録する(S11)。分析サーバ1は、通信端末3から受信したユーザ情報を、ユーザ情報記憶部122に記憶させる。店舗サーバ2は、通信端末3から受信したユーザ情報を、記憶部22に記憶させる。
通信端末3が敷地の外にある場合に、通信端末3は、定期的にGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて通信端末3の位置を測定する(S12)。通信端末3は、測定した位置及び時刻を、通信端末3の記憶部に記憶された第1IDに関連付けて、基地局4を介して分析サーバ1へ送信する。分析サーバ1の敷地外位置情報取得部112は、通信端末3から受信した第1ID、位置及び測定時刻を敷地外位置情報として取得し、位置情報記憶部121に記憶させる。
通信端末3が敷地の中にある場合に、通信端末3は、近距離無線通信によって複数のビーコン5のいずれかに接続し、通信端末3の記憶部に記憶された第2IDをビーコン5を介して店舗サーバ2へ送信する(S13)。店舗サーバ2の位置測定部211は、通信端末3が接続しているビーコン5の位置に基づいて、定期的に通信端末3の位置を測定する(S14)。店舗サーバ2の位置送信部212は、測定した位置及び時刻を、通信端末3の第2IDに関連付けて分析サーバ1へ送信する。分析サーバ1の敷地内位置情報取得部111は、店舗サーバ2から受信した第2ID、位置及び測定時刻を敷地内位置情報として取得し、位置情報記憶部121に記憶させる。
敷地外の位置を測定するステップS12と、敷地内の位置を測定するステップS13〜S14とは、繰り返し行われる。分析サーバ1は、所定のタイミングでステップS15以降の分析処理を行う。例えば分析サーバ1は、新たに記憶された敷地内位置情報又は敷地外位置情報を逐次分析してもよく、あるいは所定の期間内に記憶された敷地内位置情報及び敷地外位置情報をまとめて分析してもよい。
分析部113は、位置情報記憶部121に記憶されている、敷地外位置情報及び敷地内位置情報を取得する。分析部113は、ユーザ情報記憶部122に記憶されている関連付け情報に基づいて、敷地外位置情報の第1IDと敷地内位置情報の第2IDとを関連付けることによって、敷地外位置情報及び敷地内位置情報を関連付ける(S15)。
そして分析部113は、関連付けた敷地外位置情報及び敷地内位置情報を分析する(S16)。例えば分析部113は、関連付けた敷地外位置情報及び敷地内位置情報に基づいて、ユーザが訪問した敷地P、店舗及び領域を特定し、さらにユーザが興味を有する商品又はサービスを推定する。
出力部114は、分析部113による分析結果を出力する(S17)。例えば出力部114は、分析結果を記憶部12に記憶させ、分析結果を店舗サーバ2へ送信し、また分析結果を通信端末3へ送信する。通信端末3は、分析サーバ1から受信した分析部113による分析結果を表示部上に表示する(S18)。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る分析システムSは、敷地Pの外において通信端末3又はユーザを識別するための第1IDと、敷地Pの中において通信端末3又はユーザを識別するための第2IDとを関連付けることによって、敷地外位置情報と敷地外位置情報とを関連付けて分析する。そのため、分析システムSは、店舗等の敷地Pの内外において互いに異なる測定方法によって測定された通信端末3の位置を、一貫して分析できる。
本実施形態に係る分析システムSは、敷地Pの外において通信端末3又はユーザを識別するための第1IDと、敷地Pの中において通信端末3又はユーザを識別するための第2IDとを関連付けることによって、敷地外位置情報と敷地外位置情報とを関連付けて分析する。そのため、分析システムSは、店舗等の敷地Pの内外において互いに異なる測定方法によって測定された通信端末3の位置を、一貫して分析できる。
[変形例]
分析部113は、第1ID及び第2IDを関連付けることによって、分析サーバ1に登録されたユーザ情報と、店舗サーバ2が測定した敷地内位置情報とを関連付けてもよい。図4に示すように、分析サーバ1の登録画面A1で登録される個人情報は、店舗サーバ2の登録画面A2で登録される個人情報よりも多い場合がある。このような場合に、分析部113は、第1ID及び第2IDに基づいて分析サーバ1に登録されたユーザ情報と、店舗サーバ2が測定した敷地内位置情報とを関連付けることによって、より多くの個人情報を用いて敷地内位置情報を分析することができる。
分析部113は、第1ID及び第2IDを関連付けることによって、分析サーバ1に登録されたユーザ情報と、店舗サーバ2が測定した敷地内位置情報とを関連付けてもよい。図4に示すように、分析サーバ1の登録画面A1で登録される個人情報は、店舗サーバ2の登録画面A2で登録される個人情報よりも多い場合がある。このような場合に、分析部113は、第1ID及び第2IDに基づいて分析サーバ1に登録されたユーザ情報と、店舗サーバ2が測定した敷地内位置情報とを関連付けることによって、より多くの個人情報を用いて敷地内位置情報を分析することができる。
これとは逆に、分析部113は、第1ID及び第2IDを関連付けることによって、分析サーバ1が取得した敷地外位置情報と、店舗サーバ2に登録されたユーザ情報とを関連付けてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
分析サーバ1、店舗サーバ2及び通信端末3のプロセッサは、図9に示す分析方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、分析サーバ1、店舗サーバ2及び通信端末3のプロセッサは、図9に示す分析方法を実行するためのプログラムを記憶部から読み出し、該プログラムを実行して分析システムSの各部を制御することによって、図9に示す分析方法を実行する。図9に示す分析方法に含まれるステップは一部省略されてもよく、ステップ間の順番が変更されてもよく、複数のステップが並行して行われてもよい。
S 分析システム
1 分析サーバ
11 制御部
111 敷地内位置情報取得部
112 敷地外位置情報取得部
113 分析部
114 出力部
2 店舗サーバ
3 通信端末
5 ビーコン
21 制御部
211 位置測定部
212 位置送信部
1 分析サーバ
11 制御部
111 敷地内位置情報取得部
112 敷地外位置情報取得部
113 分析部
114 出力部
2 店舗サーバ
3 通信端末
5 ビーコン
21 制御部
211 位置測定部
212 位置送信部
Claims (13)
- ユーザの端末が所定の敷地の中に設置された複数の位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す第1位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地内識別情報に関連付けて取得する第1取得部と、
前記敷地の外において前記第1位置情報とは異なる測定方法によって測定された前記端末の位置を示す第2位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地外識別情報に関連付けて取得する第2取得部と、
前記敷地内識別情報及び前記敷地外識別情報を関連付けることによって、前記第1位置情報及び前記第2位置情報を関連付けて分析する分析部と、
前記分析の結果を出力する出力部と、
を有する分析装置。 - 前記第1取得部は、前記端末が近距離無線通信によって複数の前記位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得する、請求項1に記載の分析装置。
- 前記第1取得部は、前記端末が前記敷地の中で移動した経路を、前記第1位置情報として取得する、請求項1又は2のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記第2取得部は、前記端末が前記敷地の外で移動した経路を、前記第2位置情報として取得する、請求項1から3のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記第1取得部は、前記敷地の中の前記端末の位置と、前記位置が測定された時間とを、前記第1位置情報として取得し、
前記第2取得部は、前記敷地の外の前記端末の位置と、前記位置が測定された時間とを、前記第2位置情報として取得する、請求項1から4のいずれか一項に記載の分析装置。 - 前記分析部は、複数の前記ユーザの属性ごとに、複数の前記ユーザの前記第1位置情報及び前記第2位置情報を統計的に分析する、請求項1から5のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記分析部は、前記第1位置情報に基づいて、前記ユーザが興味を有する商品又はサービスを推定し、
前記出力部は、前記分析部が推定した前記商品又は前記サービスに関連付けられた情報を、前記端末に送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載の分析装置。 - 前記第1取得部は、複数の店舗を含む前記敷地の中の前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得する、請求項1から7のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記第1取得部は、前記複数の店舗内または店舗間に設置された複数の前記位置測定装置に前記端末が接続することによって測定された前記端末の位置を示す前記第1位置情報を取得する、請求項8に記載の分析装置。
- 前記分析部は、前記第2位置情報に基づいて、前記敷地の外において前記ユーザが訪問した敷地を特定する、請求項1から9のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記分析部は、前記第2位置情報に基づいて、前記ユーザが所定時間以上滞在した位置に関する情報を統計的に分析する、請求項1から10のいずれか一項に記載の分析装置。
- 前記第1取得部は、前記位置測定装置が前記端末から取得した前記敷地内識別情報を、前記位置測定装置から受信することによって取得する、請求項1から11のいずれか一項に記載の分析装置。
- プロセッサが、
ユーザの端末が所定の敷地の中に設置された複数の位置測定装置に接続することによって測定された前記端末の位置を示す第1位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地内識別情報に関連付けて取得するステップと、
前記敷地の外において前記第1位置情報とは異なる測定方法によって測定された前記端末の位置を示す第2位置情報を、前記ユーザ又は前記端末を識別するための敷地外識別情報に関連付けて取得するステップと、
前記敷地内識別情報及び前記敷地外識別情報を関連付けることによって、前記第1位置情報及び前記第2位置情報を関連付けて分析するステップと、
前記分析の結果を出力するステップと、
を実行する分析方法。
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