JP6892778B2 - 船舶及び船舶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶及び船舶の製造方法に関する。
特許文献1には、乗務員モジュール、橋梁モジュール、及び煙突モジュールとしてのいくつかのモジュールを有する船舶の上部構造について開示されている。このような船舶の上部構造によれば、船舶の上部構造の建設期間を短縮し、簡易かつ柔軟に付加的な載荷能力を作り出すことができる。
特表2009−518218号公報
水上艦船(主として、特殊用途の調査船、観測船や巡視船、護衛艦及び関連補助艦、支援艦等の高付加価値船)は、運用年数が長いため(艦齢は約40年)、装備品の老朽化/製造中止に伴う代替品への換装の際も、性能維持を図ることが必須となる。しかしながら、現状は特定の装備品に対する代替品について、設計/製造の規格が適合しないなどの問題により互換性が無いことが多い。
現状においては、装備品側のハードウェアの寸法/仕様、ソフトウェアの機能/構成が40年に及ぶ長期の運用を想定した設計となっていない。また、将来の運用想定が明確でないため、製品動向を踏まえた最新のシーズ/トレンドを開発計画の段階で反映できていない。そのため、将来装備品もしくは代替品の実装において、都度新規設計による製品開発期間及び初度設計費用の発生、並びに、船体区画への装備に対する付帯工事増加及び作動確認を含めた試験調整期間の長期化、という課題が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、艦船等の運用年数が長い船舶において、装備品を換装する際に、所要工期、所要コスト、周辺区画へのインパクトを最小限に抑えることが可能な船舶、及び、船舶の製造方法を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、船舶は、予め規定された属性に対応する装備品を搭載する船舶であって、建造時に適用される第1の属性から将来の改造時に適用される第2の属性に変更される場合に、前記第1の属性に対応する装備品ユニットから前記第2の属性に対応する装備品ユニットへと換装可能とする装備品ユニット換装用区画を備える。
また、本発明の第2の態様によれば、前記装備品ユニット換装用区画は、前記装備品ユニットにおける第1接続インタフェースの配置位置と対応する位置に、当該第1接続インタフェースと着脱可能な第2接続インタフェースを備える。
また、本発明の第3の態様によれば、前記第2接続インタフェースは、少なくとも電源線、通信配線及び流体配管の接続口を含む。
また、本発明の第4の態様によれば、上述の船舶は、将来の改造時において搬入が予定される前記装備品ユニットを、前記装備品ユニット換装用区画に搬入可能とする搬送経路を備える。
また、本発明の第5の態様によれば、前記装備品ユニットは、寸法が規定された平板上に装備される形態、又は、同寸法で規定される枠体内部に格納される形態とされている。
また、本発明の第6の態様によれば、前記装備品ユニットは、ソーナー、水中無人観測艇及び観測器射出装置のうちの少なくとも何れか一つである。
また、本発明の第7の態様によれば、上述の船舶は、複数の前記装備品ユニットを制御するための共通制御装置を備え、前記共通制御装置は、一つの前記装備品ユニットを制御するためのアプリケーションと、他の前記装備品ユニットを制御するためのアプリケーションとの間の相互通信を仲介する共通基盤通信機能部を有する。
また、本発明の第8の態様によれば、船舶の製造方法は、着工前の段階で、建造時に適用される第1の属性と、将来の改造時に適用される第2の属性とを決定するベースライン定義ステップと、前記第1の属性に対応する装備品ユニット、及び、前記第2の属性に対応する装備品ユニット選定ステップと、前記第1の属性に対応する装備品ユニットから前記第2の属性に対応する装備品ユニットへと換装可能とする装備品ユニット換装用区画を特定する区画特定ステップと、を有する。
上述の船舶、及び、船舶の製造方法によれば、装備品を換装する際に、所要工期、所要コスト、周辺区画へのインパクトを最小限に抑えることができる。
第1の実施形態に係る船舶の全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る船体共通基盤の構造を示す第1の図である。 第1の実施形態に係る船体共通基盤の構造を示す第2の図である。 第1の実施形態に係る装備品ユニット換装用区画及び装備品ユニットの構造を示す第1の図である。 第1の実施形態に係る装備品ユニット換装用区画及び装備品ユニットの構造を示す第2の図である。 第1の実施形態に係る電源供給盤の構造を示す図である。 第1の実施形態に係る計算機の機能構成を示す図である。 第2の実施形態に係る船舶の製造方法の処理フローを示す図である。 第2の実施形態に係るベースライン計画表の例を示す図である。 第2の実施形態に係る装備品構成リストの例を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
(船舶の全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る船舶の全体構成を示す図である。
本実施形態において、図1に示す船舶1は、公海上を制約を受けずに行動するため、行動予定、位置等の情報を秘匿しつつ、用途に応じた観測を行う目的を有する水上艦船である。水上艦船である船舶1は、その用途に応じた「属性」が規定されている。本実施形態において、「属性」とは、例えば、「A」(主として水上観測)、「B」(主として水中観測)、「C」(海底観測)、「D」(主として大気観測)等である。船舶1は、割り当てられた属性に応じた装備品が搭載されている。
図1に示すように、船舶1は、船体共通基盤10を有してなる。
船体共通基盤10は、船舶1の船体そのものである。船体共通基盤10の各所には、装備品(装備品ユニットC)を換装可能とするための区画である装備品ユニット換装用区画Bが予め設けられている。船体共通基盤10の各装備品ユニット換装用区画Bには、船舶1の属性に対応する種々の装備品ユニットCが装備(ぎ装)されている。
例えば、船舶1の属性が「B」である場合、船体共通基盤10の格納庫区画B3には、水中無人観測艇C3が装備される。また、船舶1の属性が「C」である場合、船体共通基盤10の水中センサー区画B2には、水面下に存在する目標物を探知するためのソーナーC2が装備される。また、船舶1の属性が「D」である場合、船体共通基盤10の前部区画B1には、観測器射出装置C1が装備される。ここで、前部区画B1、水中センサー区画B2及び格納庫区画B3は、いずれも装備品ユニット換装用区画Bの一態様である。また、観測器射出装置C1、ソーナーC2及び水中無人観測艇C3は、いずれも装備品ユニットCの一態様である。
なお、船舶1の属性が「A」である場合、前部区画B1、水中センサー区画B2及び格納庫区画B3のいずれにも各装備品ユニットCは装備されない(通常、Aは、最小限の装備構成とされる)。また、A以外の各属性(B、C、D)に属する船舶1の場合であっても、各属性に対応する装備品ユニットC以外の装備品ユニットは装備されなくともよい。
船舶1は、着工前の段階で規定された計画(後述する「ベースライン計画」)に基づき、将来のある段階において、建造時の属性(第1の属性)から改造後の属性(第2の属性)に変更され得る。例えば、あるベースライン計画では、船舶1は「A」として建造され、一定期間(例えば、10年)運用された後、「B」に改造されることが規定されている。
本実施形態に係る装備品ユニット換装用区画Bは、建造時に適用される属性(例えば「A」)から将来の改造時に適用される第2の属性(例えば「B」)に変更される場合に、建造時の属性に対応する装備品ユニットCから改造後の属性に対応する装備品ユニットCへと換装するために、建造の段階から予め用意された区画である。
また、図1に示すように、船舶1は、計算機2を複数備え計算機群を構成している。本実施形態に係る計算機2は、複数の筐体からなり、船体共通基盤10に装備された各装備品ユニットCを制御するための共通制御装置として機能する。計算機2の内部構成(ソフトウェア)については後述する。
また、船舶1は、電源供給盤3を備えている。電源供給盤3は、船体共通基盤10に装備された各装備品ユニットCに電力を供給するための電源用の統合インタフェース盤である。
(船体共通基盤の構成)
図2、図3は、それぞれ、第1の実施形態に係る船体共通基盤の構造を示す第1の図及び第2の図である。
図2、図3は、船体共通基盤10における装備品ユニット換装用区画B周辺の構造を模式的に示している。図2、図3に示すように、装備品ユニット換装用区画Bは、ハッチHと、第2接続インタフェースCNmとを備えている。
ハッチHは、装備品ユニット換装用区画Bに装備品ユニットCを搬入するための搬送経路を確保するため大型扉である。
また、第2接続インタフェースCNmは、装備品ユニット換装用区画Bの内部に搬入された装備品ユニットCに設けられた第1接続インタフェースCNfと接続するためのインタフェースである。第1接続インタフェースCNf及び第2接続インタフェースCNmについては後述する。
図2に示す例では、ハッチHは、船体共通基盤10の高さ方向(±Z方向)の船殻壁面10aに設けられている。この場合、当該ハッチHが開放されることで、船上から船内(装備品ユニット換装用区画B)に搬入するための搬送経路が確保される。即ち、装備品ユニットCは、ハッチHが開放された状態で船尾から船首に向かって水平方向(+X方向)に搬送され、装備品ユニット換装用区画Bの内部へと搬入される。装備品ユニット換装用区画B及びハッチHの大きさは、搬入が予定される装備品ユニットCの大きさに対応して予め規定されている。
図3に示す例のように、装備品ユニット換装用区画Bは、船体共通基盤10の船内区画における船内床面10cの下層側に設けられる態様であってもよい。この場合、ハッチHは、最上層の甲板10b、及び、その下方に位置する船内床面10cの両方に設けられる。これらの2つのハッチHが開放されることで、船上(甲板10bの上方)から船内の下層エリア(装備品ユニット換装用区画B)までの搬送経路が確保される。即ち、装備品ユニットCは、甲板10b及び船内床面10cに設けられた2つのハッチHが開放された状態で、(クレーン等に吊るされながら)上方から下方に向かって鉛直方向(−Z方向)に搬送され、装備品ユニット換装用区画Bの内部へと搬入される。この場合においても、装備品ユニット換装用区画B及びハッチHの大きさは、搬入が予定される装備品ユニットCの大きさに対応して予め規定されている。
なお、甲板10b及び船内床面10cに設けられた2つのハッチHは、水平方向(±X方向及び±Y方向)の位置が一致するように設けられるのが好ましいが、この態様には限定されない。
また、船舶1の船内には、多数の配管やダクトが張り巡らされている。例えば、図3に示すように、ハッチHの開放区画を横切るように配管PIが配設されていたとする。この場合、当該配管PIには、ハッチHの開放区画に重なる部分(配管PIx)を容易に着脱可能とするカップリングCPが設けられていてもよい。そして、装備品ユニットCが搬入される際には、配管PIxが取り外されることで当該装備品ユニットCの搬送経路が確保される。
(装備品ユニット換装用区画及び装備品ユニットの構造)
図4、図5は、それぞれ、第1の実施形態に係る装備品ユニット換装用区画及び装備品ユニットの構造を示す第1の図、第2の図である。
図4は、コンテナタイプの装備品ユニットCが装備品ユニット換装用区画Bに搬入される様子を模式的に示している。
コンテナタイプの装備品ユニットCは、予め規定された表面上の所定位置(図4に示す例では、YZ平面に平行な面上の所定位置)に、第1接続インタフェースCNfを有している。この第1接続インタフェースCNfは、装備品ユニットCが船体共通基盤10と一体となって動作するために必要な電源線、通信配線、及び、流体配管の接続口をまとめて一体化してなる接続インタフェースである。
他方、装備品ユニット換装用区画Bは、当該装備品ユニット換装用区画Bの内壁のうち、接続対象とする第1接続インタフェースCNfと対応する位置に第2接続インタフェースCNmを具備する。具体的には、第2接続インタフェースCNmは、装備品ユニット換装用区画Bの内壁面のうち、所定の搬入方向(図4の+X方向)に搬送される装備品ユニットCの第1接続インタフェースCNfと対向する位置に配置される。これにより、コンテナタイプの装備品ユニットCが搬入方向(+X方向)に搬送され、装備品ユニット換装用区画B内の正規の位置に載置された場合に、当該装備品ユニットCの第1接続インタフェースCNfと装備品ユニット換装用区画Bの第2接続インタフェースCNmとが連結される。
第1接続インタフェースCNfと第2接続インタフェースCNmとは、容易に着脱可能な接続インタフェースとされる。
図4に示すように、装備品ユニット換装用区画Bの第2接続インタフェースCNmには、船体共通基盤10内部の各所から引き回された電源線、通信配線、及び、流体配管の束(ケーブル・配管群CB)が接続されている。ここで、流体配管とは、例えば、水、空気、油等を装備品ユニットCに巡らせるための配管である。
図5は、パレットタイプの装備品ユニットCが装備品ユニット換装用区画Bに搬入される様子を模式的に示している。
パレットタイプの装備品ユニットCは、コンテナタイプと同様に、予め規定された表面上の位置に第1接続インタフェースCNfを有している。パレットタイプの装備品ユニットCは、第1接続インタフェースCNfを所定位置(装備品ユニット換装用区画Bの第2接続インタフェースCNmと対応する位置)で固定支持するインタフェース支持部材Sを備えている。
この場合、第1接続インタフェースCNfは、インタフェース支持部材Sにより、装備品ユニットCが搬入方向に搬送される際に、第2接続インタフェースCNmと対向するように配置される。これにより、パレットタイプの装備品ユニットCが搬入方向(+X方向)に搬送され、装備品ユニット換装用区画B内の正規の位置に載置された場合に、当該装備品ユニットCの第1接続インタフェースCNfと、装備品ユニット換装用区画Bの第2接続インタフェースCNmとが連結される。
以上のように、装備品ユニットCは、予め寸法が規定された平板上に装備されるパレットタイプ、又は、同寸法で規定される枠体内部に格納されるコンテナタイプとされている。また、装備品ユニット換装用区画Bは、当該装備品ユニットCを収容可能なように、上記予め規定された寸法に合致する寸法で区画が設けられている。
(電源供給盤の構造)
図6は、第1の実施形態に係る電源供給盤の構造を示す図である。
電源供給盤3は、船体共通基盤10の各所に電力を供給するための共通インタフェース基盤である。図6に示すように、電源供給盤3は、一個の筐体Lと、複数の電源モジュールPMとを有してなる。筐体Lの内部には、スロット形式で、複数の電源モジュールPMが収容可能とされる。
電源モジュールPMは、新たに船体共通基盤10に装備される装備品ユニットCに対応して筐体Lに増設される。改造計画に基づき装備品ユニットCが船体共通基盤10から取り外される場合には、併せて、当該装備品ユニットCに対応する電源モジュールPMが筐体Lから取り外されてもよい。
電源モジュールPMは、筐体Lに収容されると、船体共通基盤10内に配設された電源線と電気的に接続される。電源モジュールPMに接続された電源線は、装備品ユニット換装用区画Bの第2接続インタフェースCNm(図4、図5)まで引き回されている。ここで、当該装備品ユニット換装用区画Bに装備品ユニットCが装備されている場合、この電源線を経由して装備品ユニットCに電力を供給可能となる。
また、後述するが、船舶1に搭載される計算機の記録媒体として大容量記録媒体(HDD:ハードディスクドライブ/SSD:ソリッドステートドライブ)等も、図6に示す電源供給盤3と同様の形式とされてもよい。即ち、大容量記録媒体基盤は、複数の記録媒体モジュールを収容可能な筐体を具備するとともに、当該記録媒体モジュールが、装備品ユニットCの装備/取り外しに合わせて増設/減設される態様とされ得る。
(計算機の機能構成)
図7は、第1の実施形態に係る計算機のハードウェア及びソフトウェアの機能構成を示す図である。
計算機2は、船舶1の観測装置の制御機能を有し、特に、一台で複数の装備品ユニットCを制御可能とする共通制御装置として機能する。
図7に示すように、計算機2のハードウェア構成の例として、CPU20と、メモリ21と、操作部22と、表示部23と、記録媒体24と、外部接続インタフェース25とを備えている。
CPU20は、記録媒体24等に格納されたプログラムやデータをメモリ21上に読み出し、処理を実行することで、後述の各機能を実現する演算ユニットである。
メモリ21は、CPU20のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリ(RAM)である。
操作部22は、例えば、マウス、タッチパネル、キーボード等で構成され、操作者(ユーザ)の指示を受けてCPU20に各種操作等を入力する。
表示部23は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等により実現され、CPU20による処理結果を表示する。操作部22及び表示部23は、計算機2とは切り離して筐体の外部にマンマシンインタフェースの機能を有する盤(コンソール等)として設置することも可能とする。
記録媒体24は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の大容量記録デバイスにより実現され、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、及び、各種データ等が記録されている。
外部接続インタフェース25は、外部装置との接続インタフェースである。特に、本実施形態に係る外部接続インタフェース25は、船体共通基盤10内の各所に配設された通信配線と電気的に接続されている。外部接続インタフェース25に接続された通信配線は、装備品ユニット換装用区画B内の第2接続インタフェースCNm(図4、図5)まで引き回される。ここで、当該装備品ユニット換装用区画Bに装備品ユニットCが装備されている場合、計算機2は、通信配線、第2接続インタフェースCNm及び第1接続インタフェースCNfを経由して、装備品ユニットCとの通信経路が確保される(図7参照)。
CPU20は、読み込まれたプログラムに従って動作することで、OS機能部200と、共通基盤通信機能部201と、複数種類の装備品制御機能部202としての機能を発揮する。
OS機能部200は、計算機2全体の処理、制御を司る機能部であって、いわゆるオペレーティングシステムである。
共通基盤通信機能部201は、一つの装備品ユニットCを制御するためのアプリケーション(装備品制御機能部202)と、他の装備品ユニットCを制御するためのアプリケーション(装備品制御機能部202)との間の相互通信を仲介する、いわゆる通信ミドルウェアである。具体的には、共通基盤通信機能部201は、共通化された通信プロトコルに従って、個別に開発された装備品制御機能部202の各々とデータの受け渡しを行う。
装備品制御機能部202は、各装備品ユニットCを制御するために用意された複数のアプリケーションソフトウェアである。この装備品制御機能部202は、装備品ユニットCに合わせて個別に開発される。ただし、各装備品制御機能部202は、共通基盤通信機能部201によって提供される共通の通信プロトコルに準拠したデータの受け渡しが可能とされている。
船体共通基盤10に新たな装備品ユニットCが装備された場合、当該新たな装備品ユニットCを制御するためのアプリケーションソフトウェア(装備品制御機能部202)が計算機2にインストールされる(図7参照)。例えば、「A」なる属性の船舶1が、改造を経て「B」とされた場合、格納庫区画B3(図1)に水中無人観測艇C3(図1)が換装されるとともに、当該水中無人観測艇C3を制御するための装備品制御機能部202が、計算機2に新たにインストールされる。新たにインストールされた装備品制御機能部202は、共通基盤通信機能部201を通じて、先行してインストールされている他の装備品制御機能部202とデータの受け渡しが可能となり、容易に連携制御を実現することができる。
(作用・効果)
以上のとおり、第1の実施形態に係る船体共通基盤10は、建造時に適用される第1の属性から将来の改造時に適用される第2の属性に変更される場合に、第1の属性に対応する装備品ユニットCから第2の属性に対応する装備品ユニットCへと換装可能とする装備品ユニット換装用区画Bを備えている。
このようにすることで、予め用意された装備品ユニット換装用区画Bにおいて、装備品ユニットCを容易に着脱可能となるため、属性の変更に対応して実施すべき装備品の換装作業の負担を大幅に軽減することができる。
したがって、艦船などの運用年数が長い船舶1において、装備品を換装する際に、所要工期、所要コスト、周辺区画へのインパクトを最小限に抑えることができる。
また、第1の実施形態に係る装備品ユニット換装用区画Bは、装備品ユニットCにおける第1接続インタフェースCNfの配置位置と対応する位置に、第1接続インタフェースと着脱可能な第2接続インタフェースCNmを備えている。
このようにすることで、装備品ユニットCを装備する際には、装備品ユニット換装用区画Bに予め用意された第2接続インタフェースCNmを接続するだけで装備品ユニットCを動作可能な状態とすることができる。したがって、換装の作業負担を一層軽減することができる。
また、第1の実施形態に係る船体共通基盤10は、将来の改造時において搬入が予定される装備品ユニットCを、装備品ユニット換装用区画Bに搬入可能とする搬送経路を備えている。
このようにすることで、装備品ユニットCを装備品ユニット換装用区画Bに搬入する際に要する労力、負荷を軽減することができる。
また、第1の実施形態に係る船舶1は、複数の装備品ユニットCを制御するための計算機2(共通制御装置)を備えている。計算機2は、一つの装備品ユニットCを制御するためのアプリケーション(装備品制御機能部202)と、他の装備品ユニットを制御するためのアプリケーション(装備品制御機能部202)との間の相互通信を仲介する共通基盤通信機能部201を有する。
このようにすることで、船舶1にハードウェア(装備品ユニットC)を新たに換装した場合に、船舶1のソフトウェア(計算機2)に対し、当該新たなハードウェアを制御するための機能を組み込むための負荷を軽減することができる。
以上、第1の実施形態に係る船舶1について詳細に説明したが、船舶1の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
例えば、第1の実施形態に係る船体共通基盤10は、装備品ユニットCを搬送するための搬送経路確保のために、天井/床面/壁面に着脱式甲板(ハッチH)や配管PIの取り外し機構(カップリングCP)が設けられ得ることを説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、船体共通基盤10には、壁/床面への固定手法の容易化/汎用化(ユニバーサルタイダウンシステム)、船内/船外の通路を運搬経路に転用するためのぎ装設計(エクステンデッドアイル)、ボルテッドハッチ配置の最適化、傾斜階段のスライダー転用等の荷役作業の付帯作業軽減対策(イージーローディング)等が適用されてもよい。
また、装備品ユニットCが搭載されていない装備品ユニット換装用区画Bにおいては、第2接続インタフェースCNmが接続されていない状態で維持される。そこで、接続されていない第2接続インタフェースCNmからの情報漏えいや、悪意のあるプログラムの混入を防止するための対策が適用されてもよい。具体的には、電気的接続を物理的にブロックするカバーの装着、接続部キー配列の秘匿化、接続部の光学化、等が施され得る。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。第2の実施形態は、第1の実施形態で説明した船舶1の製造方法について説明する。
(船舶の製造方法の処理フロー)
図8は、第2の実施形態に係る船舶の製造方法の処理フローを示す図である。
また、図9は、第2の実施形態に係るベースライン計画表の例を示す図である。
また、図10は、第2の実施形態に係る装備品構成リストの例を示す図である。
以下、図8及び図9〜図10を参照しながら、船舶1の製造方法の流れについて説明する。
図8に示す処理フローは、主に、船舶1の建造前の段階で実施される。
まず、船舶1の建造計画担当者は、各船舶1のベースライン計画を決定する(ステップS01)。より具体的には、建造計画担当者は、年次別に、各属性に属する船舶1を、いつ、何隻建造するかを規定する。ここで、図9を参照しながら、ステップS01の処理内容について詳細に説明する。
図9に例として示すベースライン計画表は、年次別の建造計画、及び、年次別の改造計画を示している。図9に示すベースライン計画表の例によれば、1年目〜4年目では、1年毎に「A」に属する船舶1を1隻ずつ新たに建造する計画が示されている。同様に、5年目〜8年目では、1年毎に「B」に属する船舶1、及び、「C」に属する船舶1を1隻ずつ建造することが示されている。同様に、9年目、10年目は、1年毎に「D」に属する船舶1を1隻ずつ建造することが示されている。
また、図9に例として示すベースライン計画表には、建造計画で規定された船舶1毎に、所定の運用期間経過後に実施される改造計画が規定されている。例えば、図9に示すベースライン計画表の例によれば、1年目に建造が計画されている船舶1(A)を、8年後に「C」に改造することが規定されている。同様に、2年目〜4年目に建造が計画されている船舶1(A)を、それぞれ、8年後〜10年後に「B」に改造することが規定されている。
このように、ベースライン計画が策定されることで、船舶1の建造時の属性、及び、改造後の属性が定義される。
次に、船舶1の建造計画担当者は、ステップS01で決定されたベースライン計画に基づき、建造時の属性に対応する装備品ユニットCの選定、及び、改造後の属性に対応する装備品ユニットCの選定を行う(ステップS02)。ここで、図10を参照しながら、ステップS02の処理内容について詳細に説明する。
図10に示す装備品構成リストは、船舶1の属性別に、搭載すべき装備品ユニットCの組み合わせが示されている。建造計画担当者は、予め用意された装備品構成リストを参照して、建造を計画する船舶1毎に、建造時に搭載すべき装備品ユニットCの種類、及び、将来の改造時に搭載すべき装備品ユニットCの種類を特定する。
例えば、図9のベースライン計画表において、2年目に建造される予定の船舶1(A)は、8年目に「B」に改造される予定であることが把握される。この場合、建造計画担当者は、図10に示す装備品構成リストに基づき、「A」として搭載すべき装備品ユニットCの組み合わせ、及び、「B」として搭載すべき装備品ユニットCの組み合わせを特定する。
次に、船舶1の建造計画担当者は、ステップS02で特定した装備品ユニットCに基づいて、船舶1の船体共通基盤10の設計を行う(ステップS03)。具体的には、建造計画担当者は、建造時に搭載される装備品ユニットCと、将来の改造時に搭載される予定の装備品ユニットCとに対応する装備品ユニット換装用区画Bを設置する設計を行う。
例えば、図9のベースライン計画表において、1年目に建造される予定の船舶1(A)は、8年目に「C」に改造される予定である。この場合、装備品構成リストによれば、船舶1は、8年目の「C」への改造の時点で、ソーナーC2(図1)が新たに装備されることが把握される。そこで、建造計画担当者は、当該船舶1の船体共通基盤10に、水中センサー区画B2(図1)を設ける設計を行う。なお、この場合、当該船体共通基盤10には、前部区画B1及び格納庫区画B3は余積として確保するのみでよい。
また、図9のベースライン計画表において、2年目に建造される予定の船舶1(A)は、8年目に「B」に改造される予定である。この場合、装備品構成リストによれば、船舶1は、8年目の「B」への改造の時点で、水中無人観測艇C3(図1)が新たに装備されることが把握される。そこで、建造計画担当者は、当該船舶1の船体共通基盤10に、格納庫区画B3(図1)を設ける設計を行う。なお、この場合、当該船体共通基盤10には、前部区画B1及び水中センサー区画B2は余積として確保するのみでよい。
この後、ステップS03で設計された船体共通基盤10を実際に建造する工程に移行する。
(作用・効果)
以上、第2の実施形態に係る船舶1の製造方法は、着工前の段階で、建造時に適用される第1の属性と、将来の改造時に適用される第2の属性とを決定するベースライン定義ステップ(ステップS01)と、第1の属性に対応する装備品ユニット、及び、前記第2の属性に対応する装備品ユニット選定ステップ(ステップS02)と、第1の属性に対応する装備品ユニットから第2の属性に対応する装備品ユニットへと換装可能とする装備品ユニット換装用区画を特定する区画特定ステップ(ステップS03)と、を有する。
このようにすることで、予め規定されたベースライン計画に規定された改造計画(将来、どのような装備品が搭載される予定か)に基づいて、建造前の段階から、将来搭載される予定の装備品を換装可能なように、装備品ユニット換装用区画Bを組み入れておくことができる。したがって、将来の改造時の所要工期、所要コストを大幅に低減することができる。
また、ベースライン計画により、改造後に搭載される装備品ユニットが予め決定されているため、装備品ユニット換装用区画Bの設置を必要最小限に留めることができる。したがって、建造時に要する作業工期、コスト(装備品ユニット換装用区画Bを設けるために必要な労力)をも最小化することができる。
なお、上述の各実施形態においては、上述した計算機2の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。更に、計算機2は、1台のコンピュータで構成されていても良いし、通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 船舶
10 船体共通基盤
2 計算機(共通制御装置)
20 CPU
200 OS機能部
201 共通基盤通信機能部
202 装備品制御機能部
21 メモリ
22 操作部
23 表示部
24 記録媒体
25 外部接続インタフェース
3 電源供給盤
B 装備品ユニット換装用区画
C 装備品ユニット
H ハッチ
PI 配管
CP カップリング
CNf 第1接続インタフェース
CNm 第2接続インタフェース
CB ケーブル・配管群
L 筐体
PM 電源モジュール

Claims (6)

  1. 予め規定された属性に対応する装備品を搭載する船舶であって、
    建造時に適用される第1の属性から将来の改造時に適用される第2の属性に変更される場合に、前記第1の属性に対応する装備品ユニットから前記第2の属性に対応する装備品ユニットへと換装可能とする装備品ユニット換装用区画と、
    将来の改造時において搬入が予定される前記装備品ユニットを、前記装備品ユニット換装用区画に搬入可能とする搬送経路と、
    を備え、
    前記搬送経路には、少なくとも甲板及び船内床面に設けられた2つ以上のハッチが、水平方向の位置が一致するように設けられている
    船舶。
  2. 前記装備品ユニット換装用区画は、
    前記装備品ユニットにおける第1接続インタフェースの配置位置と対応する位置に、当該第1接続インタフェースと着脱可能な第2接続インタフェースを備える
    請求項1に記載の船舶。
  3. 前記第2接続インタフェースは、
    少なくとも電源線、通信配線及び流体配管の接続口を含む
    請求項2に記載の船舶。
  4. 前記装備品ユニットは、
    寸法が規定された平板上に装備される形態、又は、同寸法で規定される枠体内部に格納される形態とされている
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の船舶。
  5. 前記装備品ユニットは、
    ソーナー、水中無人観測艇及び観測器射出装置のうちの少なくとも何れか一つである
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の船舶。
  6. 複数の前記装備品ユニットを制御するための共通制御装置を備え、
    前記共通制御装置は、一つの前記装備品ユニットを制御するためのアプリケーションと、他の前記装備品ユニットを制御するためのアプリケーションとの間の相互通信を仲介する共通基盤通信機能部を有する
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の船舶。
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