JP6892534B1 - 挟み込み式バタフライバルブ - Google Patents
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Abstract
Description
上記挟み込み式バタフライバルブにおいて、前記弁体の直径は、前記流路の直径よりも小さく、前記ホルダーの厚みは、さらに、前記弁体の直径と前記流路の直径との差に基づいて決定された値であってもよい。
上記構成によれば、弁体の直径と流路の直径との差を考慮することによって、流路に対して弁体がずれる場合でも弁体がパイプに干渉しないホルダーの厚みを求められる。
ホルダー12は、例えば、筒又は筒状に設けられる。そのため、ホルダー12は、外周面21と、内周面22とを有する。さらに、ホルダー12は、軸心Aを有する。ホルダー12の軸心Aは、バタフライバルブ11の軸心でもある。
第2支持部24は、軸心Aを中心に、ホルダー12において第1支持部23とは反対となる位置に位置する。第2支持部24は、軸心Aを中心に、ホルダー12において第1支持部23が突出する方向とは反対方向に突出する。本実施形態では、第2支持部24が外周面21から突出する長さは、第1支持部23が外周面21から突出する長さよりも短い。
円形の弁体15は、流路25内に位置する。弁体15は、スピンドル13に取り付けられる。すなわち、弁体15は、スピンドル13のうち流路25内に位置する部分に取り付けられる。弁体15は、例えば、1又は複数のねじ33によってスピンドル13に取り付けられる。本実施形態の弁体15は、3つのねじ33によってスピンドル13に取り付けられる。これにより、弁体15は、スピンドル13に固定される。そのため、弁体15は、スピンドル13と一体に回動する。
弁体15がホルダー12の軸心Aに対して直交する場合、流体が通過する流路25の面積が最小となる。このとき、弁体15は、流路25を閉鎖する。すなわち、弁体15は、図2に示す状態である場合、流路25を閉鎖する。
図4に示すように、バタフライバルブ11は、2つのパイプに挟み込まれることによって、パイプに取り付けられる。バタフライバルブ11は、例えば、第1パイプ41と第2パイプ42との間に取り付けられる。具体的には、第1パイプ41と第2パイプ42とがボルト43とナット44とによって締め付けられることによって、バタフライバルブ11は、第1パイプ41と第2パイプ42との間に取り付けられる。本実施形態では、第1パイプ41と第2パイプ42とは、同一規格のパイプである。
第1パイプ41と第2パイプ42との間にバタフライバルブ11を取り付ける場合、まず、第1パイプ41のフランジ46と第2パイプ42のフランジ46とに設けられる複数のボルト穴48のうち、第1パイプ41の軸心B及び第2パイプ42の軸心Cよりも下方に位置する複数のボルト穴48に、複数のボルト43をそれぞれ挿入する。第1パイプ41のフランジ46と第2パイプ42のフランジ46とにボルト穴48が4つずつ設けられる場合、第1パイプ41において軸心Bよりも下方に位置する2つのボルト穴48と、第2パイプ42において軸心Cよりも下方に位置する2つのボルト穴48とに、ボルト43を挿入する。
次に、ホルダー12の軸心Aと第1パイプ41の軸心Bと第2パイプ42の軸心Cとを一致させるようにしながらナット44を締める。ボルト43及びナット44の締め付けが完了すると、バタフライバルブ11の取り付けが完了する。このように、バタフライバルブ11は、第1パイプ41のフランジ46と第2パイプ42のフランジ46と挟み込まれた状態で、それぞれのフランジ46に設けられたボルト穴48に挿入されるボルト43と、そのボルト43にねじこまれるナット44とによって、第1パイプ41と第2パイプ42との間に取り付けられる。
移動領域56は、フランジ46におけるボルト穴48の位置、ボルト穴48の径L2、ボルト43の径であるねじ部分52の径L3、ボルト穴48に対するボルト43の位置、ホルダー12の外径R1、といった要素によって決まる。フランジ46におけるボルト穴48の位置は、軸心B又は軸心Cからの距離Hと、ボルト穴48の数とによって決まる。図9に示す移動領域56の形状は、ボルト穴48が4つ設けられるフランジ46において、ボルト43がボルト穴48の中心に位置する場合の形状である。そのため、例えば、ボルト43がボルト穴48に対して偏倚する場合、移動領域56は、図9に示す形状とは異なる。
図10に示すように、流路25を全開放する弁体15の周縁34と開口端47との間には、第1クリアランスΔが存在する。第1クリアランスΔは、管路45の内周面に対して直交状に延び、開口端47から弁体15の周縁34まで延びる線分の距離である。第1クリアランスΔは、理想状態を基準とする弁体15の周縁34と開口端47との間の隙間である。
図11に示すように、直線D1におけるホルダー12の外周面21からボルト43までの距離Xを考える。直線D1は、パイプの軸心とボルト43の軸心とを通過する直線である。直線D1は、ホルダー12の外周面21と点P1で交わる。直線D1は、ボルト43の縁と点P2で交わる。点P2は、直線D1がボルト43の縁と交わる2点のうち、パイプの軸心に近い方の点である。そのため、距離Xは、点P1と点P2との間の距離である。
(1)ホルダー12の厚みTが大きいほど、流路25を開放する場合にホルダー12から飛び出す弁体15の飛び出し量が小さくなる。そのため、弁体15がパイプに干渉しにくくなる。一方、パイプに対してバタフライバルブ11がずれ得る最大ずれ量は、ホルダー12の外径R1、フランジ46におけるボルト穴48の位置、ボルト穴48の数、ボルト穴48の径L3、ボルト43の径であるねじ部分52の径L2、パイプの内径L1といった要素によって決まる。
・図12及び図13に示すように、ホルダー12の最小厚みTminを求めるにあたり、パッキン61の厚みWを考慮してもよい。すなわち、バタフライバルブ11と第1パイプ41との間と、バタフライバルブ11と第2パイプ42との間とに位置する2つのパッキン61の厚みWに基づいて、ホルダー12の厚みTを決定してもよい。
(2)ホルダー12の最小厚みTminを求めるにあたり、パッキン61の厚みWを考慮する場合、パッキン61の厚みWを考慮しない場合よりも、ホルダー12とフランジ46とに挟み込まれたパッキン61の厚みWに対応する分だけ第1クリアランスΔが大きくなる。すなわち、フランジ46におけるボルト穴48の位置、ボルト穴48の径L3、ねじ部分52の径L2、ホルダー12の外径R1、といった要素に加えて、パッキン61の厚みWに基づくことによって、パッキン61の厚みWを考慮しないときよりも小さいホルダー12の最小厚みTminが求められる。その結果、ホルダー12の厚みTをより小さくできる。これにより、バタフライバルブ11を薄型化できる。
(3)弁体15が流路25に対してずれると、そのずれた量だけ第1クリアランスΔが変動する。そのため、流路25に対する弁体15のずれを考慮することによって、流路25に対して弁体15がずれる場合でも弁体15がパイプに干渉しないバタフライバルブ11を得られる。
Claims (3)
- フランジをそれぞれ有する2つのパイプに挟み込まれた状態で、それぞれの前記フランジに設けられたボルト穴に挿入されるボルトと、前記ボルトに取り付けられるナットと、によって前記パイプ同士が締め付けられることにより取り付けられる挟み込み式バタフライバルブであって、
回動する弁体と、
前記弁体が取り付けられるスピンドルと、
前記スピンドルを保持するホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、流体が流れる流路を有し、
前記弁体は、前記流路に位置し、前記スピンドルとともに回動することによって前記流路を開放又は閉鎖し、
前記弁体の直径は、前記パイプの内径以上であり、
2つの前記パイプに挟まれる前記ホルダーの厚みは、前記ホルダーの外径と、前記弁体の直径と、JIS B 2220:2012に定められる前記ボルト穴の位置、前記ボルト穴の数、前記ボルト穴の径、前記ボルトの径、及び、前記パイプの内径と、に基づいて決定された値である挟み込み式バタフライバルブ。 - 前記挟み込み式バタフライバルブは、前記パイプと前記ホルダーとの間にそれぞれパッキンが介在する状態で取り付けられ、
前記ホルダーの厚みは、さらに、前記パッキンの厚みに基づいて決定された値である請求項1に記載の挟み込み式バタフライバルブ。 - 前記弁体の直径は、前記流路の直径よりも小さく、
前記ホルダーの厚みは、さらに、前記弁体の直径と前記流路の直径との差に基づいて決定された値である請求項1又は請求項2に記載の挟み込み式バタフライバルブ。
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