JP6892332B2 - テンションカットロール装置及びその清掃方法 - Google Patents
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Description
本装置10について図1を参照して説明する。本装置10は、ウエブWを熱処理して加熱する熱処理装置の出口側、熱処理装置の入口側、ウエブWの巻取り装置の入口側、ウエブWの巻出し装置の入口側、ウエブWに塗工液を塗工する塗工装置の入口側、又は、塗工装置の出口側に設けられている。
次に、制御部30が清掃部24を動作させる状態について図1を参照して説明する。
ΔT=T2−T1=T1*{exp(μθ)−1} ・・・(1)
但し、μ0は静止摩擦係数である、μは基準動摩擦係数であり、μ<μ0である。基準動摩擦係数μとは、カットロール12が回転しながらウエブWを走行させ、ΔTの張力差を得られる実際の動摩擦係数であり、T1、T2、θを予め設定して(1)式から予め求めておく。
本実施形態によれば、カットロール12の表面の汚れを、ウエブWとカットロール12の間の静止摩擦係数に着目し、この静止摩擦係数が低下した場合を第1張力T1又は第2張力T2の所定時間内の変動幅で検出する。すなわち、この変動幅が設定幅以上になった場合には、カットロール12の表面が汚れているとして、清掃部24でカットロール12の表面を清掃し、再び必要な張力差が得られるようにできる。
上記実施形態では、清掃部24の清掃手段としてブラシロール26を用いたが、これに代えて、図2に示すような粘着ロール32、34を用いてもよい。この場合には、上下動装置28は粘着ロール32、34を一体に上下動させる。そして、清掃時には粘着ロール32をカットロール12の表面に接触させて汚れを除去し、この粘着ロール32の汚れは粘着ロール34によって清掃する。これによって、汚れた粘着ロール32が再びカットロール12の表面に接触することがない。
上記実施形態では、清掃部24は、ブラシロール26で清掃したが、これに代えて図3に示すように超音波クリーナ36でカットロール12の表面を清掃させてもよい。この場合には、上下動装置28で超音波クリーナ36を上下動させるのでなく、制御部30は、清掃のタイミングになると、超音波クリーナ36を動作させる。
上記実施形態では、カットロール12の表面は平らであったが、これに代えて螺旋状の溝が設けられていてもよい。
Claims (7)
- 走行するウエブを抱き角θで抱いて回転するテンションカットロールと、
前記テンションカットロールの表面を清掃する清掃部と、
走行する前記ウエブによって回転し、かつ、前記テンションカットロールの上流にある第1ガイドロールと、
前記第1ガイドロールを通過する前記ウエブの第1張力T1を検出する第1検出部と、
走行する前記ウエブによって回転し、かつ、前記テンションカットロールの下流にある第2ガイドロールと、
前記第2ガイドロールを通過する前記ウエブの第2張力T2を検出する第2検出部と、
前記第1検出部が検出した前記第1張力T1の所定の第1検出時間内の第1変動幅が第1設定幅以上になったとき、又は、前記第2検出部が検出した前記第2張力T2の所定の第2検出時間内の第2変動幅が第2設定幅以上になったときに、前記ウエブと前記テンションカットロールとの間の静止摩擦係数が基準動摩擦係数まで下がったと判断し、前記清掃部を動作させる制御部と、
を有するテンションカットロール装置。 - 前記清掃部は、ブラシロールである、
請求項1に記載のテンションカットロール装置。 - 前記清掃部は、粘着ロールである、
請求項1に記載のテンションカットロール装置。 - 前記清掃部は、超音波クリーナである、
請求項1に記載のテンションカットロール装置。 - 前記テンションカットロールの表面は、ハードクロムメッキ或いは梨地加工である、
請求項1に記載のテンションカットロール装置。 - 前記制御部は、前記清掃部による清掃を前記テンションカットロールが1周又は2周するまで行う、
請求項1に記載のテンションカットロール装置。 - 走行するウエブを抱き角θで抱いて回転するテンションカットロールと、
前記テンションカットロールの表面を清掃する清掃部と、
走行する前記ウエブによって回転し、かつ、前記テンションカットロールの上流にある第1ガイドロールと、
前記第1ガイドロールを通過する前記ウエブの第1張力T1を検出する第1検出部と、
走行する前記ウエブによって回転し、かつ、前記テンションカットロールの下流にある第2ガイドロールと、
前記第2ガイドロールを通過する前記ウエブの第2張力T2を検出する第2検出部と、
を有したテンションカットロール装置の清掃方法であって、
前記第1検出部が検出した前記第1張力T1の所定の第1検出時間内の第1変動幅が第1設定幅以上になったとき、又は、前記第2検出部が検出した前記第2張力T2の所定の第2検出時間内の第2変動幅が第2設定幅以上になったときに、前記ウエブと前記テンションカットロールとの間の静止摩擦係数が基準動摩擦係数まで下がったと判断し、前記清掃部を動作させる、
テンションカットロール装置の清掃方法。
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JP2017117811A JP6892332B2 (ja) | 2017-06-15 | 2017-06-15 | テンションカットロール装置及びその清掃方法 |
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JP2019001609A JP2019001609A (ja) | 2019-01-10 |
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