JP6891687B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、室外機に圧縮機を有する空気調和装置に関する。
室内熱交換器を有する室内機と、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、およびアキュムレータを有する室外機が冷媒配管で接続されて形成される冷媒回路を持つ空気調和装置では、圧縮機を停止させて空調運転を停止したとき、冷媒回路の高圧側と低圧側に圧力差があるが、この圧力差は高圧側から低圧側へと冷媒が流れることで小さくなる(以降、均圧と記載する場合がある)。
冷媒回路の高圧側と低圧側に圧力差があるときは、圧縮機の冷媒吐出側(高圧側)と冷媒吸入側(低圧側)にも圧力差があり、この圧力差が小さくなるまでは圧縮機の内部において冷媒吐出側から冷媒吸入側へと圧力差によって冷媒が流れる。このとき、圧縮機の内部に存在する冷凍機油が、冷媒吐出側から冷媒吸入側へと流れる冷媒によって圧縮機の冷媒吸入側へと流され、冷媒吸入側に接続されているアキュムレータに流入してアキュムレータに滞留することがある。
冷媒回路の均圧時に圧縮機の内部からアキュムレータへと冷凍機油が流出すると、圧縮機の内部に滞留する冷凍機油量が減少する。また、アキュムレータに滞留する冷凍機油は、圧縮機が再起動しないと圧縮機には戻らない。このため、圧縮機の再起動時に潤滑不足となって、圧縮機が焼損する恐れがある。
以上のような問題を解決する手段として、特許文献1では、圧縮機の吐出側と吸入側をバイパスするバイパス管と、バイパス管に設けられてバイパス管における冷媒の流れを遮断する、あるいは、バイパス管を冷媒が流れるようにする開閉弁を設けた空気調和装置が提案されている。
このような空気調和装置では、圧縮機の停止後に開閉弁を開くことで、バイパス管を介して圧縮機の冷媒吐出側から冷媒吸入側へと冷媒が流れることで、圧縮機の冷媒吐出側と冷媒吸入側が早く均圧する。これにより、圧縮機の内部において冷媒吐出側から冷媒吸入側へと流れる冷媒量が少なくなるので、圧縮機の冷媒吐出側から冷媒吸入側への冷媒の流れに起因する圧縮機からの冷凍機油の流出量が抑制できる。
特開2005−172249号公報
ところで、冷媒回路の高圧側と低圧側の均圧に要する時間は、室外機と室内機を接続する冷媒配管の長さに比例して長くなる。例えば、1台の室外機に複数台の室内機が接続される多室形の空気調和装置における均圧時間は、1台の室外機と1台の室内機が接続される空気調和装置における均圧時間と比べて長くなる。
上記の多室形の空気調和装置のような均圧に長い時間を要する空気調和装置では、バイパス回路を介して圧縮機の冷媒吐出側と冷媒吸入側を連通させても、冷媒回路の高圧側と低圧側の均圧に要する時間がかかるため、圧縮機の冷媒吐出側と冷媒吸入側の均圧に要する時間も長くなる。従って、圧縮機の内部において冷媒吐出側から冷媒吸入側へと流れる冷媒量も多くなるので、圧縮機の冷媒吸入側を介してアキュムレータに流れ込む冷凍機油量も多くなって、圧縮機内部に滞留する冷凍機油量が減少するという問題があった。
本発明は以上述べた問題点を解決するものであって、圧縮機の停止中に圧縮機内部に滞留する冷凍機油量の減少を抑制する空気調和装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の空気調和装置は、圧縮機と、四方弁と、熱源側熱交換器と、少なくとも1つの膨張弁と、少なくとも1つの利用側熱交換器と、アキュムレータが冷媒配管によって接続された冷媒回路を有する。この空気調和装置は、圧縮機の冷媒吐出側と熱源側熱交換器を接続する吐出管に配置され圧縮機から熱源側熱交換器に向かう方向にのみ冷媒の流れを許容する逆止弁と、吐出管における逆止弁と熱源側熱交換器の間に配置される第1開閉弁と、アキュムレータと利用側熱交換器を接続する吸入管に配置される第2開閉弁と、一端が吐出管における逆止弁と第1開閉弁の間に接続され他端が吸入管におけるアキュムレータと第2開閉弁の間に接続されるバイパス管と、バイパス管に設けられる第3開閉弁を有する。そして、圧縮機が停止したとき、第1開閉弁と第3開閉弁は閉じられるとともに第2開閉弁は開かれた状態を第1所定時間維持し、第1所定時間が経過したとき、第1開閉弁と第2開閉弁は閉じられるとともに第3開閉弁は開かれた状態を第2所定時間維持する。
上記のように構成した本発明の空気調和装置によれば、圧縮機が停止中に、圧縮機から流出した冷凍機油を圧縮機に戻すことができるので、圧縮機の内部に滞留する冷凍機油量の減少を抑制することができる。
本発明の実施形態である空気調和装置の説明図であり、(A)は空気調和装置の冷媒回路図、(B)は室外機制御手段の構成ブロック図である。 本発明の実施形態における、圧縮機、第1開閉弁、第2開閉弁、および、第3開閉弁の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態における、圧縮機停止後の冷媒回路図であり、(A)は第1開閉弁と第3開閉弁を閉じた場合の冷媒回路図、(B)は第1開閉弁と第2開閉弁を閉じた場合の冷媒回路図である。 本発明の第2の実施形態における、空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の第3の実施形態における、空気調和装置の冷媒回路図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、1台の室外機に複数台(例えば、10台)の室内機が並列に接続され、全ての室内機で同時に冷房運転あるいは暖房運転が行える空気調和装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1(A)に示すように、本実施例における空気調和装置1は、ビル等の屋外に設置される1台の室外機2と、室外機2に液管8およびガス管9で並列に接続された複数台の室内機5(以降、「複数台の」の記載を省略して室内機5と記載する場合がある)を有する。詳細には、液管8は、一端が室外機2の閉鎖弁27に、他端が分岐して各室内機5の各液管接続部53に、それぞれ接続されている。また、ガス管9は、一端が室外機2の閉鎖弁28に、他端が分岐して各室内機5の各ガス管接続部54に、それぞれ接続されている。以上により、空気調和装置1の冷媒回路100が形成されている。
<室外機の構成>
まずは、室外機2について説明する。室外機2は、圧縮機21と、四方弁22と、熱源側熱交換器である室外熱交換器23と、室外膨張弁24と、アキュムレータ25と、逆止弁26と、液管8の一端が接続された閉鎖弁27と、ガス管9の一端が接続された閉鎖弁28と、室外ファン29と、第1開閉弁11と、第2開閉弁12と、第3開閉弁13を備えている。そして、室外ファン29を除くこれら各構成が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室外機冷媒回路20を形成している。
圧縮機21は、インバータにより回転数が制御される図示しないモータによって駆動されることで運転容量を可変できるものである。圧縮機21の冷媒吐出側は、後述する四方弁22のポートaに吐出管41で接続されており、また、圧縮機21の冷媒吸入側は、アキュムレータ25を介して後述する四方弁22のポートcに吸入管45で接続されている。
四方弁22は、冷媒の流れる方向を切り換えるための弁であり、a、b、c、dの4つのポートを備えている。ポートaは、上述したように圧縮機21の冷媒吐出側に吐出管41で接続されている。ポートbは、室外熱交換器23の一方の冷媒出入口と冷媒配管42で接続されている。ポートcは、アキュムレータ25の冷媒流入側と吸入管45で接続されている。そして、ポートdは、閉鎖弁28と室外機ガス管44で接続されている。
室外熱交換器23は、冷媒と後述する室外ファン29の回転により室外機2の内部に取り込まれた外気を熱交換させるものである。室外熱交換器23の一方の冷媒出入口は上述したように四方弁22のポートbに接続され、他方の冷媒出入口は室外機液管43で閉鎖弁27に接続されている。
室外膨張弁24は、室外機液管43に設けられている。室外膨張弁24は電子膨張弁であり、その開度が調整されることで、室外熱交換器23に流入する冷媒量、あるいは、室外熱交換器23から流出する冷媒量を調整する。
アキュムレータ25は、上述したように冷媒流入側が四方弁22のポートcと吸入管45で接続され、冷媒流出側は圧縮機21の冷媒吸入側と図示しない冷媒配管で接続されている。アキュムレータ25は、流入した冷媒をガス冷媒と冷凍機油を含む液冷媒に分離し、ガス冷媒のみを圧縮機21の冷媒吸入側から吸入させる。尚、圧縮機21とアキュムレータ25を接続する図示しない冷媒配管には、アキュムレータ25で分離された液冷媒と冷凍機油を圧縮機21に戻すための孔が設けられている。
逆止弁26は、吐出管41における圧縮機21の冷媒吐出側の近傍に設けられている。逆止弁26は、圧縮機21から吐出管41に吐出された冷媒を、圧縮機21から四方弁22に向かう方向にのみ流し、四方弁22から圧縮機21の冷媒吐出側へと向かう冷媒の流れは遮断する。
第1開閉弁11は、吐出管41における逆止弁26と四方弁22の間に配置されている。第1開閉弁11を開くと、圧縮機21から吐出された冷媒が四方弁22へと流れ、第1開閉弁11を閉じると、圧縮機21から吐出されて四方弁22へと向かう冷媒の流れが遮断される。
第2開閉弁12は吸入管45に配置されている。第2開閉弁12を開くと、四方弁22から流出した冷媒がアキュムレータ25へと流れ、第2開閉弁12を閉じると、四方弁22から流出してアキュムレータ25へと向かう冷媒の流れが遮断される。
第3開閉弁13は、バイパス管46に配置されている。バイパス管46は、一端が吐出管41における逆止弁26と第1開閉弁11の間(図1の点X)に接続され、他端が吸入管45における第2開閉弁12とアキュムレータ25の間(図1の点Y)に接続されている。つまり、バイパス管46は圧縮機21の冷媒吐出側と冷媒吸入側をバイパスするように配置されている。従って、第3開閉弁13を開くと、圧縮機21から吐出された冷媒の一部がバイパス管46を介して圧縮機21の冷媒吸入側へと流れ、第3開閉弁13を閉じると、圧縮機21から吐出されバイパス管46を介して圧縮機21の冷媒吸入側へと向かう冷媒の流れが遮断される。
室外ファン29は樹脂材で形成されており、室外熱交換器23の近傍に配置されている。室外ファン29は、図示しないファンモータによって回転することで室外機2の内部に外気を取り込み、室外熱交換器23において冷媒と熱交換した外気を室外機2の外部へ放出する。
以上説明した構成の他に、室外機2には各種のセンサが設けられている。図1(A)に示すように、吐出管41における逆止弁26と第1開閉弁11の間には、圧縮機21から吐出管41に吐出される冷媒の圧力を検出する高圧センサ31と、圧縮機21から吐出管41に吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度センサ33が設けられている。吸入管42における第2開閉弁12とアキュムレータ25の間には、吸入管45からアキュムレータ25に吸入される冷媒の圧力を検出する低圧センサ32と、吸入管45からアキュムレータ25に吸入される冷媒の温度を検出する吸入温度センサ34とが設けられている。
冷媒配管42における四方弁22と室外熱交換器23の間には、室外熱交換器23に流入あるいは室外熱交換器23から流出する冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ35が設けられている。室外機液管43における室外熱交換器23と室外膨張弁24の間には、室外熱交換器23から流出あるいは室外熱交換器23に流入する冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ36が設けられている。そして、室外機2の図示しない吸込口付近には、室外機2の内部に流入する外気の温度、すなわち外気温度を検出する外気温度センサ37が備えられている。
また、室外機2には、室外機制御手段200が備えられている。室外機制御手段200は、室外機2の図示しない電装品箱に格納されている制御基板に搭載されている。図1(B)に示すように、室外機制御手段200は、CPU210と、記憶部220と、通信部230と、センサ入力部240とを備えている。
記憶部220は、ROMやRAMで構成されており、室外機2の制御プログラムや各種センサからの検出信号に対応した検出値、圧縮機21や室外ファン29の制御状態等を記憶している。通信部230は、各室内機5との通信を行うインターフェイスである。センサ入力部240は、室外機2の各種センサでの検出結果を取り込んでCPU210に出力する。
CPU210は、前述した室外機2の各センサでの検出結果をセンサ入力部240を介して取り込む。また、CPU210は、各室内機5から送信される制御信号を通信部230を介して取り込む。CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、圧縮機21や室外ファン29の駆動制御を行う。また、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、四方弁22の切り換え制御を行う。さらには、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、室外膨張弁24の開度調整を行う。
<室内機の構成>
次に、各室内機5について説明する。各室内機5は全て同じ構成を有しており、利用側熱交換器である室内熱交換器51と、室内膨張弁52と、分岐した液管8の他端が接続される液管接続部53と、分岐したガス管9の他端が接続されるガス管接続部54と、室内ファン55を備えている。そして、室内ファン55を除くこれら各構成が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室内機冷媒回路50を形成している。
室内熱交換器51は、冷媒と後述する室内ファン55の回転により室内機5aの内部に取り込まれた室内空気を熱交換させるものであり、一方の冷媒出入口が液側接続部53と室内機液管71で接続され、他方の冷媒出入口がガス管接続部54と室内機ガス管72で接続されている。室内熱交換器51は、室内機5が冷房運転を行う場合は蒸発器として機能し、室内機5が暖房運転を行う場合は凝縮器として機能する。尚、液管接続部53やガス管接続部54では、各冷媒配管が溶接やフレアナット等により接続されている。
室内膨張弁52は、室内機液管71に設けられている。室内膨張弁52は電子膨張弁であり、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合は、その開度が要求される冷房能力に応じて調整され、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合は、その開度が要求される暖房能力に応じて調整される。
室内ファン55は樹脂材で形成されており、室内熱交換器51の近傍に配置されている。室内ファン55は、図示しないファンモータによって回転することで、室内機5の内部に室内空気を取り込み、室内熱交換器51において冷媒と熱交換した室内空気を室内へ供給する。
以上説明した構成の他に、各室内機5には各種のセンサが設けられている。室内機液管71における室内熱交換器51と室内膨張弁52との間には、室内熱交換器51に流入あるいは室内熱交換器51aから流出する冷媒の温度を検出する液側温度センサ61が設けられている。室内機ガス管72には、室内熱交換器51から流出あるいは室内熱交換器51aに流入する冷媒の温度を検出するガス側温度センサ62が設けられている。そして、各室内機5の図示しない室内空気の吸込口付近には、各室内機5の内部に流入する室内空気の温度、すなわち室内温度を検出する室内温度センサ63が備えられている。
<空気調和装置の動作>
次に、本実施形態における空気調和装置1の空調運転時の冷媒回路100における冷媒の流れや各部の動作について、図1を用いて説明する。尚、以下の説明では、各室内機5が冷房運転を行う場合について説明し、暖房運転を行う場合については詳細な説明を省略する。また、図1(A)における矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示している。
図1(A)に示すように、各室内機5が冷房運転を行う場合、室外機2では、四方弁22が実線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートbが連通するよう、また、ポートcとポートdが連通するよう、切り換えられる。これにより、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに、各室内機5の室内熱交換器51が蒸発器として機能する。
また、第1開閉弁11と第2開閉弁12は開かれており、第3開閉弁13は閉じられている。尚、図1(A)では、開いている第1開閉弁11と第2開閉弁12は白抜き、閉じている第3開閉弁13は黒塗りとしている。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は吐出管41を流れ、逆止弁26、第1開閉弁11を介して四方弁22に流入する。四方弁22から流出した冷媒は、冷媒配管44を流れて室外熱交換器23に流入し、室外熱交換器23で室外ファン29の回転により室外機2の内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮する。室外熱交換器23から流出した冷媒は室外機液管43を流れ、全開とされている室外膨張弁26、閉鎖弁27を介して液管8に流入する。
液管8を流れる冷媒は、液管接続部53を介して各室内機5に分流する。各室内機5に流入した冷媒は室内機液管71を流れ、室内膨張弁52を通過するときに減圧されて低圧の冷媒となる。室内機液管71から室内熱交換器51に流入した冷媒は、室内ファン55の回転により各室内機5の内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。このように、室内熱交換器51が蒸発器として機能し、室内熱交換器51で冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、各室内機5が設置された室内の冷房が行われる。
室内熱交換器51から流出した冷媒は室内機ガス管72を流れ、ガス管接続部54を介してガス管9に流入する。ガス管9を流れる際に合流し閉鎖弁28を介して室外機2に流入した冷媒は、室外機ガス管44を流れて四方弁22に流入する。四方弁22から吸入管45に流出した冷媒は、第2開閉弁12、アキュムレータ25を介して圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
尚、各室内機5が暖房運転を行う場合、室外機2では、四方弁22が破線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートdが連通するよう、また、ポートbとポートcが連通するよう、切り換えられる。これにより、室外熱交換器23が蒸発器として機能するとともに、各室内機5の室内熱交換器51が凝縮器として機能する。また、冷房運転の場合と同じく、第1開閉弁11と第2開閉弁12は開かれており、第3開閉弁13は閉じられている。
<運転停止時の第1開閉弁〜第3開閉弁の動作>
以上説明した空気調和装置1が冷房運転あるいは暖房運転を行っているときは、圧縮機21の駆動により冷媒回路100の高圧側(圧縮機21の冷媒吐出側から各室内機5の室内膨張弁52まで)と低圧側(各室内機5の室内膨張弁52から圧縮機21の冷媒吸入側まで)に圧力差がある。この圧力差は、
圧縮機21を停止させる、つまり、冷房運転あるいは暖房運転を停止した時点でも存在する。
圧縮機21の停止時に冷媒回路100の高圧側と低圧側の圧力差が大きければ、圧縮機21に加わる負荷が大きくて再起動できない恐れがある。この場合、第3開閉弁を開としてバイパス管46に冷媒が流れるようして、圧縮機21の冷媒吐出側(図1(A)の点X)から冷媒吸入側(図1(A)の点Y)へと冷媒を流すことで、冷媒回路100の高圧側と低圧側の圧力差を、圧縮機21が起動できる値(例えば、0.3MPa)まで低下させる(以降、均圧と記載することがある)ことができる。
一方、冷媒回路100の高圧側と低圧側に圧力差があるときは、圧縮機21の冷媒吐出側と冷媒吸入側にも圧力差があり、圧縮機21の内部において冷媒吐出側から冷媒吸入側へと冷媒が流れる。このとき、圧縮機21の内部に存在する冷凍機油が冷媒とともに圧縮機21の冷媒吸入側へと流され、冷媒吸入側に接続されているアキュムレータ25に流入してアキュムレータ25に滞留することがある。
このように、冷媒回路100の均圧時に圧縮機21の内部からアキュムレータ25へと冷凍機油が流出するので、圧縮機21の内部に滞留する冷凍機油量が減少する。また、アキュムレータ25に滞留する冷凍機油は、圧縮機21が起動しないと圧縮機21には戻らない。このため、冷媒回路100が均圧するのに時間がかかる場合、例えば、液管8やガス管9が長い場合は、均圧中に圧縮機21から流出してアキュムレータ25に滞留して圧縮機21に戻らない冷凍機油量が多くなるので、圧縮機21の再起動時に潤滑不足となって、圧縮機21が焼き付く恐れがある。
そこで、本実施形態の空気調和装置1では、空調運転停止後に以下に説明するように第1開閉弁11と第2開閉弁12と第三開閉弁13を開閉制御することによって、空調運転停止後の圧縮機21の停止中に圧縮機21からアキュムレータ25に流出してアキュムレータ25に滞留する冷凍機油を圧縮機21に戻す。
次に、図1乃至図3を用いて、上述した空調運転停止中にアキュムレータ25に滞留する冷凍機油を圧縮機21に戻す際の、第1開閉弁11と第2開閉弁12と第三開閉弁13の開閉制御について説明する。尚、図3においては、図1と同様に、開いている開閉弁を白抜き、閉じている開閉弁を黒塗りとしている。
図2は、圧縮機21、第1開閉弁11、第2開閉弁12、および、第3開閉弁13の動作の時間変化を示すタイムチャートである。図2において、縦軸は、上から順に圧縮機21の運転/停止、第1開閉弁11の開/閉、第2開閉弁12の開/閉、第3開閉弁13の開/閉をそれぞれ示す。横軸は時刻を示し、時刻t1が空気調和装置1の空調運転を停止した時刻、時刻t2およびt3が、それぞれ各開閉弁の開閉を切り替える時刻を示す。
使用者が時刻t1に図示しないリモコン等の操作によって、空気調和装置1に空調運転(冷房運転あるいは暖房運転)の停止を指示する。運転停止指示を受けた室外機制御手段200のCPU210は、時刻t1で圧縮機21を停止するとともに、空調運転中に開いていた第1開閉弁11を閉じる。また、第2開閉弁12と第3開閉弁13は、空調運転中と変わらず、第2開閉弁は開いたまま、第3開閉弁13は閉じたままとする。これにより、冷媒回路100は、空調運転中の状態である図1(A)の状態から、図3(A)に示す状態となる。
第1開閉弁11が閉じると、図3(A)に示すように、冷媒回路100における逆止弁26と第1開閉弁11と第3開閉弁13で閉ざされた部分(以降、第1分回路C1と記載する)が、冷媒回路100から切り離される。つまり、運転停止時に第1分回路C1に存在した冷媒が第1分回路C1に閉じ込められるので、第1分回路C1は高圧に保持される。
一方、第1分回路C1以外の冷媒回路100(以降、第2分回路C2と記載する)では、時刻t2までの時間(例えば、3分間)をかけて高圧側から低圧側に冷媒が流れることで、高圧側と低圧側が均圧する。従って、時刻t2では、第1分回路C1の方が第2分回路C2より圧力が高い状態となる。また、第2分回路C2の均圧時には、圧縮機21の冷媒吐出側(高圧側)から冷媒吸入側(低圧側)にも冷媒が流れるので、図3(A)に破線矢印O1で示すように、圧縮機21からアキュムレータ25に向かって冷媒とともに冷凍機油が流れる。尚、上述した時刻t1から時刻t2までの時間は、予め試験などを行って求められた高圧側と低圧側が均圧するのに必要な時間であり、本発明の第1所定時間に相当する。
CPU210は、時刻t1から第1所定時間が経過して時刻t2になれば、図2に示すように、第2開閉弁12を閉じるとともに第3開閉弁13を開く。また、CPU210は、第1開閉弁11は閉じたままとする。これにより、冷媒回路100は、図3(A)の状態から、図3(B)に示す状態となる。
前述したように、時刻t2では第1分回路C1の方が第2分回路C2より圧力が高い状態となっている。この状態で第3開閉弁13を開とすれば、バイパス管46によって第1分回路C1と第2分回路C2が連通するので、第1分回路C1に閉じ込められていた冷媒が、図3(B)に矢印Rで示すように、第3開閉弁13を通過して吸入管45とバイパス管46の接続部である点Yに向かって流れる。
時刻t2では、第2開閉弁12が閉じられているので、バイパス管46から点Yに向かって矢印Rのように流れた冷媒は、アキュムレータ25に流入する。そして、アキュムレータ25に流入した冷媒によって、アキュムレータ25の内部に滞留している冷凍機油が、図3(B)の破線矢印O2で示すように、圧縮機21に戻される。
上記のように、第1分回路C1から第2分回路C2に向かって冷媒が流れることで、第1分回路C1と第2分回路C2の圧力差が小さくなり、時刻t2から時刻t3までの時間(例えば、1分間)で、第1分回路C1と第2分回路C2が均圧する、つまりは、冷媒回路100が均圧する。尚、上述した時刻t2から時刻t3までの時間は、予め試験などを行って求められた第1分回路C1と第2分回路C2が均圧するのに必要な時間であり、本発明の第2所定時間に相当する。
CPU210は、時刻t2から第2所定時間が経過して時刻t3となれば、第1開閉弁11および第2開閉弁12を開くとともに、第3開閉弁13を閉じる。つまり、冷媒回路100の状態を図3(B)の状態から図1(A)の状態とする。そして、CPU210は、使用者による運転開始指示を待つ待機状態となる。
以上説明したように、空気調和装置1が停止した後に第1開閉弁11と第2開閉弁12と第3開閉弁13の各々を開閉制御することで、まずは第2分回路C2のみを均圧し、その後、第1分回路C1と第2分回路C2を均圧することで、第2分回路C2のみを均圧しているときに圧縮機21からアキュムレータ25に流出した冷凍機油を第1分回路C1と第2分回路C2の均圧時に圧縮機21に戻すことができる。これにより、冷媒回路100を均圧しつつ圧縮機21の内部で冷凍機油が不足することを抑制できるので、圧縮機21の再起動が滞りなく行える。
次に、本発明の空気調和装置の第2の実施形態について、図4を用いて説明する。図4に示す第2の実施形態の空気調和装置1aは、第1の実施形態の空気調和装置1と比べて、以下に記載する2点を除いて、室外機2aや室内機5aの構成、圧縮機21停止後の第1開閉弁11、第2開閉弁12、第3開閉弁13の開閉制御は同じであるため、詳細な説明は省略する。
まず、1点目の違いとして、第2の実施形態の室外機2aは、第1の実施形態の室外機2に設けられていた四方弁22を有さないことである。四方弁22を有さないことで、圧縮機21の冷媒吐出側と熱源側熱交換器である室外熱交換器23の一方の冷媒出入口が吐出管41aで接続され、アキュムレータ25と閉鎖弁28が吸入管45aで接続される。また、第1開閉弁11が吐出管41aにおける逆止弁26と室外熱交換器23の間に配置される。つまり、空気調和装置1aの冷媒回路100aでは、常に矢印の方向のみに冷媒が流れて、室外熱交換器23が常に凝縮器として機能するので、空気調和装置1aは冷房専用の空気調和装置となる。
2点目の違いとして、室外機2aに液管8およびガス管9で接続される室内機5aが1台のみであり、かつ、室内機5aは第1の実施形態の各室内機5に設けられていた室内膨張弁52を有さないことである。
以上説明した空気調和装置1aにおいても、第1の実施形態の空気調和装置1と同様に、圧縮機21が停止した時刻に第1開閉弁11と第3開閉弁13を閉じるとともに第2開閉弁12を開いたままとすることで、逆止弁26と第1開閉弁11と第3開閉弁13で閉ざされた部分である第1分回路C1以外の冷媒回路100aである第2分回路C2を均圧し、圧縮機21が停止した時刻から第1所定時間経過後に第1開閉弁11と第2開閉弁12を閉じるとともに第3開閉弁13を開くことで、第1分回路C1から第2分回路C2に冷媒が流れて第1分回路C1と第2分回路C2が均圧する。従って、冷房専用の空気調和装置1aにおいても、圧縮機21の停止時にアキュムレータ25に流入した冷凍機油を圧縮機21に戻すことができるので、冷媒回路100aを均圧しつつ圧縮機21の内部で冷凍機油が不足することを抑制でき、圧縮機21の再起動が滞りなく行える。
次に、本発明の空気調和装置の第3の実施形態について、図5を用いて説明する。図5に示す第3の実施形態の空気調和装置1bは、第1の実施形態の空気調和装置1における第2開閉弁12に代えて、吸入管45に逆止弁が配置されている点が、第1実施形態の空気調和装置1と異なる点であり、これ以外の室外機2bや室内機5bの構成、圧縮機21停止後の第1開閉弁11、第2開閉弁12の開閉制御は同じであるため、詳細な説明は省略する。
尚、図5では、上述した逆止弁と吐出管41に配置されている逆止弁を区別するために、吐出管41に配置されるものを第1逆止弁26a、吸入管45に配置されるものを第2逆止弁26bとしている。ここで、第1逆止弁26aは、第1の実施形態の空気調和装置1における逆止弁26と同じものである。
図5に示すように、第2逆止弁26bは、四方弁22から吸入管45に流出した冷媒をアキュムレータ25に向かう方向にのみ流し、アキュムレータ25から四方弁22へと向かう冷媒の流れは遮断するように配置される。これにより、圧縮機21を停止してから第1所定時間経過後に第1開閉弁11を閉じるとともに第3開閉弁13を開いたときに、第1分回路から第2分回路に向かって流れる冷媒が点Yから四方弁22側に流れることがない。従って、第1の実施形態の空気調和装置1や第2の実施形態の空気調和装置1aと同様に、アキュムレータ25から圧縮機21に冷凍機油を戻すことができ、さらには、第1の実施形態の空気調和装置1や第2の実施形態の空気調和装置1aと比べて、1つの開閉弁(第2開閉弁12)の制御を行う手間が省け、かつ、開閉弁より安価な逆止弁(第2逆止弁26b)を用いてコストダウンができる。
1、1a、1b 空気調和装置
2、2a、2b 室外機
5、5a、5b 室内機
8 液管
9 ガス管
11 第1開閉弁
12 第2開閉弁
13 第3開閉弁
21 圧縮機
25 アキュムレータ
26 逆止弁
26a 第1逆止弁
26b 第2逆止弁
41、41a 吐出管
45、45a 吸入管
100、100a、100b 冷媒回路
200 室外機制御手段
210 CPU
C1 第1分回路
C2 第2分回路

Claims (4)

  1. 圧縮機と、熱源側熱交換器と、少なくとも1つの膨張弁と、少なくとも1つの利用側熱交換器と、アキュムレータが冷媒配管によって接続された冷媒回路を有する空気調和装置であって、
    前記圧縮機の冷媒吐出側と前記熱源側熱交換器を接続する吐出管に配置され、前記圧縮機から前記熱源側熱交換器に向かう方向にのみ冷媒の流れを許容する逆止弁と、
    前記吐出管における前記逆止弁と前記熱源側熱交換器の間に配置される第1開閉弁と、
    前記アキュムレータと前記利用側熱交換器を接続する吸入管に配置される第2開閉弁と、
    一端が前記吐出管における前記逆止弁と前記第1開閉弁の間に接続され、他端が前記吸入管における前記アキュムレータと前記第2開閉弁の間に接続されるバイパス管と、
    前記バイパス管に設けられる第3開閉弁と、
    を有し、
    前記圧縮機が停止したとき、前記第1開閉弁と前記第3開閉弁は閉じられるとともに前記第2開閉弁は開かれた状態を第1所定時間維持し、
    前記第1所定時間が経過したとき、前記第1開閉弁と前記第2開閉弁は閉じられるとともに前記第3開閉弁は開かれた状態を第2所定時間維持する、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記冷媒回路に四方弁を有し、
    前記吐出管は、前記圧縮機の冷媒吐出側と前記四方弁を接続し、
    前記第1開閉弁は、前記吐出管における前記逆止弁と前記四方弁の間に配置され、
    前記吸入管は、前記アキュムレータと前記四方弁を接続し、
    前記第2開閉弁は、前記吸入管に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記吐出管に配置され、前記圧縮機から前記熱源側熱交換器に向かう方向にのみ冷媒の流れを許容する第1逆止弁と、
    前記吸入管に配置される前記第2開閉弁に代えて、前記吸入管を前記アキュムレータに向かう方向にのみ冷媒の流れを許容する第2逆止弁を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記第1所定時間が経過した時刻から第2所定時間が経過すれば、前記第1開閉弁と前記第2開閉弁は開かれるとともに、前記第3開閉弁は閉じられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和装置。
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