JP6890023B2 - デッキクレーンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、デッキクレーンシステムに関する。
船舶には、積荷を荷揚げ荷卸しする機械として、デッキクレーンを備えているものがある。特許文献1には、油圧ポンプを含む油圧駆動装置を駆動源として用いたデッキクレーンが記載されている。
特開2002−220189号公報
上記のデッキクレーンは、船舶とともに移動するため、メンテナンスを行える機会が限定される。例えば、油圧ポンプが意図しない場所で故障してしまうと、デッキクレーンが使用できなくなったり、メンテナンス設備がない場所で修理をすることになったりし、利用効率が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、油圧ポンプの状態が的確に把握可能なデッキクレーンシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るデッキクレーンシステムは、船舶のデッキに配置されるデッキクレーンと、油圧ポンプを含む油圧回路と、前記油圧ポンプを駆動する主電動機とを有し、前記デッキクレーンを駆動する油圧駆動装置と、前記デッキクレーン及び前記油圧駆動装置を制御すると共に、前記主電動機の仕事率と前記油圧ポンプの仕事率との比率に基づいて前記油圧ポンプの効率を算出し、算出結果が閾値よりも低い場合に報知信号を出力する処理装置とを備える。
本発明によれば、油圧ポンプの効率が閾値よりも低い場合に報知信号を出力するため、デッキクレーンの操作者等は、報知信号に基づいて、油圧ポンプの状態が低下したことを把握することができる。これにより、油圧ポンプの状態が的確に把握可能となる。
また、上記のデッキクレーンシステムにおいて、前記デッキクレーンは、アラームを出力する報知部を有し、前記報知信号は、前記報知部に前記アラームを出力させる信号であってもよい。
本発明によれば、油圧ポンプの効率が閾値よりも低い場合に報知部からアラームが出力されるため、デッキクレーンの操作者等は、油圧ポンプの状態を容易に把握可能となる。
また、上記のデッキクレーンシステムにおいて、前記処理装置は、前記油圧ポンプの効率の算出結果が前記閾値以上の場合において、単位時間当たりの前記油圧ポンプの効率の減少量が第2閾値よりも大きい場合には、前記報知信号を出力してもよい。
本発明によれば、単位時間当たりの油圧ポンプの効率の減少量が第2閾値よりも大きい場合においても報知信号を出力するため、デッキクレーンの操作者等は、報知信号に基づいて、油圧ポンプの状態が低下したことを把握することができる。これにより、油圧ポンプの状態が的確に把握可能となる。
また、上記のデッキクレーンシステムは、前記主電動機の電流値を検出する電流検出部をさらに備え、前記処理装置は、前記電流検出部の検出結果と前記主電動機の電圧基準値とに基づいて前記主電動機の仕事率を算出してもよい。
本発明によれば、電流検出部の検出結果と主電動機の電圧基準値とに基づいて主電動機の仕事率を算出するため、容易かつ高精度に主電動機の仕事率を算出可能となる。
また、上記のデッキクレーンシステムは、前記油圧ポンプの吐出圧を検出する吐出圧検出部をさらに備え、前記処理装置は、前記吐出圧検出部の検出結果と前記油圧ポンプの流量基準値とに基づいて前記油圧ポンプの仕事率を算出してもよい。
本発明によれば、吐出圧検出部の検出結果と油圧ポンプの流量基準値とに基づいて油圧ポンプの仕事率を算出するため、容易かつ高精度に油圧ポンプの仕事率を算出可能となる。
本発明によれば、油圧ポンプの状態が的確に把握可能なデッキクレーンシステムを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るデッキクレーンシステムの一例を示す図である。 図2は、デッキクレーンの一例を示す図である。 図3は、油圧駆動装置の一例を示す図である。 図4は、デッキクレーンシステムの構成を示すブロック図である。 図5は、デッキクレーンシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、油圧ポンプ効率の時間変化の一例を示すグラフである。 図7は、油圧ポンプ効率の時間変化の他の例を示すグラフである。
以下、本発明に係るデッキクレーンシステムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、デッキクレーンシステム100の一例を示す図である。デッキクレーンシステム100は、貨物船等の船舶101のデッキ102上に設置され、船舶101に対して対象物Cの積み下ろし作業等を行う場合に用いられる作業機械である。デッキクレーンシステム100は、デッキクレーン10と、油圧駆動装置20と、処理装置50とを備える。
デッキクレーン10は、デッキ102に複数、例えば4基設けられるが、基数についてはこれに限定されない。図2は、デッキクレーン10の一例を示す図である。図2に示すように、デッキクレーン10は、旋回体11と、ジブ12と、旋回装置13と、俯仰装置14と、昇降装置15とを有する。旋回体11は、船舶101に設けられた架台16上に配置される。旋回体11は、架台16の支持面16aと直交する回転軸AX1の軸線周りに回転可能に設けられる。旋回体11は、アラームを出力する報知部11aを有する。報知部11aは、例えば音、光、各種表示等により警報を通知する機器が用いられる。
ジブ12は、棒状の部材であり、基端部12aが旋回体11に取り付けられる。ジブ12は、基端部12aにおいて、水平方向に平行な俯仰軸AX2の軸線周りに揺動可能である。ジブ12は、先端部12bに滑車17を有する。滑車17には、対象物Cを吊るための昇降用ワイヤー18が掛けられている。昇降用ワイヤー18は、基端部が後述の昇降装置15のドラム15aに取り付けられる。昇降用ワイヤー18は、対象物Cを掛けるためのフック18aを先端部に有する。ジブ12には、俯仰用ワイヤー19が取り付けられる。俯仰用ワイヤー19は、一端部がジブ12のうち基端部12aと先端部12bとの間の部分に取り付けられ、他端部が後述の俯仰装置14のドラム14aに取り付けられる。
旋回装置13は、油圧駆動装置20の駆動力により、旋回体11を回転軸AX1の軸線周りに回転させる。旋回装置13は、油圧駆動装置20の駆動力を旋回体11に伝達する伝達機構13aを有する。
俯仰装置14は、油圧駆動装置20の駆動力によりドラム14aを回転させ、ジブ12を俯仰軸AX2の軸線周りに揺動させる。俯仰装置14は、俯仰用ワイヤー19を巻き取ることにより、ジブ12を仰方向(先端部12bが上側に移動する方向)に揺動させる。俯仰装置14は、俯仰用ワイヤー19を繰り出すことにより、ジブ12を俯方向(先端部12bが下側に移動する方向)に揺動させる。このように、俯仰装置14は、俯仰用ワイヤー19の巻き取り及び繰り出しを行うことにより、ジブ12を仰方向及び俯方向に揺動させる。
昇降装置15は、油圧駆動装置20の駆動力によりドラム15aを回転させ、昇降用ワイヤー18の巻き取り及び繰り出しを行う。昇降装置15は、昇降用ワイヤー18を巻き取ることにより、フック18aを上昇させる。昇降装置15は、昇降用ワイヤー18を繰り出すことにより、フック18aを下降させる。このように、昇降装置15は、昇降用ワイヤー18の巻き取り及び繰り出しを行うことにより、フック18aを鉛直方向に昇降させる。
図3は、油圧駆動装置20の一例を示す図である。図3に示すように、油圧駆動装置20は、主電動機21と、油圧回路22とを有する。主電動機21は、例えば船舶101の電源部(不図示)等から電力の供給を受けて回転駆動力を発生させる。主電動機21は、電流検出部31を有する。電流検出部31は、主電動機21の電流値を検出し、検出結果を制御装置50に出力する。
油圧回路22は、油圧ポンプ23、24、25と、作動油送出管26、27、28とを有する。油圧ポンプ23、24、25は、主電動機21の回転駆動力により作動油を作動油送出管26、27、28に送り出す。作動油送出管26、27、28は、作動油を制御する不図示のバルブ等が設けられる。
作動油送出管26は、油圧ポンプ23から送られた作動油をデッキクレーン10の昇降装置15に流通させる。作動油送出管26には、第1吐出圧検出部33が配置される。第1吐出圧検出部33は、油圧ポンプ23の吐出圧を検出し、検出結果を処理装置50に出力する。
作動油送出管27は、油圧ポンプ24から送られた作動油をデッキクレーン10の旋回装置13及び俯仰装置14に流通させる。作動油送出管27には、第2吐出圧検出部34が配置される。第2吐出圧検出部34は、油圧ポンプ24の吐出圧を検出し、検出結果を処理装置50に出力する。
作動油送出管28は、油圧ポンプ25から送られた作動油をデッキクレーン10の昇降装置15に流通させる。作動油送出管28には、第3吐出圧検出部35が配置される。第3吐出圧検出部35は、油圧ポンプ25の吐出圧を検出し、検出結果を処理装置50に出力する。
図4は、デッキクレーンシステム100の構成を示すブロック図である。図4に示すように、処理装置50は、制御部51と、記憶部52と、通信部53とを有する。処理装置50は、船舶101に配置されてもよいし、船舶101とは異なる場所に配置されてもよい。
制御部51は、デッキクレーン10及び油圧駆動装置20を含む各部の動作を制御する。制御部51は、制御回路で実現してもよいが、PLC(programmable logic controller)で実現してもよい。図4の制御部51は、油圧ポンプ23、24、25や、作動油送出管26、27、28のバルブ等の制御についても行う。
制御部51は、主電動機仕事率算出部61と、油圧ポンプ仕事率算出部62と、油圧ポンプ効率算出部63と、判断部64と、報知信号出力部65とを有する。主電動機仕事率算出部61は、主電動機仕事率を算出する。主電動機仕事率は、主電動機21の仕事率である。主電動機仕事率算出部61は、電流検出部31の検出結果と、主電動機21の電圧基準値とに基づいて、主電動機仕事率Wを算出する。なお、電流検出部31の検出結果が実測値であるのに対して、電圧基準値は理論値である。
ここで、電流検出部31の検出結果をI(A)とし、電圧基準値をE(V)とすると、主電動機仕事率W(kW)は、以下の式(1)で表される。なお、式(1)において、cosθは力率である。
=√3×I×E×cosθ ・・・(1)
油圧ポンプ仕事率算出部62は、油圧ポンプ仕事率を算出する。油圧ポンプ仕事率は、各油圧ポンプ23、24、25の仕事率の合計である。したがって、油圧ポンプ仕事率算出部62は、各油圧ポンプ23、24、25の仕事率をそれぞれ算出し、その合計を求める。
具体的には、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第1吐出圧検出部33の検出結果と、油圧ポンプ23の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ23の仕事率を算出する。また、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第2吐出圧検出部34の検出結果と、油圧ポンプ24の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ24の仕事率を算出する。また、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第3吐出圧検出部35の検出結果と、油圧ポンプ25の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ25の仕事率を算出する。なお、第1吐出圧検出部33、第2吐出圧検出部34、第3吐出圧検出部35の検出結果が実測値であるのに対して、各流量基準値は理論値である。
ここで、第1吐出圧検出部33の検出結果をph1(MPa)、第2吐出圧検出部34の検出結果をpls(MPa)、第3吐出圧検出部35の検出結果をph2(MPa)とし、油圧ポンプ23の流量基準値をQh1(L/min)、油圧ポンプ24の流量基準値をQls(L/min)、油圧ポンプ25の流量基準値をQh2(L/min)、とすると、油圧ポンプ23の仕事率Wh1(kW)、油圧ポンプ24の仕事率Wls(kW)、油圧ポンプ25の仕事率Wh2(kW)は、以下の式(2)、(3)、(4)で表される。
h1=ph1×Qh1/60 ・・・(2)
ls=pls×Qls/60 ・・・(3)
h2=ph2×Qh2/60 ・・・(4)
したがって、油圧ポンプ仕事率Wは、以下の式(5)によって表される。
=Wh1+Wls+Wh2 ・・・(5)
油圧ポンプ効率算出部63は、主電動機仕事率算出部61の算出結果と、油圧ポンプ仕事率算出部62の算出結果とに基づいて、油圧ポンプ効率Eを算出する。油圧ポンプ効率Eは、以下の式(6)で表される。
=W/W ・・・(6)
また、油圧ポンプ効率算出部63は、主電動機21及び油圧ポンプ23、24、25が作動している間、連続して油圧ポンプ効率Eを算出する。したがって、油圧ポンプ効率算出部63は、単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの変化量についても算出する。
判断部64は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値よりも低いか否かを判断する。また、判断部64は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値以上である場合に、単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量が第2閾値よりも大きいか否かを判断する。第1閾値及び第2閾値は、実験やシミュレーション、実測値等のデータに基づいて予め設定され、例えば記憶部52に記憶される。
報知信号出力部65は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値よりも低い場合に、報知信号を出力する。報知信号は、例えば報知部11aにアラームを出力させる信号とすることができる。また、報知信号出力部65は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値以上である場合であっても、単位時間当たりの油圧ポンプの効率の減少量が第2閾値よりも大きい場合には、報知信号を出力する。
記憶部52は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等のストレージを有している。なお、記憶部52として、リムーバブルディスク等の外部記憶媒体が用いられてもよい。記憶部52は、デッキクレーン10及び油圧駆動装置20等の動作を制御するための各種プログラム及びデータ等を記憶する。記憶部52は、例えば電圧基準値記憶部71と、流量基準値記憶部72と、第1閾値記憶部73と、第2閾値記憶部74とを有する。通信部53は、無線通信で他の機器と通信を行い、データの送受信を行う。通信部53は、報知信号出力部65から出力された報知信号を外部に送信可能である。
次に、図5から図7を用いて、デッキクレーンシステム100の動作について説明する。図5は、デッキクレーンシステム100の動作の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、主電動機仕事率算出部61は、主電動機仕事率Wを算出する(ステップS10)。ステップS10において、主電動機仕事率算出部61は、電流検出部31の検出結果と、主電動機21の電圧基準値とに基づいて、主電動機仕事率Wを算出する。
次に、油圧ポンプ仕事率算出部62は、油圧ポンプ23、24、25の合計の仕事率を算出する(ステップS20)。ステップS20において、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第1吐出圧検出部33の検出結果と、油圧ポンプ23の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ23の仕事率を算出する。また、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第2吐出圧検出部34の検出結果と、油圧ポンプ24の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ25の仕事率を算出する。また、油圧ポンプ仕事率算出部62は、第3吐出圧検出部35の検出結果と、油圧ポンプ25の流量基準値とに基づいて、油圧ポンプ24の仕事率を算出する。そして、油圧ポンプ仕事率算出部62は、油圧ポンプ仕事率Wを求める。
次に、油圧ポンプ効率算出部63は、油圧ポンプ効率Eを算出する(ステップS30)。ステップS30において、油圧ポンプ効率算出部63は、主電動機仕事率算出部61の算出結果である主電動機仕事率Wと、油圧ポンプ仕事率算出部62の算出結果である油圧ポンプ仕事率Wとに基づいて、油圧ポンプ効率Eを算出する。
次に、判断部64は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値Eよりも低いか否かを判断する(ステップS40)。油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値Eよりも低いと判断部64が判断した場合(ステップS40のYes)、報知信号出力部65は、報知信号を出力する(ステップS50)。ステップS50において、報知信号出力部65は、報知信号として、例えば報知部11aにアラームを出力させる信号を出力する。この場合、報知部11aからアラームが出力される。
一方、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値以上であると判断部64が判断した場合(ステップS40のNo)、判断部64は、単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量が第2閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS60)。単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量が第2閾値よりも大きいと判断部64が判断した場合(ステップS60のYes)、報知信号出力部65は、報知信号を出力する(ステップS50)。
また、単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量が第2閾値以下であると判断部が判断した場合(ステップS50のNo)、報知信号出力部65から報知信号を出力することなく、処理を終了する。なお、ステップS60は、省略してもよい。この場合、ステップS40において、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値以上であると判断部64が判断した場合(ステップS40のNo)、報知信号出力部65から報知信号を出力することなく、処理を終了する。
図6は、油圧ポンプ効率Eの時間変化の一例を示すグラフである。グラフの縦軸は油圧ポンプ効率Eを示し、グラフの横軸は時刻を示す。図6に示すように、油圧ポンプ効率Eは、例えば通常の態様の仕様において、時間の経過に従って徐々に減少する。図6に示す例において、油圧ポンプ効率Eは、時刻t1において第1閾値Eに到達し、時刻t1を過ぎると第1閾値Eよりも低くなっている。なお、時刻t1までの単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量は、第2閾値よりも低くなっているとする。
図6に示す場合、判断部64は、時刻t1までの期間については、油圧ポンプ効率Eの単位時間当たりの減少量が第2閾値よりも小さいと判断する。この場合、報知信号出力部65は報知信号を出力しない。そして、時刻t1を過ぎた時点で、判断部64は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値Eよりも低いと判断する。この場合、報知信号出力部65が報知信号を出力し、報知部11aからアラームが出力される。
図7は、油圧ポンプ効率Eの時間変化の他の例を示すグラフである。グラフの縦軸は油圧ポンプ効率Eを示し、グラフの横軸は時刻を示す。図7に示す例において、油圧ポンプ効率Eは、例えば時間の経過に従って時刻t2までは徐々に減少し、時刻t2から時刻t3にかけて急激に減少している。その後、時刻t3からは再び徐々に減少し、例えば時刻t4において第1閾値Eとなっており、時刻t4を過ぎると第1閾値Eよりも低くなっている。なお、時刻t2から時刻t3までの単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量は、第2閾値よりも高くなっているとする。
図7に示す場合、判断部64は、時刻t2から時刻t3までの期間について、油圧ポンプ効率Eの単位時間当たりの減少量(△E/△t)が第2閾値よりも大きいと判断する。この場合、報知信号出力部65が報知信号を出力し、報知部11aからアラームが出力される。また、例えば時刻t3の後に油圧駆動装置20の動作を継続する場合、時刻t4を過ぎた時点で、判断部64は、油圧ポンプ効率算出部63の算出結果が第1閾値Eよりも低いと判断する。この場合、報知信号出力部65が報知信号を出力し、報知部11aからアラームが出力される。
以上のように、本発明に係るデッキクレーンシステム100は、船舶101のデッキ102に配置されるデッキクレーン10と、油圧ポンプ23、24、25を含む油圧回路22と油圧ポンプ23、24、25を駆動する主電動機21とを有しデッキクレーン10を駆動する油圧駆動装置20と、デッキクレーン10及び油圧駆動装置20を制御すると共に、主電動機仕事率Wと油圧ポンプ仕事率Wとの比率に基づいて油圧ポンプ効率Eを算出し、算出結果が閾値よりも低い場合に報知信号を出力する処理装置50とを備える。
本実施形態によれば、油圧ポンプ効率Eが閾値よりも低い場合に報知信号出力部65が報知信号を出力するため、デッキクレーン10の操作者等は、報知信号に基づいて、油圧ポンプ23、24、25の状態が低下したことを把握することができる。これにより、油圧ポンプ23、24、25の状態が的確に把握可能となる。
また、デッキクレーンシステム100によれば、デッキクレーン10がアラームを出力する報知部11aを有し、報知信号が報知部11aにアラームを出力させる信号であるため、油圧ポンプ効率Eが第1閾値よりも低い場合に報知部11aからアラームが出力される。これにより、デッキクレーン10の操作者等は、油圧ポンプ23、24、25の状態を容易に把握可能となる。
また、デッキクレーンシステム100において、処理装置50は、油圧ポンプ効率Eの算出結果が第1閾値以上の場合において、単位時間当たりの油圧ポンプ効率Eの減少量が第2閾値よりも大きい場合には、報知信号を出力するため、デッキクレーン10の操作者等は、報知信号に基づいて、油圧ポンプ23、24、25の状態が低下したことを把握することができる。これにより、油圧ポンプ23、24、25の状態が的確に把握可能となる。
また、デッキクレーンシステム100は、主電動機21の電流値を検出する電流検出部31をさらに備え、処理装置50が、電流検出部31の検出結果と主電動機21の電圧基準値とに基づいて主電動機仕事率Wを算出するため、容易かつ高精度に主電動機仕事率Wを算出可能となる。
また、デッキクレーンシステム100は、油圧ポンプ23、24、25の吐出圧を検出する吐出圧検出部33、34、35をさらに備え、処理装置50が、吐出圧検出部33、34、35の検出結果と油圧ポンプ23、24、25の流量基準値とに基づいて油圧ポンプ仕事率Wを算出するため、容易かつ高精度に油圧ポンプ仕事率Wを算出可能となる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、第1閾値及び第2閾値について、それぞれ1つずつ設定する場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、第1閾値及び第2閾値の少なくとも一方が、段階的に複数設定されてもよい。また、上記実施形態では、第1閾値及び第2閾値について、定数である場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、例えば稼働時間等に応じて第1閾値及び第2閾値を変化させてもよい。また、第1閾値及び第2閾値は、船舶101が次の寄港地に到達するまでの時間を鑑みて設定してもよい。つまり、油圧ポンプ効率Eが第1閾値を下回ったらすぐに油圧ポンプ23、24、25の継続使用が困難になるような値ではなく、例えば次の寄港地に到達するまでは油圧ポンプ23、24、25を継続して使用可能となるような値に設定してもよい。
また、上記実施形態では、油圧ポンプ仕事率及び油圧ポンプ効率について、油圧ポンプ23、24、25の合計の値として算出する場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、油圧ポンプ仕事率及び油圧ポンプ効率を油圧ポンプ23、24、25毎に算出し、算出結果が第1閾値よりも低いか否かの判断、及び算出結果が第1閾値以上である場合に単位時間当たりの油圧ポンプ効率の減少量が第2閾値よりも大きいか否かの判断を、判断部64が油圧ポンプ23、24、25毎に判断する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、主電動機仕事率Wを算出する際に、電流値としては電流検出部31の検出結果(実測値)を用い、電圧値としては電圧基準値(理論値)を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、例えば主電動機21の電圧値を検出する電圧検出部を別途設け、電流値及び電圧値の両方の値として実測値を用いる構成であってもよい。
同様に、上記実施形態では、油圧ポンプ仕事率Wを算出する際に、吐出圧としては第1吐出圧検出部33、第2吐出圧検出部34及び第3吐出圧検出部35の検出結果(実測値)を用い、流量値としては流量基準値(理論値)を用いる場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、例えば油圧ポンプ23、24、25の流量値を検出する流量検出部を別途設け、吐出圧及び流量値の両方の値として実測値を用いる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、報知信号が報知部11aにアラームを出力させる信号である場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、報知信号は、遠隔地に配置される報知部に対して、アラームを出力させる信号であってもよい。このような信号としては、例えば、船舶101の寄港地のコントロールセンター等に配置される表示装置等に対して、油圧ポンプ効率Eが第1閾値よりも低い旨を表示させる信号であってもよい。この場合、制御部51は、報知信号出力部65から出力された報知信号を通信部53から送信させる。
10 デッキクレーン
11 旋回体
11a 報知部
12 ジブ
12a 基端部
12b 先端部
13 旋回装置
13a 伝達機構
14 俯仰装置
14a,15a ドラム
15 昇降装置
16 架台
16a 支持面
17 滑車
18 昇降用ワイヤー
18a フック
19 俯仰用ワイヤー
20 油圧駆動装置
21 主電動機
22 油圧回路
23,24,25 油圧ポンプ
26,27,28 作動油送出管
31 電流検出部
33 第1吐出圧検出部
33,34,35 吐出圧検出部
34 第2吐出圧検出部
35 第3吐出圧検出部
50 処理装置
51 制御部
52 記憶部
53 通信部
61 主電動機仕事率算出部
62 油圧ポンプ仕事率算出部
63 油圧ポンプ効率算出部
64 判断部
65 報知信号出力部
71 電圧基準値記憶部
72 流量基準値記憶部
73 第1閾値記憶部
74 第2閾値記憶部
100 デッキクレーンシステム
101 船舶
102 デッキ
C 対象物
第1閾値
Z 鉛直方向
AX1 回転軸
AX2 俯仰軸
油圧ポンプ効率
t1,t2,t3,t4 時刻
主電動機仕事率
h1,Wh2,Wls 仕事率
油圧ポンプ仕事率

Claims (4)

  1. 船舶のデッキに配置されるデッキクレーンと、
    油圧ポンプを含む油圧回路と、前記油圧ポンプを駆動する主電動機とを有し、前記デッキクレーンを駆動する油圧駆動装置と、
    前記デッキクレーン及び前記油圧駆動装置を制御すると共に、前記主電動機の仕事率と前記油圧ポンプの仕事率との比率に基づいて前記油圧ポンプの効率を算出し、算出結果が閾値よりも低い場合に報知信号を出力する処理装置と
    を備え
    前記処理装置は、前記油圧ポンプの効率の算出結果が前記閾値以上の場合において、単位時間当たりの前記油圧ポンプの効率の減少量が第2閾値よりも大きい場合には、前記報知信号を出力する
    デッキクレーンシステム。
  2. 前記デッキクレーンは、アラームを出力する報知部を有し、
    前記報知信号は、前記報知部に前記アラームを出力させる信号である請求項に記載のデッキクレーンシステム。
  3. 前記主電動機の電流値を検出する電流検出部をさらに備え、
    前記処理装置は、前記電流検出部の検出結果と前記主電動機の電圧基準値とに基づいて前記主電動機の仕事率を算出する請求項1又は請求項2に記載のデッキクレーンシステム。
  4. 前記油圧ポンプの吐出圧を検出する吐出圧検出部をさらに備え、
    前記処理装置は、前記吐出圧検出部の検出結果と前記油圧ポンプの流量基準値とに基づいて前記油圧ポンプの仕事率を算出する請求項1から請求項のいずれか一項に記載のデッキクレーンシステム。
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