JP6889517B2 - 車両用灯火器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯火器に関する。
自動車などの車両には、車両の外方に光を照射する灯火器が設けられている。車両用灯火器としては、例えば、車両の前部及び後部の左右両側に設置され、車両の右左折時や車線変更時に点灯させることにより進路変更方向を表示する方向指示器が挙げられる。方向指示器の場合、車両幅方向に沿って、車両の外方(前方又は後方)に光を照射する。
車両用灯火器の光源として、発光ダイオード(LED)の採用が増加している。また、最近では、複数のLEDを車両幅方向に配列し、車両幅方向の内側(中央側)から外側に向かって各LEDを順次発光させ、車両の進路変更方向に向けて流れるように点灯させる方式の方向指示器(「シーケンシャルターンランプ」とも呼ばれる)が提案されている。特許文献1には、複数のLEDと、各LEDの発する光をそれぞれ導光して照射(出射)する複数の導光部材とを備える灯具が開示されている。この灯具は、各導光部材の出射部が車両の中央側から外側、即ち横方向(車両幅方向)に一列に並ぶように配置されている。特許文献2には、光源と、車両の中央側から外側に向かって伸びるように形成された導光体とを備える車両用灯火器が開示されている。この灯火器は、1個の光源と1個の導光体とを備え、導光体の出射面と対向するようにインナレンズが配置されている。
特開2014−229510号公報 特開2017−13531号公報
シーケンシャル点灯方式の方向指示器は、他の交通に対して車両の進路変更方向を認識させ易いなどの利点があり、採用の増加が見込まれる。
車両用灯火器において、設置スペースの省スペース化を実現すると共に、光源(例、LED)の配線の簡素化などを図る観点から、複数の光源を一箇所に集約して、各光源の光を各導光体のガイド部によって出射部に導光することが検討されている。例えば、特許文献1(特に、図11、図12参照)には、複数のLEDを一纏めに配置して、各LEDの光を各導光部材の導光部位によって各々の出射部に導き、各出射部から光を照射する構成が例示されている。
しかしながら、特許文献1の図11に記載の灯具では、複数のLEDが縦方向(車両上下方向)に配列され、三次元的曲線で構成された導光部材が存在する。具体的には、導光部材において、LEDに対向する一端側の入射部からその反対側の出射部にかけて、導光部位が縦方向に曲がりつつ、横方向に曲がっている。つまり、各光源から各導光体のガイド部及び出射部に至る光路が、各光源の光軸を含む同一平面上に位置していない。このようにガイド部が三次元的に曲がっていると、導光中の光が外部に漏れ易く、光源からの光を効率良く出射部に導光することが難しい。そのため、光源の光が出射部に到達するまでの間に大幅に減衰して、出射部から照射される光の照射量(照度)を十分に確保できない場合がある。したがって、複数の光源からの光をそれぞれ出射部まで導光する各導光体において、効率良く導光することが望まれる。
本発明の目的の一つは、設置スペースの省スペース化を図ると共に、複数の各光源からの光を導光する各導光体において、光を効率的に導光することができる車両用灯火器を提供することにある。
(1)本発明の一態様に係る車両用灯火器は、
車両の外方に向けて光を照射する車両用灯火器であって、
車両幅方向の内側と外側の一方に配置される複数の光源と、
車両幅方向に沿って伸び、前記各光源からの光を車両幅方向の内側と外側の他方に向けて導光するガイド部と、前記ガイド部によって導光された光を前記車両の外方に照射する出射部とを有する複数の導光体と、を備え、
前記複数の光源は、車両幅方向に配置され、
前記各光源から前記各導光体の前記ガイド部及び前記出射部に至る光路は、前記各光源の光軸を含む同一平面上に位置し、
前記各導光体における各々の前記出射部は、車両前後方向に重ならずに車両幅方向に互いにずれて配置されている。
(2)上記の車両用灯火器の一態様として、
前記複数の光源は、車両幅方向の外側に配置され、
前記各導光体は、車両幅方向の外側から内側に伸びるように形成されていることが挙げられる。
(3)上記の車両用灯火器の一態様として、
各々の前記出射部から照射される光の照射範囲の長さが実質的に等しいことが挙げられる。
(1)上記の車両用灯火器は、複数の光源が車両幅方向の内側と外側の一方に集約して配置されているため、設置スペースの省スペース化を実現すると共に、光源(例、LED)の配線の簡素化などを図ることが可能である。また、上記の車両用灯火器は、複数の光源と各光源の光をそれぞれ導光して照射する複数の導光体とを備え、各光源から各導光体のガイド部及び出射部に至る光路が、各光源の光軸を含む同一平面上に位置する。そのため、各光源から出射部に至る光路には、三次元的に曲がっている部分が存在しない。よって、導光中の光の漏れ(漏光)が生じ難く、光源からの光を効率良く出射部に導光することが可能である。したがって、上記(1)に記載の車両用灯火器によれば、設置スペースの省スペース化を図ると共に、複数の各光源からの光を導光する各導光体において、光を効率的に導光することができる。
各導光体における各々の出射部が車両前後方向に重ならずに車両幅方向に互いにずれて配置されていることで、車両幅方向に沿って、各々の出射部から車両外方に光を照射することが可能である。
(2)上記(2)に記載の車両用灯火器によれば、光源が車両幅方向の外側に配置されていることで、光源の設置スペースの確保が容易になる。車両用灯火器は、例えば、車両の前部又は後部の少なくとも一方に設けられる。特に、自動車では、車両の前部における車両幅方向の内側(中央側)にラジエータなどが搭載されるため、車両幅方向の外側の方が内側よりも光源の設置スペースを確保し易い。
(3)上記(3)に記載の車両用灯火器によれば、各々の出射部から照射される光の照射範囲の長さ(車両幅方向に沿った長さ)が実質的に等しいことで、車両幅方向の内側に位置する出射部から順に点灯させたとき、即ちシーケンシャル点灯させたときの見栄えが良い。
実施形態1に係る車両用灯火器を適用した車両を前方から見た概略正面図である。 実施形態1に係る車両用灯火器の構造の要部を示すもので、図1のII−II線で切断した概略部分断面図である。 実施形態1に係る車両用灯火器の変形例を示す概略部分断面図である。
本発明の実施形態に係る車両用灯火器の具体例を、図面を参照して説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」とは、車両の正面を「前」とし、これを基準とする方向を意味し、図中、矢印FRは車両前後方向の前側、矢印RRは後側、矢印UPは車両上下方向の上側、矢印LWRは下側、矢印LHは車両左右方向(車両幅方向)の左側、矢印RHは右側、矢印INは車両幅方向の内側(中央側)、矢印OUTは外側を示す。図2は、車両用灯火器の構造の要部を示し、車両用灯火器を上下方向に直交する水平面で切断した横断面を上から見た断面図である。
[実施形態1]
図1〜図2を参照して、実施形態1に係る車両用灯火器1を説明する。実施形態1では、図1に示すように、車両用灯火器1を車両100の前部の左右両側に設けられる方向指示器に適用した例を説明する。車両用灯火器1は、車両100の外方(本実施形態では前方)に向けて光を照射する。車両用灯火器1は、図2に示すように、複数の光源11、12と、各光源11、12に対応する複数の導光体21、22とを備える。各導光体21、22は、各光源11、12の光をそれぞれ導光するガイド部210、220と、ガイド部210、220によって導光された光を車両100(図1参照)の前方に照射する出射部212、222とを有する。更に、車両用灯火器1は、各導光体21、22の出射部212、222に対向するように配置されるレンズ40を備える。
車両用灯火器1の特徴の1つは、各光源11、12から各導光体21、22のガイド部210、220及び出射部212、222に至る光路が、各光源11、12の光軸を含む同一平面上に位置する点にある。以下、主に図2を参照して車両用灯火器1の構成について説明する。図1に示す左右両側の車両用灯火器1は、実質的に左右対称構造であるので、以下の説明では、右側の車両用灯火器1についてのみ説明し、左側の車両用灯火器1の説明を省略する。図2において、矢印OUT側は車両100(図1参照)の右側に相当する。
〈全体構成〉
車両用灯火器1は、車両100(図1参照)に取り付けられる。車両用灯火器1を構成する光源11、12、導光体21、22及びレンズ40(図2参照)は、ハウジング(図示せず)に格納されている。ハウジングには、前面から外側面にかけて開口部が形成されており、図示しない透明なカバー(アウタレンズ)が開口部を覆うように取り付けられている。レンズ40は、導光体21、22(出射部212、222)の外側(この例では前側)に配置され、出射部212、222から前方に照射された光を透過する。アウタレンズはレンズ40の前側を覆うように配置されている。レンズ40を透過した光はアウタレンズを透過して前方に照射される。レンズ40及びアウタレンズは、例えば、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC)などの透明樹脂やガラスで形成されている。
(光源)
複数の光源11、12は、車両幅方向の内側と外側の一方に配置される。また、複数の光源11、12は、車両幅方向に配置される。この例では、図2に示すように、複数の光源11、12が車両幅方向の外側に集約して配置されると共に、車両幅方向の内側から外側に向かって順に並んでいる。この例に示す各光源11、12は、1つの基板30に搭載され、それぞれの光軸が前方に向くように配置されている。この例では、光源11、12として発光ダイオード(LED)が使用されている。基板30は、ハウジング(図示せず)内に支持されている。本例の場合、光源11、12が車両幅方向に並列に配置されているため、両光源11、12の光軸を含む平面は略水平面である。
(導光体)
複数の導光体21、22はそれぞれ、車両幅方向に沿って伸びる棒状又は筒状の部材である。この例では、図2に示すように、各導光体21、22は、各光源11、12が配置される車両幅方向の外側から内側に伸びるように形成されている。この例に示す各導光体21、22は、各光源11、12に対向する一端側から車両前後方向に伸びつつ、車両幅方向の外側から内側に向かって湾曲して伸びている。
導光体21、22は、ガイド部210、220と出射部212、222とを有する。各々のガイド部210、220は、各光源11、12からの光を車両幅方向の内側と外側の他方に向けて導光する。本例の場合、各光源11、12が配置される車両幅方向の外側から内側に向けて導光する。各々のガイド部210、220の各光源11、12に対向する一端側の端面には、それぞれ対応する各光源11、12からの光が入射される入射面20aを有する。ガイド部210、220は、入射面20aから入射した光を内部で全反射させながら、長手方向に沿って出射部212、222まで導光する。各々の出射部212、222は、ガイド部210、220に連続しており、ガイド部210、220によって導光された光を車両前方に照射する(図2中、点線矢印は照射方向を示す)。各々の出射部212、222の周面のうち、前側の面には、光を前方に透過する出射面20bが長手方向に沿って形成されている。また、出射面20bとは反対の後側の面には、光を前方に反射する反射面20cが形成されている。反射面20cは、例えばジグザグ状に形成された面を有する。
光源11、12を発光させたとき、各光源11、12の光は、それぞれ対応する各導光体21,22における各々のガイド部210、220の入射面20aから入射され、各ガイド部210、220内を通って各出射部212、222に導光される。そして、各々の出射部212、222の出射面20bから車両前方に光が照射されることにより、各出射部212、222が点灯する。各出射部212、222(出射面20b)から照射された光は、レンズ40及びアウタレンズ(図示せず)を透過して車両前方を照射する。
本実施形態では、光源11、12と導光体21、22とが同じ平面上に位置するように配置されている。各導光体21、22におけるガイド部210、220と出射部212、222とは同一平面上に位置している。したがって、各光源11、12から各導光体21、22のガイド部210、220及び出射部212、222に至る光路が、各光源11、12の光軸を含む同一平面上に位置している。本例では、上記光路は水平面上に位置し、その水平面から逸脱する箇所がない。
各導光体21、22における各々の出射部212、222は、図2に示すように、車両前後方向に重ならずに車両幅方向に互いにずれて配置されている。そのため、車両幅方向に沿って、各々の出射部212、222から車両前方に光を照射することが可能である。この例では、導光体21の出射部212から前方に照射された光が他の導光体22によって遮られないように、車両用灯火器1を前方から見たとき、出射部212、222が車両幅方向の内側から外側に向かって順に並んでいる。
より詳しくは、光源11、12が隣り合う一対の導光体21、22のうち、一方の出射部222が他方のガイド部210に対して前方に位置する。つまり、車両幅方向の外側に位置する一方の出射部222が、車両幅方向の内側に出射部212が位置する他方のガイド部210よりも前方に位置している。換言すれば、車両幅方向の外側に出射部222が位置する一方の導光体22に対して、車両幅方向の内側に出射部212が位置する他方の導光体21のガイド部210は、一方の出射部222よりも後方に位置している。
また、本実施形態では、各々の出射部212、222から照射される光の照射範囲の長さが実質的に等しくなっている。照射範囲の長さとは、車両用灯火器1(出射部212、222)を光の照射方向(この例では前方)から見たとき、照射範囲の車両幅方向に沿った長さをいう。図2中、出射部212の照射範囲の長さをL、出射部222の照射範囲の長さをLで表す。ここでいう各出射部212、222の照射範囲の長さ(L、L)が実質的に等しいとは、次のことを意味する。照射範囲の合計長さ(L+L)を車両幅方向に沿って並ぶ出射部212、222の個数(この例では2個)で割った長さを平均長さ(L)とする。そして、各出射部212、222の照射範囲の長さL、Lがそれぞれ平均長さLの±20%以内である場合、実質的に等しいとみなす。より好ましくは、各出射部212、222の照射範囲の長さL、Lがそれぞれ平均長さLの±10%以内である。
導光体21、22は、例えば、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC)などの透明樹脂やガラスで形成されている。この例では、ガイド部210、220と出射部212、222とが一体に形成されている。
(点灯制御回路)
更に、本実施形態の車両用灯火器1は、各光源11、12を発光させて各導光体21、22における各々の出射部212、222の点灯動作を制御する点灯制御回路31を備える。この例では、点灯制御回路31が基板30に実装されている。点灯制御回路31は、図示しない点灯スイッチの操作により入力される点灯操作信号に基づいて、各光源11、12の発光動作を制御し、各出射部212、222の点灯動作を行う。以下、点灯制御回路31による出射部212、222の点灯動作について詳しく説明する。以下の説明では、出射部212、222を車両幅方向の内側から順に第一の出射部、第二の出射部と呼ぶ場合がある。また、第一の出射部212を有する導光体21を第一の導光体、第二の出射部222を有する導光体22を第二の導光体とし、それぞれに対応する各光源11、12を第一の光源、第二の光源と呼ぶ場合がある。
点灯制御回路31は、車両幅方向の内側に位置する出射部212から順に点灯させる。具体的には、光源11、12ごとに通電するタイミングをずらし、第一の光源11、第二の光源12を順次発光させて、第一の出射部212、第二の出射部222の順に点灯させる。つまり、第一の光源11を発光させて第一の出射部212を点灯させた後、連続して、第二の光源12を発光させて第二の出射部222を点灯させる。即ち、車両幅方向の内側から外側に向かって流れるように、所謂シーケンシャル点灯を行う。そして、第一の出射部212及び第二の出射部222を順に全て点灯させた後、各光源11、12を消灯することを繰り返す。
本実施形態では、点灯制御回路31によってシーケンシャル点灯を行う場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、各光源11、12を同時に発光させて、各出射部212、222を同時に点灯させた後、各光源11、12を消灯するようにしてもよい。
<効果>
上述した実施形態1の車両用灯火器1は、次の効果を奏する。
複数の光源11、12が車両幅方向の内側と外側の一方に配置されているため、設置スペースの省スペース化を実現すると共に、光源11、12の配線の簡素化などを図ることが可能である。特に、実施形態1では、各光源11、12が車両幅方向の外側に集約して配置されているため、光源11、12の設置スペースの確保が容易になる。自動車などの車両では、車両の前部における車両幅方向の内側(中央側)にラジエータなどが搭載されるため、車両幅方向の外側の方が内側よりも光源11、12の設置スペースを確保し易いからである。
また、各光源11、12から各導光体21、22のガイド部210、220及び出射部212、222に至る光路が、各光源11、12の光軸を含む同一平面上に位置している。そのため、各光源11、12から出射部212、222に至る光路には、三次元的に曲がっている部分が存在しない。よって、導光中の光の漏れを抑制でき、各光源11、12からの光を効率良く各々の出射部212、212に導光することが可能である。
更に、実施形態1では、各出射部212、222の照射範囲の長さL、Lが実質的に等しいことで、出射部212、222をシーケンシャル点灯させたときの見栄えが良い。
その他、実施形態1では、各光源11、12の光軸の方向(発光方向)と各出射部212、222からの光の照射方向とが一致している。各光源11、12の発光方向と各出射部212、222からの光の照射方向とが一致することで、各光源11、12からの光が各出射部212、222から照射方向に照射され易くなる。本例の場合、光軸が前方を向くように各光源11、12が配置されているため、各光源11、12からの光が各出射部212、222から前方に照射され易い。
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。実施形態1の車両用灯火器1の変形例として、例えば次のものが挙げられる。
実施形態1では、複数の光源11、12が車両幅方向の外側に配置されている形態を説明したが、図3に示すように、複数の光源11、12は車両幅方向の内側に配置することも可能である。この場合、各光源11、12に対応する各導光体21、22は、車両幅方向の内側から外側に伸びるように形成する。図3に示す各導光体21、22は、各光源11、12に対向する一端側から車両前後方向に伸びつつ、車両幅方向の内側から外側に向かって湾曲して伸びている。また、図3に示すように、光源11、12が隣り合う一対の導光体21、22のうち、一方の出射部212が他方のガイド部220に対して前方に位置する。つまり、車両幅方向の内側に位置する一方の出射部212が、車両幅方向の外側に出射部222が位置する他方のガイド部220よりも前方に位置している。
実施形態1では、光源11、12及び導光体21、22の個数が2個である形態を説明したが、これに限定されるものではなく、光源及び導光体の個数は3個以上であってもよい。例えば、図2に示す車両用灯火器1において、光源及び導光体の個数を3個とする場合は、出射部222の車両幅方向の外側に第三の出射部が位置するように別の導光体を追加することが挙げられる。
実施形態1では、車両の前部に設けられる方向指示器に適用した車両用灯火器1を例に挙げて説明したが、車両用灯火器1は、車両の後部に設けられる方向指示器に適用することも可能である。この場合、実施形態1で説明した車両用灯火器1とは、前後方向が逆になり、車両の後方に向けて光を照射する。つまり、各光源11、12の向きや各導光体21、22の位置関係が前後逆になり、各導光体21、22の出射部212、222から車両後方に光を照射する。
本発明の車両用灯火器は、自動車の方向指示器に好適に利用可能である。
100 車両
1 車両用灯火器(方向指示器)
11、12 光源
21、22 導光体
210、220 ガイド部
20a 入射面
212、222 出射部
20b 出射面
20c 反射面
30 基板
31 点灯制御回路
40 レンズ

Claims (2)

  1. 車両の外方に向けて光を照射する車両用灯火器であって、
    車両幅方向の内側と外側の一方に配置される複数の光源と、
    前記各光源が配置される車両幅方向の内側と外側の一方から他方に向かって湾曲して伸びる複数の導光体と、を備え、
    前記複数の導光体の各々は、前記各光源からの光を車両幅方向の内側と外側の他方に向けて導光するガイド部と、前記ガイド部によって導光された光を前記車両の外方に照射する出射部とを有し、
    前記複数の光源は、車両幅方向に配置され、
    前記各光源から前記各導光体の前記ガイド部及び前記出射部に至る光路は、前記各光源の光軸を含む同一平面上に位置し、
    前記各導光体における各々の前記出射部は、車両前後方向に重ならずに車両幅方向に互いにずれて配置されており、
    前記各出射部から照射される光の照射範囲は、車両幅方向に隣接して並んでおり、
    前記各出射部から照射される光の照射範囲の長さが実質的に等しい車両用灯火器。
  2. 前記複数の光源は、車両幅方向の外側に配置され、
    前記各導光体は、車両幅方向の外側から内側に伸びるように形成されている請求項1に記載の車両用灯火器。
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