JP6889225B2 - 光ファイバー給電システム - Google Patents

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Description

本開示は、光ファイバー給電システムに関する。
近時、電力を光(給電光と呼ばれる)に変換して伝送し、当該給電光を電気エネルギーに変換して電力として利用する光給電システムが研究されている。
特許文献1には、電気信号で変調された信号光、及び電力を供給するための給電光を発信する光発信機と、上記信号光を伝送するコア、上記コアの周囲に形成され上記コアより屈折率が小さく上記給電光を伝送する第1クラッド、及び上記第1クラッドの周囲に形成され上記第1クラッドより屈折率が小さい第2クラッド、を有する光ファイバーと、上記光ファイバーの第1クラッドで伝送された上記給電光を変換した電力で動作し、上記光ファイバーのコアで伝送された上記信号光を上記電気信号に変換する光受信機と、を備えた光通信装置が記載されている。
特開2010−135989号公報
光給電においては、より一層の光給電効率の向上が求められている。そのための一つとして、給電側及び受電側における光電変換効率の向上が求められている。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムは、
電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、
前記給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、
前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルと、
前記給電装置から前記受電装置までの距離測定を行う測定部と、
前記測定部が測定した前記給電装置から前記受電装置までの測定距離に応じて、レーザー波長を変えて給電光を出力するように前記給電装置を制御する制御装置とを備えている。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムによれば、光給電効率の向上を図ることが可能となる。
本開示の第1実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図であって、光コネクタ等を図示したものある。 本開示の他の一実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第1実施形態に係る光ファイバー給電システムにおいて伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(1)の構成図である。 複数のレーザー波長の給電光について、伝送先における損失と伝送距離との関係(損失−伝送距離特性)を示した線図である。 本開示の第1実施形態に係る光ファイバー給電システムにおいて伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(2)の構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムにおいて伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(3)の構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムにおいて伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(4)の構成図である。 給電装置の他の構成例を示す構成図である。
以下に本開示の一実施形態につき図面を参照して説明する。
(1)システム概要
〔第1実施形態〕
図1に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1Aは、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110と、光ファイバーケーブル200Aと、受電装置(PD:Powered Device)310を備える。
なお、本開示における給電装置は電力を光エネルギーに変換して供給する装置であり、受電装置は光エネルギーの供給を受け当該光エネルギーを電力に変換する装置である。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。
光ファイバーケーブル200Aは、給電光の伝送路を形成する光ファイバー250Aを含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。
給電装置110は電源に接続され、給電用半導体レーザー111等が電気駆動される。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光ファイバーケーブル200Aは、一端201Aが給電装置110に接続可能とされ、他端202Aが受電装置310に接続可能とされ、給電光112を伝送する。
給電装置110からの給電光112が、光ファイバーケーブル200Aの一端201Aに入力され、給電光112は光ファイバー250A中を伝搬し、他端202Aから受電装置310に出力される。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200Aを通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力が、受電装置310内で必要な駆動電力とされる。さらに受電装置310は光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされる。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が500nm以下の短波長のレーザー波長をもった半導体とされる。
短波長のレーザー波長をもった半導体は、バンドギャップが大きく光電変換効率が高いので、光給電の発電側及び受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
そのためには、同半導体材料として、例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、レーザー波長(基本波)が200〜500nmのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
また、同半導体材料として、2.4eV以上のバンドギャップを有した半導体が適用される。
例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、バンドギャップ2.4〜6.2eVのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
なお、レーザー光は長波長ほど伝送効率が良く、短波長ほど光電変換効率が良い傾向にある。したがって、長距離伝送の場合には、レーザー波長(基本波)が500nmより大きいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。また、光電変換効率を優先する場合には、レーザー波長(基本波)が200nmより小さいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
これらの半導体材料は、給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311のいずれか一方に適用してもよい。給電側又は受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
〔第2実施形態〕
図2に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1は、光ファイバーを介した光給電システムと光通信システムとを含むものであり、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110を含む第1のデータ通信装置100と、光ファイバーケーブル200と、受電装置(PD:Powered Device)310を含む第2のデータ通信装置300とを備える。
なお、以下の説明では、原則として、既に説明された構成については同一の符号を付して、特に言及がない場合には既に説明された構成と同一の構成とする。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。第1のデータ通信装置100は、給電装置110のほか、データ通信を行う発信部120と、受信部130とを含む。第1のデータ通信装置100は、データ端末装置(DTE(Date Terminal Equipment))、中継器(Repeater)等に相当する。発信部120は、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122とを含む。受信部130は、信号用フォトダイオード131を含む。
光ファイバーケーブル200は、信号光の伝送路を形成するコア210と、コア210の外周に配置され、給電光の伝送路を形成するクラッド220と有する光ファイバー250を含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。第2のデータ通信装置300は、受電装置310のほか、発信部320と、受信部330と、データ処理ユニット340とを含む。第2のデータ通信装置300は、パワーエンドステーション(Power End Station)等に相当する。発信部320は、信号用半導体レーザー321と、モジュレーター322とを含む。受信部330は、信号用フォトダイオード331を含む。データ処理ユニット340は、受信した信号を処理するユニットである。また、第2のデータ通信装置300は、通信ネットワークにおけるノードである。または第2のデータ通信装置300は、他のノードと通信するノードでもよい。
第1のデータ通信装置100は電源に接続され、給電用半導体レーザー111、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122、信号用フォトダイオード131等が電気駆動される。また、第1のデータ通信装置100は、通信ネットワークにおけるノードである。または第1のデータ通信装置100は、他のノードと通信するノードでもよい。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力は、発信部320、受信部330及びデータ処理ユニット340の駆動電力、その他の第2のデータ通信装置300内で必要となる駆動電力とされる。さらに第2のデータ通信装置300は、光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされていてもよい。
一方、発信部120のモジュレーター122は、信号用半導体レーザー121からのレーザー光123を送信データ124に基づき変調して信号光125として出力する。
受信部330の信号用フォトダイオード331は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光125を電気信号に復調し、データ処理ユニット340に出力する。データ処理ユニット340は、当該電気信号によるデータをノードに送信し、その一方で当該ノードからデータを受信し、送信データ324としてモジュレーター322に出力する。
発信部320のモジュレーター322は、信号用半導体レーザー321からのレーザー光323を送信データ324に基づき変調して信号光325として出力する。
受信部130の信号用フォトダイオード131は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光325を電気信号に復調し出力する。当該電気信号によるデータがノードに送信され、その一方で当該ノードからのデータが送信データ124とされる。
第1のデータ通信装置100からの給電光112及び信号光125が、光ファイバーケーブル200の一端201に入力され、給電光112はクラッド220を伝搬し、信号光125はコア210を伝搬し、他端202から第2のデータ通信装置300に出力される。
第2のデータ通信装置300からの信号光325が、光ファイバーケーブル200の他端202に入力され、コア210を伝搬し、一端201から第1のデータ通信装置100に出力される。
なお、図3に示すように第1のデータ通信装置100に光入出力部140とこれに付設された光コネクタ141が設けられる。また、第2のデータ通信装置300に光入出力部350とこれに付設された光コネクタ351が設けられる。光ファイバーケーブル200の一端201に設けられた光コネクタ230が光コネクタ141に接続する。光ファイバーケーブル200の他端202に設けられた光コネクタ240が光コネクタ351に接続する。光入出力部140は、給電光112をクラッド220に導光し、信号光125をコア210に導光し、信号光325を受信部130に導光する。光入出力部350は、給電光112を受電装置310に導光し、信号光125を受信部330に導光し、信号光325をコア210に導光する。
以上のように、光ファイバーケーブル200は、一端201が第1のデータ通信装置100に接続可能とされ、他端202が第2のデータ通信装置300に接続可能とされ、給電光112を伝送する。さらに本実施形態では、光ファイバーケーブル200は、信号光125,325を双方向伝送する。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料としては上記第1実施形態と同様のものが適用され、高い光給電効率が実現される。
なお、図4に示す光ファイバー給電システム1Bの光ファイバーケーブル200Bのように、信号光を伝送する光ファイバー260と、給電光を伝送する光ファイバー270とを別々に設けてもよい。光ファイバーケーブル200Bも複数本で構成してもよい。
(2)伝送距離に応じた給電を行う構成について
[伝送距離に応じた給電を行う構成例(1)]
次に、伝送距離に応じた給電を行う構成例(1)について図面を参照して説明する。
図5は前述した光ファイバー給電システム1Aが伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(1)を示している。また、図6は、複数のレーザー波長の給電光について、伝送先における損失と伝送距離との関係(損失−伝送距離特性)を示した線図である。
図6において、損失は、光ファイバーケーブルの伝達損失と光電変換効率による損失の双方を含んでいる。また、図6における符号λ1〜λ4はレーザー波長を示し、波長の長さがλ1<λ2<λ3<λ4となっている。
これらのレーザー波長が異なる給電光は、いずれも、レーザー波長が長くなるほど、損失の増加率は低くなり、レーザー波長が短くなるほど、光電変換率が高くなる(距離0での損失が小さくなる)傾向にある。
給電光の伝送効率は、主に、伝送の損失と光電変換効率とから決まるため、給電光は、伝送距離によって伝送効率の高いレーザー波長が異なる。これに鑑みて、構成例(1)の光ファイバー給電システム1Aでは、伝送距離に応じた給電を行う構成として、レーザー波長を変更して給電光112を出力可能な給電装置110と、給電装置110から受電装置310までの距離測定を行う測定部150Aと、測定部150Aが測定した給電装置110から受電装置310までの測定距離に基づいて、適正なレーザー波長で給電光112を出力するように給電装置110を制御する制御装置153Aとを備えている。
上記給電装置110は、レーザー波長が異なる複数の半導体レーザー111A〜111Nと、それぞれの半導体レーザー111A〜111Nから出力される給電光112を光ファイバーケーブル200A側に導く光カプラ113とを備えている。
なお、図5では、作図の便宜上、各半導体レーザー111A〜111Nから光ファイバーケーブル200又は200Aまでの伝送距離が異なるように図示されているが実際には、各半導体レーザー111A〜111Nから光ファイバーケーブル200又は200Aまでに到る伝送距離は等しくなるように調整されている(後述する図7〜図9も同様)。
半導体レーザー111について、第1実施形態の記載において、好ましい半導体材料の条件を既に説明したが、当該半導体レーザー111と同一の条件を満たすものが、半導体レーザー111A〜111Nの中に少なくとも一つ以上含まれている。また、全ての半導体レーザー111A〜111Nが前述した好ましい半導体材料の条件を満たすものであっても良い。
また、半導体レーザー111A〜111Nは、全てレーザー波長が全て異なるものであり、数が多いことが好ましいが、少なくとも二種類以上あればよい。
また、構成例(1)の光ファイバー給電システム1Aは、光ファイバーケーブル200Aと給電装置110との間に設けられ、受電装置310側の端部(端面)で反射した給電光112の反射光112Rを取り出す分離部151Aと、分離部151Aによって取り出された反射光112Rを受光するフォトダイオード152Aと、フォトダイオード152Aの検出に基づいて給電装置110を制御する制御装置153Aとを備えている。
分離部151Aは、ビームスプリッターや光カプラ等からなり、光カプラ113と光ファイバーケーブル200Aの間に配置されている。
この分離部151Aは、光カプラ113から光ファイバーケーブル200Aに向かう給電光112を透過する。また、光ファイバーケーブル200Aから光カプラ113に向かう反射光112Rの一部をフォトダイオード152A側に伝送する。
なお、分離部151Aは、光ファイバーケーブル200Aの途中であって給電装置110側の端部近傍に設けてもよい。
フォトダイオード152Aは、分離部151Aが反射光112Rを反射する方向に対向するように配置されており、入射した反射光112Rの光強度を検出する。フォトダイオード152Aの検出信号は、制御装置153Aに入力される。
制御装置153Aは、給電装置110から受電装置310までの距離測定時において、給電用半導体レーザー111A〜111Nの内のいずれか一つから1パルスの給電光112を出力し、その反射光112Rをフォトダイオード152Aが検出するまでの経過時間を測定する。そして、測定した経過時間により給電装置110から受電装置310までの距離を算出する。1パルスの給電光112の出力は、給電用半導体レーザー111A〜111Nのいずれでもよく、例えば、予め設定等により決められている。
なお、厳密には、上記距離を算出する機能を有する制御装置153Aと分離部151Aとフォトダイオード152Aとにより測定部150Aが構成されている。
さらに、制御装置153Aは、伝送距離を複数の区分に分け、各区分ごとに各給電用半導体レーザー111A〜111Nの中で最も伝送効率の高いものが記録されたテーブルデータを記憶するメモリを備えている。そして、制御装置153Aは、上記テーブルデータを参照して、測定によって得られた給電装置110から受電装置310までの距離がいずれの区分に属し、給電用半導体レーザー111A〜111Nの中から最も伝送効率が高いものを選択する。
そして、給電用半導体レーザー111A〜111Nの中から選択したものに切り替えて、これ以降の給電光112の出力を行う。
なお、上記制御装置153Aは、マイクロコンピュータから構成されてもよいし、アナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサから構成されてもよい。
また、給電装置110から受電装置310の距離測定は、給電開始時(開始直前を含む)或いは光ファイバー給電システム1Aのシステム起動時(起動直前を含む)に実施される。
前述したように、構成例(1)における光ファイバー給電システム1Aでは、制御装置153Aが、給電装置を制御して、測定部150Aにより測定した給電装置110から受電装置310までの測定距離に応じて、レーザー波長を変えて給電光112を出力することができるので、固定されたレーザー波長で給電を行う場合に比べて、伝送効率の高いレーザー波長で給電を行うことができ、給電光率の向上を図ることが可能となる。
また、給電装置110は、レーザー波長が異なる複数の半導体レーザー111A〜111Nを有し、制御装置153Aが、測定距離に応じて複数の半導体レーザー111A〜111Nの中から一つを選択して給電光112を出力するように制御しているので、波長変換素子などの光学素子を不要としつつ多種多様なレーザー波長での給電を実現することができる。
[伝送距離に応じた給電を行う構成例(2)]
次に、伝送距離に応じた給電を行う構成例(2)について図面を参照して説明する。図7は前述した光ファイバー給電システム1Aが伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(2)を示している。
この構成例(2)では、図7に示すように、構成例(1)の光ファイバー給電システム1Aに、光ファイバーケーブル200Aと受電装置310との間に給電光112を反射するミラー362Aを有する反射装置361Aと、当該反射装置361Aの制御装置363Aとを付加している。
この構成例(2)の場合、給電光112の光ファイバーケーブル200Aの受電装置310側の端面における反射光112Rではなく、上記ミラー362Aによる反射光112Rにより距離測定が行われる。なお、この点以外は、構成例(1)と同一の構成となる。
反射装置361Aは、ミラー362Aを光ファイバーケーブル200Aと受電装置310との間で給電光112を反射可能な反射位置と、給電光112の光電変換素子311への入射を妨げない待機位置とに切り替えるアクチュエーターを備えている。
制御装置363Aは、マイクロコンピュータやアナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサ等から構成され、反射装置361Aの上記ミラー362Aの位置切り替え動作を制御する。
反射装置361Aは、初期位置として、ミラー362Aを待機位置に保持し、給電開始時又はシステム起動時に給電装置110側から給電光112が光電変換素子311に入力されると、電源が制御装置363Aに供給される。
制御装置363Aは、電源が供給されると、反射装置361Aのミラー362Aを一時的に反射位置に切り替えてから待機位置に戻す制御を実行する。
これにより、制御装置153A側では、給電光112の出力開始からミラー362Aによる反射光112Rを受光するまでの経過時間を計測することで給電装置110から受電装置310までの距離を求めることができる。なお、上記経過時間には、光電変換素子311が給電光112を受光してから制御装置363Aがミラーを待機位置から反射位置に切り換えるまでの遅延時間が含まれているので、当該遅延時間を予め測定等により取得し、制御装置153Aに記憶させておく。そして、経過時間から遅延時間を減算してから距離を算出する。
そして、制御装置153Aは、給電用半導体レーザー111A〜111Nの中から最も伝送効率が高いものを選択し切り替えて、これ以降の給電光112の出力を行う。
また、制御装置363Aを設けずに、制御装置153Aから反射装置361Aに対して給電光112以外の別系統(例えば、信号線等)により制御可能に接続しても良い。
この構成例(2)では、構成例(1)と同一の効果が得られると共に、測定部150Aがレーザー光である給電光112によるミラー362Aの反射を利用して給電装置110から受電装置310までの距離の測定を行う構成とした場合には、より光強度の高い反射光112Rを利用することができ、距離測定をより安定的により高い精度で行うことが可能となる。
構成例(1)及び構成例(2)では、光ファイバー給電システム1Aを基本構成とする例を示したが、光ファイバー給電システム1の場合も、構成例(1)のように、測定部150Aと制御装置153Aを設け、適正なレーザー波長で給電を行う構成としても良い。さらに、構成例(2)のように反射装置361Aとその制御装置363Aを付加して、給電光112をミラー362Aにより反射させる構成としても良い。
[伝送距離に応じた給電を行う構成例(3)]
次に、伝送距離に応じた給電を行う構成例(3)について図面を参照して説明する。
図8は前述した光ファイバー給電システム1において、伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(3)を示している。
この構成例(3)の光ファイバー給電システム1では、伝送距離に応じた給電を行うために、給電光112の反射光112Rではなく、レーザー光である信号光125の光ファイバーケーブル200における第2のデータ通信装置300(受電装置310)側の端面の反射光125Rを利用する。
光ファイバー給電システム1は、給電装置110を有する第1のデータ通信装置100が信号用半導体レーザー321からの信号光325を受光する信号用フォトダイオード131を備えているので、これを測定部として利用し、信号光125の反射光125Rを受光して距離測定を行う。
また、光ファイバー給電システム1に、発信部120と給電装置110とを制御する制御装置154を付加する。
この制御装置154は、第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離測定時において、発信部120の信号用半導体レーザー121から1パルスの信号光125を出力し、その反射光125Rを信号用フォトダイオード131が検出するまでの経過時間を測定する。そして、測定した経過時間から給電装置110から受電装置310までの距離を算出する。
なお、上記距離を算出する機能を有する制御装置154と信号用半導体レーザー121と信号用フォトダイオード131とにより測定部が構成されている。
この制御装置154も、伝送距離の複数の区分ごとに各給電用半導体レーザー111A〜111Nの中で最も伝送効率の高いものが記録されたテーブルデータを記憶するメモリを備えている。そして、制御装置154は、上記テーブルデータを参照して、測定によって得られた第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離における最も送電効率の高いものを給電用半導体レーザー111A〜111Nの中から選択して給電を行う。
この制御装置154も、マイクロコンピュータ或いはアナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサから構成されてもよい。
また、距離測定は、給電開始時(開始直前を含む)或いは光ファイバー給電システム1のシステム起動時(起動直前を含む)に実施される。
この構成例(3)における光ファイバー給電システム1では、測定距離に基づいて給電用半導体レーザー111A〜111Nの選択を行うので、高い送電効率で給電を行うことが可能となる。
さらに、信号光125の反射光125Rを受光する信号用フォトダイオード131により距離測定を行うので、給電光112の経路上に分離部151Aを設ける必要がなく、給電光112の伝送効率を高く維持することが可能となる。
また、光ファイバー給電システム1の基本構成である信号用フォトダイオード131を利用しているので、新たに付加する構成を低減することができ、部品点数低減による生産コストの低減を図ることが可能となる。
[伝送距離に応じた給電を行う構成例(4)]
次に、伝送距離に応じた給電を行う構成例(4)について図面を参照して説明する。
図9は前述した光ファイバー給電システム1において、伝送距離に応じた給電を行う構成を有する構成例(4)を示している。
この構成例(4)の光ファイバー給電システム1では、測定部が、第1のデータ通信装置100(給電装置110)側に設けられたレーザー光源としての信号用半導体レーザー121からの信号光(レーザー光)125の照射と、当該照射に対する第2のデータ通信装置300(受電装置310)側に設けられたレーザー光源としての信号用半導体レーザー321からの信号光(レーザー光)325の応答により、第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離の測定を行う。
また、光ファイバー給電システム1に、発信部120と給電装置110とを制御する制御装置155を付加する。
この制御装置155は、第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離測定時において、発信部120のモジュレーター122を制御して信号用半導体レーザー121から距離測定のための信号光125を出力させる。
第2のデータ通信装置300側では、距離測定のための信号光125を信号用フォトダイオード331が受光すると、データ処理ユニット340がモジュレーター322を制御して信号用半導体レーザー321から応答としての信号光325を出力させる。
なお、信号用半導体レーザー121からの信号光125が距離測定のための信号光125であることが識別できるように、第1のデータ通信装置100側では、モジュレーター122により固有の変調を行うことが望ましい。
同様に、信号用半導体レーザー321からの信号光325が応答の信号光325であることが識別できるように、第2のデータ通信装置300側では、モジュレーター322により固有の変調を行うことが望ましい。
制御装置155は、信号光325を信号用フォトダイオード131が検出するまでの経過時間を測定する。そして、測定した経過時間から給電装置110から受電装置310までの距離を算出する。なお、上記経過時間には、第2のデータ通信装置300側において、信号光125を受光してから信号光325を出力するまでの遅延時間が含まれているので、当該遅延時間を予め測定等により取得し、制御装置155に記憶させておく。
これにより、制御装置155は、経過時間から遅延時間を減じて、光の伝送速度から、第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離を算出することができる。
なお、上記距離を算出する機能を有する制御装置155と信号用半導体レーザー121とモジュレーター122と信号用フォトダイオード131と信号用半導体レーザー321とモジュレーター322と信号用フォトダイオード331とデータ処理ユニット340により測定部が構成されている。
この制御装置155も、前述した制御装置154と同様に、伝送距離の複数の区分ごとに各給電用半導体レーザー111A〜111Nの中で最も伝送効率の高いものが記録されたテーブルデータを記憶するメモリを備えている。そして、制御装置155は、上記テーブルデータを参照して、測定によって得られた第1のデータ通信装置100(給電装置110)から第2のデータ通信装置300(受電装置310)までの距離における最も送電効率の高いものを給電用半導体レーザー111A〜111Nの中から選択して給電を行う。
この制御装置155も、マイクロコンピュータ或いはアナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサから構成されてもよい。
また、距離測定は、給電開始時(開始直前を含む)或いは光ファイバー給電システム1のシステム起動時(起動直前を含む)に実施されるが、少なくとも、給電光112により、第2のデータ通信装置300の電源が確保された状態で実施することが好ましい。
この構成例(4)では、構成例(3)と同一の効果が得られると共に、信号用半導体レーザー121からの信号光125と信号用半導体レーザー321からの信号光325の応答により距離の測定を行うので、より光強度の高い信号光125,325により距離測定をより安定的により高い精度で行うことが可能となる。
[給電装置の他の例]
図10は給電装置110の他の構成例を示す構成図である。この他の構成例である給電装置110は、前述した構成例(1)〜(4)で説明した給電装置110に替えて適用することができる。
この給電装置110は、構成例(1)〜(4)で示したレーザー波長が異なる複数の半導体レーザー111A〜111Nを有する給電装置110と異なり、単一の半導体レーザー111を備えている。この半導体レーザー111は、前述した第1実施形態で述べた好ましい半導体材料の条件を満たすものである。
さらに、給電装置110は、半導体レーザー111から出力される給電光112のレーザー波長を個別に異なる波長に変える複数の光学素子115A〜115Nと、半導体レーザー111からの給電光112を光学素子115A〜115Nのいずれか一つに導く光スイッチ114と、各光学素子115A〜115Nを透過した給電光112を光ファイバーケーブル200又は200Aに導く光カプラ116とを備えている。
上記光学素子115A〜115N、光スイッチ114及び光カプラ116は、半導体レーザー111の給電光112を異なる複数のレーザー波長に変換する変換部を構成する。
光学素子115A〜115Nとしては、例えば、蛍光体が用いられる。蛍光体は、特定の波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を放出する物理的な性質を有している。蛍光体は、透過型、反射型いずれであっても良い。
また、光学素子115A〜115Nとしては、回折格子を用いて反射するレーザー光の波長を変換させることが可能な光学デバイス等、波長変換を行う他の構成を使用しても良い。
また、光学素子115A〜115Nとして非線形結晶(BBO結晶、LBO結晶、BiBO結晶等)を使用することも可能である。非線形結晶は、給電光112のレーザー波長を短くすることが出来る。
なお、光学素子115A〜115Nは、少なくとも二つ以上あれば良いが、より多くの個体数を用意して、より多種のレーザー波長に変換できることが好ましい。
また、図10では、作図の便宜上、各光学素子115A〜115Nから光ファイバーケーブル200又は200Aまでの伝送距離が異なるように図示されているが実際には、各光学素子115A〜115Nから光ファイバーケーブル200又は200Aまでに到る伝送距離は等しくなるように調整されている。
図10の給電装置に110には、制御装置153Aが併設されている。制御装置153Aは、光スイッチ114を制御して、距離測定によって選択されたレーザー波長となるように光学素子115A〜115Nを選択する。
なお、前述した構成例(3)の光ファイバー給電システム1に図10の給電装置110を適用する場合には、制御装置154が光学素子115A〜115Nの選択を行い、前述した構成例(4)の光ファイバー給電システム1に図10の給電装置110を適用する場合には、制御装置155が光学素子115A〜115Nの選択を行う。
このように、給電装置110を、半導体レーザー111の給電光112を異なる複数のレーザー波長に変換する変換部を用いて送電効率の高いレーザー波長で給電光112を出力する構成とした場合には、必要となる給電用半導体レーザーの個体数を低減することが可能となる。
また、給電光112のレーザー波長を変換する光学素子115A〜115Nを、蛍光体のような制御不要な素子とした場合には、給電装置110の制御対象の個体数を低減し、制御系を簡略化することが可能となる。
[その他]
以上本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、図5〜図10では、伝送距離に応じた給電を行う構成を光ファイバー給電システム1,1Aに適用した例を示しているが、これらと同じように、伝送距離に応じた給電を行う構成を光ファイバー給電システム1Bにも適用することが可能である。
1,1A,1B 光ファイバー給電システム
100 第1のデータ通信装置
110 給電装置
111,111A〜111N 給電用半導体レーザー
112 給電光
112R 反射光
113 光カプラ
114 光スイッチ(変換部)
115A〜115N 光学素子(変換部)
116 光カプラ(変換部)
120 発信部
121 信号用半導体レーザー
122 モジュレーター
125 信号光
125 信号光(レーザー光)
125R 反射光
130 受信部
131 信号用フォトダイオード
150A 測定部
151A 分離部
152A フォトダイオード
153A,154,155 制御装置
200,200A,200B 光ファイバーケーブル
300 第2のデータ通信装置
310 受電装置
311 光電変換素子
320 発信部
321 信号用半導体レーザー
322 モジュレーター
325 信号光(レーザー光)
330 受信部
331 信号用フォトダイオード
340 データ処理ユニット
361A 反射装置
362A ミラー
363A 制御装置
λ1〜λ4 レーザー波長

Claims (5)

  1. 電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、
    前記給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、
    前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルと、
    前記給電装置から前記受電装置までの距離測定を行う測定部と、
    前記測定部が測定した前記給電装置から前記受電装置までの測定距離に応じて、レーザー波長を変えて給電光を出力するように前記給電装置を制御する制御装置とを備える光ファイバー給電システム。
  2. 前記給電装置は、レーザー波長が異なる複数の半導体レーザーを有し、
    前記制御装置は、前記測定距離に応じて複数の前記半導体レーザーの中から一つを選択して給電光を出力するように制御する請求項1に記載の光ファイバー給電システム。
  3. 前記給電装置は、前記半導体レーザーの給電光を異なる複数のレーザー波長に変換する変換部を備え、
    前記制御装置は、前記測定距離に応じて給電光のレーザー波長が変わるように前記変換部を制御する請求項1に記載の光ファイバー給電システム。
  4. 光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた前記半導体レーザーを有する請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
  5. 前記光電変換素子の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項1から4のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
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