JP6889127B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、目的地までの経路を案内するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−281341号公報
例えば、目的地までの一の経路を案内している間に、交通状況の変化等に基づいて、目的地までの他の経路の候補を表示し、ユーザが選択できるようにする機能について検討する。この場合、ユーザが当該一の経路と当該他の経路との差異が分かりにくい場合や、運転中であるため画面を注視できない場合等により、経路の選択が比較的困難な場合が考えられる。
そこで、一側面では、より容易に経路を選択できるようにすることができる技術を提供することを目的とする。
一つの案では、情報処理装置において、車両の現在位置から目的地までの経路を案内する経路案内部と、前記車両の現在位置から前記目的地までの第1経路と、第2経路とを、第1縮尺の地図上で第1画面に表示させつつ、前記第1画面における前記第1経路と前記第2経路との差異の部分に対応付けられた表示態様で、記差異の部分を、前記第1縮尺よりも大きい第2縮尺の地図上で前記第1画面の前面に表示させる表示制御部と、を有し、前記経路案内部は、前記表示制御部により表示された前記差異の部分について、前記第1経路に含まれる部分と、前記第2経路に含まれる部分とのいずれか一方を含む経路を案内する。


一側面によれば、より容易に経路を選択できるようにすることができる。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。 経路の差異を表示する表示画面の一例について説明する図である。 経路の差異を表示する表示画面の一例について説明する図である。 経路の差異の部分を拡大表示する表示画面の一例について説明する図である。 経路の差異の部分を拡大表示する表示画面の一例について説明する図である。 拡大表示された差異の部分の一方が選択された後の表示画面の一例について説明する図である。 拡大表示された差異の部分の一方が選択された後の表示画面の一例について説明する図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
<ハードウェア構成>
図1は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置10は、サーバコンピュータ、スマートフォン、車載ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の情報処理装置である。情報処理装置10がスマートフォンまたは車載ナビゲーション装置等である場合、サーバ等と通信してナビゲーションを行うようにしてもよいし、サーバ等と通信せずに(スタンドアローンで)ナビゲーションを行うようにしてもよい。
図1の情報処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
情報処理装置10での処理を実現するナビゲーションプログラムは、記録媒体101によって提供される。ナビゲーションプログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、ナビゲーションプログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、ナビゲーションプログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたナビゲーションプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU(Central Processing Unit)104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って情報処理装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等、またはタッチパネル及びボタン等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
<機能構成>
次に、図2を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の機能ブロックの一例を示す図である。情報処理装置10は、記憶部11を有する。記憶部11は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現される。記憶部11は、地図データ111等を記憶する。地図データ111には、交差点等のノードの位置、2つのノード間のリンク(道路)の属性、及び当該リンクを走行する場合の所要時間(コスト)等の情報が含まれる。
また、情報処理装置10は、受付部12、検索部13、経路案内部14、及び表示制御部15を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、情報処理装置10のCPU104に実行させる処理により実現される。以下で、情報処理装置10が経路案内(ナビゲーション)を行う対象とする車両のことを、「自車両」と称する。情報処理装置10がサーバ、クライアントシステムにおけるクライアントである場合、及び情報処理装置10がスタンドアローンの装置である場合、自車両は、情報処理装置10が搭載乃至持ち込みされている車両である。情報処理装置10がサーバ、クライアントシステムにおけるサーバである場合、自車両は、当該クライアントが搭載乃至持ち込みされている車両である。
受付部12は、ユーザからの各種の操作を受け付ける。受付部12は、例えば、現在値等から目的地までの経路を検索するための目的地の設定操作等を受け付ける。また、受付部12は、例えば、案内の対象とする経路を選択するための操作等を受け付ける。
検索部13は、自車両の現在位置から、ユーザから受付部12により受け付けた目的地までの経路を検索する。
経路案内部14は、自車両のユーザ(搭乗者)に対し、検索部13により検索された経路を案内する。経路案内部14は、例えば、地図が表示された画面上(地図上)で、自車両の位置を画面の中央部に表示し、検索部13により検索された経路を所定の色で表示制御部15により画面に表示させる。
表示制御部15は、経路案内部14の指示に従い、経路案内のための情報を画面に表示させる。
<処理>
次に、図3乃至図6Bを参照して、情報処理装置10の経路案内処理の一例について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置10の経路案内処理の一例を示すフローチャートである。図4A、及び図4Bは、経路の差異を表示する表示画面の一例について説明する図である。図5A、及び図5Bは、経路の差異の部分を拡大表示する表示画面の一例について説明する図である。図6A、及び図6Bは、拡大表示された差異の部分の一方が選択された後の表示画面の一例について説明する図である。
ステップS1において、受付部12は、経路案内を開始する際(「第1時点」の一例)、目的地等を設定する操作をユーザから受け付ける。続いて、経路案内部14は、現在地から目的地までの複数の経路の候補を検索部13に算出させ、算出された複数の経路の候補を表示制御部15により画面に表示させる(ステップS2)。ここで、検索部13は、例えば、現時点での道路の状況に基づいて、推奨の経路、有料道路優先の経路、一般道優先の経路、及び距離優先の経路等、検索の条件が異なる複数の経路の候補を算出してもよい。
続いて、受付部12は、複数の経路の候補から、一の経路(「第1経路」の一例。)を選択する操作を受け付ける(ステップS3)。
続いて、経路案内部14は、選択された経路に従って、経路案内を行う(ステップS4)。ここで、経路案内部14は、例えば、自車両の位置を画面の中心とした地図画面上で、目的地までの経路を表示させるとともに、当該経路での右折、左折等の操作を案内する音声を出力させる。
続いて、経路案内部14は、経路案内を終了するか否かを判定する(ステップS5)。ここで、経路案内部14は、例えば、自車両の現在位置が、設定された目的地から所定範囲内となった場合に、経路案内を終了すると判定してもよい。
経路案内を終了しない場合(ステップS5でNO)、経路案内部14は、所定のタイミング(「第2時点」)で、現時点での現在地から目的地までの新たな経路(「第2経路」の一例。)を検索部13に検索させる(ステップS6)。ここで、経路案内部14は、例えば、所定間隔(例えば、5分毎)に、現時点での道路の状況に基づいて、目的地への予想到着時間が短い経路を検索部13に検索させてもよい。また、経路案内部14は、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)またはサーバ等により渋滞、事故、及び交通規制等の道路の状況の情報が更新された場合に、目的地までの経路を検索部13に検索させてもよい。
続いて、経路案内部14は、新たな経路を提案するか否かを判定する(ステップS7)。ここで、経路案内部14は、元の経路(元ルート、旧ルート)での目的地までの到着予想時間と、新たな経路(新ルート)での目的地までの到着予想時間との差が、所定の閾値(例えば、10分)以上である場合、新たな経路を提案すると判定してもよい。なお、例えば、事故等による渋滞が発生した場合、及び自車両が走行した速度が当初に予想された速度と異なったため、元の経路において時間帯規制により通行できない経路が生じた場合等の道路の状況の変化により、当該差が所定の閾値以上となる場合がある。
新たな経路を提案しない場合(ステップS7でNO)、ステップS4の処理に進む。一方、新たな経路を提案する場合(ステップS7でYES)、表示制御部15は、経路案内を行っている元の経路と、新たな経路とを画面に表示させる(ステップS8)。
図4Aの例では、表示制御部15は、地図を表示するための領域400、現在の自車両を示すアイコン401、経由地を示すアイコン402、目的地を示すアイコン403、表示領域404、表示領域405、「元ルート」ボタン406、「新ルート」ボタン407、元の経路を示す線408、及び新たな経路を示す線409等を表示している。図4Aの例では、表示制御部15は、元の経路を示す線408は青、新たな経路を示す線409は緑で表示しているが、線408と線409とが重なる部分は、線408のみを表示している。なお、アイコン402に示される経由地は、ステップS1の処理で予め設定された経由地であり、現在地から目的地までの間に経由する経由地である。
表示制御部15は、表示領域404において、元の経路における、移動距離404A、所要時間404B、及び料金404Cと、新たな経路における、移動距離404D、所要時間404E、及び料金404F等を表示している。また、表示制御部15は、表示領域404において、自車両が500m走行すると、元の経路が案内される旨を示すメッセージ404Gを表示している。経路案内部14は、図4Aの画面が表示されている間に、経路の差異の部分を拡大表示する操作、「元ルート」ボタン406、及び「新ルート」ボタン407等の操作がされないまま、自車両が所定距離(例えば、500m)走行した場合、当該一の差異の部分において、元の経路に含まれる経路を選択してもよい。
表示制御部15は、表示領域405において、「広域」ボタン405A、スケールバーの値405B、スケールバー405C、「詳細」ボタン405Dが表示している。図4Aの例では、表示制御部15は、画面上に表示されている地図を表示するための領域400において、当該地図の縮尺が、スケールバー405Cの長さが、スケールバーの値405Bとなるような縮尺(「第1縮尺」の一例。)であることを示している。「広域」ボタン405Aが押下されると、表示制御部15は、縮尺が一段階小さい、より広範な地図を表示させる。「詳細」ボタン405Dが押下されると、表示制御部15は、縮尺が一段階大きい、一部が拡大されたより詳細な地図を表示させる。
経路412、及び経路422は、元の経路に含まれる経路のうち、新たな経路に含まれる経路とは異なる部分の経路である。経路413、及び経路433は、新たな経路に含まれる経路のうち、元の経路に含まれる経路とは異なる部分の経路である。図形411は、経路412、及び経路413を囲う四角形の枠の図形である。図形421は、経路422、及び経路423を囲う四角形の枠の図形である。図4Aの例では、表示制御部15は、図形411等により、元の経路と、新たな経路との差異を強調(「異なる表示態様」の一例。)して表示させている。表示制御部15は、図形411、及び図形421の色を、例えば、赤等の、目立ちやすい色としてもよい。
図4Aの表示画面において「元ルート」ボタン406が押下されると、経路案内部14は、経路412、及び経路422を含む元の経路を案内する。図4Aの表示画面において「新ルート」ボタン407が押下されると、経路案内部14は、経路413、及び経路433を含む新たな経路を案内する。
なお、表示制御部15は、新たな経路における差異の部分に生活道路が含まれる場合、特別な表示態様で当該部分を表示させてもよい。なお、生活道路には、例えば、車線数が1である道路、道路の幅員が所定の閾値以下である比較的狭い道路、市町村道、及び私道等が含まれてもよい。表示制御部15は、地図データ111において、各リンクの属性の情報に基づいて、各リンクが生活道路であるか否かを判定してもよい。
また、当該特別な表示態様としては、例えば、生活道路等を含む旨を示すメッセージまたはアイコンを当該部分に付加して表示させる、当該部分を黄色等、新たな経路を示す線の色とは異なる色で表示させる、及び当該部分を囲う核を黄色等で表示させる等でもよい。この場合、表示制御部15は、図4Bの例では、図4Aの表示画面と同様の表示画面であるが、経路433が生活道路であるリンクを含む経路であるため、注意マークのアイコン433A、及び「生活道路を通ります」というメッセージ433Bを、経路433に付加して表示させている。
また、表示制御部15は、図4Bの例では、音声操作、またはリスト上での操作等にて選択するための符号を示すアイコン411A(「第1符号」の一例。)、及びアイコン421B(「第2符号」の一例。)を、差異の各部分に付加して表示させている。なお、当該選択用の符号は、数字に限らず、アルファベットや平仮名等でもよい。また、表示制御部15は、図4Bの例では、領域431において、差異の各部分を選択するためのボタン431A、及びボタン431Bがリスト化して表示させている。ボタン431A、及びボタン431Bには、それぞれ、アイコン411A、及びアイコン421Bに含まれる選択用の符号が表記されている。差異の各部分を選択するためのボタンをリスト化して表示させることにより、例えば、差異の部分の数が多い場合、及び差異の部分間の距離が近い場合等においても、後述するステップS9の処理で拡大表示させる差異の部分の選択がより容易になる。また、選択用の符号を差異の各部分に付加して表示させることにより、例えば、運転中等における音声コマンドとして当該符号を用いることができる。この場合、受付部12は、選択用の符号の音声を受け付けると、当該音声を音声認識することにより当該選択用の符号を認識する。そして、表示制御部15は、後述するステップS9の処理で、当該選択用の符号が付された差異の部分を拡大表示させる。
<強調表示の変形例>
ステップS8の処理において、表示制御部15は、図4Aの図形411、及び図形421のように、元の経路と新たな経路との差異の部分をそれぞれ囲う枠を表示する代わりに、またはこれに加えて、以下のような表示態様により、当該差異を強調して表示させるようにしてもよい。
例えば、表示制御部15は、元の経路と新たな経路との差異の部分をそれぞれ囲う枠である、図4Aの図形411、及び図形421を、点滅させて表示させてもよい。
また、表示制御部15は、例えば、元の経路と新たな経路との差異の部分のうち、少なくとも一方のルートを点滅させて表示させてもよい。この場合、新たな経路における差異の部分を点滅させる場合、表示制御部15は、図4Aの例では、新たな経路に含まれる経路のうち、元の経路に含まれる経路と異なる経路である経路413、及び経路433を点滅表示させる。これにより、新たな経路における差異の部分をより目立たせることができる。また、元の経路における差異の部分を点滅させる場合、表示制御部15は、図4Aの例では、元の経路に含まれる経路のうち、新たな経路に含まれる経路と異なる経路である経路412、及び経路422を点滅表示させる。これにより、元の経路における差異の部分をより目立たせることができる。
また、表示制御部15は、例えば、元の経路と新たな経路との差異の部分のうち、少なくとも一方のルートに指のマーク、注意マーク等のオブジェクトを付加して表示させてもよい。
また、表示制御部15は、上述した強調表示を組み合わせてもよい。この場合、表示制御部15は、例えば、新たな経路における差異の部分を点滅させるとともに、元の経路における差異の部分に注意マーク等のオブジェクトを付加して表示させてもよい。これにより、元の経路における渋滞等が発生した経路の通行に時間がかかるようになったこと、及び渋滞等が発生した経路に代えて新たな経路を提案していることを、より分かり易く伝えることができる。
続いて、表示制御部15は、元の経路における当該差異の部分の経路と、新たな経路における当該差異の部分の経路とを拡大して表示させる(ステップS9)。ここで、図4Aの表示画面において、図形411にて囲まれている領域、経路412、及び経路413のいずれかが押下されると、表示制御部15は、図5Aの表示画面を表示する。また、図4Bの表示画面の場合、ボタン431Aが押下された場合、及びアイコン411Aに含まれる選択用の符号を音声認識した場合も、表示制御部15は、図5Aの表示画面を表示させる。また、表示制御部15は、差異の部分における元の経路と新たな経路の分岐の位置と自車両との距離が所定の閾値(例えば、5km)以下になった場合に、当該差異の部分を自動で拡大表示させてもよい。
表示制御部15は、図5Aの例では、領域400の前面に、元の経路と新たな経路との差異の部分のうち、経路412及び経路413の差異の部分に対応付けて、領域511が表示させている。表示制御部15は、図5Aの例では、図4Aの領域400に表示される地図の中心位置を右上方向にスライド(移動)して、図5Aの領域400に表示させている。これは、図5Aの領域400における当該差異の部分が、領域511と重ならないようにするためである。これにより、一の表示画面において、元の地図における当該差異の部分と、拡大した地図における当該差異の部分とを、同時に表示させることができる。
表示制御部15は、図5Aの例では、領域511において、当該差異の部分を、元の地図画面の領域400における当該差異の部分よりも拡大して表示させている。表示制御部15は、図5Aの例では、領域400において、スケールバー405Cの長さが、スケールバーの値405Bである「2.0km」となる縮尺で地図が表示されるのに対し、領域511では、スケールバー512Cの長さが、スケールバーの値512Bである「1.0km」となる縮尺(「第2縮尺」の一例。)で、より詳細な地図が拡大して表示させている。
表示領域512の「広域」ボタン512A、及び「詳細」ボタン512Dは、それぞれ、表示領域405の「広域」ボタン405A、及び「詳細」ボタン405Dと同様であるが、領域511に表示される地図の縮尺を変更するためのボタンである。
表示制御部15は、図4Aの表示画面において、図形421にて囲まれている領域、経路422、及び経路423のいずれかが押下されると、図5Bの表示画面を表示させる。なお、表示制御部15は、図4Bの表示画面において、ボタン431Bが押下された場合、及びアイコン421Aに含まれる選択用の符号を音声認識した場合も、図5Bの表示画面を表示させる。
表示制御部15は、図5Bの例では、領域400の前面に、元の経路と新たな経路との差異の部分のうち、経路422及び経路423の差異の部分に対応付けて、領域521を表示させている。表示制御部15は、図5Bの例では、図5Bの領域400に表示される地図は、図4Aの領域400に表示される地図を右にスライドしている。これは、図5Bの領域400における当該差異の部分が、領域521と重ならないようにするためである。
表示制御部15は、図5Bの例では、領域521において、当該差異の部分を、元の地図画面の領域400における当該差異の部分よりも拡大して表示されている。表示制御部15は、図5Bの例では、領域521において、スケールバー512Cの長さがスケールバーの値512Bである「500m」となる縮尺で、より詳細な縮尺で地図を拡大して表示されている。
なお、表示制御部15は、図5Aの領域511の画面上の位置及び大きさと、図5Bの領域521の画面上の位置及び大きさを、それぞれ同一としている。このように、当該差異の部分の実際の距離によらず、拡大表示する領域を固定することにより、より見易くさせることができる。
続いて、経路案内部14は、当該差異の部分において、元の経路に含まれる部分と、新たな経路に含まれる部分との一方を選択し、選択した経路の部分を含む目的地までの経路を設定し(ステップS10)、ステップS4の処理に進む。ここで、経路案内部14は、ステップS9の処理で拡大表示した際の部分について、新たな経路に含まれる差異の部分と、旧ルートに含まれる差異の部分とのいずれかを、ユーザの操作に応答して、または所定の条件に基づいて選択する。
この場合、経路案内部14は、例えば、図5Aの表示画面において「元ルート」ボタン406が押下された場合は、元の経路に含まれる経路412を選択し、表示制御部15により図6Aの表示画面を表示させる。経路案内部14は、図6Aの表示画面では、図4Aの表示画面において、図形411、及び経路413の表示を削除している。また、経路案内部14は、図5Aの表示画面において「新ルート」ボタン407が押下された場合は、新たな経路に含まれる経路413を選択し、図6Bの表示画面を表示させる。経路案内部14は、図6Bの表示画面では、図4Aの表示画面において、図形411、及び経路412の表示を削除するとともに、経路413を元の経路として表示させている。そのため、図6Bの表示画面において「元ルート」ボタン406が押下された場合、経路案内部14は、既に選択されている経路413を選択したまま、図形421内の際の部分において元の経路に含まれる経路422を選択する。また、経路案内部14は、図6Bの表示画面において「新ルート」ボタン407が押下された場合、既に選択されている経路413を選択したまま、図形421内の際の部分において新たな経路に含まれる経路423を選択する。
そして、経路案内部14は、全ての差異の部分における経路の選択操作を受け付けると、ステップS4の処理に進み、選択された経路での経路案内を再開する。
また、経路案内部14は、図5A等のように、一の差異の部分を拡大して表示させた後、当該一の差異の部分における経路を選択する操作がされないまま、自車両が所定距離(例えば、500m)走行した場合、当該一の差異の部分において、新たな経路に含まれる経路を選択してもよい。これは、ユーザは拡大表示して差異の部分を確認して車両を走行させたのであるから、当該差異の部分における新たな経路を了解したと考えられるためである。なお、この場合、表示制御部15は、その旨を示すメッセージを表示してもよい。表示制御部15は、例えば、表示領域404、または当該一の差異の部分を拡大して表示する領域511の付近の領域に、「あと500mで、拡大表示した部分については新ルートを案内します。」等のメッセージを表示してもよい。また、経路案内部14は、図5A等のように、一の差異の部分を拡大して表示させた後、所定時間(例えば、1分間)以上、当該一の差異の部分における経路を選択する操作がない場合も、当該一の差異の部分において、新たな経路に含まれる経路を選択してもよい。これにより、ユーザは、拡大表示させて目視確認した後、選択のためのボタン操作をせずに、運転により集中することができる。なお、この場合、表示制御部15は、その旨を示すメッセージを表示してもよい。表示制御部15は、例えば、表示領域404、または当該一の差異の部分を拡大して表示する領域511の付近の領域に、「あと1分で、拡大表示した部分については新ルートを案内します。」等のメッセージを表示してもよい。
また、経路案内部14は、一の差異の部分が表示された後、当該一の差異の部分を拡大して表示させないまま、自車両が所定距離(例えば、500m)走行した場合、当該一の差異の部分において、元の経路に含まれる経路を選択してもよい。この場合、経路案内部14は、例えば、図4A等の表示画面の後、元の経路に含まれる経路422と新たな経路に含まれる経路423との差異の部分を拡大表示する図5Bの表示画面が表示されないまま走行した場合、当該差異の部分において、元の経路に含まれる経路422を選択する。これは、ユーザは差異の部分を拡大表示しないまま車両を走行させたのであるから、当該差異の部分における新たな経路を了解していないと考えられるためである。また、経路案内部14は、一の差異の部分が表示された後、当該一の差異の部分を拡大して表示させないまま、所定時間(例えば、1分間)以上、当該一の差異の部分における経路を選択する操作がない場合も、当該一の差異の部分において、元の経路に含まれる経路を選択してもよい。これにより、ユーザは、新たな経路に関心が無い場合等は、選択のためのボタン操作をせずに、運転により集中することができる。
一方、経路案内を終了する場合(ステップS5でYES)、処理を終了する。
<変形例>
上述した例では、道路の状況の変化に応じて新たな経路を検索した場合に、元の経路との差異の部分を拡大表示する場合について説明したが、開示の技術は、ステップS3のステップS2乃至ステップS3の、複数の経路から一の経路を選択する場合にも適用できる。この場合、経路案内部14は、例えば、推奨の経路と距離優先の経路との1以上の差異の部分を表示制御部15に拡大表示させ、選択された部分を含む目的地までの経路を設定する。これにより、例えば、推奨の経路と距離優先の経路とに複数個所の差異がある場合に、推奨の経路に含まれる差異の部分と、距離優先の経路に含まれる差異の部分とを組み合わせた経路を設定することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、情報処理装置10の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。この場合、地図データ111は、外部のサーバ等から取得してもよい。情報処理装置10は、スマートフォン等の端末からの要求に応じて、当該端末を介して経路案内を行うサーバ装置であってもよい。この場合、情報処理装置10は、端末にて取得された現在の位置情報を、車両の位置情報として用い、案内の音声や表示を端末のスピーカや画面に出力させればよい。また、情報処理装置10は、車載ナビゲーション装置やスマートフォン等の端末に、プログラムをインストールすることにより実現してもよい。
10 情報処理装置
11 記憶部
111 地図データ
12 受付部
13 検索部
14 経路案内部
15 表示制御部

Claims (10)

  1. 車両の現在位置から目的地までの経路を案内する経路案内部と、
    前記車両の現在位置から前記目的地までの第1経路と、第2経路とを、第1縮尺の地図上で第1画面に表示させつつ、前記第1画面における前記第1経路と前記第2経路との差異の部分に対応付けられた表示態様で、記差異の部分を、前記第1縮尺よりも大きい第2縮尺の地図上で前記第1画面の前面に表示させる表示制御部と、を有し、
    前記経路案内部は、前記表示制御部により表示された前記差異の部分について、前記第1経路に含まれる部分と、前記第2経路に含まれる部分とのいずれか一方を含む経路を案内する、情報処理装置。
  2. 前記第1経路は、第1時点で検索された前記目的地までの経路のうち、前記第1時点よりも後の第2時点での前記車両の位置から前記目的地までの経路であり、
    前記第2経路は、前記第2時点での道路の状況に応じて検索された、前記第2時点での前記車両の位置から前記目的地までの経路である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記差異の部分を、前記第1経路と前記第2経路とが一致する部分とは異なる表示態様で表示させる、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記差異の部分を前記第1縮尺の地図上で表示する領域と、前記差異の部分を前記第2縮尺の地図上で表示する領域とが同時に表示されるように、前記第1縮尺の地図を前記第1画面上で移動して表示させる、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記経路案内部は、前記表示制御部により前記差異の部分が前記第2縮尺の地図上で表示された後、前記車両が所定距離以上走行した場合、及び所定時間以上操作がない場合の少なくとも一つの場合、前記差異の部分について、前記第2経路に含まれる部分を含む経路を案内する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記経路案内部は、前記表示制御部により前記差異の部分が前記第2縮尺の地図上で表示されないまま、前記車両が所定距離以上走行した場合、及び所定時間以上操作がない場合の少なくとも一つの場合、前記差異の部分について、前記第1経路に含まれる部分を含む経路を案内する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記差異の部分は、第1の差異の部分と、第2の差異の部分とを含み、
    前記表示制御部は、前記第1の差異の部分を前記第2縮尺の地図上で表示させるための音声操作用の第1符号を前記第1の差異の部分に付加し、前記第2の差異の部分を前記第2縮尺の地図上で表示させるための音声操作用の第2符号を前記第2の差異の部分に付加して、前記第1縮尺の地図上で表示させる、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御部は、
    前記車両の現在位置と、前記差異の部分との距離が所定の閾値以下である場合、前記差異の部分を前記第2縮尺の地図上で表示させる、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    車両の現在位置から目的地までの経路を案内する処理と、
    前記車両の現在位置から前記目的地までの第1経路と、第2経路とを、第1縮尺の地図上で第1画面に表示させつつ、前記第1画面における前記第1経路と前記第2経路との差異の部分に対応付けられた表示態様で、記差異の部分を、前記第1縮尺よりも大きい第2縮尺の地図上で前記第1画面の前面に表示させる処理と、
    前記差異の部分について、前記第1経路に含まれる部分と、前記第2経路に含まれる部分とのいずれか一方を含む経路を案内する処理と、
    を実行する情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    車両の現在位置から目的地までの経路を案内する処理と、
    前記車両の現在位置から前記目的地までの第1経路と、第2経路とを、第1縮尺の地図上で第1画面に表示させつつ、前記第1画面における前記第1経路と前記第2経路との差異の部分に対応付けられた表示態様で、記差異の部分を、前記第1縮尺よりも大きい第2縮尺の地図上で前記第1画面の前面に表示させる処理と、
    前記差異の部分について、前記第1経路に含まれる部分と、前記第2経路に含まれる部分とのいずれか一方を含む経路を案内する処理と、
    を実行させるプログラム。
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