JP6888186B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP6888186B2
JP6888186B2 JP2017046753A JP2017046753A JP6888186B2 JP 6888186 B2 JP6888186 B2 JP 6888186B2 JP 2017046753 A JP2017046753 A JP 2017046753A JP 2017046753 A JP2017046753 A JP 2017046753A JP 6888186 B2 JP6888186 B2 JP 6888186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
profile
hole
metal
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017046753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018150704A (ja
Inventor
正人 上赤
正人 上赤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2017046753A priority Critical patent/JP6888186B2/ja
Publication of JP2018150704A publication Critical patent/JP2018150704A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6888186B2 publication Critical patent/JP6888186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

本発明は、補強筒を利用して機能部品を樹脂製部材に固定する建具に関する。
従来、アルミ形材と樹脂形材を嵌合させた複合部材に把手や金具等の機能部品を取り付ける場合において、樹脂形材の沈み込み変形や変色が発生しないように、補強筒を樹脂形材に嵌め込んでビスやネジ等の締結を行う技術が知られている。この種の技術を開示するものとして例えば特許文献1がある。特許文献1では、図11を参照して断熱材製室内側框材の孔に配置される筒体にビスを挿通して螺合し、パネル外れ止め金具を固定することについて記載されている。
特開2000−154685号公報
アルミ形材と樹脂形材を嵌合させた複合部材では、補強筒を樹脂形材に嵌め込んだ状態でアルミ形材を嵌合し、その状態でネジ等の締結作業を行う必要がある。補強筒は、円筒状に構成されており、樹脂形材の貫通孔に嵌め込まれているだけなので、作業中に補強筒が脱落して取付作業が中断することがある。従来技術には、作業性の向上という点で改善の余地があった。
本発明は、樹脂製部材と金属製部材の複合部材に補強筒を用いて機能部品を締結固定する作業を安価な構成で効率化できる建具を提供することを目的とする。
本発明は、筒体(例えば、後述の筒体181)及び前記筒体の外周面に取り付けられる鍔部(例えば、後述のワッシャ182)を有する補強筒(例えば、後述の補強筒180)と、前記補強筒の前記筒体が挿入される樹脂側貫通孔(例えば、後述の樹脂側貫通孔165,166)が形成される樹脂製部材(例えば、後述の樹脂形材413a)と、前記樹脂側貫通孔に対応する位置に金属側貫通孔(例えば、後述の金属側貫通孔471)が形成され、前記樹脂製部材に対して空間(例えば、後述の空間160)をあけて固定される金属製部材(例えば、後述のアルミ形材413b)と、前記金属側貫通孔から、前記空間で前記鍔部により抜け止めされた前記補強筒の中空部を通って前記樹脂製部材に対して取付対象の機能部品(例えば、後述の把手部150)を締結する締結部材(例えば、後述のビス170)と、を備える建具(例えば、後述の建具1)に関する。
前記樹脂製部材は、長手方向に延びる樹脂側嵌合部(例えば、後述のスライド溝461,462)を有し、前記金属製部材は、前記樹脂側嵌合部にスライド嵌合する金属側嵌合部(例えば、後述の嵌合片451,452)を有することが好ましい。
本発明の建具によれば、樹脂製部材と金属製部材の複合部材に補強筒を用いて機能部品を締結固定する作業を安価な構成で効率化できる。
本発明の一実施形態に係る建具を屋外側から見た姿図である。 本実施形態の建具を屋内側から見た姿図である。 本実施形態の建具が備える戸体の横断面図である。 本実施形態の建具が備える戸体の縦断面図である。 本実施形態の障子に取り付けられた把手部の様子を屋内側から見た図である。 本実施形態の障子に取り付けられた把手部を示す横断面図である。 本実施形態の補強筒が取り付けられた樹脂形材にアルミ形材をスライド嵌合する様子を示す斜視図である。 本実施形態の補強筒を樹脂形材に挿入する様子を示す断面図である。 本実施形態のアルミ形材が嵌合された樹脂形材に把手部を組み付ける様子を示す断面図である。 本実施形態の把手部をビスにより樹脂形材に締結する様子を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明が適用される建具1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を屋外側から見た姿図である。図2は、本実施形態の建具1を屋内側から見た姿図である。図3は、本実施形態の建具1が備える戸体12の横断面図である。図4は、本実施形態の建具1が備える戸体12の縦断面図である。
本実施形態の建具1は、固定枠体11と、戸体12と、複数の丁番13と、ドアクローザ14と、ドアガード15と、を備える。なお、以下の説明において、「吊元側」とは、戸体12の吊元側を意味し、「戸先側」とは、戸体12の戸先側を意味する。
固定枠体11は、建物に形成された躯体開口部2に固定される。固定枠体11は、横枠としての固定上枠111及び固定下枠112と縦枠としての吊元側の固定縦枠113及び戸先側の固定縦枠114により矩形に枠組みされる。
戸体12は、固定枠体11の内側に吊り込まれる玄関ドア等の開き戸である。複数の丁番13により、固定枠体11に戸体12が開閉可能(回動可能)に支持される。
ドアクローザ14は、戸体12の屋内側の上側であって、戸体12の見付方向(戸体12の幅方向)の中心よりも吊元側に寄って配置される。ドアクローザ14は、本体が戸体12に、アームが固定上枠111に、それぞれ接続される。
ドアガード15は、戸体12に配置され、かつ、ループ状に形成されたドアガード本体部16と、戸先側の固定縦枠114に配置され、かつ、ドアガード本体部16が掛合することが可能なドアガード受け部17と、を有する。
図1を参照して戸体12の屋外側に配置される構成について説明する。戸体12の屋外側の表面には屋外側面材61が配置される。戸体12の屋外戸先側における高さ方向の略中央部には屋外側ハンドル62が配置される。屋外側ハンドル62の上下それぞれにはシリンダー63,64が配置される。また、屋外側面材61の左右方向中央には上下方向に延びる化粧材65が配置され、この化粧材65の両側には左右一対の外額縁部材66が固定される。外額縁部材66は、戸体12の屋外側に配置される嵌合部材67を介して固定される(図3参照)。
図2を参照して戸体12の屋内側に配置される構成について説明する。戸体12の屋内側の表面には屋内側面材71が配置される。戸体12の屋内戸先側における高さ方向の略中央部には屋内側ハンドル72が配置される。屋内側ハンドル72の上下それぞれにはサムターン73,74が配置される。
また、屋内側面材71の化粧材65の裏側には採風窓として機能する開閉可能な障子40が配置される。屋内側面材71における障子40の四周には樹脂製の額縁80が固定される。額縁80は、上額縁81、下額縁82、吊元側の縦額縁83及び戸先側の縦額縁84からなる。縦額縁83,84の上下端のそれぞれには、端部の開口部を塞ぐ端部キャップ100が嵌め込まれる。
図3及び図4に示すように、本実施形態の戸体12は、戸体12の四周を囲んで配置される框体20と、戸体12に形成される開口部30に固定され、障子40が嵌め込まれる開口部枠体50と、を更に備える。
框体20は、横框としての上框21及び下框22と縦框としての吊元側の縦框23及び戸先側の縦框24により矩形に框組みされる。
開口部枠体50は、横枠としての開口部上枠51及び開口部下枠52と縦枠としての吊元側の開口部縦枠53及び戸先側の開口部縦枠54により矩形に枠組みされる。本実施形態の開口部枠体50は、例えば、アルミニウム等の金属製の部材によって構成される。
開口部上枠51には上額縁81を嵌合固定する上ジョイント部材91がビス95により固定され、開口部下枠52には下額縁82を嵌合固定する下ジョイント部材92がビス95により固定される。また、吊元側の開口部縦枠53には吊元側の縦額縁83を嵌合固定する縦ジョイント部材93がビス95により固定され、戸先側の開口部縦枠44には戸先側の縦額縁84を嵌合固定する縦ジョイント部材94がビス95により固定される。
また、開口部下枠52は、その内部に屋外側に通じる排水経路(図示省略)を有し、排水経路における屋外側の出口には排水弁55が設けられる。本実施形態の下額縁82は、その上面が屋外側に進むにつれて下がるように傾斜しており、前述の排水経路に水をガイドする構成となっている。
次に、開口部枠体50の内側に嵌め込まれる障子40について説明する。障子40は、縦辷り出しタイプの障子であり、障子40を開放すれば、戸体12を開放することなく屋内の通気・換気(採風)が可能になる。本実施形態の障子40は、採風框体41と、ガラス42と、上側アーム421と、下側アーム422と、把手部150(図2参照)と、を備える。
採風框体41は、横框としての採風上框411及び採風下框412と縦框としての吊元側の採風縦框413及び戸先側の採風縦框414により矩形に框組される。
採風上框411は、屋内側に配置される樹脂形材411aと屋外側に配置されるアルミ形材411bが嵌合固定されて構成される。採風下框412は、屋内側に配置される樹脂形材412aと屋外側に配置されるアルミ形材412bが嵌合固定されて構成される。また、左右の採風縦框413,414についても同様に、屋内側に配置される樹脂形材413a,414aと屋外側に配置されるアルミ形材413b,414bが嵌合固定されて構成される。このように、採風框体41は、アルミニウム等の金属を押出成形したアルミ形材と断熱部材として機能する樹脂形材とによって構成される複合部材となっている。
ガラス42は、採風框体41の内側に嵌め込まれる複層ガラスである。ガラス42は、グレイジングチャンネル430等を介して採風框体41の内側に固定される。また、ガラス42の屋外側には網68が配置される。網68は、障子40を開放することで屋外と屋内とを開口部30を通じて連通させた際に、虫等が屋内に侵入するのを防ぐためのものである。
上側アーム421は開口部上枠51と採風上框411を接続し、下側アーム422は、開口部下枠52と採風下框412を接続する。上側アーム421及び下側アーム422によって、障子40が開口部30の内側に開閉可能に吊り込まれる。
把手部150は、吊元側の採風縦框413の屋内側に配置される。把手部150は、連動部材441を介して障子40の開放を制限するロック機構440を有する。
以上、建具1の全体構成について説明した。次に、機能部品としての把手部150の建具1(障子40)への取付方法について説明する。
図5は、本実施形態の障子40に取り付けられた把手部150の様子を屋内側から見た図である。図6は、本実施形態の障子40に取り付けられた把手部150を示す横断面図である。図7は、補強筒180がセットされた樹脂形材413aにアルミ形材413bがスライド嵌合される途中の様子を示す斜視図である。
まず、把手部150が取り付けられる採風縦框413について説明する。上述のように採風縦框413は、屋内側に配置される樹脂形材413aと、屋外側に配置されるアルミ形材413bと、からなる複合形材である。樹脂形材413aとアルミ形材413bが組み合わされることにより、ガラス42を保持するガラス溝420を形成する。
樹脂形材413aは、屋内側の見付面部415と、アルミ形材413bに対向する金属側面部416と、見付面部415と金属側面部416の間に形成される複数のホロー部162と、見付面部415側に配置される左右一対のスライド溝461,462と、を備える。
樹脂形材413aの金属側面部416には、アーム部154を挿通するための長孔167が形成される。長孔167は、アーム部154の回動方向に応じて樹脂形材413aの長手方向に沿って延びている。長孔167の長手方向の両側には補強筒180を挿通する樹脂側貫通孔165がそれぞれ形成される。
また、樹脂形材413aの見付面部415にも、アーム部154が挿通される長孔168が、金属側面部416の長孔167に対応する位置に形成される。見付面部415における長孔168の長手方向の両側には、補強筒180を挿通する樹脂側貫通孔166が、金属側面部416の樹脂側貫通孔165に対応する位置にそれぞれ形成される。
アルミ形材413bは、把手部150を締結するためのビス170が締結される締結壁部470と、ガラス溝420の反対側で連動部材441を保持する連動部材保持溝475と、連動部材保持溝475とガラス溝420の間に形成されるホロー部480と、スライド溝461,462に対応する左右一対の嵌合片451,452と、を備える。
締結壁部470には、アーム部154を挿通するための長孔472が形成される。この長孔472は、樹脂形材413aの長孔167,168に対応する位置に形成される。また、締結壁部470における長孔472の長手方向の両側には補強筒180を挿通する金属側貫通孔471がそれぞれ形成される。締結壁部470の金属側貫通孔471も樹脂側貫通孔165,166に対応する位置に形成される。
本実施形態では、締結壁部470における長孔472及び金属側貫通孔471が形成される部分にはプレート510が配置される。このプレート510にも対応する長孔512及び長孔512の長手方向の両側に貫通孔511がそれぞれ形成されている。
次に、把手部150の構成について説明する。図5及び図6に示すように、本実施形態の把手部150は、把手本体部151と、手掛部152と、ロックレバー153と、アーム部154と、を主要な構成として備える。
把手本体部151は、ロック機構等を内蔵する筐体である。把手本体部151は、採風縦框413の見付面に締結部材としてのビス170により固定される。障子40の手掛けとなる手掛部152は、把手本体部151から見付方向の戸先側に壁状に延び出ている。
ロックレバー153は、把手本体部151の吊元側の見込面に回転可能に取り付けられており、把手本体部151内部の機構と連動してアーム部154を回動させる。アーム部154の先端には連結孔156が形成されており、この連結孔156に連動部材441の連結ピン442が挿入される。
把手部150は、把手本体部151の取付面155が見付面部415に対面接触した状態で締結部材としてのビス170により、採風縦框413に固定される。ビス170は、樹脂形材413aに嵌め込まれる補強筒180を通じて屋外側から屋内側に位置する把手本体部151の締結孔157に締結される。
次に、把手部150が取り付ける手順について説明する。図8は、本実施形態の補強筒180を樹脂形材413aに挿入する様子を示す断面図である。図8に示すように、本実施形態の補強筒180は、円筒状の筒体181と、筒体181に取り付ける鍔部としてのワッシャ182と、を備える。ワッシャ182は弾性を有するリング状のゴムであり、内側の空間に筒体181が挿入される。
筒体181の外周面にワッシャ182が取り付けられた補強筒180を樹脂形材413aの樹脂側貫通孔165,166に挿入する。樹脂側貫通孔165,166は、例えば加工によって筒体181の形状に応じた大きさで形成される。筒体181の外周面にはワッシャ182が外側に鍔状にせり出しているので、ワッシャ182の下側面が金属側面部416に干渉し、筒体181の下方への抜けが妨げられる。この時点では樹脂形材413aに対してアルミ形材413bは嵌合されていない。
2箇所形成される樹脂側貫通孔165,166に補強筒180を挿入した後、樹脂形材413aにアルミ形材413bをスライド嵌合する。図7に示すように、樹脂形材413aのスライド溝461,462にアルミ形材413bの嵌合片451,452をそれぞれ嵌合し、アルミ形材413bの長孔472の位置が樹脂形材413aの長孔167,168に合う位置まで矢印の方向にスライド移動させる。補強筒180を樹脂形材413aに嵌めるタイミングが、アルミ形材413bの締結壁部470により樹脂側貫通孔165,166が隠れる前に行われることになる。
樹脂形材413aとアルミ形材413bの嵌合後は、樹脂形材413aとアルミ形材413bの間に形成される空間160で補強筒180がワッシャ182によって抜け止め保持された状態となり、樹脂側貫通孔165,166の何れからも脱落しない状態となる。
図9は、本実施形態のアルミ形材413bが嵌合された樹脂形材413aに把手部150を組み付ける様子を示す断面図である。樹脂形材413aがアルミ形材413bに嵌合した状態で、把手部150のアーム部154を樹脂形材413aの長孔168から挿入する。アーム部154の先端を見付面部415の長孔168、金属側面部416の長孔167、締結壁部470の長孔472の順に通し、最終的にアーム部154の連結孔156を連結ピン442に連結する。この作業では、連結ピン442との干渉を避けるため、把手部150を斜めに傾けた姿勢でアーム部154を挿入し、そこから連結孔156に連結ピン442が挿通するように把手部150を回転させて行われる。
図10は、本実施形態の機能部品としての把手部150をビス170により樹脂形材413aに締結する様子を示す断面図である。図10に示すように、アーム部154が連動部材441に連結された状態で締結壁部470にプレート510を配置してビス170による締結作業が行われる。ビス170は、プレート510の貫通孔511、アルミ形材413bの金属側貫通孔471を貫通し、締結壁部470と金属側面部416の間の空間160で保持される補強筒180の筒体181の内側を通って把手部150の締結孔157に達する。ビス170の先端が締結孔157に締結されることにより、把手部150が樹脂形材413aの見付面部415に固定される。
このように、本実施形態では、鍔部としてのワッシャ182を有する補強筒180を樹脂側貫通孔165,166に挿入する工程と、補強筒180のワッシャ182が抜け止めとして機能している状態で樹脂形材413aにアルミ形材413bをスライド嵌合する工程と、機能部品としての把手部150を連動部材441の連結ピン442に連結する工程と、連動部材441の連結ピン442にアーム部154が連結された状態で、補強筒180の筒体181を通じて樹脂形材413aに把手部150を固定する工程と、を含む。
上記実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
障子40(建具1)は、筒体181及び筒体181の外周面に取り付けられるワッシャ182を有する補強筒180と、補強筒180の筒体181が挿入される樹脂側貫通孔165,166が形成される樹脂形材(樹脂製部材)413aと、樹脂側貫通孔165,166に対応する位置に金属側貫通孔471が形成され、樹脂形材413aに対して空間160をあけて固定されるアルミ形材413b(金属製部材)と、金属側貫通孔471から、空間160でワッシャ182により抜け止めされた補強筒180の中空部を通って樹脂形材413aに対して取付対象である把手部(機能部品)150を締結するビス(締結部材)170と、を備える。
これにより、筒体181にワッシャ182を取り付けるという安価な部品構成で作業性を効果的に向上させることができる。
本実施形態のように、把手部150がロック機構440を実現するアーム部154を有するため、連結工程で把手部150を傾けるための幅を確保する必要がある場合でも、作業途中に補強筒180が抜け落ちるようなこともない。また、鍔部がワッシャ182で構成されているので樹脂形材413aに嵌め込んだ後でも抜け止め位置を調整することもできる。
また、本実施形態では、樹脂形材413aは、長手方向に延びるスライド溝461,462を有し、アルミ形材413Bは、スライド溝461,462にスライド嵌合する嵌合片451,452を有する。
これにより、補強筒180をセットした後、速やかにスライド嵌合を行って補強筒180を所定位置に迅速かつ安定的に保持させることができ、より一層作業性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、補強筒180の鍔部がゴム製のワッシャ182により構成されているが、この構成に限定されない。金属製のものや樹脂製のもので鍔部を構成することもできる。
上記実施形態では、樹脂形材413aに対してアルミ形材413bがスライド嵌合される例を説明したが、スライド嵌合に限定される訳ではない。例えば、樹脂形材に対してアルミ形材を回転させながら嵌合するような場合にも本発明を適用することができる。
上記実施形態では、機能部品として把手部150を例に説明したが、機能部品が把手部150に限定されるわけではない。ロック機構を有しないハンドルやオペレータ操作レバー等、種々の機能部品に対しても本発明を適用することができる。
1 建具
150 把手部(機能部品)
170 ビス(締結部材)
180 補強筒
181 筒体
182 ワッシャ(鍔部)
165,166 樹脂側貫通孔
413a 樹脂形材(樹脂製部材)
413b アルミ形材(金属製部材)
451,452 嵌合片(金属側嵌合部)
461,462 スライド溝(樹脂側嵌合部)
471 金属側貫通孔

Claims (2)

  1. 筒体及び前記筒体の外周面に取り付けられる鍔部を有する補強筒と、
    前記補強筒の前記筒体が挿入される樹脂側貫通孔が形成される樹脂製部材と、
    前記樹脂側貫通孔に対応する位置に金属側貫通孔が形成され、前記樹脂製部材に対して空間をあけて固定される金属製部材と、
    前記金属側貫通孔から前記金属製部材を貫通し、前記空間で前記鍔部により抜け止めされた前記補強筒の中空部を通って内側から前記樹脂製部材を貫通して取付対象の機能部品の締結孔に先端が締結される締結部材と、
    を備える建具。
  2. 前記樹脂製部材は、長手方向に延びる樹脂側嵌合部を有し、
    前記金属製部材は、前記樹脂側嵌合部にスライド嵌合する金属側嵌合部を有する請求項1に記載の建具。
JP2017046753A 2017-03-10 2017-03-10 建具 Active JP6888186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017046753A JP6888186B2 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017046753A JP6888186B2 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018150704A JP2018150704A (ja) 2018-09-27
JP6888186B2 true JP6888186B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=63680107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017046753A Active JP6888186B2 (ja) 2017-03-10 2017-03-10 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6888186B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7560368B2 (ja) 2021-01-22 2024-10-02 Ykk Ap株式会社 スペーサ取付構造及び建具

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3220045B2 (ja) * 1997-05-15 2001-10-22 新日軽株式会社 断熱型障子
JP3786808B2 (ja) * 1999-12-21 2006-06-14 新日軽株式会社 断熱型障子
JP2004293227A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Shin Nikkei Co Ltd 断熱ドア
JP5027382B2 (ja) * 2004-05-14 2012-09-19 旭硝子株式会社 ガラス扉のサッシ構造及びこれを用いる冷凍/冷蔵ショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018150704A (ja) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6888186B2 (ja) 建具
KR101303277B1 (ko) 미닫이 창호의 도어 어셈블리 및 이의 조립 방법
JP2014095289A (ja) サッシ
US20210025197A1 (en) Sliding door foot bolt
KR200491312Y1 (ko) 미닫이 도어용 손잡이
JP6595887B2 (ja) 建具
JP2018159209A (ja) 換気装置及び建具
JP7111486B2 (ja) 建具
JP6968555B2 (ja) 建具
JP2006316510A (ja) 扉装置
KR101852335B1 (ko) 이중창호용 접이식 안전 장치
JP2016113843A (ja) 建具
JP2021095726A (ja) 引手
JP7039338B2 (ja) 建具
JP7071589B2 (ja) 開き窓が備えられたシステム建具
JP7039339B2 (ja) 建具
JP7041019B2 (ja) 建具
KR101994497B1 (ko) 창호부재 변형 방지 장치
JP6746519B2 (ja) 建具の額縁
KR102247630B1 (ko) 방화문용 피봇힌지장치
JP5465639B2 (ja) サッシ
JP2012092554A (ja) 建具
JP6487832B2 (ja) 建具
JP2010121296A (ja) サッシ窓
JP2001065234A (ja) ド ア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200915

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6888186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150