JP6888068B2 - 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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本発明は、冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和装置に関し、特に、複数の熱交換器を備えた室外機を有する冷凍サイクル装置と、そのような冷凍サイクル装置を備えた空気調和装置とに関するものである。
室内等を冷房または暖房するために、空気調和装置が広く使用されている。空気調和装置は、室内熱交換器を収容した室内機と、室外熱交換器および圧縮機等を収容した室外機とを備えている。
まず、冷房運転では、圧縮機から吐出した高温高圧のガス冷媒は、室外機の室外熱交換器に流れ込み、外気との間で熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。高圧の液冷媒は、絞り装置によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になる。二相状態の冷媒は、室内機の室内熱交換器に流れ込み、室内の空気との間で熱交換が行われて、液冷媒が蒸発し、低圧のガス冷媒になる。この熱交換によって、室内が冷房される。低圧のガス冷媒は、圧縮機に送り込まれ、再び圧縮される。
暖房運転では、圧縮機から吐出した高温高圧のガス冷媒は、室内機の室内熱交換器に流れ込み、室内の空気との間で熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。この熱交換によって、室内が暖房される。高圧の液冷媒は、絞り装置によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になる。二相状態の冷媒は、室外機の室外熱交換器へ流れ込み、外気との間で熱交換が行われて、液冷媒が蒸発し、低圧のガス冷媒になる。低圧のガス冷媒は、圧縮機に送り込まれ、再び圧縮される。
空気調和装置には、状況に応じて熱交換性能を上げるために、室外熱交換器として、複数の熱交換器を備えた室外熱交換器がある。たとえば、特許文献1において挙げられている空気調和装置では、室外機に、第1熱交換器と第2熱交換器との2つの熱交換器が配置されている。
第1熱交換器には、第1単位流路が複数個配置されている。第2熱交換器には、第2単位流路が複数個配置されている。第1単位流路の個数と第2単位流路の個数は、同じ個数(個数A)に設定されている。第1単位流路の長さと第2単位流路の長さは、同じ長さ(長さL)に設定されている。
暖房運転時では、冷媒は、並列に接続された第1熱交換器または第2熱交換器に流れる。このとき、冷媒が流れる流路の個数は、個数Aの2倍の個数(2×A)であり、冷媒が流れる流路の長さは、長さLである。暖房運転では、流路の個数が増えることで、冷媒の流速が下がり、圧力損失を抑えることができるとされる。
一方、冷房運転では、冷媒は、直列に接続された第1熱交換器および第2熱交換器を流れる。このとき、冷媒が流れる流路の個数は個数Aであり、冷媒が流れる流路の長さは、長さLの2倍の長さ(2×L)である。冷房運転では、暖房運転の場合と比べて、流路の個数が減ることで、冷媒の流速が上がり、伝熱を促進させることができるとされる。
特開2015−117936号公報
従来の空気調和装置では、次のような問題点があった。空気調和装置を冷房運転する場合には、室外熱交換器は凝縮器として機能する。このとき、圧縮機から吐出した高温高圧のガス冷媒は、まず、第1熱交換器に流れ込む。第1熱交換器では、外気とガス冷媒との間で熱交換が行われ、ガス冷媒が凝縮を開始し徐々に液化が進み、液冷媒とガス冷媒との二相状態の冷媒になる。
二相状態となった冷媒は、第1熱交換器から第2熱交換器へ流れ込む。第2熱交換器では、外気と二相状態の冷媒との間で熱交換が行われ、残っているガス冷媒がさらに液化し、最終的に単相の液冷媒になる。すなわち、第2熱交換器では、第2単位流路の途中から、単相の液冷媒(サブクール)が流れることになる。
上述したように、室外熱交換器を凝縮器として機能させる場合、伝熱性能を上げるには、液冷媒の流速を上げることが求められる。しかしながら、第1熱交換器の第1単位流路の個数と第2熱交換器の第2単位流路の個数とは、同じ個数(個数A)に設定されている。このため、第2熱交換器の第2単位流路の途中から単相の液冷媒となったその液冷媒の流速を上げにくくなり、液冷媒として第2単位流路を流れる部分における伝熱性能を上げるのが困難であった。
本発明は、そのような問題点を解決するためになされたものであり、一つの目的は、伝熱性能を上げることができる冷凍サイクル装置を提供することであり、他の目的は、そのような冷凍サイクル装置を備えた空気調和装置を提供することである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、複数の熱交換器を含む熱交換器群を備えた室外機と、熱交換器群を配管で接続した冷媒回路を備えた冷凍サイクル装置である。熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、配管内を流れる冷媒は、並列に接続された第1の個数の熱交換器を流れた後に第2の個数の熱交換器を流れる。熱交換器群を蒸発器として動作させる第2運転の場合、配管内を流れる冷媒は、並列に接続された第3の個数の熱交換器を流れる。第3の個数は、第1の個数と第2の個数との和である。第2の個数は第1の個数よりも少ない。
本発明に係る空気調和装置は、上記冷凍サイクル装置を備えた空気調和装置である。
本発明に係る冷凍サイクル装置によれば、熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、配管内を流れる冷媒は、並列に接続された第1の個数の熱交換器を流れた後に、第1の個数よりも少ない第2の個数の熱交換器を流れる。これにより、液冷媒となって第3の熱交換器を流れる冷媒の流速が上がり、熱交換器群を凝縮器として動作させる際の伝熱性能を向上させることができる。
本発明に係る冷凍サイクル装置によれば、上記室外機を備えていることで、熱交換器群を凝縮器として動作させる際の伝熱性能を向上させることができる。
実施の形態1に係る室外機を備えた空気調和装置の冷媒回路を含む構成を示す図である。 実施の形態1において、冷房運転の第1例を説明するための、冷媒の流れを示す図である。 比較例に係る空気調和装置の室外機と、冷房運転時の室外機における冷媒の流れとを示す図である。 実施の形態1において、暖房運転の第1例を説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態1において、冷房運転の第2例の一つを説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態1において、冷房運転の第2例の他の一つを説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態1において、暖房運転の第2例を説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態1において、暖房運転の第3例を説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態2に係る室外機を備えた空気調和装置の冷媒回路を含む構成を示す図である。 実施の形態2に係る室外機に使用される3分岐分配器の一例を示す拡大斜視図である。 実施の形態2において、暖房運転の第4例の一つを説明するための、冷媒の流れを示す図である。 実施の形態2において、暖房運転の第4例の他の一つを説明するための、冷媒の流れを示す図である。
実施の形態1.
(構成)
はじめに、冷凍サイクル装置としての空気調和装置の全体の構成について説明する。図1に示すように、空気調和装置1は、室内機2と、室外ユニット4を含む室外機3とを備えている。室内機2には、室内熱交換器(図示せず)が収容されている。なお、ここでは、説明の便宜上、代表的に1つの室外ユニット4を例に挙げる。
空気調和装置1は、圧縮機5、第1四方弁31、第2四方弁32、第3四方弁33、室外熱交換器としての第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13(熱交換器群10)、第1膨張弁51、第2膨張弁52、ならびに、室内熱交換器(図示せず)を備えている。圧縮機5と、第1四方弁31、第2四方弁32および第3四方弁33と、熱交換器群10と、第1膨張弁51および第2膨張弁52と、室内熱交換器とが順に冷媒配管70によって接続されて、冷媒回路が構成される。なお、冷媒配管70において、冷媒配管70に接続された各構成部品の間を流れる冷媒の道筋を、流路と称して説明する。
具体的には、圧縮機5と熱交換器群10との間では、第1四方弁31、第1熱交換器11および第1膨張弁51が直列に接続され、また、第2四方弁32および第2熱交換器12が直列に接続され、さらに、第3四方弁33および第3熱交換器13が直列に接続されている。直列に接続された第1四方弁31、第1熱交換器11および第1膨張弁51と第2四方弁32および第2熱交換器12と第3四方弁33および第3熱交換器13とが並列に接続されている。第1膨張弁51と第2膨張弁52とは並列に接続されている。
第2熱交換器12から第2膨張弁52へ向かって延びる冷媒配管70(流路77)と第3熱交換器13から第2膨張弁52へ向かって延びる冷媒配管70(流路79)とが合流し、第2膨張弁52へと繋がる冷媒配管70(流路80)へと繋がっている。また、第2熱交換器12および第3熱交換器13と第2膨張弁52を繋ぐ冷媒配管70(流路80)と、第1四方弁31と第1熱交換器11を繋ぐ冷媒配管70(流路74)の間には、バイパス配管としての冷媒配管70(流路81)が接続されている。
さらに、第2熱交換器12から第2膨張弁52へ向かって延びる冷媒配管(流路77)には第3電磁弁43が設けられている。第3熱交換器13から第2膨張弁52へ向かって延びる冷媒配管70(流路79)には第4電磁弁44が設けられている。バイパス配管としての冷媒配管70(流路81)には、第2電磁弁42が設けられている。第1四方弁31と第1熱交換器11を繋ぐ冷媒配管70(流路74)には、第1電磁弁41が設けられている。
第1電磁弁41、第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44は、冷媒配管70内の流路を流れる冷媒の流れを制御する弁である。第1電磁弁41、第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44が開くことで、所定の冷媒配管70内の流路に冷媒が流れる。第1電磁弁41、第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44が閉まることで、所定の流路内の冷媒の流れが止められる。空気調和装置1では、バイパス配管としての冷媒配管70(流路81)と、第1電磁弁41および第2電磁弁42とによって、第2熱交換器12と第3熱交換器13に並列接続された第1熱交換器11を、第2熱交換器12と第3熱交換器13に直列接続させることができる。
以下、詳細に説明する。室外機3には、熱交換器群10として、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13が収容されている。第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13は互いに、サイズ、冷媒パスのパス数(PN)、フィンの配置等、物理的な構造が同じである均等な熱交換器が使用されている。
その熱交換器群10に、外気を送り込むための第1ファン21、第1モータ22、第2ファン23および第2モータ24が配置されている。また、冷媒を圧縮する圧縮機5と、液冷媒を貯留するアキュームレータ6が収容されている。
圧縮機5の吐出側には、流路71が繋がっている。圧縮機5の吸入側には、アキュームレータ6を介して流路72が繋がっている。また、室外機3と室内機2とが、流路73と流路82とによって繋がっている。
第1熱交換器11には、流路74と流路75とが繋がっている。第2熱交換器12には、流路76と流路77とが繋がっている。第3熱交換器13には、流路78と流路79とが繋がっている。
熱交換器群10を、凝縮器として動作(冷房運転)させる際には、第1熱交換器11では、冷媒は、流路74から第1熱交換器11を経て流路75を流れることになる。第2熱交換器12では、冷媒は、流路76から第2熱交換器12を経て流路77を流れることになる。第3熱交換器13では、冷媒は、流路78から第3熱交換器13を経て流路79を流れることになる。
一方、熱交換器群10を、蒸発器として動作(暖房運転)させる際には、第1熱交換器11では、冷媒は、流路75から第1熱交換器11を経て流路74を流れることになる。第2熱交換器12では、冷媒は、流路77から第2熱交換器12を経て流路76を流れることになる。第3熱交換器13では、冷媒は、流路79から第3熱交換器13を経て流路78を流れることになる。
熱交換器群10を、凝縮器として動作させる第1運転(冷房運転)の場合と、蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)の場合とで、冷媒の流れを切り換えるための、第1四方弁31、第2四方弁32および第3四方弁33が設けられている。
第1四方弁31では、冷房運転時には、流路71と流路74とが接続されるとともに、流路72と流路73とが接続される。一方、暖房運転時には、流路71と流路73とが接続されるとともに、流路72と流路74とが接続される。
第2四方弁32では、冷房運転時には、流路71と流路76とが接続されるとともに、流路72と流路73とが逆止弁55を介して接続される。一方、暖房運転時には、流路76と流路72とが接続される。第3四方弁33では、冷房運転時には、流路71と流路78とが接続される。一方、暖房運転時には、流路78と流路72とが接続される。
また、種々の運転動作に対応するために、冷媒の流れを切り換える第1電磁弁41、第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44が設けられている。さらに、冷媒の流量を調整するための第1膨張弁51および第2膨張弁52が設けられている。
第1電磁弁41は、流路74に設けられている。第2電磁弁42は、流路81に設けられている。第3電磁弁43は、流路77に設けられている。第4電磁弁44は、流路79に設けられている。第1膨張弁51は、流路75に設けられているリニア電子膨張弁である。第2膨張弁52は、流路80に設けられているリニア電子膨張弁である。流路80は、流路77および流路79と流路82とに繋がっている。流路81は、流路74と流路80とに繋がっている。実施の形態1に係る空気調和装置1は上記のように構成される。
(冷房運転 動作1)
次に、上述した空気調和装置1の動作として、熱交換器群10を凝縮器として動作させる第1運転(冷房運転)の第1動作について説明する。図2に示すように、この場合、第1電磁弁41は「閉」とされる。第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「開」とされる。第1膨張弁51は「全開」とされる。第2膨張弁52は「全閉」とされる。なお、第1四方弁31、第2四方弁32および第3四方弁33のそれぞれでは、実線はON(開)を示し、点線はOFF(閉)を示す。以下、同様である。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態である冷媒Rは、流路71を流れ、流路76と流路78とに分岐される。冷媒Rは、第2四方弁32および流路76を流れて第2熱交換器12へ送られる。冷媒Rは、第3四方弁33および流路78を流れて第3熱交換器13へ送られる。
第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、ガス状態である冷媒Rが凝縮を開始して徐々に液化が進み、液冷媒とガス冷媒との二相状態の冷媒になる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、ガス状態である冷媒Rが凝縮を開始して徐々に液化が進み、液冷媒とガス冷媒との二相状態の冷媒になる。
第2熱交換器12を流れた二相状態の冷媒Rと、第3熱交換器13を流れた二相状態の冷媒Rとは流路80を流れて合流する。合流した冷媒Rは、流路81、流路74を流れて第1熱交換器11へ送られる。第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、残っているガス冷媒がさらに液化し、冷媒Rは、最終的に単相の液冷媒(サブクール)となって第1熱交換器11を流れる。
第1熱交換器11を流れた冷媒Rは、流路75(第1膨張弁51)、流路82を流れて、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、液状態の冷媒Rは、室内の空気との間で熱交換が行われて蒸発し、低圧のガス冷媒になる。この熱交換によって、室内が冷房される。低圧のガス冷媒となった冷媒Rは、流路73、第1四方弁31または第2四方弁32、流路72を流れて圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、冷房運転させる場合、圧縮機5から吐出した冷媒は、第2熱交換器12または第3熱交換器13を並列に流れた後に合流し、その合流した冷媒が第1熱交換器11を流れることで、伝熱性能を向上させることができる。このことについて、比較例に係る空気調和装置と比べて説明する。
図3に示すように、比較例に係る空気調和装置101では、冷房運転する場合には、圧縮機(図示せず)から吐出した高温高圧のガス冷媒は、まず、室外ユニット104内に配置された第1熱交換器111に流れ込む。第1熱交換器111では、ガス冷媒は、外気との間で熱交換が行われ凝縮し、液冷媒とガス冷媒との二相状態の冷媒になる。
二相状態となった冷媒は、矢印に示すように、第1熱交換器111から第2熱交換器112へ流れ込む。第2熱交換器112では、二相状態の冷媒は、外気との間で熱交換が行われ、残っているガス冷媒がさらに液化し、第2熱交換器112の途中から単相の液冷媒(サブクール)になる。
ここで、第1熱交換器111の第1単位流路の個数と第2熱交換器112の第2単位流路の個数とは、同じ個数に設定されている。このため、第2熱交換器112の途中から単相の液冷媒となったその液冷媒の流速を上げにくくなる。その結果、液冷媒として第2熱交換器112を流れる部分における伝熱性能を向上させるのが困難になる。
また、第1単位流路の個数と第2単位流路の個数とが同じ個数である場合、二相状態で流れる冷媒の圧力損失が増大してしまう。この圧力損失を抑えようとすると、個数を増やすことになり、液冷媒(サブクール)として流れる部分の伝熱性能が悪化することになる。つまり、二相状態で流れる冷媒の圧力損失と、液冷媒(サブクール)として流れる部分の伝熱性能とは、トレードオフの関係になる。
比較例に係る空気調和装置101に対して、上述した空気調和装置1では、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13として、3つの均等な熱交換器とされており、冷媒が流れる冷媒パスのパス数は、いずれも同じパス数(PN)とされる。
冷房運転させる場合、圧縮機5から吐出した冷媒は、第2熱交換器12および第3熱交換器13を並列に流れた後に合流し、その合流した冷媒が第1熱交換器11を流れる。このとき、第2熱交換器12および第3熱交換器13を並列に流れる際の冷媒パスのパス数(2×PN)に対して、第1熱交換器11を流れる際の冷媒パスのパス数(PN)は半分になる。
これにより、最終的に単相の液冷媒(サブクール)となって第1熱交換器11を流れる際の流速が上がる。液冷媒の流速が上がることで、熱交換器群10を凝縮器として動作させる際の、伝熱性能を向上させることができる。
(暖房運転 動作1)
次に、上述した空気調和装置1の動作として、熱交換器群10を蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)の第1動作について説明する。
図4に示すように、この場合、第1電磁弁41、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「開」とされる。第2電磁弁42は「閉」とされる。第1膨張弁51および第2膨張弁52は「全開」とされる。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態である冷媒Rは、流路71および第1四方弁31を流れ、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、ガス状態である冷媒Rは、室内の空気との間で熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。この熱交換によって、室内が暖房される。液冷媒となった冷媒Rは、絞り装置(図示せず)によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になり、流路82を流れて室外機3へ送られる。
室外機3へ送られた冷媒Rは、流路80と流路75とに分岐される。流路75(第1膨張弁51)を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。流路80(第2膨張弁52)を流れた冷媒Rは、さらに、流路77と流路79とに分岐される。流路77(第3電磁弁43)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第4電磁弁44)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。
第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。
第1熱交換器11を流れガス冷媒となった冷媒Rは、流路74(第1電磁弁41)、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12を流れガス冷媒となった冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13を流れガス冷媒となった冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。
第1四方弁31を流れた冷媒Rと、第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、暖房運転させる場合、室外機3では、室内機2から送られた冷媒Rは、第1熱交換器11と第2熱交換器12と第3熱交換器13とを並列に流れる。このとき、冷媒パスのパス数は、熱交換器一つあたりのパス数PNの3倍のパス数(3×PN)になる。このため、暖房運転の場合には、冷房運転の場合に比べて、冷媒パス数が増えることになる。これにより、熱交換器群10を蒸発器として機能させる暖房運転では、冷媒の圧力損失が低減し、蒸発器としての熱交換器群10の性能を向上させることができて、暖房性能を改善することができる。
次に、室外機3に、第1四方弁31、第2四方弁32および第3四方弁33の3つの四方弁が使用されていることによる効果について説明する。
上述したように、冷房運転の第1例では、圧縮機5から吐出して分岐した高温高圧の冷媒Rが第2四方弁32および第3四方弁33を流れる。室内機2から送られた低圧の冷媒Rは、第1四方弁31および第2四方弁32を流れる。
これにより、圧縮機5から吐出した高温高圧の冷媒Rが一つの四方弁を流れる場合と比べて、高温高圧の冷媒Rの圧力損失を低減することができる。また、室内機2から送られた低圧の冷媒Rが一つの四方弁を流れる場合と比較して、低圧の冷媒Rの圧力損失を低減することができる。
一方、暖房運転の第1例では、圧縮機5から吐出した高温高圧の冷媒Rが第1四方弁31を流れる。第1熱交換器11を流れた低圧の冷媒Rが、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12を流れた低圧の冷媒Rが、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13を流れた低圧の冷媒Rが、第3四方弁33を流れる。これにより、冷媒Rが一つの四方弁を流れる場合と比較して、低圧の冷媒Rの圧力損失を低減することができる。
また、高温高圧の冷媒Rが第1四方弁31を流れて、第2四方弁32と第3四方弁33とには流れない。これにより、第2四方弁32を流れる低圧の冷媒Rが、第2四方弁32の内部において、高温高圧の冷媒Rとの間で熱交換が行われることはない。また、第3四方弁33を流れる低圧の冷媒Rが、第3四方弁33の内部において、高温高圧の冷媒Rとの間で熱交換が行われることはない。その結果、第2四方弁32および第3四方弁33の内部における熱交換損失を低減することができる。
(冷房運転 動作2)
次に、上述した空気調和装置1の熱交換器群10を凝縮器として動作させる第1運転(冷房運転)の負荷が低い場合に行われる第2動作について説明する。
たとえば、電算室サーバールームなど年間通じた冷房負荷が発生する場合がある。また、夏でも、外気温が比較的低いような場合がある。さらに、外気温が低くない場合でも、室内機の負荷が低い場合等がある。このような状況下では、冷房運転時の負荷は小さくなる。冷房運転の負荷が低い場合、圧縮機の圧縮比を保持するために、熱交換器群10等の性能を下げることが行われる。
熱交換器群10等の性能を下げる手段の一つとして、第1ファン21、第2ファン23による風量を少なくする方法がある。しかし、風量を少なくすることには限界がある。そのような場合には、熱交換器群10の一部の熱交換器を使用しない方法が採られる。
図5に示すように、この場合、第1電磁弁41および第4電磁弁44は「閉」とされる。第2電磁弁42および第3電磁弁43は「開」とされる。第1膨張弁51は「全開」とされる。第2膨張弁52は「全閉」とされる。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態の冷媒Rは、流路71、第2四方弁32、流路76を流れて第2熱交換器12へ送られる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われて凝縮する。第2熱交換器12を流れた冷媒Rは、流路77(第3電磁弁43)、流路81(第2電磁弁42)、流路74を流れて第1熱交換器11へ送られる。第1熱交換器11では、ガス状態の冷媒Rと外気との間で熱交換がさらに行われて凝縮し、冷媒Rは液冷媒になる。
第1熱交換器を流れた冷媒Rは、流路75、流路82を流れて、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、ガス状態の冷媒Rは、室内の空気と熱交換が行われて蒸発し、低圧のガス冷媒になる。この熱交換によって、室内が冷房される。低圧のガス冷媒となった冷媒Rは、流路73、第1四方弁31または第2四方弁32、流路72を流れて圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、冷房運転の負荷が低い場合には、熱交換器群10のうち、第2熱交換器12と第1熱交換器11とが使用されて、第3熱交換器13は使用されない。これにより、負荷に応じた冷房運転が行われて、圧縮機5の圧縮比を保持することができ、圧縮機5から所望の高温高圧の冷媒Rを吐出させることができる。
また、第3四方弁33では、流路71と流路78とが繋がらないように、閉じられた状態にある。これにより、高圧の冷媒Rが、第3熱交換器13へ流れ込むのを阻止することができる。その結果、第3熱交換器13において、冷媒Rが滞留するのを防止することができ、空気調和装置1として、必要な冷媒の量が不足してしまうのを防止することができる。すなわち、冷媒の寝込みを防止することができる。
(冷房運転 動作3)
ここでは、冷房運転の負荷が第2動作よりもさらに低い場合に行う第3動作について説明する。図6に示すように、この場合、第1電磁弁41は「開」とされる。第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「閉」とされる。第1膨張弁51は「全開」とされる。第2膨張弁52は「全閉」とされる。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態の冷媒Rは、流路71、第1四方弁31、流路74(第1電磁弁41)を流れて第1熱交換器11へ送られる。第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われて凝縮する。第1熱交換器11を流れた冷媒Rは、流路75(第1膨張弁51)、流路82を流れて、室内機2(図1参照)へ送られる。
室内機2では、ガス状態の冷媒Rは、室内の空気と熱交換が行われて蒸発し、低圧のガス冷媒になる。この熱交換によって、室内が冷房される。低圧のガス冷媒となった冷媒Rは、流路73、第1四方弁31または第2四方弁32、流路72を流れて圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、冷房運転の負荷がさらに低い場合には、熱交換器群10のうち、第1熱交換器11だけが使用されて、第2熱交換器12および第3熱交換器13は使用されない。これにより、より低い負荷に応じた冷房運転が行われて、圧縮機5の圧縮比を保持することができ、圧縮機5から所望の高温高圧の冷媒Rを吐出させることができる。
また、第3四方弁33では、流路71と流路78とが繋がらないように、閉じられた状態にある。これにより、高圧の冷媒Rが、第3熱交換器13へ流れ込むのを阻止することができる。第2四方弁32では、流路71と流路76とが繋がらないように、閉じられた状態にある。これにより、高圧の冷媒Rが、第2熱交換器12へ流れ込むのを阻止することができる。これらの結果、第3熱交換器13および第2熱交換器12において、冷媒Rが滞留するのを防止することができ、空気調和装置1として、必要な冷媒の量が不足してしまうのを防止することができる。すなわち、冷媒の寝込みを防止することができる。
なお、熱交換器群10等の性能を風量を下げることによって落としている場合に、たとえば、強風が吹いてきたような場合には、逆に風量が上がってしまうことがある。そのような場合には、熱交換器群の性能が上がってしまい、所望の圧縮比が得られないことが想定される。上述した空気調和装置の熱交換器群10では、第1熱交換器11〜第3熱交換器13の3つの熱交換器に分割されていることで、熱交換器群の性能が上がってしまうのを最小限に抑えることができる。
(暖房運転 動作2)
次に、上述した空気調和装置1の動作として、熱交換器群10を蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)の第2動作について説明する。
空気調和装置を運転させる場合、効率的な運転を行うために、第1熱交換器等の各熱交換器を流れた冷媒の温度を同じ乾き度にするか、または、スーパーヒートにすることが求められる。
アキュームレータ6内に液状態の冷媒Rが滞留していない場合には、一般的に、蒸発器として機能する熱交換器群の冷媒の出口は乾いた状態にある。このような場合には、第1熱交換器11〜第3熱交換器13をそれぞれ流れた冷媒の温度が同じ温度になるように、第1膨張弁51の開度と第2膨張弁52の開度とが調整される。
図7に示すように、この場合、第1電磁弁41、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「開」とされる。第2電磁弁42は「閉」とされる。第1膨張弁51および第2膨張弁52では、開度が調整される。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態の冷媒Rは、流路71、第1四方弁31、流路73を流れ、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、ガス状態の冷媒Rは、室内の空気との間で熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。この熱交換によって、室内が暖房される。液冷媒となった冷媒Rは、絞り装置(図示せず)によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になり、流路82を流れて室外機3へ送られる。
室外機3へ送られた冷媒Rは、流路75と流路80とに分岐される。このとき、流路75を流れる冷媒Rの流量は、第1膨張弁51の開度によって決定される。流路80を流れる冷媒Rの流量は、第2膨張弁52の開度によって決定される。それぞれの開度については、後述する。
流路75(第1膨張弁51)を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。流路80(第2膨張弁52)を流れた冷媒Rは、さらに、流路77と流路79とに分岐される。流路77(第3電磁弁43)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第4電磁弁44)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。
第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。
第1熱交換器11を流れた冷媒Rは、流路74(第1電磁弁41)、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12を流れた冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13を流れた冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。
冷媒Rが第1四方弁31を流れた後、測定点P1において、冷媒Rの温度(温度T1)が測定される。冷媒Rが第2四方弁32を流れた後、測定点P2において、冷媒Rの温度(温度T2)が測定される。冷媒Rが第3四方弁33を流れた後、測定点P3において、冷媒Rの温度(温度T3)が測定される。
空気調和装置1では、測定された温度T1と圧縮機5の低圧側圧力Ps(アキュームレータACCの近傍)の飽和温度Tsとの温度差、温度T2と低圧側圧力Psの飽和温度Tsとの温度差および温度T3と低圧側圧力Psの飽和温度Tsとの温度差が同じ温度になるように、第1膨張弁51の開度と第2膨張弁52の開度とが調整される。
第1四方弁31を流れた冷媒Rと、第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13のそれぞれを流れた冷媒の温度が同じ温度になるように、第1膨張弁51の開度と、第2膨張弁52の開度が調整される。これにより、熱交換器群10の蒸発器としての性能を向上させることができる。
ここで、アキュームレータ6内に冷媒(液冷媒)が滞留していない場合、すなわち、室外機3の熱交換器群10の出口がスーパーヒートの状態である場合に、第1膨張弁51の開度を、第2膨張弁52の開度を同じ開度に設定した場合を想定する。
その場合には、第1熱交換器11には、室外機3へ送られる冷媒量の50%の冷媒が流れることになる。第2熱交換器12には、室外機3へ送られる冷媒量の25%の冷媒が流れることになる。第3熱交換器13には、室外機3へ送られる冷媒量の25%の冷媒が流れることになる。
そうすると、第2熱交換器12を流れた冷媒と、第3熱交換器13を流れた冷媒は、同じスーパーヒートの状態で送り出されるものの、第1熱交換器11を流れた冷媒は、それらよりもスーパーヒートが小さい状態、さらには、液冷媒を含んだ湿った状態で送り出されるという好ましくない状況が発生することが想定される。
上述した空気調和装置1では、アキュームレータ6内に液状態の冷媒Rが滞留していない場合には、第1膨張弁51の開度、第2膨張弁52の開度を、それぞれのスーパーヒートの値が一定になるように調整することにより、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13のそれぞれには、室外機3へ送られる冷媒量の33%(1/3)の冷媒Rが流れることになる。
その結果、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13のそれぞれを流れた冷媒Rを、同じ乾燥した状態で送り出すことができ、熱交換器群10の蒸発器としての性能を向上させることができる。また、アキュームレータ6内に冷媒(液冷媒)が滞留している場合には、熱交換器群10の出口のスーパーヒートが付きにくいので、第1膨張弁51の開度を第2膨張弁52の開度のCv値(容量係数)の半分程度に調整することで、アキュームレータ6内に冷媒(液冷媒)が滞留していない場合と同じ効果を得ることができる。
なお、上述した空気調和装置1では、測定点P2における冷媒Rの温度と、測定点P3における冷媒Rの温度とを測定する場合について説明したが、測定点P2および測定点P3のいずれか一方の温度を測定するようにしてもよい。
(暖房運転 動作3)
次に、上述した空気調和装置1に複数の室外ユニットを備えた場合、熱交換器群10を蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)の第3動作について説明する。
空気調和装置には、たとえば、ビル用マルチエアコンなど、室外機として複数の室外ユニットを備えた空気調和装置がある。ここでは、そのような複数の室外ユニットを備えた空気調和装置を例に挙げる。
図8では、室外機3の室外ユニット4として、第1室外ユニット4aと第2室外ユニット4bとを少なくとも備えた空気調和装置1を示す。第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれは、図1に示す室外ユニット4と同じ構成とされる。このため、同一部材には同一符号を付し、必要である場合を除きその説明を繰り返さないこととする。
なお、第1室外ユニット4aの熱交換器群10を第1熱交換器群とし、第2室外ユニット4bの熱交換器群10を第2熱交換器群とする。第1室外ユニット4aに設けられたアキュームレータを第1アキュームレータとし、第2室外ユニット4bに設けられたアキュームレータを第2アキュームレータとする。
また、熱交換器群10を蒸発器として動作させる場合の第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれにおける冷媒の流れは、基本的に図4について説明した冷媒の流れと同じ流れになる。このため、その冷媒の流れについては、簡単に説明する。
第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれの圧縮機5から吐出した高温高圧の冷媒Rは、流路71、流路73を流れて流路90に合流する。合流した冷媒Rは、室内機2へ送られて、室内の空気との間で熱交換が行われた後、流路91を流れる。流路91を流れる間に、冷媒Rは分岐され、第1室外ユニット4aの流路82または第2室外ユニット4bの流路82を流れる。
第1室外ユニット4aでは、流路82を流れる冷媒Rは、流路75と流路80とに分岐される。このとき、流路75を流れる冷媒Rの流量は、第1膨張弁51の開度によって決定される。流路80を流れる冷媒Rの流量は、第2膨張弁52の開度によって決定される。それぞれの開度については、後述する。
流路75(第1膨張弁51)を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。流路80(第2膨張弁52)を流れた冷媒Rは、流路77と流路79とに分岐される。流路77(第3電磁弁43)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第4電磁弁44)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。
第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第1熱交換器11で熱交換が行われた冷媒Rは、流路74(第1電磁弁41)、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12で熱交換が行われた冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13で熱交換が行われた冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。
第1四方弁31を流れた冷媒Rと、第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、第1室外ユニット4aでは、この動作が繰り返されることになる。
一方、第2室外ユニット4bでは、流路82を流れる冷媒Rは、流路75と流路80とに分岐される。このとき、流路75を流れる冷媒Rの流量は、第1膨張弁51の開度によって決定される。流路80を流れる冷媒Rの流量は、第2膨張弁52の開度によって決定される。それぞれの開度については、後述する。
流路75(第1膨張弁51)を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。流路80(第2膨張弁52)を流れた冷媒Rは、流路77と流路79とに分岐される。流路77(第3電磁弁43)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第4電磁弁44)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。
第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第1熱交換器11で熱交換が行われた冷媒Rは、流路74(第1電磁弁41)、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12で熱交換が行われた冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13で熱交換が行われた冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。
第1四方弁31を流れた冷媒Rと、第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、第2室外ユニット4bでは、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1の第1室外ユニット4aと第2室外ユニット4bとのそれぞれでは、圧縮機5の吸入側にアキュームレータ6が接続されている。熱交換器群10を蒸発器として運転(暖房運転)させている場合、通常、アキュームレータ6には、液冷媒が溜まっている。
上述したように、暖房運転時では、室内機2を流れた冷媒は、分岐されて、第1室外ユニット4aまたは第2室外ユニット4bへ送られる。第1室外ユニット4aでは、熱交換器群10を流れた後、アキュームレータ6を経て圧縮機5の吸入側へ送られる。また、第2室外ユニット4bでも、熱交換器群10を流れた後、アキュームレータ6を経て圧縮機5の吸入側へ送られる。
第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのように、複数の室外ユニット4を配置させている場合には、室内機2を流れた冷媒が分岐される位置によって、分岐される冷媒の圧力が異なることがある。このため、流路91から分岐して第1室外ユニット4aへ送られる冷媒Rの量と、流路91から分岐して第2室外ユニット4bへ送られる冷媒Rの量とが異なることがある。すなわち、第1室外ユニット4aと第2室外ユニット4bとへ、冷媒Rを均等に分配できないことがある。
このとき、たとえば、第1室外ユニット4aへ送られる冷媒Rの量が相対的に多いとすると、第1室外ユニット4aのアキュームレータ6の液冷媒の量が増えて満液になり、液冷媒が圧縮機5へ流れ込んでしまい、圧縮機5を損傷させるおそれがあることが想定される。
上述した空気調和装置1では、第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれに配置されているアキュームレータ6の液冷媒の量が同じ量になるように、たとえば、アキュームレータ6内に液面検知器を挿入し液面高さが一定になるように、または、圧縮機5の吐出スーパーヒートが同じ値になるように、第1室外ユニット4aへ送られる冷媒Rの量と、第2室外ユニット4bへ送られる冷媒Rの量とが調整される。
すなわち、それぞれ分岐される冷媒Rの量が同じ量になるように、第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれの第1膨張弁51の開度と第2膨張弁52の開度とが調整される。
第1室外ユニット4aおよび第2室外ユニット4bのそれぞれへ送られる冷媒Rの量が同じ量になることで、アキュームレータ6の液冷媒の量が同じ量になり、圧縮機5が損傷してしまう等の不具合を阻止することができる。
実施の形態2.
(構成)
実施の形態2に係る空気調和装置について説明する。図9に示すように、空気調和装置1では、冷媒を3つに分岐させる3分岐分配器61が設けられている。その3分岐分配器61に、第1熱交換器11に繋がっている流路75と、第2熱交換器12に繋がっている流路77と、第3熱交換器13に繋がっている流路79とが接続されているとともに、室内機2に繋がっている流路82が接続されている。
図10に示すように、3分岐分配器61では、中空管62の一端側に、円周上に等距離をもって、3つの開口部63a、63b、63cが形成されている。開口部63a、63b、63cのそれぞれは、中空管62の中空部分に連通する。たとえば、開口部63aに流路75が接続される。開口部63bに流路77が接続される。開口部63cに流路79が接続される。中空管62の他端側に、流路82が接続される。
また、流路75には、第1膨張弁51が設けられている。流路77には、第2膨張弁52が設けられている。流路79には、第3膨張弁53が設けられている。流路81は、流路77と流路79とに繋がっている。なお、これ以外の構成については、図1に示す空気調和装置1と同様なので、同一部材には同一符号を付し、必要である場合除きその説明を繰り返さないこととする。
(暖房運転 動作1)
次に、実施の形態2に係る空気調和装置1の動作として、熱交換器群10を蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)について説明する。
図11に示すように、この場合、第1電磁弁41、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「開」とされる。第2電磁弁42は「閉」とされる。第1膨張弁51、第2膨張弁52および第3膨張弁53の開度は、特に調整されない。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態の冷媒Rは、流路71、第1四方弁31、流路73を流れ、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、冷媒Rは、室内の空気との間で熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。この熱交換によって、室内が暖房される。液冷媒となった冷媒Rは、絞り装置(図示せず)によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になり、流路82を流れて室外機3へ送られる。
室外機3では、流路82を流れた冷媒Rは、3分岐分配器61によって、流路75と流路77と流路79との3等分に分岐される。流路75(第1膨張弁51)を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。流路77(第2膨張弁52)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第3膨張弁53)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。
第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われ、二相状態の冷媒Rは、蒸発してガス冷媒となる。
第1熱交換器11を流れた冷媒Rは、流路74(第1電磁弁41)、第1四方弁31を流れる。第2熱交換器12を流れた冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13を流れた冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。
第1四方弁31を流れた冷媒Rと、第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、室内機2から送られる冷媒Rが、3分岐分配器61によって、流路75と流路77と流路79との3つに等分に分岐される。これにより、第1膨張弁51、第2膨張弁52および第3膨張弁53の開度を調整することなく、第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13のそれぞれに、同じ量の冷媒を送り込むことができる。その結果、冷媒を効率よく蒸発させることができ、蒸発器としての熱交換器群10の蒸発性能を向上させることができる。
(暖房運転 動作2)
ここでは、熱交換器群10を蒸発器として動作させる第2運転(暖房運転)の負荷が低い場合に行われる第2動作について説明する。具体的に低負荷の暖房運転とは、外気の温度が比較的高い場合の暖房運転であり、圧縮機周波数が低いときである。
図12に示すように、この場合、第1電磁弁41は「閉」とされる。第2電磁弁42、第3電磁弁43および第4電磁弁44は「開」とされる。第1膨張弁51の開度は「全開」とされる。第2膨張弁52および第3膨張弁53の開度は「全閉」とされる。
圧縮機5から吐出した高温高圧のガス状態の冷媒Rは、流路71、第1四方弁31、流路73を流れ、室内機2(図1参照)へ送られる。室内機2では、冷媒Rは、室内の空気と熱交換が行われて凝縮し、高圧の液冷媒になる。この熱交換によって、室内が暖房される。液冷媒となった冷媒Rは、絞り装置(図示せず)によって低圧のガス冷媒と液冷媒との二相状態の冷媒になり、流路82を流れて室外機3へ送られる。
室外機3では、流路82を流れた冷媒Rは、3分岐分配器61と第1膨張弁51を流れて、流路75のみへ流れ込む。流路75を流れた冷媒Rは、第1熱交換器11へ送られる。第1熱交換器11では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第1熱交換器11を流れた冷媒Rは、流路74、流路81(第2電磁弁42)を流れ、流路77と流路79との2つに分岐される。
流路77(第3電磁弁43)を流れた冷媒Rは、第2熱交換器12へ送られる。流路79(第4電磁弁44)を流れた冷媒Rは、第3熱交換器13へ送られる。第2熱交換器12では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。第3熱交換器13では、冷媒Rと外気との間で熱交換が行われる。
第2熱交換器12において熱交換が行われた冷媒Rは、流路76、第2四方弁32を流れる。第3熱交換器13において熱交換が行われた冷媒Rは、流路78、第3四方弁33を流れる。第2四方弁32を流れた冷媒Rと、第3四方弁33を流れた冷媒Rとは、合流して流路72を流れる。流路72を流れる冷媒Rは、アキュームレータ6を介して圧縮機5に送り込まれ、再び圧縮される。以下、この動作が繰り返されることになる。
上述した空気調和装置1では、室内機2から送られる冷媒Rが、第1熱交換器11を流れた後、2つに分岐されて、一方の冷媒が、第2熱交換器12を流れ、他方の冷媒が第3熱交換器13を流れる。このとき、冷媒Rの流れる冷媒パスのパス数が、パス数PNから2倍のパス数2PNになる。これにより、冷媒Rの流速を下げることができる。
ここで、乾き度に対する圧力損失の特性について説明する。一般的に、乾き度が大きくなるにつれて圧力損失が大きくなる。空気調和装置1では、第1熱交換器11には乾き度が0.2程度の二相冷媒が流れた後に、2分岐された流速が下がった冷媒が第2熱交換器、第3熱交換器に流れるため、圧力損失の増大を抑制することが可能となる。
なお、上述した各実施の形態では、熱交換器群10の熱交換器として、3つの均等な第1熱交換器11、第2熱交換器12および第3熱交換器13を例に挙げて説明したが、必ずしも、均等である必要はなく、サイズ、冷媒パスのパス数等の物理的な構造が異なる熱交換器が含まれていてもよい。
また、上述した各実施の形態では、熱交換器群10の熱交換器として、3つ熱交換器を例に挙げて説明したが、必ずしも、3つである必要はなく、複数(第3の個数)の熱交換器を直列に接続させた場合に、始めに冷媒が流れる並列接続された熱交換器の個数(第1の個数)よりも、その後に冷媒が流れる熱交換器の個数(第2の個数)が少なければ同様の効果が得られる。なお、第1の個数、第2の個数、第3の個数は自然数であり、第3の個数は、第1の個数と第2の個数との和である。
各実施の形態において説明した空気調和装置については、必要に応じて種々組み合わせることが可能である。また、各実施の形態は空気調和装置だけでなく、冷蔵庫、冷凍庫などの冷凍サイクルを備える冷凍サイクル装置に適用可能である。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数の熱交換器を含む熱交換器群を備えた冷凍サイクル装置と、そのような冷凍サイクル装置を備えた空気調和装置とに有効に利用される。
1 空気調和装置、2 室内機、3 室外機、4 室外ユニット、4a 第1室外ユニット、4b 第2室外ユニット、5 圧縮機、6 アキュームレータ、10 熱交換器群、11 第1熱交換器、12 第2熱交換器、13 第3熱交換器、21 第1ファン、22 第1モータ、23 第2ファン、24 第2モータ、31 第1四方弁、32 第2四方弁、33 第3四方弁、41 第1電磁弁、42 第2電磁弁、43 第3電磁弁、44 第4電磁弁、51 第1膨張弁、52 第2膨張弁、53 第3膨張弁、55 逆止弁、61 3分岐分配器、62 中空管、63a、63b、63c 開口部、70 冷媒配管、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、90、91 流路、R 冷媒。

Claims (11)

  1. 第1熱交換器、第2熱交換器および第3熱交換器を含む熱交換器群を備えた室外機と、前記熱交換器群を配管により接続した冷媒回路を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れた後前記第1熱交換器を流れ、
    前記熱交換器群を蒸発器として動作させる第2運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第1熱交換器、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れ、
    前記第1運転の場合、前記第1運転の負荷に応じて、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器のいずれかを停止させるか、または、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器の双方の運転を停止させ、
    前記冷媒回路には、前記第1運転と前記第2運転とを切り換えるための第1四方弁、第2四方弁および第3四方弁が設けられ、
    前記冷媒回路には、前記第1運転の負荷に応じて、冷媒の流れを切り換える第1電磁弁、第2電磁弁、第3電磁弁および第4電磁弁が設けられ
    前記冷媒回路では、圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁と、前記熱交換器群と、第1膨張弁および第2膨張弁と、室内熱交換器とが順に前記配管によって接続されており、
    前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁が直列に接続され、
    前記第2四方弁および前記第2熱交換器が直列に接続され、
    前記第3四方弁および前記第3熱交換器が直列に接続され、
    直列に接続された前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁と、
    直列に接続された前記第2四方弁および前記第2熱交換器と、
    直列に接続された前記第3四方弁および前記第3熱交換器と
    が、並列に接続され、
    前記第1膨張弁と前記第2膨張弁とは並列に接続され、
    前記配管は、
    前記圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁のそれぞれとを繋ぐ第1流路と、
    前記第1熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第2流路と、
    前記第1熱交換器に繋がる第3流路と、
    前記第2熱交換器と前記第2四方弁とを繋ぐ第4流路と、
    前記第2熱交換器に繋がる第5流路と、
    前記第3熱交換器と前記第3四方弁とを繋ぐ第6流路と、
    前記第3熱交換器に繋がる第7流路と、
    前記第5流路と前記第7流路とに繋がる第8流路と、
    前記第5流路および前記第7流路と前記第2流路と繋ぐ第9流路と、
    前記第8流路および前記第3流路と前記室内熱交換器とを繋ぐ第10流路と、
    前記室内熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第11流路と
    を含み、
    前記第2流路に前記第1電磁弁が設けられ、
    前記第9流路に前記第2電磁弁が設けられ、
    前記第5流路に前記第3電磁弁が設けられ、
    前記第7流路に前記第4電磁弁が設けられ、
    前記第1運転の場合において、前記第1運転の負荷に応じて、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器のいずれかを停止させる場合には、
    前記第1電磁弁および前記第4電磁弁は閉じられ、
    前記第2電磁弁および前記第3電磁弁は開けられ、
    前記圧縮機から吐出して前記第1流路を流れた冷媒は、
    前記第2四方弁、前記第4流路、前記第2熱交換器、前記第5流路、前記第9流路、前記第2流路、前記第1熱交換器および前記第3流路を流れ、
    前記第1運転の場合において、前記第1運転の負荷に応じて、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器の双方の運転を停止させる場合には、
    前記第1電磁弁は開けられ、
    前記第2電磁弁、前記第3電磁弁および前記第4電磁弁は閉じられ、
    前記圧縮機から吐出して前記第1流路を流れた冷媒は、
    前記第1四方弁、前記第2流路、前記第1熱交換器および前記第3流路を流れる、冷凍サイクル装置。
  2. 第1熱交換器、第2熱交換器および第3熱交換器を含む熱交換器群を備えた室外機と、前記熱交換器群を配管により接続した冷媒回路を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れた後前記第1熱交換器を流れ、
    前記熱交換器群を蒸発器として動作させる第2運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第1熱交換器、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れ、
    前記第2運転の場合、
    前記第1熱交換器へ流れる冷媒の量を調整する第1膨張弁と、
    前記第2熱交換器および前記第3熱交換器へ流れる冷媒の量を調整する第2膨張弁を備え、
    前記冷媒回路には、前記第1運転と前記第2運転とを切り換えるための第1四方弁、第2四方弁および第3四方弁が設けられ
    前記冷媒回路では、圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁と、前記熱交換器群と、前記第1膨張弁および前記第2膨張弁と、室内熱交換器とが順に前記配管によって接続されており、
    前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁が直列に接続され、
    前記第2四方弁および前記第2熱交換器が直列に接続され、
    前記第3四方弁および前記第3熱交換器が直列に接続され、
    直列に接続された前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁と、
    直列に接続された前記第2四方弁および前記第2熱交換器と、
    直列に接続された前記第3四方弁および前記第3熱交換器と
    が、並列に接続され、
    前記第1膨張弁と前記第2膨張弁とは並列に接続され、
    前記配管は、
    前記圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁のそれぞれとを繋ぐ第1流路と、
    前記第1熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第2流路と、
    前記第1熱交換器に繋がる第3流路と、
    前記第2熱交換器と前記第2四方弁とを繋ぐ第4流路と、
    前記第2熱交換器に繋がる第5流路と、
    前記第3熱交換器と前記第3四方弁とを繋ぐ第6流路と、
    前記第3熱交換器に繋がる第7流路と、
    前記第5流路と前記第7流路とに繋がる第8流路と、
    前記第5流路および前記第7流路と前記第2流路と繋ぐ第9流路と、
    前記第8流路および前記第3流路と前記室内熱交換器とを繋ぐ第10流路と、
    前記室内熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第11流路と
    を含み、
    前記第2流路に第1電磁弁が設けられ、
    前記第9流路に第2電磁弁が設けられ、
    前記第5流路に第3電磁弁が設けられ、
    前記第7流路に第4電磁弁が設けられ、
    前記第2運転では、
    前記第1電磁弁、前記第3電磁弁および前記第4電磁弁は開けられ、
    前記第2電磁弁は閉じられ、
    前記圧縮機から吐出して前記第1流路を流れた冷媒は、
    前記第1四方弁、前記第11流路、前記室内熱交換器および前記第10流路を流れた後、
    前記第1膨張弁および前記第3流路と、
    前記第2膨張弁および前記第8流路と
    を並列に流れ、
    前記第3流路を流れる冷媒は、前記第1熱交換器、前記第2流路および前記第1四方弁を流れ、
    前記第8流路を流れる冷媒は、
    前記第5流路、前記第2熱交換器、前記第4流路および前記第2四方弁と、
    前記第7流路、前記第3熱交換器、前記第6流路および前記第3四方弁と
    を並列に流れる、冷凍サイクル装置。
  3. 前記第1熱交換器を流れた冷媒の温度と前記第2熱交換器を流れた冷媒の温度と前記第3熱交換器を流れた冷媒の温度が等しい、請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記室外機は圧縮機を含み、
    前記第2運転の場合、
    前記第1熱交換器を流れた後の前記冷媒の温度と前記圧縮機の吸入側の圧力における飽和温度との第1温度差と、前記第2熱交換器を流れた後の前記冷媒の温度と前記飽和温度との第2温度差と、前記第3熱交換器を流れた後の前記冷媒の温度と前記飽和温度との第3温度差とが同じ温度差である、請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記室外機は、
    第1ユニットと、
    第2ユニットと
    を含み、
    前記第1ユニットは、前記熱交換器群としての前記第1熱交換器、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を含む第1熱交換器群を有し、
    前記第2ユニットは、第1熱交換器、第2熱交換器および第3熱交換器を含む第2熱交換器群を有し、
    前記第2ユニットにおいては、
    前記第2運転の場合、前記第2熱交換器群における前記第1熱交換器と前記第2熱交換器群における前記第2熱交換器と前記第2熱交換器群における前記第3熱交換器とが並列に接続され、
    前記第2熱交換器群の前記第1熱交換器へ流れ込む前記冷媒の量を調整する第1膨張弁と、
    前記第2熱交換器群の前記第2熱交換器および前記第2熱交換器群の前記第3熱交換器へ流れ込む前記冷媒の量を調整する第2膨張弁と
    を有する、請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記第1ユニットは、前記第1熱交換器群に接続され前記冷媒を貯留させる第1アキュームレータを含み、
    前記第2ユニットは、前記第2熱交換器群に接続され前記冷媒を貯留させる第2アキュームレータを含み、
    前記第1熱交換器群から前記第1アキュームレータへ流れる前記冷媒の量と、前記第2熱交換器群から前記第2アキュームレータへ流れる前記冷媒の量が同じである、請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 第1熱交換器、第2熱交換器および第3熱交換器を含む熱交換器群を備えた室外機と、前記熱交換器群を配管により接続した冷媒回路を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れた後前記第1熱交換器を流れ、
    前記熱交換器群を蒸発器として動作させる第2運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第1熱交換器、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れ、
    前記第1運転は、前記第1運転の負荷が高い場合に行う第1動作と、前記第1動作を行う場合よりも前記第1運転の負荷が低い場合に行う第2動作を含み、
    前記第2動作では、
    前記熱交換器群へ送られる前記冷媒は前記第3熱交換器へは流れこまず、前記第2熱交換器を流れた後、前記第1熱交換器を流れ、
    前記冷媒回路には、前記第1運転と前記第2運転とを切り換えるための第1四方弁、第2四方弁および第3四方弁が設けられ、
    前記冷媒回路には、前記第1運転の負荷に応じて、冷媒の流れを切り換える第1電磁弁、第2電磁弁、第3電磁弁および第4電磁弁が設けられ
    前記冷媒回路では、圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁と、前記熱交換器群と、第1膨張弁および第2膨張弁と、室内熱交換器とが順に前記配管によって接続されており、
    前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁が直列に接続され、
    前記第2四方弁および前記第2熱交換器が直列に接続され、
    前記第3四方弁および前記第3熱交換器が直列に接続され、
    直列に接続された前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁と、
    直列に接続された前記第2四方弁および前記第2熱交換器と、
    直列に接続された前記第3四方弁および前記第3熱交換器と
    が、並列に接続され、
    前記第1膨張弁と前記第2膨張弁とは並列に接続され、
    前記配管は、
    前記圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁のそれぞれとを繋ぐ第1流路と、
    前記第1熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第2流路と、
    前記第1熱交換器に繋がる第3流路と、
    前記第2熱交換器と前記第2四方弁とを繋ぐ第4流路と、
    前記第2熱交換器に繋がる第5流路と、
    前記第3熱交換器と前記第3四方弁とを繋ぐ第6流路と、
    前記第3熱交換器に繋がる第7流路と、
    前記第5流路と前記第7流路とに繋がる第8流路と、
    前記第5流路および前記第7流路と前記第2流路と繋ぐ第9流路と、
    前記第8流路および前記第3流路と前記室内熱交換器とを繋ぐ第10流路と、
    前記室内熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第11流路と
    を含み、
    前記第2流路に前記第1電磁弁が設けられ、
    前記第9流路に前記第2電磁弁が設けられ、
    前記第5流路に前記第3電磁弁が設けられ、
    前記第7流路に前記第4電磁弁が設けられ、
    前記第1運転における前記第2動作では、
    前記第1電磁弁および前記第4電磁弁は閉じられ、
    前記第2電磁弁および前記第3電磁弁は開けられ、
    前記圧縮機から吐出して前記第1流路を流れた冷媒は、前記第2四方弁、前記第4流路、前記第2熱交換器、前記第5流路、前記第9流路、前記第2流路、前記第1熱交換器および前記第3流路を流れる、冷凍サイクル装置。
  8. 前記第1運転は、前記第2動作を行う場合よりも前記第1運転の負荷がさら低い場合に行う第3動作を含み、
    前記第3動作では、前記熱交換器群へ送られる前記冷媒は、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器へ流れこまず、前記第1熱交換器を流れる、請求項7記載の冷凍サイクル装置。
  9. 第1熱交換器、第2熱交換器および第3熱交換器を含む熱交換器群を備えた室外機と、前記熱交換器群を配管により接続した冷媒回路を備えた冷凍サイクル装置であって、
    前記熱交換器群を凝縮器として動作させる第1運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れた後前記第1熱交換器を流れ、
    前記熱交換器群を蒸発器として動作させる第2運転の場合、
    前記配管内を流れる冷媒は、並列に接続された前記第1熱交換器、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れ、
    前記第2運転の場合、
    前記第1熱交換器へ流れる前記冷媒の量を調整する第1膨張弁と、
    前記第2熱交換器へ流れる前記冷媒の量を調整する第2膨張弁と、
    前記第3熱交換器へ流れる前記冷媒の量を調整する第3膨張弁と
    を備え、
    前記冷媒回路には、前記第1運転と前記第2運転とを切り換えるための第1四方弁、第2四方弁および第3四方弁が設けられ
    前記冷媒回路では、圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁と、前記熱交換器群と、前記第1膨張弁、前記第2膨張弁および前記第3膨張弁と、3分岐分配器と、室内熱交換器とが順に前記配管によって接続されており、
    前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁が直列に接続され、
    前記第2四方弁および前記第2熱交換器が直列に接続され、
    前記第3四方弁および前記第3熱交換器が直列に接続され、
    直列に接続された前記第1四方弁、前記第1熱交換器および前記第1膨張弁と、
    直列に接続された前記第2四方弁および前記第2熱交換器と、
    直列に接続された前記第3四方弁および前記第3熱交換器と
    が、並列に接続され、
    前記第1膨張弁と前記第2膨張弁と前記第3膨張弁とは、並列に接続され、
    前記配管は、
    前記圧縮機と、前記第1四方弁、前記第2四方弁および前記第3四方弁のそれぞれとを繋ぐ第1流路と、
    前記第1熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第2流路と、
    前記第1熱交換器に繋がる第3流路と、
    前記第2熱交換器と前記第2四方弁とを繋ぐ第4流路と、
    前記第2熱交換器に繋がる第5流路と、
    前記第3熱交換器と前記第3四方弁とを繋ぐ第6流路と、
    前記第3熱交換器に繋がる第7流路と、
    前記第5流路と前記第7流路とに繋がる第8流路と、
    前記第5流路および前記第7流路と前記第2流路と繋ぐ第9流路と、
    前記第8流路および前記第3流路と前記室内熱交換器とを繋ぐ第10流路と、
    前記室内熱交換器と前記第1四方弁とを繋ぐ第11流路と
    を含み、
    前記第2流路に第1電磁弁が設けられ、
    前記第9流路に第2電磁弁が設けられ、
    前記第5流路に第3電磁弁が設けられ、
    前記第7流路に第4電磁弁が設けられ、
    前記3分岐分配器に、前記第3流路、前記第5流路および前記第7流路とが接続されているとともに、前記第10流路が接続され、
    前記第3流路に前記第1膨張弁が設けられ、
    前記第5流路に前記第2膨張弁が設けられ、
    前記第7流路に前記第3膨張弁が設けられ、
    前記第2運転は、第1動作を含み、
    前記第1動作では、
    前記第1電磁弁、前記第3電磁弁および前記第4電磁弁は開けられ、
    前記第2電磁弁は閉じられ、
    前記圧縮機から吐出して前記第1流路を流れた冷媒は、
    前記第1四方弁、前記第11流路、前記室内熱交換器および前記第10流路を流れた後、
    前記3分岐分配器を経て、前記第3流路と前記第5流路と前記第7流路とを並列に流れ、
    前記第3流路を流れる冷媒は、前記第1熱交換器、前記第2流路および前記第1四方弁を流れ、
    前記第5流路を流れる冷媒は、前記第2熱交換器、前記第4流路および前記第2四方弁を流れ、
    前記第7流路を流れる冷媒は、前記第3熱交換器、前記第6流路および前記第3四方弁を流れる、冷凍サイクル装置。
  10. 前記第2運転において、
    前記第1動作よりも低負荷の第2動作の場合、前記配管内を流れる前記冷媒は、前記第1熱交換器を流れた後、並列に接続された前記第2熱交換器および前記第3熱交換器を流れる、請求項9記載の冷凍サイクル装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置を備えた、空気調和装置。
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