JP6887847B2 - ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン - Google Patents
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特に、キャップを有さない出没式ボールペンにおいては、ペン先下向き状態で保管した際にインキ滴がペン先先端に溜まる、所謂、垂れ下がりを生じ易いため、内蔵するインキの粘度を高く調整することや、各種添加剤を用いることで抑制している(例えば、特許文献1乃至2参照)。
これに対して、前記筆記性能を満足するために低粘度インキとする試みが成されているが、この場合、筆記時に紙繊維等がボールと小口の間に挟みこんだり、ボール押圧状態で陳列したり、落下等によりチップ先端が傷付いたり変形することでインキ流通路が広がってしまった際に、インキが垂れ下がりを生じたり、更に悪化してボタ落ちを生じることがある。そのため、インキ中に添加剤を配合することが有用であり、特許文献2では、染料インキ中にιカラギーナンを添加することで、前記不具合を解消している。
しかしながら、ιカラギーナンが垂れ下がり抑制剤として作用するためには染料由来のイオン性物質が必要であるため、着色剤の使用に制限が生じるものであった。また、高温雰囲気下で軟化してしまうため、夏場の車内等に長時間放置してしまうと垂れ下がりやボタ落ちを生じることがあった。
更に、使用時や保管時にペン先のインキ流通路が広がってしまった場合であっても、インキ粘度に左右されることなく、高温保管時においてもインキの垂れ下がりを効果的に抑制することができるとともに、筆記不良を生じることなく優れた筆記性能を長期に亘って発現できるものである。
更に、前記インキ組成物の粘度が、1〜20mPa・sの範囲にあることを要件とする。
更には、前記いずれかのボールペン用水性インキ組成物を内蔵したボールペンを要件とし、前記ボールペンが出没式形態であることを要件とする。
尚、前記エマルジョンを単独で用いた場合には、垂れ下がり防止の性能は得られるが、乾燥皮膜が強すぎるために再筆記時のボール回転に大きな負荷が必要となり、書き出し筆記時にカスレが生じ易くなる。また、グアーガム分解物を単独で用いた場合には、再筆記には影響しないが、十分な垂れ下がり防止性能を得ることができない。
前記エマルジョンを構成するアクリル酸系重合物としては、スチレン−アクリル酸共重合体が好適に用いられ、例えば、スチレン−アクリル酸共重合体、アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体等が挙げられる。
また、スチレン−アクリル共重合体を構成するアクリル系モノマーとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−アクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル等が挙げられる。
0.5質量%未満では所望の垂れ下がり防止効果が得られ難く、5.0質量%を超える量を添加しても効果の向上を発現できないため、それ以上の添加を必要としない。
ガラクトマンナンの基本構造はD−マンノースがβ−1,4結合したマンナンを主鎖とし、これにD−ガラクトースが側鎖としてα−1,6結合した難消化性の高分子多糖類であり、ガラクトースとマンノースが1:2の比率で均一に存在するものがグアーガムである。グアーガムの平均分子量は30万程と大きいのに対し、グアーガム分解物では小さくなるため、経時や高温状態であっても、ペン先に形成された皮膜中で硬化することなく存在でき、被膜を適度な硬度で保持できるものと推測される。
0.5質量%未満では所望の再筆記性が得られ難く、10質量%を超える量を添加しても性能の向上を発現できないため、それ以上の添加を必要としない。
前記染料としては、酸性染料、塩基性染料、直接染料等を使用することができる。
酸性染料としては、ニューコクシン(C.I.16255)、タートラジン(C.I.19140)、アシッドブルーブラック10B(C.I.20470)、ギニアグリーン(C.I.42085)、ブリリアントブルーFCF(C.I.42090)、アシッドバイオレット6B(C.I.42640)、ソルブルブルー(C.I.42755)、ナフタレングリーン(C.I.44025)、エオシン(C.I.45380)、フロキシン(C.I.45410)、エリスロシン(C.I.45430)、ニグロシン(C.I.50420)、アシッドフラビン(C.I.56205)等が用いられる。
塩基性染料としては、クリソイジン(C.I.11270)、メチルバイオレットFN(C.I.42535)、クリスタルバイオレット(C.I.42555)、マラカイトグリーン(C.I.42000)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、ローダミンB(C.I.45170)、アクリジンオレンジNS(C.I.46005)、メチレンブルーB(C.I.52015)等が用いられる。
直接染料としては、コンゴーレッド(C.I.22120)、ダイレクトスカイブルー5B(C.I.24400)、バイオレットBB(C.I.27905)、ダイレクトディープブラックEX(C.I.30235)、カヤラスブラックGコンク(C.I.35225)、ダイレクトファストブラックG(C.I.35255)、フタロシアニンブルー(C.I.74180)等が用いられる。
蛍光顔料としては、各種蛍光性染料を樹脂マトリックス中に固溶体化した合成樹脂微細粒子状の蛍光顔料が使用できる。
その他、パール顔料、金色、銀色のメタリック顔料、蓄光性顔料、二酸化チタン等の白色顔料、アルミニウム等の金属粉、更には熱変色性組成物、光変色性組成物、香料等を直接又はマイクロカプセル化したカプセル顔料等を例示できる。
前記可逆熱変色性組成物としては、特公昭51−44706号公報、特公昭51−44707号公報、特公平1−29398号公報等に記載された、所定の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、高温側変色点以上の温度域で消色状態、低温側変色点以下の温度域で発色状態を呈し、前記両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在せず、もう一方の状態は、その状態が発現するのに要した熱又は冷熱が適用されている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態に戻る、ヒステリシス幅が比較的小さい特性(ΔH=1〜7℃)を有する可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた加熱消色型のマイクロカプセル顔料が適用できる。
更に、特公平4−17154号公報、特開平7−179777号公報、特開平7−33997号公報、特開平8−39936号公報等に記載されている比較的大きなヒステリシス特性(ΔH=8〜50℃)を示すものや、特開2006−137886号公報、特開2006−188660号公報、特開2008−45062号公報、特開2008−280523号公報等に記載されている大きなヒステリシス特性を示す、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色し、完全発色温度以下の低温域での発色状態、又は完全消色温度以上の高温域での消色状態が、特定温度域で色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物を内包させ加熱消色型のマイクロカプセル顔料も適用できる。
尚、前記色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物として具体的には、完全発色温度を冷凍室、寒冷地等でしか得られない温度、即ち−50〜0℃、好ましくは−40〜−5℃、より好ましくは−30〜−10℃、且つ、完全消色温度を摩擦体による摩擦熱、ヘアドライヤー等身近な加熱体から得られる温度、即ち50〜95℃、好ましくは50〜90℃、より好ましくは60〜80℃の範囲に特定し、ΔH値を40〜100℃に特定することにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持に有効に機能させることができる。
尚、前記水溶性有機溶剤は一種又は二種以上を併用して用いることができ、2〜60質量%、好ましくは5〜35質量%の範囲で用いられる。
更に、アスコルビン酸類、エリソルビン酸類、α−トコフェロール、カテキン類、合成ポリフェノール、コウジ酸、アルキルヒドロキシルアミン、オキシム誘導体、α−グルコシルルチン、α−リポ酸、ホスホン酸塩、ホスフィン酸塩、亜硫酸塩、スルホキシル酸塩、亜ジチオン酸塩、チオ硫酸塩、二酸化チオ尿素等を添加して化学的に気泡を除去することもできる。
また、N−ビニル−2−ピロリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピペリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、N−ビニル−ε−カプロラクタムのオリゴマー等の増粘抑制剤を添加することで、出没式形態での機能を高めることもできる。
更に、潤滑剤を添加することができ、例えば、金属石鹸、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、エチレンオキサイド付加型カチオン活性剤、リン酸エステル系活性剤、β−アラニン型界面活性剤、N−アシルアミノ酸、N−アシルメチルタウリン、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾールやその塩やオリゴマー、3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、チオカルバミン酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩、α−リポ酸、N−アシル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物やその塩等が用いられる。
更に、N−アルキル−2−ピロリドンとアニオン系界面活性剤の混合物、ポリビニルアルコールとアクリル系樹脂の混合物を用いることもできる。
インキの剪断減粘性とは静止状態あるいは応力の低い時は高粘度で流動し難い性質を有し、応力が増大すると低粘度化して良流動性を示すレオロジー特性を言うものであり、チクソトロピー性あるいは擬似可塑性とも呼ばれる液性を意味している。
特に、回転粘度計を用いた20℃、20rpmでの測定値(インキ粘度)が1〜20mPa・s以下の超低粘度で、ニュートニアンなインキにおいては、ペン先からのインキ漏れがボールとボール抱持部のシール性の精度に大きく影響されるため、インキ面での抑制が重要となる。この点から本発明のインキがより好適なものとなる。
筆記先端部となるボールペンチップは、例えば、金属を切削加工して内部にボール受け座とインキ導出部を形成したもの、金属製パイプの先端近傍の内面に複数の内方突出部を外面からの押圧変形により設け、前記内方突出部の相互間に、中心部から径方向外方に放射状に延びるインキ流出間隙を形成したもの等を適用でき、特に押圧変形によるチップは、ボール後端との接触面積が比較的小であり、低筆記圧でのスムーズな筆記感を与えることができる。
前記ボールペンチップに抱持されるボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック等の外径0.1〜2.0mm、好ましくは0.2〜1.2mm、より好ましくは0.28〜0.7mmのボールが有効である。
尚、前記ボールペンチップには、チップ内にボールの後端を前方に弾発する弾発部材を配して、非筆記時にはチップ先端の内縁にボールを押圧させて密接状態とし、筆記時には筆圧によりボールを後退させてインキを流出可能に構成することもでき、不使用時のインキ漏れを抑制できる。
前記弾発部材は、金属細線のスプリング、前記スプリングの一端にストレート部(ロッド部)を備えたもの、線状プラスチック加工体等を例示でき、5〜40gの弾発力により、押圧可能に構成して適用される。
前記軸筒にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記軸筒とチップを連結してもよい。
前記軸筒内に収容されるインキ組成物は、インキ組成物が低粘度である場合は軸筒前部にインキ保留部材を装着し、軸筒内に直接インキ組成物を収容する方法と、多孔質体或いは繊維加工体に前記インキ組成物を含浸させて収容する方法が挙げられる。
尚、前記軸筒は、ボールペン用レフィルの形態として、前記レフィルを外軸内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
出没機構の操作方法としては、例えば、ノック式、回転式、スライド式等が挙げられる。
前記ノック式は、外軸後端部や外軸側面にノック部を有し、該ノック部の押圧により、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成、或いは、外軸に設けたクリップ部を押圧することにより、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
前記回転式は、外軸に回転部(後軸等)を有し、該回転部を回すことによりボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
前記スライド式は、軸筒側面にスライド部を有し、該スライドを操作することによりボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成、或いは、外軸に設けたクリップ部をスライドさせることにより、ボールペンレフィルの筆記先端部を外軸前端開口部から出没させる構成を例示できる。
尚、前記出没式ボールペンは、外軸内に一本のボールペンレフィルを収容したもの以外に、複数のボールペンレフィルを収容してなる複合タイプの出没式ボールペンであってもよい。また、前記ボールペンレフィルを構成するインキ収容管は樹脂製であってもよいし、金属製であってもよい。
前記インキ逆流防止体組成物は不揮発性液体又は難揮発性液体からなる。
具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等があげられ、一種又は二種以上を併用することもできる。
更に、前記液状のインキ逆流防止体組成物と、固体のインキ逆流防止体を併用することもできる。
以下の表に実施例及び比較例のボールペン用水性インキの組成と粘度を示す。尚、表中の組成の数値は質量部を示す。
各実施例、比較例のインキ粘度は、20℃でELD型又はEMD型回転粘度計〔東京計器(株)製〕を用いて、20rpmで測定した。
(1)住友化学工業(株)製、商品名:アシッドブルーPG
(2)アイゼン保土谷(株)製、商品名:フロキシン
(3)冨士色素(株)製、商品名:フジSPブラック8922(固形分:20%)
(4)(イ)成分として3−(4−ジエチルアミノ−2−ヘキシルオキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド2.0部、(ロ)成分として2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン8.0部、(ハ)成分としてカプリン酸4−ベンジルオキシフェニルエチル50.0部からなる可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料(T1:−14℃、T2:−6℃、T3:48℃、T4:60℃、ΔH:64℃、平均粒子径:2.3μm、青色から無色に色変化する)
(5)第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフAL
(6)BASFジャパン(株)製、Joncryl 537J(固形分:46%)
(7)BASFジャパン(株)製、Joncryl PDX-7610(固形分:52%)
(8)太陽化学(株)製、商品名:サンファイバーHG
(9)太陽化学(株)製、商品名:サンファイバーAGC
(10)DSP五協フード&ケミカル(株)製、商品名:ファイバロンS
(11)和光純薬工業(株)製、商品名:ハイビスワコー104
各実施例及び比較例の配合量で増粘剤を除く各原料を混合し、20℃でディスパーにて1000rpm、1時間攪拌した後、増粘剤を含むものはそれを加えて更に1時間攪拌することでボールペンインキ組成物を得た。尚、増粘剤は予め水に分散させたプレビヒクルの状態にて使用した。
ボールペンレフィルは、先端部にボールを回転可能に抱持した円錐状切削ボールペンチップ(ボールを前方に弾発するボール押しバネを収容する)と、該ボールペンチップが前部に固着された接続部材と、該接続部材が先端開口部に固着され、且つ、内部にインキ及びインキ逆流防止体が収容されたインキ収容管と、該インキ収容管の後端開口部に固着された尾栓からなる。尚、前記インキ逆流防止体は、基油としてポリブテン、増粘剤として脂肪酸アマイドを用いて混練したインキ逆流防止体である。
尚、前記ボールペンレフィルには、直径0.5mmのボールを用いた。
後方外面にクリップを備えた軸筒の内部に、前記各ボールペンレフィルをバネ(コイルスプリング)により後方付勢状態で収容することで試料ボールペンを得た。前記ボールペンは、軸筒の後端部(ノック操作部)を前方へノック操作することにより、軸筒の先端孔よりボールペンチップが外部に突出する出没式形態である。
垂れ下がり試験
各ボールペンのボールペンチップ先端に小傷を付けた後、温度20℃(室温)と40℃(高温)の二つの状態で、相対湿度60%の雰囲気下にチップ下向きで20時間静置し、チップ先端の外観を目視で観察した。
筆記試験
筆記可能であることを確認した各ボールペンを、温度20℃、相対湿度60%の雰囲気下にボールペンチップを軸筒から露出させて横向きで30日間静置した後、JIS P3201筆記用紙Aに手書きで直線を筆記して筆跡の状態を目視により観察した。
垂れ下がり試験
○:インキの垂れ下がりは認められない。
×:チップ先端にインキ滴が発生する。
筆記試験
○:一定の濃度及び線幅の筆跡が安定して得られる。
×:筆跡にカスレが生じる。
Claims (4)
- 水と、着色剤と、アクリル酸系重合物のエマルジョンと、グアーガム分解物からなり、前記アクリル酸系重合物が、スチレン−アクリル酸共重合物であるボールペン用水性インキ組成物。
- 前記インキ組成物の粘度が、1〜20mPa・sの範囲にある請求項1に記載のボールペン用水性インキ組成物。
- 前記請求項1又は2に記載のボールペン用水性インキ組成物を内蔵したボールペン。
- 出没式形態である請求項3に記載のボールペン。
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