JP6886289B2 - 受信機および受信方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、受信機および受信方法に関する。
従来、AM(Amplitude Modulation)変調された受信信号(ラジオ放送波)を直交検波することで、受信信号をI成分(同相成分)およびQ成分(直交成分)に分離し、Q成分を用いてI成分からノイズを除去する受信機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−251907号公報
しかしながら、上記受信機では、Q成分に音声信号が含まれることは、考慮されていない。例えば、マルチパスの環境下では、Q成分に音声信号が含まれることがあり、この状態でI成分からQ成分を減算しノイズ除去を行うと、ノイズとともに音声信号のレベルが低下するおそれがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、音声信号のレベルを低下させずにノイズを適切に除去することを目的とする。
実施形態の一態様に係る受信機は、分離部と、検出部と、バンドパスフィルタと、除去部とを備える。分離部は、受信信号を直交復調し、I成分とQ成分とを分離する。検出部は、I成分およびQ成分の周波数レベルがともにピークとなり、かつ周波数レベル間の差分が第1差分よりも小さい周波数をノイズ周波数として検出する。バンドパスフィルタは、ノイズ周波数を通過帯域に含む。除去部は、バンドパスフィルタを通過したQ成分に基づいてI成分からノイズを除去する。
実施形態の一態様によれば、音声信号のレベルを低下させずにノイズを適切に除去することができる。
図1は、実施形態に係るノイズ除去の概要を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る受信機の構成を示す概略ブロック図である。 図3は、第1実施形態に係るノイズ除去装置の構成を示す概略ブロック図である。 図4は、第1実施形態に係るノイズ除去処理を説明するフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る受信機の構成を示す概略ブロック図である。 図6は、第2実施形態に係るマルチパス検出装置を説明する概略ブロック図である。 図7は、第2実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。 図8は、第3実施形態に係る受信機の構成を示す概略ブロック図である。 図9は、第3実施形態に係るマルチパス検出装置の構成を示す概略ブロック図である。 図10は、第3実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。 図11は、第4実施形態に係るマルチパス検出装置の構成を示す概略ブロック図である。 図12は、第4実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する受信機および受信方法を説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下の実施形態では、受信機であるラジオにノイズ除去装置が搭載される場合について説明する。受信機は、AM(Amplitude Modulation)変調されたラジオ放送波(以下、受信信号という。)を受信するものとする。
なお、受信機は、ラジオに限定されるものではなく、AM変調された信号を受信可能な通信機器であればよい。
受信機は、受信信号からI成分およびQ成分を分離し、ノイズ除去装置により、Q成分を用いてI成分からノイズを除去する。
I成分は、受信信号の搬送波に対して同相の成分であり、主に音声信号やノイズを含む成分である。Q成分は、受信信号の搬送波に対して直角位相の成分であり、主にノイズを含む成分である。受信機が、マルチパスの環境下で受信信号を受信した場合、Q成分にも音声信号が含まれることが知られている。
そのため、マルチパス環境下において、Q成分を用いてI成分からノイズを除去すると、音声信号のレベルが低下するおそれがある。
そこで、ノイズ除去装置は、以下の方法により、マルチパスの環境下で音声信号のレベルを低下させずに、ノイズを適切に除去することとした。
図1を用いて、実施形態に係るノイズ除去の概要について説明する。図1は、実施形態に係るノイズ除去の概要を示す図である。
まず、受信信号が直交変調されることでI成分とQ成分とに分離される(S1)。
次に、I成分およびQ成分に含まれるノイズ周波数が検出される(S2)。
具体的には、I成分およびQ成分でピークとなる周波数において、I成分のレベル(周波数レベル)とQ成分のレベル(周波数レベル)とが比較され、I成分のレベルとQ成分のレベルとの差の絶対値(差分)が第1所定値(第1差分)よりも小さいか否か判定される。
第1所定値は、予め設定された値であり、ノイズであるか否かを判定可能な値である。ノイズ成分の場合、I成分のレベルとQ成分のレベルは、ほぼ等しくなる。一方、マルチパスの環境下でQ成分に含まれる音声信号の場合、Q成分のレベルは、I成分のレベルに対して小さくなる。第1所定値は、この違いを考慮して設定される。
そして、I成分のレベルとQ成分のレベルとの差の絶対値が、第1所定値よりも小さい場合には、その周波数がノイズ周波数として検出される。
例えば、I成分およびQ成分でピークとなる周波数「a1」、「a2」および「a3」において、I成分のレベル(図1中、実線)とQ成分(図1中、破線)のレベルとの差の絶対値が第1所定値よりも小さい周波数「a3」は、ノイズ周波数として検出される。一方、I成分のレベルとQ成分のレベルとの差の絶対値が第1所定値以上である周波数「a2」および「a3」は、ノイズ周波数として検出されない。なお、図1では、説明のためI成分およびQ成分を周波数領域で示し、第1所定値を周波数「a1」にのみ示している。
次に、ノイズ周波数を通過帯域に含むバンドパスフィルタをQ成分が通過する(S3)。そして、バンドパスフィルタを通過したQ成分に基づいてI成分からノイズが除去される(S4)。
このように、本実施形態に係るノイズ除去では、マルチパスの環境下であっても、音声信号のレベルを低下させずに、ノイズを適切に除去することができる。
次に、第1実施形態に係る受信機1について図2を参照し説明する。図2は、第1実施形態に係る受信機1の構成を示す概略ブロック図である。
受信機1は、RF/IF部2と、A/D変換部3と、検波部4と、ノイズ除去装置5と、出力部6とを備える。また、受信機1には、アンテナ20が接続される。
アンテナ20は、様々なラジオ放送局から送信される複数の信号を受信する。アンテナ20によって受信される受信信号には、所定周波数(たとえば、RF(Radio Frequency)帯)の搬送波、音声信号である信号波およびノイズ等が含まれる。
RF/IF部2は、アンテナ20において受信した受信信号から受信すべき放送波の信号を抽出して増幅し、高周波信号(RF信号)増幅回路や、中間周波信号(IF信号)増幅回路等により構成され、その処理信号であるIF信号はA/D変換部3に出力される。
A/D変換部3は、RF/IF部2から入力されたIF信号をデジタル信号に変換する。
検波部4は、A/D変換部3から入力されたIF信号を用いて直交復調し、I成分およびQ成分に分離する。検波部4は、搬送波と同じ周波数と位相の正弦波と、IF信号とをミキサで混合することで、IF信号からI成分を分離する。また、検波部4は、搬送波と同じ周波数の正弦波の位相から90度ずらされた直交正弦波と、IF信号とをミキサで混合することで、IF信号からQ成分を分離する。
ノイズ除去装置5には、検波部4からI成分およびQ成分が入力される。
ここで、ノイズ除去装置5について図3を参照し説明する。図3は、第1実施形態に係るノイズ除去装置5の構成を示す概略ブロック図である。
ノイズ除去装置5は、検出部50と、第1BPF(バンドパスフィルタ)51と、適応フィルタ52と、第1減算部53と、乗算部54と、第2減算部55とを備える。
検出部50は、第2BPF56と、第3BPF57と、ピーク検出部58と、ノイズ検出部59とを備える。
第2BPF56は、所定の狭帯域を通過帯域とするフィルタである。所定の狭帯域は、予め設定された帯域であり、Q成分の全周波数帯域に適用されるように変更される。すなわち、第2BPF56は、Q成分に周波数スイープを行い、各通過帯域に含まれる周波数を通過させる。
第3BPF57は、第2BPF56と同様のフィルタであり、I成分の全周波数帯域において周波数スイープを行うフィルタである。
ピーク検出部58は、第2BPF56を通過した狭帯域の周波数に対して、レベルがピークとなる周波数およびその周波数のレベルを検出する。
具体的には、ピーク検出部58は、Q成分で、狭帯域の周波数に含まれる或る周波数について、或る周波数のレベルと、或る周波数の前後の周波数のレベルとを比較する。そして、或る周波数のレベルが、前後の周波数のレベルよりも大きい場合に、或る周波数のレベルがピークであると判定する。そして、ピーク検出部58は、ピークとなる周波数のうち、予め設定されたレベル以上のレベルを有する周波数を、レベルがピークとなる周波数として検出する。
また、ピーク検出部58は、I成分についても、第3BPF57を通過した狭帯域の周波数に対して、レベルがピークとなる周波数およびその周波数のレベルを検出する。
このようにして、ピーク検出部58は、レベルがピークとなる周波数およびピークとなる周波数のレベルを検出する。
ピーク検出部58は、周波数スイープによって通過された各狭帯域の周波数について、レベルがピークとなる周波数およびその周波数のレベルを検出する。
ノイズ検出部59は、ピーク検出部58によって検出した周波数および周波数のレベルに基づいてノイズ成分の周波数であるノイズ周波数を検出する。
具体的には、ノイズ検出部59は、Q成分のレベルがピークとなる周波数で、I成分のレベルがピークとなるか否か判定する。そして、ノイズ検出部59は、I成分のレベルでもピークとなる場合に、その周波数におけるI成分のレベルとQ成分のレベルとの差の絶対値を算出する。そして、ノイズ検出部59は、算出した差の絶対値と、第1所定値とを比較する。
ノイズ検出部59は、算出した差の絶対値が第1所定値よりも小さい場合に、Q成分のレベルがピークとなる周波数の信号がノイズであると判定し、その周波数をノイズ周波数として検出する。
また、ノイズ検出部59は、算出した差の絶対値が第1所定値以上である場合に、Q成分のレベルがピークとなる周波数の信号がノイズではなく、マルチパスにより生じる音声信号であると判定し、その周波数をノイズ周波数として検出しない。
また、ノイズ検出部59は、ノイズ周波数がノイズに起因することの確からしさを示す確度(ノイズ確度)を算出し、ゲインを設定する。ノイズ検出部59は、Q成分のレベルに基づいて確度を算出する。
ノイズ検出部59は、Q成分に基づいて確度を算出する。ノイズ検出部59は、Q成分のレベル、例えば、算出した差の絶対値や、ノイズ周波数におけるQ成分のピーク突出度に基づいて確度を算出し、ゲインを設定する。Q成分のピーク突出度は、ノイズ周波数におけるQ成分のフロアレベルからの突出度である。すなわち、Q成分のピーク突出度は、ノイズ周波数におけるQ成分のフロアレベルに対する相対的な高さである。フロアレベルは、例えば、Q成分の全周波数領域のレベルの平均値である。なお、フロアレベルは、ゼロであってもよい。
算出した差の絶対値が小さい場合や、Q成分のピーク突出度が大きい場合には、確度は大きくなる。
ノイズ検出部59は、確度が大きくなるにつれて、ゲインを大きく設定する。
第1BPF51は、Q成分のうち、ノイズ検出部59によってノイズ周波数であると判定された周波数を通過帯域に含むフィルタである。第1BPF51は、第2BPF56と同程度の狭帯域を通過帯域とし、ノイズ周波数を通過帯域とするフィルタである。第1BPF51は、ノイズ検出部59による判定結果に応じて、通過帯域を変更する。なお、複数のノイズ周波数が検出された場合には、各ノイズ周波数を含む通過帯域が設定される。
適応フィルタ52は、第1BPF51を通過したQ成分にフィルタ係数を用いてフィルタ処理を行い、第1BPF51を通過したQ成分を、ノイズ除去信号として出力する。適応フィルタ52は、I成分と、適応フィルタ52から出力されるノイズ除去信号の差に応じて、例えば、LMS(Least Mean Square)アルゴリズムと呼ばれる最適化アルゴリズムを用いてフィルタ係数を自己適応させるフィルタである。
第1減算部53は、I成分から、適応フィルタ52から出力されるノイズ除去信号を減算する。減算された信号は、適応フィルタ52に入力され、フィルタ係数を設定する際に使用される。
乗算部54は、適応フィルタ52から出力されるノイズ除去信号に、ノイズ検出部59によって設定されたゲインを乗算する。
第2減算部55は、I成分から、適応フィルタ52から出力されるノイズ除去信号にゲインが乗算された信号(Q成分)を減算し、I成分からノイズを除去する。ゲインは、確度が大きくなるほど大きくなるため、確度が大きいほど、減算量が大きくなる。
このようにして、ノイズ除去装置5は、ノイズを除去したI成分を出力する。
図2に戻り、出力部6は、ノイズ除去装置5から出力されたI成分を、アナログ信号に変換し、スピーカ等の外部装置へ出力する。
次に、第1実施形態に係るノイズ除去処理について図4を参照し説明する。図4は、第1実施形態に係るノイズ除去処理を説明するフローチャートである。
ノイズ除去装置5は、I成分およびQ成分に対し、周波数スイープを行い(S10)、I成分およびQ成分でレベルがピークとなる周波数およびその周波数のレベルを検出する(S11)。
ノイズ除去装置5は、検出した周波数および検出した周波数のレベルに基づいてノイズ周波数を検出し(S12)、ゲインを設定する(S13)。
ノイズ除去装置5は、ノイズ周波数を通過帯域に含む第1BPF51を通過したQ成分に適応フィルタ52を用いてフィルタ処理を行い、ノイズ除去信号を出力する(S14)。
ノイズ除去装置5は、ノイズ除去信号にゲインを乗算し(S15)、ゲインを乗算したノイズ除去信号をI成分から減算してノイズを除去する(S16)。
第1実施形態の効果について説明する。
I成分およびQ成分に対して周波数スイープを行い、I成分およびQ成分のレベルがともにピークとなり、かつ各レベルの差の絶対値が第1所定値よりも小さい周波数をノイズ周波数として検出し、ノイズ周波数を通過帯域に含む第1BPF51を通過したQ成分に基づいてI成分からノイズを除去する。
これにより、マルチパスの環境下であっても、Q成分に含まれる音声信号と、ノイズとを区別し、ノイズのみをI成分から除去することができる。そのため、マルチパスの環境下であっても、音声信号のレベルを低下させずに、Q成分を用いてノイズを適切に除去することができる。
また、周波数スイープを行ってピークを検出することで、例えば、FFT(Fast Fourier Transform)処理を行わずに、ノイズを除去することができ、処理を複雑化せずにノイズを適切に除去することができる。
また、ノイズ周波数がノイズに起因することの確からしさを示す確度を算出し、確度に基づいてノイズ除去信号のゲインを設定する。
これにより、確度に応じてノイズを適切に除去することができる。
次に、第2実施形態に係る受信機1について図5を参照し説明する。図5は、第2実施形態に係る受信機1の構成を示す概略ブロック図である。ここでは、第1実施形態とは異なる箇所を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態の構成と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
受信機1は、RF/IF部2と、A/D変換部3と、検波部4と、マルチパス検出装置7と、ノイズ除去装置5と、出力部6とを備える。
マルチパス検出装置7について図6を参照し説明する。図6は、第2実施形態に係るマルチパス検出装置7を説明する概略ブロック図である。
マルチパス検出装置7は、I成分レベル検出部70と、Q成分レベル検出部71と、マルチパス判定部72とを備える。
I成分レベル検出部70は、I成分自体のレベルを検出する。具体的には、I成分レベル検出部70は、I成分の全周波数帯域のレベルの平均値をI成分自体のレベルとして検出する。Q成分レベル検出部71は、同様に、Q成分自体のレベルを検出する。
マルチパス判定部72は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとに基づいてマルチパスであるか否か判定する。
具体的には、マルチパス判定部72は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの比較値を算出する。比較値は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの差や、I成分のレベルに対するQ成分のレベルの大きさ、すなわち比率である。ここでは、比較値は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの差を一例として説明する。
マルチパスの環境下ではない場合、Q成分には、音声信号が含まれない。そのため、マルチパスの環境下ではない場合、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの比較値は大きくなる。なお、比較値として、I成分自体のレベルに対するQ成分自体のレベルの比率を用いる場合には、マルチパスの環境下ではない場合、比較値は小さくなる。
マルチパス判定部72は、比較値が第2所定値よりも小さい場合にマルチパスであると判定する。また、マルチパス判定部72は、比較値が第2所定値以上である場合にマルチパスではないと判定する。第2所定値は、予め設定された値であり、マルチパスであるか否か判定可能な値である。
このようにして、マルチパス検出装置7は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとに基づいてマルチパスを検出する。
ノイズ除去装置5は、マルチパス検出装置7によるマルチパス検出結果に基づいてノイズ除去を行う。具体的には、マルチパス検出装置7によってマルチパスが検出された場合には、ノイズ除去装置5は、第1実施形態と同様の処理を行い、ノイズを除去する。
また、マルチパス検出装置7によってマルチパスが検出されなかった場合には、ノイズ除去装置5は、例えば、ピーク検出を行わず、第1BPF51を用いずにノイズ除去を行う。この場合、ノイズ除去装置5は、Q成分に適応フィルタ52によりフィルタ処理を行ってノイズを除去する。
このように、マルチパス検出結果に基づいてノイズ除去装置5におけるノイズ除去処理を分けることで、マルチパスの環境下ではない場合には、簡易な処理でノイズを除去することができる。
なお、受信機1は、ノイズ除去装置を複数有し、マルチパスの有無に応じて使用するノイズ除去装置を変更してもよい。例えば、マルチパスが検出された場合には、Q成分を用いずにノイズ除去が行われ、マルチパスが検出されない場合には、Q成分を用いてノイズ除去が行われてもよい。
次に、第2実施形態に係るマルチパス判定処理について図7を参照し説明する。図7は、第2実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。
マルチパス検出装置7は、I成分自体およびQ成分自体のレベルを検出する(S20)。
マルチパス検出装置7は、I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの比較値を算出する(S21)。
マルチパス検出装置7は、算出した比較値に基づいてマルチパスであるか否か判定する(S22)。
第2実施形態の効果について説明する。
I成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの比較値に基づいてマルチパスを判定することで、簡易な方法により、マルチパスを検出することができる。
次に、第3実施形態に係る受信機1について図8、図9を参照し説明する。図8は、第3実施形態に係る受信機1の構成を示す概略ブロック図である。図9は、第3実施形態に係るマルチパス検出装置7の構成を示す概略ブロック図である。ここでは、第2実施形態とは異なる箇所を中心に説明し、第2実施形態(第1実施形態)と同様の構成については、第2実施形態の構成と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。なお、ここでは、説明のため、第2実施形態の検波部4を、第1検波部4として記載する。
マルチパス検出装置7は、第2検波部73と、レベル検出部74と、I成分レベル検出部70と、I成分正規化部75と、Q成分レベル検出部71と、Q成分正規化部76と、マルチパス判定部72とを備える。
第2検波部73は、搬送波に対して所定周波数(例えば、数Hz〜数十Hz)ずらしたローカル信号を用いて直交復調し、I’成分およびQ’成分を生成する。
レベル検出部74は、I’成分自体のレベルおよびQ’成分自体のレベルを検出し、I’成分自体のレベルとQ’成分自体のレベルとの平均値を算出する。なお、I’成分、Q’成分のどちらか一方の値を平均値として用いてもよい。
I成分正規化部75は、レベル検出部74によって算出した平均値を用いてI成分自体のレベルを正規化する。Q成分正規化部76は、レベル検出部74によって算出した平均値を用いてQ成分自体のレベルを正規化する。
マルチパス判定部72は、正規化されたI成分自体のレベルと、正規化されたQ成分自体のレベルとに基づいてマルチパスであるか否か判定する。
具体的には、マルチパス判定部72は、正規化されたI成分自体のレベルと、正規化されたQ成分自体のレベルとの差の絶対値を算出する。マルチパス判定部72は、差の絶対値が第3所定値よりも小さい場合に、マルチパスであると判定する。また、マルチパス判定部72は、差の絶対値が第3所定値以上である場合、マルチパスではないと判定する。第3所定値は、予め設定された値であり、マルチパスであるか否か判定可能な値である。
なお、マルチパス判定部72は、規格されたI成分自体のレベルに対する正規化されたQ成分自体のレベルの比率に基づいてマルチパスであるか否か判定してもよい。
次に、第3実施形態に係るマルチパス判定処理について図10を参照し説明する。図10は、第3実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。
マルチパス検出装置7は、搬送波に対して所定周波数ずらしたローカル信号を用いて直交復調された信号に基づき、I’成分およびQ’成分を生成し(S30)、I’成分自体およびQ’成分自体のレベルを検出する(S31)。
マルチパス検出装置7は、I’成分自体のレベルとQ’成分自体のレベルとの平均値を算出する(S32)。
マルチパス検出装置7は、I成分自体およびQ成分自体のレベルを検出する(S33)。
マルチパス検出装置7は、算出した平均値を用いて、I成分自体およびQ成分自体のレベルをそれぞれ正規化する(S34)。
マルチパス検出装置7は、正規化したI成分自体のレベルおよび正規化したQ成分自体のレベルに基づいてマルチパスであるか否か判定する(S35)。
第3実施形態の効果について説明する。
受信信号の搬送波の周波数から所定周波数ずらしたローカル信号を用いて直交復調した信号に基づき、I’成分およびQ’成分を生成し、I’成分自体のレベルとQ’成分自体のレベルとの平均値に基づいてI成分自体およびQ成分自体のレベルを正規化する。これにより、位相同期の状態に関わらず、受信信号の大きさを推定することができ、推定された受信信号の大きさに応じて、I成分自体およびQ成分自体のレベルが正規化される。そして、正規化されたI成分自体のレベルと、正規化されたQ成分自体のレベルとに基づいてマルチパスを判定する。そのため、例えば、受信場所における電界強度によらず、マルチパスを正確に判定することができる。
なお、正規化されたQ成分自体のレベルに基づいてマルチパスを判定してもよい。これにより、上記実施形態に対し、簡易な処理でマルチパスを判定することができる。
次に、第4実施形態に係る受信機1について図11を参照し説明する。図11は、第4実施形態に係るマルチパス検出装置7の構成を示す概略ブロック図である。ここでは、第3実施形態とは異なる箇所を中心に説明し、第3実施形態と同様の構成については、第3実施形態の構成と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
マルチパス検出装置7は、第2検波部73と、レベル検出部74と、I成分正規化部77と、第1FFT部78と、Q成分正規化部79と、第2FFT部80と、マルチパス判定部72とを備える。
I成分正規化部77は、レベル検出部74によって算出された平均値を用いてI成分を正規化する。
第1FFT部78は、正規化されたI成分にFFT処理を行い、I成分の周波数スペクトルを算出する。
Q成分正規化部79は、レベル検出部74によって算出した平均値を用いてQ成分を正規化する。
第2FFT部80は、正規化されたQ成分にFFT処理を行い、Q成分の周波数スペクトルを算出する。
マルチパス判定部72は、I成分の周波数スペクトルおよびQ成分の周波数スペクトルに基づいてマルチパスであるか否か判定する。
具体的には、マルチパス判定部72は、I成分の周波数スペクトルおよびQ成分の周波数スペクトルでレベルがともにピークとなる周波数を検出する。なお、マルチパス判定部72は、ピークとなる周波数のうち、予め設定されたレベル以上のレベルを有する周波数をピークとなる周波数として検出する。
そして、マルチパス判定部72は、I成分およびQ成分でともにレベルがピークとなる周波数においてI成分のレベルとQ成分のレベルとの差(差分)の絶対値を算出する。そして、マルチパス判定部72は、算出した差の絶対値と第4所定値(第2差分)とを比較する。第4所定値は、予め設定された値であり、ノイズであると判定可能な値である。
マルチパス判定部72は、算出した差の絶対値が第4所定値よりも小さい場合に、その周波数をノイズ周波数であると判定する。
そして、マルチパス判定部72は、ノイズ周波数を除いた各周波数スペクトルを比較し、マルチパスであるか否か判定する。
例えば、マルチパス判定部72は、ノイズ周波数を除いたI成分の周波数スペクトルのレベルの平均値と、ノイズ周波数を除いたQ成分の周波数スペクトルのレベルの平均値との差を算出する。
そして、マルチパス判定部72は、算出した差が第5所定値よりも小さい場合に、マルチパスであると判定する。また、マルチパス判定部72は、算出した差が第5所定値以上である場合に、マルチパスではないと判定する。第5所定値は、予め設定された値であり、マルチパスであると判定可能な値である。
また、例えば、マルチパス判定部72は、ノイズ周波数を除いたQ成分の周波数スペクトルのレベルの平均値のみに基づいてマルチパスであるか否か判定してもよい。
次に、第4実施形態に係るマルチパス判定処理について図12を参照し説明する。図12は、第4実施形態に係るマルチパス判定処理を説明するフローチャートである。
マルチパス検出装置7は、搬送波に対して所定周波数ずらしたローカル信号を用いて直交復調された信号に基づき、I’成分およびQ’成分を生成し(S40)、I’成分自体およびQ’成分自体のレベルを検出する(S41)。
マルチパス検出装置7は、I’成分自体のレベルとQ’成分自体のレベルとの平均値を算出し(S42)、算出した平均値を用いて、I成分およびQ成分を正規化する(S43)。
マルチパス検出装置7は、正規化したI成分および正規化したQ成分にFFT処理を行い、I成分の周波数スペクトルおよびQ成分の周波数スペクトルを算出する(S44)。
マルチパス検出装置7は、I成分の周波数スペクトルおよびQ成分の周波数スペクトルに基づいてマルチパスであるか否か判定する(S45)。
第4実施形態の効果について説明する。
I成分の周波数スペクトルおよびQ成分の周波数スペクトルを算出し、各周波数スペクトルでレベルがともにピークであり、かつレベルの差の絶対値が第4所定値よりも小さいノイズ周波数を除いた各周波数スペクトルに基づいてマルチパスを判定する。
このように、ノイズ周波数が除かれた各周波数スペクトルに基づいてマルチパスであるか否か判定することで、マルチパスを正確に判定することができる。
また、マルチパスを判定するとともに、ノイズ周波数を検出することができるので、その後のノイズ除去処理を簡易にすることができる。
次に上記実施形態の変形例について説明する。
第1実施形態において、ノイズ検出部59は、確度を設定する場合に、Q成分自体から推定されるマルチパスのレベル、すなわち、度合いに基づいて確度を算出し、ゲインを設定してもよい。例えば、ノイズ検出部59は、第2実施形態のマルチパス検出装置7によって算出されるI成分自体のレベルとQ成分自体のレベルとの比較値や、第3実施形態のマルチパス検出装置7によって算出される、規格されたQ成分自体の値に基づいて確度を算出し、ゲインを設定してもよい。
すなわち、ノイズ検出部59は、例えば、算出した差の絶対値や、ノイズ周波数におけるQ成分のピーク突出度、Q成分自体から推定されるマルチパスのレベルの少なくとも一つに基づき、確度を算出し、ゲインを設定してもよい。
このように、マルチパスである場合に、マルチパスのレベルなど、Q成分に基づいて確度を算出し、ゲインを設定することで、Q成分を用いてノイズを適切に除去することができる。
また、第1実施形態において、ノイズ除去装置5は、Q成分のレベルがピークとなる周波数に対してのみ、I成分のピークを検出し、I成分のレベルとQ成分のレベルとの差の絶対値を算出してもよい。これにより、ピーク検出の処理を簡易にすることができる。
また、第1実施形態において、FFT処理を行った周波数スペクトルに基づいてノイズ周波数を検出してもよい。
また、上記実施形態において、各部や各装置における処理は、統合され、または分離されて行われてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 受信機
4 検波部(分離部)
5 ノイズ除去装置(除去部)
7 マルチパス検出装置
50 検出部
51 第1BPF
58 ピーク検出部
59 ノイズ検出部
70 I成分レベル検出部
71 Q成分レベル検出部
72 マルチパス判定部
74 レベル検出部
75 I成分正規化部
76 Q成分正規化部
78 第1FET部
80 第2FET部

Claims (8)

  1. 受信信号を直交復調し、I成分とQ成分とを分離する分離部と、
    前記I成分および前記Q成分の周波数レベルがともにピークとなり、かつ前記周波数レベル間の差分が第1差分よりも小さい周波数をノイズ周波数として検出する検出部と、
    前記ノイズ周波数を通過帯域に含むバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタを通過した前記Q成分に基づいて前記I成分からノイズを除去する除去部と
    を備えることを特徴とする受信機。
  2. 前記検出部は、
    前記I成分および前記Q成分をそれぞれ周波数スイープすることによって前記ピークを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 前記Q成分の前記周波数レベルに基づき、前記ノイズ周波数がノイズに起因することの確からしさを示すノイズ確度を算出するノイズ確度算出部と、
    前記ノイズ確度に基づき、前記バンドパスフィルタを通過した前記Q成分に対してゲインを設定するゲイン設定部と
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。
  4. 前記分離部によって分離された前記I成分自体のレベルを検出するI成分レベル検出部と、
    前記分離部によって分離された前記Q成分自体のレベルを検出するQ成分レベル検出部と、
    前記I成分レベル検出部によって検出された前記I成分自体のレベルと、前記Q成分レベル検出部によって検出された前記Q成分自体のレベルとの比較値に基づき、マルチパスであるか否かを判定するマルチパス判定部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信機。
  5. 前記分離部によって分離された前記Q成分自体のレベルを検出するQ成分レベル検出部と、
    前記受信信号における搬送波の周波数から所定周波数ずらしたローカル信号を用いて直交復調された信号に基づき、前記Q成分レベル検出部によって検出した前記Q成分自体のレベルを正規化するQ成分正規化部と、
    前記Q成分正規化部によって正規化された前記Q成分自体のレベルに基づき、マルチパスであるか否かを判定するマルチパス判定部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信機。
  6. 前記分離部によって分離された前記I成分自体のレベルを検出するI成分レベル検出部と、
    前記ローカル信号を用いて直交復調された前記信号に基づき、前記I成分レベル検出部によって検出された前記I成分自体のレベルを正規化するI成分正規化部と
    を備え、
    前記マルチパス判定部は、
    前記I成分正規化部によって正規化した前記I成分自体のレベルと、前記Q成分正規化部によって正規化された前記Q成分自体のレベルとに基づいてマルチパスであるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信機。
  7. 前記I成分の周波数スペクトルを算出するI成分スペクトル算出部と、
    前記Q成分の周波数スペクトルを算出するQ成分スペクトル算出部と、
    前記I成分および前記Q成分の周波数スペクトルでレベルがともにピークとなり、かつ該レベル間の差分が第2差分よりも小さい周波数を除いた前記I成分および前記Q成分の周波数スペクトルに基づき、マルチパスであるか否かを判定するマルチパス判定部
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の受信機。
  8. 受信信号を直交復調し、I成分とQ成分とを分離する分離工程と、
    前記I成分および前記Q成分の周波数レベルがともにピークとなり、かつ前記周波数レベル間の差分が第1差分よりも小さい周波数をノイズ周波数として検出する検出工程と、
    記ノイズ周波数を通過帯域に含むバンドパスフィルタによって前記Q成分を通過させる通過工程と、
    前記バンドパスフィルタを通過した前記Q成分に基づいて前記I成分からノイズを除去する除去工程と
    を含むことを特徴とする受信方法。
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