JP6884204B2 - 遠心送風機、空気調和機、及び遠心送風機の製造方法 - Google Patents

遠心送風機、空気調和機、及び遠心送風機の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、遠心送風機、空気調和機、及び遠心送風機の製造方法に関するものである。
遠心送風機は、ファンモーターにより回転駆動される主板と、空気吸込口を有するシュラウドと、主板とシュラウドとの間に設けられた複数の翼と、を備えている。近年、遠心送風機の低騒音化や低消費電力化のため、回転軸方向にねじれ形状を有する3次元翼を用いることが必要となってきている。
特許文献1には、樹脂製の主板と、複数の中空羽根と、樹脂製のシュラウドとを備えた遠心送風機の羽根車が記載されている。翼、主板、シュラウドの3部品は、レーザー光により溶着される。レーザー溶着は、主板とシュラウドの間で加圧した翼に、主板側とシュラウド側からレーザー光を照射することにより、透過材から成る主板とシュラウドを透過したレーザー光が翼に照射され、発熱し、翼と主板と、及び翼とシュラウドとが溶着する。
特許第4432474号公報
特許文献1の中空羽根は、側板にレーザー溶着により固定されている。複数の部材をレーザー溶着により安定した溶着強度で固定するためには、レーザー溶着を行う際に各部材の溶着面同士を均一に加圧して密着させて溶着させる。しかし、溶着部に過大な外力が加わった場合には、溶着部の端部に応力が集中し、溶着部に亀裂が生じる場合がある。溶着部に発生した亀裂は、その後さらに外力が加わると拡がり、翼の溶着部全体の強度が低下するという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、翼と主板、及び翼とシュラウドの溶着部の強度低下を抑制し、遠心送風機に過大な外力が加わっても翼の溶着部の強度を維持することを目的とする。
本発明に係る遠心送風機は、ファンモーターにより回転駆動される主板と、前記主板に対向して配置されたシュラウドと、前記主板と前記シュラウドとの間に設置された複数の翼と、を備え、前記主板及び前記シュラウドは、前記翼との間に溶着部が形成される溶着面を備え、前記翼は、前記溶着面に対向し前記溶着部が形成される端面を有し、前記端面は、前記翼の前縁部から後縁部にわたって直線状又は曲線状に延伸した突起が形成されており、前記突起は、前記翼の前縁側に位置する第1突起と、前記翼の後縁側に位置する第2突起と、前記第1突起と前記第2突起との間に位置する第3突起と、から構成され、前記端面の前記第1突起と前記第3突起との間及び前記第2突起と前記第3突起との間には、凹んで形成されている溶着分割溝が設けられ、前記第2突起の前記端面に沿って延伸する長さは、前記第1突起及び前記第2突起よりも長く、前記溶着部は、前記第1突起、前記第2突起及び前記第3突起が設けられた位置に分割して形成される。
本発明によれば、上記の構成により、翼と主板との溶着部、及び翼とシュラウドとの溶着部が分割されており、溶着部に発生した亀裂の進展を溶着部の端部の付近で止め、溶着部全体の強度の低下を抑制する効果が得られる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る遠心送風機の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る遠心送風機の翼を正圧面側から見た構成を示す斜視図である。 図2の遠心送風機1の断面図である。 図4のy部の拡大図である。 図4のz部の拡大図である。 図3の翼をA方向から見た図である。 翼の端面の構造を説明する模式図である。 図3の翼をB方向から見た図である。 図2の遠心送風機1の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る遠心送風機の翼と主板との溶着部の模式図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る遠心送風機及びその製造方法について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機100の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る遠心送風機1の概略構成を示す斜視図である。図3は、図2の遠心送風機1の翼30の斜視図である。なお、図1〜図3を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。
図1及び図2に示すように、遠心送風機1は、図示されていないファンモーターにより回転駆動される主板10と、主板10に対向して配置されたシュラウド20と、主板10とシュラウド20との間に設置され、かつ回転軸を中心として環状に配置された複数(本例では7つ)の翼30と、を有している。遠心送風機1は、回転軸方向から気体(例えば、空気)を吸入し、吸入した気体を当該回転軸に交差する外周方向に吹き出すものである。
主板10は、レーザー光に対する透過率が比較的高く、当該レーザー光に対する吸収率が比較的低い樹脂材料により形成されている。樹脂材料は、例えば、透明又は白色の樹脂材料が用いられる。主板10は、略円板状の形状を有している。主板10の中心部には、遠心送風機1の回転軸となるボス11が取り付けられている。ボス11は、ファンモーターの出力軸に固定されている。
シュラウド20は、主板10と同様に、レーザー光に対する透過率が比較的高く、当該レーザー光に対する吸収率が比較的低い樹脂材料により形成されている。樹脂材料は、例えば、透明又は白色の樹脂材料が用いられる。シュラウド20は、回転軸方向の外側から気体を吸入する空気吸込口21を中央部に有している。シュラウド20は、外周部から空気吸込口21に向かうほど空気吸込口21側、すなわち主板10とは逆側に突出するベル形状を有している。
翼30は、低騒音化や低消費電力化のため、主板10とシュラウド20との間でねじれた3次元翼形状を有している。3次元翼形状を有する翼30は主板10又はシュラウド20と一体成形するのが困難であることから、翼30は、主板10及びシュラウド20とは別体として形成されている。翼30は、レーザー光に対する透過率が主板10及びシュラウド20を形成する樹脂材料よりも低く、当該レーザー光に対する吸収率が主板10及びシュラウド20を形成する樹脂材料よりも高い樹脂材料(例えば、黒色の樹脂材料)により形成されている。これにより、主板10側又はシュラウド20側からレーザー光を照射することによって、翼30と主板10との間、及び翼30とシュラウド20との間を溶着することができる。翼30の下端は主板10に対してレーザー溶着により固定されており、翼30の上端はシュラウド20に対してレーザー溶着により固定されている。翼30は、回転軸から遠い方の翼面である正圧面30aと、回転軸に近い方の翼面である負圧面30bとを有している。
遠心送風機1の各構成部材の形成材料としては、成形容易性、軽量性、低コストを理由として熱可塑性樹脂材料が用いられている。また、翼30は、複雑な3次元翼形状を実現するため、複数部品で構成されている。これにより、翼30の形状が型構造による制約、例えば、型の抜き方向による制約等を受け難くなり、翼30の内部を中空構造とすることができるため、翼30の軽量化も実現できる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る遠心送風機1の翼30を正圧面30a側から見た構成を示す斜視図である。図3に示すように、翼30は、負圧面30bの全面と正圧面30aの一部とを形成する第1部材31と、正圧面30aの他部を形成する第2部材32と、を含む複数部品が組み合わされた構成を有している。実施の形態1においては、第1部材31は、正圧面30aのうち翼30の後縁部38側の一部と負圧面30bの全面とを構成している。
図4は、図2の遠心送風機1の断面図である。図4は、翼30、主板10及びシュラウド20が組み合わされた状態の図であり、翼30、主板10及びシュラウド20の3部品が溶着される前の状態を表している。翼30の正圧面である第1部材31は、第2部材32に対向して配置され、負圧面30bの全面を形成している。そして、第1部材31は、ねじれを伴った曲面板状の形状を有する表面部31aと、表面部31aの端部から第2部材32の端部に向かって延出した上縁部31b及び下縁部31cと、を備えている。第1部材31と第2部材32との間には、中空空間33が形成されている。
図5は、図4のy部の拡大図である。第2部材32は、ねじれを伴った曲面板状の形状を有している。下縁部31cの下面のうち少なくとも一部には、主板10に形成された溶着面12aに対向して配置される端面34が形成されている。実施の形態1の端面34は、下縁部31cの下面と第2部材32の下端面とに跨って形成されている。端面34は、下縁部31cの長手方向に沿って一方向に長い形状を有している。翼30と主板10とは、翼30の端面34と主板10の溶着面12aとを対向させて配置されている。端面34の表面には突起36が突出しており、突起36の頂点と溶着面12aとが当接している。端面34及び溶着面12aは、翼30と主板10とを溶着固定するための溶着部が形成される。
図6は、図4のz部の拡大図である。実施の形態1の翼30の上縁部31bには、互いに高さが異なる段違いの端面35a、35bが形成されている。シュラウド20側にも端面35a、35bにそれぞれ当接する段違いの2つの溶着面22a、22bが形成されている。翼30とシュラウド20とは、端面35aと溶着面22aとを対向させて配置され、また端面35bと溶着面22bとを対向させて配置されている。なお、図6においては端面35aと溶着面22aとを対向させている部分を代表的に表しているが、端面35bと溶着面22bとを対向させている部分についても同様に構成されている。上縁部31bの上面のうち少なくとも一部には、シュラウド20に形成された2つの溶着面22a、22bにそれぞれ実質的に当接する端面35a、35bが形成されている。翼30とシュラウド20とは、溶着後に、端面35a、35b及びシュラウド20の2つの溶着面22a、22bの間で溶着部が形成される。これらの端面35a、35b及び溶着面22aは、翼30とシュラウド20とを溶着固定するための溶着面となるものである。
図7は、図3の翼30をA方向から見た図である。端面34には、当該端面34の長手方向に沿って直線状又は曲線状に延伸した突起36が形成されている。なお、以下突起36と称する場合は、図7に示されている第1突起36a、第2突起36d、及び第3突起36b、36cの全てを含むものとする。突起36は、下縁部31cの延出方向、つまり第1部材31から第2部材32に向かう方向において、負圧面30b側に寄って配置されている。突起36は、円弧状の断面形状を有している。翼30の端面34と主板10の溶着面12aとは、突起36上に照射されかつ突起36に沿って走査されたレーザー光によって互いに溶着されている。
図8は、翼30の端面34の構造を説明する模式図である。図8は、翼30の前縁部39から後縁部38に向かう方向に沿って端面34、及び端面35a、35bに垂直な断面を表している。端面34において、突起36は、翼30の前縁部39側に位置する第1突起36a、翼30の後縁部38側に位置する第2突起36d、及び第3突起36b、36cから構成されている。第3突起36b、36cは、翼30の前縁部39から後縁部38に向かう方向において、第1突起36aと第2突起36dとの間に位置する。第1突起36aは、翼30の前縁部39の近傍のみに形成されている。第1突起36aと第3突起36bとは、溶着分割溝36eにより隔てられている。第2突起36dは、翼30の後縁部38の近傍のみに形成されている。第2突起36dと第3突起36cとは、溶着分割溝36fにより隔てられている。溶着分割溝36e及び溶着分割溝36fは、端面34から凹んでいる。
第3突起36bと第3突起36cとの間には、端面34に基準孔31dが設けられている。基準孔31dは、翼30が主板10に設置された際に位置決めピン14が挿入され、翼30の位置を決めをするためのものである。実施の形態1においては、基準孔31dは、翼30の前縁部39寄りの位置に設置されているが、位置を適宜変更することができる。
図9は、図3の翼30をB方向から見た図である。図9に示されるように、端面35a、35bのそれぞれには、当該端面35a、35bの長手方向に沿って直線状又は曲線状に延伸した突起37が形成されている。なお、以下突起37と称する場合は、図7に示されている第1突起37a、第2突起37d、及び第3突起37b、37cの全てを含むものとする。図8に示されているように、突起37も、突起36と同様な構成になっている。突起37は、上縁部31bの延出方向つまり第1部材31から第2部材32に向かう方向において、負圧面30b側に寄って配置されている。突起37は、円弧状の断面形状を有している。翼30の端面35aとシュラウド20の溶着面22aとは、突起37上に照射されかつ突起37に沿って走査されたレーザー光によって互いに溶着されている。また、翼30の端面35bとシュラウド20の対応する溶着面とは、突起37上に照射されかつ突起37に沿って走査されたレーザー光によって互いに溶着されている。
また、端面35a、35bにおいて、突起36は、翼30の前縁部39側に位置する第1突起37a、翼30の後縁部38側に位置する第2突起37d、第1突起37aと第2突起37dとの間に位置する第3突起37b、37cとから構成されている。第1突起37aは、翼30の前縁部39の近傍のみに形成されている。第1突起37aと第3突起37bとは、溶着分割溝37eにより隔てられている。第2突起37dは、翼30の後縁部38の近傍のみに形成されている。第2突起37dと第3突起37cとは、溶着分割溝37fにより隔てられている。溶着分割溝37e及び溶着分割溝37fは、端面35a、35bから凹んでいる。
次に、本実施の形態に係る遠心送風機1の製造方法について説明する。
遠心送風機1を製造する工程では、まず、熱可塑性樹脂を用いた射出成形等により、主板10、シュラウド20、翼30の第1部材31及び第2部材32等を成形する。この工程を部品成形工程と呼ぶ。このとき、端面34となる第1部材31の下縁部31c下面には、円弧状の断面形状を有する突起36が形成され、端面35a、35bとなる第1部材31の上縁部31b上面には、円弧状の断面形状を有する突起37が形成される。主板10及びシュラウド20は、レーザー光に対して透過率の高い熱可塑性樹脂を用いて形成され、翼30の第1部材31及び第2部材32は、レーザー光に対して吸収率の高い熱可塑性樹脂を用いて形成される。
次に、第1部材31と第2部材32とを組み合わせ、翼30を作製する。この工程を翼作製工程と呼ぶ。第1部材31と第2部材32との間は、嵌合のみによって固定してもよいし、必要に応じて接着剤等を用いて接着固定してもよい。作製された翼30の下縁部31c、すなわち端面34には、端面34の長手方向に沿って直線状又は曲線状に延伸した線状の突起36が形成される。また、翼30の上縁部31b、すなわち端面35a、35bには、端面35a、35bのそれぞれ長手方向に沿って直線状又は曲線状に延伸した線状の突起37が形成される。
次に、作製した翼30と主板10及びシュラウド20とを組み合わせ、遠心送風機1の組立体を作製する。この工程を組立体作製工程と呼ぶ。図4に示されるように、主板10の上面には、翼30の下縁部31cが嵌入される凹部12が形成されている。凹部12の底面部には、翼30の端面34に当接される溶着面12aが形成されている。また、シュラウド20の下面には、翼30の上縁部31bが嵌入される凹部22が形成されている。凹部22の底面部には、翼30の端面35aに当接される溶着面22aが形成されている。なお、図示を省略しているが、凹部22の底面部には、翼30の端面35bに当接される、溶着面22aとは段違いの溶着面も形成されている。組立体作製工程では、主板10の凹部12内に翼30の下縁部31cが嵌入されるとともに、シュラウド20の凹部22内に翼30の上縁部31bが嵌入される。これにより、翼30の端面34に形成された突起37は、主板10の溶着面12aに当接する。翼30の端面35aに形成された第1突起37a及び第3突起37bは、シュラウド20の溶着面22aに当接する。翼30の端面35bに形成された第3突起37c及び第2突起37dは、シュラウド20の対応する溶着面22bに当接する。この組立体作製工程によって、主板10、シュラウド20及び複数の翼30が互いに位置決めされるようになっている。
図10は、図2の遠心送風機1の断面図である。組立体作成工程において、主板10の上面に翼30を設置する際に、翼30の下縁部31cに設けられた基準孔31dに主板10の溶着面12aに設けられた基準ピン13を挿入する。この構造により、翼30と主板10との位置関係を精度良く組み立てることが可能となる。
次に、遠心送風機1の組立体において、レーザー溶着を行う。この工程をレーザー溶着工程と呼ぶ。レーザー溶着工程では、翼30の端面34と主板10の溶着面12aとの間、翼30の端面35aとシュラウド20の溶着面22aとの間、及び、翼30の端面35bとシュラウド20の対応する溶着面との間、が順次又は同時に溶着される。レーザー溶着工程においてレーザー溶着を行う際には、翼30を挟んで主板10とシュラウド20とを互いに押し付け合う方向に加圧する。この加圧により、翼30と主板10との間、及び翼30とシュラウド20との間、がそれぞれ密着される。
このとき、翼30と主板10との間における接触部分は突起36の先端部分にほぼ限定されるため、突起36と主板10の溶着面12aとの間は高い面圧で密着する。この状態を維持したまま、主板10側から溶着面12aを介してレーザー光を突起36上に照射し、当該レーザー光を突起36に沿って走査する。これにより、翼30の端面34のうち突起36及びその周囲が発熱して溶融し、翼30の端面34と主板10の溶着面12aとが溶着される。実施の形態1では、レーザー光が照射される領域において突起36と溶着面12aとが高い面圧で密着しているため、溶着面同士の密着性が向上し、翼30の端面34と主板10の溶着面12aとの間で安定した溶着強度が得られる。
図11は、本発明の実施の形態1に係る遠心送風機1の翼30と主板10との溶着部の模式図である。図11は、翼30の翼面に垂直な方向に沿った図であり、翼30の前縁部周辺を示している。実施の形態1においては、突起36は、第1突起36aと第3突起36bとが溶着分割溝36eにより隔てられている。第1突起36aは、レーザー光により溶融され、端面34と溶着面12aとの間に溶着部60aが形成されている。また、第3突起36bもレーザー光により溶融され、端面34と溶着面12aとの間に溶着部60bが形成されている。しかし、溶着分割溝36eの部分には突起が設置されておらず、溶着分割溝36eは端面34から凹んでいるため、溶着面12aと端面34との間の溶着部は形成されず、隙間60eが形成されている。また、同様に、突起36は、第2突起36dと第3突起36cとが溶着分割溝36fにより隔てられている。そのため、溶着分割溝36eの部分には、溶着面12aと端面34との溶着部が形成されない。なお、図11において、溶着部60a、60bの厚みは実際よりも拡大して表してある。実際には、主板10、翼30、及びシュラウド20は、加圧されてレーザー溶着工程が行われているため、端面34と溶着面12aとの間隔は0又はきわめて小さくなっている。
同様に、翼30とシュラウド20との間における接触部分は突起37の先端部分にほぼ限定されるため、突起37とシュラウド20の各溶着面である溶着面22a及び突起37に対応する溶着面22bとの間は高い面圧で密着する。この状態を維持したまま、シュラウド20側から溶着面22a、22bを介してレーザー光を突起37上に照射し、当該レーザー光を突起37のそれぞれに沿って走査する。これにより、翼30の端面35aのうち突起37及びその周囲が発熱して溶融し、翼30の端面35aとシュラウド20の溶着面22aとが溶着される。また、翼30の端面35bのうち突起37及びその周囲が発熱して溶融し、翼30の端面35bとシュラウド20の対応する溶着面22bとが溶着される。本例では、レーザー光が照射される領域において突起37とシュラウド20の各溶着面22a、22bとが高い面圧で密着しているため密着性が向上し、翼30の端面35a、35bとシュラウド20の各溶着面22a、22bとの間で安定した溶着強度が得られる。実施の形態1においては、突起37は、第1突起37aと第3突起37bとが溶着分割溝37eにより隔てられている。そのため、溶着分割溝37eの部分には、溶着面22aと端面35aとの溶着部が形成されない。また、同様に、突起37は、第2突起37dと第3突起37cとが溶着分割溝37fにより隔てられている。そのため、溶着分割溝37eの部分には、溶着面22bと端面35bとの溶着部が形成されない。
(実施の形態1の効果)
(1)以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る遠心送風機1によれば、ファンモーターにより回転駆動される主板10と、主板10に対向して配置されたシュラウド20と、主板10とシュラウド20との間に設置された複数の翼30と、を備える。主板10及びシュラウド20は、翼30との間に溶着部60が形成される溶着面12a、22a、22bを備える。翼30は、主板10及びシュラウド20のうち少なくとも一方に形成された溶着面12a、22a、22bに当接する端面34、35a、35bを有する。端面34、35a、35bは、翼30の前縁部29から後縁部28にわたって直線状又は曲線状に延伸した突起36、37が形成されている。突起36、37は、翼30の前縁部39側に位置する第1突起36a、37aと、翼30の後縁部38側に位置する第2突起36d、37dと、第1突起36a、37aと第2突起36d、37dとの間に位置する第3突起36b、36c、37b、37cとから構成される。
(2)また、本発明の実施の形態1に係る遠心送風機1の製造方法によれば、主板10と主板10に対向するシュラウド20との間に翼30を設置する。翼30の端面34、35a、35bに設けられた突起36、37と、主板10及びシュラウド20の少なくとも一方に形成された溶着面12a、22a、22bと、を接触させ、主板10又は前記シュラウド20を透過させて端面34、35a、35bにレーザーを照射する。突起36、37を構成する翼30の前縁部39側に位置する第1突起36a、37aと、翼30の後縁部38側に位置する第2突起36d、37dと、第1突起36a、37aと第2突起36d、37d、との間に位置する第3突起36b、36c、37b、37cとを溶融させることにより、端面34、35a、35bと溶着面12a、22a、22bとを溶着させる。
(3)さらに、本発明の実施の形態1に係る遠心送風機1の製造方法によれば、端面34、35a、35bと溶着面12a、22a、22bとを溶着する際には、翼30を挟んで主板10とシュラウド20とを互いに押し付け合う方向に加圧し、端面34、35a、35bと溶着面12a、22a、22bとを密着させることを特徴とする。
一般に、部材同士をレーザー溶着する際、各部材の溶着面の一方又は双方が樹脂成形により低い平面度に形成されていたり、溶着面同士の加圧が不均一になっていたりすると、各部材の溶着面同士が、レーザー光の照射されない領域で密着してしまい、レーザー光の照射される領域では密着しなくなってしまう場合がある。各部材の溶着面同士がレーザー光の照射される領域で十分に密着しないことは、溶着面同士の溶着を阻害する大きな要因となる。
また、通常、翼30が2次元翼形状を有する場合、上縁部31bに形成された端面35a、35bと、下縁部31cに形成された端面34とは、加圧方向に平行な一直線上に配置されることが多い。このため、翼30を挟んで主板10とシュラウド20とを加圧する際に、翼30の上縁部31b側に作用する力の作用線と、翼30の下縁部31c側に作用する力の作用線とを一直線上に位置させることができる。これに対し、翼30が3次元翼形状を有する場合、端面35a、35bと端面34とが加圧方向においてずれて配置されることが多い。このため、翼30を挟んで主板10とシュラウド20とを加圧する際に、翼30の上縁部31b側に作用する力の作用線と、翼30の下縁部31c側に作用する力の作用線とを、一直線上に位置させるのが困難な場合がある。これらの作用線同士が一直線上にない場合、主板10とシュラウド20とが強い加圧力で加圧されると、翼30には回転力が作用してしまう。したがって、特に翼30が3次元翼形状を有する場合には、各部材の溶着面同士を均一に加圧するのが困難であるため、溶着面同士の間で安定した溶着強度を得るのが困難であった。
これに対し、実施の形態1では、上記(1)〜(3)において述べたように、翼30の端面34、35a、35bのそれぞれに突起36、37が設けられている。そのため、溶着面同士、すなわち端面34と溶着面12a、端面35aと溶着面22a、端面35bと溶着面22bが加圧によって密着する位置は、突起36、37上にほぼ限定される。このため、溶着時に、翼30と主板10との接触面積、及び翼30とシュラウド20との接触面積を小さくすることができるため、主板10とシュラウド20とを比較的弱い加圧力で加圧しても、高い面圧で密着させることができる。また、溶着面12a、22a、22bが密着する位置を突起36、37上に固定することができる。したがって、レーザー光を突起36、37上に照射し、突起36、37に沿って走査することにより、34、35a、35bと溶着面12a、22a、22bとの間で安定した溶着強度を得ることができる。これにより、溶着部を形成しようとする面同士を均一に加圧して密着させることが困難な場合、例えば、3次元翼形状を有する翼30を用いた場合であっても、溶着部を形成しようとする面同士を安定して強固に溶着することができる。このため、実施の形態1によれば、3次元翼形状を有する翼30を用いることによって低騒音で低消費電力の遠心送風機1を得ることができることに加え、溶着面同士が安定して強固に溶着された高強度の遠心送風機1を得ることができる。
また、前述の様に、端面34には、分割された第1突起36a、第2突起36d、及び第3突起36b、36cが形成されている。そして、第1突起36a、第2突起36d、及び第3突起36b、36cのそれぞれが溶融し、分割した溶着部を形成している。つまり、翼30の前縁部39側から所定の寸法の範囲が主板10と溶着して溶着部60aが形成されており、所定の間隔を隔ててさらに翼30と主板10との溶着部60bが形成されている。また、翼30の後縁部38側から所定の寸法の範囲が主板10と溶着しており、所定の間隔を隔ててさらに翼30と主板10との溶着部が形成されている。このように、遠心送風機1の翼30と主板10との溶着部は、翼30の前縁部39側と中央部とが分割され、後縁部38側と中央部とが分割されている。そのため、遠心送風機1に過大な外力が加わったときに応力が集中しやすい翼30の前縁部39及び後縁部38の溶着部に亀裂が発生しても、その亀裂は、溶着分割溝36e、36fが設けられている部分から中央部側にある溶着部に進展しない。つまり、第3突起36b、36cが溶融して形成される溶着部にまで亀裂が進展することがなく、翼30と主板10との溶着部の強度の低下が抑制される。以上の効果は、翼30とシュラウド20との間においても同様であり、端面35a、35bと溶着面22a、22bとの間においても同様な構成になっているため、翼30とシュラウド20との溶着部の強度低下も抑制される。
(4)また、実施の形態1においては、端面34、35a、35bは、第1突起36a、37aと第3突起36b、37bとの間及び第2突起36d、37dと第3突起36c、37cとの間に溶着分割溝36e、37e、36f、37fを備える。
(5)さらに溶着分割溝36e、37e、36f、37fは、端面34、35a、35bから凹んで形成されている。
以上のように構成されることにより、前述の様に、端面34と溶着面12aとの間には、溶着分割溝36e、36fが設けられている部分には溶着部が形成されていない。溶着分割溝36e、36fは、上記のように端面34から凹んで形成されているため、レーザー光により突起36が溶融して端面34と溶着面12aとの間に溶融した材料が広がっても、溶着分割溝36e、36fの上は溶着部が形成されない。したがって、端面34と溶着面12aとの間に、分割した溶着部を確実に形成することができる。以上の効果は、翼30とシュラウド20との間においても同様であり、端面35a、35bと溶着面22a、22bとの間においても同様な構成になっているため、翼30とシュラウド20との間に形成される溶着部も、溶着分割溝37e、37fにより分割した溶着部を確実に形成することができる。
なお、実施の形態1では、突起36、37がいずれも円弧状の断面形状を有している。これにより、端面34、35a、35bと溶着面12a、22a、22bとが突起36、37の延伸方向に平行でない方向に相対的に若干傾いたとしても、突起36、37と溶着面12a、22a、22bとの接触面積をほぼ一定にすることができる。したがって、突起36、37と溶着面12a、22a、22bとの間をほぼ一定の面圧で加圧することができ、溶着面同士を一定の溶着強度で溶着することができる。なお、突起36、37の断面形状は、円弧状以外の形状にすることもできる。例えば、突起36、37の断面形状を三角及び台形等の形状にしても良い。
(6)また、実施の形態1に係る遠心送風機1によれば、翼30は、翼30の一方の翼面の少なくとも一部を構成する第1部材31と、第1部材31に対向して配置され第1部材31との間に中空空間33を形成する第2部材32と、を備える。
このような構成により、翼30を軽量化しつつ、翼30と主板10及び翼30とシュラウド20との溶着部に外力がかかっても、強度低下が抑制される遠心送風機1が得られる。
(7)さらに、実施の形態1に係る遠心送風機1によれば、溶着面12a、22a、22bは、基準ピン13を更に備え、翼30は、基準ピン13が挿入される基準孔31dを備える。
このような構成により、翼30は、位置決め精度が向上し、遠心送風機1の製造も容易になる。
1 遠心送風機、10 主板、11 ボス、12 凹部、12a 溶着面、13 基準ピン、14 位置決めピン、20 シュラウド、21 空気吸込口、22 凹部、22a 溶着面、22b 溶着面、28 後縁部、29 前縁部、30 翼、30a 正圧面、30b 負圧面、31 第1部材、31a 表面部、31b 上縁部、31c 下縁部、31d 基準孔、32 第2部材、33 中空空間、34 端面、35a 端面、35b 端面、36 突起、36a 第1突起、36b 第3突起、36c 第3突起、36d 第2突起、36e 溶着分割溝、36f 溶着分割溝、37 突起、37a 第1突起、37b 第3突起、37c 第3突起、37d 第2突起、37e 溶着分割溝、37f 溶着分割溝、38 後縁部、39 前縁部、60a 溶着部、60b 溶着部、60e 隙間、100 空気調和機。

Claims (6)

  1. ファンモーターにより回転駆動される主板と、
    前記主板に対向して配置されたシュラウドと、
    前記主板と前記シュラウドとの間に設置された複数の翼と、を備え、
    前記主板及び前記シュラウドは、
    前記翼との間に溶着部が形成される溶着面を備え、
    前記翼は、
    前記溶着面に対向し前記溶着部が形成される端面を有し、
    前記端面は、
    前記翼の前縁部から後縁部にわたって直線状又は曲線状に延伸した突起が形成されており、
    前記突起は、
    前記翼の前縁側に位置する第1突起と、
    前記翼の後縁側に位置する第2突起と、
    前記第1突起と前記第2突起との間に位置する第3突起と、から構成され
    前記端面の前記第1突起と前記第3突起との間及び前記第2突起と前記第3突起との間には、
    凹んで形成されている溶着分割溝が設けられ、
    前記第3突起の前記端面に沿って延伸する長さは、
    前記第1突起及び前記第2突起よりも長く、
    前記溶着部は、
    前記第1突起、前記第2突起及び前記第3突起が設けられた位置に分割して形成される、遠心送風機。
  2. 前記翼は、
    前記翼の一方の翼面の少なくとも一部を構成する第1部材と、
    前記第1部材に対向して配置され前記第1部材との間に中空空間を形成する第2部材と、を備える、請求項に記載の遠心送風機。
  3. 前記溶着面は、
    当該溶着面から突出して形成された基準ピンを更に備え、
    前記端面は、
    前記基準ピンが挿入される基準孔を備える、請求項1又は2に記載の遠心送風機。
  4. 請求項1〜の何れか1項に記載された遠心送風機を備える、空気調和機。
  5. 主板と前記主板に対向するシュラウドとの間に翼を設置し、
    前記翼の端面に突出して設けられた突起と、前記主板及び前記シュラウドの少なくとも一方に形成された溶着面と、を接触させ、
    前記主板又は前記シュラウドを透過させて前記端面にレーザーを照射し、
    前記突起は、
    前記翼の前縁側に位置する第1突起と、
    前記翼の後縁側に位置する第2突起と、
    前記第1突起と前記第2突起との間に位置する第3突起と、から構成され、
    前記端面の前記第1突起と前記第3突起との間及び前記第2突起と前記第3突起との間には、
    凹んで形成されている溶着分割溝が設けられ、
    前記第3突起の前記端面に沿って延伸する長さは、
    前記第1突起及び前記第2突起よりも長く、
    前記第1突起と、前記第2突起と、前記第3突起とを溶融させることにより、前記端面と前記溶着面とを溶着し、分割した溶着部を形成する、遠心送風機の製造方法。
  6. 前記端面と前記溶着面とを溶着する際には、前記翼を挟んで前記主板と前記シュラウドとを互いに押し付け合う方向に加圧し、前記端面と前記溶着面とを密着させる、請求項に記載の遠心送風機の製造方法。
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