JP6883894B1 - 石材墓 - Google Patents

石材墓 Download PDF

Info

Publication number
JP6883894B1
JP6883894B1 JP2020172173A JP2020172173A JP6883894B1 JP 6883894 B1 JP6883894 B1 JP 6883894B1 JP 2020172173 A JP2020172173 A JP 2020172173A JP 2020172173 A JP2020172173 A JP 2020172173A JP 6883894 B1 JP6883894 B1 JP 6883894B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
epitaph
grave
tomb
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020172173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022063766A (ja
Inventor
禎 緑間
禎 緑間
Original Assignee
合資会社沖縄関ケ原石材
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 合資会社沖縄関ケ原石材 filed Critical 合資会社沖縄関ケ原石材
Priority to JP2020172173A priority Critical patent/JP6883894B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883894B1 publication Critical patent/JP6883894B1/ja
Publication of JP2022063766A publication Critical patent/JP2022063766A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fencing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】土台から作成する必要がなく、プライバシー情報を守ることができ。墓を開けたり内部に入らなくても見ることができる墓誌を備えた石材墓を提供する。【解決手段】墓本体2と、墓本体2の入口の両側に設置されている袖石3,9を含む石材墓1であって、袖石3,9の少なくとも一つにはスリット孔が開けられ、スリット孔に墓誌5を出し入れ自在に収納する。袖石3,9のスリット孔は、上部から下に向けて開けられており、前記スリット孔に上から墓誌5を落とし込むことにより、出し入れ自在に収納する。【選択図】図1

Description

本発明は墓誌を備えた石材墓に関する。
墓誌は故人の戒名又は氏名、死亡年月日、年齢等の墓誌事項を石板又は墓本体に記載し、個人の記録が長期間残るように作成される。とくに石板製墓誌は、多くの故人の記録を記載できることから、墓本体とは別に独立して設置されることも多い。特許文献1には墓誌プレートの差し替えが自由にできる墓誌が提案されている。特許文献2には、骨壺に墓誌事項を記載することが提案されている。
特開2006−183348号公報 実用新案登録第3010566号公報
しかし、従来の墓誌プレートは、それ自体独立したものであり、土台から作成する必要があり、土台を作るスペースの無い墓地では設置するのは困難であり、さらにプライバシー情報を守れないという問題があった。また、骨壺に墓誌事項を記載するのは、墓を開けるか又は墓の内部に入らないとわからず、不便であった。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、土台から作成する必要がなく、プライバシー情報を守ることができ、墓を開けたり内部に入らなくても見ることができる墓誌を備えた石材墓を提供する。
本発明は、墓本体と、前記墓本体の入口の両側に設置されている袖石を含む墓であって、前記袖石の少なくとも一つにはスリット孔が開けられ、前記スリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納した石材墓である。
本発明の石材墓は、墓本体と、前記墓本体の入り口の両側に設置されている袖石を含み、前記袖石の少なくとも一つにはスリット孔が開けられ、前記スリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納したことにより、土台から作成する必要がなく、プライバシー情報を守ることができ、墓を開けたり内部に入らなくても見ることができる墓誌を備えた石材墓を提供できる。すなわち、墓誌は袖石に設けられたスリット孔に出し入れ自在に収納することにより、土台は不要である。また、通常の状態では墓誌は袖石に設けられたスリット孔に収納されていることにより、プライバシー情報を守ることができる。さらに、墓誌を見る必要がある場合は袖石のスリット孔から引き出すだけでよく、墓を開けたり内部に入る必要はなく便利である。
図1は本発明の一実施形態に係る石材墓の模式的正面図である。 図2は同、大袖石に開けられたスリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納する模式的斜視図である。 図3Aは同、大袖石に開けられたスリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納する模式的正面図、図3Bは同、模式的側面図である。 図4は同、石材墓の模式的側面図である。 図5は同、石材墓の模式的平面図である。 図6は本発明の別の実施形態に係る石材墓の模式的正面図である。 図7は同、小袖石に開けられたスリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納する模式的斜視図である。 図8は同、石材墓の模式的側面図である。
本発明は、墓本体と、前記墓本体入口の両側(両脇)に設置されている袖石を含む石材墓である。袖石は、墓本体前部の構造物(大袖石)ないしは隣のお墓との境界をはっきりさせる役割を持っている(小袖石)。前記袖石の少なくとも一つにはスリット孔が開けられ、前記スリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納する。これにより、土台から作成する必要がなく、プライバシー情報を守ることができ、墓を開ける必要もなく、墓の内部に入らなくても墓誌を見ることができる。
墓誌は通常、墓本体とは別に独立して設置されることが多いが、独立して設置するには土台から必要であり、土地が狭い場合は設置できないという問題がある。また、沖縄地方においては、墓誌を作成する習慣がなく、骨壺に墓誌事項を記載していた。これによる不都合は従来技術の項に記載したとおりである。本発明は、沖縄地方の墓においても墓誌を作成したいという遺族の要望もあり、本発明はこのような要望に応えるものである。
本発明においては、墓誌を収納するためのスリット孔は、袖石の少なくとも一つに開けられていればよく、両側(両脇)の袖石に開けられていてもよい。大袖石と小袖石の両方に設けることもできる。また、前記スリット孔は一つでもよいし、複数開けていてもよい。
前記袖石のスリット孔は、上部から下に向けて開けられており、前記スリット孔に上から墓誌を落とし込むことにより、出し入れ自在に収納できるようにするのが好ましい。墓誌を上から出し入れ自在に収納できれば便利である。
前記墓誌は、墓誌プレートと、前記墓誌プレートの上部のストッパー部と、前記ストッパーの上の手持ち部で構成されるのが好ましい。墓誌プレートには故人の戒名又は氏名、死亡年月日、年齢等の墓誌事項を記載する。墓誌プレートに切削、筆書き等により記載するのが好ましい。ストッパー部は、墓誌プレートを所定の高さで止めることができる。また、ストッパーの上に手持ち部があれば、手で持って出し入れができ、便利である。さらに、ストッパー部及び手持ち部は袖石の表面から出ているので、墓誌プレートがある位置がすぐにわかり、供養ごとに墓誌プレートを引き上げて墓誌事項を確認できる。
前記墓誌は、小袖石及び大袖石から選ばれる少なくとも一つの袖石に開けられたスリット孔に収納するのが好ましい。より好ましくは、大袖石に開けられたスリット孔に収納する。大袖石の上には支柱があり、この支柱の裏の大袖石に開けられたスリット孔に収納すれば、墓誌は隠れ、プライバシー保護がより強化できる。大袖石の上には屋根があり、雨水と太陽光線を防ぎ、墓誌の傷みを防止できる。
前記墓本体、袖石及び墓誌はいずれも天然石製であるのが好ましい。墓石に使う天然石製の石材は、大まかな分類として花崗岩(御影石を含む)、閃緑岩、斑レイ岩、安山岩等が挙げられ、産地や成分などにより300以上の種類がある。これらの天然石は長期間経過しても変化することはなく、ひび割れすることもなく、耐久性に優れている。
前記墓本体は破風墓又(家形墓)は亀甲墓が好ましい。これらの墓は側壁及び屋根、袖石を含め、ほぼ全体が石材で構成されている。一部にコンクリートを使用することもできる。これらの墓は袖石を備えており、袖石に墓誌を出し入れ自在に収納するのに都合がよい。
以下図面を用いて説明する。以下の図面において、同一符号は同一物を示す。図1は本発明の一実施形態に係る石材墓1の模式的正面図である。この石材墓1は破風墓の例であり、墓本体2は土台、側壁、支柱、屋根などの構造物は石材で構成されている。墓本体2の前面側には、大袖石9とその上の支柱10があり、支柱10には墓を所有する家の名前を記載した墓名板11を設けている。大袖石9の上であって、支柱10の裏側に上部から下部に向けてスリット孔が開けられており、このスリット孔に上から墓誌5を落とし込むことにより、出し入れ自在に収納している。墓誌5は、墓誌プレート6と、墓誌プレート6の上部のストッパー部7と、ストッパーの上の手持ち部8で構成されている。墓本体2の中央には香炉13があり、その奥には納骨室に入るための扉12がある。大袖石9の前には小袖石3が設置されている。
図2は大袖石9に開けられたスリット孔4に墓誌5を出し入れ自在に収納する模式的斜視図、図3Aは同正面図、図3Bは同側面図である。この例においては、大袖石9は上部から下部に向けてスリット孔4が開けられており、このスリット孔4に上から墓誌5を落とし込むことにより、出し入れ自在に収納する。墓誌5も石材製であることが好ましく、重量もあることから、上から出し入れ自在に収納できれば便利である。スリット孔4の好ましい大きさは、一例としてスリット長230〜250mm、スリット幅30〜50mm、深さ240〜260mmが好ましい。墓誌5は、前記スリット孔に収納できる大きさであればよい。
墓誌5は、墓誌プレート6と、墓誌プレート6の上部のストッパー部7と、ストッパーの上の手持ち部8で構成されている。ストッパー部7があれば、墓誌プレート6は所定の高さで止まる。また、ストッパー部7の上に手持ち部8があれば、手で持って出し入れができ、便利である。ストッパー部7の大きさは、スリット孔4より大きければよく、一例として各辺5〜30mm程度大きくする。手持ち部8は幅280〜300mm、高さ70〜90mmが好ましい。
図4は石材墓の模式的側面図であり、前側から見て、小袖石3、大袖石9とその上の支柱10、香炉13があり、その奥に納骨室14がある。図5は石材墓1の模式的平面図である。
図6は本発明の別の実施形態に係る石材墓の模式的正面図、図7は同、小袖石に開けられたスリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納する模式的斜視図、図8は同、石材墓の模式的側面図である。図1と異なる点は、墓誌15を小袖石3に開けたスリット孔19に収納したことである。墓誌15は、墓誌プレート16と、墓誌プレート16の上部のストッパー部17と、ストッパーの上の手持ち部18で構成されている。
以下、実施例によりさらに詳しく説明する。但し、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1〜5に示すように、御影石を使用して石材墓(破風墓)1を作製した。この石材墓1の全体の大きさは、間口(横)2000mm、奥行き1900mm、屋根の頂点までの高さ2210mmである。背面側壁の厚さは80mmである。
大袖石9も御影石を使用して作製した。大袖石9の大きさは、間口(横)380mm、奥行き395mm、高さ1200mmである。墓誌プレート6の大きさは、間口(横)方向の長さ240mm、奥行き(幅)30mm、高さ250mmである。墓誌5の重さは6.5kgとした。大袖石9の上面から下に向けて開けたスリット孔4の大きさは、墓誌プレート6の大きさよりも各辺2mm長くした。
このようにして作成した墓誌5を実際に使ってみたところ、墓誌プレート6はスリット孔4に出し入れ自在に収納でき、便利であることが確認できた。また、墓誌プレート6をスリット孔4に収納した通常の状態では、墓誌事項は隠れているので、プライバシー情報を守ることができた。
(実施例2)
図6〜8に示すように、小袖石3にスリット孔19を設け、ここに墓誌15を収納した。小袖石3の大きさは、間口(横)360mm、奥行き205mm、高さ800mmである。スリット孔19の大きさ、墓誌プレート16の大きさ、墓誌15の重量などは実施例1と同様とした。
このようにして作成した墓誌15を実際に使ってみたところ、墓誌プレート16はスリット孔19に出し入れ自在に収納でき、便利であることが確認できた。また、墓誌プレート16をスリット孔19に収納した通常の状態では、墓誌事項は隠れているので、プライバシー情報を守ることができた。
本発明の袖石の少なくとも一つにスリット孔を開け、前記スリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納した石材墓は、破風墓に限らず、亀甲墓あるいは袖石を有する墓であれば否かる墓にも適用できる。
1 石材墓
2 墓本体
3 小袖石
4,19 スリット孔
5,15 墓誌
6,16 墓誌プレート
7,17 ストッパー部
8,18 手持ち部
9 大袖石
10 支柱
11 墓名板
12 扉
13 香炉
14 納骨室

Claims (6)

  1. 墓本体と、前記墓本体の入口の両側に設置されている袖石を含む石材墓であって、
    前記袖石の少なくとも一つにはスリット孔が開けられ、前記スリット孔に墓誌を出し入れ自在に収納したことを特徴とする石材墓。
  2. 前記袖石のスリット孔は、上部から下に向けて開けられており、前記スリット孔に上から墓誌を落とし込むことにより、出し入れ自在に収納した請求項1に記載の石材墓。
  3. 前記墓誌は、墓誌プレートと、前記墓誌プレートの上部のストッパー部と、前記ストッパーの上の手持ち部で構成される請求項1又は2に記載の石材墓。
  4. 前記墓本体、袖石及び墓誌はいずれも天然石製である請求項1〜3のいずれか1項に記載の石材墓。
  5. 前記墓誌は、小袖石及び大袖石から選ばれる少なくとも一つの袖石に開けられたスリット孔に収納する請求項1〜4のいずれか1項に記載の石材墓。
  6. 前記墓本体は、破風墓又は亀甲墓である請求項1〜5のいずれか1項に記載の石材墓。
JP2020172173A 2020-10-12 2020-10-12 石材墓 Active JP6883894B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020172173A JP6883894B1 (ja) 2020-10-12 2020-10-12 石材墓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020172173A JP6883894B1 (ja) 2020-10-12 2020-10-12 石材墓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6883894B1 true JP6883894B1 (ja) 2021-06-09
JP2022063766A JP2022063766A (ja) 2022-04-22

Family

ID=76218155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020172173A Active JP6883894B1 (ja) 2020-10-12 2020-10-12 石材墓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6883894B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022063766A (ja) 2022-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11591818B2 (en) Patron-accessible memorialization structures
US7406754B2 (en) Combined headstone and columbarium
US7243405B1 (en) Method, system, and device for storing cremains
JP6883894B1 (ja) 石材墓
US20080244994A1 (en) Monument Assembly and Method of Installation
Plumley Qaṣr Ibrim̂ 1963-1964
JP3215434U (ja) 軽量組み立て墓石
JP3135973U (ja) 外柵付墓石用門柱収納庫
JP3227426U (ja) 供物台
JP2996972B1 (ja) 納骨墓
KR200496639Y1 (ko) 납골묘의 뚜껑 개폐장치
JP2542480B2 (ja) 納骨堂の扉及び同納骨庫
JP3128630U (ja) カロートを備えた供養塔
JPH074297Y2 (ja) 墓 標
JP3157099U (ja) 納骨堂
KR200329512Y1 (ko) 납골함 보관대용 판넬 유지장치
JP2023124991A (ja) 墓石
KR200189937Y1 (ko) 납골당
Hope V.—The Bound Church of the Knights Templars at Temple Bruer, Lincolnshire
FI119393B (fi) Hautausmenetelmä ja tuhkaholvi sen soveltamiseksi
KR200352909Y1 (ko) 가족 납골탑
JP3446126B2 (ja) 墓塔用囲い
KR200281242Y1 (ko) 유골함 안치대
AU2005270714B2 (en) Monument assembly and method of installation
KR200356617Y1 (ko) 가옥형 납골묘

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201029

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201209

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6883894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250