JP6883098B2 - 鉄骨鉄筋コンクリート柱 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、高層建築物のための鉄骨鉄筋コンクリート柱に関する。本発明は、そのような鉄骨鉄筋コンクリート柱のための鉄骨構造およびそのような鉄骨鉄筋コンクリート柱を含む高層建築物にさらに関する。
鉄骨鉄筋コンクリート柱は、鉄筋コンクリートに包まれた構造用形鋼を含む合成柱である。それらは、高層建築物で広く使用されており、それらの寸法のために「メガ柱」とも呼ばれている。コンクリートと形鋼との間の合成作用を利用することにより、合成柱の支持力は、通常、独立したコンクリートおよび形鋼の支持力の合計より大きい。
第1の種類の鉄骨鉄筋コンクリート柱は、現場で溶接によって組み立てられる重い鋼板からなる溶接鋼骨格を有する。そのような柱は、例えば、中国実用新案第204919988U号明細書で開示されている。この柱の鋼骨格は、柱の長手方向中心軸を中心とする十字形状の断面を含む。柱自体の断面は、正方形であり、鉄筋の籠が柱の4つのコーナーを補強する。現場で溶接によって組み立てられる重い鋼板からなる巨大な鋼製ケーソンとして鋼骨格を設計することも知られている。この鋼製ケーソンは、コンクリートで満たされ、かつ長手方向および短手方向の鉄筋で補強されたコンクリートに包まれる。
鉄骨鉄筋コンクリート柱において、開いた形鋼を閉じた形鋼と組み合わせることがさらに知られている。そのような柱は、例えば、中国実用新案第104405082U号明細書で開示されている。この柱は、十字形状の断面を有する。十字の各アームは、十字の中心を指すウェブを有する溶接されたT字形の形鋼を含む。柱の中心において、管状形鋼は、コンクリートに埋め込まれ、かつコンクリートで満たされる。
この第1の種類の鉄骨鉄筋コンクリート柱では、鋼骨格の設計は、コンクリートと鋼とが効率的に協働するように自由に設計することができる。しかしながら、そのような鋼骨格を構築することは、一般に、現場での重い構造用鋼に対する多くの溶接作業が必要であり、それは、費用および時間がかかり、品質問題を発生させることがある。
第2の種類の鉄骨鉄筋コンクリート柱は、独立した熱間圧延形鋼を含む。そのような柱は、例えば、中国実用新案第203113624U号明細書で開示されている。それに開示されている鉄骨鉄筋コンクリート柱は、正方形または長方形の断面を有し、I形鋼梁が柱のコーナーのそれぞれに配置される。これらのI形鋼梁のウェブは、長手方向および短手方向の鉄筋で補強されるコンクリートコアの対向する2辺に沿って配置される。柱が長方形断面である場合、4つのI形断面梁のウェブは、柱の短辺に沿って配置される。鉄筋環は、I形断面梁の対およびI形断面の配置全体を囲む。
この第2の種類の鉄骨鉄筋コンクリート柱は、現場での重い構造用鋼に対する多くの溶接作業を必要としないが、それらは、一般に、高い支持力を保証するためのコンクリートと形鋼との間の協働に関してあまり効率的でない。
現場での構築が容易であり、それにもかかわらず、コンクリートおよび鋼が高い支持力を保証するように効率的に協働する鉄骨鉄筋コンクリート柱を提案することが本発明の目的である。
本発明による高層建築物のための鉄骨鉄筋コンクリート柱は、コンクリート柱を通して長手方向に延在する複数の熱間圧延形鋼を含み、これらの形鋼のそれぞれは、コンクリート柱内で外側に向けられた外面を有する外側フランジと、コンクリート柱内で内側に向けられた外面を有する反対側の内側フランジと、外側フランジを内側フランジに接続する中央ウェブとを有する。好ましい熱間圧延形鋼は、例えば、prEN16828−2015、EN10025−2:2004、10025−4:2004によるEuropean HEA、HEBもしくはHEMビームまたはASTM A6/A6M−14によるAmerican幅広フランジまたはWビームなど、幅広フランジを有するH形鋼または上記の梁に類似もしくは一致する2つのフランジと中央ウェブとを有する他の熱間圧延形鋼である。鉄骨鉄筋コンクリート柱は、形鋼が延在する長手方向軸を有し、好ましくは、それにより、各形鋼の長手方向軸は、鉄骨鉄筋コンクリート柱の長手方向軸と平行である。
本発明の第1の態様によると、形鋼は、それらの内側フランジの外面が、n角形を形成するn個の側面および横断面で中心コンクリートコアをその中で区切るようにコンクリート柱内に配置され、nは、少なくとも3に等しく、中心コンクリートコアのn個の側面のそれぞれは、少なくとも1つの形鋼の内側フランジの外面と同一平面である。ここで、「同一平面」は、中心コンクリートコアのそれぞれの側面と内側フランジの外面とが、当然のことながら内側フランジの外面の平面度の許容範囲内で同一平面であることを意味することが理解されるであろう。重要であるのは、内側フランジの外面が中心コンクリートコアの外側の境界を形成することである。したがって、通常、外側の鉄筋コンクリート層によって単独で保証される中心コンクリートコアの拘束は、形鋼の内側フランジの特定の配置によって改良される。ここで、「拘束」は、圧縮力下におけるコンクリートの短手方向への膨張の阻止を意味する。コンクリートコアの改良された拘束の結果として、鉄骨鉄筋コンクリート柱の支持力および延性を増加させる3D応力状態がコンクリートコアにおいて作り出される。ひび割れの拡大および成長は、軸方向に圧縮されたコンクリートコアで最小になる。拘束効果は、設計基準で(依然として)考慮されていないが、使用者にさらなる安全性を確実に提供することが留意される。要約すると、本発明は、熱間圧延形鋼によって現場で簡単に構築できる鉄骨鉄筋コンクリート柱を提案し、これらの断面は、高い支持力を提供するだけでなく、中心コンクリートコアの支持力も増加させる。
内側フランジによる中心コンクリートコアの拘束を改良するために、コンクリートコアのn個の側面のそれぞれの表面の好ましくは少なくとも30%、より好ましくは少なくとも40%、最も好ましくは少なくとも50%は、1つまたは複数の形鋼の内側フランジの外面によって制限される。
さらに、柱内の2つの隣接する形鋼間の水平距離は、少なくとも数センチメートルであり、そのため、個々の形鋼のそれぞれは、コンクリートに十分に埋め込まれる。したがって、コンクリートコアのn個の側面のそれぞれの表面の最大98%は、通常、1つまたは複数の形鋼の内側フランジの外面によって制限される。好ましい実施形態において、1つまたは複数の形鋼の内側フランジの外面によって制限されるコンクリートコアのn個の側面のそれぞれの表面のパーセンテージは、30%〜98%の範囲、より好ましくは30%〜80%または40%〜80%の範囲である。
中心コンクリートコアの側面が単一の形鋼の内側フランジの外面と同一平面である場合、この内側フランジは、好ましくは、中心コンクリートコアのこの側面の幅に対して中央に置かれる。内側フランジのこのような中央への配置により、中心コンクリートコアの良好な拘束および支持梁の柱への良好な接続がもたらされる。
2つ以上の形鋼の内側フランジの外面と同一平面である中心コンクリートコアの側面が存在する場合、提案された鉄骨鉄筋コンクリート柱の断面およびそれによるその支持力は、中心コンクリートコアの拘束を損なうことなく簡単に増加され得ることが理解されるであろう。
中心コンクリートコアの拘束を改良するために、中心コンクリートコアの側面がm個の形鋼の内側フランジの外面と同一平面であり、mが少なくとも2に等しい場合、中心コンクリートコアのこの側面に沿って配置される2つの連続する内側フランジ間の距離および中心コンクリートコアのこの側面を横に区切るコーナーとこのコーナーに最も近い内側フランジとの間の距離は、好ましくは、0.8×w/(m+1)以下であり、好ましくは0.7×w/(m+1)以下である。ここで、wは、この側面の幅であり、mは、この側面に沿って配置される形鋼の数である。
通常、内側フランジのすべては、同じ幅を有する。しかしながら、特別な場合、内側フランジは、異なる幅を有し得る。
通常、形鋼の内側フランジは、その外側フランジと同じ幅を有する。しかしながら、特別な場合、内側フランジは、外側フランジより幅が広いことができる。
通常、形鋼のすべては、同じ寸法を有する。しかしながら、特別な場合、異なる寸法の形鋼が同じ柱で使用され得る。
中心コンクリートコアが凸n角形を形成する横断面を有する場合、中心コンクリートコアの優れた拘束が容易に実現され得る。しかしながら、中心コンクリートコアの各側面に沿って少なくとも1つの形鋼を配置することが可能である限り、中心コンクリートコアは、例えば、星形などの凹n角形を形成する横断面を有し得ることは除外されない。(凸多角形は、すべての内角が180°より小さい多角形と定義される。凹多角形は、180°を超える角度を少なくとも1つ有する。)
多くの場合、中心コンクリートコアのn個の側面は、すべて同じ幅を有する。しかしながら、中心コンクリートコアのn個の側面が異なる幅を有し得ることは除外されない。これは、例えば、中心コンクリートコアが長方形の横断面を有する場合である。
この中心コアが、正多角形、すなわち等角(すべての角度の大きさが等しい)かつ等辺(すべての側面が同じ長さを有する)である多角形を形成する横断面を有する場合、中心コンクリートコアの優れた拘束が実現され得ることが理解されるであろう。しかしながら、建築上および/または構造上の制約(例えば、柱に接続される梁の支持方向)により、中心コンクリートコアに、等角ではなくかつ/または等辺ではない多角形を形成する横断面を与えることが示唆され得る。
同様に、中心コンクリートコアの拘束を改良するために、柱の長手方向中心軸が360°/nの回転対称の軸である配置を形鋼が形成する場合、それは、有利である。ここで、nは、中心コンクリートコアの側面の数である。
中心コンクリートコアの側面が単一の形鋼の内側フランジの外面と同一平面である場合、この形鋼のウェブが、そのような構造用鋼の用途に対する通常の許容範囲において、柱の長手方向軸を含む中央平面を有する場合に中心コンクリートコアの拘束も改良される。
各内側フランジは、好ましくは、中心コンクリートコアに貫入する複数のシアコネクタを含む。これらのシアコネクタは、形鋼および中心コンクリートコアの配置が複合体としてより効果的に作用する利点を提供し、それにより、偏心柱荷重によって引き起こされる曲げ応力に耐える鉄骨鉄筋コンクリート柱の能力が強く改良される。
形鋼のそれぞれは、追加的または代替的に、その外側フランジとその内側フランジとの間のコンクリートおよび/またはその外側フランジの外面を囲むコンクリートに貫入する複数のシアコネクタを含み得る。これらのシアコネクタは、形鋼および形鋼を包むコンクリートが複合体としてより効果的に作用する利点を提供する。
コンクリートは、一般に、長手方向および/または短手方向の鉄筋を含む。ここで、「鉄筋(rebar)」は、「鉄筋(reinforcing bar)」の短縮形であり、コンクリートの張力を強化および保持するテンション装置として使用される鋼棒を指し、鉄筋の表面は、多くの場合、コンクリートとのより良好な結合を形成するためにパターン化されている。
好ましい実施形態において、コンクリートは、長手方向および短手方向の鉄筋から形成され、かつ形鋼の配置を取り囲む外側補強籠を含む。この外側コンクリート補強籠は、特に、形鋼を閉じ込める周囲のコンクリート層の外側の拘束を可能にする。それは、特に、軸方向圧縮力下でのこの周囲のコンクリート層の張り出しを阻止し、そのため、この周囲のコンクリート層は、より高い荷重まで鉄骨鉄筋コンクリート柱の支持力に寄与することができる。
外側補強籠は、有利には、長手方向鉄筋に接続された複数の閉環状鉄筋環を含む。これらの閉環状鉄筋環は、(圧力容器の円筒壁と同様に)重要な周囲の引張応力を吸収することが可能であることにより、軸方向に圧縮されたコンクリートで発生する短手方向の圧力に効率的に抵抗することが理解されるであろう。
コンクリートは、有利には、長手方向および短手方向の鉄筋から形成される内側補強籠を含み得、それは、中心コンクリートコアを取り囲むように外側フランジと内側フランジとの間に配置される。この内側コンクリート補強籠は、特に、中心コンクリートコアを直接囲む中間コンクリート層の拘束を提供する。それにより、軸方向圧縮力下においてこの中間コンクリート層で発生する短手方向圧力に抵抗し、そのため、この中間コンクリート層は、より高い荷重まで鉄骨鉄筋コンクリート柱の支持力に寄与することができる。
内側補強籠は、好ましくは、形鋼のウェブの貫通穴を通過する閉環状鉄筋環を含む。したがって、これらの環は、形鋼の配置から構造的に独立しており、それは、形鋼が変形にさらされるときに有利である。代替的に、内側補強籠は、鉄筋環の円弧状部分であって、それらの端部で形鋼のウェブに溶接された鉄筋環の円弧状部分を含む。構造的な観点からあまり有利ではないが、しかしながら、この代替的な実施形態は、形鋼のウェブに穴をあける必要がないという無視できない利点を有する。
好ましい実施形態において、鉄骨鉄筋コンクリート柱は、少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードを含む。そのような「梁柱接続ノード」は、例えば、高層建築物の床を支持する荷重支持梁をそれに接続するために特に備えられる鉄骨鉄筋コンクリート柱の特定の区域である。2つの連続する梁柱接続ノード間において、有利には、形鋼を相互接続する構造用鋼がないことが理解されるであろう。換言すれば、2つの連続する梁柱接続ノード間において、鉄骨鉄筋コンクリート柱の支持鉄骨構造は、単に柱を通して並列に延在する孤立した形鋼からなる。しかしながら、梁柱接続ノードでは、形鋼は、構造用鋼によって構造的に相互接続され得る。本明細書において、用語「構造用鋼」は、鉄骨構造で荷重支持または荷重移送部材として使用されるHビーム、Iビーム、Tビーム、重いUまたはL断面および重い鋼板などのさまざまな重い形鋼を示す。鉄筋は、これに関連して、構造用鋼に該当しない。2つの連続する梁柱接続ノード間に形鋼を相互接続する構造用鋼がないことにより、構造用鋼に対する現場での溶接作業は、特に柱の品質を改良し、かつ柱の構築を容易にするものに強く制限される。
好ましい実施形態において、鉄骨鉄筋コンクリート柱は、荷重支持梁をこの外側フランジに接続するために、少なくとも1つの形鋼の外側フランジ上に少なくとも1つの梁柱接続要素を含む。そのような梁柱接続要素は、例えば、梁のウェブをそれに溶接またはボルト留めするための外側フランジに堅固に取り付けられるL断面、ボルト留めされたエンドプレートの梁柱接続などを実現するように梁のエンドプレートを外側フランジに固定するための外側フランジのボルト穴などの構造用鋼要素を含み得る。梁柱接続は、好ましくは、堅固な梁柱接続である。
鉄骨鉄筋コンクリート柱は、丸いか、または卵形であるか、または別の曲線である断面を有し得るが、多角形断面も有し得る。本発明は、結果的に、柱の断面の設計についてかなりの構造上の自由を提供する。しかしながら、非常に興味深い実施形態は、中心コンクリートコアがn個の側面を有する場合、2n個の側面を有する多角形断面を含むことが理解されるであろう。これらの2n個の側面の1つおきの背後に形鋼の少なくとも1つの外側フランジの外面が配置される。そのような実施形態は、特に、形鋼を含まない突出したコンクリートコーナーを効率的に回避することを可能にすることが理解されるであろう。
本発明は、コンクリート柱を通して長手方向に延在するように配置される複数の熱間圧延形鋼を含む、高層建築物のための鉄骨鉄筋コンクリート柱のための鉄骨構造も提案する。これらの形鋼のそれぞれは、コンクリート柱内で外側に向けられた外面を有する外側フランジと、コンクリート柱の内側に向けられた外面を有する反対側の内側フランジと、外側フランジを内側フランジに接続するウェブとを有する。形鋼は、それらの内側フランジの外面が、n角形を形成するn個の側面および横断面で中心コアボリュームを区切るように配置され、nは、少なくとも3に等しく、中心コアボリュームのn個の側面のそれぞれは、少なくとも1つの形鋼の内側フランジの外面と同一平面である。そのような鉄骨構造がコンクリートに包まれると直ちに、中心コンクリートコアは、形鋼の内側フランジによって閉じ込められるかまたは制限される。先に説明されたように、コンクリートコアの改良された拘束により、鉄骨鉄筋コンクリート柱の支持力および延性を増加させる3D応力状態がコンクリートコアにおいて作り出される。ひび割れの拡大および成長は、軸方向に圧縮されたコンクリートコアで最小になる。
そのような鉄骨構造は、通常、少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードであって、耐荷重梁をそれに接続するための少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードも含み、2つの連続する梁柱接続ノード間において、形鋼を相互接続する構造用鋼がない。梁柱接続ノードでは、形鋼は、構造用鋼によって構造的に相互接続され得る。2つの連続する梁柱接続ノード間において、形鋼を相互接続する構造用鋼がないことにより、構造用鋼に対する現場での溶接作業は、特に鉄骨構造の品質を改良し、かつ鉄骨構造の構築を容易にするものに強く制限される。
先に説明されたように、本発明は、少なくとも1つの鉄骨鉄筋コンクリート柱を含む高層建築物をさらに提案する。
この高層建築物は、通常、鉄骨鉄筋コンクリート柱の2つの連続する梁柱接続ノードにおいて、鉄骨鉄筋コンクリート柱によって支持される少なくとも2つの連続する床を含み、2つの連続する接続ノード間において、形鋼を相互接続する構造用鋼がない。
本発明の上記および他の機能、態様および利点は、本発明のいくつかの実施形態の以下の説明に関しておよび添付図面を参照することにより、よりよく理解されるであろう。
図1は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第1の実施形態の断面である。 図2は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第2の実施形態の断面である。 図3Aは、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱で使用される鋼コンクリート補強籠の第1の実施形態の立面図である。 図3Bは、図3Aの鋼コンクリート補強籠の断面である。 図4Aは、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱で使用される鋼コンクリート補強籠の第2の実施形態の立面図である。 図4Bは、図4Aの鋼コンクリート補強籠の断面である。 図5は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱で使用される形鋼の断面である。 図6は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第3の実施形態の断面である。 図7は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第4の実施形態の断面である。 図8は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第5の実施形態の断面である。 図9は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱の第6の実施形態の断面である。 図10は、図2に示される鉄骨鉄筋コンクリート柱の断面であり、梁柱接続を示し、水平支持梁が鉄骨鉄筋コンクリート柱に取り付けられている。 図11は、図1、2または6に示される柱の立面図であり、コンクリートおよびコンクリート補強筋は示されていない。
以下の説明および図面は、一例としておよび説明のために本発明の実施形態を説明することが理解されるであろう。それらは、特許請求される主題の範囲、性質または趣旨を限定するものではない。図面では、それぞれの実施形態における均等な要素に同一の参照番号が記載される。
図1は、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱10の第1の実施形態の断面を概略的に示す(「柱10」という短縮形でも呼ばれる)。柱10は、長手方向中心軸12と外殻面(または外皮)14とを含む。長手方向中心軸12は、描画平面に垂直である。図1の柱において、外殻面14は、円筒軸として長手方向中心軸12を有する直円筒面である。したがって、図1の柱は、円形断面を有する。
H形断面を有する4つの熱間圧延形鋼16、16、16、16(以下で「形鋼16」(i=1、2、3、4)という短縮形でも呼ばれる)は、柱10の長手方向中心軸12に沿って長手方向に延在する。これらの柱梁16のそれぞれは、内側に向けられた(すなわち長手方向中心軸12に向けられた)略平面状の外面20を有する内側フランジ18と、外側に向けられた(すなわち柱10の外殻面14に向けられた)略平面状の外面24を有する反対側の外側フランジ22と、内側フランジ18を外側フランジ20に接続する中央ウェブ26とを有する。ここで、各形鋼16のウェブ26の中央平面は、柱10の長手方向中心軸12を含む。
好ましい熱間圧延形鋼は、prEN16828−2015、EN10025−2:2004、10025−4:2004によるEuropean HEA、HEBもしくはHEMビームまたはASTM A6/A6M−14によるAmerican幅広フランジまたはWビームなど、幅広フランジを有するH形鋼または上記の梁に類似または一致する他の高温圧延H形鋼である。好適な形鋼の関連する機械的パラメータおよび鋼種は、例えば、European standard EN 1993−1−1:2005の表3.1および3.2.6項に示されている。
4つの形鋼16は、それらの内側フランジ18の外面20が、四角形を形成する4つの側面および横断面で中心コアボリューム28をその中で区切るように柱10内に配置される。参照番号30は、図面の平面においてこの中心コアボリューム28の外側限界を明確にし、外側限界は、図1において正方形の形態を有する。空間において、中心コアボリューム28の外側限界(すなわち包絡面)は、4つの仮想平面によって定義され、これらの4つの仮想平面のそれぞれは、4つの内側フランジ18の1つの外面20と同一平面である。柱10の長手方向中心軸12は、中心コアボリューム28の中心軸でもある。
コンクリート32(概略的にドットパターンの塗りつぶしで表される)は、4つの形鋼16を包み、かつまた4つの形鋼16の内側フランジ18の外面20によって区切られる中心コアボリューム28を満たす。結果的に、柱10は、四角形、より詳細には正方形を形成する4つの側面および横断面を有する中心コンクリートコア28’を含み、中心コンクリートコア28’の4つの側面のそれぞれは、形鋼16の1つの内側フランジの外面20と同一平面である。
したがって、通常、外側の鉄筋コンクリート層によって単独で提供される中心コンクリートコア28’の拘束は、形鋼16の内側フランジ18の特定の配置によって改良される。この拘束は、圧縮力下におけるコンクリートの短手方向への膨張を非常に効率的に阻止する。コンクリートコア28’の改良された拘束の結果として、鉄骨鉄筋コンクリート柱10の支持力および延性を増加させる3D応力状態がコンクリートコアにおいて作り出される。ひび割れの拡大および成長は、軸方向に圧縮されたコンクリートコアで最小になる。拘束効果は、設計基準で(依然として)考慮されていないが、使用者にさらなる安全性を確実にもたらすことが留意される。
熱間圧延形鋼を包み、かつ中心コアボリューム28を満たすために使用される好適なコンクリートは、例えば、European standard EN 1992−1−1:2004の表3.1または均等な他の基準に基づく。高張力鋼材料が形鋼のために使用される場合、高強度コンクリート材料も有することが推奨される。
中心コンクリートコア28’の十分な拘束を実現するために、コンクリートコア28’の4つの側面のそれぞれの表面の少なくとも30%は、それぞれの形鋼16の内側フランジ18の外面20によって制限される。図1において、内側フランジ18のそれぞれは、中心コンクリートコア28’のそれぞれの側面上の中央に配置され、かつこの側面の表面の約78%を制限する。換言すれば、中心コンクリートコア28’は、その周囲の表面30の約78%にわたって内側フランジ18によって制限される。
図5を図1と組み合わせると、各内側フランジ18は、好ましくは、その外面20から突出する複数のシアコネクタ34を含むことが理解されるであろう。これらのシアコネクタ34は、中心コンクリートコアに28’に深く貫入する。結果として、中心コンクリートコア28’は、形鋼16の4つの内側フランジ18に完全に結合され、すなわち、コネクタは、フランジとコンクリートコアとのインタフェースで剪断応力を完全に伝達する。したがって、閉じ込められた中心コンクリートコア28’の高い圧縮強さならびに形鋼16の高い引張および圧縮強さを最大限に活用する鋼コンクリート合成柱10が形成される。
図5に単独で示されるように、形鋼16のそれぞれは、その外側フランジ22とその内側フランジ18との間のコンクリート32に貫入するシアコネクタ36および/またはその外側フランジ22の外面24を囲むコンクリート32に貫入するシアコネクタ38をさらに含み得る。図面に示されるシアコネクタ34、36、38のすべては、頭部のある剪断スタッドであるが、それらがそれぞれのコンクリートと鋼とのインタフェースで剪断応力を適切に伝達することが可能な限り、他の種類のシアコネクタの使用は除外されない。
図1において、参照番号40は、コンクリート32内で4つの形鋼16を囲む外側補強籠を明確にする。そのようなコンクリート補強籠40の好ましい実施形態は、図4Aおよび4Bによって示され、その側面図が図4Aに示され、その断面が図4Bに示される。この好ましい実施形態において、コンクリート補強籠40は、柱10を通って長手方向に延在する補強筋42(長手方向鉄筋42とも呼ばれる)と、閉環状補強環44(閉環状鉄筋環とも呼ばれる)とを含む。閉環状補強環44は、少なくとも1つの鉄筋から作られ、それは、円環の形状を有するように曲げられ、次いで鉄筋の2つの端部を一緒に溶接することによって環が閉じられる。閉環状補強環44は、柱10において好ましくは水平面と平行であり、長手方向中心軸12上に配置されるそれらの中心を有し、好ましくは、溶接によりまたは代替的に例えば結束スチールワイヤもしくは機械式連結器などの機械的結合により、長手方向鉄筋42のすべてまたは一部に固定される。鋼鉄筋の幾何学的および材料特性は、例えば、EN 1992−1−1:2004、EN 10080の表6およびEN 1992−1−1:2004の3.2.2.(3)項で定義されている。閉環状鉄筋環44は、(圧力容器の円筒壁と同様に)周囲のかなりの引張応力を吸収することが可能であることにより、軸方向に圧縮されたコンクリート32の破裂に効率的に抵抗することが理解されるであろう。図3Aおよび3Bは、外側補強籠40の代替的な実施形態を示す。本実施形態において、連続鉄筋48は、長手方向鉄筋42の周りで螺旋形に巻かれる。螺旋状連続鉄筋48は、好ましくは、溶接によりまたは代替的に例えば結束スチールワイヤもしくは機械式連結器などの機械的結合により、長手方向鉄筋42のすべてまたは一部に固定される。外側コンクリート補強籠40は、形鋼16を閉じ込める周囲のコンクリート層の外側の拘束を保証することが留意される。それは、特に軸方向圧縮力下でのこの周囲のコンクリート層の張り出しを阻止し、そのため、この周囲のコンクリート層は、より高い荷重まで鉄骨鉄筋コンクリート柱10の支持力に寄与することができる。
参照番号50は、中心コンクリートコア28’を取り囲むように外側フランジ22と内側フランジ18との間に配置される内側コンクリート補強籠を明確にする。この内側コンクリート補強籠50の好ましい実施形態も図3A、3Bおよび図4A、4Bによって示される。外側補強籠40と同様に、内側補強籠50は、有利には、垂直補強筋52(長手方向鉄筋52とも呼ばれる)と、図4Aおよび図4Bに示される閉環状補強環54または図3Aおよび図3Bに示される長手方向鉄筋52の周りで螺旋形に巻かれる連続鉄筋58とを含む。閉環状補強環54および螺旋状連続鉄筋58は、有利には、ウェブ26にあけられた小さい穴を通過する。代替的に、ウェブ26に穴をあけることを避けるために、閉環状補強環54は、円の4つの円弧に置き換えられ得、これらの円弧のそれぞれの端部は、2つの隣接するウェブ26に溶接される。内側コンクリート補強籠50は、特に、中心コンクリートコア28’を直接囲む中間コンクリート層の拘束を保証することが理解されるであろう。それにより、圧縮力下でコンクリートの短手方向への膨張を阻止し、そのため、この中間コンクリート層は、より高い荷重まで鉄骨鉄筋コンクリート柱10の支持力に寄与することができる。
最も一般的なケースである、柱10が2つの垂直な方向に従って配置される水平支持梁を支持しなければならない場合、図1に示される4つの形鋼16が十字形状に配置された実施形態だけでなく、以下で説明される図2および6の実施形態も特に興味深いことが留意される。
図2の柱10は、主に以下の特徴によって図1の柱10と区別される。図2の柱10は、(円形断面の代わりに)正方形断面を有し、その外殻面は、4つの平面状側面14を含み、それは、基本的に4つの外側フランジ22の外面24と平行である。内側フランジ18のそれぞれは、4辺の中心コンクリートコア28’のそれぞれの側面の表面の約52%を制限する。換言すれば、4辺の中心コンクリートコア28’は、その周囲の表面30の約52%にわたって内側フランジ18によって制限される。外側コンクリート補強籠40’および内側コンクリート補強籠50’は、正方形である閉じた補強環44’を含む。鉄筋コーナーブラケット60は、正方形の補強環44’を補強し、それらは、軸方向圧縮力下でのコンクリート32の張り出しへの抵抗により適している。しかしながら、正方形の補強環44’を有する本実施形態は、コンクリート32の張り出しの減少について、閉環状補強環44を有する実施形態ほど効率的でないままである。
図6の柱10は、主に以下の特徴によって図1の柱10と区別される。図6の柱10は、八角形の断面を有し、その外殻面は、8つの平面状側面14を含み、そのうちの1つおきの側面は、基本的に4つの外側フランジ22の1つの外面24と平行である。内側フランジ18のそれぞれは、中心コンクリートコア28’のそれぞれの側面の表面の約52%を制限する。換言すれば、中心コンクリートコア28’は、その周囲の表面30の約52%にわたって内側フランジ18によって制限される。閉環状補強環44は、柱10の八角形の区域に非常に適切に適合し、コンクリートが図2の柱よりもさらに適切に使用されることに留意されたい。
図7の柱10は、主に以下の特徴によって図1の柱10と区別される。図7の柱10は、三角形の断面30’を有する中心コンクリートコア28’を閉じ込める3つの形鋼16のみ含む。柱10は、全体として、六角形の断面を有し、その外殻面は、3つの小さい平面状側面14、14、14を含み、それは、基本的に3つの外側フランジ22の外面24と平行であり、3つの大きい平面状側面14、14、14と交互になっている(ここで、「大きい」および「小さい」は、側面の幅に言及している)。内側フランジ18のそれぞれは、中心コンクリートコア28’の3つの側面の1つの表面の約75%を覆う。外側コンクリート補強籠40’’は、柱10の六角形の断面と類似の輪郭を有する六角形の補強環44’’を含む。そのような柱10は、3つの異なる方向に従って配置される3つの横桁を支持しなければならない場合、特に興味深い(ここで、3つの方向は、120°の角度で互いに分割されている)。(図7に長手方向鉄筋が示されていないことが留意される。)
図8の柱10は、主に以下の特徴によって図6の柱10と区別される。図8の柱10は、五角形の断面30’’を有する中心コンクリートコア28’を閉じ込める5つの形鋼16を含む。柱10は、全体として、十角形の断面を有し、その外殻面は、10個の平面状側面14を含み、そのうちの1つおきの表面は、基本的に5つの外側フランジ22の1つの外面24と平行である。内側フランジ18のそれぞれは、中心コンクリートコア28’のそれぞれの側面の表面の約93%を覆う。換言すれば、中心コンクリートコア28’は、その周囲の表面30’’の約93%にわたって内側フランジ18によって制限される。そのような実施形態は、柱10が5つの異なる方向に従って配置される5つの横桁を支持しなければならない場合、特に興味深い(ここで、5つの方向は、72°の角度で分割されている)。(図8に長手方向鉄筋が示されていないことが留意される。)
図9の柱10は、主に以下の特徴によって図2の柱10と区別される。正方形の断面30も有する中心コンクリートコア28’の各側面に沿って形鋼16、16’の対の内側フランジ18、18’が配置される。2つの内側フランジ18、18’は、中心コンクリートコア28’のそれぞれの側面の表面の約85%を制限する。そのような実施形態は、柱10がその4つの側面のそれぞれの上の2つの平行な水平支持梁を支持しなければならない場合または特に強い鉄骨鉄筋コンクリート柱が必要とされる場合、特に興味深い。中心コンクリートコア28’の側面に沿って2つ以上の形鋼16の内側フランジ18を配置することにより、市販の形鋼のフランジ幅の制限にもかかわらず、より大きいコンクリートコア28’、結果的により大きい柱の設計が可能になる。
6つの形鋼を含み、中心コンクリートコアが2つの長辺および2つの短辺を有する矩形断面を有する、柱のさらなる実施形態(図示せず)では、2つの形鋼の内側フランジが2つの長辺のそれぞれに沿って配置され、1つの形鋼の内側フランジが2つの短辺のそれぞれに沿って配置される。そのような実施形態は、柱が第1の方向に沿った2つの平行な水平支持梁および第2の方向に従った単一の(または0個の)水平支持梁を支持しなければならない場合、特に興味深い。
図面に示されるすべての実施形態において、すべての形鋼16は、同じ大きさを有し、内側フランジ、それぞれ同じ幅を有する外側フランジを有する。しかしながら、同じ鉄骨鉄筋コンクリート柱において、より小さいおよびより大きい形鋼16、内側フランジ、それぞれ異なる幅を有する外側フランジを有する形鋼16を有することは除外されない。
図面に示されるすべての実施形態において、中心コンクリートコア28’のn個の側面は、すべて同じ幅を有する。しかしながら、側面が異なる幅を有する中心コンクリートコアを有することは除外されない。これは、例えば、長方形の断面または非正多角形である断面を有する中心コンクリートコアの場合である。
図1、2、6、7および8の実施形態において、形鋼16のそれぞれのウェブは、柱10の長手方向中心軸12を含む中央平面を有する。しかしながら、例えば図9に示されるように、これが必ずしも当てはまるわけではない。
図面に示されている柱は、円形、正方形、六角形、八角形または十角形の何れかの断面を有するが、本発明による柱は、例えば、長方形、十字形および卵形の断面、正または非正多角形である断面、曲線から構成される断面などを含む任意の種類の断面を有し得ることが理解されるであろう。
柱の断面は、高さとともに縮小し得ることがさらに理解されるであろう。そのような場合、中心コンクリートコアの断面も同じ割合で縮小し得、そのため、形鋼の内側フランジは、柱の長手方向中心軸と平行にしなくてもよい。
図10は、図2に示される、より詳細にはいわゆる梁柱接続ノード70における柱10の断面であり、柱10に沿った特定の垂直位置またはレベルにおいて、水平支持梁72は、垂直柱10の外側フランジ22のそれぞれに固定される。そのような水平支持梁72は、例えば、高層建築物で床を支持する。矢印74は、接続ノード70において、水平支持梁72が柱10の外側フランジ22に接続されるのと同じレベルで、有利には内側フランジ18を相互接続する任意選択の短手方向の構造用鋼を指す。
図11は、図1、2または6に示される柱の立面図であり、コンクリートおよびコンクリート補強鋼は示されていない。この柱10は、2つの連続する床を支持するための、図10に示される少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノード70、70’を含む。2つの長手方向に離間された梁柱接続ノード70、70’間において、形鋼16を相互接続する構造用鋼がないことが認識されるであろう。換言すれば、柱10の2つの長手方向に離間された接続ノード70、70’間において、形鋼16は、鉄骨鉄筋コンクリート32によって排他的に構造的に相互接続される。
本発明は、高層建築物のための鉄骨鉄筋コンクリート柱に関してさらに詳細に説明されたが、本発明による鉄骨鉄筋コンクリート柱は、例えば、巨大なホール、プラットフォーム、橋、鉄塔など、建築物ではない構造でも使用され得ることが理解されるであろう。
10 鉄骨鉄筋コンクリート柱
12 10の長手方向中心軸
14 10の外殻面
14 14の側面
16 熱間圧延形鋼
18 16の内側フランジ
20 18の外面
22 16の外側フランジ
24 22の外面
26 16のウェブ
28 n辺の中心コアボリューム
28’ n辺の中心コンクリートコア(=コンクリートで満たされた28)
30 28の外側限界(=28’の周囲表面)
32 コンクリート
34 シアコネクタ
36 シアコネクタ
38 シアコネクタ
40 外側補強籠
42 垂直補強筋(垂直鉄筋)
44 閉環状補強環
44’ 閉じた正方形の補強環
46 40のメッシュ
48 螺旋状連続鉄筋
50 内側補強籠
52 垂直補強筋
54 閉環状補強環
58 螺旋状連続鉄筋
60 コーナーブラケット
70、70’ 10の梁柱接続ノード
72 水平支持梁
74 18を相互接続する短手方向の構造用鋼

Claims (27)

  1. 高層建築物のための鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記コンクリート柱を通して長手方向に延在する複数の熱間圧延形鋼を含み、前記形鋼のそれぞれは、前記コンクリート柱内で外側に向けられた外面を有する外側フランジと、前記コンクリート柱内で内側に向けられた外面を有する反対側の内側フランジと、前記外側フランジを前記内側フランジに接続する中央ウェブとを有し、
    前記形鋼は、それらの内側フランジの前記外面が、n角形を形成するn個の側面および横断面で中心コンクリートコアをその中で区切るように前記コンクリート柱内に配置され、nは、少なくとも3に等しく、前記中心コンクリートコアの前記n個の側面のそれぞれは、少なくとも1つの形鋼の前記内側フランジの前記外面と同一平面であり、および
    前記鉄骨鉄筋コンクリート柱は、前記形鋼が延在する長手方向軸を有し、それにより、各形鋼の前記長手方向軸は、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の前記長手方向軸と平行であることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  2. 請求項1に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記コンクリートコアの前記n個の側面のそれぞれの表面の少なくとも30%は、1つまたは複数の形鋼の前記内側フランジの前記外面によって制限されることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  3. 請求項1または2に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記中心コンクリートコアの側面が単一の形鋼の前記内側フランジの前記外面と同一平面である場合、前記内側フランジは、前記中心コンクリートコアの前記側面の幅に対して中央に置かれることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記内側フランジのすべては、同じ幅を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記形鋼のすべては、同じ寸法を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記中心コンクリートコアは、凸n角形を形成する横断面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記中心コンクリートコアは、正多角形を形成する横断面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記中心コンクリートコアの前記n個の側面は、すべて同じ幅を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、長手方向軸を有し、前記中心コンクリートコアの側面が単一の形鋼の前記内側フランジの前記外面と同一平面である場合、前記対応する形鋼の前記ウェブは、前記柱の前記長手方向軸を含む中央平面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記形鋼は、前記柱の前記長手方向中心軸が回転対称の軸である配置を形成することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、各内側フランジは、前記中心コンクリートコアに貫入する複数のシアコネクタを含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  12. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記形鋼のそれぞれは、その外側フランジとその内側フランジとの間のコンクリートおよび/またはその外側フランジの前記外面を囲むコンクリートに貫入する複数のシアコネクタを含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  13. 請求項1乃至12の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記コンクリートは、長手方向および/または短手方向の鉄筋を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  14. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記コンクリートは、長手方向および短手方向の鉄筋から形成され、かつ前記形鋼の配置を取り囲む外側補強籠を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  15. 請求項14に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記外側補強籠は、前記長手方向鉄筋に接続された複数の閉環状鉄筋環を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  16. 請求項1乃至15の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記コンクリートは、前記中心コンクリートコアを取り囲むように前記外側フランジと前記内側フランジとの間に配置される内側補強籠を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  17. 請求項16に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記内側補強籠は、前記形鋼の前記ウェブの貫通穴を通過する複数の閉環状鉄筋環を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  18. 請求項16に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、前記内側補強籠は、鉄筋環の円弧状部分であって、それらの端部で前記形鋼の前記ウェブに溶接された鉄筋環の円弧状部分を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  19. 請求項1乃至18の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードであって、荷重支持梁をそれに接続するための少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードをさらに含み、
    2つの連続する梁柱接続ノード間において、前記形鋼を相互接続する構造用鋼がないことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  20. 請求項1乃至19の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、少なくとも1つの形鋼の前記外側フランジ上に少なくとも1つの梁柱接続要素を含むことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  21. 請求項1乃至20の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、丸いか、または卵形であるか、または概して曲線である断面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  22. 請求項1乃至18の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、多角形断面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  23. 請求項22に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱において、2n個の側面を有する多角形断面を有することを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱。
  24. 請求項1乃至23の何れか1項に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱の鉄骨構造において、前記鉄骨構造を通して長手方向に延在するように配置される複数の熱間圧延形鋼を含み、それにより、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱内において、各形鋼の前記長手方向軸は、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の前記長手方向軸と平行であり、前記形鋼のそれぞれは、前記鉄骨構造内で外側に向けられた外面を有する外側フランジと、前記鉄骨構造内で内側に向けられた外面を有する反対側の内側フランジと、前記外側フランジを前記内側フランジに接続するウェブとを有し、
    前記形鋼は、それらの内側フランジの前記外面が、n角形を形成するn個の側面および横断面で中心コアボリュームを区切るように配置され、nは、少なくとも3に等しく、前記中心コアボリュームの前記n個の側面のそれぞれは、少なくとも1つの形鋼の前記内側フランジの前記外面と同一平面であり、および前記中心コアボリュームは、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の前記中心コンクリートコアを区切ることを特徴とする鉄骨構造。
  25. 請求項24に記載の鉄骨構造において、少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードであって、荷重支持梁をそれに接続するための少なくとも2つの長手方向に離間された梁柱接続ノードをさらに含み、
    2つの連続する梁柱接続ノード間において、前記形鋼を相互接続する構造用鋼がないことを特徴とする鉄骨構造。
  26. 高層建築物において、請求項1乃至23の何れか1項に記載の少なくとも1つの鉄骨鉄筋コンクリート柱を含むことを特徴とする高層建築物。
  27. 請求項26に記載の高層建築物において、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の2つの連続する梁柱接続ノードにおいて、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱によって支持される少なくとも2つの連続する床を含み、
    前記梁柱接続ノードのそれぞれにおいて、前記形鋼は、構造用鋼によって構造的に相互接続され、および
    2つの連続する接続ノード間において、前記形鋼を相互接続する構造用鋼がないことを特徴とする高層建築物。
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