JP6882876B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置で印刷を終えたシートに対して後処理装置で後処理を行うことがある。一枚のシートに画像を形成する時間と比較して後処理にかかる時間が長いことがある。そのため、画像形成装置は、先行するシートの後処理が完了するまで待ってから後続のシートを後処理装置に排紙する。後処理は両面印刷されたシートに適用されることもある。特許文献1では、二面目印刷済みのシートと一面目に印刷を行うべく給紙部から新規に給紙されるシートとの間隔が、二面目印刷済みのシートに適用される後処理の処理時間に応じて設定されることが提案されている。また、特許文献1では、給紙部から給紙されたシートの一面目への印刷と、すでに一面目に画像が形成されたシートの二面目への印刷とを交互に実行することも提案されている。このように、特許文献1の発明では、後処理時間に基づいて給紙部からシートを給紙する間隔を決定し、給紙部から給紙されるシートと一面目印刷済みシートとの間隔が決定されている。
特開2014−73630号公報
ところで、後処理時間によっては、一面目印刷済みシートが搬送路で待機しなければならない場合があるが、特許文献1の発明はその点を考慮していない。これでは、二面目印刷のために画像形成部に再給紙された一面目印刷済みシートが、一面目印刷のために給紙部から画像形成部に給紙されたシートに衝突してしまう。とりわけ、後処理時間が可変のケースではこのような衝突が生じやすい。
そこで、本願発明は、複数のシートが衝突しにくい画像形成装置を提供する。
本発明は、たとえば、
第一面と第二面との双方にまだ画像が形成されていないシートを給紙する第一給紙手段と、
第一面に画像が形成されたシートを給紙する第二給紙手段と、
前記第一給紙手段および前記第二給紙手段を制御する給紙制御手段と、
前記第一給紙手段により給紙されたシートの第一面および前記第二給紙手段により給紙されたシートの第二面にそれぞれ画像を形成する画像形成手段と、
前記第一給紙手段により給紙され、第一面に画像が形成されたシートの搬送方向を反転させ、前記第一面に画像が形成されたシートを前記第二給紙手段へ搬送する反転手段と
シートに後処理を施す後処理手段と、
前記後処理手段を制御する後処理制御手段と、を有し、
前記第一給紙手段から給紙された前記シートが前記反転手段において待機できない状態において、前記給紙制御手段は、前記後処理制御手段から通知された後処理時間(Tdly)に基づき、前記反転手段においてシートを待機させることなく、前記第二給紙手段で待機しているシートに対して前記第一給紙手段から給紙されるシートが接触しないように前記第一給紙手段から給紙されるシートの給紙タイミングを調整するように構成されており、
前記第一給紙手段は、副搬送路で待機しているシートの枚数が最大待機枚数に到達するまで連続して複数のシートを給紙し、前記副搬送路で待機しているシートの枚数が前記最大待機枚数に到達すると、前記第二給紙手段と交互にシートを給紙するように構成されており、
前記給紙制御手段は、前記後処理を施さない場合の前記第二給紙手段により給紙されるシートと前記第一給紙手段により給紙されるシートとの間の紙間の時間(Tds)と、前記第一給紙手段が待機する時間(Text)と、前記第一給紙手段により給紙される当該シートの給紙タイミングから前記第二給紙手段で待機しているシートの前記第二給紙手段による給紙タイミングまでの時間(Tsd)との合計が前記後処理時間(Tdly)となるように、前記第一給紙手段から給紙される当該シートの給紙タイミングを調整することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、複数のシートが衝突しにくい画像形成装置が提供される。
画像形成システムの概略構成図 画像形成システムの制御ブロック図 両面連続プリントにおけるシート搬送を示した図 最大待機枚数の決定方法を示した図 給紙タイミングの遅延制御を示した図 給紙タイミングの遅延制御を示すフローチャート 給紙タイミングの遅延制御を示した図
本実施例では、後処理装置が先行シートに後処理を実行している最中に後続シートが後処理装置に侵入することを抑制するために、後続シートが後処理時間に応じて副搬送路で待機する。この場合、シートカセットから新たに給紙されたシートが副搬送路で待機しているシートに衝突(接触)してしまう可能性がある。そこで、シートカセットから新たに給紙されるシートの給紙タイミングも後処理時間に応じて遅延される。これにより、複数のシートが衝突(接触)しにくい画像形成装置が提供される。
<画像形成装置>
図1を用いて本実施例における画像形成装置101が説明される。シートカセット102は複数のシートSを収容して保持する保持部である。給紙ローラ103はシートカセット102からシートSを搬送路へ給紙する。シートSの搬送方向で給紙ローラ103よりも下流に設けられたFRローラ105はシートSを主搬送路141へ搬送する。FRはフィード・リタードの略称である。主搬送路141には搬送ローラ106、トップセンサ107、画像形成部113、定着装置114が上流側から下流側にかけて順番に配置されている。搬送ローラ106はシートカセット102から給紙されたシートSをさらに下流の画像形成部113へ搬送する。トップセンサ107はシートSの先端や後端などを検知するシートセンサである。シートSの先端を検知することでトップセンサ107が出力する検知信号はシート搬送や画像形成を制御するための基準タイミングを与える。たとえば、複数のシートに対して連続してプリントを実行している間は、トップセンサ107がシートSの先端または後端を検知したタイミングから所定時間後に給紙ローラ103が次のシートSを給紙する。これにより、所望のスループット(単位時間に形成される画像(シートS)の枚数)が達成される。
画像形成部113は、たとえば、電子写真方式を用いて画像を形成する。画像形成部113は、感光体ドラム108、現像装置109、転写ローラ110および帯電ローラ111などを備える。帯電ローラ111は感光体ドラム108の表面を均一に帯電させる。露光装置112は画像信号に応じて変調したレーザ光Lを感光体ドラム108に照射することで静電潜像を形成する。現像装置109は静電潜像にトナーを付着させることでトナー画像へ現像する。転写ローラ110は感光体ドラム108からシートSへトナー画像を転写する。感光体ドラム108および転写ローラ110により搬送されることでシートSは定着装置へ搬送される。定着装置114はトナー画像とシートSに対して熱と圧力を加えることで、トナー画像をシートSに定着させる。
主搬送路141は副搬送路142と排紙搬送路143とに分岐しており、この分岐位置にはフラッパ121が設けられている。シートSを排紙トレイ123へ排紙したり、後処理装置130に搬送したりする場合は、フラッパ121はシートSを排紙搬送路143に誘導する。一方で、第一面に画像を形成されたシートSの第二面にも画像を形成する場合、フラッパ121はシートSを副搬送路142へ誘導する。副搬送路142はループパスや両面搬送路と呼ばれることもある。排紙搬送路143の途中には後処理搬送路144が接続されている。後処理搬送路144の入り口付近にはフラッパ122が設けられている。フラッパ122は、後処理の必要なシートSを後処理搬送路144へ誘導したり、後処理の不要なシートSを排紙ローラ116へ誘導したりする。排紙ローラ116はシートSを排紙トレイ123に排紙する。
<両面印刷>
プリントジョブにより第二面に画像が形成されることを指定されているシートSは副搬送路142の途中に接続している反転搬送路145へ誘導される。反転搬送路145には、シートSを反転搬送路145に引き込むことでシートSの搬送方向を反転させるSBローラ117が設けられている。SBはスイッチバックの略称である。SBローラ117は、シートSの後端が両面反転位置Psbに到達したタイミングで回転方向を反転し、シートSを副搬送路142へ送り込む。搬送ローラ118は副搬送路142内でシートSを搬送する。シートセンサ119は搬送ローラ118よりもさらに下流に配置されている。シートセンサ119がシートSの先端を検知してから所定時間後(シートSの先端が再給紙ローラ120に挟持されたタイミング)に搬送ローラ118および再給紙ローラ120が停止する。これによりシートSは搬送状態から待機状態に遷移する。なお、副搬送路142を搬送されてきたシートSがプリントジョブにおける最後のシートなどであれば、画像形成部113はすぐにシートSに画像を形成できる。このような場合に、副搬送路142においてシートSは停止することなく、主搬送路141へ再給紙されることもある。一方で、副搬送路142に存在するシートSが後処理の対象であり、かつ、当該シートSよりも先行するシートSが後処理装置130において後処理中であることがある。このような場合に、画像形成装置101は副搬送路142に存在するシートSを後処理装置130に搬送することができない。画像形成部113は、副搬送路142にシートSが待機している間も後続のシートSに画像を形成可能である。したがって、副搬送路142の長さが2枚のシートSを収容させることが可能な長さであれば、先行するシートSが再給紙ローラ120の付近で待機しているときにも、画像形成部113は後続のシートSを副搬送路142に出力することができる。副搬送路142の長さは有限長であるため、副搬送路142で待機可能なシートSの枚数の最大値が存在する。ただし、最大値は副搬送路142の長さやシートSの長さに応じて可変である。この最大値を超えるような枚数のシートSを副搬送路142に誘導してしまうと、副搬送路142で待機している複数のシートSのうち最後尾のシートSの後端に主搬送路141から搬送されてきたシートSの先端が衝突してしまう。このように待機場所が満杯の場合には、新たなシートSを待機場所である副搬送路142に誘導することを避ける必要がある。したがって、このような衝突を防ぐためにはシートカセット102からのシートSの給紙タイミングが後処理時間に応じて適宜に調整されなければならない。
<後処理>
画像を形成されたシートSに後処理が行うことが指示されると、フラッパ122はシートSを後処理装置130へ誘導する。後処理装置130は、入口に設けられたシートセンサ131にてシートSの先端を検知すると、入口ローラ132と排出ローラ133を起動する。シートSは入口ローラ132から排出ローラ133へ受け渡される。排出ローラ133の下流にはシートSを一時的に蓄える中間積載部138が設けられている。中間積載部138の下流にはシートSの幅方向と搬送方向との両方向においてシートSの位置を規定位置に揃えるジョガー137が設けられている。ジョガー137と中間積載部138で1組の積載部が形成されている。しがって、シートSはジョガー137と中間積載部138に跨って積載される。ジョガー137の上流側上方には整合パドル134が設けられている。ジョガー137が整合パドル134によって搬送方向において複数のシートSを整合させる。整合パドル134の下流側には排出ローラ136がある。排出ローラ136はニップ状態と離間状態とを選択的に切り換えられる。中間積載部138には、複数のシートSを整合することで形成された束の端部をステープルで綴じるステープラ135が設けられている。また、ジョガー137の下方には積載部139が設けられている。排出ローラ136がニップ状態であり、かつ、ジョガー137が退避位置に移動している場合、排出ローラ136によって排出されたシートS(束)は、積載部139に積載される。後処理装置130がステープルを実行する場合、後処理装置130は入口ローラ132でシートSを受け取り、排出ローラ133へ送る。排出ローラ133はシートSを中間積載部138に搬送する。このとき、排出ローラ136は離間状態にある。中間積載部138にシートSが搬送されてくると、ジョガー137は退避位置からシートSを受け取れる位置に移動する。ジョガー137はシートSを幅方向において整合させる。その後、整合パドル134がシートSを搬送方向で整合させる。搬送方向の整合が完了すると、ステープラ135がシートSの束にステープルを実行する。ステープルが完了すると、ジョガー137が退避する。また、排出ローラ136はニップ状態に遷移し、シートSをニップして搬送し、積載部139に排出する。
<制御システム>
図2は制御システムのブロック図である。メインCPU201は画像形成装置101における画像形成やシート搬送を制御する制御部である。後処理装置130には後処理装置130の動作を制御するサブCPU220が設けられている。メインCPU201やサブCPU220はそれぞれ内部に演算回路やROM、RAM等を有し、ROMに予め書き込まれたプログラムに基づいて各種の制御を実行する。メインCPU201やサブCPU220が実現する機能一部またはすべてはハードウエアにより実現されてもよいし、ソフトウエアにより実現されてもよい。
メインCPU201にはトップセンサ107が接続されている。メインCPU201はトップセンサ107が出力する検知信号を基準として各種の制御タイミング(給紙タイミングやレーザ光の書き出しタイミングなど)を決定する。ビデオコントローラ210はプリント条件、プリント指示、画像データを生成し、メインCPU201に送信する。ビデオコントローラ210は、トップセンサ107がシートSの先端を検知したタイミングを基準として画像データを出力する。これにより、トナー画像がシートS上の所望位置に転写される。ビデオコントローラ210はサブCPU220に後処理装置130へのシートSの搬入予告や後処理条件などを送信する。サブCPU220は搬入予告にしたがって排出ローラ136のニップ/分離を制御したり、ジョガー137の位置を制御したりする。また、サブCPU220は後処理条件(束を構成するシートの枚数や綴じ位置など)にしたがってステープルなどの後処理を実行する。サブCPU220の時間決定部221は後処理条件に基づき数式またはテーブルなどを用いて後処理時間を決定する。サブCPU220の時間通知部222はビデオコントローラ210を介して、メインCPU201に後処理時間を通知する。メインCPU201の遅延時間決定部203や給紙制御部202はシートカセット102から給紙するシートSと副搬送路142で待機しているシートSとが衝突しないように、後処理時間に応じてシートカセット102についての給紙タイミングを調整する。最大値決定部204は副搬送路142で待機可能なシート枚数の最大値(最大待機枚数W)を決定する。給紙制御部202や遅延時間決定部203は最大待機枚数Wに応じて画像形成部113にシートSを給紙する順序や給紙タイミングの遅延時間Textなどを調整する。遅延時間決定部203や最大値決定部204は給紙制御部202に含まれていてもよい。遅延時間決定部203は、サブCPU220から通知された後処理時間に応じて給紙タイミングの遅延が必要か否かを判定する判定機能を有していてもよい。モータ205はSBローラ117と定着装置114とを駆動する駆動源である。つまり、SBローラ117と定着装置114は同一の駆動源によって駆動される。
SBローラ117と定着装置114の駆動構成について詳細に説明する。モータ205とSBローラ117の間には、SBローラ117の回転方向を切り替えるソレノイド250が設けられているが、モータ205からSBローラ117への駆動力の伝達を切り替えるクラッチは省略されている。印刷を行っている途中で定着装置114を停止させると、復帰させるために多くの時間が必要となるため、メインCPU201は印刷中、基本的にモータ205を停止させない。つまり、SBローラ117は継続してシートSを反転搬送路145へ引き込む方向、又は反転搬送路145から引き出す方向に回転している。ゆえに、SBローラ117を停止させ、SBローラ117がシートSをニップしている状態で、シートSを反転搬送路145に待機させることはできない。
また、ソレノイド250によってSBローラ117の回転方向を切り替える構成としては、例えばモータ205とSBローラ117の間に二つのギア駆動列を配置する構成が考えられる。モータ205が第1のギア駆動列と係合している場合、SBローラ117はシートSを反転搬送路145へ引き込む方向へ回転する。一方、モータ205が第2のギア駆動列と係合している場合、SBローラ117はシートSを反転搬送路145から引き出す方向へ回転する。そして、メインCPU201はソレノイド250によって、モータ205がいずれか一方のギア駆動列と係合している状態から、もう一方のギア駆動列と係合する状態へ切り替える。
図2において給紙ローラ103を駆動するモータは給紙ローラ103と一体に図示されているものとする。再給紙ローラ120を駆動するモータは再給紙ローラ120と一体に図示されているものとする。
<搬送制御>
図3Aないし図3Fは両面プリントが指示されたときのシートSの搬送方法を示している。図3Aは1枚目のシートS1が給紙ローラ103により給紙され、FRローラ105および搬送ローラ106により搬送され、画像形成部113により第一面に画像が形成された状態を示している。図3BはSBローラ117が反転することで、シートS1が副搬送路142に誘導され、搬送ローラ118にて搬送されている状態を示している。給紙制御部202は給紙ローラ103を駆動し、2枚目のシートS2を給紙する。図3Cはシートセンサ119がシートS1の先端を検知したタイミングを基準として給紙制御部202が搬送ローラ118と再給紙ローラ120を停止した状態を示している。つまり、給紙制御部202はシートS1の第二面に対して画像形成可能となるタイミングまでシートS1をここで待機させる。シートS1が待機している間、給紙制御部202はSBローラ117を制御し、反転位置までシートS2を搬送する。もし、ビデオコントローラ210からプリント指示が来ない場合、シートS1が印刷可能となる前にシートS2が反転位置に到達してしまう。SBローラ117は定着装置114と同一の駆動源であるモータ205によって駆動されており、SBローラ117は停止不可能である。つまり、反転搬送路145でシートを待機させておくことができない。そのため、給紙制御部202は、待機しているシートS1と反転位置に到達したシートS2をミスプリントとして自動排紙してもよい。
図3DはシートS1の第二面に画像を形成すべく搬送ローラ118と再給紙ローラ120が駆動されることでシートS1の搬送が再開され、画像形成部113が画像を形成している状態を示している。シートS2の後端が反転位置に到達すると、給紙制御部202は、SBローラ117の回転方向を反転させ、シートS2を副搬送路142へ誘導する。図3Eは第二面への画像形成が完了したシートS1が後処理装置130へ排紙されている状態を示している。シートS2は副搬送路142で待機している。3枚目のシートS3はシートカセット102から給紙され、第一面に画像を形成されている。図3FはシートS3が副搬送路142に向けて搬送されている状態を示している。シートS2は再給紙され、画像形成部113により第二面に画像が形成されている。以後、シートカセット102から画像形成部113へのシートSi+1の給紙と、副搬送路142から画像形成部113へのシートSの再給紙とが交互に実行される、両面連続プリントが実行される。iはシートカセット102から給紙された順番を示している。
<最大待機枚数>
上述したように副搬送路142の搬送路長は有限であるため、副搬送路142で待機可能なシートSの枚数には上限値(最大値)が存在する。これは最大待機枚数Wと呼ばれうる。図4は最大待機枚数Wの決定方法を説明する図である。最大待機枚数Wは、搬送方向におけるシートSの長さ(シート長Lpap)に依存する。最大待機枚数Wは副搬送路142において反転位置Psbから待機位置Pstまでの搬送路長L1にも依存する。最大値決定部204は搬送路長L1をシート長Lpapで除算して得られる商を最大待機枚数Wとして決定する。ただし、副搬送路142に待機できるシートSの枚数は画像形成装置101の構成に依存する。たとえば、複数のローラ間で駆動源を共有していることが原因で、SBローラ117は正転と反転とは切り替え可能であるものの、停止することできない。また、このようなケースでは、最大待機枚数Wが1枚に制限されることがある。また、シート長Lpapが搬送路長L1を超えているケースでは、最大待機枚数Wが0枚に制限されよう。これは、副搬送路142内で複数のシートSが衝突しないようにするためである。
<シート間隔>
図5Aおよび図5Bは後処理時間Tdlyがシート間隔に与える影響を説明する図である。ここでは、最大待機枚数Wが1枚と仮定されている。図5Aは後処理がないときのシート間隔(紙間)を示している。図5Bは後処理が実行されるときのシート間隔を示している。図5Aおよび図5Bにおいて付与されている0から12までの数字は経過時間(秒)を示している。ここで0秒はトップセンサ107が1枚目のシートSの先端を検知したタイミングに相当する。
1枚目のシートS1の第一面(以後1と表す)が画像形成部113に最初に搬送され、次に、2枚目のシートS2の第一面(以後2と表す)が画像形成部113に搬送される。最大待機枚数Wが1枚であるため、1枚目のシートS1の第二面(以後1と表す)が画像形成部113に搬送される。その後は、i枚目のシートSの第一面i、i−1枚目のシートSi−1の第二面(i−1)、i+1枚目のシートSi+1の第一面(i+1)が順番に画像形成部113に搬送される(i≧3)。
なお、図5A、図5Bにおいて1枚目のシートの第一面1の後端から2枚目のシートの第一面2の先端までの紙間Tds'と、2枚目のシートの第一面2の後端から1枚目のシートの第二面1の先端までの紙間Tdsは異なっている。これは、1枚目のシートの第一面1と2枚目のシートの第一面2が共に副搬送路142に誘導されることで1枚目のシートの第一面1と2枚目のシートの第一面2とが衝突してしまうことを避けるためである。つまり、紙間が短すぎると1枚目のシートの第一面1の反転中に2枚目のシートの第一面2が接近し、1枚目のシートの第一面1に2枚目のシートの第一面2が衝突してしまう。したがって、1枚目のシートの第一面1の反転に要する時間だけ2枚目のシートの第一面2は遅れて給紙される。これに対して、1枚目のシートの第二面1は画像が形成されると、排紙搬送路143に誘導されるため、2枚目のシートの第一面2と1枚目のシートの第二面1との紙間は相対的に短縮可能である。同様の理由から1枚目のシートの第二面1と3枚目のシートの第一面3との紙間も短縮可能である。一般に通常の紙間Tdsは、単位時間あたりに画像を形成されるシートの枚数を最多とするために、画像形成装置101の最小紙間に設定される。最小紙間はトップセンサ107やシートセンサ119で検知可能な最小の紙間である。
図5Bが示す後処理は、3枚のシートSで一つの束(シートグループ)を形成してステープルを実行する後処理である。後処理時間は4秒である。つまり、シートS1ないしシートS3で第一シートグループ(第一の束)が形成され、シートS4ないしシートS6で第二シートグループ(第二の束)が形成される。第一の束を形成する最後尾のシートの第二面3が画像形成部113を通過しているときに、副搬送路142には第二の束を形成する先頭のシートの第一面4がすでに存在している。つまり、副搬送路142において実際に待機しているシートSの枚数が最大待機枚数Wに達している。この場合、5枚目のシートの第一面5を画像形成部113に搬送してしまうと、4枚目のシートの第二面4は3枚目のシートの第二面3に対して後処理時間(4秒)に相当する紙間を開けることができない。あるいは、5枚目のシートの第一面5が副搬送路142で待機している4枚目のシートの後端に衝突してしまう。なぜなら、SBローラ117を停止させ、SBローラ117が5枚目のシートSをニップしている状態で、5枚目のシートSを反転搬送路145に待機させることができないためである。シートS1ないしシートS3についての後処理が完了する前に、次の束を形成するためのシートS4が後処理装置130に侵入してしまうと、後処理が失敗する。したがって、3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4との紙間としては、後処理時間に相当する紙間が必須である。そこで、本実施例は、5枚目のシートの第一面5の給紙タイミングを遅延させることで、後処理装置130内での3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4の紙間を十分に確保する。換言すれば、3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4の紙間を後処理時間に相当する紙間とするために、5枚目のシートの第一面5の給紙タイミングが調整される。図5Bが示すように、3枚目のシートの第二面3と5枚目のシートの第一面5との紙間Tintは次式により表現される。
Tint=Tdly−Tsd ...(1)
ここで、Tdlyは後処理装置130から通知される後処理時間である。Tsdは5枚目のシートの第一面5の給紙タイミングから4枚目のシートの第二面4の再給紙タイミングまでの時間である。
後処理なしのケースにおける3枚目のシートの第二面3と5枚目のシートの第一面5の通常紙間をTdsとすると、延長紙間に相当する遅延時間Textは(2)式により示される。
Text=Tint−Tds ...(2)
(2)式が示すように、通常紙間Tdsよりも遅延時間Textだけ、5枚目のシートの第一面5の給紙タイミングが遅延される。これにより、3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4の紙間が後処理時間Tdlyに相当する紙間に維持される。換言すれば、3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4の紙間が後処理時間Tdlyに相当する紙間に維持されても、副搬送路142において5枚目のシートの第一面5が4枚目のシートの第二面4に追突しないように、5枚目のシートの第一面5の給紙タイミングも遅延される。
なお、図5(B)においては、3枚目のシートの第二面3と4枚目のシートの第二面4の紙間を後処理時間Tdlyに相当する紙間とするために、3枚目のシートの第二面3を給紙してから5枚目のシートの第一面5を給紙するまでの時間間隔が長くされている。一方で、5枚目のシートの第一面5を給紙してから4枚目のシートの第二面4を給紙するまでの時間間隔は図5(A)に示す通常の時間間隔に対して変化していない。しかし、本発明はこの制御に限定されない。
例えば、5枚目のシートの第一面5を給紙してから4枚目のシートの第二面4を給紙するまでの時間間隔も図5(A)に示す通常の時間間隔に対して変化してもよい。ただし、時間間隔を短くする場合は後処理時間Tdlyが確保されるように搬送が制御され、時間間隔を長くする場合は待機している4枚目のシートに5枚目のシートが衝突しないように搬送が制御される。
<フローチャート>
図6は給紙制御を示すフローチャートである。メインCPU201は、ビデオコントローラ210からプリント指示を受信すると、以下の各処理を実行する。なお、プリントジョブにおいて両面印刷されたN枚のシートSを後処理することが指定されていることが前提となる。また、副搬送路142での最大待機枚数Wは1枚である。なお、プリントジョブの解析はビデオコントローラ210で実行されてもよい。この場合、メインCPU201やサブCPU220はビデオコントローラ210により取得された解析結果に応じて以下の制御を実行する。
S601でメインCPU201は給紙タイミングが到来したかどうかを判定することで、給紙タイミングを待つ。複数枚のシートSに画像を形成するプリントジョブにおける1枚目のシートSの給紙タイミングは画像形成装置101で給紙動作の準備が完了したタイミングである。2枚目以降のシートSに関しては以下で設定されるタイミングである。たとえば、メインCPU201の給紙制御部202は、1枚目のシートSの先端がトップセンサ107により検知されると、カウンタにカウントをスタートさせる。給紙制御部202は、カウンタのカウント値が給紙タイミングとして設定された値になると、給紙タイミングが到来したと判定する。給紙タイミングが到来すると、メインCPU201はS602進む。
S602でメインCPU201(給紙制御部202)は給紙ローラ103の駆動源を動作させ、給紙ローラ103を回転させる。これにより、シートSがシートカセット102から主搬送路141へ送り出される。S603でメインCPU201(給紙制御部202)はトップセンサ107から出力される検知信号に基づき、トップセンサ107がシートSの先端を検知したかどうかを判定する。シートSの先端がトップセンサ107に到達すると、メインCPU201はS604に進む。
S604でメインCPU201は画像形成部113を制御し、画像形成を実行する。たとえば、メインCPU201は画像信号の出力を開始させるためのトップ信号をビデオコントローラ210に出力する。これにより、ビデオコントローラ210は画像信号をメインCPU201に出力する。メインCPU201は画像信号に応じて露光装置112を駆動し、感光体ドラム108に静電潜像を形成する。静電潜像は現像され、さらに、トナー画像がシートSに転写される。また、トナー画像は定着装置114でシートSに定着する。給紙制御部202はプリントジョブにしたがってフラッパ121、122を制御し、シートSを誘導する。たとえば、給紙制御部202はソレノイドなどの駆動源を駆動することで、フラッパ121、122を制御する。
S605でメインCPU201はプリントジョブを解析し、まだプリント指示が残っているかどうかを判定する。プリントジョブの解析がビデオコントローラ210で実行される場合、メインCPU201はビデオコントローラ210から受信したプリント指示が残っているかどうかを判定する。プリント指示が残っていない場合、メインCPU201は本フローチャートに係るプリント動作を終了する。一方でプリント指示が残っていれば、メインCPU201はS606に進む。
S606でメインCPU201はプリントジョブを解析し、画像形成部113に対する次の給紙対象となるシートSがシートカセット102から給紙されるかどうかを判定する。あるいは、メインCPU201は画像形成部113において次に画像を形成される面が第一面かどうかを判定してもよい。プリントジョブの解析がビデオコントローラ210で実行される場合、メインCPU201はビデオコントローラ210から受信した指令を解析することで、この判定を実行してもよい。次の給紙対象がシートカセット102から給紙されるシートSであれば、メインCPU201はS607に進む。次の給紙対象がシートカセット102から給紙されるシートSでなければ、つまり、副搬送路142から再給紙されるシートSであれば、メインCPU201はS609に進む。S609で給紙制御部202は、シートカセット102から給紙されたシートSに対する紙間が通常紙間Tdsとなるように、副搬送路142から再給紙されるシートSの給紙タイミングを設定する。
S607でメインCPU201(遅延時間決定部203)はプリントジョブを解析し、副搬送路142で待機しているシートSが遅延対象かどうかを判定する。遅延対象とは、後処理装置130における別のシートへの後処理が完了するまで、後処理装置130への搬送を遅延されるシートのことである。たとえば、遅延時間決定部203は画像形成部113へ給紙されるシートSの次に画像形成部113へ給紙されるシートS(後続紙)が遅延対象かどうかを判定する。たとえば、遅延時間決定部203はサブCPU220から通知された後処理時間Tdlyが閾値を超えていれば、副搬送路142で待機しているシートS(次の束の先頭のシートS)を遅延対象のシートSと判定する。閾値は、たとえば、図5Bに示したTsdとTdsとの和である。図5Aからわかるように、TsdとTdsは、たとえば、連続画像形成における3枚目のシート(第二面3)と副搬送路142で待機している4枚目のシート(第二面4)との紙間に相当する。後処理時間TdlyがTsdとTdsとの和以下であれば、4枚目のシートが後処理装置130に侵入する前に3枚目のシートの後処理が完了する。したがって、TsdとTdsとの和が延長すべきかどうかを判定するための閾値として利用されうる。あるいは、遅延時間決定部203は副搬送路142の先頭で待機しているシートSがシートグループにおける1枚目のシートであれば、先頭で待機しているシートSを遅延対象と判定してもよい。また、最大待機枚数Wが1枚であれば、この遅延対象のシートSよりも先に画像形成部113に給紙されるシートSは、後処理時間Tdlyに応じて給紙タイミングを遅延されるシートSとなる。次の待機シートが遅延対象でなければ、メインCPU201はS609に進む。
S609でメインCPU201(遅延時間決定部203)は画像形成部113に給紙されるシートSの給紙タイミングに通常の給紙タイミングを設定する。通常の給紙タイミングは、トップセンサ107の検知位置を通過する際の先行シートSと後続シートSとの紙間が通常紙間Tdsとなるような、給紙タイミングである。一方で、待機シートが遅延対象であれば、メインCPU201はS608に進む。
S608でメインCPU201(遅延時間決定部203)はシートカセット102から給紙されるシートSの給紙タイミングを後処理時間Tdlyに応じた遅延時間Textだけ通常の給紙タイミングよりも遅延させる。つまり、遅延時間決定部203は遅延時間Textを算出し、給紙制御部202に設定する。遅延時間Textは、たとえば、シートの枚数に係数を乗算したり、綴じ位置の数に係数を乗算したりすることで算出されうる。給紙制御部202は、通常の給紙タイミングから遅延時間Textだけ経過した時間を新たな給紙タイミングに決定する。このように、次に副搬送路142から給紙されるシート(図5Bに示す4枚目のシートの第二面4)の再給紙が後処理時間Tdlyに応じて延期される場合、シートカセット102から給紙されるシートS(図5Bのシートの第一面5)の給紙タイミングが遅延設定される。その後、メインCPU201(給紙制御部202)は、S601に戻り、S608またはS609により設定された給紙タイミングを待つ。
これにより、シートカセット102から給紙されるシート(例:5枚目のシートの第一面5)の先端が副搬送路142で待機しているシート(例:4枚目のシートの第二面4)の後端に衝突しないようになる。たとえば、束の最後尾のシート(例:3)の後端がトップセンサ107により検知されたタイミングからTintだけ遅延したタイミングにシートカセット102から給紙されたシートS(例:5)の先端がトップセンサ107に到達するように、シートカセット102から給紙されるシートS(例:5)の給紙タイミングが設定される。なお、束の最後尾のシート(例:3)の先端がトップセンサ107に到達したタイミングを基準とすると、シートカセット102から給紙されるシートS(例:5)の給紙タイミングは次式から決定される。つまり、束の最後尾のシート(例:3)の先端がトップセンサ107に到達したタイミングから時間tf1が経過したときに、シートカセット102からシートS(例:5)が給紙される。
tf1=Lp/V + Tint − Lz1/V ...(3)
ここで、Lpは束の最後尾のシート(例:3)の搬送方向におけるシート長である。Vはシートの搬送速度である。Lz1はシートカセット102からトップセンサ107の検知位置までの距離である。また、後処理装置130に対する排紙を遅延(延期)される遅延対象シート(例:4)の給紙タイミングは、シートカセット102から給紙されるシート(例:5)の先端がトップセンサ107に到達したタイミングを基準として設定される。つまり、当該タイミングから時間tf2が経過したときに、給紙制御部202は、副搬送路142から遅延対象シート(例:4)を再給紙する。
tf2=Tsd ― Lz2/V ...(3)
ここでLz2は両面待機位置Pstからトップセンサ107の検知位置までの距離である。つまり、シートカセット102から給紙されるシート(例:5)の先端がトップセンサ107に到達したタイミングから時間tf2経過したときに、副搬送路142から遅延対象シート(例:4)が再給紙される。これにより、シートカセット102から給紙されるシート(例:5)と副搬送路142から給紙される遅延対象シート(例:4)との紙間がTdsに維持される。
本実施例によれば、シートカセット102から給紙されるシート(例:シートの第一面5)の先端が副搬送路142で待機しているシート(例:シートの第二面4)の後端に衝突しないようになる。従来はシートの第一面5とシートの第二面4とが衝突しそうになると、これらのシートはミスプリントとして強制的に排紙されていた。しかし、本実施例の画像形成装置101はこれらの給紙タイミングを調整することで、ミスプリントを削減し、プリントを継続する。これにより、複数のシートが衝突しにくい画像形成装置が提供される。また、ミスプリントが削減されるため、画像形成装置101の生産性も向上しよう。
本実施例は最大待機枚数Wが1枚のケースを例示した。しかし、最大待機枚数Wは2枚以上であってもよい。この場合も、副搬送路142で待機している先頭のシートSが後処理装置130に形成される束の先頭のシートである場合に、シートカセット102から給紙されるシートSの給紙タイミングが遅延される。これにより、シートカセット102から給紙されるシートSが、副搬送路142で待機している最後尾のシートSに衝突しないようになる。
<最大待機枚数が0枚のケース>
図7Aおよび図7Bは最大待機枚数Wが0枚のケースが例示されている。とりわけ図7Aは後処理が無いケースにおける複数のシートSの搬送状況を示している。最大待機枚数Wが0枚であるため、シートの搬送順序は、1枚目のシートの第一面1、1枚目のシートの第二面1、2枚目のシートの第一面2、2枚目のシートの第二面2、・・・、i枚目のシートの第一面i、i枚目のシートの第二面iとなる。図7Bは2枚のシートSにより一つの束を形成する後処理が実行されるケースを示している。後処理時間Tdlyは4秒である。束を形成する最後尾のシートの第二面2と次の束を形成する先頭のシートの第二面3との衝突を避けるためには、第二面2と第二面3との紙間として4秒の紙間が必要になる。しかし、最大待機枚数Wが0枚であるため、第二面3を副搬送路142で待機させることができない。そこで、図7Bが示すように、給紙制御部202は第二面3の反対側の面である第一面3の給紙を遅延させる。これにより、2枚目のシートの第二面2と3枚目のシートの第二面3との紙間が後処理時間Tdlyに応じて拡張される。通常の給紙タイミングに対する遅延時間Textは式(1)および式(2)により求められる。つまり、給紙制御部202はシートカセット102からの3枚目のシートの給紙タイミングを通常の給紙タイミングよりも遅延時間Textだけ遅らせる。遅延時間Textは遅延時間決定部203により決定され、給紙制御部202に設定される。これにより、2枚目のシートの第二面2と3枚目のシートの第二面3の紙間を後処理時間Tdlyに一致させることが可能となる。このように、本実施例によれば、最大待機枚数Wが0枚であっても、シートの衝突回避のためのミスプリントが削減される。つまり、後処理が発生してもプリントが継続可能であり、生産性の低下が抑制される。
なお、図7Bにおいては、2枚目のシートの第二面2と3枚目のシートの第二面3の紙間を後処理時間Tdlyに相当する紙間とするために、2枚目のシートの第二面2を給紙してから3枚目のシートの第一面3を給紙するまでの時間間隔が長くされている。一方で、3枚目のシートの第一面3を給紙してから3枚目のシートの第二面3を給紙するまでの時間間隔は図7Aに示す通常の時間間隔に対して変化していない。しかし、本発明はこの制御に限定されない。
例えば、3枚目のシートの第一面3を給紙してから3枚目のシートの第二面3を給紙するまでの時間間隔も図7Aに示す通常の時間間隔に対して変化してもよい。ただし、時間間隔を短くする場合は後処理時間Tdlyが確保されるように搬送が制御され、時間間隔を長くする場合は待機している3枚目のシートに4枚目のシートが衝突しないように搬送が制御される。
<まとめ>
図1などを用いて説明したように給紙ローラ103やシートカセット102などは第一面と第二面との双方にまだ画像が形成されていないシートを画像形成部113に給紙する第一給紙手段の一例である。再給紙ローラ120などは第一面に画像が形成されたシートを画像形成部113に給紙する第二給紙手段の一例である。メインCPU201や給紙制御部202などは給紙ローラ103および再給紙ローラ120を制御する給紙制御手段の一例である。画像形成部113、露光装置112および定着装置114などは、給紙ローラ103により給紙されたシートの第一面および再給紙ローラ120により給紙されたシートの第二面にそれぞれ画像を形成する画像形成手段の一例である。なお、プリントジョブに依存して画像が形成されない面があってもよい。後処理装置130はシートに後処理を施す後処理手段の一例である。また、後処理装置130は第一面と第二面との双方に画像が形成された複数のシートからなるシートグループに後処理を施す後処理手段の一例である。なお、後処理装置130は画像形成されることなく画像形成部113を通過してきたシートSに後処理装を施してもよい。サブCPU220は後処理を制御する後処理制御手段の一例である。図5Bなどを用いて説明したように、副搬送路142で待機しているシートに対してシートカセット102から給紙されるシートが衝突しないように給紙ローラ103により給紙されるシートの給紙タイミングを調整する。メインCPU201は、サブCPU220から通知された後処理時間Tdlyに基づき給紙タイミングの調整を実行する。つまり、メインCPU201は、サブCPU220から通知された第一シートグループの後処理時間Tdlyに基づき、給紙ローラ103により給紙される他のシートの給紙タイミングを調整する。これにより、第一シートグループの後に後処理される第二シートグループを形成するシートであって副搬送路142で待機しているシートに対して、他のシートが衝突しないように給紙タイミングが制御される。よって、複数のシートが衝突しにくい画像形成装置101が提供される。このような衝突を避けることで、ミスプリントが減少するため、画像形成装置101はプリントを継続できる。つまり、ミスプリントとして強制排紙を実行する画像形成装置の生産性と比較して、本実施例の画像形成装置101の生産性が改善しよう。
図1が示すように、画像形成装置101には、給紙ローラ103および再給紙ローラ120により給紙されたシートを画像形成部113へ搬送する主搬送路141が設けられている。さらに、シートの搬送方向において画像形成部113よりも下流において主搬送路141から分岐し、シートを後処理装置130に搬送する後処理搬送路144が設けられている。さらに、搬送方向において画像形成部113よりも下流において主搬送路141から分岐した副搬送路142が設けられている。副搬送路142は再給紙ローラ120によりシートを再び画像形成部113に給紙するために、搬送方向において画像形成部113よりも上流において主搬送路141と接続している。SBローラ117や反転搬送路145は副搬送路142においてシートの搬送方向を反転させる反転手段の一例である。
メインCPU201は、後処理装置130により後処理を施される複数のシートからなる第一シートグループにおける最後のシートの第二面(例:3)に画像形成部113が画像を形成することがある。第一シートグループにおける最後のシートの第二面(例:3)に画像形成部113が画像を形成するときに、副搬送路142で待機している後続シート(例:4)を再び画像形成部113に給紙するタイミングを第一シートグループに適用される後処理のための後処理時間Tdlyに応じて遅延させる。なお、後続シート(例:4)は、第一シートグループにおける最後のシートよりも後に給紙ローラ103から給紙され、第一面に画像を形成されたシートである。この場合、メインCPU201はサブCPU220から通知された当該後処理時間に基づき、給紙ローラ103から給紙される当該新たなシートの給紙タイミングを調整する。この調整は、副搬送路142で待機している後続シートに対して給紙ローラ103から給紙される新たなシート(例:5)が衝突しないように実行される。これにより衝突が回避されよう。
図5Bなどが示すように、メインCPU201は、サブCPU220から通知された後処理時間Tdlyと副搬送路142で待機可能なシートの枚数の最大値とに基づき、給紙ローラ103から給紙されるシートの給紙タイミングを調整する。これにより、副搬送路142で待機しているシートに対して給紙ローラ103から給紙されるシートが衝突しないようになる。
最大待機枚数Wは、副搬送路142で待機可能なシートの枚数の最大値であり、シートの搬送方向における長さと副搬送路142の長さとに応じて決定されてもよい。たとえば、図4を用いて説明したように、最大値決定部204が副搬送路142の搬送路長L1をシート長Lpapで除算することで最大待機枚数Wを決定してもよい。
図7Bなどを用いて説明したように、メインCPU201は、最大待機枚数Wが零のときは、副搬送路142でシートを待機させない。さらに、メインCPU201は、サブCPU220から通知された後処理時間Tdlyに基づき給紙ローラ103から給紙されるシート(例:5)の給紙タイミングを調整してもよい。たとえば、A3サイズのシートなどは、A4サイズのシートと比較して長い。画像形成装置101のサイズをコンパクトにすると、副搬送路142の搬送路長L1よりもシート長Lpapが長くなってしまうことがある。このような場合には、最大待機枚数Wが零となりうる。したがって、最大待機枚数Wが零のときも、後処理時間Tdlyに基づき給紙ローラ103から給紙されるシート(例:5)の給紙タイミングが調整される。これにより、シートの衝突が回避され、ミスプリントが削減されよう。
図5Bを用いて説明したように、メインCPU201は、副搬送路142で最大待機枚数Wが1以上のときは、副搬送路142でシートを待機させる。さらに、メインCPU201はサブCPU220から通知された後処理時間Tdlyに基づき、給紙ローラ103から給紙されるシートの給紙タイミングを調整する。これにより、副搬送路142で待機しているシートに対して給紙ローラ103から給紙されるシートが衝突しないようになろう。
このように最大待機枚数Wが零のときに実行される給紙モードと、最大待機枚数Wが零を超えているときに実行される給紙モードとが用意されていてもよい。メインCPU201は、最大待機枚数Wが零かどうかに応じて給紙モードを選択する。図5Aの給紙モードは図7Aの給紙モードと比較して、紙間を削減可能であるため、生産性が高いだろう。
図5Bを用いて説明したように、メインCPU201は、再給紙ローラ120による第二シートの給紙タイミングを遅延させる。この遅延は、第二面に画像が形成された第一シート(例:3)の後端から第二面に画像が形成される第二シート(例:4)の先端までの間隔が後処理時間Tdlyに対応する間隔となるように、実行される。また、メインCPU201は、給紙ローラ103による第三シートの給紙タイミングを遅延させる。この遅延は、給紙ローラ103により給紙される第三シート(例:5)の後端から再給紙ローラ120により給紙される第二シート(例:4)の先端までの間隔が連続画像形成のために設定された所定の紙間Tdsとなるように、実行される。これにより、生産性の低下を抑制しつつ、シートの衝突を回避することが可能となる。
図5Aおよび図5Bを用いて説明したように、画像形成部113は、あるシートの第一面への画像形成と他のシートの第二面への画像形成とを交互に実行してもよい。これにより単位時間値に形成される画像の枚数が増加しよう。図5Aおよび図5Bを用いて説明したように、給紙ローラ103は、副搬送路142において実際に待機しているシートの枚数が最大待機枚数Wに到達するまで連続して複数のシートを給紙してもよい。給紙ローラ103は、副搬送路142で待機しているシートの枚数が最大待機枚数Wに到達すると、再給紙ローラ120と交互にシートを給紙してもよい。これにより単位時間値に形成される画像の枚数が増加しよう。
図2に関連して説明したように、定着装置114とSBローラ117は同一の駆動源により駆動されている。そのため、定着装置114が動作している間はSBローラ117も動作を継続する。このため、反転搬送路145においてシートを長い時間にわたり待機させておくことができない。このような場合、上述したようなシートの衝突を回避するための搬送制御が有用であろう。
なお、上記の実施例においては、定着装置114とSBローラ117を駆動するモータ205が同一である構成について説明した。しかし、本願明はこれに限定されない。例えば、定着装置114とSBローラ117それぞれを駆動するモータが別個に設けられていてもよい。そして、それぞれのモータが画像形成中に停止することなく、継続して回転する構成に対して本発明を適用することができる。
101‥画像形成装置、103‥給紙ローラ、113‥画像形成部、120‥再給紙ローラ、201‥メインCPU、220‥サブCPU、130‥後処理装置

Claims (10)

  1. 第一面と第二面との双方にまだ画像が形成されていないシートを給紙する第一給紙手段と、
    第一面に画像が形成されたシートを給紙する第二給紙手段と、
    前記第一給紙手段および前記第二給紙手段を制御する給紙制御手段と、
    前記第一給紙手段により給紙されたシートの第一面および前記第二給紙手段により給紙されたシートの第二面にそれぞれ画像を形成する画像形成手段と、
    前記第一給紙手段により給紙され、第一面に画像が形成されたシートの搬送方向を反転させ、前記第一面に画像が形成されたシートを前記第二給紙手段へ搬送する反転手段と
    シートに後処理を施す後処理手段と、
    前記後処理手段を制御する後処理制御手段と、を有し、
    前記第一給紙手段から給紙された前記シートが前記反転手段において待機できない状態において、前記給紙制御手段は、前記後処理制御手段から通知された後処理時間(Tdly)に基づき、前記反転手段においてシートを待機させることなく、前記第二給紙手段で待機しているシートに対して前記第一給紙手段から給紙されるシートが接触しないように前記第一給紙手段から給紙されるシートの給紙タイミングを調整するように構成されており、
    前記第一給紙手段は、副搬送路で待機しているシートの枚数が最大待機枚数に到達するまで連続して複数のシートを給紙し、前記副搬送路で待機しているシートの枚数が前記最大待機枚数に到達すると、前記第二給紙手段と交互にシートを給紙するように構成されており、
    前記給紙制御手段は、前記後処理を施さない場合の前記第二給紙手段により給紙されるシートと前記第一給紙手段により給紙されるシートとの間の紙間の時間(Tds)と、前記第一給紙手段が待機する時間(Text)と、前記第一給紙手段により給紙される当該シートの給紙タイミングから前記第二給紙手段で待機しているシートの前記第二給紙手段による給紙タイミングまでの時間(Tsd)との合計が前記後処理時間(Tdly)となるように、前記第一給紙手段から給紙される当該シートの給紙タイミングを調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一給紙手段および前記第二給紙手段により給紙されたシートを前記画像形成手段へ搬送する主搬送路と、
    シートの搬送方向において前記画像形成手段よりも下流において前記主搬送路から分岐し、前記シートを前記後処理手段に搬送する後処理搬送路と、
    前記第二給紙手段が設けられた搬送路であって、前記搬送方向において前記画像形成手段よりも下流において前記主搬送路から分岐し、前記第二給紙手段によりシートを再び前記画像形成手段に給紙するために、前記搬送方向において前記画像形成手段よりも上流において前記主搬送路と接続した副搬送路と、をさらに有し、
    前記反転手段は、前記副搬送路において前記シートの搬送方向を反転させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記後処理手段は、第一面と第二面との双方に画像が形成された複数のシートからなるシートグループに後処理を施し、
    前記給紙制御手段は、前記後処理手段により後処理を施される複数のシートからなる第一シートグループにおける最後のシートの第二面に前記画像形成手段が画像を形成するときに、当該最後のシートよりも後に前記第一給紙手段から給紙され、第一面に画像を形成され、かつ、前記副搬送路で待機している後続シートを再び前記画像形成手段に給紙するタイミングを前記第一シートグループに適用される後処理のための後処理時間に応じて遅延させる場合、前記後処理制御手段から通知された当該後処理時間に基づき、前記副搬送路で待機している前記後続シートに対して前記第一給紙手段から給紙される新たなシートが接触しないように、前記第一給紙手段から給紙される当該新たなシートの給紙タイミングを調整することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙制御手段は、前記後処理制御手段から通知された後処理時間と前記副搬送路で待機可能なシートの枚数の最大値とに基づき、前記副搬送路で待機しているシートに対して前記第一給紙手段から給紙されるシートが接触しないように前記第一給紙手段から給紙されるシートの給紙タイミングを調整することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. シートの搬送方向における長さと前記副搬送路の長さとに応じて前記副搬送路で待機可能なシートの枚数の最大値が決定されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙制御手段は、
    前記副搬送路で待機可能なシートの枚数の最大値が零のときは、前記副搬送路でシートを待機させず、かつ、前記後処理制御手段から通知された後処理時間に基づき前記第一給紙手段から給紙されるシートの給紙タイミングを調整することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙制御手段は、
    前記副搬送路で待機可能なシートの枚数の最大値が1以上のときは、前記副搬送路でシートを待機させ、かつ、前記後処理制御手段から通知された後処理時間に基づき、前記副搬送路で待機しているシートに対して前記第一給紙手段から給紙されるシートが接触しないように前記第一給紙手段から給紙されるシートの給紙タイミングを調整することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記給紙制御手段は、第二面に画像が形成された第一シートの後端から第二面に画像が形成される第二シートの先端までの間隔が前記後処理時間に対応する間隔となるように、前記第二給紙手段による前記第二シートの給紙タイミングを遅延させるとともに、前記第一給紙手段により給紙される第三シートの後端から前記第二給紙手段により給紙される前記第二シートの先端までの間隔が連続画像形成のために設定された所定の紙間となるように、前記第一給紙手段による前記第三シートの給紙タイミングを遅延させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は、あるシートの第一面への画像形成と他のシートの第二面への画像形成とを交互に実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段は、トナー画像をシートに定着させる定着手段を有し、
    前記定着手段と前記反転手段とは同一の駆動源により駆動されており、前記定着手段が動作している間は前記反転手段も動作を継続することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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