JP6881078B2 - スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、スナップアクション機構を備えたスイッチに関する。
特許文献1には、スナップアクション式のスイッチが開示されている。このスイッチは、共通固定端子と、共通固定端子に接続されかつ可動接点を有する可動端子と、可動接点に常接される常閉接点を有する常閉固定端子と、可動接点に接続可能な常開接点を有する常開固定端子と、可動端子を付勢しかつその付勢方向を反転可能なコイルばねとを備えている。
前記スイッチでは、常閉接点および常開接点と可動接点とが相互に摺動接触するように構成することで、常閉接点および常開接点と可動接点とが衝突して衝突音が発生しないようにして、静粛性を備えたスナップアクション式のスイッチを実現している。
特開2008−210654号公報
しかし、前記スイッチでは、常閉接点および常開接点と可動接点とが相互に摺動接触するように構成されているため、可動接点、常閉接点および常開接点の消耗が激しく、所望の耐久性を得ることが難しい場合がある。
そこで、本発明は、耐久性および静粛性の高いスイッチを提供することを課題とする。
本発明の一態様のスイッチは、
内部に収容部を有するハウジングと、
前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記ハウジングに固定されていると共に、前記収容部に配置された固定部を有する固定接点側端子と、
前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並んで配置されていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立した状態で前記ハウジングに固定された可動接点側端子と、
前記収容部に配置されていると共に、前記可動接点側端子に接続されかつ前記可動接点側端子から前記固定接点側端子に向かって延びる本体部と、前記本体部に設けられていると共に前記固定部に対して接近および開離可能に対向して配置された可動部と、前記本体部に設けられていると共に前記可動部を付勢可能でありかつ前記可動部に対する付勢方向を前記可動部が前記固定部に接近する接近方向または前記可動部が前記固定部から開離する開離方向に切り換え可能な付勢部とを有する可動接触片と、
少なくとも一部が前記ハウジングの外部に露出しかつ少なくとも一部が前記収容部に位置して、前記可動接触片に接触可能かつ往復移動可能に配置されていると共に、往復移動に連動して前記付勢部の付勢方向を切り換えて、前記可動部を前記固定部に対して接近または開離させる操作部と、
前記ハウジングに固定されていると共に、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、前記可動接触片に接触して前記開離方向に弾性変形する第1弾性部と、
前記接近方向における前記可動部と前記固定部との間で前記可動部に対向しかつ前記可動部が接触可能に配置された接触部を有し、前記固定接点側端子または前記可動接点側端子に固定されて、前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部に接近して前記接触部に接触したときに、前記接近方向に弾性変形すると共に、前記固定接点側端子と前記可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部と
を備える。
前記態様のスイッチによれば、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、可動接触片に接触して開離方向に弾性変形する第1弾性部と、付勢部の付勢力により可動部が固定部に接近して接触部に接触したときに、接近方向に弾性変形すると共に、固定接点側端子と可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部とを備えている。これにより、可動部が第2弾性部の接触部に接触したときの衝撃力に加え、可動部が第2弾性部の接触部から開離したときの衝撃力を低減させることができるので、可動部が固定部に対して接近または開離したときに発生する衝突音を低減できる。その結果、スイッチの静粛性を高めることができる。
また、可動部が、固定部に対して接近および開離可能に対向して配置されているので、可動部が固定部に摺動接触するスイッチと比較して、耐久性を高めることができる。
本発明の第1実施形態のスイッチの斜視図。 図1のスイッチのカバーを取り外した状態の斜視図。 図1のスイッチの動作を説明するための図1のIII-III線に沿った断面図。 図3のIV-IV線に沿った断面図。 図1のスイッチの第1弾性部の斜視図。 図1のスイッチの第2弾性部の斜視図。 図3に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図1のIII-III線に沿った断面図。 図7のVIII-VIII線に沿った断面図。 図7に続く、図1のスイッチの動作を説明するための図1のIII-III線に沿った断面図。 図9のX-X線に沿った断面図。 図1のスイッチを備えたマウスの平面図。 本発明の第2実施形態のスイッチのカバーおよび操作部を取り除いた状態の側面図。 本発明の第3実施形態のスイッチのカバーおよび操作部を取り除いた状態の側面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「端」、「側」)を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のスイッチ1は、図1に示すように、内部に収容部13を有する絶縁性のハウジング10と、ハウジング10に固定された導電性の固定接点側端子20および導電性の可動接点側端子30と、操作部50とを備えている。また、図2に示すように、スイッチ1は、収容部13に配置された導電性の可動接触片40と、収容部13に配置されかつハウジング10に固定された第1弾性部70と、収容部13に配置されかつ固定接点側端子20に固定された第2弾性部80とを備えている。操作部50は、少なくとも一部がハウジング10の外部に露出しかつ少なくとも一部が収容部13に位置するように配置されている。
ハウジング10は、図1に示すように、略直方体状のベース11と、このベース11の厚さ方向(すなわち、図1の上下方向)に相対する一対の面の一方である第1矩形面111を覆う略直方体状のカバー12とで構成されている。すなわち、収容部13は、ベース11の第1矩形面111とカバー12とで形成されている。
ベース11の長手方向(すなわち、図2のX方向)の第1端部113には、可動接点側端子30が固定され、ベース11の長手方向の第2端部114には、補助端子60が固定されている。また、ベース11の長手方向における可動接点側端子30および補助端子60の間には、固定接点側端子20が固定されている。固定接点側端子20、可動接点側端子30、および、補助端子60は、ベース11の長手方向に沿って相互に並んで配置され、かつ、相互に電気的に独立した状態でベース11に固定されている。
カバー12のベース11の第1矩形面111に対向する面(すなわち、図1の上面)には、操作部50を挿入可能な略矩形の操作孔14が設けられている。この操作孔14は、カバー12をベース11の厚さ方向(すなわち、図2のZ方向)に貫通している。
固定接点側端子20は、図2に示すように、ハウジング10の外部からハウジング10の収容部13まで延びた板状の端子部21と、端子部21に連結されかつ収容部13に配置された固定部22とを有している。
端子部21は、その板面が、ベース11の短手方向に交差するように配置され、ベース11の厚さ方向に沿って、ハウジング10の外部から第1矩形面111に相対する第2矩形面112に向かって延びている。
固定部22は、ベース11の厚さ方向に沿って見た平面視において略矩形状を有し、端子部21の収容部13側の端部に設けられている。図に示すように、この固定部22のカバー12に対向する上面には、第2弾性部80を固定する略円柱状の突起221が設けられている。
可動接点側端子30は、図2に示すように、ハウジング10の外部からハウジング10の収容部13まで延びた板状の端子部31と、端子部31の収容部13側の端部にそれぞれ連結されかつ互いに収容部13配置された第1壁部32および第2壁部33とを有している。
端子部31は、その板面が、ベース11の短手方向に交差するように配置されている。また、端子部31は、図3に示すように、ベース11の厚さ方向に沿ってハウジング10の外部から第2矩形面112に向かって延びる第1端子部311と、第1端子部311の収容部13側の端部に連結されて収容部13で第1矩形面111に沿ってベース11の長手方向に延びる第2端子部312とを有している。
第1壁部32は、第2端子部312のベース11の第1端部113に近い方の端部(すなわち、図3の左側の端部)に設けられ、ベース11の短手方向に沿って延びている。この第1壁部32には、後述する可動接触片40の本体部41が接続されている。第2壁部33は、第2端子部312のベース11の第2端部114に近い方の端部(図3の右側の端部)に設けられ、ベース11の短手方向に沿って延びている。この第2壁部33には、後述する可動接触片40の板ばね部43が接続されている。
可動接触片40は、図2に示すように、本体部41と、本体部41に設けられた可動部42および付勢部の一例の板ばね部43とを有している。第1実施形態では、可動部42は、金属製であり、可動接点部を構成している。なお、可動部42は、金属製に限らず、導電性を有する任意の材料で構成できる。
本体部41は、図2に示すように、固定接点側端子20および可動接点側端子30の並列方向(すなわち、ベース11の長手方向)に延びていると共に、その延在方向の一端部が可動接点側端子30の第1壁部32に接続されている。
詳しくは、本体部41は、ベース11の厚さ方向に弾性変形可能な板状を有し、略矩形の第1貫通孔411と略矩形の第2貫通孔412とが設けられている。第1貫通孔411および第2貫通孔412は、本体部41を板厚に貫通しており、ベース11の長手方向に沿って間隔を空けて配置されている。第1貫通孔411の内部には、第1壁部32が配置されており、第1貫通孔411のベース11の第1端部113に近い方の端部が、本体部41の可動接点側端子30の第1壁部32に対する接続部分415を構成している。
可動部42は、図2に示すように、本体部41の先端部(すなわち、本体部41のベース11の第2端部114に近い方の端部)に設けられ、固定部22に接近する接近方向(すなわち、図2のZ方向下向き)および固定部22から開離する開離方向(すなわち、図2のZ方向上向き)に移動可能に対向して配置されている。この可動部42は、固定部22に直接接触せず、後述する第2弾性部80の接触部81を介して、固定部22に電気的に接続されるように構成されている。
板ばね部43は、図2に示すように、本体部41の延在方向の中心よりも可動部42側に設けられ、可動部42を付勢可能に配置されて、可動部42に対する付勢方向を可動部42が固定部22に接触する接近方向または可動部42が固定部22から開離する開離方向に切り換え可能に構成されている。
詳しくは、板ばね部43は、ベース11の長手方向において本体部41からベース11に向かって突出する湾曲形状(例えば1つの円弧形状)を有し、本体部41の第2貫通孔412のベース11の第2端部114に近い方の第1端部431から、ベース11の長手方向に沿って、可動接点側端子30の第2壁部33に向かって延びている。また、板ばね部43のベース11の第1端部113に近い方の第2端部432は、図3に示すように、ベース11の厚さ方向において、本体部41の第1壁部32に対する接続部分415よりもベース11の近くで、第2壁部33に接続されている。
板ばね部43の動作は、詳しくは後述するが、固定部22から開離した状態の可動接触片40の本体部41が固定部22に接近するときに、本体部41が、ベース11の厚さ方向において、所定の位置(すなわち、付勢方向切換位置)を超えてベース11に接近すると、板ばね部43の可動部42に対する付勢方向が開離方向から接近方向に切り換わる。逆に、固定部22に接触した状態の可動部42が固定部22から開離するときに、本体部41が、ベース11の厚さ方向において、所定の位置を超えてカバー12に接近すると、板ばね部43の可動部42に対する付勢方向が接近方向から開離方向に切り換わる。
なお、前記スイッチ1では、本体部41、可動部42、および、板ばね部43は、一体に形成されている。
操作部50は、図2に示すように、ベース11の短手方向に沿って延びる略直方体状を有している。この操作部50は、図3に示すように、ベース11の厚さ方向の下端部51が、可動接触片40の本体部41に対して第1貫通孔411と第2貫通孔412との間で接触している一方、ベース11の厚さ方向の上端部52が、カバー12の操作孔14からハウジング10の外部に露出している。また、操作部50は、ベース11の厚さ方向に往復移動可能に配置されている。
補助端子60は、図2に示すように、ハウジング10の外部からハウジング10の収容部13まで延びた板状の端子部61と、端子部61の収容部13側の端部に連結されかつ収容部13に配置された支持部62とを有している。
端子部61は、その板面が、ベース11の短手方向に交差するように配置され、ベース11の厚さ方向に沿ってハウジング10の外部から第2矩形面112に向かって延びている。支持部62は、端子部61のベース11の厚さ方向における収容部13側の端部に接続され、ベース11の厚さ方向に沿って、ベース11の第1矩形面111からカバー12に向かって突出している。
第1弾性部70は、ハウジング10に固定されていると共に、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22から開離したときに、可動接触片40に接触して開離方向に弾性変形するように構成されている。
詳しくは、第1弾性部70は、ゴムなどの弾性材料で構成され、図5に示すように、略直方体状の弾性部本体71と、この弾性部本体71の長手方向に延びる側面の一方からこの側面に直交する方向に突出する突出部72とを有している。
弾性部本体71は、図4に示すように、補助端子60の支持部62の先端部(すなわち、ベース11の厚さ方向におけるカバー12側の端部)に固定されている。すなわち、第1弾性部70は、支持部62を介してハウジング10に固定されている。突出部72は、その先端部(すなわち、弾性部本体71から離れた端部)の可動接触片40に対向する面に設けられた突起部73を有している。この突起部73は、図5に示すように、略半円柱形状を有しており、図3に示すように、突出部72の可動接触片40に対向する面から可動接触片40に向かって接近方向(すなわち、図3の下向き)に突出し、かつ、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22から開離したときにその先端が可動接触片40に接触するように配置されている。
第2弾性部80は、導電性材料で構成され、図3に示すように、接近方向(すなわち、図3の下向き)における可動部42と固定部22との間で可動部42に対向しかつ可動部42が接触可能に配置された接触部81を有し、固定接点側端子20に固定されて、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して接触部81に接触したときに、接近方向に弾性変形すると共に、固定接点側端子20と可動接点側端子30とを電気的に接続するように構成されている。
詳しくは、第2弾性部80は、図6に示すように、略矩形板状の接触部81と、固定接点側端子20に固定されている基部82と、接触部81と基部82とに連結された連結部83とを有している。第1実施形態では、第2弾性部80は金属で構成され、接触部81は、金属製の固定接点部を構成している。
基部82は、略矩形板状で、固定部22の突起221を嵌合可能な略円形の貫通孔821を有している。この基部82は、図3に示すように、ベース11の厚さ方向において、接触部81よりもベース11の近くに配置されている。この貫通孔821に固定部22の突起221を嵌合させることで、第2弾性部80が固定接点側端子20に固定されている。なお、基部82は、図6に示すように、その長手方向に延びる側面が接触部81の長手方向に延びる側面と略平行に配置されている。
連結部83は、接触部81に連結された一対の第1連結部831と、基部82に連結された第2連結部832と、一対の第1連結部831および第2連結部832に連結された中間部833とで構成されている。中間部833は、図3に示すように、ベース11の長手方向において、接触部81と間に基部82が位置するように配置されている。また、中間部833は、ベース11の厚さ方向において、基部82よりもベース11の近くに配置されている。すなわち、第2弾性部80は、ベース11の厚さ方向において、接触部81と中間部833の間に基部82が位置するように構成されている。
各第1連結部831は、接触部81の中間部833側の長辺の両端部から、それぞれ、可動部42が固定部22に対して接近または開離する方向に交差しかつベース11に接近する方向に傾斜している。第2連結部832は、基部82の中間部833側の長辺から、第1連結部831と同一方向に傾斜している。一対の第1連結部831と第2連結部832との間には、隙間84が設けられ、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して接触部81に接触したときに、連結部83が接近方向に弾性変形するように構成されている。
次に、図3、図4、および、図7〜図10を参照して、スイッチ1の動作を説明する。
図3および図4に示すように、操作部50に外力が加えられていない復帰状態のスイッチ1では、可動接触片40の可動部42が、固定部22から開離した復帰位置に位置して、可動接触片40のカバー12の内面121に対向する面に、第1弾性部70の突起部73が接触している。
このとき、可動接触片40の本体部41は、ベース11の長手方向における第2貫通孔412側の端部が、板ばね部43によってベース11の厚さ方向(すなわち、図3および図4の上下方向)におけるベース11の第1矩形面111から離れる第1方向A1(図3に示す)に付勢され、可動部42が、第1方向A1に付勢されている。また、ベース11の短手方向から見て、板ばね部43の第2端部432を通りかつベース11の厚さ方向に延びる仮想直線と交わる本体部41の中間部分417が、板ばね部43の第2端部432よりも上方(すなわち、ベース11の厚さ方向において、板ばね部43の第2端部432に対してカバー12側)に位置している。
操作部50の上端部52に外力を加えて、ベース11の厚さ方向におけるベース11に接近する第2方向A2(図7に示す)に操作部50を押圧すると、可動接触片40の本体部41における操作部50の下端部51との接触点416近傍の領域が、第2方向A2に弾性変形して、中間部分417が板ばね部43の第2端部432に接近する。
このとき、板ばね部43の本体部41に対する付勢力は、中間部分417が板ばね部43の第2端部432に接近するにつれて次第に小さくなっていき、図7および図8に示すように、ベース11の短手方向(図の左右方向)から見て、中間部分417と板ばね部43の第2端部432とが重なる位置(すなわち、付勢方向切換位置)でゼロとなる。
操作部50を第2方向A2にさらに押圧すると、可動接触片40の本体部41における操作部50の下端部51との接触点511近傍の領域が、第2方向A2にさらに弾性変形して、図9および図10に示すように、中間部分417が、板ばね部43の第2端部432を超えて、ベース11に接近する。
このとき、中間部分417が板ばね部43の第2端部432を超えてベース11に接近したと同時に、板ばね部43の本体部41に対する付勢方向(すなわち、可動部42に対する付勢方向)が、第1方向A1(すなわち、開離方向)から第2方向A2(すなわち、接近方向)に切り換わる。これにより、可動接点である可動部42が、第2方向A2に瞬時に移動し、固定接点部である第2弾性部80の接触部81に接触した動作位置に移動して、スイッチ1が動作状態になる。
その後、操作部50の第2方向A2への押圧を解除すると、弾性変形していた可動接触片40の本体部41が、図9および図10に示す動作位置から図3および図4に示す復帰位置に、操作部50と共に復帰する。
このとき、本体部41の復帰力により、板ばね部43の第2端部432よりも下方(すなわち、ベース11の厚さ方向において、板ばね部43の第2端部432に対してベース11側)に位置している中間部分417が第1方向A1に移動し、板ばね部43の第2端部432を超えてカバー12に接近したと同時に、板ばね部43の本体部41に対する付勢方向(すなわち、可動部42に対する付勢方向)が、第2方向A2(すなわち、接近方向)から第1方向A1(すなわち、開離方向)に切り換わる。これにより、可動接点部である可動部42が、第1方向A1に瞬時に移動し、固定接点部である接触部81から開離した復帰位置に移動して、スイッチ1が復帰状態となる。
すなわち、可動部42が固定部22に対して接近または開離するために、本体部41の中間部分417と板ばね部43の第2端部432とが重なった付勢方向切換位置を過ぎるとき、板ばね部43の可動部42に対する付勢方向が開離方向から接近方向に切り換わるか、または、接近方向から開離方向に切り換わる。
また、可動部42が固定部22から開離して復帰位置に移動したとき、図3および図4に示すように、第1弾性部70の突起部73が、可動接触片40のカバー12の内面121に対向する面に接触して、突出部72が本体部41から開離する方向に弾性変形する。
前記スイッチ1では、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22から開離したときに、可動接触片40に接触して開離方向に弾性変形する第1弾性部70と、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して接触部81に接触したときに、接近方向に弾性変形すると共に、固定接点側端子20と可動接点側端子30とを電気的に接続する第2弾性部80とを備えている。これにより、可動部42が第2弾性部80の接触部81に接触したときの衝撃力に加え、可動部42が第2弾性部80の接触部81から開離したときの衝撃力を低減させることができるので、可動部42が固定部22に対して接近または開離したときに発生する衝突音を低減できる。その結果、スイッチ1の静粛性を高めることができる。
例えば、図11に示すように、前記スイッチ1でマウス100のクリックボタンを構成した場合、可動接触部と固定接点部とが接触方向で衝突するスイッチを用いた場合と比較して、マウス100のクリック音を約60%以上低減させることができる。
また、可動部42が、固定部22に対して接近および開離可能に対向して配置されているので(すなわち、可動接点部である可動部42が、固定接点部である第2弾性部80の接触部81に対して接触および開離可能に対向して配置されているので)、可動接点部が固定接点部に摺動接触するスイッチと比較して、耐久性を高めることができる。
また、第2弾性部80が、固定接点側端子20に固定されている基部82と、接触部81と基部82とに連結されて接近方向および開離方向に交差する方向に傾斜する連結部83とを有し、接触部81が固定接点部であると共に、可動部42が可動接点部であり、板ばね部43の付勢力により可動接点部である可動部42が固定部22に接近して固定接点部である接触部81に接触したときに、連結部83が接近方向に弾性変形するよう構成されている。これにより、可動接点部である可動部42が固定接点部である第2弾性部80の接触部81に衝突したときの衝突音を低減して、静粛性を高めることができる。
また、第1弾性部70が、接近方向に突出しかつ板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22から開離したときにその先端が可動接触片40に接触する突起部73を有している。これにより、第1弾性部70を可動接触片40に確実に接触させることができるので、可動部42が第2弾性部80の接触部81から開離したときに発生する衝突音を低減して、静粛性を高めることができる。
また、第1弾性部70は、ハウジング10に固定されていればよく、補助端子60の支持部62の先端部に固定されている場合に限らない。例えば、第1弾性部70をカバー12に一体に形成してもよい。この場合、補助端子60は省略することができる。
なお、可動接触片40の本体部41、可動部42、および、板ばね部43は、一体に設けられている場合に限らず、それぞれ別体で設けることができる。例えば、付勢部として、板ばね部43の代わりにコイルばねを用いてもよい。すなわち、本発明は、前記スイッチ1に限らず、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、可動接触片に接触して開離方向に弾性変形する第1弾性部と、付勢部の付勢力により可動部が固定部に接近して接触部に接触したときに、接近方向に弾性変形すると共に、固定接点側端子と可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部とを備えることができる任意の構成のスイッチに適用できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態のスイッチ1は、図12に示すように、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して第2弾性部80の接触部81に接触した後に可動接触片40の本体部41と接触部81とが接触可能な第3弾性部90をさらに備えた点で、第1実施形態と異なっている。
なお、第2実施形態では、第1実施形態と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。また、図12では、操作部50を省略している。
第3弾性部90は、ゴムなどの弾性材料で構成されており、図12に示すように、略直方体状で、補助端子60の支持部62と固定部22との間でかつ支持部62に隣接して配置されている。第3弾性部90のカバー12の内面121に対向する上面には、弾性突起部91と、弾性腕部92とが設けられている。
弾性突起部91は、ベース11の長手方向において第3弾性部90の上面の固定部22に近い方の端部に配置されて、ベース11の厚さ方向において第2弾性部80の接触部81の補助端子60側の端部に対向している。すなわち、弾性突起部91は、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して第2弾性部80の接触部81に接触した後に、接触部81と接触して、可動部42の固定部22に対する接近方向(図12の下向き)に弾性変形するように構成されている。
弾性腕部92は、支持部62に沿って延びる縦部材921と、この縦部材921からベース11の長手方向における固定部22側に延びる横部材922とで構成され、ベース11の長手方向において補助端子60の支持部62に隣接するように配置されている。横部材922は、ベース11の厚さ方向に弾性変形可能であると共に、その先端部が、ベース11の厚さ方向において可動接触片40の本体部41における補助端子60に近い方の端部に対向している。すなわち、弾性腕部92は、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して第2弾性部80の接触部81に接触した後に、可動接触片40の本体部41と接触して、可動部42の固定部22に対する接近方向(図12の下向き)に弾性変形するように構成されている。
このように、第3弾性部90を設けることで、可動接点部である可動部42が、固定接点部である第2弾性部80の接触部81に接触したときの接近方向の力を低減させることができるので、可動部42が固定部22に接近したときに発生する衝突音を低減して、静粛性を高めることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態のスイッチ1は、図13に示すように、可動部42が、弾性部材で構成されており、第2弾性部80が、可動接点側端子30に固定されていると共に、接触部81の固定部22に対向する部分に可動接点部85を有している点で、第1実施形態と異なっている。
なお、第3実施形態では、第1実施形態と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。また、図13では、操作部50を省略している。
図13に示すように、可動接点側端子30は、第2壁部33のベース11の厚さ方向(すなわち、図13の上下方向)におけるベース11に近い方の端部に連結された第3壁部34を有している。この第3壁部34は、ベース11の長手方向に延びており、ベース11の厚さ方向におけるカバー12に対向する上面に突起341を有している。
なお、可動部42を構成する弾性部材は、導電性であっても絶縁性であっても構わない。
第2弾性部80は、可動部42に対向するように配置された略矩形板状の接触部81と、可動接点側端子30の第3壁部34に固定された略矩形板状の基部86と、接触部81および基部86を連結する略矩形板状の連結部87とで構成されている。
基部86には、第3壁部34の突起341を嵌合可能な貫通孔(図示せず)が設けられており、この貫通孔に第3壁部34の突起341を嵌合させることで、第2弾性部80が可動接点側端子30に固定されている。なお、基部86は、その長手方向に延びる側面が、接触部81の長手方向に延びる側面と略平行に配置されている。
また、連結部87は、接触部81および基部86の相互に対向する長手方向に延びる側面にそれぞれ連結され、可動部42が固定部22に対して接近または開離する方向(すなわち、図13の上下方向)に交差しかつベース11に接近する方向に傾斜している。
また、可動接点部85は、金属で構成され、板ばね部43の付勢力により可動部42が固定部22に接近して第2弾性部80の接触部81に接触した後に、固定接点部である固定部22と接触するように構成されている。なお、可動接点部85は、金属製に限らず、導電性を有する任意の材料で構成できる。
このように、可動部42を弾性部材で構成すると共に、第2弾性部80を可動接点側端子30に固定して、接触部81の固定部22に対向する部分に可動接点部85を設けることで、可動部42が第2弾性部80の接触部81に接触して可動接点部85が固定接点部である固定部22に衝突したときの衝突音を低減して、静粛性を高めることができる。
以上、図面を参照して本発明における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様のスイッチは、
内部に収容部を有するハウジングと、
前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記ハウジングに固定されていると共に、前記収容部に配置された固定部を有する固定接点側端子と、
前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並んで配置されていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立した状態で前記ハウジングに固定された可動接点側端子と、
前記収容部に配置されていると共に、前記可動接点側端子に接続されかつ前記可動接点側端子から前記固定接点側端子に向かって延びる本体部と、前記本体部に設けられていると共に前記固定部に対して接近および開離可能に対向して配置された可動部と、前記本体部に設けられていると共に前記可動部を付勢可能でありかつ前記可動部に対する付勢方向を前記可動部が前記固定部に接近する接近方向または前記可動部が前記固定部から開離する開離方向に切り換え可能な付勢部とを有する可動接触片と、
少なくとも一部が前記ハウジングの外部に露出しかつ少なくとも一部が前記収容部に位置して、前記可動接触片に接触可能かつ往復移動可能に配置されていると共に、往復移動に連動して前記付勢部の付勢方向を切り換えて、前記可動部を前記固定部に対して接近または開離させる操作部と、
前記ハウジングに固定されていると共に、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、前記可動接触片に接触して前記開離方向に弾性変形する第1弾性部と、
前記接近方向における前記可動部と前記固定部との間で前記可動部に対向しかつ前記可動部が接触可能に配置された接触部を有し、前記固定接点側端子または前記可動接点側端子に固定されて、前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部に接近して前記接触部に接触したときに、前記接近方向に弾性変形すると共に、前記固定接点側端子と前記可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部と
を備える。
第1態様のスイッチによれば、可動部が第2弾性部の接触部に接触したときの衝撃力に加え、可動部が第2弾性部の接触部から開離したときの衝撃力を低減させることができるので、可動部が固定部に対して接近または開離したときに発生する衝突音を低減できる。その結果、スイッチの静粛性を高めることができる。
また、可動部が、固定部に対して接近および開離可能に対向して配置されているので、可動部が固定部に摺動接触するスイッチと比較して、耐久性を高めることができる。
本発明の第2態様のスイッチは、
前記第2弾性部が、
前記固定接点側端子に固定されている基部と、
前記接触部と前記基部とに連結されて、前記接近方向および前記開離方向に交差する方向に傾斜する連結部と
を有し、
前記接触部が固定接点部であると共に、前記可動部が可動接点部であり、
前記付勢部の付勢力により前記可動接点部が前記固定部に接近して前記固定接点部に接触したときに、前記連結部が前記接近方向に弾性変形するよう構成されている。
第2態様のスイッチによれば、可動接点部である可動部が固定接点部である第2弾性部の接触部に衝突したときの衝突音を低減して、静粛性を高めることができる。
本発明の第3態様のスイッチは、
前記可動部が弾性部材で構成されており、
前記固定部が固定接点部であり、
前記第2弾性部が、
前記可動接点側端子に固定されている基部と、
前記接触部と前記基部とに連結されて、前記接近方向および前記開離方向に交差する方向に傾斜する連結部と
前記接触部の前記固定部に対向する部分に設けられ、前記可動部の前記固定部に対する接近に連動して前記固定接点部に接触可能に配置された可動接点部と
を有する。
第3態様のスイッチによれば、可動部が第2弾性部の接触部に接触して可動接点部が固定接点部である固定部に衝突したときの衝突音をより確実に低減して、静粛性を高めることができる。
本発明の第4態様のスイッチは、
前記第1弾性部が、前記接近方向に突出しかつ前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部から開離したときにその先端が前記可動接触片に接触する突起部を有している。
第4態様のスイッチによれば、第1弾性部を可動接触片に確実に接触させることができるので、可動部が固定部から開離したときに発生する衝突音をより確実に低減して、静粛性を高めることができる。
本発明の第5態様のスイッチは、
前記収容部の前記第2弾性部の近傍に配置されていると共に、前記接近方向における前記固定部と前記接触部の間でかつ前記接触部が接触可能に配置された弾性突起部と、前記接近方向における前記可動部と前記接触部との間でかつ前記可動部が接触可能に配置された弾性腕部とを有する第3弾性部をさらに備える。
第5態様のスイッチによれば、可動部が第2弾性部の接触部に接触したときの接近方向の力をより確実に低減させることができるので、可動部が固定部に対して接近したときに発生する衝突音をより確実に低減して、静粛性を高めることができる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明のスイッチは、例えば、ゲーミングマウスに用いることができる。
1 スイッチ
10 ハウジング
11 ベース
111 第1矩形面
112 第2矩形面
113 第1端部
114 第2端部
12 カバー
121 内面
13 収容部
14 操作孔
20 固定接点側端子
21 端子部
22 固定部
221 突起
30 可動接点側端子
31 端子部
311 第1端子部
312 第2端子部
32 第1壁部
33 第2壁部
34 第3壁部
341 突起
40 可動接触片
41 本体部
411 第1貫通孔
412 第2貫通孔
415 接続部分
416 接触点
417 中間部分
42 可動部
43 板ばね部
431 第1端部
432 第2端部
50 操作部
51 下端部
511 接触点
52 上端部
60 補助端子
61 端子部
62 支持部
70 第1弾性部
71 弾性部本体
72 突出部
73 突起部
80 第2弾性部
81 接触部
82 基部
821 貫通孔
83 連結部
831 第1連結部
832 第2連結部
833 中間部
84 隙間
85 可動接点部
86 基部
87 連結部
90 第3弾性部
91 弾性突起部
92 弾性腕部
921 縦部材
922 横部材
100 マウス

Claims (4)

  1. 内部に収容部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記ハウジングに固定されていると共に、前記収容部に配置された固定部を有する固定接点側端子と、
    前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並んで配置されていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立した状態で前記ハウジングに固定された可動接点側端子と、
    前記収容部に配置されていると共に、前記可動接点側端子に接続されかつ前記可動接点側端子から前記固定接点側端子に向かって延びる本体部と、前記本体部に設けられていると共に前記固定部に対して接近および開離可能に対向して配置された可動部と、前記本体部に設けられていると共に前記可動部を付勢可能でありかつ前記可動部に対する付勢方向を前記可動部が前記固定部に接近する接近方向または前記可動部が前記固定部から開離する開離方向に切り換え可能な付勢部とを有する可動接触片と、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外部に露出しかつ少なくとも一部が前記収容部に位置して、前記可動接触片に接触可能かつ往復移動可能に配置されていると共に、往復移動に連動して前記付勢部の付勢方向を切り換えて、前記可動部を前記固定部に対して接近または開離させる操作部と、
    前記ハウジングに固定されていると共に、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、前記可動接触片に接触して前記開離方向に弾性変形する第1弾性部と、
    前記接近方向における前記可動部と前記固定部との間で前記可動部に対向しかつ前記可動部が接触可能に配置された接触部を有し、前記固定接点側端子または前記可動接点側端子に固定されて、前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部に接近して前記接触部に接触したときに、前記接近方向に弾性変形すると共に、前記固定接点側端子と前記可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部と
    を備え
    前記可動部が弾性部材で構成されており、
    前記固定部が固定接点部であり、
    前記第2弾性部が、
    前記可動接点側端子に固定されている基部と、
    前記接触部と前記基部とに連結されて、前記接近方向および前記開離方向に交差する方向に傾斜する連結部と
    前記接触部の前記固定部に対向する部分に設けられ、前記可動部の前記固定部に対する接近に連動して前記固定接点部に接触可能に配置された可動接点部と
    を有する、スイッチ。
  2. 内部に収容部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記ハウジングに固定されていると共に、前記収容部に配置された固定部を有する固定接点側端子と、
    前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並んで配置されていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立した状態で前記ハウジングに固定された可動接点側端子と、
    前記収容部に配置されていると共に、前記可動接点側端子に接続されかつ前記可動接点側端子から前記固定接点側端子に向かって延びる本体部と、前記本体部に設けられていると共に前記固定部に対して接近および開離可能に対向して配置された可動部と、前記本体部に設けられていると共に前記可動部を付勢可能でありかつ前記可動部に対する付勢方向を前記可動部が前記固定部に接近する接近方向または前記可動部が前記固定部から開離する開離方向に切り換え可能な付勢部とを有する可動接触片と、
    少なくとも一部が前記ハウジングの外部に露出しかつ少なくとも一部が前記収容部に位置して、前記可動接触片に接触可能かつ往復移動可能に配置されていると共に、往復移動に連動して前記付勢部の付勢方向を切り換えて、前記可動部を前記固定部に対して接近または開離させる操作部と、
    前記ハウジングに固定されていると共に、付勢部の付勢力により可動部が固定部から開離したときに、前記可動接触片に接触して前記開離方向に弾性変形する第1弾性部と、
    前記接近方向における前記可動部と前記固定部との間で前記可動部に対向しかつ前記可動部が接触可能に配置された接触部を有し、前記固定接点側端子または前記可動接点側端子に固定されて、前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部に接近して前記接触部に接触したときに、前記接近方向に弾性変形すると共に、前記固定接点側端子と前記可動接点側端子とを電気的に接続する第2弾性部と
    を備え、
    前記収容部の前記第2弾性部の近傍に配置されていると共に、前記接近方向における前記固定部と前記接触部の間でかつ前記接触部が接触可能に配置された弾性突起部と、前記接近方向における前記可動部と前記接触部との間でかつ前記可動部が接触可能に配置された弾性腕部とを有する第3弾性部をさらに備える、スイッチ。
  3. 前記第2弾性部が、
    前記固定接点側端子に固定されている基部と、
    前記接触部と前記基部とに連結されて、前記接近方向および前記開離方向に交差する方向に傾斜する連結部と
    を有し、
    前記接触部が固定接点部であると共に、前記可動部が可動接点部であり、
    前記付勢部の付勢力により前記可動接点部が前記固定部に接近して前記固定接点部に接触したときに、前記連結部が前記接近方向に弾性変形するよう構成されている、請求項のスイッチ。
  4. 前記第1弾性部が、前記接近方向に突出しかつ前記付勢部の付勢力により前記可動部が前記固定部から開離したときにその先端が前記可動接触片に接触する突起部を有している、請求項1から3のいずれか1つのスイッチ。
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