JP6880280B1 - 蒸発器 - Google Patents
蒸発器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6880280B1 JP6880280B1 JP2020080900A JP2020080900A JP6880280B1 JP 6880280 B1 JP6880280 B1 JP 6880280B1 JP 2020080900 A JP2020080900 A JP 2020080900A JP 2020080900 A JP2020080900 A JP 2020080900A JP 6880280 B1 JP6880280 B1 JP 6880280B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- heat transfer
- supply pipe
- predetermined direction
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/40—Fluid line arrangements
- F25B41/42—Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D5/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, using the cooling effect of natural or forced evaporation
- F28D5/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, using the cooling effect of natural or forced evaporation in which the evaporating medium flows in a continuous film or trickles freely over the conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/16—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged in parallel spaced relation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
Description
長手方向の端部まで至る液相の冷媒量が低減してしまうと、伝熱管群に供給される冷媒量に分布が生じる。これにより、伝熱管群における熱交換効率が低下し、蒸発器の性能が低減する可能性があった。
本開示の一態様に係る蒸発器は、外殻を為す筐体と、前記筐体に収容され、前記筐体の下部に設けられた貯留部に貯留される液相の冷媒に浸漬しており、内部に被冷却媒体が流通する複数の第1伝熱管を有する第1伝熱管群と、前記筐体に収容され、前記筐体の下部に貯留される液相の冷媒の液面よりも上方に設けられ、内部に被冷却媒体が流通し所定方向に延在する複数の第2伝熱管を有する第2伝熱管群と、前記筐体に収容され、前記所定方向に延在し、内部に気液二相状態の冷媒が流通し、上方から前記第2伝熱管群へ冷媒を供給する冷媒供給管と、を備え、前記冷媒供給管は、前記所定方向の端面の少なくとも下端部を閉鎖する閉鎖部と、前記所定方向の端部であって前記閉鎖部よりも上方に形成され該冷媒供給管の内側空間と該冷媒供給管の外側空間とを接続する開口部と、を有する。
図4に示すように、冷媒供給管13は、X軸方向に沿って延びる管状の部材である。図5に示すように、冷媒供給管13は、側面視で略長方形状に形成されている。また、冷媒供給管13は、側面視で下端部が下方に突出するように湾曲している。各スリット13aは、湾曲部13bのY軸方向の略全域にスリット13aが形成されている。
なお、冷媒供給管13の端面を支持板22が兼ねてもよい。すなわち、X軸方向に沿って延びる管状の部材が支持板22に取り付けられることによって、冷媒供給管13を構成してもよい。
なお、支持板22を設けずに、他の手段で冷媒供給管13を圧力容器11に支持されていてもよい。
図1に示すように、蒸発器10では、冷媒入口管12から圧力容器11の内部に流入する(矢印A1参照)。圧力容器11内に流入した冷媒は、冷媒供給管13内をX軸方向に流通する(矢印A2参照)。冷媒供給管13内を流通する冷媒は、気液二相状態となっている。冷媒供給管13内を流通する液相の冷媒は、冷媒供給管13の下端に形成された多数のスリット13aを介して下方へ吹出す(矢印A3参照)。冷媒供給管13から吹出した液相の冷媒は、液膜式伝熱管群15(上方液膜式伝熱管群15c)の最上段に配置された第2伝熱管と接触し、第2伝熱管の外周面を膜状に覆う。第2伝熱管の外周面を膜状に覆った冷媒は、第2伝熱管の内部の被冷却水と熱交換を行う。熱交換により冷媒の一部は蒸発するとともに、蒸発しなかった冷媒はさらに下方に配置された第2伝熱管へと落下する。このような熱交換を連続的に繰り返す。最も下部に配置された第2伝熱管内の水との熱交換でも蒸発しなかった冷媒は、圧力容器11の下部に設けられた貯留部11cに貯留される。このようにして、圧力容器11の内部で液相の冷媒のプールが形成される。この冷媒プールの液面のレベルは、所定の高さとなるように自動調整される。満液式伝熱管群14の第1伝熱管は、貯留部11cの貯留された液相の冷媒に浸漬された状態となっている。第1伝熱管内を流通する被冷却水は、貯留部11cに貯留された冷媒と熱交換を行う。第1伝熱管と熱交換した冷媒は、蒸発し液面Sから上方に導かれる。液膜式伝熱管群15及び満液式伝熱管群14で蒸発した冷媒は、冷媒出口管16へ導かれる。冷媒出口管16へ導かれた冷媒は、圧力容器11の外部へ排出される(矢印A4参照)。冷媒出口管16から排出された冷媒は、ターボ圧縮機に吸入・圧縮される。
本実施形態では、冷媒供給管13の端部に開口部21が形成されている。冷媒供給管13内を流通する気液二相状態の冷媒のうち気相の冷媒の一部は、冷媒供給管13の端部まで流通すると開口部21から外部へ排出される。これにより、冷媒供給管13内を流通する気相の冷媒は、端部においても流速が低下し難い。冷媒供給管13内で、液相の冷媒は気相の冷媒に同伴される。したがって、液相の冷媒が、端部まで導かれ易くすることができる。したがって、端部まで液相の冷媒を好適に供給することができるので、X軸方向において、液膜式伝熱管群15に供給される冷媒量を均一化することができる。よって、熱交換効率を向上させることができるので、蒸発器10の性能を向上させることができる。
図6及び図7の横軸は、冷媒供給管13のX軸方向の位置を示している。詳細には、X軸方向の中央から一端(もしくは他端)までの位置を示している。横軸の0は、冷媒供給管13のX軸方向の中央を示し、横軸の1が冷媒供給管13のX軸方向の一端(もしくは他端)を示している。また、図6の縦軸は、冷媒供給管13の内部を流れる冷媒のX軸方向の流速を示している。詳細には、冷媒供給管13のX軸方向の中央における流速を1とした場合の比率を示している。また、図7の縦軸は、スリット13aから吹出す液相の冷媒量を示している。詳細には、各スリット13aから均等に冷媒が吹出す場合の冷媒の吹出し量を1とした場合の比率を示している。
一方、開口部21を形成した場合には、図6に示すように、開口を形成していない場合と同様に、X軸方向の中央から端部に向かうにつれて冷媒の流速が低減しているものの、開口を形成していない場合と比較して流速の低減が抑制されている。これにより、X軸方向の端部において流速がゼロとなっていない。したがって、図7に示すように、端部における冷媒の吹出量もゼロとなっておらず、端部においても冷媒が吹出している。このように、本実施形態では、X軸方向の端部まで液相の冷媒を好適に供給することができる。
また、液膜式伝熱管群15の突出部分は、通常冷媒が供給され難いが、開口部21から排出された液相の冷媒と接触することで熱交換に供することができる。したがって、蒸発器10の性能を向上させることができる。
なお、開口部を設ける位置は、上記説明の例に限定されない。開口部は、閉鎖部20の上部に形成されていると好適である。上部とは、Z軸方向の略中央または略中央よりも上方でもよい。また、例えば、図8に示すように、冷媒供給管13の高さ全体に対して上端から4分の1の位置よりも上方に開口部41が形成されている場合には、さらに好適である。図8に示す例では、開口部41は、閉鎖部20の上端部近傍に設けられている。
また、開口部は、冷媒供給管13の閉鎖部20以外に形成されていてもよい。例えば、冷媒供給管13の端部の上部に形成されていてもよい(図11参照)。また、冷媒供給管13の端部の側部に形成されていてもよい。
また、冷媒供給管13の内部に、図9から図11に示すように、気液分離構造50を設けてもよい。気液分離構造50は、冷媒供給管13の内部であって、開口部41の近傍に配置される。気液分離構造は、例えば、図9に示すように、開口部41よりもX軸方向の中心部側に配置され、冷媒供給管13の内周面の上部から下方に延びる邪魔板(第1遮蔽板部)51と、開口部41の下端から冷媒供給管13の内部側に延びる水平面部52と、水平面部52の先端から上方へ曲折して延びる鉛直部53と、を備えている。邪魔板51と鉛直部53とは対向するとともに、離間して配置されている。邪魔板51の下端は、開口部41の下端よりも下方に位置している。
これにより、邪魔板51と鉛直部53との間に冷媒が下方から上方へ向かう第1流路54が形成される。また、冷媒供給管13の内周面、鉛直部53及び水平面部52によって、冷媒が上方から下方へ向かう第2流路55が形成される。
図9に示すように、冷媒供給管13の内周面の上部には、液相の冷媒Rが付着する。上部に付着した冷媒は、流通する気相の冷媒に同伴することで端部方向へ移動する。本変形例では、開口部41よりもX軸方向の中心部側に邪魔板51が設けられている。これにより、端部方向へ移動する液相の冷媒は、邪魔板51に遮られるので、開口部41まで至らない。したがって、より液相の冷媒が開口部41から排出され難くすることができる。
また、本変形例では、冷媒供給管13内を流通する気相の冷媒が、邪魔板51を迂回して開口部41へ導かれる。これにより、邪魔板51を迂回する際の遠心力によって、気相の冷媒が同伴している液相の冷媒を遠心分離することができる。したがって、より液相の冷媒が開口部41から排出され難くすることができる。また、本変形例では、第1流路54から第2流路55へ導かれる際にも、冷媒を遠心分離することができる。
また、図12に示すように、閉鎖部20に形成された開口部21に、配管(筒体)60を挿入してもよい。配管60は、冷媒供給管13の内部に突出するように挿入されている。このように構成することで、冷媒供給管13の内周面の上部に付着した冷媒Rは、配管60の上部によって遮られる。したがって、より液相の冷媒が開口部41から排出され難くすることができる。
例えば、冷媒供給管13の一端側の閉鎖部20に形成される開口部の開口面積と、他端側の閉鎖部20に形成される開口部の開口面積とを異なるようにしてもよい。このように構成することにより、開口部から排出される気相の冷媒量が、一端部に形成される開口部と、他端部に形成される開口部とで異なることとなる。したがって、冷媒供給管13内を一端部に向かって流通する気相の冷媒の流速と、他端部に向かって流通する気相の冷媒の流速も異なる。よって、気相の冷媒に同伴される液相の冷媒の量も異なるので、一端部側へ導く液相の冷媒量と、他端部側へ導く液相の冷媒量とを異なる量にすることができる。よって、各端部へ導く冷媒量を調整することができる。これによって、液膜式伝熱管群15に供給する冷媒量をX軸方向に沿って調整することができる。したがって、液膜式伝熱管群15において熱交換効率を向上させることができるので、蒸発器10の性能を向上させることができる。なお、例えば、液膜式伝熱管群15の熱負荷が高い側の開口部を、液膜式伝熱管群15の熱負荷が低い側の開口部よりも大きく形成してもよい。
本開示の一態様に係る蒸発器は、外殻を為す筐体(11)と、前記筐体に収容され、前記筐体の下部に設けられた貯留部(11c)に貯留される液相の冷媒に浸漬しており、内部に被冷却媒体が流通する複数の第1伝熱管を有する第1伝熱管群(14)と、前記筐体に収容され、前記筐体の下部に貯留される液相の冷媒の液面(S)よりも上方に設けられ、内部に被冷却媒体が流通し所定方向に延在する複数の第2伝熱管を有する第2伝熱管群(15)と、前記筐体に収容され、前記所定方向に延在し、内部に気液二相状態の冷媒が流通し、上方から前記第2伝熱管群へ冷媒を供給する冷媒供給管(13)と、を備え、前記冷媒供給管は、前記所定方向の端面の少なくとも下端部を閉鎖する閉鎖部(20)と、前記所定方向(X軸方向)の端部であって前記閉鎖部よりも上方に形成され該冷媒供給管の内側空間と該冷媒供給管の外側空間とを接続する開口部(21)と、を有する。
また、冷媒供給管の端面の下端部を閉鎖する閉鎖部が設けられ、開口部が閉鎖部よりも上方に形成されている。冷媒供給管内において、気相の冷媒に同伴する液相の冷媒は、重力により冷媒供給管内の下部を流通し易い。これにより、気相の冷媒に同伴する液相の冷媒は、冷媒供給管の端面まで移動すると、閉鎖部と衝突する。したがって、液相の冷媒が液体供給管の開口部から排出され難くすることができる。よって、第2伝熱管群に供給される冷媒量の低減を抑制することができる。
なお、冷媒供給管の上部は、冷媒供給管の高さ方向の中心よりも上方であってもよい。また、より好適には、冷媒供給管の高さ全体に対して上端から4分の1の位置よりも上方であってもよい。
また、上記構成では、冷媒供給管内を流通する気相の冷媒が、第1遮蔽板部を迂回して開口部へ導かれる。これにより、第1遮蔽板部を迂回する際の遠心力によって、気相の冷媒が同伴している液相の冷媒を遠心分離することができる。したがって、より液相の冷媒が開口部から排出され難くすることができる。よって、第2伝熱管群に供給される冷媒量の低減をより抑制することができる。
なお、第1遮蔽板部は、下端が開口部の下端よりも下方に位置してもよい。
また、分離された液相の冷媒は、下方へ落下する。上記構成では、第2伝熱管群の所定方向の長さは、冷媒供給管の所定方向の長さよりも長い。すなわち、平面視した際に、第2伝熱管群の端部は、冷媒供給管の端部よりも突出している。これにより、分離されて落下した液相の冷媒が第2伝熱管群の突出部分と接触する。したがって、開口部から排出された気相の冷媒が液相の冷媒を同伴している場合であっても、同伴された液相の冷媒を蒸発させることができる。
また、第2伝熱管群の突出部分は、通常冷媒が供給され難いが、開口部から排出された液相の冷媒と接触することで熱交換に供することができる。したがって、蒸発器の性能を向上させることができる。
なお、例えば、第2伝熱管群の熱負荷が高い側の開口部を、第2伝熱管群の熱負荷が低い側の開口部よりも大きく形成してもよい。
11 :圧力容器(筐体)
11a :円筒部
11b :管板
11c :貯留部
12 :冷媒入口管(冷媒入口)
13 :冷媒供給管
13a :スリット
13b :湾曲部
14 :満液式伝熱管群(第1伝熱管群)
15 :液膜式伝熱管群(第2伝熱管群)
15b :下方液膜式伝熱管群
15c :上方液膜式伝熱管群
16 :冷媒出口管(冷媒出口)
17 :導入部
18 :リターン部
19 :排出部
20 :閉鎖部
20a :上部閉鎖部
20b :下部閉鎖部
21 :開口部
22 :支持板(第2遮蔽板部)
41 :開口部
50 :気液分離構造
51 :邪魔板(第1遮蔽板部)
52 :水平面部
53 :鉛直部
54 :第1流路
55 :第2流路
57 :開口部
60 :配管(筒体)
R :冷媒
S :液面
Claims (8)
- 外殻を為す筐体と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に設けられた貯留部に貯留される液相の冷媒に浸漬しており、内部に被冷却媒体が流通する複数の第1伝熱管を有する第1伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に貯留される液相の冷媒の液面よりも上方に設けられ、内部に被冷却媒体が流通し所定方向に延在する複数の第2伝熱管を有する第2伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記所定方向に延在し、内部に気液二相状態の冷媒が前記所定方向に流通し、上方から前記第2伝熱管群へ冷媒を供給する冷媒供給管と、を備え、
前記冷媒供給管は、前記所定方向の端面の少なくとも下端部を閉鎖する閉鎖部と、前記所定方向の端部であって前記閉鎖部よりも上方に形成される開口部と、を有し、
前記開口部は、前記冷媒供給管の内側空間であって前記気液二相状態の冷媒が流通する空間と、前記冷媒供給管の外側空間とを接続する蒸発器。 - 前記開口部は、前記冷媒供給管の上部に形成されている請求項1に記載の蒸発器。
- 前記冷媒供給管には、前記開口部よりも前記所定方向の中心部側に配置され、前記冷媒供給管の内周面の上部から下方に延びる第1遮蔽板部が設けられている請求項1または請求項2に記載の蒸発器。
- 前記開口部には、筒体が挿入されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の蒸発器。
- 前記筐体には、蒸発した冷媒を外部へ排出する冷媒出口が上部に設けられていて、
前記第2伝熱管群の前記所定方向の長さは、前記冷媒供給管の前記所定方向の長さよりも長く、
前記冷媒供給管の上方であって、前記開口部と前記冷媒出口との間には、第2遮蔽板部が設けられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の蒸発器。 - 前記冷媒供給管は、前記所定方向の両端部に前記開口部が形成されていて、
前記所定方向の一端部に形成される前記開口部の開口面積と、前記所定方向の他端部に形成される前記開口部の開口面積とが異なっている請求項1から請求項5のいずれかに記載の蒸発器。 - 外殻を為す筐体と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に設けられた貯留部に貯留される液相の冷媒に浸漬しており、内部に被冷却媒体が流通する複数の第1伝熱管を有する第1伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に貯留される液相の冷媒の液面よりも上方に設けられ、内部に被冷却媒体が流通し所定方向に延在する複数の第2伝熱管を有する第2伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記所定方向に延在し、内部に気液二相状態の冷媒が流通し、上方から前記第2伝熱管群へ冷媒を供給する冷媒供給管と、を備え、
前記冷媒供給管は、前記所定方向の端面の少なくとも下端部を閉鎖する閉鎖部と、前記所定方向の端部であって前記閉鎖部よりも上方に形成され該冷媒供給管の内側空間と該冷媒供給管の外側空間とを接続する開口部と、を有し、
前記筐体には、蒸発した冷媒を外部へ排出する冷媒出口が上部に設けられていて、
前記第2伝熱管群の前記所定方向の長さは、前記冷媒供給管の前記所定方向の長さよりも長く、
前記冷媒供給管の上方であって、前記開口部と前記冷媒出口との間には、第2遮蔽板部が設けられている蒸発器。 - 外殻を為す筐体と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に設けられた貯留部に貯留される液相の冷媒に浸漬しており、内部に被冷却媒体が流通する複数の第1伝熱管を有する第1伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記筐体の下部に貯留される液相の冷媒の液面よりも上方に設けられ、内部に被冷却媒体が流通し所定方向に延在する複数の第2伝熱管を有する第2伝熱管群と、
前記筐体に収容され、前記所定方向に延在し、内部に気液二相状態の冷媒が流通し、上方から前記第2伝熱管群へ冷媒を供給する冷媒供給管と、を備え、
前記冷媒供給管は、前記所定方向の端面の少なくとも下端部を閉鎖する閉鎖部と、前記所定方向の端部であって前記閉鎖部よりも上方に形成され該冷媒供給管の内側空間と該冷媒供給管の外側空間とを接続する開口部と、を有し、
前記冷媒供給管は、前記所定方向の両端部に前記開口部が形成されていて、
前記所定方向の一端部に形成される前記開口部の開口面積と、前記所定方向の他端部に形成される前記開口部の開口面積とが異なっている蒸発器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020080900A JP6880280B1 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 蒸発器 |
KR1020227037571A KR20220159448A (ko) | 2020-05-01 | 2021-04-28 | 증발기 |
PCT/JP2021/016988 WO2021221105A1 (ja) | 2020-05-01 | 2021-04-28 | 蒸発器 |
CN202180030942.2A CN115485517B (zh) | 2020-05-01 | 2021-04-28 | 蒸发器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020080900A JP6880280B1 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 蒸発器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6880280B1 true JP6880280B1 (ja) | 2021-06-02 |
JP2021175922A JP2021175922A (ja) | 2021-11-04 |
Family
ID=76083846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020080900A Active JP6880280B1 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 蒸発器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6880280B1 (ja) |
KR (1) | KR20220159448A (ja) |
CN (1) | CN115485517B (ja) |
WO (1) | WO2021221105A1 (ja) |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1139769C (zh) * | 1997-03-17 | 2004-02-25 | 株式会社日立制作所 | 液体分配装置、流下液膜式热交换器及吸收式冷冻机 |
JP2005134009A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒分配器 |
KR20110004149A (ko) * | 2009-07-07 | 2011-01-13 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 만액식 증발기 |
GB2519405B (en) * | 2011-09-26 | 2016-04-13 | Trane Int Inc | Refrigerant management in HVAC systems |
EP2780650B1 (en) * | 2011-11-18 | 2019-01-23 | Carrier Corporation | Shell and tube heat exchanger |
CN202452766U (zh) * | 2012-02-03 | 2012-09-26 | 特灵空调系统(中国)有限公司 | 在制冷空调系统中使用的改进型降膜式蒸发器 |
CN103673420B (zh) * | 2012-09-14 | 2016-03-23 | 约克(无锡)空调冷冻设备有限公司 | 用于降膜式蒸发器的制冷剂分配器及降膜式蒸发器 |
US9377226B2 (en) * | 2012-11-30 | 2016-06-28 | Lg Electronics Inc. | Evaporator and turbo chiller including the same |
CN103062962B (zh) * | 2012-12-27 | 2015-04-29 | 麦克维尔空调制冷(武汉)有限公司 | 气液分离降膜式蒸发器 |
CN105408703B (zh) * | 2013-06-07 | 2017-09-01 | 江森自控科技公司 | 蒸汽压缩系统 |
JP2017161214A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | 蒸発器ユニット |
CN109682131B (zh) * | 2017-10-18 | 2022-03-08 | 开利公司 | 分配器、降膜式蒸发器及制冷系统 |
CN110530066A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-03 | 上海工程技术大学 | 低压制冷剂满液式蒸发器 |
-
2020
- 2020-05-01 JP JP2020080900A patent/JP6880280B1/ja active Active
-
2021
- 2021-04-28 WO PCT/JP2021/016988 patent/WO2021221105A1/ja active Application Filing
- 2021-04-28 KR KR1020227037571A patent/KR20220159448A/ko unknown
- 2021-04-28 CN CN202180030942.2A patent/CN115485517B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN115485517A (zh) | 2022-12-16 |
JP2021175922A (ja) | 2021-11-04 |
WO2021221105A1 (ja) | 2021-11-04 |
KR20220159448A (ko) | 2022-12-02 |
CN115485517B (zh) | 2023-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6701372B2 (ja) | 熱交換器 | |
US20200248937A1 (en) | Suction duct and multiple suction ducts inside a shell of a flooded evaporator | |
CN110662936B (zh) | 热交换器 | |
JP2004526934A (ja) | 内部熱交換器アキュムレータ | |
JP6423221B2 (ja) | 蒸発器及び冷凍機 | |
WO2017179630A1 (ja) | 蒸発器、これを備えたターボ冷凍装置 | |
JP7364930B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2022517728A (ja) | 熱交換器 | |
JP6880280B1 (ja) | 蒸発器 | |
KR20220158796A (ko) | 증발기 | |
KR101379214B1 (ko) | 기화 냉매로부터 액적을 분리하기 위한 장치와 방법 | |
JP2015121396A (ja) | 冷媒熱交換器 | |
KR101270835B1 (ko) | 증발기 및 냉동기 | |
JP6878550B2 (ja) | 冷凍装置 | |
CN109642760B (zh) | 用于降膜式蒸发器的制冷剂分配器 | |
WO2021201278A1 (ja) | 蒸発器 | |
CN115427743B (zh) | 蒸发器 | |
JP7412446B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN117677809A (zh) | 制冷剂储存容器和具有该制冷剂储存容器的制冷循环装置 | |
CN117091322A (zh) | 降膜式蒸发器及包括其的制冷系统 | |
CN117804102A (zh) | 用于hvac系统的闪蒸罐 | |
JP2021032514A (ja) | 絞り装置および冷凍サイクルシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200828 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200828 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210406 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6880280 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |