JP6879701B2 - 調理用スライサー - Google Patents

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本発明は、主に一般家庭で使用される調理用スライサーに関する。
使用時において、手前側に位置する第一受け部の上面から、先方側に位置する第二受け部の上面に向かう前方向に滑動される食品をスライス刃でスライスすることができ、第一受け部の前端部の高さを変化させることにより、スライスする食品の厚みを調節することができる調理用のスライサーが種々提案されている。そして、スライサーは、食品をスライスするものであるから、食品カスがスライサーの各部品の隙間等に入り込むことが多く、そのために、各部品を分解して洗浄できるように構成したものも提案されている(例えば特許文献1)。
実公平3−25916号公報 特許第2995191号公報
特許文献1のスライサーは、それを組み立てるときは、最初に、軸9を軸受部6に嵌合して本体Aと回動摺面板Bとを連結するものである。この場合、回動摺面板Bを、軸9が下側となるように垂直に立てた状態で、抜き部5に下側から挿入して軸9を軸受部6に嵌合させる必要がある。そのようにすると、完全に挿入して回動摺面板Bを水平状態にしたときに、その回動摺面板Bの、軸9で構成される軸線よりもはみ出した部分も水平状態となるので、そのはみ出した部分が抜き部内面に当たって、軸9が軸受部6から抜け出さない。仮に、回動摺面板Bを水平状態で抜き部5に挿入しようとしても、はみ出した部分が本体1に当たって挿入することができない。そして、そのように組み立てられた特許文献1のスライサーは、軸9が軸孔にしっかりと位置決めされていないから回動摺面板Bの回動軸線が一定せず、使用時に回動摺面板Bがガタついて、スライスされた食品の厚みを一定にできない虞がある。また、調整体Cは、所定の位置で確実に固定する必要があるから、案内条7との嵌合もきつめにせざるを得ず、さらに、構造上、細長く形成せざるを得ず、調整体Cを案内条7に沿って平行移動させることは手間がかかる。すなわち、円滑に平行移動させるためには、調整体Cの長手方向と本体Aの長手方向が正確に直角を保つ必要がある。しかし、調整体Cがきつめで細長いために常に直角を保つことは容易でなく、調整体Cが移動中に引っ掛かるので、調整体Cの移動中に調整体Cが本体Aの長手方向に対して傾斜することが頻繁に起こり、円滑に移動させることができないのである。このために、部品の組立て分解を容易に行うことができない。さらに、調整体Cを移動させるときに、それを、案内条7の端部を超えるまで移動させてしまい、調整体Cが不用意に本体Aから外れてしまう虞もある。
これに対して、手前側に位置する第一受け部の回動軸線を一定にさせて、第一受け部のガタつきを防止するものとして、第一受け部を、可撓部を介して回動させるものも存在している(例えば特許文献2)。しかし、特許文献2のスライサーは容易に分解できない構造であり、スライサーを十分に洗浄することができない。
本発明の目的は、容易に分解できて洗浄に便利な調理用スライサーを提供することにある。
本発明の請求項1記載の発明は、第一受け部の上面から第二受け部の上面に向かう前方向に滑動される食品をスライス刃でスライスすることができ、第一受け部の前端部の高さを変化させることにより、スライスする食品の厚みを調節することができる調理用のスライサーであって、スライサーは、フレームと、そのフレーム上面に、第一受け部と、スライス刃と、第二受け部とを有し、フレームは、幅方向の両側に設けられた前記フレームの両側壁部と、前後方向の後側に設けられた後壁部とを含み、第一受け部は、その前端部がスライス刃よりも下側にあるように接続部を介して支持され、且つその接続部を通る回動軸線を中心として回動可能とされ、その回動によって第一受け部の前端部の高さが変化するものであり、第一受け部の前端部の高さを変化させるための調節部材を、第一受け部の下面との間で保持する押え部材が、フレームに着脱自在に取り付けられ、押え部材は、底板部と、幅方向の両側に設けられた前記押え部材の両側壁部を有し、調節部材は、押え部材の両側壁部の間に収容されてその押え部材の両側壁部の案内により前後方向に移動可能であり、且つ調節部材の移動範囲を規制するため、押え部材は、調整部材の前方向の移動を規制する前方向規制部と、調整部材の後方向の移動を規制する後方向規制部とを有しており、調節部材には、それを移動操作するための指掛け部が設けられ、押え部材の底板部には、その指掛け部を突出させるための孔が設けられ、調節部材を前後方向に移動させることによって、第一受け部の前端部の高さを変化させる構成である。
請求項2記載の発明は、押え部材をフレームに着脱自在に取り付ける構造として、押え部材の両側壁部の外面又はフレームの両側壁部の内面のいずれか一方に、嵌合突部を設け、その嵌合突部を設けない他方の側壁部の内面に、嵌合突部を受けるための下端が解放された上下方向の垂直溝を設け、さらにその垂直溝の上端からそれに連通して前方向に延びる水平溝を設けることにより、L字形嵌合溝を形成した構成である。
請求項3記載の発明は、前述したL字形嵌合溝の、水平溝内を一杯に進んだ嵌合突部の逆進を規制するための手段が、フレームと押え部材との間に設けられている構成である。
請求項4記載の発明は、嵌合突部の逆進を規制するための手段は、フレームの後壁部に取り付けられた逆進規制部材であって、嵌合突部が、前記水平溝内を前方向に一杯に進むことにより、押え部材の後端部とフレームの後壁部との間に生じた隙間に、逆進規制部材を入り込ませることにより嵌合突部の逆進が規制される構成である。
請求項1記載の発明は、第一受け部の前端部の高さを変えるための調節部材が、第一受け部の下面と、フレームに着脱自在に取り付けられた押え部材との間で移動可能に保持され、その調節部材の移動により第一受け部の前端部の高さを変えるものであり、第一受け部の前端部の高さを変化させるための調節部材を、第一受け部の下面との間で保持する押え部材が、フレームに着脱自在に取り付けられている。したがって、調節部材の取り外しが、押え部材を取り外すだけで容易に行えるので、分解して洗浄するときに手早く行うことができる。
また、調節部材の移動範囲を規制するための移動規制手段が設けられている。したがって、調節部材を不必要な範囲まで移動させることがなく、取り扱いに便利である。
請求項2記載の発明は、押え部材をフレームに着脱自在に取り付ける構造として、押え部材の両側壁部の外面又はフレームの両側壁部の内面のいずれか一方に、嵌合突部を設け、その嵌合突部を設けない押え部材の両側壁部の外面又はフレームの両側壁部の内面に、嵌合突部を受けるための下端が解放された上下方向の垂直溝を設け、さらにその垂直溝の上端からそれに連通して前方向に延びる水平溝を設けることにより、L字形嵌合溝を形成したものである。したがって、押え部材を垂直方向と水平方向に少し移動させるだけで取り外すことができ、迅速に分解することができる。
請求項3記載の発明は、L字形嵌合溝の、水平溝内を一杯に進んだ嵌合突部の逆進を規制するための手段が、フレームと押え部材との間に設けられており、この手段によって、押え部材のフレームに対する移動後の逆進を規制する。したがって、押え部材が自然に逆進して外れる虞がない。
請求項4記載の発明は、嵌合突部の逆進を規制するための手段が、フレームの後壁部に取り付けられた逆進規制部材であって、嵌合突部が、水平溝内を前方向に一杯に進むことにより、押え部材の後端部とフレームの後壁部との間に生じた隙間に、逆進規制部材を入り込ませることにより嵌合突部の逆進が規制される。嵌合突部の逆進が規制される結果、押え部材の逆進が規制され、押え部材がフレームから自然に外れる虞がない。
上から見た本発明の分解斜視図である。 下から見た本発明の分解斜視図である。 押え部材の上に調節部材が載った斜視図である。 図3を上下ひっくり返した斜視図である。 本発明を下から見た斜視図である。 本発明をホルダーに取り付けた状態の上面図である。 本発明をホルダーに取り付けた状態の下面図である。 ホルダーの上面図である。
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図6に示すように、本実施例のスライサー1は、ホルダー2に取り付けて使用されるものである。ホルダー2は、柄3と金属製の取り付け枠4とから成り、取り付け枠4にスライサー1を着脱可能に取り付けることができる。
図1に示すように、スライサー1は、ステンレス製金属板で形成されたフレーム板部5と、合成樹脂で形成されたフレーム周壁部6とから成るフレーム7を有する。フレーム板部5はその両側縁に沿う幅狭の部分(図示せず。)が下向きに曲げられており、その下向きの折り曲げ部をフレーム周壁部6の両側壁部8,8の中に埋設させて、フレーム板部5にフレーム周壁部6を取り付ける。フレーム板部5にフレーム周壁部6を取り付ける方法は、フレーム板部5の折り曲げ部をフレーム周壁部6の成形用金型の中に固定し、その金型の中に合成樹脂を射出することによりフレーム周壁部6が成形されると共に折り曲げ部がフレーム周壁部6の両側壁部8,8の中に埋設され、フレーム板部5にフレーム周壁部6が取り付けられる。なお、フレーム周壁部6は、合成樹脂で別体に形成せずに、一枚の金属板でフレーム板部5と一体に形成してもよく、その場合、フレーム板部5の外周縁から下向きに曲がる金属板のフレーム周壁部であってもよい。また、これとは逆に、フレーム周壁部6とフレーム板部5を共に合成樹脂で形成してもよい。
図1に示すように、フレーム板部5に、それと一体に第一受け部9と第二受け部10が設けられている。また、第一受け部9と第二受け部10との間には、スライス刃11が取り付けられている。スライス刃11よりも下の部分に開口部12が設けられ、スライスされた食品はこの開口部12を通って落下する。第一受け部9は、この開口部12と、その両端から開口部12に連通して後方に延びる一対のスリット13,13によって形成される。スリット13,13の後端部14,14を結ぶ線上には両端閉鎖スリット15が設けられ、その線上の残された部分に可撓部16,16が形成されている。
さらに、図1に示すように、第一受け部9は、その前端部17がスライス刃11の刃先18よりも下側にあるように前下がりに傾斜し、可撓部16,16を介して支持されている。また、第一受け部9は、その可撓部16,16を通る回動軸線を中心に回動可能である。この回動軸線は、スライサー1の長手方向すなわち前後方向に対して傾斜しており、スライス刃11も同様に傾斜して取り付けられている。第一受け部9を回動させることによって、第一受け部9の前端部17の、スライス刃11の刃先18に対する高さを変化させることができる。なお、前述したように、フレーム周壁部6とフレーム板部5を共に合成樹脂で形成した場合は、可撓部16,16に代えて、薄肉ヒンジとしてもよい。あるいは、第一受け部9の両側にジャーナル軸を設け、フレーム板部5にジャーナル軸受を設けてそれらをジャーナル結合し、第一受け部9を回動可能とすることができる。このようなジャーナル結合では、上方に回動した第一受け部9は、可撓部16,16を用いた場合と異なり弾性力が作用しないから、自重の重力で下方に回動する。
第一受け部9を回動させてその前端部17の高さを変えるための部材は、調節部材19である。この調節部材19が、第一受け部9の下面と、フレーム周壁部6に取り付けられた押え部材20との間で、前後方向に移動することによって、第一受け部9を回動させる。本実施例では、押え部材20はフレーム周壁部6の側壁部8,8に取り付けられている。
押え部材20は、底板部21と、その底板部21から立ち上がる両側壁部22,22、前壁部23及び後壁部24とを有する。図3に示すように、調節部材19は、押え部材20の底板部21の上に載せられ、両側壁部22,22の間でそれに案内されて前後方向に移動可能である。さらに、調節部材19の前方向の移動は前壁部23で規制され、後ろ方向の移動は後壁部24で規制される。
図3又は図4に示すように、押え部材20の一方の側壁部22の外面上部に2つの嵌合突部25が設けられ、他方の側壁部22の外面上部に3つの嵌合突部26が設けられている。これらの嵌合突部25,26は、押え部材20をフレーム周壁部6の側壁部8,8に取り付けるためのものである。すなわち、図2に示すように、フレーム周壁部6の一方の側壁部8の内面には、2つの嵌合溝27が設けられており、この嵌合溝27に押え部材20の2つの嵌合突部25が嵌合する。嵌合溝27は、下端が解放された垂直溝28と、その上端からそれに連通して前方向に延びる水平溝29によりL字形に構成されている。また、フレーム周壁部6の他方の側壁部8の内面には、同様にL字形に構成された3つの嵌合溝30が設けられている。それらの嵌合溝30には、押え部材20の3つの嵌合突部26がそれぞれ嵌合する。
次に、押え部材20と調節部材19をスライサー1の構成部品として取り付ける方法について説明する。まず、図3に示すように、調節部材19を、押え部材20の底板部21の上に載せる。次に、押え部材20の嵌合突部25を側壁部8の嵌合溝27の下端解放部に宛がい、嵌合突部26を嵌合溝30の下端解放部に宛がい、嵌合突部25,26を垂直溝28(他方は図示せず。)に下から挿入して上端に到達させる。それから、押え部材20をフレーム周壁部6に対して前進させ、嵌合突部25,26を水平溝29(他方は図示せず。)の前端一杯に到達させる。以上の操作により、押え部材20は、フレーム周壁部6の側壁部8,8に取り付けられ、調節部材19は、押え部材20の底板部21と、第一受け部9の下面との間に挟まれた状態で取り付けられる。
このように、押え部材20をフレーム周壁部6の側壁部8,8に取り付けるときに、押え部材20をフレーム周壁部6に対して前進させるので、押え部材20の後端とフレーム周壁部6の後壁部31との間に前進した分の隙間32が生じる。隙間32があると、嵌合突部25,26が水平溝29(他方は図示せず。)を後方に逆進し、押え部材20も一体的に逆進して外れてしまう虞がある。そこで、嵌合突部25,26の逆進を規制するための逆進規制部材33が、フレーム周壁部6の後壁部31に取り付けられている。
図2に示すように、逆進規制部材33は、板状のレバー部34と板状の規制部35とが蝶の羽根状をなすように形成されている。レバー部34と規制部35との共通基部の両側にジャーナル軸(図示せず。)が設けられ、フレーム周壁部6の後壁部31の凹部36の両側内面に設けられたジャーナル軸受(図示せず。)にジャーナル結合しており、逆進規制部材33はレバー部34を操作することによって回動可能である。また、規制部35の前端には突状37が設けられており、図3に示すように、押え部材20の後端に設けられた凹部38にその突条37が係止して、逆進規制部材33の回動を所定の位置で止める。なお、逆進規制部材33は、回動可能に後壁部31に取り付けるものに限定されないことは勿論であり、例えば、逆進規制部材を短めの棒状に形成して、前後方向に移動可能に後壁部31に取り付け、所定の位置で固定する手段を備えたものにしてもよい。
次に、調節部材19を前後方向に移動させるための構造について説明する。図2に示すように、調節部材19には、それを移動操作するための指掛け部39が設けられている。指掛け部39は、薄肉の弾性部40を介して調節部材19に一体に結合されている。指掛け部39の両側面に係止突起41が設けられている。また、この調節部材19を下側から支持する押え部材20は、その底板部21に長孔42が設けられている。指掛け部39が、この長孔42から突出して、調節部材19の移動を操作することができる。また、図1に示すように、その長孔42の両側に沿って、多数の係止凹部43が設けられている。この係止凹部43と調節部材19の係止突起41とが協働して、調節部材19の移動を段階的に固定することができる。なお、前述したように、指掛け部39は弾性部40を介して調節部材19に一体に結合されており、この弾性力により、指掛け部39が弾性部40を中心に回動して、係止突起41が上下に移動できるので、係止突起41が隣の係止凹部43に移るときに、2つの係止凹部43の間の山を乗り越えることができる。また、係止突起41が係止凹部43に納まっているときは、弾性部40に弾性力は生じない。仮に、その場合も弾性力が生じると、調節部材19が弾性力によって常時上方に押され、第一受け部9の前端部17がスライス刃11の刃先18よりも高くなって、スライスすることができなくなるからである。
図1に示すように、調節部材19の上面には、長さ方向に延びる5本のリブ44が孔部48を跨いで設けられており、調節部材19の移動を容易にしている。第一受け部9は、その前端部17がスライス刃11の刃先18よりも下側にあるように、可撓部16,16を介して支持されているので、その前端部17に向かって徐々に低くなるように傾斜している。したがって、調節部材19を前進させると第一受け部9は可撓部16,16を中心に上方に回動し、調節部材19を後退させると可撓部16,16の弾性により下方に回動して、スライスする食品の厚みを調節することができる。
次に、スライサー1を洗浄するために、押え部材20と調節部材19を取り外す方法について説明する。この方法は、前述した押え部材20と調節部材19をスライサー1の構成部品として取り付ける方法の逆を行えばよい。すなわち、まず、押え部材20の逆進を規制している逆進規制部材33のレバー部34を操作して逆進規制部材33を回動させ、押え部材20に対する規制を解除する。次に、押え部材20を逆進させて一杯に後退させる。次いで、押え部材20をフレーム周壁部6に対して下降させることにより、嵌合突部25を嵌合溝27から外し、嵌合突部26を嵌合溝30から外す。これにより、押え部材20と調節部材19は、図3に示ように、押え部材20の上に調節部材19が載った状態で取り外すことができる。調節部材19は、もともと、押え部材20の底板部21の上に載っているだけであるので、その底板部21だけで保持されており、他の保持手段を備えていない。したがって、調節部材19は、押え部材20を取り外すことにより、容易に取り外すことができる。
次に、スライサー1をホルダー2に取り付ける構造について説明する。前述したように、ホルダー2は、柄3と金属製の取り付け枠4とから成る。図8に示すように、取り付け枠4には、4つの突部46が設けられている。また、図2に示すように、フレーム周壁部6には4つの凹部47が設けられている。これらの突部46と凹部47とを嵌合させることにより、図6又は図7に示すように、スライサー1はホルダー2に取り付けられる。なお、スライサー1は、ホルダー2に取り付けることなく、直接、手で持って使用するものであってもよい。
第一受け部の前端部の高さを変えるための調節部材が、第一受け部の下面と、フレームに着脱自在に取り付けられた押え部材との間に、移動可能に保持され、調節部材は、押え部材をフレームから取り外すことにより容易に取り出し可能に保持されているので、スライスする食品の厚みを変えることができ、しかも、押え部材と調節部材を容易に分解して洗浄することができる。
1 スライサー、 2 ホルダー、 3 柄、 4 取り付け枠、 5 フレーム板部、 6 フレーム周壁部、 7 フレーム、 8 フレーム周壁部の側壁部、 9 第一受け部、 10 第二受け部、 11 スライス刃、 12 開口部、 13 スリット、 14 後端部、 15 両端閉鎖スリット、 16 可撓部、 17 前端部、 18 刃先、 19 調節部材、 20 押え部材、 21 底板部、 22 側壁部、 23 前壁部、 24 後壁部、 25 嵌合突部、 26 嵌合突部、 27 嵌合溝、 28 垂直溝、 29 水平溝、 30 嵌合溝、 31 後壁部、 32、 隙間、 33 逆進規制部材、 34 レバー部、 35 規制部、 36 凹部、 37 突状、 38 凹部、 39 指掛け部、 40 弾性部、 41 係止突起、 42 長孔、 43 係止凹部、 44 リブ、 45 平面部、 46 突部、 47 凹部、 48 孔部

Claims (4)

  1. 第一受け部の上面から第二受け部の上面に向かう前方向に滑動される食品をスライス刃でスライスすることができ、第一受け部の前端部の高さを変化させることにより、スライスする食品の厚みを調節することができる調理用のスライサーであって、
    スライサーは、フレームと、そのフレーム上面に、第一受け部と、スライス刃と、第二受け部とを有し、フレームは、幅方向の両側に設けられた前記フレームの両側壁部と、前後方向の後側に設けられた後壁部とを含み、第一受け部は、その前端部がスライス刃よりも下側にあるように接続部を介して支持され、且つその接続部を通る回動軸線を中心として回動可能とされ、その回動によって第一受け部の前端部の高さが変化するものであり、
    第一受け部の前端部の高さを変化させるための調節部材を、第一受け部の下面との間で保持する押え部材が、フレームに着脱自在に取り付けられ、押え部材は、底板部と、幅方向の両側に設けられた前記押え部材の両側壁部を有し、調節部材は、押え部材の両側壁部の間に収容されてその押え部材の両側壁部の案内により前後方向に移動可能であり、且つ調節部材の移動範囲を規制するため、押え部材は、調整部材の前方向の移動を規制する前方向規制部と、調整部材の後方向の移動を規制する後方向規制部とを有しており
    調節部材には、それを移動操作するための指掛け部が設けられ、押え部材の底板部には、その指掛け部を突出させるための孔が設けられ、調節部材を前後方向に移動させることによって、第一受け部の前端部の高さを変化させることを特徴とするスライサー。
  2. 押え部材をフレームに着脱自在に取り付ける構造として、押え部材の両側壁部の外面又はフレームの両側壁部の内面のいずれか一方に、嵌合突部を設け、その嵌合突部を設けない他方の側壁部の内面に、嵌合突部を受けるための下端が解放された上下方向の垂直溝を設け、さらにその垂直溝の上端からそれに連通して前方向に延びる水平溝を設けることにより、L字形嵌合溝を形成した請求項1記載のスライサー。
  3. 前記L字形嵌合溝の、水平溝内を一杯に進んだ嵌合突部の逆進を規制するための手段が、フレームと押え部材との間に設けられている請求項2記載のスライサー。
  4. 嵌合突部の逆進を規制するための手段は、フレームの後壁部に取り付けられた逆進規制部材であって、嵌合突部が、前記水平溝内を前方向に一杯に進むことにより、押え部材の後端部とフレームの後壁部との間に生じた隙間に、逆進規制部材を入り込ませることにより嵌合突部の逆進が規制される請求項3記載のスライサー。
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