JP6879128B2 - シートカバー取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シートカバーを乗物用シートに取り付けるシートカバー取付構造に関する。
下記特許文献には、シートカバーの縁部に形成されたループ状のループ部に挿入されたワイヤが乗物用シートに係止されることで、シートカバーを乗物用シートに取り付けるシートカバー取付構造が記載されている。
特開2011−50566号公報
上記特許文献に記載されているシートカバーの取付構造では、ワイヤの長さ寸法がループ部の長さ寸法より長く、ワイヤの両端部がループ部から突出している。このような場合には、ループ部から突出しているワイヤの端部が、フレーム等に直接的に接触することで異音等が生じる等の問題がある。このように、シートカバー取付構造には、種々の改良を施す余地が残されており、種々の改良を施すことで、シートカバー取付構造の実用性が向上する。そこで、本発明は、シートカバー取付構造の実用性の向上を課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載のシートカバー取付構造は、シートカバーの縁部に形成されたループ状のループ部に挿入されたワイヤが乗物用シートに係止されることで、前記シートカバーを前記乗物用シートに取り付けるシートカバー取付構造であって、両端部に折返部が形成された前記ワイヤの長さ寸法が、前記ループ部の長さ寸法より短くされ、前記ループ部に挿入された前記ワイヤの前記折返部を前記ループ部の内部から外部に挿通させるための挿通部が、前記ループ部に形成されたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項2に記載のシートカバー取付構造では、請求項1に記載のシートカバー取付構造において、前記挿通部が、前記ループ部に挿入された前記ワイヤの延びる方向と交差するように形成されたスリットであることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項3に記載のシートカバー取付構造では、請求項1または請求項2に記載のシートカバー取付構造において、前記ワイヤの一端部に形成された前記折返部を挿通させるための前記挿通部は、前記ループ部の一方の面に形成され、
前記ワイヤの他端部に形成された前記折返部を挿通させるための前記挿通部は、前記ループ部の他方の面に形成されることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項4に記載のシートカバー取付構造では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のシートカバー取付構造において、前記ワイヤが、本体部と、その本体部の両端部から連続する前記折返部とにより構成されており、前記折返部が、前記本体部より前記シートカバーの縁部から離れるように、前記挿通部に挿通されていることを特徴とする。
請求項1に記載のシートカバー取付構造では、ワイヤの長さ寸法がループ部の長寸法より短くされており、ワイヤの両端部はループ部から突出しない。これにより、ワイヤの直接的なフレームへの接触を防止できる。この際、ワイヤの折返部が挿通部に挿通されることで、ループ部からのワイヤの抜け落ちを防止できる。このように、請求項1に記載のシートカバー取付構造によれば、種々の改良を施すことで、シートカバー取付構造の実用性が向上する。
請求項2に記載のシートカバー取付構造では、挿通部が、ループ部に挿入されたワイヤの延びる方向と交差するように形成されたスリットとされている。これにより、ワイヤを挿通部に容易に挿通させることが可能となり、作業性が向上する。
請求項3に記載のシートカバー取付構造では、ワイヤの一端部に形成された折返部を挿通させるための挿通部は、ループ部の一方の面に形成され、ワイヤの他端部に形成された折返部を挿通させるための挿通部は、ループ部の他方の面に形成される。つまり、ワイヤ60の両端部の折返部は、挿通部に挿通されることで、ループ部の互いに異なる面に露出する。これにより、ループ部の内部でのワイヤの回転を規制することが可能となる。
請求項4に記載のシートカバー取付構造では、ワイヤが、本体部と、その本体部の両端部から連続する折返部とにより構成されており、折返部が、本体部よりシートカバーの縁部から離れるように、挿通部に挿通されている。つまり、ワイヤの本体部が、シートカバーの縁部に近くに位置している。これにより、ワイヤの本体部を乗物用シートに係止し易くなる。
車両用シートを示す斜視図である。 シートクッションの断面図である。 シートカバーの取付構造を示す断面図である。 シートカバーのカーペットを示す概略図である。 ワイヤを示す平面図である。 ワイヤが挿入されたカーペットを示す概略図である。 シートカバーの取付構造を示す断面図である。 ワイヤが挿入された従来のカーペットを示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
図1に、車両用シート10を示す。車両用シート10は、着座者の臀部を支持するシートクッション12と、着座者の背部を支持するシートバック14と、シートバック14の上端に設けられて着座者の頭部を支持するヘッドレスト16とによって構成されている。
シートクッション12の構成について詳述すれば、図2に示すように、シートクッション12は、クッションフレーム20と、クッションフレーム20の上面に配置されたクッションパッド22と、クッションパッド22を覆うクッションカバー24とにより構成されている。そして、クッションカバー24は、クッションパッド22の着座面を覆うように、縁部においてクッションフレーム20に取り付けられている。以下に、クッションカバー24の取付構造について、詳しく説明する。
クッションカバー24は、メインカバー30とカーペット32とにより構成されている。メインカバー30は、クッションパッド22の着座面から、クッションパッド22の前方側の側面を経由して、クッションパッド22の下面の前方側の端部まで覆っている。そのクッションパッド22の下面に延び出すメインカバー30の縁部に、カーペット32が縫合されている。
カーペット32は、クッションパッド22の下面側において、後方に向かって延設されており、後方側の縁部に、ループ状に湾曲されたループ部36が形成されている。詳しくは、カーペット32の後方に向かって延び出した縁部が下方に向かって折り曲げられた後に、前方に向かって湾曲される。そして、その前方に向かって湾曲されたカーペット32の縁部が、カーペット32の下面に縫合される。これにより、カーペット32の後方側の縁部に、ループ状に湾曲されたループ部36が形成される。
なお、カーペット32のループ部36は、下方に向かって湾曲された面と、その面の上方に位置する面とにより区画されており、その下方に向かって湾曲された面を第1面38と記載し、その第1面38の上方に位置する面を第2面40と記載する。また、カーペット32のループ部36以外の部分、つまり、メインカバー30に縫合されている側の部分を、カーペット本体部37と記載する。
また、図3に示すように、ループ部36の第1面38には、貫通穴50が形成されており、第2面40には、その貫通穴50と対向する位置に貫通穴52が形成されている。これにより、ループ部36に、貫通穴50と貫通穴52とにより構成される挿通穴56が形成される。なお、図4に示すように、ループ部36の延びる方向において、2個の挿通穴56a,bが離間した状態でループ部36に形成されている。
さらに、ループ部36には、第1面38と第2面40との各々にスリット58が形成されている。詳しくは、ループ部36の第2面40にスリット58aが形成されている。このスリット58aは、ループ部36の延びる方向と直行するように、挿通穴56aを構成する貫通穴52の隣に形成されている。なお、スリット58aは、挿通穴56aを構成する貫通穴52のループ部36の開口に近い側に形成されている。また、ループ部36の第1面38にスリット58bが形成されている。このスリット58bは、ループ部36の延びる方向と直行するように、挿通穴56bを構成する貫通穴(図3参照)50の隣に形成されている。なお、スリット58bは、挿通穴56bを構成する貫通穴50のループ部36の開口に近い側に形成されている。
また、カーペット32のループ部36には、図5に示すワイヤ60が挿入されている。ワイヤの両端部には、概ね180度に折り返された折返部62a,bが形成されている。なお、ワイヤ60の折返部62a,b以外の部分を、ワイヤ本体部66と記載する。つまり、ワイヤ60は、ワイヤ本体部66と、ワイヤ本体部66の両端部から連続する折返部62a,bとから構成されている。なお、ワイヤ本体部66の長さ寸法、つまり、ワイヤ本体部66の長さ寸法は、ループ部36の長さ寸法より短くされており、2個のスリット58a,bの間の距離より僅かに長くされている。
そして、図6に示すように、カーペット32のループ部36の内部にワイヤ60が挿入されている。詳しくは、ワイヤ60がループ部36の延びる方向に沿うように、ループ部36の開口から、ループ部36の内部に挿入されている。この際、ワイヤ60の折返部62a,bが、ワイヤ本体部66よりカーペット本体部37に近づくように、つまり、カーペット32のループ部36の側の縁部から離れるように、ワイヤ60はループ部36に挿入されている。
また、ループ部36の内部に挿入されているワイヤ60の折返部62aが、スリット58aを介して、ループ部36の内部から外部に挿通され、第2面40の側に露出している。一方、ワイヤ60の折返部62bは、スリット58bを介して、ループ部36の内部から外部に挿通され、第1面38の側に露出している。つまり、ワイヤ60の両端部の折返部62a,bは、スリット58a,bに挿通され、ループ部36の互いに異なる面に露出している。
これにより、ワイヤ60は、ループ部36の内部での軸心周りの回転が規制される。つまり、ワイヤ60が、折返部62aが露出している方向に向かって回転しようとすると、その回転が、スリット58bから露出している折返部62bにより規制される。一方、ワイヤ60が、折返部62bが露出している方向に向かって回転しようとすると、その回転が、スリット58aから露出している折返部62aにより規制される。このように、ワイヤ60の回転が規制されることで、ワイヤ60の折返部62a,bが、ワイヤ本体部66よりカーペット本体部37の側に位置する配置、つまり、ワイヤ本体部66が折返部62a,bよりカーペット32の縁部の側に位置する配置が維持される。
なお、ループ部36の内部のワイヤ本体部66と、ループ部36の内部からスリット58aを介して外部に露出している折返部62aとの間に、挿通穴56aが位置している。一方、ループ部36の内部のワイヤ本体部66と、ループ部36の内部からスリット58bを介して外部に露出している折返部62bとの間に、挿通穴56bが位置している。
また、図2に示すように、クッションフレーム20には、下方に向かって延び出すブラケット70が2個、形成されており、それら2個のブラケットは、カーペット32のループ部36に形成された2個の挿通穴56a,bに向かって延び出している。なお、図2では、1個のブラケット70のみが図示されている。また、各ブラケット70の周方向の外寸は、挿通穴56a,bの内寸より小さくされている。そして、図7に示すように、ブラケット70aが挿通穴56aに挿通されており、図3に示すように、ブラケット70bが挿通穴56bに挿通されている。ちなみに、ブラケット70の先端部は概して直角に屈曲されており、その屈曲部によって、ブラケット70の挿通穴56からの抜けが防止されている。なお、ループ部36の挿通穴56にブラケットが挿通された状態で、カーペット32に張力が生じるように、カーペット32の長さ寸法が調整されている。
このように、ワイヤ本体部66が挿入されているループ部36の挿通穴56a,bに、クッションフレーム20のブラケット70が挿通されることで、ワイヤ60がブラケット70に係止され、カーペット32、つまり、クッションカバー24がクッションフレーム20に取り付けられる。この際、図7に示すように、ブラケット70aが挿通穴56aに挿通されたループ部36では、ループ部36の第2面40の側に露出している折返部62aが、ブラケット70より、カーペット32のカーペット本体部37の側に位置し、ループ部36の内部に挿入されているワイヤ本体部66が、ブラケット70より、カーペット本体部37と反対側に位置している。一方、図3に示すように、ブラケット70bが挿通穴56bに挿通されたループ部36では、ループ部36の第1面38の側に露出している折返部62bが、ブラケット70より、カーペット32のカーペット本体部37の側に位置し、ループ部36の内部に挿入されているワイヤ本体部66が、ブラケット70より、カーペット本体部37と反対側に位置している。
これにより、カーペット32のクッションフレーム20への取付が担保される。詳しくは、カーペット32は張力の生じた状態でクッションフレーム20に取り付けられており、その張力は、カーペット32をクッションカバー24との縫合部に向けて引っ張る方向に生じる。このため、ブラケット70は、カーペット32の張力によって、カーペット32とメインカバー30との縫合部に向かう方向、つまり、前方に向かって付勢される。この際、ブラケット70は、ブラケット70の後方に位置するワイヤ本体部66によって付勢される。そのワイヤ本体部66は、図5に示すように、ワイヤの延びる方向に連続している。このため、ワイヤ60が軸心方向にズレても、ブラケット70への係止は解除されない。これにより、ワイヤ60が軸心方向にズレた場合であっても、カーペット32のクッションフレーム20への取付が担保される。
一方、ループ部にスリット58a,bが形成されていないカーペットでは、ワイヤのブラケット70への係止が解除される虞がある。詳しくは、図8に示すように、カーペット80のループ部82に、スリットは形成されていない。また、ループ部82にも、上記ループ部36の挿通穴56a,bと同じ位置に、挿通穴86a,bが形成されている。そして、スリットが形成されていないループ部82に、ワイヤ60が挿入されると、ワイヤ60がループ部82の内部で回転する虞がある。この際、ワイヤ60の折返部62a,bが、ワイヤ本体部66よりカーペット80の縁部の側に位置する。
このような状態でループ部82の挿通穴86a,bにブラケット70a,bが挿入されると、ワイヤ60の折返部62a,bがブラケット70a,bの後方に位置する。このため、ループ部82の張力によって、折返部62a,bがブラケット70a,bを前方に向けて付勢する。この際、ワイヤ60が軸心方向にズレると、折返部62a,bのブラケット70への係止が解除され、カーペット32のクッションフレーム20への取付が解除される虞がある。
一方、スリット58a,bが形成されたループ部36では、上述したように、スリット58a,bによって、ワイヤ60の回転が規制されることで、ワイヤ本体部66が折返部62a,bよりカーペット32の縁部の側に位置する配置が維持される。これにより、ワイヤ60が軸心方向にズレた場合であっても、カーペット32のクッションフレーム20への取付が担保される。
また、スリットが形成されていないループ部82において、ワイヤ60をタックピン等で留めることで、ループ部82に挿入されたワイヤ60の回転を規制することが可能である。しかしながら、タックピン等を利用した場合には、タックピン等の構成部品の増加,タックピン等を留める作業の増加などの問題がある。一方で、スリット58a,bが形成されたループ部36では、そのような問題が一切生じない。
さらに言えば、従来のシートカバーの取付構造では、ワイヤの長さ寸法がループ部の長さ寸法より長く、ワイヤの両端部がループ部から突出している場合があった。このような場合には、ループ部から突出しているワイヤの端部が、クッションフレーム等に直接的に接触した場合に異音等が生じ、好ましくない。一方、本発明のシートカバー取付構造では、ワイヤ60の長さ寸法がループ部36の長寸法より短くされており、ワイヤ60の両端部はループ部36から突出しない。これにより、ワイヤ60の直接的なクッションフレーム20への接触を防止できる。この際、ワイヤ60の折返部62a,bがスリット58a,bに挿通されることで、ループ部36からのワイヤ60の抜け落ちを防止できる。
ちなみに、上記実施例において、車両用シート10は、乗物用シートの一例である。クッションカバー24は、シートカバーの一例である。ループ部36は、ループ部の一例である。スリット58a,bは、スリットおよび挿通部の一例である。ワイヤ60は、ワイヤの一例である。折返部62a,bは、折返部の一例である。ワイヤ本体部66は、本体部の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。具体的には、例えば、上記実施例では、ワイヤ60の折返部62a,bとワイヤ本体部66との間に、クッションフレーム20のブラケット70が挿入されることで、ワイヤ60がクッションフレーム20に係止されているが、種々の手法でワイヤ60を係止することが可能である。具体的には、例えば、ワイヤ60とクッションフレーム20とをリング状の金具により係止してもよい。また、クッションフレーム20でなく、クッションフレーム20,クッションパッド22等に配設されたワイヤ等の線状体と、ワイヤ60とをリング状の金具により係止してもよい。
また、上記実施例では、スリット58a,bがワイヤ60の延びる方向に対して、直行しているが、直行方向に限定されず、ワイヤ60の延びる方向と交差する方向であってもよい。
また、上記実施例では、スリット58a,bを介して、ワイヤ60の折返部62a,bが、ループ部36の内部からが外部に挿通されているが、折返部62a,bを、ループ部36の内部からが外部に挿通させるものであれば、形状に関して限定されない。つまり、切欠部、穴など、種々のものを挿通部として採用することが可能である。また、折返部62a,bの先端をループ部36の内部から外部に向かって、刺すことで、つまり、折返部62a,bの先端によりループ部36に穴をあけることで、折返部62aを挿通させてもよい。
また、上記実施例では、シートカバーとして、クッションカバー24が採用されているが、シートバック14,ヘッドレスト16などのカバーを採用することが可能である。
また、上記実施例では、本発明が車両用シート10に適用されているが、他の乗物、例えば、飛行機,船等の種々の乗物用のシートに本発明を適用することが可能である。
10:車両用シート(乗物用シート) 24:クッションカバー(シートカバー) 36:ループ部 58:スリット(挿通部) 60:ワイヤ 62:折返部 66:ワイヤ本体部(本体部)

Claims (4)

  1. シートカバーの縁部に形成されたループ状のループ部に挿入されたワイヤが乗物用シートに係止されることで、前記シートカバーを前記乗物用シートに取り付けるシートカバー取付構造において、
    両端部に折返部が形成された前記ワイヤの長さ寸法が、前記ループ部の長さ寸法より短くされ、
    前記ループ部に挿入された前記ワイヤの前記折返部を前記ループ部の内部から外部に挿通させるための挿通部が、前記ループ部に形成されたことを特徴とするシートカバー取付構造。
  2. 前記挿通部が、
    前記ループ部に挿入された前記ワイヤの延びる方向と交差するように形成されたスリットであることを特徴とする請求項1に記載のシートカバー取付構造。
  3. 前記ワイヤの一端部に形成された前記折返部を挿通させるための前記挿通部は、前記ループ部の一方の面に形成され、
    前記ワイヤの他端部に形成された前記折返部を挿通させるための前記挿通部は、前記ループ部の他方の面に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシートカバー取付構造。
  4. 前記ワイヤが、本体部と、その本体部の両端部から連続する前記折返部とにより構成されており、
    前記折返部が、前記本体部より前記シートカバーの縁部から離れるように、前記挿通部に挿通されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のシートカバー取付構造。
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