JP6876223B2 - 溶接台車 - Google Patents

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Description

本発明は、溶接トーチを搭載して溶接ラインに沿って走行する溶接台車に関するものである。
従来、上記したような溶接台車としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
この溶接台車は、前後端に4個の走行車輪を配置した台車本体と、この台車本体の前後端間に配置されたトーチ支持部を備えている。溶接トーチは、トーチ支持部により傾斜した状態で支持され、溶接トーチは、その先端が台車本体の側面がわで且つ斜め下方に向くようにして支持される。このトーチ支持部には、溶接トーチの先端を台車本体の走行方向に振りつつ溶接ラインに接近させるトーチ駆動機構が設けられている。
この溶接台車では、例えば、入隅における隅肉溶接を行うに際して、台車本体が壁に行く手を遮られた段階で、トーチ支持部のトーチ駆動機構によって溶接トーチの先端を台車本体の前方に振らせれば、隅の部分まで焚き残しなく溶接することができる。
この間、トーチ支持部のトーチ駆動機構により溶接トーチが溶接ラインに向けて移動しているので、前方に振られた溶接トーチの先端が溶接ラインに接近することとなり、確実にガスシールドが施されて溶接品質が維持される。
特開2009-248128号公報
上記した従来の溶接台車において、例えば、入隅における隅肉溶接を行うに際して、溶接品質を維持しつつ隅の部分まで焚き残しなく溶接を行うことができるものの、例えば、治具上に置かれた鋼管同士を接合する際の内周面突合せ溶接の場合には、内周面に沿って走行する溶接台車の走行姿勢の違いによって走行速度が変化するため、溶接速度が不安定になって良好な溶接品質が維持できない可能性がある。
また、開先に肉を盛る多層肉盛溶接の場合には、開先の幅の広い開口側において溶接トーチの幅方向の位置を変えてビードを形成する必要があるが、アークを吹き付ける方向は変わらないため、ビード間に大きな段差や空洞ができる虞があるという問題を有しており、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、例えば、内周面突合せ溶接により鋼管同士を接合する場合には、隅の部分まで焚き残しなく溶接を行うことができるのは勿論のこと、溶接品質を維持乃至向上させることができ、多層肉盛溶接によって開先に肉を盛る場合には、ビード間に大きな段差や空洞のない良好な肉盛形状を得ることが可能である溶接台車を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、溶接トーチを搭載して溶接ラインに沿って走行する台車本体と、前記台車本体に配置されて前記溶接トーチを支持するトーチ支持部と、前記トーチ支持部に支持される前記溶接トーチの角度を変更するトーチ角度可変機構と、前記トーチ支持部に支持される前記溶接トーチにウィービング動作を行わせるウィービング機構と、前記トーチ角度可変機構及び前記ウィービング機構の各動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向に沿う面内で変更可能に前記トーチ角度可変機構をセットした状態において、前記台車本体の走行速度の変化に対応して前記溶接トーチの先端を前記台車本体に対して移動させて溶接速度を所望の速度とするべく前記トーチ角度可変機構を動作させ、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向と直交する方向に沿う面内で変更可能に前記トーチ角度可変機構をセットした状態において、前記溶接トーチの先端を前記溶接ラインに向けたまま該溶接トーチの角度を変えるべく前記トーチ角度可変機構及び前記ウィービング機構を動作させる構成としている。
本発明の第2の態様は、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向(Y軸方向)に沿う面内で変更するべく前記トーチ角度可変機構を前記台車本体側にセットするY軸用取付け具と、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向と直交する方向(X軸方向)に沿う面内で変更するべく前記トーチ角度可変機構を前記台車本体側にセットするX軸用取付け具とを備え、前記X軸用取付け具及びY軸用取付け具は選択的に用いられる構成とする。
本発明の第3の態様において、前記トーチ角度可変機構は、前記台車本体に支持されたケースと、このケースに取り付けられた振りモータと、一端部が前記ケース上に位置して他端部に前記溶接トーチが装着されたトーチ装着バーと、前記ケース内において前記振りモータの回転出力により往復円弧運動を行う移動ピンと、前記ケース内に配置された固定ピンと、前記トーチ装着バーの一端部に形成されて前記移動ピンと嵌合する作動孔と、前記トーチ装着バーの一端部における前記作動孔よりも他端部寄りに形成されて前記固定ピンと嵌合する長孔を具備している構成とする。
本発明の第4の態様において、前記ウィービング機構は、前記台車本体に固定されたウィービングモータと、前記台車本体の走行方向と直交する方向に沿って該台車本体上に配置されたウィービングレールと、前記ウィービングモータの回転出力により前記トーチ角度可変機構の前記トーチ装着バーと一体で前記ウィービングレール上を往復移動するスライドブロックを具備している構成とする。
本発明に係る溶接台車では、例えば、内周面突合せ溶接により鋼管同士を接合するに際して、台車本体が溶接終端部に到達した段階で、トーチ角度可変機構によって溶接トーチの角度を変更して先端を台車本体の進行方向に振らせれば、隅の部分までいわゆる焚き残しなく溶接を行い得ることとなる。
また、内周面突合せ溶接中に台車本体の走行速度に変化が生じたとしても、これに対応して、制御部からの指令によりトーチ角度可変機構が作動して、走行速度の変化を打ち消す方向に溶接トーチの先端を台車本体の走行方向に沿って振らせるので、溶接速度がほぼ一定に維持されることとなり、溶接品質が維持されることとなる。
一方、多層肉盛溶接によって開先の幅の広い開口側に肉を盛る場合には、溶接トーチの幅方向の位置を変えてビードを形成する必要があるが、制御部からの指令によりトーチ角度可変機構及びウィービング機構が作動して、溶接トーチの先端を開先に向けたまま溶接トーチの角度を変えるので、形成するビードの位置に応じてアークを吹き付ける方向を変更し得ることとなり、その結果、大きな段差や空洞のない良好な肉盛形状が得られることとなる。
本発明に係る溶接台車において、例えば、内周面突合せ溶接により鋼管同士を接合する場合には、隅の部分まで焚き残しなく溶接を行うことができるのは言うまでもなく、溶接品質の維持乃至向上を実現でき、一方、多層肉盛溶接によって開先に肉を盛る場合には、大きな段差や空洞のない良好な肉盛形状を得ることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の一実施形態に係る溶接台車の突合せ溶接時における正面説明図(a)及び溶接トーチの動作説明図(b)である。 図1に示した溶接台車におけるトーチ角度可変機構の拡大説明図である。 図1に示した溶接台車の内周面突合せ溶接時における動作説明図である。 図1に示した溶接台車の肉盛溶接時における正面説明図である。 図1の溶接台車による肉盛溶接要領を示す開先における断面説明図である。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施形態による溶接台車を示しており、この実施形態では、本発明に係る溶接台車を突合せ溶接に用いる場合及び肉盛溶接に用いる場合の双方を例に挙げて説明する。
図1(a)に示すように、この溶接台車1は、4個の走行車輪2を有する台車本体3と、この台車本体3に搭載された減速機付きモータ4と、減速機付きモータ4から供給される駆動力を4個の走行車輪2に伝達する図示しない駆動力伝達機構と、台車本体3の前後端間に配置されたトーチ支持部6と、台車本体3の前後端に配置されたリミットスイッチ7と、被溶接物Wの走行面Aにおいて溶接ラインWLに沿って設置したガイドレール8を備えており、台車本体3内にマグネット9を内蔵することで、ガイドレール8に走行車輪2を係合させた台車本体3を走行面Aに張り付けるようにしている。
トーチ支持部6は、台車本体3の走行方向と直交する方向(図1(a)左右方向)に沿って台車本体3上に配置されたレール11と、レール11上を往復移動可能なスライドブロック12と、トーチ角度可変機構20を有している。
トーチ角度可変機構20は、ユニットケース22と、このユニットケース22に取り付けられた振りモータ23と、図2にも示すように、一端部24aがユニットケース22上に位置して他端部24bにはトーチホルダ15を介して溶接トーチTが装着されたトーチ装着バー24と、ユニットケース22内において振りモータ23の回転出力によって往復円弧運動を行う移動ピン25と、ユニットケース22内に配置された固定ピン26と、トーチ装着バー24の一端部24aに形成されて移動ピン25と嵌合する作動孔27と、トーチ装着バー24の一端部24aにおける作動孔27よりも他端部24b寄りに形成されて固定ピン26と嵌合する長孔28とを有している。
この溶接台車1を突合せ溶接に用いる場合には、Y軸用取付け具としてのベースプレート13をスライドブロック12に対して上下方向に移動可能に配置し、このベースプレート13に対してトーチ角度可変機構20のユニットケース22を台車本体3の前後方向に沿うねじ21を介して回動可能に取り付けることで、溶接トーチTの先端Taを台車本体3の一方の側面がわ(図1(a)左側)で且つ下方に向けた状態で溶接トーチTを支持する。
このトーチ角度可変機構20では、突合せ溶接時において、振りモータ23の回転出力による移動ピン25及び作動孔27の往復円弧運動に伴う長孔28内における固定ピン26の相対移動を許容することで、トーチ装着バー24とともにこのトーチ装着バー24に装着される溶接トーチTを固定ピン26周りに振り動作させ、これと同時に、溶接トーチTの先端Taを前後方向に沿う溶接ラインWLに対して接近離間させることができるようになっている。
なお、移動ピン25及び作動孔27の往復円弧運動によるトーチ装着バー24の振り動作は、ユニットケース22内に配置された一対のリミットスイッチ29,29に対してトーチ装着バー24に形成された切欠き24c、24cが接触することで切り替わるようになっている。
この場合、溶接台車1のトーチ角度可変機構20の動作は、制御部10により制御されるようになっている。この制御部10は、上述のように、溶接トーチTの角度を台車本体3の走行方向に沿う面内で変更可能にトーチ角度可変機構20をセットした状態において、すなわち、突合せ溶接時において、台車本体3の走行速度の変化に対応して溶接トーチTの先端Taを台車本体3に対して移動させて溶接速度を所望の速度とするべくトーチ角度可変機構20を動作させるように制御する。
具体的には、図3に示すように、例えば、治具上に寝かせた状態で載置した鋼管Wa同士を内周面突合せ溶接により接合する場合において、台車本体3が鋼管Waの内周面最下部を溶接する段階(図3右側に位置する段階)では、台車本体3がほぼ一定した速度で走行するので、トーチ角度可変機構20を動作させずに、台車本体3に対して溶接トーチTの先端Taを真下に向けたまま、図1(b)に実線で示す状態で溶接を行う。
また、鋼管Waの内周面最下部を溶接した台車本体3が鋼管Waの内周面を登り始めた段階(図3中央に位置する段階)では、勢いをつけるために台車本体3の走行速度が上昇するので、トーチ角度可変機構20を動作させて、溶接トーチTの先端Taを台車本体3に対して後方(図3右方)に移動させ、図1(b)に二点鎖線で示す状態で内周面最下部溶接時とほぼ同様の溶接速度で溶接を行う。
そして、台車本体3が鋼管Waの内周面を登り詰めて溶接終端部に到達した段階(図3左側に位置する段階)では、台車本体3のリミットスイッチ7が作動して停止するので、トーチ角度可変機構20を動作させて、溶接トーチTの角度を変更して先端Taを台車本体3の進行方向に振り、図1(b)に一点鎖線で示す状態で焚き残しが生じないように隅の部分まで溶接を行う。
この実施形態の溶接台車1は、トーチ支持部6に支持される溶接トーチTにウィービング動作を行わせるウィービング機構30を備えており、この実施形態において、ウィービング機構30は、台車本体3に固定されたウィービングモータ31と、台車本体3の走行方向と直交する方向(図1(a)左右方向)に沿って台車本体3上に配置された上述したレール11と、このレール11上を往復移動可能な同じく上述したスライドブロック12を具備している。
一方、この溶接台車1を肉盛溶接に用いる場合には、図4に示すように、台車本体3の走行方向と直交する方向(図4左右方向)に沿う梁部材41及びベースプレート43をX軸用取付け具として使用し、梁部材41はスライドブロック12に対して上下方向に移動可能に配置される。
ベースプレート43は梁部材41に支持されており、減速機構44を介して伝えられるX軸用モータ45の出力により梁部材41の長手方向に沿って移動するものとなっている。そして、台車本体3における一方の側面がわ(図4左側)の適宜位置において、台車本体3の走行方向と直交する方向に沿う面内で溶接トーチTの角度を変更できるように、トーチ角度可変機構20のユニットケース22をベースプレート43に固定することで、溶接トーチTを支持する。
なお、X軸用モータ45に、ウィービング機構30のウィービングモータ31の機能を持たせてもよい。
この場合、制御部10は、上述のように、台車本体3の走行方向と直交する方向に沿う面内で溶接トーチTの角度を変更可能にトーチ角度可変機構20がセットされた状態において、すなわち、肉盛溶接時において、X軸用モータ45(或いはウィービング機構30)を作動させてトーチ角度可変機構20の全体を台車本体3の走行方向と直交する方向に移動させつつ、溶接トーチTの先端Taを被溶接物Wb,Wb間の開先(溶接ライン)WKに向けたまま溶接トーチTの角度のみが変わるようにトーチ角度可変機構20の動作を制御する。
具体的には、図5に示すように、多層肉盛溶接によって開先WLに肉を盛る場合において、開先WLの幅が狭い底側に肉を盛る段階では、ビードB1〜ビードB3を重ねて形成しても段差が生じないので、X軸用モータ45及びトーチ角度可変機構20を動作させずに、台車本体3に対して溶接トーチTの先端Taを真下に向けたまま(図4に実線で示す状態で)溶接を行う。
一方、開先WLの幅が広い開口側に肉を盛る段階では、ビードB4〜ビードB7を開先幅方向に互いに位置をずらして形成する必要があるので、これらのビードB4〜ビードB7を形成する間、制御部10からの指令によりX軸用モータ45(或いはウィービング機構30)及びトーチ角度可変機構20を作動させて、溶接トーチTの先端Taを開先WKに向けたまま溶接トーチTの角度θ(開先中心CLに対する溶接トーチTの角度)を変更し、アークを吹き付ける方向(図5の各矢印方向)を適宜選択しつつ(図4に一点鎖線及び二点鎖線で示す状態で)溶接を行う。
本実施形態による溶接台車1では、上記した内周面突合せ溶接時のように、溶接中に台車本体3の走行速度に変化が生じたとしても、これに対応して、制御部10からの指令によりトーチ角度可変機構20が作動して、走行速度の変化を打ち消す方向に溶接トーチTの先端Taを台車本体3の走行方向に沿って振らせるので、溶接速度がほぼ一定に維持されることとなり、溶接品質が維持されることとなる。
また、本実施形態による溶接台車1では、上記した開先WKに対する多層肉盛溶接時の幅が広い開口側に肉を盛る段階のように、位置を変えてビードB4〜ビードB7を形成する必要がある場合において、制御部10からの指令によりX軸用モータ45(或いはウィービング機構30)及びトーチ角度可変機構20が作動して、ビードを形成したい位置に対してアークを吹き付け得ることとなり、その結果、大きな段差や空洞のない良好な肉盛形状が得られることとなる。
さらに、本実施形態による溶接台車1では、突合せ溶接時に使用するベースプレート13(Y軸用取付け具)と、多層肉盛溶接時に使用する梁部材41及びベースプレート43(X軸用取付け具)とを選択的に用いるようにしているので、突合せ溶接用及び多層肉盛溶接用の各溶接台車を個別に用意する必要がなく、その分だけ、溶接コストの低減が図られることとなる。
さらにまた、本実施形態による溶接台車1では、上記したように、溶接トーチTの先端Taを振るトーチ角度可変機構20及びウィービング機構30をいずれもコンパクトに纏めているので、溶接トーチTの先端Taを振る段階において、構造を複雑化させることなく、溶接トーチTの先端Taを溶接ラインWLや開先WKに接近させ得ることとなり、加えて、同じく構造を複雑化させることなく、溶接トーチTの先端Taにウィービング動作を行わせ得ることとなる。
本発明に係る溶接台車の構成は、上記した実施形態の構成に限定されるものではない。
1 溶接台車
3 台車本体
6 トーチ支持部
10 制御部
11 レール(ウィービングレール;ウィービング機構)
12 スライドブロック(ウィービング機構)
13 ベースプレート(Y軸用取付け具)
20 トーチ角度可変機構
22 ユニットケース
23 振りモータ
24 トーチ装着バー
24a トーチ装着バーの一端部
24b トーチ装着バーの他端部
25 移動ピン
26 固定ピン
27 作動孔
28 長孔
30 ウィービング機構
31 ウィービングモータ
41 梁部材(X軸用取付け具)
43 ベースプレート(X軸用取付け具)
T 溶接トーチ
Ta 溶接トーチの先端
WK 開先(溶接ライン)
WL 溶接ライン
θ 溶接トーチの角度(開先中心に対する溶接トーチの角度)

Claims (4)

  1. 溶接トーチを搭載して溶接ラインに沿って走行する台車本体と、
    前記台車本体に配置されて前記溶接トーチを支持するトーチ支持部と、
    前記トーチ支持部に支持される前記溶接トーチの角度を変更するトーチ角度可変機構と、
    前記トーチ支持部に支持される前記溶接トーチにウィービング動作を行わせるウィービング機構と、
    前記トーチ角度可変機構及び前記ウィービング機構の各動作を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向に沿う面内で変更可能に前記トーチ角度可変機構をセットした状態において、前記台車本体の走行速度の変化に対応して前記溶接トーチの先端を前記台車本体に対して移動させて溶接速度を所望の速度とするべく前記トーチ角度可変機構を動作させ、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向と直交する方向に沿う面内で変更可能に前記トーチ角度可変機構をセットした状態において、前記溶接トーチの先端を前記溶接ラインに向けたまま該溶接トーチの角度を変えるべく前記トーチ角度可変機構及び前記ウィービング機構を動作させる溶接台車。
  2. 前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向に沿う面内で変更するべく前記トーチ角度可変機構を前記台車本体側にセットするY軸用取付け具と、前記溶接トーチの角度を前記台車本体の走行方向と直交する方向に沿う面内で変更するべく前記トーチ角度可変機構を前記台車本体側にセットするX軸用取付け具とを備え、前記X軸用取付け具及びY軸用取付け具は選択的に用いられる請求項1に記載の溶接台車。
  3. 前記トーチ角度可変機構は、前記台車本体に支持されたケースと、このケースに取り付けられた振りモータと、一端部が前記ケース上に位置して他端部に前記溶接トーチが装着されたトーチ装着バーと、前記ケース内において前記振りモータの回転出力により往復円弧運動を行う移動ピンと、前記ケース内に配置された固定ピンと、前記トーチ装着バーの一端部に形成されて前記移動ピンと嵌合する作動孔と、前記トーチ装着バーの一端部における前記作動孔よりも他端部寄りに形成されて前記固定ピンと嵌合する長孔を具備している請求項1又は2に記載の溶接台車。
  4. 前記ウィービング機構は、前記台車本体に固定されたウィービングモータと、前記台車本体の走行方向と直交する方向に沿って該台車本体上に配置されたウィービングレールと、前記ウィービングモータの回転出力により前記トーチ角度可変機構の前記トーチ装着バーと一体で前記ウィービングレール上を往復移動するスライドブロックを具備している請求項3に記載の溶接台車。
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