JP6875878B2 - 情報処理装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び制御方法に関し、特にプラントの監視制御システムにおいて、過去のプラントの状態を再生(リプレイ)する情報処理装置、プログラム、及び制御方法に関する。
従来、例えば浄水場等のプラントを監視する技術が知られている。例えば特許文献1には、浄水場プラントにおいて、異常発生前の予兆を捉え報知する技術が開示されている。
特許第5881986号
プラントを監視する技術の利便性の向上が望まれている。例えば、分析対象の事象が発生した場合に、プラントの監視によって蓄積されたデータを分析することによって、オペレータは当該事象の発生原因を特定可能であり得る。
本発明の目的は、プラントを監視する技術の利便性を向上させる情報処理装置、プログラム、及び制御方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、
記憶部と、制御部と、を備え、
前記制御部は、
複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶し、
日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定し、
前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定し、
特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを表示装置に表示させる。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、
記憶部と、制御部と、を備える情報処理装置に、
複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶するステップと、
日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定するステップと、
前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定するステップと、
特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを表示装置に表示させるステップと、を実行させる。
本発明の一実施形態に係る制御方法は、
記憶部と、制御部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶するステップと、
日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定するステップと、
前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定するステップと、
特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを表示装置に表示させるステップと、を含む。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置、プログラム、及び制御方法によれば、プラントを監視する技術の利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係るプラント監視システムのブロック図である。 表示装置に表示される第1ウィンドウの例を示す図である。 表示装置に表示される第2ウィンドウの例を示す図である。 表示装置に表示される再生画面の例を示す図である。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、本発明の一実施形態に係るプラント監視システム10の概要について説明する。プラント監視システム10は、情報処理装置20と、入力装置30と、表示装置40と、複数の検出装置51と、PLC(Programmable Logic Controller)52と、を備える。プラント監視システム10は、端末装置61と、クラウドサーバ62と、を更に備えてもよい。情報処理装置20、入力装置30、表示装置40、複数の検出装置51、PLC52、及び端末装置61は、例えばプラント施設内に設けられてもよい。プラント施設は、例えば浄水場プラントであるが、他の任意のプラントであってもよい。
情報処理装置20は、例えばコンピュータ等、通信機能及び情報処理機能を有する任意の装置を含んでもよい。情報処理装置20は、1つの装置を含んで構成されてもよいし、有線又は無線を介して相互に通信可能な複数の装置を含んで構成されてもよい。情報処理装置20は、有線又は無線を介して、入力装置30、表示装置40、及びPLC52と通信可能に接続される。情報処理装置20は、例えばインターネット等のネットワークを介して、クラウドサーバ62と通信可能に接続されてもよい。情報処理装置20は、例えばオペレータ等のユーザによって使用され、プラント施設の監視及びプラント施設内で発生した事象の原因の分析に用いられ得る。情報処理装置20の構成及び動作の詳細については後述する。
入力装置30は、例えばキーボード及びマウス等、ユーザ操作を検出可能な任意の装置を含んでもよい。入力装置30は、例えば有線又は無線を介して情報処理装置20に接続される。入力装置30は、検出したユーザ操作に応じた信号を情報処理装置20に入力する。
表示装置40は、例えば液晶ディスプレイ及び有機ELディスプレイ等、任意のディスプレイ装置を含んでもよい。表示装置40は、例えば有線又は無線を介して情報処理装置20に接続される。表示装置40は、情報処理装置20から入力される映像信号に基づく画面を表示する。
入力装置30及び表示装置40の少なくとも一方が、情報処理装置20と一体的に設けられてもよい。かかる場合、情報処理装置20は、例えばノート型コンピュータ及びタブレット型コンピュータ等を含んでもよい。
検出装置51は、PLC52と通信可能に接続される。1つ以上の任意の数の検出装置51が、1つのPLC52に接続されてよい。検出装置51は、プラント設備に対応して設けられる。プラント設備は、例えば浄水場プラント内に設置された「ポンプ」、「弁」、及び「貯水池」等、プラント施設内に設けられた任意の設備を含んでもよい。検出装置51は、対応するプラント設備及びプロセスの組み合わせに対応するプロセス量を検出する。
プロセスは、例えば水の「流量」、「水温」、「水位」、「水質」、プラント設備の「運転条件(例えば、弁の開度)」、及びプラント設備の「動作状態(例えば、動作異常の有無)」等を含んでもよい。プロセス量は、プロセスの具体的な値である。検出装置51は、例えば流量センサ、温度センサ、及び水位センサ等、所望のプロセス量を検出可能なセンサを含んでもよい。
検出装置51は、検出されたプロセス量を示すデータをPLC52へ送信する。
PLC52は、検出装置51からデータを受信すると、プロセス設備及びプロセスの組み合わせに対応するプロセス量を示す情報を、当該プロセス設備に関する情報として情報処理装置20へ送信する。複数のPLC52が、プラント監視システム10に含まれてもよい。かかる場合、各PLC52は、1つ以上の任意の数の検出装置51と通信可能に接続されてもよい。
端末装置61は、例えばプラント施設内の作業者によって携帯される。端末装置61は、例えばインターネット等のネットワークを介して、クラウドサーバ62と通信可能である。端末装置61は、作業者によって入力された、プラント設備に関する作業メモをクラウドサーバ62へ送信する。作業メモは、任意のテキストデータ、画像データ、及び音声データ等を含んでもよい。例えば、作業メモは、プラント設備の点検が行われた際に作業者の操作に応じて作成される。
クラウドサーバ62は、例えば1つ以上の任意の数のサーバ装置を含んでよい。クラウドサーバ62は、端末装置61から受信した作業メモを記憶する。クラウドサーバ62は、記憶された作業メモのうち少なくとも一部を、プラント設備に関する情報として情報処理装置20へ送信する。
情報処理装置20の構成について詳細に説明する。情報処理装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備える。
通信部21は、外部装置と通信可能なインタフェースを含んでもよい。具体的には、通信部21は、入力装置30、表示装置40、PLC52、及びクラウドサーバ62それぞれと通信可能なインタフェースを含んでもよい。
記憶部22は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等を含んでもよい。記憶部22は、情報処理装置20の動作に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。
例えば、記憶部22は、プラントデータベースを記憶する。プラントデータベースには、PLC52又はクラウドサーバ62から受信されたプラント設備に関する情報が時系列で蓄積される。
具体的には、プラントデータベースは、プラント設備及びプロセスの組み合わせ毎に、対応するプロセス量の時系列データを含んでよい。例えば、プラント設備「ポンプ」のプロセス「配水流量」に対応するプロセス量[m/h]の時系列データ、プラント設備「弁」のプロセス「開度」に対応するプロセス量[%]の時系列データ、及びプラント設備「貯水池」のプロセス「水位」に対応するプロセス量[m]の時系列データ等が、プラントデータベースに含まれ得る。
また具体的には、プラントデータベースは、プラント設備毎に、対応する作業メモの時系列データを含んでよい。例えば、プラント設備「ポンプ」の作業メモの時系列データ、及びプラント設備「弁」の作業メモの時系列データ等が、プラントデータベースに含まれ得る。
制御部23は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込んで特定の機能を実現する汎用プロセッサ、及び特定の処理に特化した専用プロセッサを含んでもよい。制御部23は、情報処理装置20全体の動作を制御する。
例えば制御部23は、プラントデータベースを記憶部22に記憶する。具体的には、制御部23は、プラント設備に関する情報を受信すると、当該情報をプラントデータベースに追加する。情報処理装置20は、プラント設備に関する情報を受信する度に記憶してもよい。或いは、情報処理装置20は、プラント設備に関する情報を受信し、且つ、所定の条件が満たされる場合に、当該情報を記憶してもよい。当該条件は、例えば当該情報と、前回受信した情報との間に所定基準以上の差異があるとの条件を含んでもよい。例えば、当該条件は、プラント設備「ポンプ」のプロセス「配水流量」のプロセス量の今回値と前回値との差の絶対値が所定の基準値以上であると条件を含み得る。
制御部23は、日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせと、を示すインデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定する。ユーザ操作に応じて決定される当該インデックスデータを、第1インデックスデータともいう。
例えば、制御部23は、ユーザ操作によって入力された、日時「2016年8月28日12時10分」と、「プラント設備A1」及び「プロセスα1」の組み合わせと、「プラント設備A2」及び「プロセスα2」の組み合わせと、示す第1インデックスデータを決定し得る。
制御部23は、第1インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせにそれぞれ対応し、第1インデックスデータに示される日時に応じて定められた所定期間における1つ以上の時系列データを、第1インデックスデータに対応する1つ以上の第1時系列データとして特定する。当該期間は、例えば第1インデックスデータに示される日時の前後30分を含む期間であってもよいが、第1インデックスデータに示される日時を基準として任意に定められてもよい。制御部23は、プラント設備及びプロセスの組み合わせ毎に当該期間を決定してもよい。
例えば、制御部23は、第1インデックスデータに示される日時「2016年8月28日12時10分」の前後30分を含む期間「2016年8月28日11時40分−12時40分」における、プラント設備「ポンプ」のプロセス「配水流量」に対応するプロセス量[m/h]の時系列データ、及びプラント設備「弁」のプロセス「開度」に対応するプロセス量[%]の時系列データを、第1インデックスデータに対応する2つの第1時系列データとして特定し得る。
制御部23は、記憶部22に記憶されたプラントデータベースを用いる相関分析によって、第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定する。第2インデックスデータの特定を、第2インデックスデータの検索ともいう。
ここで、「第2インデックスデータが第1インデックスデータとの間に相関関係を有する」とは、第1インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせにそれぞれ対応し第1インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第1時系列データが、第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせにそれぞれ対応し当該他のインデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第2時系列データとの間に、相関関係を有することをいう。
相関分析によって、1つ以上の第1時系列データと、1つ以上の第2時系列データとの間の相関関係の度合いを示す評価値が決定されてもよい。評価値は、例えば相関係数であってもよいが、任意に定められてもよい。相関係数は、例えば0〜1までの値を取り得るパラメータであってもよい。相関係数が大きいほど、データ間の相関関係が強い。かかる場合、制御部23は、1つ以上の第1時系列データとの間に相関係数が所定値以上である相関関係を有する1つ以上の時系列データに対応するインデックスデータを、第2インデックスデータとして特定してもよい。相関分析には、1つ以上のデータと1つ以上のデータとの間の相関係数を算出可能な任意のアルゴリズムが採用可能である。
制御部23は、特定された1つ以上の第2インデックスデータを表示装置40に表示させる。制御部23は、第1インデックスデータ自体が第2インデックスデータとして特定された場合、第1インデックスデータを除き、特定された1つ以上の第2インデックスデータを表示させてもよい。制御部23は、特定された1つ以上の第2インデックスデータそれぞれに対応付けて、相関関係の強度を示す上述の評価値を表示装置40に表示させてもよい。表示装置40に表示させる画面の詳細については後述する。
制御部23は、表示装置40に表示させた1つ以上の第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせのうち、少なくとも1組をユーザ操作に応じて選択する。制御部23は、少なくとも1つの表示領域を含む再生画面を表示装置40に表示させる。再生画面の詳細については後述する。以下、当該表示領域をウィンドウともいう。制御部23は、当該表示領域それぞれにおいて、選択された少なくとも1組のプラント設備及びプロセスの組み合わせのうち1組以上にそれぞれ対応する1つ以上の時系列データを再生させる。
図2乃至図4を参照して、情報処理装置20が表示装置40に表示させる各種ウィンドウについて説明する。
図2は、第1ウィンドウ70の例を示す図である。制御部23は、第2インデックスデータを検索する際に、表示装置40に第1ウィンドウ70を表示させる。第1ウィンドウ70は、日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせと、をそれぞれ入力するユーザ操作を受け付ける。入力された情報が、第1インデックスデータに定められる。例えば図2に示す例では、第1インデックスデータは、日時「2016年8月28日12時10分」と、プラント設備「ポンプ」及びプロセス「配水流量」の組み合わせと、プラント設備「弁」及びプロセス「開度」の組み合わせと、を示す。第1ウィンドウ70は、2つのラジオボタン72a及び72bと、検索開始ボタン73と、を含む。
2つのラジオボタン72a及び72bは、第2インデックスデータの検索において第1インデックスデータ自体が第2インデックスデータとして特定された場合に、検索結果から第1インデックスデータを除外するか否か選択するユーザ操作を受け付けるGUI(Graphical User Interface)である。当該GUIとして、ラジオボタンに限られず、例えばトグルスイッチ等、任意の態様が採用可能である。例えば、ラジオボタン72aが選択されている場合、制御部23は、検索結果から第1インデックスデータを除外する。一方、ラジオボタン72bが選択されている場合、制御部23は、検索結果から第1インデックスデータを除外しない。
検索開始ボタン73は、第2インデックスデータの検索を実行するユーザ操作を受け付けるGUIである。制御部23は、検索開始ボタン73に対するユーザ操作に応じて、第2インデックスデータの検索を実行する。
制御部23は、第2インデックスデータの検索結果を示す第2ウィンドウ80を表示させる。図3は、第2ウィンドウ80の例を示す図である。図3では、特定された2つの第2インデックスデータがリスト形式で表示されている。具体的には、図中の「No.1」に対応する第2インデックスデータは、日時「2016年7月28日11時40分」と、プラント設備「ポンプA」及びプロセス「配水流量」の組み合わせと、プラント設備「ポンプA」及びプロセス「運転条件」の組み合わせと、を示す。当該第2インデックスデータに対応付けて、評価値「0.71」が表示されている。一方、図中の「No.2」に対応する第2インデックスデータは、日時「2016年7月28日13時30分」と、プラント設備「弁B」及びプロセス「開度」の組み合わせと、プラント設備「弁B」及びプロセス「動作状態」の組み合わせと、プラント設備「貯水池C」及びプロセス「水位」の組み合わせと、を示す。当該第2インデックスデータに対応付けて、評価値「0.65」が表示されている。制御部23は、第2ウィンドウ80において、相関関係が強い第2インデックスデータを優先的に表示させてもよい。例えば、特定された第2インデックスデータを、相関関係が強い順に並べたリスト形式で表示させてもよい。かかる場合、第1インデックスデータとの間の相関関係が強い第2インデックスデータほど、リストの上位に表示される。
制御部23は、第2ウィンドウ80上に表示された第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせのうちから1組を選択するユーザ操作に応じて、画面選択画像を表示させる。画面選択画像は、選択された1組のプラント設備及びプロセスの組み合わせに対応する時系列データを再生する画面の種類を選択するためユーザ操作を受け付けるGUIである。画面選択画像として、例えばボタン又はコンテキストメニュー選択等、任意の態様のGUIが採用可能である。図3では、プラント画面、トレンド画面、及び履歴画面の3つの画面種類が選択可能に表示される。制御部23は、選択された画面種類に対応するウィンドウを表示装置40に表示させる。以下、プラント画面に対応するウィンドウを、プラント画面ウィンドウともいう。トレンド画面に対応するウィンドウを、トレンド画面ウィンドウともいう。履歴画面に対応するウィンドウを、履歴画面ウィンドウともいう。各ウィンドウにおいて、時系列データが再生可能に表示される。
画面種類に応じて、再生される時系列データの表示態様が異なる。プラント画面ウィンドウは、各プラント設備の位置関係を、例えば地図形式又はフロー形式等の態様で視覚的に表示するウィンドウを含む。例えば、プラント画面ウィンドウは、各プラント設備をアイコン画像で示し、プラント設備同士の位置関係を地図形式で表示してもよい。プラント設備を示すアイコン画像に対応して、当該プラント設備のプロセス量が表示されてもよい。トレンド画面ウィンドウは、横軸を時間、縦軸をプロセス量とするグラフ形式で時系列データを表示する。履歴画面ウィンドウは、時系列順に並べたリスト形式で時系列データを表示する。各ウィンドウの具体例については後述する。
制御部23は、対応する日時が同一である複数組のプラント設備及びプロセスの組み合わせについて同一の画面種類が選択された場合、当該複数組のプラント設備及びプロセスの組み合わせにそれぞれ対応する複数の時系列データを、1つのウィンドウ内において再生可能に表示させてもよい。
例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、日時「2016年7月28日11時40分」に対応する、プラント設備「ポンプA」及びプロセス「配水流量」の組み合わせと、日時「2016年7月28日13時30分」にそれぞれ対応する、プラント設備「弁B」及びプロセス「開度」の組み合わせ、並びにプラント設備「貯水池C」及びプロセス「水位」の組み合わせと、の3組について、トレンド画面が選択された場合について説明する。かかる場合、2つのトレンド画面が表示される。一方のトレンド画面には、「プラント設備「ポンプA」及びプロセス「配水流量」の組み合わせに対応する時系列データが再生可能に表示される。他方のトレンド画面には、プラント設備「弁B」及びプロセス「開度」の組み合わせと、プラント設備「貯水池C」及びプロセス「水位」の組み合わせと、にそれぞれ対応する2つの時系列データが再生可能に表示される。
図4は、プラント画面に対応する3つのプラント画面ウィンドウ90A、90B、及び90Cと、トレンド画面に対応する3つのトレンド画面ウィンドウ91A、91B、及び91Cと、履歴画面に対応する1つの履歴画面ウィンドウ92と、2つのコントローラウィンドウ93A及び93Bと、を含む再生画面の例を示す。以下、コントローラウィンドウ93を、操作領域ともいう。
図4に示すプラント画面ウィンドウ90Aは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、ポンプA及び配水流量の組み合わせに対しプラント画面が選択された場合に表示される。図4に示すプラント画面ウィンドウ90Aには、ポンプAのアイコン画像及び配水流量が表示されている。プラント画面ウィンドウ90Aには、ポンプAの他、ポンプAの近傍に配置された弁Bのアイコン画像及び開度、並びに貯水池Cのアイコン画像及び水位が同時に表示されてもよい。プラント画面ウィンドウ90Aに表示されるアイコン画像の形状及び色、並びにプロセス量は、再生位置「2016年7月28日11時40分」時点の瞬時値である。当該再生位置は、後述するコントローラウィンドウ93Aと連動している。
図4に示すプラント画面ウィンドウ90Bは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、弁B及び開度の組み合わせと、貯水池C及び水位の組み合わせと、のそれぞれに対しプラント画面が選択された場合に表示される。図4に示すプラント画面ウィンドウ90Bには、弁Bのアイコン画像及び開度、並びに貯水池Cのアイコン画像及び水位が表示されている。プラント画面ウィンドウ90Bには、弁B及び貯水池Cの他、弁B及び貯水池Cの近傍に配置されたポンプAのアイコン画像及び配水流量が同時に表示されてもよい。プラント画面ウィンドウ90Bに表示されるアイコン画像の形状及び色、並びにプロセス量は、再生位置「2016年7月28日13時30分」時点の瞬時値である。当該再生位置は、後述するコントローラウィンドウ93Bと連動している。
プラント画面ウィンドウ90Cには、所望のプラント設備のアイコン画像及びプロセス量の現在値が表示される。図4に示すプラント画面ウィンドウ90Cには、ポンプAのアイコン画像及び配水流量、弁Bのアイコン画像及び開度、並びに貯水池Cのアイコン画像及び水位が表示されている。プラント画面ウィンドウ90Cに表示されるアイコン画像の形状及び色、並びにプロセス量は、現在時刻における瞬時値である。プラント画面ウィンドウ90Cに表示されるアイコン画像の形状及び色、並びにプロセス量は、時間経過に従って時々刻々と変化し得る。
図4に示すトレンド画面ウィンドウ91Aは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、ポンプA及び配水流量の組み合わせに対しトレンド画面が選択された場合に表示される。図4に示すトレンド画面ウィンドウ91Aには、ポンプAの配水流量がグラフ形式で表示されている。トレンド画面ウィンドウ91Aに表示されるグラフの、例えば横軸における中央に、再生位置「2016年7月28日11時40分」を示す縦線(図中の破線)が表示されてもよい。当該縦線は、ユーザ操作に応じてグラフ内で左右に移動可能であってもよい。当該縦線を左右に移動することによって、グラフに表示されるデータが左右にスライドしてもよく、或いはグラフの縮尺が変化してもよい。当該再生位置は、後述するコントローラウィンドウ93Aと連動している。
図4に示すトレンド画面ウィンドウ91Bは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、弁B及び開度の組み合わせと、貯水池C及び水位の組み合わせと、のそれぞれに対してトレンド画面が選択された場合に表示される。図4に示すトレンド画面ウィンドウ91Bには、弁Bの開度及び貯水池Cの水位それぞれがグラフ形式で表示されている。トレンド画面ウィンドウ91Bに表示されるグラフの、例えば横軸における中央に、再生位置「2016年7月28日13時30分」を示す縦線(図中の破線)が表示されてもよい。当該縦線は、ユーザ操作に応じてグラフ内で左右に移動可能であってもよい。当該縦線を左右に移動することによって、グラフに表示されるデータが左右にスライドしてもよく、或いはグラフの縮尺が変化してもよい。当該再生位置は、後述するコントローラウィンドウ93Bと連動している。
トレンド画面ウィンドウ91Cには、所望のプラント設備のプロセス量がグラフ形式で表示される。図4に示すトレンド画面ウィンドウ91Cには、ポンプAの配水流量がグラフ形式で表示されている。トレンド画面ウィンドウ91Cに表示されるグラフの、例えば横軸における中央に、現在時刻「2017年1月31日16時50分」を示す縦線(図中の破線)が表示されてもよい。当該縦線は、ユーザ操作に応じてグラフ内で左右に移動可能であってもよい。当該縦線を左右に移動することによって、グラフに表示されるデータが左右にスライドしてもよく、或いはグラフの縮尺が変化してもよい。トレンド画面ウィンドウ91Cに表示されるグラフは、時間経過に従って時々刻々と変化し得る。
図4に示す履歴画面ウィンドウ92は、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、弁B及び動作状態の組み合わせに対して履歴画面が選択された場合に表示される。図4に示す履歴画面ウィンドウ92には、弁Bの動作状態が縦方向(行方向)に並んだリスト形式で表示される。履歴画面ウィンドウ92に表示されるリストにおいて、日時が新しいデータほど上位に表示されてもよい。当該リストの縦方向における略中央に、再生位置「2016年7月28日13時30分」を示す横線(図中の破線)が表示されてもよい。当該横線は、ユーザ操作に応じてリスト内で上下に移動可能であってもよい。当該横線を上下に移動することによって、リストに表示されるデータが上下にスライドしてもよい。当該再生位置は、後述するコントローラウィンドウ93Bと連動している。
図4に示すコントローラウィンドウ93Aは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、「No.1」の第2インデックスデータに示される少なくとも1組のプラント設備及びプロセスの組み合わせに対し任意の画面種類が選択された場合に表示される。図4に示すコントローラウィンドウ93Aは、プラント画面ウィンドウ90A及びトレンド画面ウィンドウ91Aに対応する。制御部23は、コントローラウィンドウ93Aに対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を、対応する各ウィンドウに対して一括して実行する。時系列データの再生に関する処理は、例えば時系列データの再生、一時停止、早送り、及び巻き戻し等を行う処理を含んでもよい。コントローラウィンドウ93Aには、再生位置「2016年7月28日11時40分」が表示されている。当該再生位置の初期値は、図3に示す第2ウィンドウ80における「No.1」の第2インデックスデータに示される日時であってもよい。
図4に示すコントローラウィンドウ93Bは、例えば図3に示す第2ウィンドウ80において、「No.2」の第2インデックスデータに示される少なくとも1組のプラント設備及びプロセスの組み合わせに対し任意の画面種類が選択された場合に表示される。図4に示すコントローラウィンドウ93Bは、プラント画面ウィンドウ90B、トレンド画面ウィンドウ91B、及び履歴画面ウィンドウ92に対応する。制御部23は、コントローラウィンドウ93Bに対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を、対応する各ウィンドウに対して一括して実行する。コントローラウィンドウ93Bには、再生位置「2016年7月28日13時30分」が表示されている。当該再生位置の初期値は、図3に示す第2ウィンドウ80における「No.2」の第2インデックスデータに示される日時であってもよい。
上述した各種のウィンドウは、例えばユーザ操作に応じて画面上で移動可能な、所謂フローティングウィンドウであってもよい。ユーザ操作に応じて、各ウィンドウの画面上のサイズを変更可能であってもよい。
制御部23は、コントローラウィンドウ93毎に異なる符号情報であって、コントローラウィンドウ93と、当該コントローラウィンドウ93に対するユーザ操作に応じて再生処理を一括して実行する各ウィンドウとに共通の符号情報を表示させてもよい。符号情報は、例えば色、記号、及び図形等、ユーザが視認可能な任意の情報を含む。例えば図4に示す例では、プラント画面ウィンドウ90A、トレンド画面ウィンドウ91A、及びコントローラウィンドウ93Aそれぞれの左上部分に、第1の色の背景色に「モードA」との文字を含む第1符号情報が透過表示されている。一方、プラント画面ウィンドウ90B、トレンド画面ウィンドウ91B、履歴画面ウィンドウ92、及びコントローラウィンドウ93Bそれぞれにおいて、第1の色とは異なる第2の色の背景色に「モードB」との文字を含む第2符号情報が透過表示されている。かかる構成によれば、ユーザは、コントローラウィンドウ93と、当該コントローラウィンドウ93に対応する各ウィンドウと、の対応関係を一見して把握可能である。
再生画面が包含可能なウィンドウ数に上限が定められていてもよい。かかる構成によれば、各ウィンドウの大きさを一定以上に維持することができるので、再生画面の視認性の低下が軽減される。
図5を参照して、情報処理装置20の動作について説明する。
ステップS100:制御部23は、プラントデータベースを記憶部22に記憶する。
ステップS101:制御部23は、日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定する。
ステップS102:制御部23は、プラントデータベースを用いる相関分析によって、第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定する。制御部23は、特定された1つ以上の第2インデックスデータを表示装置40に表示させる。
ステップS103:制御部23は、表示装置40に表示させた1つ以上の第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスの組み合わせのうち、少なくとも1組をユーザ操作に応じて選択する。
ステップS104:制御部23は、少なくとも1つの表示領域を含む再生画面を表示装置40に表示させる。
ステップS105:制御部23は、当該表示領域それぞれにおいて、選択された少なくとも1組のプラント設備及びプロセスの組み合わせのうち1組以上にそれぞれ対応する1つ以上の時系列データを再生させる。
以上述べたように、一実施形態に係る情報処理装置20は、記憶部22に記憶された複数の時系列データを用いる相関分析によって、ユーザ操作に応じて決定される第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定する。かかる構成によれば、以下に説明するように、プラントを監視する技術の利便性が向上する。
例えば、第1インデックスデータに対応する1つ以上の第1時系列データが分析対象の第1事象を示す場合、第1インデックスデータとの間に相関関係を有する第2インデックスデータに対応する1つ以上の第2時系列データが、第1事象の発生原因となった第2事象を示す蓋然性が比較的高いと考えられる。従来、第1事象の原因を究明するために分析対象として適切な第2インデックスデータを選定することは、例えば経験が比較的浅いオペレータにとって困難であった。一方、上述した一実施形態に係る情報処理装置20によれば、例えばオペレータは第1インデックスデータを入力するだけで、第1インデックスデータに対応する第1事象の原因である蓋然性が比較的高い第2事象に対応する第2インデックスデータが自動的に特定される。このように、オペレータの作業負担が軽減されるので、プラントを監視する技術の利便性が向上する。
情報処理装置20は、第1インデックスデータ自体が第2インデックスデータとして特定された場合、第1インデックスデータを除き、特定された1つ以上の第2インデックスデータを表示装置40に表示させてもよい。かかる構成によれば、第2インデックスデータの検索結果に第1インデックスデータ自体が含まれる蓋然性が低減される。このため、例えば第1事象の原因を究明するために有用な第2インデックスデータが検索結果に多く含まれる蓋然性が向上するので、プラントを監視する技術の利便性が更に向上する。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
また、上述した一実施形態に係る情報処理装置20として機能させるために、コンピュータ又は携帯電話などの装置を好適に用いることができる。このような装置は、実施形態に係る情報処理装置20の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムをメモリに格納し、当該装置のCPUによって当該プログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
10 プラント監視システム
20 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
30 入力装置
40 表示装置
51 検出装置
52 PLC
61 端末装置
62 クラウドサーバ
70 第1ウィンドウ
72a、72b ラジオボタン
73 検索開始ボタン
80 第2ウィンドウ
90A、90B、90C プラント画面ウィンドウ
91A、91B、91C トレンド画面ウィンドウ
92 履歴画面ウィンドウ
93、93A、93B コントローラウィンドウ

Claims (7)

  1. 記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶し、
    日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定し、
    前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定し、
    特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを、前記相関関係が強い順に表示装置に表示させ、
    前記表示装置に表示させた前記1つ以上の第2インデックスデータにそれぞれ示される1組以上のプラント設備及びプロセスのうち、少なくとも1組をユーザ操作に応じて選択し、
    複数の表示領域を含む画面を表示装置に表示させ、
    前記複数の表示領域それぞれにおいて、選択された前記少なくとも1組のプラント設備及びプロセスのうち1組以上にそれぞれ対応する1つ以上の時系列データを再生させ、
    前記複数の表示領域のうち1つ以上の第1表示領域に対応する1つの第1操作領域と、前記複数の表示領域のうち1つ以上の第2表示領域に対応する1つの第2操作領域と、を前記画面上に表示させ、
    前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域それぞれに、前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域の対応関係を示す第1符号情報を表示させ、
    前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域それぞれに、前記第1符号情報とは異なる第2符号情報であって、前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域の対応関係を示す第2符号情報を表示させ、
    前記第1操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第1表示領域に対し一括して実行し、
    前記第2操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第2表示領域に対し一括して実行し、
    前記第1インデックスデータに示される前記1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第1インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第1時系列データは、前記第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第2インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第2時系列データとの間に、相関関係を有する、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記第1インデックスデータ自体が第2インデックスデータとして特定された場合、前記第1インデックスデータを除き、前記特定された1つ以上の第2インデックスデータを前記表示装置に表示させる、情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを、前記相関関係が強い順に並べたリスト形式で前記表示装置に表示させる、情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、特定された前記1つ以上の第2インデックスデータそれぞれに対応付けて、前記相関関係の強度を示す評価値を前記表示装置に表示させる、情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記画面が包含可能な前記表示領域の上限数が定められている、情報処理装置。
  6. 記憶部と、制御部と、を備える情報処理装置に、
    複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶するステップと、
    日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定するステップと、
    特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを、前記相関関係が強い順に表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示させた前記1つ以上の第2インデックスデータにそれぞれ示される1組以上のプラント設備及びプロセスのうち、少なくとも1組をユーザ操作に応じて選択するステップと、
    複数の表示領域を含む画面を表示装置に表示させるステップと、
    前記複数の表示領域それぞれにおいて、選択された前記少なくとも1組のプラント設備及びプロセスのうち1組以上にそれぞれ対応する1つ以上の時系列データを再生させるステップと、
    前記複数の表示領域のうち1つ以上の第1表示領域に対応する1つの第1操作領域と、前記複数の表示領域のうち1つ以上の第2表示領域に対応する1つの第2操作領域と、を前記画面上に表示させるステップと、
    前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域それぞれに、前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域の対応関係を示す第1符号情報を表示させるステップと、
    前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域それぞれに、前記第1符号情報とは異なる第2符号情報であって、前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域の対応関係を示す第2符号情報を表示させるステップと、
    前記第1操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第1表示領域に対し一括して実行するステップと、
    前記第2操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第2表示領域に対し一括して実行するステップと、
    を実行させ、
    前記第1インデックスデータに示される前記1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第1インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第1時系列データは、前記第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第2インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第2時系列データとの間に、相関関係を有する、プログラム。
  7. 記憶部と、制御部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    複数組のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応する複数の時系列データを前記記憶部に記憶するステップと、
    日時と、1組以上のプラント設備及びプロセスと、を示す第1インデックスデータを、ユーザ操作に応じて決定するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記複数の時系列データを用いる相関分析によって、前記第1インデックスデータとの間に相関関係をそれぞれ有する1つ以上の第2インデックスデータを自動的に特定するステップと、
    特定された前記1つ以上の第2インデックスデータを、前記相関関係が強い順に表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示させた前記1つ以上の第2インデックスデータにそれぞれ示される1組以上のプラント設備及びプロセスのうち、少なくとも1組をユーザ操作に応じて選択するステップと、
    複数の表示領域を含む画面を表示装置に表示させるステップと、
    前記複数の表示領域それぞれにおいて、選択された前記少なくとも1組のプラント設備及びプロセスのうち1組以上にそれぞれ対応する1つ以上の時系列データを再生させるステップと、
    前記複数の表示領域のうち1つ以上の第1表示領域に対応する1つの第1操作領域と、前記複数の表示領域のうち1つ以上の第2表示領域に対応する1つの第2操作領域と、を前記画面上に表示させるステップと、
    前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域それぞれに、前記1つ以上の第1表示領域及び前記第1操作領域の対応関係を示す第1符号情報を表示させるステップと、
    前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域それぞれに、前記第1符号情報とは異なる第2符号情報であって、前記1つ以上の第2表示領域及び前記第2操作領域の対応関係を示す第2符号情報を表示させるステップと、
    前記第1操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第1表示領域に対し一括して実行するステップと、
    前記第2操作領域に対するユーザ操作に応じて、時系列データの再生に関する処理を前記1つ以上の第2表示領域に対し一括して実行するステップと、
    を含み、
    前記第1インデックスデータに示される前記1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第1インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第1時系列データは、前記第2インデックスデータに示される1組以上のプラント設備及びプロセスにそれぞれ対応し前記第2インデックスデータに示される日時に応じた期間における1つ以上の第2時系列データとの間に、相関関係を有する、制御方法。
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