JP6875827B2 - 酸素飽和度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、眼底用の酸素飽和度測定装置に関する。
眼底疾患を簡易かつ高精度に検査することができる測定装置が求められている。当該測定装置の例として、光干渉断層計(OCT)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の測定装置では、眼底の同じ位置に光を異なるタイミングで複数回照射したときの、眼底からの反射光に由来する干渉光を検出することで、複数の断層画像を取得する。取得された複数の断層画像を互いに比較して、信号強度が変化する部分と、信号強度が変化しない部分とを判別する。当該信号強度が変化する部分は、血液が流れる血管の存在を示している。特許文献1に記載の測定装置は、当該信号強度が変化する部分を抽出することで、眼底における血管の位置に関する3次元情報を生成することができる。また、特許文献1に記載の測定装置では、分割スペクトル振幅相関除去血管造影法(SSADA)というアルゴリズムに基づいて、上記断層画像を処理する。これにより、特許文献1に記載の測定装置は、ノイズを低減して血管の位置に関する3次元情報を高精度に取得することができる。
特表2015−527178号公報
しかしながら、特許文献1に記載の測定装置は、血管の位置に関する3次元情報を取得できるものの、当該血管を流れる血液の酸素飽和度を測定することはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、血管の位置に関する3次元情報とともに、眼底の血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を取得することができる眼底用の酸素飽和度測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る酸素飽和度測定装置は、眼底の血管を流れる血液の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定装置であって、所定の中心波長を有する第1光を出射するための第1光出射部と、前記第1光と異なる中心波長を有する第2光を出射するための第2光出射部と、前記第1光および前記第2光の光路上に配置され、前記第1光を第1測定光と第1参照光とに分波するとともに、第2光を第2測定光と第2参照光とに分波するための光分波部と、前記第1測定光および前記第2測定光が前記眼底の同じ位置に同時に照射され、かつ前記眼底の同じ位置に前記第1測定光および前記第2測定光が複数回照射されるように、前記第1測定光および前記第2測定光の照射位置を前記眼底の表面の面内方向に沿って走査するための光走査部と、前記第1測定光の前記眼底からの反射光と、前記第1参照光とを合波して、前記眼底の3次元情報を含む第1干渉光を生成するとともに、前記第2測定光の前記眼底からの反射光と、前記第2参照光とを合波して、前記眼底の3次元情報を含む第2干渉光を生成するための干渉光生成部と、前記第1干渉光を異なるタイミングで複数回検出して複数の第1検出像を取得するとともに、前記第2干渉光を異なるタイミングで複数回検出して複数の第2検出像を取得するための光検出部と、前記複数の第1検出像と、前記複数の第2検出像とを処理するための処理部と、を有し、前記処理部は、前記第1測定光が互いに異なるタイミングで前記眼底に複数回照射されたときに得られる前記複数の第1検出像、または前記第2測定光が互いに異なるタイミングで前記眼底に複数回照射されたときに得られる前記複数の第2検出像に基づいて、前記眼底における血管の位置に関する3次元情報を生成し、前記第1測定光および前記第2測定光が互いに同時に前記眼底に照射されたときに得られる、前記第1検出像および前記第2検出像に基づいて、前記眼底の酸素飽和度に関する3次元情報を生成し、かつ前記血管の位置に関する3次元情報と、前記眼底の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけて、前記血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。
本発明の酸素飽和度測定装置によれば、血管の位置に関する3次元情報とともに、眼底の血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を取得することができる。
図1は、実施の形態に係る酸素飽和度測定装置の構成の一例を示す模式図である。 図2は、酸素飽和度の測定原理について説明するためのグラフである。 図3は、酸素飽和度に関する3次元情報を生成するための方法について説明するための図である。 図4は、眼底における血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報の一例を示す模式図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。以下の説明では、本発明に係る酸素飽和度測定装置の代表例として、スペクトラルドメインOCT(SD−OCT)を利用した眼底用の酸素飽和度測定装置(以下、単に「測定装置」ともいう)について説明する。
[測定装置の構成]
図1は、本実施の形態に係る測定装置100の構成を示す模式図である。測定装置100は、第1光出射部110、第2光出射部120、第1ファイバーカプラ130、第2ファイバーカプラ(特許請求の範囲では、「光分波部」または「干渉光生成部」と称している)140、光走査部150、参照光発生部160、第3ファイバーカプラ170、第1光検出部180、第2光検出部190、制御処理部(処理部)200および表示部210を有する。
なお、図1において、第1光出射部110と第1ファイバーカプラ130は、光ファイバー10aを介して互いに光学的に接続されている。第2光出射部120と第1ファイバーカプラ130は、光ファイバー10bを介して互いに光学的に接続されている。第1ファイバーカプラ130と第2ファイバーカプラ140は、光ファイバー10cを介して互いに光学的に接続されている。第2ファイバーカプラ140と光走査部150は、光ファイバー10dを介して互いに光学的に接続されている。第2ファイバーカプラ140と参照光発生部160は、光ファイバー10eを介して互いに光学的に接続されている。第2ファイバーカプラ140と第3ファイバーカプラ170は、光ファイバー10fを介して互いに光学的に接続されている。第3ファイバーカプラ170と第1光検出部180は、光ファイバー10gを介して互いに光学的に接続されている。第3ファイバーカプラ170と第2光検出部190は、光ファイバー10hを介して互いに光学的に接続されている。
第1光出射部110は、第1光源111および第1光源制御部112を有する。第1光源111は、所定の中心波長を有する第1光を出射する。第1光出射部110からの出射光である第1光の波長およびスペクトル半値全幅は、必要に応じて適宜調整されうる。眼底1のより深い部位まで光を侵入させて、より深い部位の血管についても測定を行う観点からは、第1光の波長は長いことが好ましい。一方で、第1光の水による吸収を抑制し、より高精度に測定を行う観点からは、第1光の波長は短いことが好ましい。また、眼底1の観察時の患者の眩しさを低減する観点からは、第1光は赤外光であることが好ましい。また、空間分解能を高める観点からは、第1光のスペクトル半値全幅は、大きいことが好ましい。また、本実施の形態では、第1光の中心波長は、687nmであり、第1光のスペクトル半値全幅は、20nm程度である。第1光源111の例には、ハロゲンランプおよび発光ダイオード(LED)が含まれる。
第1光源制御部112は、第1光出射部110に含まれる各種機器(例えば、第1光源111)を制御して、第1光出射部110からの第1光の出射を制御する。第1光源制御部112は、例えば、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置および出力装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成される。
第2光出射部120は、第2光源121および第2光源制御部122を有する。第2光源121は、第1光と異なる中心波長を有する第2光を出射する。第2光出射部120からの出射光である第2光の波長およびスペクトル半値全幅も、第1光と同様の観点から、適宜調整されうる。本実施の形態では、第2光出射部120からの出射光の中心波長は、830nmであり、第2光のスペクトル半値全幅は、40nmである。第2光源121の例は、第1光源111と同様である。
第2光源制御部122は、第2光出射部120に含まれる各種機器(例えば、第2光源121)を制御して、第2光出射部120からの第2光の出射を制御する。第2光源制御部122は、例えば、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置および出力装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成される。
詳細については後述するが、第1光の中心波長と第2光の中心波長との差は、酸化ヘモグロビンのモル吸光係数と、還元ヘモグロビンのモル吸光係数とに応じて適宜調整されうる。酸素飽和度をより高精度で測定する観点からは、第1光の中心波長と第2光の中心波長との差は、第1光および第2光の半値幅以上であることが好ましい。第1光の中心波長と第2光の中心波長との差の上限は、特に限定されず、第1光源111、および第2光源121の出射可能な波長範囲に応じて決定されうる。
第1ファイバーカプラ130は、光ファイバー10aを介して導かれた第1光と、光ファイバー10bを介して導かれた第2光とを合波させる。第1ファイバーカプラ130は、互いに異なる波長の光を合波させうるWDMカプラである。
第2ファイバーカプラ140は、第1光および前記第2光の光路上に配置され、第1光を第1測定光と第1参照光とに分波するとともに、第2光を第2測定光と第2参照光とに分波する。本実施の形態では、第1測定光の光路および第2測定光の光路は、互いに合致している。第1測定光および第2測定光は、光ファイバー10dに導かれ、第1参照光および第2参照光は、光ファイバー10eに導かれる。このとき、第2ファイバーカプラ140により光ファイバー10dに導かれる測定光と、光ファイバー10eに導かれる参照光との光量比は、適宜に調整されうる。当該光量比は、例えば、1:1(光ファイバー10d:光ファイバー10e)である。
また、第2ファイバーカプラ140は、第1測定光の眼底1からの反射光と、参照光発生部160を介して戻ってきた第1参照光とを合波して、眼底1の3次元情報を含む第1干渉光を生成するとともに、第2測定光の眼底1からの反射光と、参照光発生部160を介して戻ってきた第2参照光とを合波して、眼底1の3次元情報を含む第2干渉光を生成する。第1干渉光および第2干渉光は、光ファイバー10cおよび光ファイバー10fに導かれる。このとき、第2光ファイバーカプラ140により、光ファイバー10cに導かれる干渉光と、光ファイバー10fに導かれる干渉光との光量比は、適宜に調整されうる。
光走査部150は、第1測定光および第2測定光が眼底1の同じ位置に同時に照射され、かつ眼底1の同じ位置に第1測定光および第2測定光が複数回照射されるように、第1測定光および第2測定光の照射位置を眼底1の表面の面内方向に沿って走査する。また、光走査部150は、眼底1からの反射光を光ファイバー10dに導く。なお、「同時」とは、ほぼ同じタイミングという意味であり、実質的に同時であればよい。光走査部150は、第1コリメートレンズ151、ガルバノスキャナー152および対物レンズ153を有する。
第1コリメートレンズ151は、光ファイバー10dからの測定光(第1測定光および第2測定光)を平行光にする。また、第1コリメートレンズ151は、眼底1からの反射光を光ファイバー10dに向けて集光する。第1コリメートレンズ151は、公知のレンズから適宜選択されうる。第1コリメートレンズ151の例には、平凸レンズおよび平凹レンズが含まれる。また、第1コリメートレンズ151の材料の例には、樹脂およびガラスが含まれる。
ガルバノスキャナー152は、ガルバノミラー154と、ガルバノミラー154の角度を調整するための角度調整部155とを含む。ガルバノスキャナー152は、ガルバノミラー154の角度を調整することで、第1コリメートレンズ151により平行光とされた測定光の進行方向を調整する。これにより、ガルバノスキャナー152は、第1測定光および第2測定光の照射位置を眼底1の表面の面内方向において走査する。ガルバノスキャナー152は、例えば、第1測定光および第2測定光の照射位置を、眼底1の表面の面内方向の一方向において調整するためのガルバノミラーと、眼底1の表面の面内方向の当該一方向に直交する方向において調整するためのガルバノミラーと、これらのガルバノミラー154の角度を調整するための角度調整部155とにより構成される。
対物レンズ153は、ガルバノスキャナー152により進行方向を調整された光を被検体の眼底1に集光する。また、対物レンズ153は、眼底からの反射光を平行光にする。対物レンズ153は、公知のレンズから適宜選択されうる。たとえば、対物レンズ153は、凸レンズおよび凹レンズを組み合わせて構成することができる。このとき、対物レンズ153は、当該凸レンズおよび当該凹レンズが互いに貼り合わされて構成されるアクロマートレンズであってもよい。
角度調整部155は、ガルバノミラー154の角度を調整する。これにより、眼底1の表面における、第1測定光および第2測定光の照射位置が調整される。角度調整部155は、例えば、ガルバノミラー154のガルバノモーターを動かすための制御装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成される。
参照光発生部160は、光ファイバー10eからの、第1参照光および第2参照光を後述のミラー163で反射させ、反射した第1参照光および第2参照光を光ファイバー10eに導く。参照光発生部160は、第2コリメートレンズ161、集光レンズ162およびミラー163を有する。
第2コリメートレンズ161は、光ファイバー10eからの、第1参照光および第2参照光を平行光にする。また、第2コリメートレンズ161は、ミラー163で反射され、集光レンズ162により平行光とされた光を光ファイバー10eに向けて集光する。第2コリメートレンズ161の例は、第1コリメートレンズ151と同じである。
集光レンズ162は、第2コリメートレンズ161により平行光とされた光をミラー163に向けて集光する。また、集光レンズ162は、ミラー163で反射した光を平行光にする。集光レンズ162は、公知のレンズから適宜選択されうる。集光レンズ162の例には、平凸レンズが含まれる。また、集光レンズ162の材料の例には、樹脂およびガラスが含まれる。
ミラー163は、第1参照光および第2参照光を反射する。ミラー163は、眼底1の表面で反射する第1測定光および第2測定光の光路長と、第1参照光および第2参照光の光路長とが、同じとなるように配置される。ミラー163は、使用される波長帯域の光を反射できればよく、例えば、表面にアルミニウムコートや金コートなどが施された平面ミラーである。
第3ファイバーカプラ170は、光ファイバー10fを介して導かれた第1干渉光および第2干渉光を分波させつつ、光ファイバー10gおよび光ファイバー10hに導く。本実施の形態では、第1干渉光は、光ファイバー10gに導かれ、第2干渉光は、光ファイバー10hに導かれる。第3ファイバーカプラ170は、互いに異なる波長の光を合波させうるWDMカプラである。
第1光検出部180は、光ファイバー10gからの第1干渉光を検出する。第1光検出部180は、第1干渉光を異なるタイミングで複数回検出して、複数の第1検出像を取得する。本明細書中、「干渉光を異なるタイミングで複数回検出」するとは、眼底1の同じ位置に測定光が異なるタイミングで複数回照射されたときに得られる上記干渉光を検出することをいう。第1光検出部180は、第3コリメートレンズ181、第1分光器182、第1結像レンズ183、第1受光センサー184および第1受光センサー制御部185を有する。
第3コリメートレンズ181は、光ファイバー10gからの第1干渉光を平行光にする。第3コリメートレンズ181の例は、第1コリメートレンズ151と同じである。
第1分光器182は、第3コリメートレンズ181により平行光とされた第1干渉光を分光する。これにより、第1干渉光は、波長に応じて異なる方向に向かって進行する。第1分光器182は、公知の分光器から適宜選択されうる。第1分光器182の例には、回折格子およびプリズムが含まれる。
第1結像レンズ183は、第1分光器182により分光された光を第1受光センサー184上に結像させる。第1結像レンズ183は、公知のレンズから適宜選択されうる。たとえば、第1結像レンズ183の例には、平凸レンズが含まれる。また、第1結像レンズ183の材料の例には、樹脂およびガラスが含まれる。
第1受光センサー184は、第1分光器182で分光され、第1結像レンズ183によって結像された光を波長毎に検出する。第1受光センサー184は、検出結果を制御処理部200に出力する。第1受光センサー184の種類は、1次元撮像素子(ラインセンサー)または2次元撮像素子(イメージセンサー)である。第1受光センサー184の例には、電荷結合素子(CCD)および相補型金属酸化膜半導体素子(CMOS)が含まれる。
第1受光センサー制御部185は、第1受光センサー184の出力値の検出や、当該出力値による、第1受光センサー184の感度の管理、適切な出力値を得るための第1受光センサー184の感度の変更などを制御する。第1受光センサー制御部185は、例えば、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置および出力装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成される。
第2光検出部190は、光ファイバー10hからの第2干渉光を検出する。第2光検出部190は、第2干渉光を異なるタイミングで複数回検出して、複数の第2検出像を取得する。第2光検出部190は、第4コリメートレンズ191、第2分光器192、第2結像レンズ193、第2受光センサー194および第2受光センサー制御部195を有する。
第4コリメートレンズ191は、光ファイバー10hからの第2干渉光を平行光にする。第4コリメートレンズ191の例は、第1コリメートレンズ151と同じである。
第2分光器192は、第4コリメートレンズ191により平行光とされた第2干渉光を分光する。これにより、第2干渉光は、波長に応じて異なる方向に向かって進行する。第2分光器192の例は、第1分光器182と同じである。
第2結像レンズ193は、第2分光器192により分光された光を第2受光センサー194上に結像させる。第2結像レンズ193の例は、第1結像レンズ183と同じである。
第2受光センサー194は、第2分光器192で分光され、第2結像レンズ193によって結像された光を波長毎に受光する。第2受光センサー194は、検出結果を制御処理部200に出力する。第2受光センサー194の例は、第1受光センサー184と同じである。
第2受光センサー制御部195は、第2受光センサー194の出力値の検出や、当該出力値による、第2受光センサー194の感度の管理、適切な出力値を得るための第2受光センサー194の感度の変更などを制御する。第2受光センサー制御部195は、例えば、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置および出力装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成される。
制御処理部200は、第1光源制御部112、第2光源制御部122、角度調整部155、第1受光センサー制御部185および第2受光センサー制御部195を制御する。制御処理部200は、第1光源制御部112を制御することで第1光出射部110を制御し、第2光源制御部122を制御することで第2光出射部120を制御する。制御処理部200は、角度調整部155も制御することで、ガルバノミラー154の角度を調整する。制御処理部200は、第1受光センサー制御部185を制御することで第1受光センサー184を制御し、第2受光センサー制御部195を制御することで第2受光センサー194を制御する。
制御処理部200は、第1光検出部180(第1受光センサー184)での第1干渉光の検出結果である、複数の第1検出像と、第2光検出部190(第2受光センサー194)での第2干渉光の検出結果である、複数の第2検出像とを処理する処理部としても機能する。上記第1検出像は、第1干渉光の検出結果であり、眼底1内部の3次元像である。上記第2検出像は、第2干渉光の検出結果であり、眼底1内部の3次元像である。
詳細については後述するが、制御処理部200は、第1測定光が互いに異なるタイミングで眼底1に複数回照射されたときに得られる複数の第1検出像、または第2測定光が互いに異なるタイミングで眼底1に複数回照射されたときに得られる複数の第2検出像に基づいて、眼底1における血管の位置に関する3次元情報を生成する。また、制御処理部200は、第1測定光および第2測定光が互いに同時に眼底1に照射されたときに得られる、第1検出像および第2検出像に基づいて、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。さらに、制御処理部200は、眼底1における血管の位置に関する3次元情報と、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけて、眼底1の血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。
制御処理部200は、例えば、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置および出力装置を含む公知のコンピュータやマイコンなどによって構成されている。
表示部210は、測定結果を表示するための装置である。表示部210の例には、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示装置、およびプリンタなどの印刷装置が含まれる。
(測定装置における光路)
次に、測定装置100における光路について説明する(図1参照)。第1光出射部110から出射された第1光と、第2光出射部120から出射された第2光とは、第1ファイバーカプラ130により合波される。合波された第1光および第2光は、第2ファイバーカプラ140に到達し、第1光は、第1測定光および第1参照光に分波され、第2光は、第2測定光および第2参照光に分波される。第1測定光および第2測定光は、光走査部150により眼底1に導かれ、照射される。第1測定光および第2測定光の、眼底1からの反射光は、光走査部150により導かれ、再度、第2ファイバーカプラ140に到達する。一方、第1参照光および第2参照光は、参照光発生部160におけるミラー163で反射され、再度、第2ファイバーカプラ140に到達する。第1測定光の眼底1からの反射光と、第1参照光とは、第2ファイバーカプラ140により、合波され、第1干渉光が生成される。また、第2測定光の眼底1からの反射光と、第2参照光とは、第2ファイバーカプラ140により、合波され、第2干渉光が生成される。第1干渉光および第2干渉光は、第3ファイバーカプラ170により、互いに分波される。分波された第1干渉光は、第1光検出部180で検出され、分波された第2干渉光は、第2光検出部190で検出される。
(測定装置の動作)
次に、測定装置100の動作、すなわち眼底1の血管を流れる血液の酸素飽和度の測定方法について説明する。
まず、測定の準備をする。具体的には、被検体の眼底1が所定の位置に配置されるように被検体を配置する。
次いで、眼底1の3次元情報を含む、複数の第1検出像および複数の第2検出像を取得する。具体的には、まず、制御処理部200は、第1光出射部110を制御して第1光を出射させるとともに、第2光出射部120を制御して第2光を出射させる。また、制御処理部200は、角度調整部155を制御して、第1測定光および第2測定光の照射位置を、眼底1の表面の面内方向に沿って走査させる。これにより、第1測定光および第2測定光は、眼底1の異なる位置に照射される。また、このとき、制御処理部200は、第1測定光および第2測定光の照射位置を、眼底1の表面において往復走査させる。これにより、第1測定光および第2測定光は、眼底1の同じ位置に同時に照射されるとともに、眼底1の同じ位置に複数回照射される。眼底1の同じ位置に第1測定光および第2測定光を照射する回数は、例えば、2〜100回である。そして、第1光検出部180は、眼底1からの第1測定光の反射光と、第1参照光との干渉により得られる第1干渉光を検出するとともに、第2光検出部190は、眼底1からの第2測定光の反射光と、第2参照光との干渉により得られる第2干渉光を検出する。これにより、眼底1の3次元情報を含む、複数の第1検出像および複数の第2検出像が取得される。取得された情報は、制御処理部200に送信され、記憶される。
次いで、制御処理部200は、眼底1における血管の位置に関する3次元情報を生成する。前工程において、第1測定光が互いに異なるタイミングで眼底1に複数回照射されたときに得られる複数の第1検出像と、第2測定光が互いに異なるタイミングで眼底1に複数回照射されたときに得られる複数の第2検出像とが取得された。制御処理部200は、例えば、複数の第1検出像について、眼底1の同じ位置の信号強度を互いに比較し、信号強度が変化している部分と、信号強度がほとんど変化していない部分とを判別する。信号強度の変化は、形状または位置が経時的に変化する組織の存在を示している。互いに異なるタイミングで取得された第1検出像を比較することで、形状または位置が経時的に変化する組織の位置を抽出することができる。通常、眼底1において、形状または位置が経時的に変化する組織は、内部を赤血球が移動することにより形状が変化する血管(特に毛細血管)のみである。すなわち、信号強度が変化している部分を抽出することによって、眼底1の血管の位置を決定することができる。これにより、制御処理部200は、眼底1における血管の位置に関する3次元情報を取得することができる。
なお、ここでは、第1検出像に基づいて、血管の位置に関する3次元情報を生成する例について説明したが、第2検出像に基づいて、血管の位置に関する3次元情報を生成してもよい。
次いで、制御処理部200は、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。まず、酸素飽和度の測定原理について説明する。図2は、酸素飽和度の測定原理について説明するためのグラフである。図2において、横軸は波長[nm]を示し、縦軸はモル吸光係数[mol−1・cm−1]を示している。また、実線は、酸化ヘモグロビン(HbO)の吸収スペクトルを示し、破線は、還元ヘモグロビン(Hb)の吸収スペクトルを示す。
図2に示されるように、赤外光(中心波長830nmの光)に対する還元ヘモグロビンのモル吸光係数と比較して、赤色光(中心波長687nmの光)に対する還元ヘモグロビンのモル吸光係数は、より高い(図2中の破線参照)。一方、赤色光に対する酸化ヘモグロビンのモル吸光係数と比較して、赤外光に対する酸化ヘモグロビンのモル吸光係数は、より高い(図2中の実線参照)。このように、ヘモグロビンの酸素との結合状態に応じて、赤色光に対するモル吸光係数と赤外光に対するモル吸光係数とは、互いに異なる。測定装置100は、この特性を利用して眼底1の血管内を流れる血液中の、酸化ヘモグロビンおよび還元ヘモグロビンの割合を決定することができる。
本実施の形態に係る測定装置100では、中心波長が互いに異なる第1測定光および第2測定光が眼底1に照射されたときに得られる、第1干渉光および第2干渉光の光量を測定することで、第1光および第2光に対する眼底1の吸光度比を決定し、酸化ヘモグロビンおよび還元ヘモグロビンの割合を決定することができる。これにより、測定装置100は、眼底1の酸素飽和度を決定することができる。
次いで、酸素飽和度に関する3次元情報を生成するための方法について説明する。本実施の形態に係る測定装置100では、第1測定光および第2測定光が互いに同時に眼底1に照射されたときに得られる、第1検出像および第2検出像に基づいて、酸素飽和度の3次元情報を生成する。図3は、酸素飽和度に関する3次元情報を生成するための方法について説明するための図である。図3において、横軸は、眼底1の深さ方向の位置を示し、縦軸は、光量を示している。
まず、図3に示されるように、m次の干渉光となる光が反射される反射位置を第m層とし、n次の干渉光となる光が反射される反射位置を第n層とする。眼底1に到達した測定光は、眼底1の表面で反射されるだけでなく、眼底1の内部に侵入し、眼底1の内部でも反射される。眼底1の内部での反射は、眼底1の深さ方向において、連続的に位置している反射層で反射される。しかし、眼底1からの反射光のうち、光検出部(第1光検出部180および第2光検出部190)で検出される光は、参照光との干渉により強められた干渉光である。そこで、ここでは、第m層および第n層について考慮する。なお、図3において、zm(n)は、眼底1の表面を基準としたときに、眼底1の深さ方向における第m層(第n層)の位置(眼底1の表面からの深さ)を示し、I λは、第m層に入射する波長λの光の光量を示し、Im(n)0は、第m層(第n層)の層を透過した光の光量を示し、Im(n) λは、第m層(第n層)で反射した波長λの光の光量を示している。
酸素飽和度の3次元情報を取得する際には、眼底1の内部での光の透過、反射および減衰について考慮する必要がある。眼底1内部における光の透過、反射および減衰は、ランバート・ベールの法則にしたがって考えられうる。第m層(第n層)における波長λの光の透過率をTm(n) λ、第m層(第n層)における波長λの光の反射率をRm(n) λ、第m層および第n層の間における吸光散乱係数の総和をαλとしたときに、zm(n)、I λ、Im(n)0、Im(n) λ、Rm(n) λ、Tm(n) λおよびαλは、下記式(1)および(2)を満足する。
Figure 0006875827
Figure 0006875827
また、第m層および第n層の間における、波長λの光に対する層間吸光度OD λは、下記式(3)で表される。
Figure 0006875827
前述のとおり、酸素飽和度は、中心波長が互いに異なる第1光および第2光を眼底1に照射したときに得られる2つの吸光度の比に基づいて決定されうる。したがって、酸素飽和度をSaO、第1光の波長をλ、第2光の波長をλとしたときに、酸素飽和度は、下記式(4)で表される。
Figure 0006875827
すなわち、第m層および第n層の間の酸素飽和度は、下記式(5)で表される、第m層および第n層の間の、眼底1の深さ方向における層間微分画像を、第1光および第2光についてそれぞれ取得し、取得された2つの層間微分画像の比をとることにより決定されうる。
Figure 0006875827
制御処理部200は、眼底1の深さ方向と、眼底1の表面の面内方向に沿う方向とについて、同様の処理を行うことによって、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報を取得することができる。
最後に、制御処理部200は、眼底1における血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。図4は、眼底1における血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報の一例を示す模式図である。図4において、酸素飽和度が所定の閾値以上の血管2(動脈に対応する)を濃い梨地で示し、酸素飽和度が所定の閾値未満の血管3(静脈に対応する)を薄い梨地で示している。
制御処理部200は、血管の位置に関する3次元情報と、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけることにより、眼底1に配置されている血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。具体的には、血液の酸素飽和度に関する3次元情報には、血管(血液)が存在しない領域においても、血液以外の細胞組織に起因するノイズ成分が含まれる。制御処理部200は、血管の位置に関する3次元情報と、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけることにより、血管が存在しない位置における酸素飽和度に関する情報(ノイズ)を除去し、血管が存在する位置における酸素飽和度に関する情報のみを抽出する。これにより、制御処理部200は、血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成することができる。
本実施の形態では、血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報は、表示部210に表示される。表示部210としてカラーディスプレイを用いる場合には、酸素飽和度に応じて連続的に色彩(カラーパレット)を設定し、例えば、血管2(動脈)を赤色で示し、血管3(静脈)を青色で示し、動脈から分岐、結合し、静脈へ至る毛細血管をそれらの中間色または他の色で示すことによって、各血管の部位毎の酸素飽和度を一目でわかるように表示することが可能となる。
(効果)
以上のように、本実施の形態に係る測定装置100は、中心波長が互いに異なる光を眼底1に照射して、眼底1の3次元情報を含む第1干渉光および第2干渉光を検出して、第1検出像および第2検出像を取得する。測定装置100では、複数の第1検出像または複数の第2検出像に基づいて、眼底1における血管の位置に関する3次元情報を生成するとともに、第1検出像および第2検出像に基づいて、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する。そして、測定装置100では、血管の位置に関する3次元情報と、眼底1の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけることで、眼底1における血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成することができる。
なお、本発明に係る測定装置は上記実施の形態に限定されず、本発明の効果を得られる範囲内において、測定装置の構成を適宜変更してもよい。たとえば、上記実施の形態では、2つの光出射部(第1光出射部110および第2光出射部120)と、2つの光検出部(第1光検出部180および第2光検出部190)とを有する測定装置100について説明したが、本発明に係る測定装置は、1つの光出射部および1つの光検出部を有していてもよい。この場合、光出射部は、第1光および第2光の両方を出射し、光検出部は、第1干渉光および第2干渉光の両方を検出する。よって、第1ファイバーカプラ130および第3ファイバーカプラ170が不要となるため、測定装置の構成を簡単にして測定装置の製造コストを低減することができる。
本発明の測定装置は、眼底の血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を取得することができるため、例えば臨床検査機器として有用である。
1 眼底
2 酸素飽和度が所定の閾値以上の血管(動脈)
3 酸素飽和度が所定の閾値未満の血管(静脈)
10a〜h 光ファイバー
100 測定装置(酸素飽和度測定装置)
110 第1光出射部
111 第1光源
112 第1光源制御部
120 第2光出射部
121 第2光源
122 第2光源制御部
130 第1ファイバーカプラ
140 第2ファイバーカプラ(光分波部、干渉光生成部)
150 光走査部
151 第1コリメートレンズ
152 ガルバノスキャナー
153 対物レンズ
154 ガルバノミラー
155 角度調整部
160 参照光発生部
161 第2コリメートレンズ
162 集光レンズ
163 ミラー
170 第3ファイバーカプラ
180 第1光検出部
181 第3コリメートレンズ
182 第1分光器
183 第1結像レンズ
184 第1受光センサー
185 第1受光センサー制御部
190 第2光検出部
191 第4コリメートレンズ
192 第2分光器
193 第2結像レンズ
194 第2受光センサー
195 第2受光センサー制御部
200 制御処理部(処理部)
210 表示部

Claims (3)

  1. 眼底の血管を流れる血液の酸素飽和度を測定するための酸素飽和度測定装置であって、
    所定の中心波長を有する第1光を出射するための第1光出射部と、前記第1光と異なる中心波長を有する第2光を出射するための第2光出射部と、
    前記第1光および前記第2光の光路上に配置され、前記第1光を第1測定光と第1参照光とに分波するとともに、第2光を第2測定光と第2参照光とに分波するための光分波部と、
    前記第1測定光および前記第2測定光が前記眼底の同じ位置に同時に照射され、かつ前記眼底の同じ位置に前記第1測定光および前記第2測定光が複数回照射されるように、前記第1測定光および前記第2測定光の照射位置を前記眼底の表面の面内方向に沿って走査するための光走査部と、
    前記第1測定光の前記眼底からの反射光と、前記第1参照光とを合波して、前記眼底の3次元情報を含む第1干渉光を生成するとともに、前記第2測定光の前記眼底からの反射光と、前記第2参照光とを合波して、前記眼底の3次元情報を含む第2干渉光を生成するための干渉光生成部と、
    前記第1干渉光を異なるタイミングで複数回検出して複数の第1検出像を取得するとともに、前記第2干渉光を異なるタイミングで複数回検出して複数の第2検出像を取得するための光検出部と、
    前記複数の第1検出像と、前記複数の第2検出像とを処理するための処理部と、
    を有し、
    前記処理部は、
    前記第1測定光が互いに異なるタイミングで前記眼底に複数回照射されたときに得られる前記複数の第1検出像、または前記第2測定光が互いに異なるタイミングで前記眼底に複数回照射されたときに得られる前記複数の第2検出像に基づいて、前記眼底における血管の位置に関する3次元情報を生成し、
    前記第1測定光および前記第2測定光が互いに同時に前記眼底に照射されたときに得られる、前記第1検出像および前記第2検出像に基づいて、前記眼底の酸素飽和度に関する3次元情報を生成し、かつ
    前記血管の位置に関する3次元情報と、前記眼底の酸素飽和度に関する3次元情報とを関連づけて、前記血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を生成する、
    酸素飽和度測定装置。
  2. 前記第1光の中心波長と前記第2光の中心波長との差は、前記第1光および前記第2光の半値幅以上である、請求項1に記載の酸素飽和度測定装置。
  3. 前記血管を流れる血液の酸素飽和度に関する3次元情報を表示するための表示部をさらに有する、請求項1または請求項2に記載の酸素飽和度測定装置。
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