JP6875027B2 - コンプレッサ - Google Patents

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Description

本発明は、音響信号などのアナログ信号が大きいときに減衰させるコンプレッサと、そのコンプレッサに備えるアッテネータに関する。
特許文献1には、音響信号などのアナログ信号を減衰させる電圧制御型のアッテネータと、そのアッテネータをエフェクタに用いることができることが示されている。
特開2015−156627号公報
特許文献1の段落0016には「第1可変電圧源121の電圧VB1と第2可変電圧源122の電圧VB2とを0.1Vから0.6Vまで変化させると、入力電圧Vと出力電圧Vとの比(減衰率)V/Vを、約1/2から1/100まで変化させることができる。これは、等価回路90の可変抵抗910に当てはめてみると、抵抗値を100kΩから1kΩまで変化させたことと等価である。」と示されており、電圧を6倍に変化させたときに抵抗値が1/100に変化している。このことから、特許文献1のアッテネータは、電圧の変化に対して指数的に抵抗値が変化する特性を持っていることが分かる。しかしながら、特許文献1にはアッテネータをコンプレッサに適用した例は示されていない。
本発明は、電圧制御型のアッテネータをコンプレッサに適用することを目的とする。
本発明のコンプレッサは、強度検出部、制御電圧出力部、アッテネータを備える。強度検出部は、出力信号の包絡線の強度を検出し、当該強度を示す強度信号を出力する。制御電圧出力部は、強度信号に対応した制御電圧を出力する。アッテネータは、制御電圧に対して指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部を有し、入力信号を直列に接続された固定抵抗と可変抵抗部に印加し、固定抵抗と可変抵抗部で分圧された電圧の一方を出力信号とすることで入力信号を減衰させる。コンプレッサは、強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときに、出力信号の入力信号に対する比を所定の小さい範囲にすることを特徴とする。
本発明のコンプレッサによれば、指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部を有するアッテネータを用いることで、変化が減衰率にほとんど影響しない可変抵抗部の抵抗値と、変化が減衰率に大きく影響する可変抵抗部の抵抗値を利用できるので、電圧制御型のアッテネータをコンプレッサに適用できる。
本発明のコンプレッサの構成を示す図。 理想的なコンプレッサの特性を示す図。 アッテネータの構成を示す図。 強度検出部の構成例を示す図。 制御電圧出力部の構成例を示す図。 制御電圧出力部をアナログ回路で構成した例である図。 1つ目のアッテネータの構成例を示す図。 2つめのアッテネータの構成例を示す図。 3つ目のアッテネータの構成例を示す図。 4つ目のアッテネータの構成例を示す図。 5つ目のアッテネータの構成例を示す図。 6つ目のアッテネータの構成例を示す図。 7つ目のアッテネータの構成例を示す図。 8つ目のアッテネータの構成例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に本発明のコンプレッサの構成、図2に理想的なコンプレッサの特性、図3にアッテネータ10の構成を示す。理想的なコンプレッサでは、閾値Tを超える入力信号の場合には出力信号を圧縮する。入力信号の強度と出力信号の強度の関係を図示すると図2のようになる。本発明のコンプレッサ1は、強度検出部90、制御電圧出力部95、アッテネータ10を備える。強度検出部90は、出力信号の包絡線の強度を検出し、当該強度を示す強度信号を出力する。制御電圧出力部95は、強度信号に対応した制御電圧Vを出力する。
アッテネータ10は、制御電圧Vに対して指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部110を有し、入力信号を直列に接続された固定抵抗190と可変抵抗部110に印加し、固定抵抗190と可変抵抗部110で分圧された電圧の一方を出力信号とすることで入力信号を減衰させる。例えば、図3に示すようにアッテネータ10の出力信号を可変抵抗部110の電圧とすればよい。ここで「指数的」とは、制御電圧Vと抵抗値との関係が、正確な指数関数で近似できる関係に限定するものではなく、制御電圧Vの2倍から10倍程度の変化に対して抵抗値の変化が数倍の変化から数十倍、数百倍の変化(または数分の一から数十分の一、数百分の一の変化)のように非線形に大きくなっていく関係を意味している。例えば、制御電圧Vが1V変化したときの抵抗値の変化が1/2、制御電圧Vが2V変化したときの抵抗値の変化が1/10、制御電圧Vが4V変化したときの抵抗値の変化が1/100、制御電圧Vが8V変化したときの抵抗値の変化が1/500のような関係を含む意味である。
コンプレッサ1は、強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときに、出力信号の入力信号に対する比を所定の小さい範囲にすることを特徴とする。ここで、「アッテネータ10が、制御電圧Vに対して指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部110を有し、入力信号を直列に接続された固定抵抗190と可変抵抗部110に印加し、固定抵抗190と可変抵抗部110で分圧された電圧の一方を出力信号とすることで入力信号を減衰させる。」と、「コンプレッサ1は、強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときに、出力信号の入力信号に対する比が所定の小さい範囲となる」の関係について説明する。図3の構成の場合であれば、可変抵抗部110の抵抗値Rの固定抵抗190と可変抵抗部110の合計の抵抗値(R+R)に対する比R/(R+R)が、減衰率(入力信号Vと出力信号Vとの比V/V)である。RがRよりも十分に大きいとき、
/(R+R)≒1
であり、Rが多少変化しても約1のままである。例えば、R=1000RがR=100Rのように1/10に変化しても、減衰率は0.999から0.99に変化するだけである。一方、RとRの値が近いときにはRの変化が減衰率に大きく影響する。例えば、R=2RからR=Rに1/2変化すると、減衰率は0.67から0.50に変化する。
つまり、強度信号が低い強度を示すあらかじめ定めた範囲ときには、可変抵抗部110の抵抗値を固定抵抗190の抵抗値よりもあらかじめ定めた十分大きい範囲とし、強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときには、可変抵抗部110の抵抗値を固定抵抗190の抵抗値に近い値(あらかじめ定めた近い範囲)にするようにすれば、強度が高いときだけ入力信号に対して出力信号を減衰させることができる。また、コンプレッサ1は図1に示したように出力信号の包絡線の強度に基づいて減衰の程度を決めるフィードバックする方式なので、減衰させすぎると減衰させなくなる方向に調整され、結局、入力信号の強度が高い方が出力信号の強度も高くなる。よって、入力信号の強度が高いほど出力信号の強度が高い関係(単調増加の関係)は維持しながら、出力信号の強度が高いほどより減衰されるので、図2に近い特性を得ることができる。「所定の値」の強度とは、あらかじめ定めた図2の閾値Tよりも高い強度であり、「比が所定の小さい範囲」とは、所定の値の強度に対するあらかじめ定めた減衰率の範囲であり、コンプレッサ1の設計時に適宜定めればよい。また、「所定の値」は1つに限定する必要はなく、複数の「所定の値」と「比が所定の小さい範囲」の組を定めてもよい。
なお、RがRよりも十分に小さいときとRとRの値が近いときを利用するのであれば、固定抵抗190の分圧を出力信号にすればよい。RがRよりも十分に小さいときの減衰率は、
/(R+R)≒1
となり、Rが多少変化しても約1のままだからである。
図4に強度検出部90の構成例を示す。強度検出部90は、例えば、交流信号である出力信号を全波整流する全波整流部91と、全波整流された信号から包絡線の強度を求める包絡線検出部92を備えればよい。なお、全波整流部91と包絡線検出部92の具体的構成は従来技術を用いればよい。また、図4はアナログの回路で実現することを前提とした構成だが、強度検出部90は、出力信号をデジタル信号に変換した上で、デジタル信号の処理によって強度信号を出力してもよい。
図5に制御電圧出力部95の構成例を示す。制御電圧出力部95は、強度信号を入力として圧縮度調整信号を出力する圧縮度調整部96、オフセット信号を出力するオフセット設定部97、温度補償信号を出力する温度補償部98、圧縮度調整信号とオフセット信号と温度補償信号を入力として制御電圧Vを出力とする制御電圧生成部99を備える。制御電圧Vの範囲は、変化が減衰率にほとんど影響しない可変抵抗部110の抵抗値から、変化が減衰率に大きく影響する可変抵抗部110の抵抗値までを利用できるように定めればよい。このときに、オフセット設定部97は、図2の閾値Tを決める役割を果たし、圧縮度調整部96は閾値Tよりも入力信号の強度が高いときの傾きを決める役割を果たす。なお、温度が安定な環境で使用するのであれば、温度補償部98はなくても構わない。また、制御電圧出力部95はアナログ回路で実現してもよいし、全体的にはデジタル回路で実現し、最後にD/A変換して制御電圧を出力してもよい。強度信号、圧縮度調整信号、オフセット信号、温度補償信号は、デジタルの信号でもよいし、アナログの信号でもよい。
図6は、制御電圧出力部95をアナログ回路で構成した例である。この例では、強度信号、圧縮度調整信号、オフセット信号、温度補償信号は、電圧(アナログ)である。この例の場合、強度検出部90もアナログの回路とすれば組み合わせやすい。図6の例では、制御電圧生成部99はオペアンプ991と抵抗992で構成された加算回路であり、圧縮度調整信号、オフセット信号、温度補償信号(電圧)を重み付き加算した結果に対応した電圧を出力する。圧縮度調整部96は抵抗961である。オフセット設定部97は直流電源971と抵抗972で構成される。温度補償部98は直流電源981、抵抗982,984、ダイオード983で構成され、ダイオード983の温度特性を利用して温度補償信号を生成する。圧縮度調整信号、オフセット信号、温度補償信号(電圧)の重みと、増幅率は、抵抗992,961,972,984で決まる。増幅率の調整によって、アッテネータ10の可変抵抗部110に入力する制御電圧Vの範囲を決めることができる。よって、増幅率は、変化が減衰率にほとんど影響しない可変抵抗部110の抵抗値と、変化が減衰率に大きく影響する可変抵抗部110の抵抗値を利用できるように定めればよい。
本発明のコンプレッサによれば、指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部を有するアッテネータを用いることで、変化が減衰率にほとんど影響しない可変抵抗部の抵抗値と、変化が減衰率に大きく影響する可変抵抗部の抵抗値を利用できるので、電圧制御型のアッテネータをコンプレッサに適用できる。
<アテネータの可変抵抗部>
アッテネータ10の具体例としては、特許文献1に示されたアッテネータがある。その他に、以下に示す8つのアッテネータもアッテネータ10として利用できる。
<1つ目のアッテネータ>
図7に1つ目のアッテネータの構成例を示す。アッテネータ10は、一端が入力端子191に接続され、他端が出力端子192に接続された固定抵抗190と、出力端子192に接続された可変抵抗部110を備える。可変抵抗部110は、NPN型の第1トランジスタ131、NPN型の第2トランジスタ132、第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114、第1可変電圧源101、第2可変電圧源102、帰還点182、出力点181を有する。なお、帰還点182と出力点181は、素子同士の接続関係を説明するために採用した表現上の点であり、実際のアッテネータにおいて明確な点が存在する必要はなく、配線内のいずれかの点を帰還点182もしくは出力点181と考えればよい。出力点181は出力端子192に接続される。帰還点182と出力点181とが接続される。第1可変電圧源101の負極と第2可変電圧源102の正極が接地される。
第1トランジスタ131のコレクタが第1可変電圧源101の正極に接続される。第2トランジスタ132のエミッタが第2可変電圧源102の負極に接続される。第1トランジスタ131のエミッタと第2トランジスタ132のコレクタとが出力点181に接続される。第1トランジスタ131のベースとコレクタの間に、第1抵抗111が接続される。第1トランジスタ131のベースと帰還点182の間に、第2抵抗112が接続される。第2トランジスタ132のベースと帰還点182の間に、第3抵抗113が接続される。第2トランジスタ132のベースとエミッタの間に、第4抵抗114が接続される。
第1可変電圧源101と第2可変電圧源102は同じ電圧である。コンプレッサ1の場合には、どちらも制御電圧Vが印加される。第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114は、入力端子191に入力される電圧が0Vの場合には、出力点の電圧が0Vになるように定められている。
例えば、第1抵抗111の抵抗値Rと第3抵抗113の抵抗値Rとを220kΩ、第2抵抗112の抵抗値Rと第4抵抗114の抵抗値Rとを10kΩ、固定抵抗190の抵抗値Rを47kΩとする。そして、第1可変電圧源101と第2可変電圧源102とを3Vから12Vまで変化させると、可変抵抗部110の抵抗値を1MΩ以上から1kΩ以下まで抵抗値を指数的に変化させることができる。固定抵抗190が47kΩなので、可変抵抗部110の抵抗値が500kΩ以上では減衰率は0.9以上であり、50kΩで0.5程度にできる。したがって、上述のように図2に近似した特性のコンプレッサを実現できる。
<2つ目のアッテネータ>
図8に2つめのアッテネータの構成例を示す。アッテネータ20の可変抵抗部210は、アッテネータ10の可変抵抗部110に、増幅率が1のバッファ140を付加した構成である。バッファ140は、帰還点182と出力点181との間に、出力点181側が入力、帰還点182側が出力となるように挿入されている。その他の構成は、アッテネータ10と同じである。
バッファ140によって、出力点181と帰還点182との電位を同じに保ちながら、出力点181から帰還点182側を見たインピーダンスを大きくし、帰還点182側には電流を供給できるようになる。したがって、アッテネータ20は、減衰率をアッテネータ10よりも幅広く変更できるようになり、かつ、アッテネータ10と同様の効果が得られる。
<3つ目のアッテネータ>
図9は、3つ目のアッテネータの構成例を示す図である。アッテネータ30は、固定抵抗190と可変抵抗部310を備える。可変抵抗部310は、PNP型の第1トランジスタ331、PNP型の第2トランジスタ332、第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114、第1可変電圧源101、第2可変電圧源102、帰還点182、出力点181を有する。出力点181は出力端子192に接続される。帰還点182と出力点181とが接続される。第1可変電圧源101の負極と第2可変電圧源102の正極が接地される。
第1トランジスタ331のエミッタが第1可変電圧源101の正極に接続される。第2トランジスタ332のコレクタが第2可変電圧源102の負極に接続される。第1トランジスタ331のコレクタと第2トランジスタ332のエミッタとが出力点181に接続される。第1トランジスタ331のベースと帰還点182の間に、第1抵抗111が接続される。第1トランジスタ331のベースとエミッタの間に、第2抵抗112が接続される。第2トランジスタ332のベースとコレクタの間に、第3抵抗が接続される。第2トランジスタ332のベースと帰還点182の間に、第4抵抗114が接続される。
第1可変電圧源101と第2可変電圧源102は同じ電圧である。コンプレッサ1の場合には、どちらも制御電圧Vが印加される。第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114は、入力端子191に入力される電圧が0Vの場合には、出力点の電圧が0Vになるように定められている。アッテネータ30はこのような構成なので、アッテネータ10と同様の効果が得られる。
<4つ目のアッテネータ>
図10に4つ目のアッテネータの構成例を示す。アッテネータ40の可変抵抗部410は、アッテネータ30の可変抵抗部310に、増幅率が1のバッファ140を付加した構成である。バッファ140は、帰還点182と出力点181との間に、出力点181側が入力、帰還点182側が出力となるように挿入されている。その他の構成は、アッテネータ30と同じである。
バッファ140によって、出力点181と帰還点182との電位を同じに保ちながら、出力点181から帰還点182側を見たインピーダンスを大きくし、帰還点182側には電流を供給できるようになる。したがって、アッテネータ40は、アッテネータ20と同様に、減衰率をアッテネータ30よりも幅広く変更できるようになり、かつ、アッテネータ30と同様の効果が得られる。
<5つ目のアッテネータ>
図11は、5つ目のアッテネータの構成例を示す図である。アッテネータ50は、固定抵抗190と可変抵抗部510を備える。可変抵抗部510は、PNP型の第1トランジスタ331、NPN型の第2トランジスタ132、第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114、第1可変電圧源101、第2可変電圧源102、帰還点182、出力点181を有する。出力点181は出力端子192に接続される。帰還点182と出力点181とが接続される。第1可変電圧源101の負極と第2可変電圧源102の正極が接地される。
第1トランジスタ331のエミッタが第1可変電圧源101の正極に接続される。第2トランジスタ132のエミッタが第2可変電圧源102の負極に接続される。第1トランジスタ331のコレクタと第2トランジスタ132のコレクタとが出力点181に接続される。第1トランジスタ331のベースと帰還点182の間に、第1抵抗111が接続される。第1トランジスタ331のベースとエミッタの間に、第2抵抗112が接続される。第2トランジスタ132のベースと帰還点182の間に、第3抵抗113が接続される。第2トランジスタ132のベースとエミッタの間に、第4抵抗114が接続される。
第1可変電圧源101と第2可変電圧源102は同じ電圧である。コンプレッサ1の場合には、どちらも制御電圧Vが印加される。第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114は、入力端子191に入力される電圧が0Vの場合には、出力点の電圧が0Vになるように定められている。アッテネータ50はこのような構成なので、アッテネータ10と同様の効果が得られる。
<6つ目のアッテネータ>
図12に6つ目のアッテネータの構成例を示す。アッテネータ60の可変抵抗部610は、アッテネータ50の可変抵抗部510に、増幅率が1のバッファ140を付加した構成である。バッファ140は、帰還点182と出力点181との間に、出力点181側が入力、帰還点182側が出力となるように挿入されている。その他の構成は、アッテネータ50と同じである。
バッファ140によって、出力点181と帰還点182との電位を同じに保ちながら、出力点181から帰還点182側を見たインピーダンスを大きくし、帰還点182側には電流を供給できるようになる。したがって、アッテネータ60は、アッテネータ20と同様に、減衰率をアッテネータ50よりも幅広く変更できるようになり、かつ、アッテネータ50と同様の効果が得られる。
<7つ目のアッテネータ>
図13は、7つ目のアッテネータの構成例を示す図である。アッテネータ70は、固定抵抗190と可変抵抗部710を備える。可変抵抗部710は、NPN型の第1トランジスタ131、PNP型の第2トランジスタ332、第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114、第1可変電圧源101、第2可変電圧源102、帰還点182、出力点181を有する。出力点181は出力端子192に接続される。帰還点182と出力点181とが接続される。第1可変電圧源101の負極と第2可変電圧源102の正極が接地される。
第1トランジスタ131のコレクタが第1可変電圧源101の正極に接続される。第2トランジスタ332のコレクタが第2可変電圧源102の負極に接続される。第1トランジスタ131のエミッタと第2トランジスタ332のエミッタとが出力点181に接続される。第1トランジスタ131のベースとコレクタの間に、第1抵抗111が接続される。第1トランジスタ131のベースと帰還点182の間に、第2抵抗112が接続される。第2トランジスタ332のベースとコレクタの間に、第3抵抗が接続される。第2トランジスタ332のベースと帰還点182の間に、第4抵抗114が接続される。
第1可変電圧源101と第2可変電圧源102は同じ電圧である。コンプレッサ1の場合には、どちらも制御電圧Vが印加される。第1抵抗111、第2抵抗112、第3抵抗113、第4抵抗114は、入力端子191に入力される電圧が0Vの場合には、出力点の電圧が0Vになるように定められている。アッテネータ70はこのような構成なので、アッテネータ10と同様の効果が得られる。
<8つ目のアッテネータ>
図14に8つ目のアッテネータの構成例を示す。アッテネータ80の可変抵抗部810は、アッテネータ70の可変抵抗部710に、増幅率が1のバッファ140を付加した構成である。バッファ140は、帰還点182と出力点181との間に、出力点181側が入力、帰還点182側が出力となるように挿入されている。その他の構成は、アッテネータ70と同じである。
バッファ140によって、出力点181と帰還点182との電位を同じに保ちながら、出力点181から帰還点182側を見たインピーダンスを大きくし、帰還点182側には電流を供給できるようになる。したがって、アッテネータ80は、アッテネータ20と同様に、減衰率をアッテネータ70よりも幅広く変更できるようになり、かつ、アッテネータ70と同様の効果が得られる。
1 コンプレッサ
10,20,30,40,50,60,70,80 アッテネータ
90 強度検出部 91 全波整流部
92 包絡線検出部 95 制御電圧出力部
96 圧縮度調整部 97 オフセット設定部
98 温度補償部 99 制御電圧生成部
101 第1可変電圧源 102 第2可変電圧源
110,210,310,410,510,610,710,810 可変抵抗部
111,112,113,114,961,972,982,984,992 抵抗
131,132,331,332 トランジスタ
140 バッファ 181 出力点
182 帰還点 190 固定抵抗
191 入力端子 192 出力端子
971,981 直流電源 983 ダイオード
991 オペアンプ

Claims (3)

  1. 音響信号を入力信号とし、
    出力信号の包絡線の強度を検出し、当該強度を示す強度信号を出力する強度検出部と、
    前記強度信号に対応した制御電圧を出力する制御電圧出力部と、
    前記制御電圧に対して指数的に抵抗値が変化する可変抵抗部を有し、入力信号を直列に接続された固定抵抗と可変抵抗部に印加し、前記固定抵抗と前記可変抵抗部で分圧された電圧の一方を出力信号とすることで入力信号を減衰させるアッテネータと、
    を備え、
    前記強度信号が低い強度を示すあらかじめ定めた範囲のときには、前記出力信号の前記入力信号に対する比をあらかじめ定めたほぼ一定の範囲内にし、
    前記強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときに、前記出力信号の前記入力信号に対する比を所定の小さい範囲にする
    ことを特徴とするコンプレッサ。
  2. 音響信号を入力信号とし、
    出力信号の包絡線の強度を検出し、当該強度を示す強度信号を出力する強度検出部と、
    前記強度信号に対応した制御電圧を出力する制御電圧出力部と、
    前記制御電圧に対して指数的に抵抗値が減少する可変抵抗部を有し、入力信号を直列に接続された固定抵抗と可変抵抗部に印加し、前記可変抵抗部の電圧を出力信号とすることで入力信号を減衰させるアッテネータと、
    を備え、
    前記強度信号が低い強度を示すあらかじめ定めた範囲ときには、前記可変抵抗部の抵抗値を前記固定抵抗の抵抗値よりもあらかじめ定めた十分大きい範囲にし、
    前記強度信号が所定の値よりも高い強度であることを示すときに、前記可変抵抗部の抵抗値をあらかじめ定めた前記固定抵抗の抵抗値と近い範囲にする
    ことを特徴とするコンプレッサ。
  3. 請求項2記載のコンプレッサであって、
    前記強度信号は、強度を示す電圧であり、
    前記制御電圧出力部は、前記の所定の値を設定するためのオフセット設定部も有する
    ことを特徴とするコンプレッサ。
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