JP6874875B2 - 物理量計測装置、及びセンサアッセンブリ - Google Patents
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Description
さらに開示された一つの態様は、異常判定部(73)を有する演算処理回路(110)へ向けて湿度信号を出力するセンサアッセンブリであって、内燃機関(90)の燃焼室(99)に供給される吸入空気の流路内に配置されるハウジングと、ハウジングに収容され、吸入空気の湿度に応じた湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、を備え、二つの湿度検出部から出力された湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超え、且つ、異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、異常判定部にて湿度検出部に異常が生じていると判定され、ハウジングは、吸入空気の一部が流入出可能であり、二つの湿度検出部を露出させつつ収容する流入空間、を形成し、二つの湿度検出部は共に、流入空間の流入開口よりも流出開口の近傍に配置されるセンサアッセンブリとされる。
図1に示す本開示の第一実施形態による計測装置100は、エアフロメータ10及び機関制御装置110等によって構成されている。計測装置100は、燃焼室99を含む各気筒に供給される流体としての吸入空気の物理量、具体的には、流量及び湿度等を計測可能である。計測装置100による計測結果は、スロットルバルブ97の開度、インジェクタ96の燃料噴射量、及びEGR(Exhaust Gas Recirculation)量の各制御に用いられる。
信号取得部71は、内燃機関90の制御に用いる種々のセンサ信号を、内燃機関90に取り付けられた計測部MS、及び車両に搭載された車載センサ等から取得する。信号取得部71は、少なくとも第一湿度検出部61及び第二湿度検出部62から、吸入空気の湿度に応じた二系統の湿度信号を取得する。加えて信号取得部71は、上述の計測部MSからのセンサ信号に加えて、車速センサ、外気温センサ、大気圧センサ等からもセンサ信号を取得可能である。
図9〜図12に示す本開示の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の湿度センサアッセンブリ230では、図9及び図10に示すように、センサ基板243における第一センサチップ51及び第二センサチップ52の配置が第一実施形態とは異なっている。第一センサチップ51及び第二センサチップ52は、センサ基板243の長手方向に沿うように並べられている。短手方向における第一センサチップ51及び第二センサチップ52の各位置は、互いに揃えられている。以上の配置により、第一湿度検出部61及び第二湿度検出部62は共に、長手方向に沿うセンサ基板243の中心線上に位置している。湿度センサアッセンブリ230でも、各湿度検出部60は、互いに同一の方向を向けられている。
図13〜図16に示す本開示の第三実施形態は、第二実施形態の変形例である。第三実施形態の湿度センサアッセンブリ330では、故障検出部273がセンサ基板343に形成されている。故障検出部273は、第二実施形態と実質同一の機能を有する電子回路である。加えて湿度センサアッセンブリ330では、センサ基板343の両面に湿度センサチップ50が一つずつ実装されている。
図17〜図19に示す本開示の第四実施形態は、第一実施形態の別の変形例である。第四実施形態のエアフロメータ410では、第三実施形態と同様に、故障検出部273が湿度センサアッセンブリ430に設けられている。加えて、湿度センサアッセンブリ430に設けられた二つの湿度センサチップ450には、図17及び図18に示すように、加熱部64が形成されている。
図20及び図21に示す本開示の第五実施形態は、第四実施形態の変形例である。第五実施形態のエアフロメータ510は、流量検出部12及び湿度センサアッセンブリ530を備えている。湿度センサアッセンブリ530からは、第四実施形態のような故障検出部273(図17参照)が省略されている。各加熱部64の発熱は、機関制御装置110の故障検出部73によって制御される。以下、故障検出部73が各湿度検出部60の異常を検出する処理の詳細を、図21に基づき、図20を参照しつつ説明する。
図22〜図24に示す本開示の第六実施形態は、第二実施形態の別の変形例である。第六実施形態の湿度センサアッセンブリ630は、複数(二つ)の湿度センササブアッセッンブリ(以下「サブアッセッンブリ」)640を含んでいる。二つのサブアッセッンブリ640は、互いに実質的に同一の構成である。各サブアッセッンブリ640は、それぞれ湿度検出部60を一つずつ有している。
図25及び図26に示す本開示の第七実施形態は、第六実施形態の変形例である。第七実施形態の湿度センサアッセンブリ730では、第一サブアッセッンブリ641及び第二サブアッセンブリ642は、各サブアッセッンブリ640の短手方向に並ぶ配置にて、センサ筐体749に保持されている。各サブアッセッンブリ640は、各おもて面を同一の方向に向けた姿勢にて、センサ筐体749に埋設されている。厚さ方向及び長手方向において、第一サブアッセッンブリ641及び第二サブアッセンブリ642の各位置は、互いに揃えられている。第一サブアッセッンブリ641及び第二サブアッセンブリ642は、互いに対向するサブ筐体640aの各側面を接触させている。
図27及び図28に示す本開示の第八実施形態は、第六実施形態の別の変形例である。第八実施形態の湿度センサアッセンブリ830は、長手方向の寸法が互いに異なるサブアッセッンブリ640,840を含んでいる。第二サブアッセンブリ842であるサブアッセッンブリ840は、第一サブアッセッンブリ641であるサブアッセッンブリ640よりも長手方向の寸法が長く規定されている。
図29〜図31に示す本開示の第九実施形態は、第六実施形態のさらに別の変形例である。第九実施形態の湿度センサアッセンブリ930において、各サブアッセッンブリ640には、加熱部64を有する湿度センサチップ450が設けられている。加えて湿度センサアッセンブリ930には、故障検出部273が設けられている。故障検出部273は、例えばセンサ筐体949の内部に埋設されている。故障検出部273は、第六実施形態の故障検出部273(図24参照)と実質同一の構成であり、第一湿度検出部61及び第二湿度検出部62の故障診断機能と、各加熱部64を駆動して各湿度検出部60をリフレッシュさせる機能とを有している。
図32〜図35に示す本開示の第十実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第十実施形態の湿度センサアッセンブリ1030は、二つの湿度検出部60を有する湿度センサチップ1050を備えている。二つの湿度検出部60は、それぞれ第一湿度検出部61及び第二湿度検出部62となる。湿度センサアッセンブリ1030は、二つの湿度検出部60のうちの一方(例えば第一湿度検出部61)をマスタとし、マスタである湿度検出部60の計測に基づく湿度信号を、機関制御装置110へ向けて出力する。湿度センサアッセンブリ1030は、湿度センサチップ1050に加えて、センサ基板1043、電源ターミナル45、一組の出力ターミナル646,647、グランドターミナル48、及びセンサ筐体1049等によって構成されている。
図36〜図38に示す本開示の第十一実施形態は、第十実施形態の変形例である。第十一実施形態にて用いられる湿度センサチップ1150は、第十実施形態の湿度センサチップ1050(図32参照)と同様に、二つの湿度検出部60を有している。一方で、湿度センサチップ1150からは、加熱部64(図32参照)及び故障検出部1073(図32参照)が省略されている。湿度センサチップ1150は、二つの湿度検出部60の出力を各処理回路66によって個々に処理し、二系統の湿度信号として機関制御装置110へ向けて出力する。
図39〜図41に示す本開示の第十実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第十二実施形態による計測装置1200が適用される内燃機関90は、例えばV型六気筒のように、複数のバンクを備えた形式である。内燃機関90の吸気管91は、各バンクに設けられた気筒群の各燃焼室99に吸入空気を供給するよう、二つに分岐している。吸気管91は、一方のバンクに繋がる吸気流路92aを形成する第一管部91aと、他方のバンクに繋がる吸気流路92bを形成する第二管部91bとを有している。
図42に示す本開示の第十三実施形態は、第十二実施形態の変形例である。第十三実施形態による計測装置1300は、機関制御装置110及び一組のエアフロメータ1310を含んでいる。二つのエアフロメータ1310は、それぞれ第一管部91a及び第二管部91bに設置されており、各吸気流路92a,92bの空気の流量及び湿度を計測する。各エアフロメータ1310のハウジング11(図2参照)には、第十二実施形態と実質同一の湿度センサアッセンブリ1230(図40及び図41参照)が一つずつ設けられている。各エアフロメータ1310は、流量信号及び湿度信号を機関制御装置110へ向けて出力する。
図43に示す本開示の第十四実施形態は、第十二実施形態の別の変形例である。第十四実施形態による計測装置1400が適用される内燃機関90は、第一実施形態と同様に、全ての気筒が一列に並べられた直列形式の構成である。計測装置1400は、機関制御装置110、第十二実施形態と実質同一の湿度センサアッセンブリ1230(図40及び図41参照)、及び第十三実施形態と実質同一のエアフロメータ1310を含んでいる。エアフロメータ1310には、湿度センサアッセンブリ1230が設けられている。
図44及び図45に示す本開示の第十五実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第十五実施形態によるエアフロメータ1510は、第十二実施形態と実質同一である二つの湿度センサアッセンブリ1230(図40及び図41参照)と、第四実施形態と実質同一の機能を有する故障検出部273とを備えている。
図46に示す本開示の第十六実施形態は、第四実施形態の別の変形例である。第十六実施形態によるエアフロメータ1610は、二つの湿度センサアッセンブリ1230と、流量検出部1612を備えている。各湿度センサアッセンブリ1230には、湿度センサチップ50が一つずつ設けられている。流量検出部1612には、故障検出部273に相当する回路部が設けられている。流量検出部1612は、流量信号及び湿度信号に加えて、各湿度検出部60(61,62)の出力差に基づく故障信号を、機関制御装置110へ向けて出力可能である。
図48に示す本開示の第十八実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第十八実施形態のエアフロメータ1810には、流量検出部12、二つの湿度検出部60に加えて、二つの圧力検出部80が設けられている。圧力検出部80は、圧力センサチップ180に設けられている。圧力検出部80は、湿度とは異なる物理量として吸入空気の圧力に応じた計測信号を、圧力信号として出力する。エアフロメータ1810は、流量信号、二系統の湿度信号、及び二系統の圧力信号を、機関制御装置110(図1参照)へ向けて出力する。
図49に示す本開示の第十九実施形態は、第十八実施形態の変形例である。第十九実施形態のエアフロメータ1910では、センサ基板1843に実装される圧力センサチップ180が一つのみとなる。二つの湿度センサチップ50は、圧力センサチップ180の下流側に、圧力センサチップ180の外縁に沿って配置されている。エアフロメータ1910は、流量信号、二系統の湿度信号、及び一系統のみの圧力信号を、機関制御装置110(図1参照)へ向けて出力する。以上の第十九実施形態でも、第十八形態と同様に湿度検出部60の故障検出が可能となる。尚、第十九実施形態では、エアフロメータ1910が「湿度センサアッセンブリ」に相当する。
図50及び図51に示す本開示の第二十実施形態は、第十八実施形態の別の変形例である。第二十実施形態のエアフロメータ2010では、センサ基板2043の端部に設けられたセンサ実装領域2043aに、流量検出部12及び二つの湿度センサチップ50が設けられている。以上により、流量検出部12及び二つの湿度検出部60が、概ね同一の箇所にて吸入空気と接触する。以上の第二十実施形態でも、第十八形態と同様に湿度検出部60の故障検出が可能となる。尚、第二十実施形態では、エアフロメータ2010が「湿度センサアッセンブリ」に相当する。
図52に示す本開示の第二十一実施形態は、第十八実施形態のさらに別の変形例である。第二十一実施形態のエアフロメータ2110のハウジング2111には、メインバイパス通路2113b及びサブバイパス通路2113cが形成されている。センサ基板2143には、メインバイパス通路2113bに露出する第一実装領域2143bと、サブバイパス通路2113cに露出する第二実装領域2143cが設けられている。第一実装領域2143bには、流量検出部12が設けられている。第二実装領域2143cには、サブバイパス通路2113cの延伸方向に沿って並ぶ配置にて、二つの湿度検出部60が設けられている。以上の第二十一実施形態でも、第十八形態と同様に湿度検出部60の故障検出が可能となる。尚、第二十一実施形態では、エアフロメータ2110が「湿度センサアッセンブリ」に相当する。
以上、本開示による複数の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
以上の実施形態の技術的特徴をまとめると、以下の通りである。
(技術的特徴1)
流体の物理量を計測する物理量計測装置であって、
前記流体の湿度に応じた湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、
二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超えた場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する異常判定部(73,273,1073)と、を備える物理量計測装置。
(技術的特徴2)
前記異常判定部は、前記湿度信号の差が前記異常判定閾値を超え、且つ、前記異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する技術的特徴1に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴3)
前記異常判定部によって前記湿度検出部に異常が生じていると判定された場合に、二つの前記湿度検出部を加熱する加熱部(64)、をさらに備え、
前記異常判定部は、前記加熱部による加熱が行われた後、二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差に基づき、異常の再判定を行う技術的特徴1又は2に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴4)
二つの前記湿度検出部は、一つの湿度センサアッセンブリ(30,230,330,430,530,630,730,830,930,1030,1130,2230)に設けられ、
前記異常判定部は、前記湿度センサアッセンブリの各前記湿度検出部から出力された前記湿度信号の比較に基づき、前記湿度検出部の異常を判定する技術的特徴1〜3のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴5)
前記湿度センサアッセンブリは、少なくとも二つの湿度センササブアッセンブリ(640,840)を含み、
各前記湿度センササブアッセンブリには、前記湿度検出部を一つ有する湿度センサチップ(50,450)が一つ設けられている技術的特徴4に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴6)
前記湿度センサアッセンブリは、前記湿度検出部を一つ有する湿度センサチップ(50,450)が二つ設けられた一つのセンサ基板(43,1843)を含む技術的特徴4に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴7)
前記流体の湿度とは異なる物理量に応じた計測信号を出力する物理量検出部(80)を有する計測チップ(180)、をさらに備え、
二つの前記湿度センサチップは、前記計測チップと共に前記センサ基板に実装されている技術的特徴6に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴8)
前記湿度センサアッセンブリは、
前記湿度検出部を少なくとも二つ有する湿度センサチップ(1150,2250)、及び前記湿度センサチップが実装されているセンサ基板(1043,1143)、を有する技術的特徴4に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴9)
内燃機関(90)の燃焼室(99)に供給される吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)と、
前記流量検出部を収容し、前記吸入空気の流路内に配置されるハウジング(1811,2111)と、をさらに備え、
二つの前記湿度センサチップは、共に前記ハウジングに収容されている技術的特徴5〜8のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴10)
前記異常判定部は、前記湿度センサチップに設けられている技術的特徴5〜9のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴11)
前記異常判定部は、前記湿度センサアッセンブリに収容されている技術的特徴4〜9のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴12)
前記湿度検出部を一つずつ有する複数の湿度センサアッセンブリ(1230)、を備え、
前記異常判定部は、各前記湿度センサアッセンブリの各前記湿度検出部から出力された前記湿度信号の比較に基づき、前記湿度検出部の異常を判定する技術的特徴1〜3のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴13)
内燃機関の燃焼室に供給される吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)と、
前記流量検出部を収容し、前記吸入空気の流路内に配置されるハウジング(11)と、をさらに備え、
複数の前記湿度センサアッセンブリは、前記流路内にて前記ハウジングに並んで保持されている技術的特徴12に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴14)
内燃機関の燃焼室に供給される吸入空気の流路が第一流路部(92a)及び第二流路部(92b)に分岐されており、
複数の前記湿度センサアッセンブリは、前記第一流路部内に配置される第一湿度センサアッセンブリと、前記第二流路部内に配置される第二湿度センサアッセンブリと、を含む技術的特徴12に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴15)
内燃機関(90)の燃焼室(99)に供給される吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)と、
前記流量検出部を収容し、前記吸入空気の流路内に配置されるハウジング(11)と、をさらに備え、
複数の前記湿度センサアッセンブリには、前記ハウジングに保持された状態で前記流路内に配置される第一湿度センサアッセンブリと、前記ハウジングから離れた位置にて前記流路内に配置される第二湿度センサアッセンブリと、を含む技術的特徴12に記載の物理量計測装置。
(技術的特徴16)
前記湿度センサアッセンブリからの出力される前記湿度信号が入力される演算処理回路(110)、をさらに備え、
前記演算処理回路は、前記異常判定部を有する技術的特徴4〜9及び12〜15のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴17)
二つの前記湿度検出部は、互いに同一の方向へ向けられている技術的特徴1〜16のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴18)
二つの前記湿度検出部は、互いに異なる方向へ向けられている技術的特徴1〜16のいずれか一つに記載の物理量計測装置。
(技術的特徴19)
流体の物理量を計測する計測部(MS)の異常を検出する異常検出装置であって、
前記計測部に含まれる少なくとも二つの湿度検出部(60)から、前記流体の湿度に応じた湿度信号を取得する信号取得部(71)と、
二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差が異常判定閾値を超えた場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する異常判定部(73)と、を備える異常検出装置。
(技術的特徴20)
流体の物理量を計測する計測部(MS)の異常を検出する異常検出方法であって、
少なくとも一つの処理部(111)は、
前記計測部に含まれる少なくとも二つの湿度検出部(60)から、前記流体の湿度に応じた湿度信号を取得し(S101,S201,S401,S501)、
二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差が異常判定閾値を超えた場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する(S105,S204,S409,S507)、異常検出方法。
加熱部、71 信号取得部、73,273,1073 故障検出部(異常判定部)、80 圧力検出部(物理量検出部)、180 圧力センサチップ(計測チップ)、90 内燃機関、92,92a,92b 吸気流路(第一流路部,第二流路部)、99 燃焼室、100,500,1100,1200,1300,1400,2300,2400 計測装置(物理量計測装置)、110 機関制御装置(演算処理回路,異常検出装置)、111 プロセッサ(処理部)
Claims (10)
- 流体の物理量を計測する物理量計測装置であって、
前記流体の湿度に応じた湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、
二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超えた場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する異常判定部(73)と、
内燃機関(90)の燃焼室(99)に供給される吸入空気の流路内に配置され、二つの前記湿度検出部を収容するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、前記吸入空気の一部が流入出可能であり二つの前記湿度検出部を露出させつつ収容する流入空間、を形成し、
二つの前記湿度検出部は共に、前記流入空間の流入開口よりも流出開口の近傍に配置され、
前記異常判定部は、前記湿度信号の差が前記異常判定閾値を超え、且つ、前記異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する物理量計測装置。 - 流体の物理量を計測する物理量計測装置であって、
前記流体の湿度に応じた湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、
二つの前記湿度検出部から取得した前記湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超えた場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する異常判定部(73)と、
内燃機関(90)の燃焼室(99)に吸入空気を導入させる吸気管に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部の嵌合によって前記吸気管内に配置されるハウジングと、
前記ハウジングに収容され、前記吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)と、を備え、
前記ハウジングは、前記吸入空気の一部が流入出可能であり二つの前記湿度検出部を露出させつつ収容する流入空間、を形成し、
前記流入空間は、前記ハウジングにおいて前記流量検出部の前記嵌合部側に形成され、
前記異常判定部は、前記湿度信号の差が前記異常判定閾値を超え、且つ、前記異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、前記湿度検出部に異常が生じていると判定する物理量計測装置。 - 前記ハウジングに収容され、前記吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)、をさらに備え、
前記ハウジングは、前記吸入空気を前記燃焼室に導入させる吸気管に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部の嵌合によって前記吸気管内に配置され、
前記流入空間は、前記ハウジングにおいて前記流量検出部の前記嵌合部側に形成される請求項1に記載の物理量計測装置。 - 二つの前記湿度検出部は、一つの湿度センサアッセンブリ(1810,1910,2010,2110)に設けられ、
前記異常判定部は、前記湿度センサアッセンブリの各前記湿度検出部から出力された前記湿度信号の比較に基づき、前記湿度検出部の異常を判定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の物理量計測装置。 - 前記湿度センサアッセンブリは、前記湿度検出部を一つ有する湿度センサチップ(50)が二つ設けられた一つのセンサ基板(1843,2043)を含む請求項4に記載の物理量計測装置。
- 前記流体の湿度とは異なる物理量に応じた計測信号を出力する物理量検出部(80)を有する計測チップ(180)、をさらに備え、
二つの前記湿度センサチップは、前記計測チップと共に前記センサ基板に実装されている請求項5に記載の物理量計測装置。 - 前記湿度センサアッセンブリからの出力される前記湿度信号が入力される演算処理回路(110)、をさらに備え、
前記演算処理回路は、前記異常判定部を有する請求項4〜6のいずれか一項に記載の物理量計測装置。 - 二つの前記湿度検出部は、互いに同一の方向へ向けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載の物理量計測装置。
- 異常判定部(73)を有する演算処理回路(110)へ向けて湿度信号を出力するセンサアッセンブリであって、
内燃機関(90)の燃焼室(99)に供給される吸入空気の流路内に配置されるハウジングと、
前記ハウジングに収容され、前記吸入空気の湿度に応じた前記湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、を備え、
二つの前記湿度検出部から出力された前記湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超え、且つ、前記異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、前記異常判定部にて前記湿度検出部に異常が生じていると判定され、
前記ハウジングは、前記吸入空気の一部が流入出可能であり、二つの前記湿度検出部を露出させつつ収容する流入空間、を形成し、
二つの前記湿度検出部は共に、前記流入空間の流入開口よりも流出開口の近傍に配置されるセンサアッセンブリ。 - 異常判定部(73)を有する演算処理回路(110)へ向けて湿度信号を出力するセンサアッセンブリであって、
内燃機関(90)の燃焼室(99)に吸入空気を導入させる吸気管に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部の嵌合によって前記吸気管内に配置されるハウジングと、
前記吸入空気の湿度に応じた前記湿度信号を出力する少なくとも二つの湿度検出部(60)と、
前記ハウジングに収容され、前記吸入空気の流量に応じた流量信号を出力する流量検出部(12)と、を備え、
二つの前記湿度検出部から出力された前記湿度信号の差が異常判定閾値(Th)を超え、且つ、前記異常判定閾値を超えている状態が異常判定時間(RT)以上継続した場合に、前記異常判定部にて前記湿度検出部に異常が生じていると判定され、
前記ハウジングは、前記吸入空気の一部が流入出可能であり、二つの前記湿度検出部を露出させつつ収容する流入空間を形成し、
前記流入空間は、前記ハウジングにおいて前記流量検出部の前記嵌合部側に形成されるセンサアッセンブリ。
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