JP6874396B2 - 色変換装置及び色変換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に表示される表示色の変換を行なう色変換装置及び色変換方法に関する。
ネオンサインや信号機などの一部の光源色を除き、人間が眼にする実在色のほとんどは、物体表面における表面色である。
近年、物体に対するカラーの印刷技術が進歩し、特に、カラープリンタが普及し、表示装置に表示されているカラー画像を、簡単に用紙に印刷することができる。
用紙などに印刷された画像の表面色は、光源が存在することで、初めて人間が観察することができる色である。
反射物体表面の表面色と液晶ディスプレイなどの表示装置に表示されている表示色とは、カラーマネージメントシステムを用いても、すなわち測色値を同じとしても、人間には同じ色として知覚されないことが知られている。
このため、所定の色に対する表面色と表示色の各々とを目視によって等色させ、等色させることで得られた表面色と表示色との対応に基づいて変換パラメータを求め、この変換パラメータにより表示装置における表示色を変換する画像処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3412985号公報
しかしながら、上述した特許文献1においては、人間が等色となることを判定しているため、色感覚における人間の個体差により、変換パラメータが作成する人間によって異なる虞がある。
このため、表示装置における表示色を、上記変換パラメータを用いた場合、物体における表面色と同様にする変換を、高い精度で行なうことができず、複数の観察者において表示色と表面色とを同様の色と認識できない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、表示色と表面色とを同様の色として観察できる色に、従来より高い精度で調整することができる色変換装置及び色変換方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の色変換装置は、反射物体表面における表面色の2度三刺激値及び10度三刺激値のいずれか一方を参照三刺激値とし、xy色度座標系における参照色度座標を求める参照色度座標算出部と、前記2度三刺激値及び前記10度三刺激値における他方を比較三刺激値とし、この比較刺激値と等色となる表示色の分光情報を算出する表示色分光情報算出部と、前記分光情報から前記参照三刺激値と同一の視野の三刺激値である擬似参照三刺激値を算出する擬似三刺激値算出部と、前記擬似参照三刺激値からxy色度座標系における擬似参照色度座標を求める擬似参照色度座標算出部と、前記参照色度座標と前記擬似参照色度座標とから等色色度座標を算出する等色色度算出部と、前記等色色度座標と前記擬似三刺激値から表示用三刺激値を算出する表示用三刺激値算出部とを備えることを特徴とする。
本発明の色変換装置は、表面色の分光反射率から、2度視野の三刺激値である2度三刺激値と、10度視野の三刺激値である10度三刺激値とを求める三刺激値算出部を、さらに備えることを特徴とする。
本発明の色変換装置は、前記等色色度算出部が、前記参照色度座標に係数αを乗じた結果と、前記擬似参照色度座標に(1-α)を乗じた結果との加算値を、前記等色色度座標とすることを特徴とする。
本発明の色変換装置は、前記等色色度算出部が、前記参照色度座標に係数αを乗じた結果と、前記擬似参照色度座標に(1-α)を乗じた結果との加算値を中心座標としたマックアダム楕円に基づく楕円内に位置する色度座標を、前記等色色度座標とすることを特徴とする。
本発明の色変換装置は、前記楕円がn(1≦n≦3.0)倍楕円であることを特徴とする。
本発明の色変換装置は、前記2度三刺激値を参照三刺激値とした場合、前記参照色度座標算出部が、前記2度三刺激値を用いて、xy色度座標系における参照色度座標を求め、前記擬似参照色度座標算出部が、2度視野の三刺激値となる前記擬似参照三刺激値を用いて、xy色度座標系における擬似参照色度座標を求め、前記10度三刺激値を参照三刺激値とした場合、前記参照色度座標算出部が、前記10度三刺激値を用いて、xy色度座標系における参照色度座標を求め、前記擬似参照色度座標算出部が、10度視野の三刺激値となる前記擬似参照三刺激値を用いて、xy色度座標系における擬似参照色度座標を求めることを特徴とする。
本発明の色変換方法は、参照色度座標算出部が、反射物体表面における表面色の2度三刺激値及び10度三刺激値のいずれか一方を参照三刺激値とし、xy色度座標系における参照色度座標を求める参照色度座標算出部と、前記2度三刺激値及び前記10度三刺激値における他方を比較三刺激値とし、この比較三刺激値と等色となる表示色の分光情報を算出する表示色分光情報算出過程と、擬似三刺激値算出部が、前記分光情報から前記参照三刺激値と同一の視野の三刺激値である擬似参照三刺激値を算出する擬似三刺激値算出過程と、擬似参照色度座標算出部が、前記擬似参照三刺激値からxy色度座標系における擬似参照色度座標を求める擬似参照色度座標算出過程と、等色色度算出部が、前記参照色度座標と前記擬似参照色度座標とから等色色度座標を算出する等色色度算出過程と、表示用三刺激値算出部が、前記等色色度座標と前記擬似三刺激値から表示用三刺激値を算出する表示用三刺激値算出過程とを含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、表示色と表面色とを同様の色として観察できる色に、従来より高い精度で調整することができる色変換装置及び色変換方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態による色変換装置の構成例を示す概念図である。 係数αを用いた(7)式により求められる等色色度xy_2smを説明する図である。 本実施形態による色変換装置が行なう表示装置に表示する表示色を変換する処理の動作例を示すフローチャートである。 等色色度算出部17が行なう表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)をマックアダム楕円を用いて抽出する処理を説明する図である。 三刺激値XYZによるxy色度座標系におけるマックアダム楕円の色度中心における形状を示すテーブルの図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態による色変換装置の構成例を示す概念図である。図1において、色変換装置1は、分光反射率入力部11、三刺激値算出部12、参照色度座標算出部13、表示色分光情報算出部14、擬似三刺激値算出部15、擬似参照色度座標算出部16、等色色度算出部17、表示用三刺激値算出部18及び記憶部19を備えている。
分光反射率入力部11は、反射物体表面の表面色(物体色)により求められた分光反射率R(λ)を、外部装置から入力する。また、分光反射率入力部11は、外部装置から上記表面色を照明する光源データとして、光源の分光放射輝度D(λ)を、外部装置から入力する。
また、分光反射率入力部11は、外部装置から供給される表面色の情報(例えば、CMYK(Cyan、Magenta、Yellow、Black)カラーモデル)から、分光反射率R(λ)を算出するように構成しても良い。
また、光源データとしての分光放射輝度D(λ)は、記憶部19に予め記憶させておき、用いる際に、記憶部19から読み出して用いるようにしても良い。
三刺激値算出部12は、以下の(1)式により、等色関数、分光反射率R(λ)及び分光放射輝度D(λ)を用いて、2度(2°)視野の三刺激値である2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を算出する。この(1)式において、x2_(λ)、y2_(λ)及びz2_(λ)の各々は、2度視野等色関数である。この(1)式において、S(λ)に関しては、分光反射率R(λ)と光源の分光放射輝度D(λ)とが乗ぜられた結果である。
Figure 0006874396
また、三刺激値算出部12は、以下の(2)式により、等色関数及びS(λ)を用いて、10(10°)度視野の三刺激値である10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を算出する。この(2)式において、x10_(λ)、y10_(λ)及びz10_(λ)の各々は、10度視野等色関数である。この(2)式において、S(λ)に関しては、分光反射率R(λ)と光源の分光放射輝度D(λ)とが乗ぜられた結果である。
Figure 0006874396
また、以下の説明において、本実施形態においては、2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を参照三刺激値XYZ_2とし、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を比較三刺激値XYZ_10として説明する。しかしながら、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を参照三刺激値XYZ_10とし、2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を比較三刺激値XYZ_2として処理する構成としても良い。
参照色度座標算出部13は、以下の(3)式により、表面色の上記参照三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)のxy色度座標系における参照色度(参照色度座標)xy_2(x,y)を算出する。
また、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を参照三刺激値XYZ_10とした場合、(3)’式を用いて、表面色の上記参照三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)のxy色度座標系における参照色度(参照色度座標)xy_10(x10,y10)を算出する。
Figure 0006874396
表示色分光情報算出部14は、上記10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)と、表示色を表示する表示装置の10度視野の10度等色関数における三刺激値XYZ(X,Y,Z)とが一致する表示装置の表示色の制御値とし、以下の(4)式における評価値Eが0もしくは最小となる制御値rgbを求める。この(4)式において、分光放射輝度分布R(λ)、B(λ)及びG(λ)の各々は、表示装置の放射する光における色成分R、G、Bそれぞれの原色情報である。これにより、表示色分光情報算出部14は、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)と等色である表示色等色分光放射輝度M(λ)を求める。この(4)式において、x10_(λ)、y10_(λ)及びz10_(λ)の各々は、10度視野等色関数である。なお、以下の(4)式において、Eを((X−X10+(Y−Y10+(Z−Z101/2として求めているが、Eを((X−X10+(Y−Y10+(Z−Z10) として求める構成としても良い。
Figure 0006874396
擬似三刺激値算出部15は、以下の(5)式により、表示色等色分光放射輝度M(λ)を用いて、上記2度視野における三刺激値の擬似的な数値である擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)を算出する。
Figure 0006874396
擬似参照色度座標算出部16は、以下の(6)式により、上記擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)のxy色度座標系における擬似参照色度(擬似参照色度座標)xy_2m(x2m ,y2m)を算出する。
Figure 0006874396
等色色度算出部17は、以下の(7)式により、参照色度(参照色度座標)xy_2と擬似参照色度(擬似参照色度座標)xy_2mとの各々を用い、等色色度(等色色度座標)xy_2sm(x2sm ,y2sm)を算出する。この(7)式において、係数αは、求める等色色度xy_2smにおける、参照色度(参照色度座標)xy_2と擬似参照色度(擬似参照色度座標)xy_2mとの各々の重み付けを与える。また、係数αは、0<α≦1である。
Figure 0006874396
図2は、係数αを用いた(7)式により求められる等色色度xy_2smを説明する図である。図2は、xy色度図を示し、横軸がx座標、縦軸がy座標である。図2に示されるように、等色色度xy_2smは、参照色度xy_2と擬似参照色度xy_2mとを結んで形成される線分の範囲(線分上のいずれかの座標値)に位置する。この係数αは、ユーザが任意の数値として外部装置などから、色変換装置1に対して与える。ここで、基本的には、参照色度xy_2と擬似参照色度xy_2mとの平均値とする意味で、0.5に設定する。また、係数αは、例えば色毎に設定され、記憶部19に予め書き込んで記憶させておいても良い。また、係数αは、複数の観察者が、表面色と表示色とが等色と認識する数値に設定しても良い。さらに、係数αは、参照色度xy_2と擬似参照色度xy_2mとからなる関数(実験により求める実験式)として表しても良い。
図1に戻り、表示用三刺激値算出部18は、以下の(8)式により、上記等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)と、擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)における三刺激値Y2mとを用い、表示装置に表示する表示色の表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を算出する。
Figure 0006874396
この表示用三刺激値XYZ_2smに対応する表示色を表示装置に表示することにより、観察者が物体表面の表面色と上記表示色とが等色であると視認できる。ここで、表示用三刺激値XYZ_2smから、表示装置に表示する際の制御値rgbへ変換する手法は、表示装置におけるICC(International Color Consortium)プロファイルを用いるなどいずれの処理を用いても良いし、これら一連の関係をICCプロファイルとして記述するなどの構成を用いても良い。
記憶部19には、2度視野等色関数x2_(λ)、y2_(λ)及びz2_(λ)と、10度視野等色関数x10_(λ)、y10_(λ)及びz10_(λ)と、色毎の係数αと、各光源の放射輝度D(λ)との各々が予め書き込まれて記憶されている。
上述したように、本実施形態によれば、2度視野に対応して生成した参照三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)から求めた参照色度xy_2と、10度視野に対応して生成した2度視野の擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)から求めた擬似参照色度xy_2mとから等色色度xy_2smを求めるため、2度視野及び10度視野の各々における等色関数に対応した等色色度xy_2smを求めることができる。これにより、本実施形態によれば、2度視野及び10度視野の各々の分光感度の要素を含み、観察者が表示色と表面色とを同様の色として観察できる三刺激値(表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm))を、従来より高い精度で求めることができる。
また、本実施形態においては、等色関数と分光反射率入力部11が入力する分光反射率R(λ)及び分光放射輝度D(λ)とを用いて、三刺激値算出部12が、2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)及び10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)の各々を算出している。しかしながら、上記分光反射率入力部11及び三刺激値算出部12の各々に換えて三刺激値入力部を設け、当該三刺激値入力部が外部装置から、反射物体表面における表面色の2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)及び10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)の各々を入力する構成としても良い。
次に、図3は、本実施形態による色変換装置が行なう表示装置に表示する表示色を変換する処理の動作例を示すフローチャートである。以下の処理は、表示装置に表示される色毎に行なわれる。なお、本実施形態においては、2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を参照三刺激値XYZ_2とし、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を比較三刺激値XYZ_10として説明する。しかしながら、10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を参照三刺激値XYZ_10とし、2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を比較三刺激値XYZ_2として処理する構成としても良い。
ステップS1:
分光反射率入力部11は、反射物体表面の表面色(物体色)から求めた分光反射率R(λ)と、光源の分光放射輝度D(λ)との各々を、外部装置から入力する。そして、分光反射率入力部11は、供給された分光反射率R(λ)及び分光放射輝度D(λ)からなる分光反射率S(λ)を、刺激値算出部12に対して出力する。または、光源の分光放射輝度D(λ)は、記憶部19に予め記憶させておき、用いる際に記憶部19から読み出すようにしても良い。
ステップS2:
三刺激値算出部12は、2度視野等色関数x2_(λ)、y2_(λ)及びz2_(λ)と、10度視野等色関数x10_(λ)、y10_(λ)及びz10_(λ)との各々を、記憶部19から読み出す。
そして、三刺激値算出部12は、(1)式に対して、S(λ)と2度視野等色関数x2_(λ)、y2_(λ)及びz2_(λ)とを代入することにより、2度視野の三刺激値である2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を算出する。
また、三刺激値算出部12は、(2)式に対して、S(λ)と10度視野等色関数x10_(λ)、y10_(λ)及びz10_(λ)とを代入することにより、10度視野の三刺激値である10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)を算出する。
三刺激値算出部12は、算出した2度三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を、参照色度座標算出部13に出力する。
ステップS3:
参照色度座標算出部13は、表面色の上記参照三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)を(3)式に代入することにより、参照三刺激値XYZ_2(X,Y,Z)に対応した、xy色度座標系における参照色度(参照色度座標)xy_2を算出する。
また、参照色度座標算出部13は、算出した参照色度(参照色度座標)xy_2を、等色色度算出部17に対して出力する。
ステップS4:
表示色分光情報算出部14は、(4)式において、上記10度三刺激値XYZ_10(X10,Y10,Z10)と、表示色を表示する表示装置の10度視野の10度等色関数における三刺激値XYZ(X,Y,Z)とが一致する表示装置の表示色の制御値とし、評価値Eが0もしくは最小となる制御値rgbを求める処理を行なう。
そして、表示色分光情報算出部14は、(4)式における評価値Eが0もしくは最小となった場合におけるM(λ)を、表示色等色分光放射輝度M(λ)として求める。
また、表示色分光情報算出部14は、算出した表示色等色分光放射輝度M(λ)を、擬似三刺激値算出部15に対して出力する。
ステップS5:
擬似三刺激値算出部15は、表示色等色分光放射輝度M(λ)を(5)式に代入することより、2度視野における三刺激値の擬似的な数値である擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)を算出する。
また、擬似三刺激値算出部15は、算出した擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)を、擬似参照色度座標算出部16に対して出力し、擬似参照三刺激値XYZ_2mにおける三刺激値Y2mを表示用三刺激値算出部18に対して出力する。
ステップS6:
擬似参照色度座標算出部16は、擬似参照三刺激値XYZ_2mを(6)式に代入することにより、擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)に対応した、xy色度座標系における擬似参照色度xy_2m(x2m ,y2m)を算出する。
また、擬似参照色度座標算出部16は、算出した擬似参照色度xy_2m(x2m ,y2m)を、等色色度算出部17に対して出力する。
ステップS7:
等色色度算出部17は、記憶部19から処理している表示色に対応する係数αを読み出す。
そして、等色色度算出部17は、読み出した係数αと、供給される参照色度xy_2及び擬似参照色度xy_2mの各々とを、(7)式に代入することにより、等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)を算出する。
等色色度算出部17は、算出した等色色度(等色色度座標)xy_2sm(x2sm ,y2sm)を、表示用三刺激値算出部18に対して出力する。
ステップS8:
表示用三刺激値算出部18は、供給される等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)と、擬似参照三刺激値XYZ_2m(X2m,Y2m,Z2m)における三刺激値Y2mとを、(8)式に代入することにより、表示色の表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を算出する。
次に、本発明における色変換装置の他の実施形態を説明する。この他の実施形態は、一実施形態による図1の色変換装置1と同様の構成である。
等色色度算出部17は、算出した等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)を、以下に示すマックアダム(MacAdam)n倍楕円内に存在する色度座標を有する表示色を、表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を求めるための等色色度とする構成としても良い。ここで、倍数nは、例えば、1≦n≦3.0である。
等色色度算出部17は、xy色度座標系に配置された色度座標に対し、以下に示すマックアダム楕円を用いて、表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を求めるための等色色度を抽出する。
図4は、等色色度算出部17が行なう等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)をマックアダム楕円内に拡張する処理を説明する図である。図4は、xy色度図を示し、横軸がx座標、縦軸がy座標である。
等色色度算出部17は、算出した等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)の座標を楕円の中心座標とし、マックアダム楕円の1倍から3倍の楕円を作成し、その楕円内に含まれる座標の色度を、表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を求めるための等色色度とする。
以下、この楕円の作成する手順を図5を用いて説明する。図5は、三刺激値XYZによるxy色度座標におけるマックアダム楕円の色度中心における形状を示すテーブルの図である。マックアダム楕円が25個の色度中心に対してしか設定されていないため、補間処理により作成する。この補間処理は、任意の色度が与えられると、その任意の色度を囲む最近傍の3個のマックアダム楕円の色度中心を求める。本実施形態においては、等色色度算出部17が算出した等色色度xy_2sm(x2sm ,y2sm)を上記任意の色度とし、生成する楕円の色度中心(下記のP(xp,yp))として用いる。
上記任意の色度を囲む最近傍の3個の色度中心(25個のマックアダム楕円の色度中心の中から抽出される)として、P1(x1,y1)、P2(x2,y2)及びP3(x3,y3)が求められる。本他の実施形態においては、これらの各点におけるz値を、例えば、色度中心P1においてz1とし、色度中心P2においてz2とし、色度中心P3においてz3として定義する。これにより、P(xp,yp)におけるz値zpは、以下の(9)式により求められる。ここで、z値zpは、本実施形態において、楕円の属性値である長半径ap、短半径bp、傾きθpそれぞれを示している。すなわち、長半径ap、短半径bp及び傾きθpの各々は、(9)式により、順次、色度中心P1、色度中心P2、色度中心P3それぞれの長半径a、短半径b及び傾きθから算出される。
Figure 0006874396
上記(9)式により求められたP点における長半径ap、短半径bp、傾きθpから、以下の(10)式の極方程式により、P(xp,yp)を色度中心とする楕円が表される。以下の(10)式において、ラジアンtが0(rad)≦t≦2π(rad)におけるx、yの各々が示す楕円が求められる。
Figure 0006874396
また、本他の実施形態においては、表示装置に表示する表示色変換処理の精度に応じて、マックアダム楕円のn倍楕円を用いてもよい。
このn倍楕円は、長半径ap及び短半径bpの各々を、それぞれn倍とすることにより得られる。以下の(11)式の極方程式により表され、ここで、n=3とした3倍楕円の場合、JND(just noticeable difference )であり、判別閾値の3倍程度であることが知られており、このため本実施形態においては、すでに述べたように1≦n≦3.0としている。これらの楕円内に位置するxy色度座標を、表示用三刺激値XYZ_2sm(X2sm ,Y2sm,Z2sm)を求めるための等色色度とする。なお、図5に示されたマックアダム楕円の色度中心外に存在する色は、同様な方法によって外挿して求める。
Figure 0006874396
なお、本発明における図1の色変換装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより表示装置に表示する表示色の変換処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWW(World Wide Web)システムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM(Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…色変換装置
11…分光反射率入力部
12…三刺激値算出部
13…参照色度座標算出部
14…表示色分光情報算出部
15…擬似三刺激値算出部
16…擬似参照色度座標算出部
17…等色色度算出部
18…表示用三刺激値算出部
19…記憶部

Claims (7)

  1. 反射物体表面における表面色の2度三刺激値及び10度三刺激値のいずれか一方を参照三刺激値とし、xy色度座標系における参照色度座標を求める参照色度座標算出部と、
    前記2度三刺激値及び前記10度三刺激値における他方を比較三刺激値とし、この比較三刺激値と等色となる表示色の分光情報を算出する表示色分光情報算出部と、
    前記分光情報から前記参照三刺激値と同一の視野の三刺激値である擬似参照三刺激値を算出する擬似三刺激値算出部と、
    前記擬似参照三刺激値からxy色度座標系における擬似参照色度座標を求める擬似参照色度座標算出部と、
    前記参照色度座標と前記擬似参照色度座標とから等色色度座標を算出する等色色度算出部と、
    前記等色色度座標と前記擬似参照三刺激値から表示用三刺激値を算出する表示用三刺激値算出部と
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  2. 表面色の分光反射率から、2度視野の三刺激値である2度三刺激値と、10度視野の三刺激値である10度三刺激値とを求める三刺激値算出部を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  3. 前記等色色度算出部が、
    前記参照色度座標に係数αを乗じた結果と、前記擬似参照色度座標に(1-α)を乗じた結果との加算値を、前記等色色度座標とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色変換装置。
  4. 前記等色色度算出部が、
    前記参照色度座標に係数αを乗じた結果と、前記擬似参照色度座標に(1-α)を乗じた結果との加算値を中心座標としたマックアダム楕円に基づく楕円内に位置する色度座標を、前記等色色度座標とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色変換装置。
  5. 前記楕円がn(1≦n≦3.0)倍楕円である
    ことを特徴とする請求項4に記載の色変換装置。
  6. 前記2度三刺激値を参照三刺激値とした場合、
    前記参照色度座標算出部が、前記2度三刺激値を用いて、xy色度座標系における参照色度座標を求め、
    前記擬似参照色度座標算出部が、2度視野の三刺激値となる前記擬似参照三刺激値を用いて、xy色度座標系における擬似参照色度座標を求め、
    前記10度三刺激値を参照三刺激値とした場合、
    前記参照色度座標算出部が、前記10度三刺激値を用いて、xy色度座標系における参照色度座標を求め、
    前記擬似参照色度座標算出部が、10度視野の三刺激値となる前記擬似参照三刺激値を用いて、xy色度座標系における擬似参照色度座標を求める
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の色変換装置。
  7. 参照色度座標算出部が、反射物体表面における表面色の2度三刺激値及び10度三刺激値のいずれか一方を参照三刺激値とし、xy色度座標系における参照色度座標を求める参照色度座標算出部と、
    前記2度三刺激値及び前記10度三刺激値における他方を比較三刺激値とし、この比較三刺激値と等色となる表示色の分光情報を算出する表示色分光情報算出過程と、
    擬似三刺激値算出部が、前記分光情報から前記参照三刺激値と同一の視野の三刺激値である擬似参照三刺激値を算出する擬似三刺激値算出過程と、
    擬似参照色度座標算出部が、前記擬似参照三刺激値からxy色度座標系における擬似参照色度座標を求める擬似参照色度座標算出過程と、
    等色色度算出部が、前記参照色度座標と前記擬似参照色度座標とから等色色度座標を算出する等色色度算出過程と、
    表示用三刺激値算出部が、前記等色色度座標と前記擬似参照三刺激値から表示用三刺激値を算出する表示用三刺激値算出過程と
    を含むことを特徴とする色変換方法。
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