JP6873339B1 - ノイズフィルタ - Google Patents

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Abstract

ノイズ発生源(13)と並列に接続された第1コンデンサ(11)が構成する第1経路と、負荷(14)と並列に接続された第2コンデンサ(12)が構成する第2経路の少なくとも一部が垂直方向に対向して配置されるとともに、第1コンデンサ(11)と第2コンデンサ(12)が並列接続されるように第1経路と第2経路とが接続され、第1経路に流れる電流の向きと、電流が発生させる磁束が第2経路に鎖交することで流れる誘導電流の向きとが、第1コンデンサ(11)と第2コンデンサ(12)とで互いに同じ方向となるよう配置される。

Description

本願は、ノイズフィルタに関するものである。
電磁ノイズを抑制するノイズフィルタには通常、コンデンサが用いられる。このコンデンサ自身、またはそれらを接続する配線に電流が流れると周囲に磁束を発生し、この磁束が他の配線または回路に鎖交すると、磁気結合により見かけ上の寄生インダクタンスが増加する。例えば複数のコンデンサを並列に配置構成したノイズフィルタでは、複数のコンデンサ間に生じる磁気結合により、電磁ノイズ低減効果が悪化することが知られている。さらに、小型化等を目的に複数のコンデンサを近接して配置する場合、鎖交磁束が増えるため磁気結合の影響が更に大きくなる課題がある。
これに対する解決手段として、例えば特許文献1では、並列接続されたコンデンサの間の配線を交差することで、コンデンサ間に生じる磁気結合を抑制し、寄生インダクタンスを低減させることを特徴としている。
特許第6113292号(8頁47〜50行、9頁1〜9行、図8)
特許文献1の構成では、コンデンサ間に生じる磁気結合を弱めることができるが、配線を交差することで構造が複雑化する課題がある。
本願は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、配線を交差するような複雑な構造を取ることなく、磁気結合により生じる寄生インダクタンスを低減することでノイズフィルタの電磁ノイズ低減効果を改善することを目的としている。
本願に開示されるノイズフィルタは、
ノイズ発生源と接続される第1導入部と第2導入部、
ノイズ発生源と並列に第1導入部と前記第2導入部に接続された第1コンデンサ、
負荷と接続される第3導入部と第4導入部、
負荷と並列に第3導入部と第4導入部に接続された第2コンデンサ、
を備えたノイズフィルタにおいて、
第1導入部、第2導入部、および第1コンデンサが接続される第1経路と、第3導入部、第4導入部、および第2コンデンサが接続される第2経路とが、少なくとも一部、垂直方向に対向するように配置されるとともに、第1コンデンサと第2コンデンサとが並列接続されるように第1経路と第2経路とが接続されており、第1経路に流れる電流の向きと、電流が発生させる磁束が第2経路に鎖交することで流れる誘導電流の向きとが、第1コンデンサと第2コンデンサとで互いに同じ方向になるように配置され、前記第1経路と前記第2経路との対向部分において、前記第1経路が、前記第2経路の内側に配置されていることを特徴とする。
本願に開示されるノイズフィルタによれば、配線を交差するような複雑な構造を取ることなく電磁ノイズ低減効果を改善することができる。
比較例1のノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。 比較例1のノイズフィルタの等価回路を示す図である。 比較例2のノイズフィルタの等価回路を示す図である。 実施の形態1に係るノイズフィルタの回路構成を模式的示す図である。 実施の形態1に係るノイズフィルタの等価回路を示す図である。 実施の形態1に係るノイズフィルタの電磁ノイズ低減効果の解析結果例を示す図である。 実施の形態1に係るノイズフィルタの別の回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態1に係るノイズフィルタの別の回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態2に係るノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態3に係るノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態4に係るノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態5に係るノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。 実施の形態6に係るノイズフィルタの回路構成を模式的に示す図である。
実施の形態1.
以下、本願に係るノイズフィルタの好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、同一内容および相当部については同一符号を配し、その詳しい説明は省略する。以降の実施形態も同様に、同一符号を付した構成について重複した説明は省略する。
[比較例の説明]
電磁ノイズはその伝搬経路からノーマルモードノイズとコモンモードノイズに大別される。ノーマルモードノイズはディファレンシャルモードノイズとも呼ばれ、信号ライン間を伝搬する電磁ノイズであり、コモンモードノイズは、信号ラインと基準グラウンド電位の間を伝搬する電磁ノイズである。
図1に示す比較例1の回路構成において、第1導入端部1を有する第1導入配線5と、第2導入端部2を有する第2導入配線6と、第3導入端部3を有する第3導入配線7と、第4導入端部4を有する第4導入配線8と、第1導入配線5と第3導入配線7とを接続する第1接続配線9と、第2導入配線6と第4導入配線8とを接続する第2接続配線10と、第1導入配線5と第2導入配線6との間に接続された第1コンデンサ11と、第3導入配線7と第4導入配線8との間に接続された第2コンデンサ12とが並列接続されたコンデンサ群から構成されている。第1導入端部1と第2導入端部2に電磁ノイズ発生源13が接続され、第3導入端部3と第4導入端部4に負荷14が接続されている。
第1コンデンサ11と第2コンデンサ12は、線間コンデンサと呼ばれる。線間コンデンサはノーマルモードノイズをバイパスすることで負荷14への電磁ノイズ伝搬を抑制する機能を備える。従って、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12のインピーダンス特性は小さい方が望ましい。しかしながら、コンデンサ自身、またはそれらを接続する配線には、それらの物理的な構造に起因して、コンデンサと直列に、意図しないインダクタンス成分(寄生インダクタンス)が生じる。この寄生インダクタンスが大きいと、コンデンサが持つ電磁ノイズのバイパス効果を低減させてしまう。さらにコンデンサ自身、またはそれらを接続する配線に電流が流れると周囲に磁束を発生し、この磁束が他の配線または回路に鎖交すると、磁気結合により見かけ上の寄生インダクタンスが増加する。
従って、図1に示すような、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12が近接して並列に配置構成される場合では、第1コンデンサ11に電流Iが流れることで磁束Φを発生し、この磁束Φが第2コンデンサ12に鎖交すると、レンツの法則に従い磁束Φとは逆向きの磁束Φが発生し、第2コンデンサ12に誘導電流Iが流れる。誘導電流Iは、図1または図2の破線矢印で示すように、第4導入配線8から、第2コンデンサ12を介して第3導入配線7に向かう方向へ流れる。そのため、第2コンデンサ12の電磁ノイズをバイパスする機能を低減させてしまう。これは、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bが磁気結合することで見かけ上の寄生インダクタンスが増加していると言い換えることができる。
これに対し、図3に示すような比較例2の場合、第1接続配線9と第2接続配線10を交差することで、コンデンサ間に生じる磁気結合を抑制し、誘導電流Iを減少させることで、寄生インダクタンス15a,15bを低減させることができる。しかし、配線を交差することで構造が複雑化する
[実施の形態1の構成の説明]
図4に実施の形態1のノイズフィルタ構成の一例を示す。第1導入配線5、第1コンデンサ11、第2導入配線6からなる第1経路と、第3導入配線7、第2コンデンサ12、第4導入配線8からなる第2経路との少なくとも一部が、それぞれの平面方向に対して垂直方向で対向している。そして、第1経路に流れる電流Iと、第2経路に流れる誘導電流Iの向きが、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12で互いに同じ方向になるように配置されている。ここで誘導電流Iとは、第1経路に電流Iが流れることで発生する磁束Φが第2経路に鎖交することで、レンツの法則に従い磁束Φ1とは逆向きに発生する磁束Φにより流れる電流を示している。
誘導電流Iは、第3導入配線7から、第2コンデンサ12を介して第4導入配線8に向かう方向へ流れるため、図1または図2で示される比較例と比較し、図5に示すように磁気結合が互いに逆向きとなる。これにより、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bが低減する。従って、本構成においては、第1経路と第2経路の磁気結合が強まるほど寄生インダクタンスの低減効果が大きくなる。なお、本実施の形態では第1接続配線9と第2接続配線10を直線で表記しているがこの限りではなく、例えば、第1経路と第2経路のそれぞれが形成する平面に対して直角平行な配線、または曲線を含めた配線としてもよい。
図6に電磁ノイズ低減効果の解析結果を示す。実施の形態1の構成は、比較例2と同等以上の電磁ノイズ低減効果を得ており、比較例1と比較して電磁ノイズ低減効果を大きく改善している。
このような構成により、ノイズフィルタは第1導入端部1と第2導入端部2との間に挿入された電磁ノイズ発生源13から発生する電磁ノイズを、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12でバイパスすることで、第3導入端部3と第4導入端部4の間に挿入された負荷14への電磁ノイズの伝搬を抑制することができる。
なお、本実施の形態では第1導入配線5、第2導入配線6、第3導入配線7、第4導入配線8、第1接続配線9、第2接続配線10を、配線としているがこの限りではなく、プリント基板のパターン、またはバスバーとしてもよい。
また、第1導入端部1と第2導入端部2の間に電磁ノイズ発生源を、第3導入端部3と第4導入端部4の間に負荷14を設けているがこの限りではなく、第1導入端部1と第2導入端部2の間に負荷14を、第3導入端部3と第4導入端部4の間に電磁ノイズ発生源13を設ける構成としてもよい。ここで本実施の形態では、電磁ノイズ発生源13を交流電源の回路記号で表記しているがこの限りではなく、機器の電力供給または制御信号に不要な高周波信号に起因して電磁ノイズを発生させるあらゆるものを指す。スイッチング素子を用いて電力変換を行うインバータ、コンバータ、マイコン、またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)をはじめとするICといったものが例として挙げられる。
また、負荷14は電磁ノイズ発生源13に接続される機器を模擬しており、本実施の形態では抵抗素子で表記しているがこの限りではない。すなわち、系統電源、バッテリ、電力または制御信号の供給に必要な回路、またはモータをはじめとする負荷といった、電磁ノイズ発生源13に接続されるあらゆるものを指す。
また、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12の少なくとも一方がそれぞれ複数の素子で構成されていてもよい。例えば、図7で示すように第1コンデンサ11がコンデンサ11aとコンデンサ11bとが並列接続された2つのコンデンサからなる場合、または図8で示すように第1コンデンサ11がコンデンサ11cおよびコンデンサ11dの直列接続された2つのコンデンサからなる場合、または、直列接続と並列接続とを組み合わせた場合を考えることができる。
このように、本実施の形態によれば、第1コンデンサ11を含む第1経路と第2コンデンサ12を含む第2経路の、少なくとも一部が対向して配置されるとともに、第1経路に流れる電流Iと、第2経路に流れる誘導電流Iの向きが、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12で互いに同じ方向になるように配置されていることにより、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12の磁気結合を互いに逆向きとすることで、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bを低減し、比較例2のように配線を交差するような複雑な構造を取ることなく、ノーマルモードノイズをバイパスし、ノイズフィルタの電磁ノイズ低減効果を改善することができる。
実施の形態2.
図9は、図1に示すノイズフィルタにおいて、第1コンデンサ11を形成する、コンデンサ11cおよびコンデンサ11dが、対地間コンデンサからなるノイズフィルタの一例を示したものである。対地間コンデンサとは、信号ラインと基準グラウンド電位の間に挿入されるコンデンサであり、コンデンサ11cは第1導入配線5と基準グラウンド電位との間に接続されており、コンデンサ11dは第2導入配線6と基準グラウンド電位との間に接続されており、コモンモードノイズをバイパスすることで負荷14への電磁ノイズ伝搬を抑制する機能を備える。なお、図9では、第1コンデンサ11を対地間コンデンサとしているが、第1コンデンサ11および第2コンデンサ12の少なくとも一方が対地間コンデンサからなっていればよい。
このような構造により、実施の形態1同様、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12の磁気結合を互いに逆向きとし、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bを低減することで、ノーマルモードノイズをバイパスすることができる。さらに、第1コンデンサ11および第2コンデンサ12の少なくとも一方が対地間コンデンサからなることで、コモンモードノイズも低減することができ、ノイズフィルタの電磁ノイズ低減効果を、より改善することができる。
実施の形態3.
図10は、図9に示す対地間コンデンサを形成するコンデンサ11c、コンデンサ11dに並列にコンデンサ11aが接続され、第1コンデンサ11を構成している。なお、図10では、第1コンデンサ11に対地間コンデンサを形成しているが、第1コンデンサ11および第2コンデンサ12の少なくとも一方に対地間コンデンサが形成されていればよい。
このような構造により、実施の形態2同様、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12の磁気結合を互いに逆向きとすることで、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bを低減することで、ノーマルモードノイズをバイパスすることができるとともに、第1コンデンサ11を形成しているコンデンサ11c、コンデンサ11dを対地間コンデンサとすることで、コモンモードノイズも低減することができ、ノイズフィルタの電磁ノイズ低減効果を、より改善することができる。コンデンサ11aがコンデンサ11cおよびコンデンサ11dと並列に接続されているので、実施の形態2よりもノーマルモードノイズをよりバイパスすることが可能となる。なお、第1コンデンサ11により説明したが、第1コンデンサ11および第2コンデンサ12の少なくとも一方に対地間コンデンサが形成されていれば同様の効果を奏する。
実施の形態4.
図11は、実施の形態1に示すノイズフィルタの、第1接続配線9にインダクタ16aが、第2接続配線10にインダクタ16bがそれぞれ挿入された構成の一例を示したものである。このような構造により、第1コンデンサ11と第2コンデンサ12の磁気結合を互いに逆向きとすることで、第1コンデンサ11の寄生インダクタンス15aと、第2コンデンサ12の寄生インダクタンス15bを低減することで、ノーマルモードノイズをバイパスすることができる。さらに、インダクタ16a、16bと第1コンデンサ11または第2コンデンサ12により、LCフィルタを構成することで、さらに、高周波ノイズを除去することができる。なお、本実施の形態では、第1接続配線9と第2接続配線10の両方にインダクタ16a、16bが挿入されているが、第1接続配線9および第2接続配線10のいずれか一方にインダクタが挿入されている構成でもよい。また、インダクタ16a,16bをインダクタ素子としているがこの限りではなく、ケーブル、バスバーなど誘導成分が支配的な他の部品としてもよい。さらに、インダクタ16a,16bの少なくとも一方が複数の素子で構成されていてもよい。
実施の形態5.
図12は、実施の形態1のノイズフィルタを構成する第1経路と第2経路の対向部分のうち、第1経路の少なくとも一部分が、第2経路の内周側に配置された構成の一例を示したものである。このような構造でも、実施の形態1に示すノイズフィルタと同様の効果を得ることができる。さらに、本構成により、第1経路に流れる電流I1が発生させる磁束Φ1が、より多く第2経路に鎖交するため、第1経路と第2経路の磁気結合をより強めることができる。
実施の形態6.
図13は、実施の形態1のノイズフィルタを構成する、第2導入配線6、第4導入配線8、第2接続配線10を、接地電位17としたノイズフィルタ構成の具体的な一例を示したものである。接地電位とは、例えば、プリント基板のグラウンドパターン、または筐体などである。このような構造でも、実施の形態1に示すノイズフィルタと同様の効果を得ることができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:第1導入端部、2:第2導入端部、3:第3導入端部、4:第4導入端部、5:第1導入配線、6:第2導入配線、7:第3導入配線、8:第4導入配線、9:第1接続配線、10:第2接続配線,11:第1コンデンサ、12:第2コンデンサ、13:電磁ノイズ発生源、14:負荷、15a,15b:寄生インダクタンス、16a,16b:インダクタ、17:接地電位

Claims (7)

  1. ノイズ発生源と接続される第1導入部と第2導入部、
    前記ノイズ発生源と並列に前記第1導入部と前記第2導入部に接続された第1コンデンサ、
    負荷と接続される第3導入部と第4導入部、
    前記負荷と並列に前記第3導入部と前記第4導入部に接続された第2コンデンサ、
    を備えたノイズフィルタにおいて、
    前記第1導入部、前記第2導入部、および前記第1コンデンサで構成される第1経路と、前記第3導入部、前記第4導入部、および前記第2コンデンサで構成される第2経路とが、少なくとも一部、垂直方向に対向するように配置されるとともに、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとが並列接続されるように前記第1経路と前記第2経路とが接続されており、前記第1経路に流れる電流の向きと、前記電流が発生させる磁束が前記第2経路に鎖交することで流れる誘導電流の向きとが、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとで互いに同じ方向になるように配置され、前記第1経路と前記第2経路との対向部分において、前記第1経路が、前記第2経路の内側に配置されていることを特徴とするノイズフィルタ。
  2. ノイズ発生源と接続される第1導入部と第2導入部、
    前記ノイズ発生源と並列に前記第1導入部と前記第2導入部に接続された第1コンデンサ、
    負荷と接続される第3導入部と第4導入部、
    前記負荷と並列に前記第3導入部と前記第4導入部に接続された第2コンデンサ、
    を備えたノイズフィルタにおいて、
    前記第1導入部、前記第2導入部、および前記第1コンデンサで構成される第1経路と、前記第3導入部、前記第4導入部、および前記第2コンデンサで構成される第2経路とが、少なくとも一部、垂直方向に対向するように配置されるとともに、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとが並列接続されるように前記第1経路と前記第2経路とが接続されており、前記第1経路に流れる電流の向きと、前記電流が発生させる磁束が前記第2経路に鎖交することで流れる誘導電流の向きとが、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとで互いに同じ方向になるように配置され、前記ノイズ発生源から前記負荷への電流経路となる、前記第1導入部、前記第3導入部、および前記第1経路と前記第2経路との接続部を、接地電位としていることを特徴とするノイズフィルタ。
  3. 前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサの、少なくとも一方が、対地間コンデンサからなることを特徴とする請求項1または2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサの、少なくとも一方が、線間コンデンサと対地間コンデンサの組み合わせからなることを特徴とした、請求項1または2に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記第1経路と前記第2経路との対向部分において、前記第1経路が、前記第2経路の内側に配置されていることを特徴とする請求項に記載のノイズフィルタ。
  6. 前記第1経路と前記第2経路との接続部にインダクタが挿入されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のノイズフィルタ。
  7. 前記ノイズ発生源から前記負荷への電流経路となる、前記第1導入部、前記第3導入部、および前記第1経路と前記第2経路との接続部を、接地電位としていることを特徴とする請求項に記載のノイズフィルタ。
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