JP6872715B2 - 非接触給電システム - Google Patents

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Description

本発明は、非接触給電システムに関する。
従来、非接触で電力の伝送を行う非接触電力伝送システム(非接触給電システム)が知られている。このようなシステムでは、送電部からの電力の受信の妨げになるか、又は安全性上の懸念のある異物を検出可能な異物検出装置が用いられており、たとえば特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の異物検出装置は、異物検出部と、電力制御信号生成部とを備えている。異物検出部は、送電部と、送電部からの電力を非接触で受電する受電部との間に配置され、受電部が送電部からの電力を受電する際の異物を検出する。電力制御信号生成部は、異物検出部により異物が検出されたときに、送電部から送電される電力を制御するための電力制御信号を生成する。
特開2014−230299号公報
しかしながら、上記従来例では、異物検出部により異物の有無を検知することはできるが、異物の種類を判別することができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされており、異物の種類を判別することのできる非接触給電システムを提供することを目的とする。
本発明の非接触給電システムは、給電コイルを含み、前記給電コイルに電磁結合される受電コイルへ前記給電コイルから電力を供給するコイルユニットと、前記コイルユニットに設けられて、前記コイルユニットの少なくとも一部を含む検知領域の温度を検知する温度検知装置と、前記温度検知装置で検知された温度の変化に基づいて前記検知領域における異物の有無を判断する判断部とを備え、前記判断部は、前記温度検知装置で検知された温度の変化率に基づいて前記異物の種類を判断する判断処理を実行し、前記温度検知装置は、全方位ミラー又は全方位レンズと組み合わせて構成されており、前記給電コイルはスパイラル型コイルであり、前記給電コイルの中空部に前記温度検知装置が配置されることを特徴とする。
本発明は、異物の種類を判別することができる。
図1は、実施形態に係る非接触給電システムを示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る非接触給電システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、実施形態に係る非接触給電システムを示す概略図である。 図4は、実施形態に係る非接触給電システムの配置の一例を示す斜視図である。 図5A、図5Bは、それぞれ実施形態に係る非接触給電システムにおける異物検知処理の説明図である。 図6は、実施形態に係る非接触給電システムにおける生体判断処理を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る非接触給電システムにおける金属判断処理を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る非接触給電システムにおける、温度検知装置で測定された異物の温度と、実際の異物の温度との相関図である。
本実施形態は、非接触給電システムに関し、より詳細には、給電コイルを含む検知領域における異物の有無を検知する機能を有する非接触給電システムに関する。
本実施形態の非接触給電システム1は、図1に示すように、コイルユニット3と、温度検知装置52と、判断部23とを備えている。コイルユニット3は、給電コイル31を含み、給電コイル31に電磁結合される受電コイル41へ給電コイル31から電力を供給する。温度検知装置52は、コイルユニット3の少なくとも一部を含む検知領域A1(図4参照)の温度を検知する。判断部23は、検知領域A1における異物B1(図5B参照)の有無を判断する。
判断部23は、図2に示すように、温度検知装置52で検知された温度の変化率に基づいて異物B1の有無を判断する判断処理を実行する。
以下、本実施形態の非接触給電システム1について詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
まず、本実施形態の非接触給電システム1の概要について図1、図3、図4を用いて説明する。非接触給電システム1は、本体ユニット2と、給電コイル31を有するコイルユニット3と、受電コイル41を有する受電ユニット4と、検知ユニット5とを備えている。受電ユニット4は、本体ユニット2から非接触で出力電力が供給されるように構成されている。出力電力は、本体ユニット2から給電コイル31に交流電圧が印加されることにより、給電コイル31から受電コイル41に非接触で供給される電力である。
本実施形態では、受電ユニット4が車両100に搭載されている場合を例に説明する。また、車両100に搭載されている充電装置201及び蓄電池(バッテリ)202が負荷200である場合を例にして説明する。ここで、車両100は、たとえば蓄電池202に蓄積された電気エネルギーを用いて走行する電動車両である。なお、ここでは、電動機で生じる駆動力によって走行する電気自動車を電動車両の例として説明するが、電動車両は電気自動車に限らず、たとえばハイブリッド電気自動車や二輪車(電動バイク)、電動自転車などであってもよい。
本体ユニット2は、商用電源(系統電源)や、太陽光発電設備などの発電設備から供給される電力を受けて、出力電力を受電ユニット4に非接触で供給する。本実施形態では、本体ユニット2に商用電源AC1から交流電力が供給される場合を例に説明する。なお、本体ユニット2には、直流電源から直流電力が供給されてもよい。
本体ユニット2は、図4に示すように、たとえば商業施設や公共施設、あるいは集合住宅などの駐車場に設置される充電スタンドである。コイルユニット3は、駐車場の床あるいは地面などの設置面300に設置される。ここで、図4における一対の「301」は、それぞれ車両100の車止めである。図4における一対の「302」は、それぞれ車両100の駐車スペースを規定する白線である。また、本体ユニット2は、地中に配線されたケーブル6により、コイルユニット3に電気的に接続されている。
本体ユニット2は、コイルユニット3上に駐車された車両100の受電ユニット4に対して非接触で出力電力を供給する。このとき、受電ユニット4の受電コイル41は、給電コイル31の上方に位置することで、給電コイル31と電磁結合(電界結合と磁界結合との少なくとも一方)されている。なお、給電コイル31は、設置面300から露出するように設置される構成に限らず、設置面300に埋め込まれるように設置されていてもよい。つまり、コイルユニット3は、設置面300に埋め込まれるように設置されていてもよい。
本体ユニット2は、図1に示すように、たとえば筐体に、電力変換部21と、制御部22と、判断部23と、通信部24とを収納して構成されている。
電力変換部21は、たとえばAC/DCコンバータ回路と、インバータ回路とを備えて構成されている。電力変換部21は、商用電源AC1から供給される交流電力を受けて、制御部22の制御に応じて、給電コイル31に交流電圧(又は直流電圧)を印加する。つまり、電力変換部21は、コイルユニット3(給電コイル31)に電力を供給する給電部である。また、本実施形態では、AC/DCコンバータ回路は、PFC(Power Factor Correction)回路としても機能する。
制御部22及び判断部23は、それぞれたとえばマイコン(マイクロコンピュータ)を主構成として備えている。マイコンは、そのメモリに記録されているプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することにより、制御部22及び判断部23としての機能を実現する。プログラムは、予めマイコンのメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。
制御部22は、給電コイル31に交流電圧が印加される(交流電流が流れる)ように電力変換部21を制御することで、給電コイル31から受電コイル41に非接触で給電させる。また、制御部22は、給電コイル31に直流電圧が印加される(直流電流が流れる)ように電力変換部21を制御する機能を有する。つまり、制御部22は、電力変換部(給電部)21を制御する。
判断部23は、検知領域A1における異物B1(図5B参照)の有無を判断するように構成されている。ここで、検知領域A1は、コイルユニット3の少なくとも一部を含む領域を含んでいる。本実施形態では、検知領域A1は、コイルユニット3の第1筐体341(後述する)の上面である。判断部23における異物B1の有無を判断する処理については、後述する。
通信部24は、たとえばCAN(Controller Area Network)などの通信手段により、受電ユニット4の通信部45との間で通信を行うように構成されている。本体ユニット2の通信部24と、受電ユニット4の通信部45との間の通信は、無線通信であってもよい。
コイルユニット3は、本体ユニット2とは異なる筐体34に、給電コイル31と、一対のコンデンサ32,33とを収納して構成されている。筐体34は、第1筐体341と、第2筐体342とで構成されている。第1筐体341は、扁平な箱状に形成されており、少なくとも給電コイル31を収納する。第2筐体342は、箱状であって、第1筐体341と一体に形成されている。第2筐体342は、鉛直方向において、第1筐体341よりも上向きに突出している。
給電コイル31は、平面視において導線が渦巻き状に巻かれたスパイラル型のコイルである。本実施形態では、給電コイル31は、平面視において外形が長方形状になるように形成されている。給電コイル31は、一対のコンデンサ32,33と共に共振回路を構成している。
受電ユニット4は、給電コイル31に電磁結合される受電コイル41と、一対のコンデンサ42,43と、整流平滑回路44と、通信部45とを備えている。受電ユニット4の出力端には、負荷200(ここでは、充電装置201及び蓄電池202)が電気的に接続されている。
受電コイル41は、たとえば給電コイル31と同様にスパイラル型のコイルである。受電コイル41は、一対のコンデンサ42,43と共に共振回路を構成している。整流平滑回路44は、受電コイル41の両端間に発生する交流電圧を整流・平滑する。そして、整流平滑回路44は、整流・平滑により得られる直流電圧を負荷200に出力する。
本実施形態の非接触給電システム1は、給電コイル31を含む共振回路と、受電コイル41を含む共振回路とを共鳴させることにより電力の伝送を行う磁界共鳴方式(磁気共鳴方式)を採用している。このため、本実施形態の非接触給電システム1は、給電コイル31と受電コイル41が比較的離れた状態でも、本体ユニット2の出力電力を受電ユニット4に対して高効率で伝送可能である。本体ユニット2から受電ユニット4への出力電力の伝送方式は、磁界共鳴方式に限らず、たとえば電磁誘導方式、マイクロ波伝送方式などであってもよい。たとえば電磁誘導方式を採用する場合、コイルユニット3の一対のコンデンサ32,33、及び受電ユニット4の一対のコンデンサ42,43は不要である。
検知ユニット5は、撮像装置51と、温度検知装置52と、温度センサ53とを備えている。検知ユニット5は、コイルユニット3の第2筐体342に取り付けられている。また、検知ユニット5は、ケーブル6により本体ユニット2に電気的に接続されている。
撮像装置51は、たとえばCCD(Charge-Coupled Device)センサやCMOS(Complementary MOS)センサ等を備えて構成されている。撮像装置51は、検知領域A1を撮像することで画像信号を生成し、ケーブル6を通して画像信号を判断部23に送信する。判断部23は、画像信号を処理することで、検知領域A1を表す画像のデータを生成する。本実施形態では、撮像装置51は、CCDセンサやCMOSセンサを備えた構成であるが、この構成に限定されない。つまり、撮像装置51は、検知領域A1を撮像できる構成であればよい。
温度検知装置52は、たとえば熱画像センサ(サーモグラフィ)で構成されている。温度検知装置52は、検知領域A1を撮像することで熱画像信号を生成し、ケーブル6を通して熱画像信号を判断部23に送信する。判断部23は、熱画像信号を処理することで、検知領域A1の温度分布を、二次元配置された複数の画素にて表す熱画像のデータを生成する。本実施形態では、温度検知装置52は熱画像センサであるが、この構成に限定されない。つまり、温度検知装置52は、検知領域A1の温度を検知できる構成であればよい。
温度センサ53は、たとえば熱電対で構成されている。温度センサ53は、コイルユニット3の周囲温度を検知し、ケーブル6を通して検知結果を含む信号を判断部23に送信する。温度センサ53は、給電コイル31に電流を流していない状態において温度検知装置52で検知される温度を、周囲温度として検知できるように構成されているのが好ましい。本実施形態では、温度センサ53は熱電対であるが、この構成に限定されない。つまり、温度センサ53は、コイルユニット3の周囲温度を検知できる構成であればよい。
また、本実施形態では、撮像装置51、温度検知装置52、及び温度センサ53は、それぞれケーブル6を通して信号を判断部23に送信しているが、他の構成であってもよい。たとえば、撮像装置51、温度検知装置52、及び温度センサ53は、それぞれ無線通信により信号を判断部23に送信する構成であってもよい。
以下、本実施形態の非接触給電システム1の動作について説明する。本実施形態では、判断部23は、図2に示すように、コイルユニット3が給電していない停止期間において、第1判断処理と第2判断処理とを組み合わせて、検知領域A1における異物B1の有無を判断する。ここで、判断部23が停止期間の全体にわたって異物B1の有無を判断するのは非効率的である。したがって、判断部23は、たとえばコイルユニット3からの給電を開始する前に異物B1の有無を判断するのが好ましい。本実施形態では、判断部23は、給電の開始を指示する指令を車両100から受けたときに、異物B1の有無を判断する。その他、判断部23は、本体ユニット2において給電の開始を指示する操作がなされたときに、異物B1の有無を判断してもよい。
まず、判断部23は、検知領域A1における異物B1の有無を判断する第1判断処理を実行する(S1)。第1判断処理において、検知領域A1に異物B1が存在すると判断された場合、判断部23は、次に第2判断処理を実行する。検知領域A1に異物B1が存在しないと判断された場合、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を開始させる(S6)。
第2判断処理は、異物B1が生体(たとえば猫や人間の子供など)であるか否かを判断する生体判断処理と、異物B1が金属であるか否かを判断する金属判断処理とに分けられる。つまり、第2判断処理は、異物B1の種類を判別する処理である。判断部23は、第2判断処理として、まず生体判断処理を実行する(S2)。
生体判断処理において、異物B1が生体でないと判断された場合、判断部23は、次に第2判断処理として金属判断処理を実行する(S3)。異物B1が生体であると判断された場合、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を開始させない(S4)。
金属判断処理において、異物B1が金属でないと判断された場合、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を開始させる(S6)。異物B1が金属であると判断された場合、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を開始させない(S5)。
コイルユニット3が給電する給電期間において、判断部23は、検知領域A1への異物B1の侵入の有無を判断する侵入判断処理を実行する(S7)。侵入判断処理において、検知領域A1への異物B1の侵入があると判断された場合、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を停止させる(S8)。そして、判断部23は、第2判断処理を実行することで、侵入した異物B1の種類を再度判断する。侵入した異物B1が生体でも金属でもなければ、又は侵入した異物B1が第2判断処理の途中で検知領域A1の外に出たと判断されれば、判断部23は、制御部22に指令を与えることで、コイルユニット3からの給電を再開させる(S6)。また、検知領域A1への異物B1の侵入がない場合は、コイルユニット3からの給電は継続される。
以下、第1判断処理、第2判断処理、及び侵入判断処理について詳細に説明する。第1判断処理では、判断部23は、撮像装置51に検知領域A1を撮像させる。そして、判断部23は、撮像装置51で撮像された画像に基づいて異物B1の有無を判断する。
具体的には、判断部23は、検知領域A1に異物B1が存在しない状態で予め撮像された画像(背景画像)のデータ(図5A参照)と、第1判断処理において撮像した画像のデータ(図5B参照)とで、画素の差分を検出する。差分は、たとえば輝度や色度である。なお、判断部23は、画素ごとに差分を検出してもよいし、複数の画素で構成されるセグメントごとに差分を検出してもよい。そして、判断部23は、たとえば差分画像において画素値(たとえば輝度値)が閾値を超えている画素数が規定数以上であれば、検知領域A1に異物B1が存在すると判断する。また、判断部23は、差分画像において画素値が閾値を超えている画素数が規定数未満であれば、検知領域A1に異物B1が存在しないと判断する。
第1判断処理において異物B1が存在しないと判断された場合、判断部23は、給電の開始を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、電力変換部21を制御することで給電コイル31から受電コイル41への給電を開始する(S6)。第1判断処理において異物B1が存在すると判断された場合、判断部23は、第2判断処理を実行する(S2)。
次に、第2判断処理における生体判断処理について図6を用いて説明する。生体判断処理では、判断部23は、まず温度センサ53にコイルユニット3の周囲温度を測定させる(S21)。そして、判断部23は、測定により得られたコイルユニット3の周囲温度と閾値とを比較する(S22)。ここで、生体判断処理に用いる閾値は、生体の表面温度に相当する温度(たとえば37度)である。なお、閾値はある程度の幅を持って設定されてもよく、所定の下限値(たとえば35度)と上限値(たとえば38度)との間を閾値としてもよい。
コイルユニット3の周囲温度が閾値に等しくない場合は、判断部23は、次に温度検知装置52に異物B1の温度を測定させる(S23)。コイルユニット3の周囲温度が閾値に等しい場合は、判断部23は、直流電流の供給を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、給電コイル31に直流電流が流れるように電力変換部21を制御する(S24)。給電コイル31に直流電流が流れることにより、コイルユニット3が加熱される。
判断部23は、温度センサ53にコイルユニット3の周囲温度を監視させる。そして、コイルユニット3の周囲温度が閾値と等しくならない程度に上昇すると、判断部23は、直流電流の供給の停止を指示する指令を制御部22に与え、次に温度検知装置52に異物B1の温度を測定させる(S23)。指令を受けた制御部22は、直流電流の供給を停止するように電力変換部21を制御する。
次に、判断部23は、温度検知装置52に異物B1の温度を測定させ、測定により得られた異物B1の温度と閾値とを比較する(S25)。本実施形態では、第1判断処理において、異物B1の位置を画像によりある程度特定できる。そこで、判断部23は、画像における異物B1の位置を温度検知装置52で撮像された熱画像に反映し、熱画像における異物B1の位置での温度を異物B1の温度と見做して閾値と比較する。
異物B1の温度が閾値と等しい場合、判断部23は、異物B1が生体であると判断する。そして、判断部23は、給電の停止を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、給電コイル31から受電コイル41への給電を開始しない(S4)。異物B1の温度が閾値と等しくない場合、判断部23は、異物B1が生体ではないと判断する。そして、判断部23は、金属判断処理を実行する(S3)。
次に、第2判断処理における金属判断処理について図7を用いて説明する。金属判断処理では、判断部23は、まず温度検知装置52に異物B1の温度を測定させる(S31)。そして、判断部23は、測定により得られた異物B1の温度を初期温度として記憶する。次に、判断部23は、予備給電の開始を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、電力変換部21を制御することで予備給電を開始する(S32)。ここで、予備給電とは、コイルユニット3が給電する給電期間中よりも小さな電流を給電コイル31に供給することをいう。なお、予備給電中に給電コイル31に供給する電流は、異物B1が金属であっても高温(たとえば、80度)にならない程度であるのが好ましい。
判断部23は、予備給電中において、温度検知装置52に異物B1の温度を再度測定させる(S33)。そして、判断部23は、予備給電中における異物B1の温度と、記憶してある初期温度とを比較する(S34)。初期温度に対して異物B1の温度が上昇している場合、判断部23は、異物B1が金属であると判断する。そして、判断部23は、給電の停止を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、予備給電を停止し、給電コイル31から受電コイル41への給電を開始しない(S5)。
初期温度に対して異物B1の温度が上昇していない、又は殆ど上昇していない場合、判断部23は、異物B1が金属ではないと判断する。そして、判断部23は、給電の開始を指示する指令を制御部22に与える。指令を受けた制御部22は、給電コイル31から受電コイル41への給電を開始する(S6)。
次に、侵入判断処理について説明する。侵入判断処理では、判断部23は、撮像装置51に検知領域A1を撮像させる。そして、判断部23は、撮像装置51で撮像された画像のデータと、直前に撮像装置51で撮像された画像のデータとで、画素の差分を検出することにより、検知領域A1への異物B1の侵入の有無を判断する。ここで、侵入判断処理では、判断部23は、撮像装置51に検知領域A1を撮像させる処理と、異物B1の侵入の有無を判断する処理とを一処理として、所定の間隔を空けて定期的に実行する。侵入判断処理では、検知領域A1への異物B1の侵入をいち早く判断する即応性が求められるため、所定の間隔は可能な限り短い方が好ましい。たとえば、所定の間隔は、1秒以下であるのが好ましい。
上述のように、本実施形態の非接触給電システム1では、判断部23は、コイルユニット3が給電していない停止期間において、第1判断処理と第2判断処理とを組み合わせて異物B1の有無を判断している。このため、本実施形態の非接触給電システム1は、第1判断処理により、検知領域A1における異物B1の有無を迅速に判断することができる。
とくに、本実施形態の非接触給電システム1では、判断部23は、温度検知装置52で検知された温度の変化率に基づいて異物B1の有無を判断する判断処理(第2判断処理)を実行している。つまり、本実施形態の非接触給電システム1は、判断処理により、異物B1の種類を判別することができる。このため、本実施形態の非接触給電システム1は、生体や金属といった給電を停止すべき異物B1と、プラスチック等の給電に支障のない異物B1とを判別することができる。したがって、本実施形態の非接触給電システム1は、異物B1の種類を問わず異物B1が存在すれば給電を停止するシステムと比較して、給電効率を向上させることが可能である。
また、本実施形態の非接触給電システム1では、判断処理は、温度検知装置52で検知された温度と閾値とを比較することで、異物B1が生体であるか否かを判断する生体判断処理を含んでいる。つまり、本実施形態の非接触給電システム1は、生体の表面温度が周囲の温度に依らず一定の温度から殆ど変化せず、温度の変化率が殆ど零に近いことに着目することで、異物B1が生体であるか否かを判断している。このため、本実施形態の非接触給電システム1は、画像のみで判断する場合と比較して、異物B1が生体であるか否かを判断する精度を向上させることができる。なお、当該構成を採用するか否かは任意である。
また、本実施形態の非接触給電システム1は、コイルユニット3に電力を供給する給電部(電力変換部)21を制御する制御部22をさらに備えている。そして、判断処理は、給電部21が給電する給電期間中よりも小さな電流を給電コイル31に供給する予備給電を制御部22に実行させ、予備給電中における検知領域A1の温度の変化率に基づいて異物が金属であるか否かを判断する金属判断処理を含んでいる。ここで、金属は、一般的に生体に比べて放射率が小さいことが知られている。このため、温度検知装置52で温度を検知するだけでは異物B1が金属であるか否かを判断し難い。
そこで、本実施形態の非接触給電システム1は、予備給電中に給電コイル31に電流を流すことで異物B1を意図的に加熱し、電流を流す前後での異物B1の温度の変化を見ている。つまり、本実施形態の非接触給電システム1は、金属が他の異物と比較して加熱による温度変化が大きいことに着目することで、異物B1が金属であるか否かを判断している。このため、本実施形態の非接触給電システム1は、単に温度のみを検知する場合と比較して、異物B1が金属であるか否かを判断する精度を向上させることができる。なお、当該構成を採用するか否かは任意である。
ところで、本実施形態の非接触給電システム1は、コイルユニット3の周囲温度を検知する温度センサ53をさらに備えている。そして、判断部23は、金属判断処理を実行する前に、温度検知装置52で検知された異物B1の温度が周囲温度と一致するように、温度検知装置52に放射率を設定させてもよい。以下、この構成について説明する。上述のように、判断部23は、金属判断処理において異物B1の温度の変化を見ている。具体的には、判断部23は、予備給電による異物B1の温度上昇分が、閾値を超えれば異物B1が金属であり、閾値を超えなければ異物B1が金属以外の異物であると判断する。
ここで、温度検知装置52は、予め設定された放射率に基づいて検知領域A1の温度を検知する。しかしながら、図8に示すように、温度検知装置52で測定される異物B1の温度は、予め設定された放射率に対して異物B1の放射率が低い場合(図8の実線)、放射率が適切に設定された場合(図8の破線)よりも低くなる。
このため、放射率が適切に設定されていない場合、予備給電による異物B1の温度上昇分Δ1が、放射率が適切に設定されている場合の異物B1の温度上昇分Δ2よりも低くなり、判断部23による閾値との比較の精度が低くなる可能性がある。図8において、「T1」は予備給電前の温度、「T2」は予備給電後の温度を示す。なお、図8では、予備給電による異物B1の温度変化を直線で表しているが、異物B1の温度変化を線形に限定する趣旨ではない。つまり、予備給電による異物B1の温度変化は、非線形であってもよい。
そこで、判断部23は、金属判断処理を実行する前に、温度検知装置52で測定された異物B1の温度が周囲温度と一致するように、温度検知装置52に放射率を設定させるのが好ましい。たとえば、温度検知装置52で測定された異物B1の温度が20度であり、温度センサ53で測定された周囲温度が30度であると仮定する。この場合、判断部23は、温度検知装置52に周囲温度のデータを含む制御信号を送信し、温度検知装置52で測定される異物B1の温度が30度となるように、温度検知装置52に放射率を設定させる。これにより、放射率を異物B1の放射率に近付けることができるので、判断部23による閾値との比較の精度を向上させることができる。つまり、この構成では、判断部23による異物B1が金属であるか否かの判断の精度を向上させることができる。なお、上記構成を採用するか否かは任意である。
また、本実施形態の非接触給電システム1は、コイルユニット3の周囲温度を検知する温度センサ53と、コイルユニット3に電力を供給する給電部(電力変換部)21を制御する制御部22とをさらに備えている。そして、判断部23は、生体判断処理を実行する前に、周囲温度が閾値である場合、給電コイル31に電流を流す制御を制御部22に実行させている。つまり、本実施形態の非接触給電システム1は、コイルユニット3の周囲温度が生体の表面温度と殆ど同じとなり、異物B1が生体であるか否かの判断をし難くなる場合を想定して、生体判断処理の実行前に給電コイル31に電流を流している。このため、本実施形態の非接触給電システム1では、コイルユニット3の周囲温度が上昇することで、生体判断処理の実行時においてコイルユニット3の周囲温度と生体の表面温度とが互いに異なり易いため、異物B1が生体であるか否かの判断をし易い。なお、生体判断処理において当該構成を採用するか否かは任意である。
また、本実施形態の非接触給電システム1では、上記の構成において、給電コイル31に流す電流は、直流電流である。このため、本実施形態の非接触給電システム1では、異物B1が生体であっても、給電コイル31に交流電流を流す場合と比較して、生体に電磁的な影響を与え難い。なお、当該構成を採用するか否かは任意である。
また、本実施形態の非接触給電システム1では、温度検知装置52は、検知領域A1の温度分布を、二次元配置された複数の画素にて表す熱画像を撮像する熱画像センサで構成されている。この構成では、熱画像により、検知領域A1における異物B1の位置を特定し易い。なお、当該構成を採用するか否かは任意である。
また、本実施形態の非接触給電システム1は、受電コイル41をさらに備えているが、受電コイル41を備えるか否かは任意である。
ここで、本実施形態の非接触給電システム1は、撮像装置51を備えているが、撮像装置51を備えるか否かは任意である。つまり、本実施形態の非接触給電システム1は、コイルユニット3と、温度検知装置52と、判断部23とを備えていればよい。この構成では、判断部23は、停止期間において第1判断処理(S1)を実行せずに、まず第2判断処理(S2)を実行する。
つまり、この構成では、判断部23は、画像に基づいて検知領域A1における異物B1の有無を判断せずに、検知領域A1の温度の変化率に基づいて検知領域A1における異物B1の有無を判断する。この構成でも、撮像装置51を備える場合と同様に、異物B1(とくに、生体・金属)の有無を判断することができる。なお、非接触給電システム1が撮像装置51を備えない場合、判断部23は、給電期間において侵入判断処理を実行しない。
ところで、本実施形態では、判断部23は、異物B1が生体や金属であれば、制御部22にコイルユニット3からの給電を停止させる。この場合、判断部23は、取り除くべき異物B1が検知領域A1に存在する旨を音声やブザー、ディスプレイでの表示等により利用者(ここでは、車両100の運転手)に報知するように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、判断部23は、検知領域A1に異物B1が存在しない場合、又は異物B1が給電に支障のない異物である場合、制御部22にコイルユニット3からの給電を開始(又は再開)させる。この場合、判断部23は、給電を開始(又は再開)する旨を音声やブザー、ディスプレイでの表示等により利用者に報知するように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、撮像装置51及び温度検知装置52の筐体34の上面に対する光軸の傾斜角度(仰角又は俯角)は、撮像装置51及び温度検知装置52の配置される場所により異なる可能性がある。そこで、判断部23は、撮像装置51及び温度検知装置52の光軸の傾斜角度と、歪み補正パラメータとを対応付けた補正テーブルを記憶するように構成されていてもよい。この構成では、判断部23は、補正テーブルを参照して、撮像装置51及び温度検知装置52の光軸の傾斜角度に応じた歪み補正パラメータを用いて、得られた画像データや熱画像データの歪みを補正することが可能である。
また、本実施形態の非接触給電システム1は、受電ユニット4を備えているが、受電ユニット4を備えるか否かは任意である。また、本実施形態では、判断部23は、本体ユニット2に備えられているが、他の構成であってもよい。たとえば、判断部23は、コイルユニット3に備えられていてもよい。
また、本実施形態では、撮像装置51及び温度検知装置52は、検知ユニット5に一体に備えられているが、他の構成であってもよい。たとえば、撮像装置51及び温度検知装置52は、それぞれ別体に構成されていてもよい。また、撮像装置51及び温度検知装置52は、たとえば画像と熱画像との両方を撮像可能なカメラで一体に構成されていてもよい。
また、本実施形態では、検知ユニット5は、コイルユニット3の第2筐体342に配置されているが、他の構成であってもよい。たとえば、検知ユニット5は、車止め301に配置されていてもよい。また、検知ユニット5は、たとえば本体ユニット2に配置されていてもよい。また、検知ユニット5は、車両100の後方ではなく、車両100の側方に配置されていてもよい。つまり、温度検知装置52は、検知領域A1の温度を検知できる位置に配置されていればよい。
その他、温度検知装置52は、たとえば全方位ミラーや全方位レンズと組み合わせて構成されていてもよい。この構成では、温度検知装置52の視野角を全方位に広げることが可能である。この場合、給電コイル31はスパイラル型コイルであるのが好ましい。そして、給電コイル31の中空部に温度検知装置52を配置すれば、給電コイル31の全体を検知領域A1に含めることが容易になる。
また、非接触給電システム1にて非接触で出力電力が供給される負荷は、電動車両に限らず、たとえば、携帯電話機やスマートフォンなどの蓄電池を備えた電気機器、又は蓄電池を備えない照明器具などの電気機器であってもよい。
1 非接触給電システム
21 電力変換部(給電部)
22 制御部
23 判断部
3 コイルユニット
31 給電コイル
41 受電コイル
52 温度検知装置
53 温度センサ
A1 検知領域
B1 異物

Claims (9)

  1. 給電コイルを含み、前記給電コイルに電磁結合される受電コイルへ前記給電コイルから電力を供給するコイルユニットと、
    前記コイルユニットに設けられて、前記コイルユニットの少なくとも一部を含む検知領域の温度を検知する温度検知装置と、
    前記温度検知装置で検知された温度の変化に基づいて前記検知領域における異物の有無を判断する判断部とを備え、
    前記判断部は、前記温度検知装置で検知された温度の変化率に基づいて前記異物の種類を判断する判断処理を実行し、
    前記温度検知装置は、全方位ミラー又は全方位レンズと組み合わせて構成されており、
    前記給電コイルはスパイラル型コイルであり、前記給電コイルの中空部に前記温度検知装置が配置されることを特徴とする非接触給電システム。
  2. 前記判断処理は、前記温度検知装置で検知された温度と閾値とを比較することで、前記異物が生体であるか否かを判断する生体判断処理を含むことを特徴とする請求項1記載の非接触給電システム。
  3. 前記コイルユニットに電力を供給する給電部を制御する制御部をさらに備え、
    前記判断処理は、前記コイルユニットが給電する給電期間中よりも小さな電流を前記給電コイルに供給する予備給電を前記制御部に実行させ、前記予備給電中における前記検知領域の温度の変化率に基づいて前記異物が金属であるか否かを判断する金属判断処理を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の非接触給電システム。
  4. 前記コイルユニットの周囲温度を検知する温度センサをさらに備え、
    前記判断部は、前記金属判断処理を実行する前に、前記温度検知装置で検知された前記異物の温度が前記周囲温度と一致するように、前記温度検知装置に放射率を設定させることを特徴とする請求項3記載の非接触給電システム。
  5. 前記コイルユニットの周囲温度を検知する温度センサと、
    前記コイルユニットに電力を供給する給電部を制御する制御部とをさらに備え、
    前記判断部は、前記生体判断処理を実行する前に、前記周囲温度が前記閾値である場合、前記給電コイルに電流を流す制御を前記制御部に実行させることを特徴とする請求項2記載の非接触給電システム。
  6. 前記給電コイルに流す電流は、直流電流であることを特徴とする請求項5記載の非接触給電システム。
  7. 前記温度検知装置は、前記検知領域の温度分布を、二次元配置された複数の画素にて表す熱画像を撮像する熱画像センサで構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の非接触給電システム。
  8. 前記判断部は、前記温度検知装置の光軸の傾斜角度と、歪み補正パラメータとを対応付けた補正データを参照して、前記熱画像のデータの歪みを補正する、
    請求項7記載の非接触給電システム。
  9. 前記受電コイルをさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の非接触給電システム
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