JP6872550B2 - 架橋されたピペリジン誘導体 - Google Patents

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Description

本発明は、式:
Figure 0006872550

(式中、
HetArは、N、S又はOから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含有する5員又は6員のヘタリール基であり;
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル若しくはハロゲンから選択される1個若しくは2個の置換基によって置換されている−CH−C3−6−シクロアルキルであるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよく;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物に、或いはその薬学的に活性な酸付加塩に、ラセミ混合物に、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体に関する。
ここに、式Iで示される本化合物は、γ−セクレターゼのモジュレーターであり、それらは、脳におけるβ−アミロイドの沈着に関連する疾患(特に、アルツハイマー病、並びに脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、及びダウン症候群等のその他の疾患)を処置又は予防するために有用であり得ることが見出されている。
アルツハイマー病(AD)は、晩年における認知症の最も一般的な原因である。病理生理学的には、ADは、細胞外斑におけるアミロイドの沈着、及び脳における細胞内神経原線維変化により特徴付けられる。アミロイド斑は、一連のタンパク質分解的切断工程によってβ−アミロイド前駆体タンパク質(APP)に由来するアミロイドペプチド(Aβペプチド)で主に構成される。APPの幾つかの形態が同定されており、そのうち最も量が多いのは、695、751及び770アミノ酸長のタンパク質である。これらは全て、ディファレンシャルスプライシングを通して単一の遺伝子から生じる。Aβペプチドは、APPの同じドメインに由来する。
Aβペプチドは、β−及びγ−セクレターゼと呼ばれる2つのタンパク質分解酵素が逐次作用することを通してAPPから生成される。β−セクレターゼは、まず、膜貫通ドメイン(TM)の直ぐ外側のAPPの細胞外ドメインを切断して、TM及び細胞質のドメインを含有するAPPのC末端断片(CTFβ)を生成する。CTFβは、TM内の幾つかの隣接する位置を切断してAβ−ペプチド及び細胞質断片を生成するγ−セクレターゼの基質である。γ−セクレターゼによって媒介される様々なタンパク質分解的切断は、異なる鎖長のAβペプチド(例えば、Aβ38、Aβ40及びAβ42)を生じさせる。後者は、神経毒性凝集体を形成するその強い傾向から、より病原的なアミロイドペプチドであると考えられる。
β−セクレターゼは、典型的なアスパルチルプロテアーゼである。γ−セクレターゼは、4つの必須サブユニット(プレセニリン(PS(PS1及びPS2を含む))、ニカストリン、anterior pharynx defective 1(APH−1)、及びプレセニリンエンハンサー2(PEN−2))からなる高分子量複合体である。解像度3.4Åにおけるヒトγ−セクレターゼの原子構造は、既に公開されている(非特許文献1)。プレセニリンは、触媒部位を有しており、そして、TM内のそれらの基質を切断し、かつ、それら自体がポリトピックな膜タンパク質である、非定型アスパルチルプロテアーゼの群を表す。γ−セクレターゼのその他の必須成分であるニカストリン、並びにaph1及びpen−2遺伝子の産物は、基質の認識及び動員に関与していると考えられる。γ−セクレターゼについての証明されている基質は、APP及びNotch受容体ファミリーのタンパク質であるが、γ−セクレターゼは、緩い基質特異性を有し、そして、APP及びNotchに無関係の多くの更なる膜タンパク質が、インビトロでγ−セクレターゼによって切断されると報告されている。
γ−セクレターゼ活性は、Aβペプチドの生成に絶対的に必要である。これは、遺伝的手段(即ち、プレセニリン遺伝子の除去)によって及び低分子量阻害性化合物によっての両方で示されている。ADについてのアミロイドカスケード仮説によれば、Aβの生成及び沈着は、該疾患の根本的な原因である。したがって、γ−セクレターゼの選択的かつ強力な阻害は、ADの予防及び処置に有用であり得ると考えられた。
代替的な処置方法は、γ−セクレターゼ活性を調節し、その結果、Aβ42生成を選択的に低減することである。これによって、凝集及び斑形成の能力がないか又は低く、そして、神経毒性がないか又は低い、より短いAβアイソフォーム(例えば、Aβ38、Aβ37又はその他)が増加する。γ−セクレターゼ活性の調節に対してこの効果を示す化合物は、ある非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)及び関連するアナログを含む(非特許文献2)。
X. Bai, C. Yan, G. Yang, P. Lu, D. Ma, L. Sun, R. Zhou, S. H. W. Scheres, Y. Shi, Nature 2015, doi:10.1038/nature14892 Weggen et al. Nature, 414 (2001) 212-16
したがって、本発明の化合物は、脳におけるβ−アミロイドの沈着に関連する疾患(特に、アルツハイマー病、並びに脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、及びダウン症候群等のその他の疾患)の処置又は予防に有用である。
多数の文献、例えば、以下の刊行物に、γ−セクレターゼの調節に関する最近の知見が記載されている:
Morihara et al, J. Neurochem., 83 (2002) 1009-12
Jantzen et al, J.Neuroscience, 22 (2002) 226-54
Takahashi et al, J. Biol.Chem., 278 (2003) 18644-70
Beher et al, J. Biol.Chem.279 (2004) 43419-26
Lleo et al, Nature Med.10 (2004) 1065-6
Kukar et al, Nature Med.11 (2005) 545-50
Perretto et al, J. Med.Chem.48 (2005) 5705-20
Clarke et al, J. Biol.Chem.281 (2006) 31279-89
Stock et al, Bioorg.Med.Chem.Lett.16 (2006) 2219-2223
Narlawar et al, J. Med.Chem.49 (2006) 7588-91
Ebke et al, J. Biol.Chem., 286 (2011) 37181-86
Hall et al, Progress in Med.Chem., 53 (2014) 101-145
式Iで示される化合物については、以下の定義を使用する:
本明細書中で使用する場合、用語「低級アルキル」は、1〜7個の炭素原子を含有する飽和の直鎖又は分枝鎖の基(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、2−ブチル、t−ブチル等)を意味する。好ましいアルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する基である。
本明細書中で使用する場合、用語「ハロゲンによって置換されている低級アルキル」は、少なくとも1個の水素原子がハロゲンによって置き換えられている、上に定義したとおりのアルキル基(例えば、CF3、CHF2、CHF、CHFCF、CHCHF2、CHCHF、CHC(CHCF、CHCFCF、CH(CF、CHCF、(CHCF、(CHCF、CH(CH)CF、CFCF等)を意味する。
本明細書中で使用する場合、「ハロゲンによって置換されている低級アルケニル」は、少なくとも1個の水素原子がハロゲンによって置き換えられているアルケニル基(例えば、CH=CFCF)を意味する。
本明細書中で使用する場合、用語「ヒドロキシによって置換されている低級アルキル」は、少なくとも1個の水素原子がヒドロキシによって置き換えられている、上に定義したとおりのアルキル基(例えば、C(CHOH)を意味する。
用語「ハロゲン」は、塩素、ヨウ素、フッ素及び臭素を意味する。
用語「N、S又はOから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含有する5員又は6員のヘタリール基」は、
Figure 0006872550

からなる群から選択される;
用語「ハロゲンによって置換されている低級アルキル若しくはハロゲンから選択される1個若しくは2個の置換基によって置換されている−CH−C3−6−シクロアルキル」は、
Figure 0006872550

からなる群から選択される;
用語「薬学的に許容し得る酸付加塩」は、無機酸及び有機酸(例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、コハク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)との塩を包含する。
本発明の目的は、式Iで示される化合物、アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための医薬を調製するためのこのような化合物の使用、それらの製造、及び本発明による式Iで示される化合物に基づく医薬である。
本発明の更なる目的は、式Iで示される化合物についての光学的に純粋な鏡像異性体、ラセミ体、又はジアステレオ混合物の全ての形態である。
本発明の一目的は、式I−1
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R/S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−N[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[2,2−ジフルオロシクロプロピル]メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−((3,3−ジフルオロシクロペンチル)メトキシ)−N−[(8エンド)3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
5−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
6−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
6−クロロ−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−2:
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−((8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[2,2−ジフルオロシクロプロピル]メトキシ]−N[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[3,3−ジフルオロシクロペンチル]メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)(3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
8−((1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
6−フルオロ−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−3
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[8エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
N−[(8エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−4:
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−5
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−6
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
5−メチル−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−7
Figure 0006872550

(式中、
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNである)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−8
Figure 0006872550

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNであり;
nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよい)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−[(8エンド)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン アミン
N−[(8−エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−ピリミジン−4−イル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
2−[2−[[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−(2−フルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−9
Figure 0006872550

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNであり;
nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよい)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−[1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ]−N−[(8エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−((8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−((8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−N−[8−エンド−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
2−[8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−[[(8エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(8エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール、又は
N−[(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
本発明の一目的は、式I−10
Figure 0006872550

(式中、
は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
Figure 0006872550

であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
Yは、CH又はNであり;
nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよい)
で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体、例えば、以下の化合物
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
である。
式Iで示される本化合物及びそれらの薬学的に許容し得る塩は、当技術分野において公知の方法、例えば、下記プロセスによって調製することができ、該プロセスは、
a)式
Figure 0006872550

で示される化合物を、式3
Figure 0006872550

で示される化合物と反応させて、式
Figure 0006872550

(式中、置換基は、上記されるとおりの意味を有し、そして、Xは、ハロゲンである)
で示される化合物にし、そして、
所望により、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること;
又は
b)式
Figure 0006872550

で示される化合物を、式
Figure 0006872550

で示される化合物と反応させて、式
Figure 0006872550

(式中、基は、上記されるとおりの意味を有する)
で示される化合物にするか、若しくは
所望により、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること
を含む。
本発明の式で示される化合物の調製は、逐次的又は収束的合成経路で実施され得る。本発明の化合物の合成を以下のスキームに示す。該反応及び得られる生成物の精製を実施するのに必要な能力は、当業者に知られている。以下のプロセスの記載において使用される置換基及び添え字は、そうではないと指示されない限り、本明細書中において先に与えられた意味を有する。
より詳細には、式で示される化合物は、以下に与えられる方法によって、実施例に与えられる方法によって、又は類似の方法によって製造することができる。個別の反応工程についての適切な反応条件は、当業者に知られている。しかし、反応順序は、スキームに示すものに限定されず、出発物質及びそれらのそれぞれの反応性に依存して、反応工程の順序を自由に変えることができる。出発物質は、市販されているか、又は以下に与えられる方法に類似する方法によって、実施例に記載する方法によって、若しくは当技術分野において公知の方法によって調製することができるかのいずれかである。
特に、式で示される化合物は、スキーム1〜8のいずれかによる標準的な方法に従って調製することができる。
Figure 0006872550
スキーム1により、一般式で示されるアミンと一般式で示されるハロゲン化物とのカップリングによって、式で示される本化合物及びそれらの薬学的に許容し得る塩を調製することができる。この反応は、一般的に知られている手順(例えば、熱条件下又はBuchwaldカップリング(X=ハロゲン)等の触媒条件下(例えば、パラジウム(0)触媒のような)における置換反応)を使用して達成することができる。
Figure 0006872550
或いは、ハロ−トリアゾロピリジンを、ピペリジン窒素に保護基PG(例えば、Boc)を保有する一般式で示されるアミンと上記されるとおりの条件下で反応させてもよい(スキーム2参照)。例えばトリフルオロ酢酸を用いて脱保護した後、ピペリジンを式で示されるヘタリールハロゲン化物とカップリングさせて、式で示される化合物を得ることができる。
式Iで示される化合物を調製するための出発物質として使用することができる一般式で示されるハロ−トリアゾロピリジン中間体は、下記のとおり調製することができる。
Figure 0006872550
式3.1で示される化合物は、スキーム3に記載のとおり調製することができる。非プロトン性溶媒(DMF等)中、SN2型反応で、適切に置換された2−ニトロピリジン−3−オールをアルキルハロゲン化物と反応させる。或いは、このような転換において一般的に使用される溶媒(テトラヒドロフラン(THF)、トルエン、ジクロロメタン等)中、トリアルキルホスフィン(トリブチルホスフィン((n−Bu),P)等)又はトリアリールホスフィン(トリフェニルホスフィン(PhP)等)、及びアゾジカルボン酸ジエチル(DEAD)、ジアゾ化合物(アゾジカルボン酸ジイソプロピル(DIAD)(場合により、ポリマーが結合している)、テトラメチルアゾジカルボキサミド等)を使用する「光延」条件下で、2−ニトロピリジン−3−オールをアルコール(ROH)と反応させてもよい。例えば、Fe及びHClを使用するニトロ化合物のBechamp反応によって、アミン10を得る。また、Pd/C触媒及びHとの水素化反応を通じてニトロ基を還元することも可能である。トリアゾール12の形成は、M. Nettkovenら(Synthesis, 2003, 11, 1649-1652)によって報告されている2段階手順によって達成した。アミンとエトキシカルボニルイソチオシアナートとの反応によって、カルバマート11を得、これを、溶媒(メタノール等)中、塩基(ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下、水性ヒドロキシルアミンで処理する際にCOの除去下で環化し、式12で示されるアミノトリアゾロピリジンが得られる。Sandmeyer反応(即ち、対応するジアゾニウム塩の形成、及びそれに続く、臭化銅(II)等のハロゲン化物源の存在下での分解)によって、アミノトリアゾール12をハロトリアゾール3.1に変換することができる。
Figure 0006872550
反応工程の順序は、自由に変更してもよく(スキーム4)、保護された2−ニトロピリジンアルコールアナログ(例えば、メチルエーテルとして保護)で出発し、続いて、スキーム3の記載と同様に転換してハロアナログ17を得てもよい。適切な溶媒(ジクロロメタン等)中、酸(例えば、BBr等)を用いてメチル保護基を除去して、アルコール18を得、これを、スキーム3の最初の工程で既に記載したとおり「アルキル化」又は「光延」反応によって式で示されるアルコキシ誘導体に変換することができる。
Figure 0006872550
一般式3.1.1で示される置換ハロアルコキシトリアゾロ−ピリジンは、パラ位に電子求引基(CF等)を保有している置換ブロモアミノ−ピリジン19から出発し、続いて、スキーム3の記載と同様の合成工程で、スキーム5に記載のとおり調製することができる。重要な中間体である式21で示される8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミンを、様々なアルコールROHとUllmannカップリングさせて、式22で示されるアルコキシ誘導体を得る。Sandmeyer反応によって、置換ハロトリアゾール3.1.1を得る。
一般式3.1.2で示されるイソプロアノリル中間体の合成をスキーム6に概説する。
Figure 0006872550
6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジンをアルキル化してアナログ24を得ることを介して、化合物3.1.2を得る。24のニトロ基をBechamp還元し、続いて、アセチル化することによって中間体25を得る。メチル基を、NaMnOを用いて酸化し、続いて、メタノールを用いてエステル化して、カルボン酸中間体26を単離することなくワンポット反応でメチルエステル27を得る。スキーム3に既に記載したとおりの環化についての同様の合成工程後、式29で示されるメトキシカルボニル置換トリアゾロ−ピリジンを得る。Sandmeyer反応によって置換ハロトリアゾール30をもたらし、次いで、Grignard付加を介して所望の中間体3.1.2に変換する。
Figure 0006872550

Figure 0006872550
一般式3.2で示されるハロ−ピラゾロピラジンは、3−クロロピラジン−2−アミン31から調製することができる(スキーム7a)。エトキシカルボニルイソチオシアナートとの反応によってチオウレア誘導体32を得、これは、二酸化炭素の放流下、塩基の存在下、ヒドロキシルアミンで処理した際に環化反応を受けて縮環トリアゾール33になる(例えば、M. Nettekoven et al., Synthesis 2003, 11, 1649-1652によって記載されるとおり)。Sandmeyer条件下でアミンを変換してハロゲン34を得、次いで、脱プロトン化アルコールを用いて塩化物を置換して、中間体3.2を得る。
或いは、スキーム7bに概説したとおり反応工程の順序を自由に変更して、式3.2で示される同じ中間体化合物を得ることができる。例えば、最初にアルコキシ基を導入して36を得、次いで、環化を実施して、3.2の前駆体として化合物37を得る。
異なるタイプの中間体は、スキーム1及び2に記載したとおり、式又はで示されるアミンとのPd触媒カップリング反応(例えば、Buchwaldカップリング反応)を受ける。
中間体への様々な合成アクセスをスキーム8に記載する。
Figure 0006872550
スキーム8における式で示される化合物は、メソ[(8−エンド)−3−アザ−ビシクロ[3,2,1]オクタ−8−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(CAS 847862−26−4)から出発して合成することができる。化合物は、国際公開第2012/116965号の37〜38ページに記載されているもの等の保護基修飾によって(メソ)−8−エンド−3−ベンジル−3−アザビシクロ[3,2,1]オクタン−8−アミン(国際公開第2012/116965号、33ページ)から得ることができる。塩基(EtN等)の存在下、溶媒(エタノール又はNMP等)中、熱条件下で、又は触媒条件(例えば、パラジウム(0)又は銅(II)の触媒等)下で置換反応を使用することによって、と一般式で示される複素環式ハロゲン化物とのカップリングを達成して、式38で示される化合物を得ることができる。酸(例えば、トリフルオロ酢酸)による脱保護後、式で示される化合物をスキーム1に記載のとおりカップリング反応に供して、式で示される化合物を得ることができる。
複素環ハロゲン化物は、市販されているか、文献において公知であるので当技術分野において公知の方法によってそれらを調製することができるか、又は、代替的に、本明細書中に記載のとおり調製することができるかのいずれかである。
本明細書中に後述される試験により、該化合物について試験した。
γ−セクレターゼアッセイの説明
細胞γ−セクレターゼアッセイ
Swedish二重突然変異(K595N/M596L)を有するヒトAPP695を過剰発現しているヒト神経膠腫H4細胞を、10% FCS、0.2mg/l ハイグロマイシンBを含有しているIMDM培地中、96ウェルプレートに30,000細胞/ウェル/100μLで播種し、そして、37℃、5% COでインキュベートした。
播種の3〜4時間後、化合物を培地で希釈し、そして、1.5倍濃縮物として50μLを添加し、最終濃度にする。化合物のインキュベーションを24時間実施する。最終用量は、典型的には、1/2対数ステップ(half-log steps)において4μMから0.0013μM至るまでの範囲であり、その結果、8点の用量応答曲線が得られる。
ビヒクルのみ及び参照化合物を使用する適切な対照を、このアッセイに適用した。MeSOの最終濃度は、0.4%であった。
37℃、5% COでインキュベートした後、上清を、AlphaLisaアッセイキット(Human Amyloid beta 1−42 Kit:カタログ番号 AL203C、Perkin Elmer)の手段によって、分泌されたAβ42の定量に供した。細胞培養上清 20μLをアッセイプレートに移した。次いで、AlphaLisaカップリング捕捉抗体及びビオチン化検出抗体の混合物 10μLを添加し、そして、アッセイプレートを穏やかに振盪しながら室温で3時間インキュベートした。ドナービーズ 20μLを更に添加した後、アッセイプレートを、室温で30分間インキュベートし、直接光に曝露することなく一定振盪した。次いで、内臓プログラム(680nmで励起、そして、570nmで発光)を使用して、Paradigm AlphaLisa Readerでアッセイプレートを読み取った。
次いで、測定されたシグナルを使用して、XLfit 5.3ソフトウェア(IDBS)を使用して非線形回帰フィッティング分析によって、Aβ42分泌の阻害についてのIC50値を計算した。
以下のリストに、Aβ42分泌の阻害に対する全ての化合物のデータ(nM)を記載する:
Figure 0006872550

Figure 0006872550
式Iで示される化合物及び式Iで示される化合物の薬学的に許容し得る塩は、医薬として(例えば、医薬製剤の形態で)使用され得る。医薬製剤は、例えば、錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル剤及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤、又は懸濁剤の形態で、経口投与され得る。しかし、投与はまた、直腸的に(例えば、坐剤の形態で)、非経口的に(例えば、注射液剤の形態で)達成することもできる。投与はまた、局所的に(例えば、経皮投与、又は点眼剤若しくは点耳剤の形態で)達成することができる。
式Iで示される化合物は、医薬製剤を製造するために、薬学的に不活性な無機の又は有機の担体と共に加工され得る。乳糖、トウモロコシデンプン又はそれらの誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩等が、例えば、錠剤、コーティング錠剤、糖衣錠及び硬ゼラチンカプセル剤のためのそのような担体として使用され得る。軟ゼラチンカプセル剤のための好適な担体は、例えば、植物油、ロウ、脂肪、半固体の及び液体のポリオール等である。しかし、軟ゼラチンカプセル剤の場合は、活性物質の性質に応じて、通常、担体を必要としない。液剤及びシロップ剤の製造に好適な担体は、例えば、水、ポリオール、グリセリン、植物油等である。坐剤に好適な担体は、例えば、天然油又は硬化油、ロウ、脂肪、半液体の又は液体のポリオール等である。
医薬製剤は更に、保存料、可溶化剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、甘味料、着色料、香味料、浸透圧を変化させるための塩、緩衝剤、マスキング剤又は酸化防止剤を含有することができる。これらはまた、更に他の治療上価値のある物質を含有することができる。
式Iで示される化合物又はその薬学的に許容し得る塩と治療上不活性な担体とを含有する医薬はまた、1種以上の式Iで示される化合物及び/又は薬学的に許容し得る酸付加塩と、所望により、1種以上の他の治療上価値のある物質とを、1種以上の治療上不活性な担体と共に、ガレヌス投与形態にすることを含む、それらの製造のためのプロセスと同様に、本発明の目的である。
本発明によると、式Iで示される化合物、並びにそれらの薬学的に許容し得る塩は、Aβ42分泌の抑制に基づき、疾患(例えば、アルツハイマー病)の制御又は防止において有用である。
投与量は、広い範囲内で変化させることができ、そして、当然ながら、各特定の症例における個々の要求に適合させる必要がある。経口投与の場合には、成人に対する投与量は、約0.01mg〜約1000mg/日の一般式Iで示される化合物又は対応する量のその薬学的に許容し得る塩に変化させることができる。1日投与量は、1回用量として又は分割用量において投与されてもよく、加えて、その必要性が示される場合には、上限を超えることもできる。
錠剤の処方(湿式造粒)
アイテム 成分 mg/錠剤
5 25 100 500
1. 式Iで示される化合物 5 25 100 500
2. 乳糖無水物DTG 125 105 30 150
3. Sta−Rx 1500 6 6 6 30
4. 微結晶性セルロース 30 30 30 150
5. ステアリン酸マグネシウム 1 1 1 1
合計 167 167 167 831
製造手順
1.アイテム1、2、3及び4を混合して、精製水と共に造粒する。
2.顆粒を50℃で乾燥する。
3.顆粒を適切な粉砕装置に通す。
4.アイテム5を加えて、3分間混合する;好適なプレス機で圧縮する。
カプセル剤の処方
アイテム 成分 mg/カプセル剤
5 25 100 500
1. 式Iで示される化合物 5 25 100 500
2. 乳糖水和物 159 123 148 −−−
3. トウモロコシデンプン 25 35 40 70
4. タルク 10 15 10 25
5. ステアリン酸マグネシウム 1 2 2 5
合計 200 200 300 600
製造手順
1.アイテム1、2及び3を好適なミキサーで30分間混合する。
2.アイテム4及び5を加えて、3分間混合する。
3.好適なカプセルに充填する。
実施例1
N−(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
2−ニトロ−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

0℃で、トリフェニルホスフィン(8.42g、32.1mmol)のTHF(100ml)中溶液に、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(6.5g、6.25ml、32.1mmol)を滴下して加えた。30分後、2−ニトロピリジン−3−オール(3g、21.4mmol)及び4,4,4−トリフルオロブタン−1−オール(4.11g、32.1mmol)のTHF(15ml)中溶液を滴下して加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒をエバポレートした。残留物を少量のAcOEt中に溶解し、沈殿が開始するまでヘプタンを加えた。12時間後、沈殿物を濾別し、溶媒をエバポレートした。残留物を、ヘキサン中 0%〜100% EtOAcの勾配を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(5.29g、99%)を、淡黄色の液体として得た。MS ES+(m/z):251.1(100%)[(M+H)
工程2
3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

2−ニトロ−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン(実施例A−1a、2.5g、9.99mmol)のエタノール(150ml)及び塩酸(55.4g、46.2ml、380mmol)中溶液に、鉄(3.35g、60.0mmol)を加えた。反応混合物を2時間、90℃まで加熱した。粗反応混合物を濾過し、溶媒を減圧下で除去した。飽和NaHCO溶液を加えた。水相を分離し、AcOEt(100ml)で4回で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質を、ヘプタン中 0%〜70% EtOAcの勾配を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。標題化合物(2.05g、93%)を、淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):221.1 [(M+H)
工程3
N−[[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン−2−アミン(実施例A−1b、3.7g、16.8mmol)のジオキサン(90ml)中溶液に、エトキシカルボニルイソチオシアナート(2.2g、1.98ml、16.8mmol)を加えた。反応混合物を室温で6時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗物質を精製することなく次の工程で用いた。
標題化合物(5.7g、97%)を、黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):352.1 [(M+H)
工程4
8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

ヒドロキシルアミン塩酸塩(5.69g、81.8mmol)とヒューニッヒ塩基(6.35g、8.57ml、49.1mmol)とのMeOH(20ml)及びエタノール(20.0ml)中懸濁液に、N−[[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(5.75g、16.4mmol)を加えた。反応混合物を3時間、60℃まで加熱した。飽和NaHCO水溶液を加え、水相を分離し、CHClで抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。標題化合物(4.23g、99%)を、白色の固体として得た。MS ES+(m/z):261.1 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

亜硝酸tert−ブチル(1.78g、2.06ml、17.3mmol)及び臭化銅(II)(3.86g、17.3mmol)のアセトニトリル(110ml)中溶液を60℃まで加熱し、8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(3g、11.5mmol)を数回に分けて15分かけて加えた。反応混合物を60℃で30分間撹拌した。HCl水溶液(1M、40ml)を加え、水相を分離し、そして、AcOEtで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥し、そして、溶媒を減圧下で除去した。粗物質を、溶離剤としてCHClを用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(3.0g、80%)を、白色の固体として得た。MS ES+(m/z):324.0/326.0 [(M+H)
中間体2
(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(750mg、3.31mmol)(国際公開第2012/116965号に記載のとおり)のエタノール(10ml)中溶液に、トリエチルアミン(503mg、693μl、4.97mmol)を、続いて、5−クロロ−3−メチル−1,2,4−チアジアゾール(535mg、395μl、3.98mmol)を加えた。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、溶離剤として0%〜100% EtOAcの勾配を用いるシリカゲルのカラムクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(991mg、収率92.2%)を固体として得た MS ES+(m/z):325.2(100%)[(M+H)
工程2
(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(990mg、3.05mmol)のジクロロメタン(30ml)中の淡黄色の溶液に、TFA(3.48g、2.35ml、30.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO水溶液を加え、水相をDCMで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、濃縮して、標題化合物(644mg、2.87mmol、収率94.1%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):325.1 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(43.3mg、134μmol)の乾燥1,4−ジオキサン(2mL)中溶液に、(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)、ナトリウムフェノキシド(24.8mg、214μmol)及びキサントホス(12.4mg、21.4μmol)を加えた。混合物をアルゴンで5分間パージし、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(Pd(dba).CHCl、11.1mg、10.7μmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで再び5分間パージし、密閉し、そして、マイクロ波中で0.5時間、130℃まで加熱した。混合物をEtOAc(10mL)で希釈し、水(5mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム無水物で乾燥し、濾過し、そして、溶媒を減圧下でエバポレートした。得られた粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(39mg、62%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):468.2 [(M+H)
実施例2
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
2−ニトロ−3−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程1と同様にして、トリフェニルホスフィン及びアゾジカルボン酸ジイソプロピルを用いて、2−ニトロピリジン−3−オール(3g、21.4mmol)及び3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール(3.66g、32.1mmol)から調製した。標題化合物(3.57g、71%)を無色の液体として得た。MS ES+(m/z):237.1 [(M+H)
工程2
3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程2と同様にして、2−ニトロ−3−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリジン(3.57g、15.05mmol)から調製した。標題化合物(2.73g、88%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):207.1 [(M+H)
工程3
N−[[3−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、3−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリジン−2−アミン(2.6g、12.6mmol)及びエトキシカルボニルイソチオシアナート(1.65g、1.49ml、12.6mmol)から、標題化合物を調製した。標題化合物(4.25g、100%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):338.1 [(M+H)
工程4
8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、ヒドロキシルアミン塩酸塩及びヒューニッヒ塩基を用い、N−[[3−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(4.25g、12.6mmol)から調製した。標題化合物(2.83g、93%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):247.1 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(1.8g、7.31mmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(2.03g、89.5%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):310.0/313.0 [(M+H)
最終カップリング工程6
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(41.5mg、134μmol)及び(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(中間体2、実施例1)(30mg、134μmol)から、標題化合物(26mg、43%)を白色の固体として調製した MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
実施例3
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

2−ニトロピリジン−3−オール(3g、21.4mmol)及びKCO(5.92g、42.8mmol)を、DMF(50ml)中で合わせ、橙色の懸濁液を1時間、90℃まで加熱した。1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(13.48g、6.32ml、64.2mmol)を室温で加え、反応混合物を125℃まで加熱し、そして、2日間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を水で希釈し、そして、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を濃塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。残留物を、勾配(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)を用いるシリカゲルのカラムクロマトグラフィーで精製して、2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(3.32g、70%)を淡黄色の液体として得た。MS ES+(m/z):223.1 [(M+H)
工程2
3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程2と同様にして、2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(2.66g、12mmol)から、標題化合物(1.68g、73%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES+(m/z):193.1 [(M+H)
工程3
N−[[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、(3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(1.61g、8.4mmol)及びエトキシカルボニルイソチオシアナート(1.1g、0.940ml、8.4mmol)から、固体としての標題化合物(2.7g、100%)を淡黄色の固体として調製して、それを精製することなく次の工程で粗生成物として用いた。MS ES+(m/z):324.1 [(M+H)
工程4
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、ヒドロキシルアミン塩酸塩及びヒューニッヒ塩基を用い、N−[[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(2.7g、8.35mmol)から、標題化合物(1.69g、87.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):233.1 [(M+H)
工程5
ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3(工程5)と同様にして、8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(1.25g、5.2mmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(1.46g、93%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):298 [(M+H)
カップリング工程6
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(39.6mg、134μmol)及び中間体2(実施例1)の(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)から、標題化合物(39.3mg、67%)を白色の固体として調製した MS ES+(m/z):440.2 [(M+H)
実施例4
N−[(8−エンド)3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R/S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
N−[(3−メトキシピリジン−2−イル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

3−メトキシピリジン−2−アミン(8g、64.4mmol)の1,4−ジオキサン(120mL)中の撹拌した溶液に、エトキシカルボニルイソチオシアナート(8.45g、7.29ml、64.4mmol)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を減圧下でエバポレートして、標題化合物(15.82g、96%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):256.2(100%)[(M+H)+]
工程2
8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イルアミン
Figure 0006872550

ヒドロキシルアミン塩酸塩(21.5g、310mmol)及びヒューニッヒ塩基(24g、32.4ml、186mmol)を、MeOH(105ml)とEtOH(105ml)の混合物中に溶解し、N−[(3−メトキシピリジン−2−イル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(15.81g、61.9mmol)を加え、混合物を60℃で3時間撹拌するにまかせた。反応混合物を飽和NaHCO(600mL)に注ぎ、ジクロロメタン(5×650mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(9.99g(98.2%))を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):165.1(100%)[(M+H)+]
工程3
ブロモ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

臭化銅(II)(14.3g、64mmol)及び亜硝酸tert−ブチル(6.6g、7.63ml、64mmol)をアセトニトリル(280ml)中に溶解し、反応混合物を60℃まで加熱した。8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(7g、42.6mmol)を30分間で少量ずつ加え、反応混合物を60℃で2時間撹拌した。反応物を1M HCl(350mL)に注ぎ、ジクロロメタン(3×400mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(固体の適用(solid application))(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(6.06g(62%))を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):228.1〜230.1(100%)[(M+H)+]
工程4
2−ブロモ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール
Figure 0006872550

0℃で、2−ブロモ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(5.0g、21.9mmol)のジクロロメタン(100ml)中の淡黄色の溶液に、1M BBr(110ml、110mmol)のジクロロメタン中溶液を滴下して加えた。添加後、反応混合物を0℃で2時間、そして、室温で3日間撹拌した。過剰のBBrを、滴下漏斗を用いてメタノール(約20ml)を加えることによりクエンチした。反応混合物を塩化アンモニウム(60ml)の溶液に注ぎ、ジクロロメタン(5×200ml)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(3.85g、収率81%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):214.0〜216.0(100%)[(M+H)
工程5
2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

2−ブロモ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール(50mg、234μmol)のDMF(1ml)中の無色の溶液に、新たに調製した1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸 1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル(CAS番号 118334−94−4)(139mg、350μmol)及びKCO(64.6mg、467μmol)を加えた。反応混合物を、密閉バイアル中、120℃で一晩撹拌した。反応混合物をHO(20mL)に注ぎ、DCM(3×20mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜80% EtOAc)で精製して、標題化合物(38.7mg、125μmol、収率53.4%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):310.0 [(M+H)
Figure 0006872550

アルキル化工程のための試薬である1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸 1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル(又はCAS番号 118334−94−4を有する1,1,1−トリフルオロイソプロピルノナフラート)を、ジクロロメタン中の1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホニルフルオリド及びトリエチルアミンを用いて、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オールから、J. Org. Chem 1989, 54, 1432-1435に記載されるとおりに調製した。
最終カップリング工程6
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[rac−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシドの代わりに塩基としてナトリウム tert−ブトキシド(64.3mg、669μmol)、及びキサントホス(20.6mg、35.7μmol)の存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(76.0mg、245μmol)(中間体3)及び(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(中間体2、実施例1)(50mg、223μmol)から、標題化合物を調製した。標題化合物(81mg、収率80.1%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
実施例5
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[rac−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(実施例4)のキラルカラム(chiralpak AD)を用いた分離から、標題化合物を得た。MS ES+(m/z):454.3(100%)[(M+H)
実施例6
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[rac−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(実施例4)のキラルカラム(chiralpak AD)を用いた分離から、標題化合物を得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
中間体3の調製
中間体3(実施例4)の合成について記載した手順により、更なる誘導体を、それぞれの2−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール(実施例4、工程5)と対応するアルキル化剤から合成している。それらは、表Iの中間体3−14を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550
選択された中間体3を用いた最終的な実施例の調製
実施例1(最終カップリング工程)の合成について記載した手順により、更なる誘導体を、塩基(例えば、ナトリウムフェノキシド又はナトリウム tert−ブトキシド)及びキサントホスの存在下、Pd2(dba)3.CHClを用いて、それぞれの中間体3及び実施例からの中間体2の(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンから合成している。それらは、下記表に記載された実施例7〜実施例13を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550

Figure 0006872550
実施例14
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
((8−メソ)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

250mLの丸底フラスコ中で、4−メチル−6−チオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−1,3−チアジン−2−オン(CAS 97309−82−5、1.50g、9.42mmol)、(8−anti)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(CAS 847862−26−4、2.13g、9.42mmol)、4−メチルモルホリン(2.86g、3.11ml、28.3mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(11.5mg、94.2μmol)を、ジオキサン(150ml)と合わせて、淡褐色の溶液を得た。反応混合物を80℃まで加熱し、一晩撹拌した。ジイソプロピルエチルアミン(4.87g、6.58ml、37.7mmol)を加え、混合物を氷浴中で冷却した。ジオキサン(10ml)中のヨウ素(4.78g、18.8mmol)を加え、反応混合物を室温まで温めながら一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮し、クロマトグラフィー(シリカゲル−NH、40g、酢酸エチル/ヘプタン=50:50〜100:0)で精製して、標題化合物(1.09g、36%)を淡褐色の固体として得た。MS:m/z=324.2 [M+H]
工程2
(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

250mLの丸底フラスコ中で、((8−anti)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(2.99g、9.24mmol)を、ジクロロメタン(180ml)と合わせて、褐色の溶液を得た。塩酸(25%、10ml)を加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で冷却し、水(50ml)を加え、そして、混合物を水酸化ナトリウム水溶液(4N)で塩基性化した。ジクロロメタンでの抽出、及びクロマトグラフィー(シリカゲル−NH2、40g、酢酸エチル/ヘプタン=50:50〜100:0)により、標題化合物(1.64g、80%)を淡褐色の固体として得た。MS:m/z=224.2 [M+H]
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(即ち、Pd(dba).CHCl)を用いて、2−ブロモ−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(即ち、実施例2からの中間体3(工程1〜5で調製))(21.9mg、70.5μmol)及び中間体2に記載の(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(6mg、30%)を白色の固体として得た、MS ES+(m/z):453.3 [(M+H)
実施例15
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(即ち、Pd(dba).CHCl)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(65.1mg、188μmol)(表Iの中間体3−14として記載)及び(8−エンド))−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(42mg、188μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(50mg、54.4%)をオフホワイトの固体として得た MS ES+(m/z):489.9 [(M+H)
実施例16
N−[(8 エンド)3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(即ち、Pd(dba).CHCl)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(39.8mg、134μmol)(実施例3からの中間体3(工程1〜5))及び中間体2(実施例14から)の(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(15mg、25.5%)をオフホワイトの固体として得た MS ES+(m/z):439.2 [(M+H)
実施例17
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、ジオキサン中で、ナトリウム tert−ブトキシド(25.8mg、269μmol)及びキサントホス(8.29mg、14.3μmol)の存在下、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(7.42mg、7.16μmol)を用いて、2−ブロモ−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(27.8mg、89.6μmol)(実施例4からの中間体3)及び(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(20mg、89.6μmol)(即ち、実施例14からの中間体2)から、標題化合物を調製した。該化合物(29.2mg、収率72.1%)をオフホワイトの固体として得た MS ES+(m/z):453.3 [(M+H)
実施例18
N−((8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

キラルカラム(Chiralcel OD、90%ヘプタン/10%イソプロパノール、K−2979)を用いて、ラセミの2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(実施例4からの中間体3)の分離から、標題化合物を得た。
カップリング工程
N−((8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1に記載されるように、Buchwaldカップリングにより、対応するキラルの2−ブロモ−8−[(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン又は2−ブロモ−8−[(2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(中間体3−18)、及び(8 エンド))−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンから、標題化合物を調製した。該化合物(33.1mg、収率65.3%)を淡黄色の固体として得た MS ES+(m/z):453.4(100%)[(M+H)
実施例19
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
中間体3
2−ブロモ−8−[(2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

キラルカラム(Chiralcel OD、90%ヘプタン/10%イソプロパノール、K−2979)を用いて、ラセミの2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(実施例4からの中間体3)の分離から、標題化合物を得た。
カップリング工程
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1に記載されたのと同様に、Buchwaldカップリングにより、対応するキラルの2−ブロモ−8−[(2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン又は2−ブロモ−8−[(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(中間体3−19)、及び(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンから、標題化合物を調製した。該化合物(41.9mg、収率66.2%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):453.4 [(M+H)
実施例20
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
中間体3
工程1
N−[[3−(トリフルオロメトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1(工程3)に記載されるように、室温で一晩、ジオキサン中、3−(トリフルオロメトキシ)ピリジン−2−アミン(CAS 1206981−49−83、500mg、2.81mmol)をエトキシカルボニルイソチオシアナートとの反応によって、標題化合物を調製した。標題化合物(909mg、収率105%)を、次の工程で粗生成物として用いた。MS ES+(m/z):310.1 [(M+H)
工程2
8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1(工程4)に記載されるように、ヒューニッヒ塩基を用いて、EtOH/MeOHの混合物中のN−[[3−(トリフルオロメトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(900mg、2.62mmol)の環化により、標題化合物を調製した。標題化合物(442mg、収率77.4%)を白色の固体として得た、MS ES+(m/z):219.1 [(M+H)
工程3
2−ブロモ−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1(工程5)の記載と同様に、60〜75℃で2時間、アセトニトリル中の亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)を用いて、8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミンから、標題化合物を調製した。標題化合物(395mg、収率77.3%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):282.0 [(M+H)
最終工程
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1に記載されるように、Buchwaldカップリングにより、1,4−ジオキサン中、ナトリウム tert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及びキサントホスを用いて、対応する中間体3の(2−ブロモ−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(33.1mg、118μmol))及び(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(25mg、112μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(20.2mg、収率42.5%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):425.3 [(M+H)
選択された中間体3を用いた最終的な実施例の調製
実施例の合成について記載した手順1(最終カップリング工程)により、更なる誘導体を、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、ジオキサン中、塩基(例えば、ナトリウムフェノキシド又はナトリウム tert−ブトキシド)及びキサントホスの存在下、Pd2(dba)3.CHClを用いて、それぞれの中間体3(表1に記載)と8−エンド(1R,5S))−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンから合成している。それらは、下記表に記載される実施例21〜実施例27を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550

Figure 0006872550
実施例28
N−[(8 エンド)(3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

標題化合物(116.2mg、収率89.4%)を、中間体3(実施例4)の合成について記載した手順と同様にして、塩基としてKCO(129mg、934μmol)を用いて、DMF(2mL)中のそれぞれの2−ブロモ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール(実施例4、工程5)と2−ヨード−1,1−ジフルオロエタン(135mg、61.7μl、701μmol)から調製した。MS ES+(m/z):425.3 [(M+H)
最終カップリング
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1に記載されるように、Buchwaldカップリングにより、1,4−ジオキサン中、ナトリウム tert−ブトキシド、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物及びキサントホスを用いて、対応する中間体3の2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(22.4mg、80.6μmol)及び(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(12.6mg;収率44.6%)をオフホワイトの固体として得た MS ES+(m/z):421.2 [(M+H)
実施例29
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン
Figure 0006872550
工程1
N−[(3−クロロピラジン−2−イル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

3−クロロピラジン−2−アミン(7g、54mmol)のジオキサン(600ml)中溶液に、O−エチル カルボンイソチオシアナチダート(8.15g、7.33ml、62.1mmol)を滴下して加えた。室温で48時間後、溶媒をエバポレートし、残留物をCHCl中 0%〜5% MeOHの勾配を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(7.89g、56%)を、黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):261.1 [(M+H)
工程2
8−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−イルアミン
Figure 0006872550

ヒドロキシルアミン塩酸塩(5.16g、74.2mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(5.75g、7.78ml、44.5mmol)、MeOH(20ml)及びEtOH(20ml)の混合物に、N−[(3−クロロピラジン−2−イル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(3.869g、14.8mmol)を加えた。
反応混合物を3時間、60℃まで加熱した。溶媒をエバポレートし、残留物をCHCl(100ml)及び水(20ml)中に懸濁した。懸濁液を10分間撹拌し、固体を濾別した。水相をCHClで4回抽出し、合わせた有機層をNaSOで乾燥して、溶媒を減圧下で除去した。残留物を、濾過した固体(4.4g)と合わせ、次の工程で精製することなく用いた。MS ES+(m/z):170.0/172.1 [(M+H)
工程3
2−ブロモ−8−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン
Figure 0006872550

臭化銅(II)(5.33g、23.9mmol)及び亜硝酸tert−ブチル(2.74g、3.17ml、23.9mmol)のアセトニトリル(270ml)中溶液を、60℃まで加熱し、8−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン(2.7g、15.9mmol)を加えた。反応混合物を35分間、75℃まで加熱し、次に、室温まで冷やした。飽和NaHCO溶液を加えた。水相を分離し、EtOAc(100ml)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質を、ヘプタン中 0%〜50% EtOAcの勾配を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(1.08g、29%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):232.9/234.9/236.9 [(M+H)
工程4
2−ブロモ−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン
Figure 0006872550

3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール(36.3mg、28μl、308μmol)のDMF(200μl)中溶液に、NaH 55%(16.8mg、386μmol)を室温で加えた。10分後、2−ブロモ−8−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(60mg、257μmol)のDMF(500μl)中溶液を10℃で加えた。室温まで温めた後、反応混合物を2時間撹拌した。水(200ul)を10℃で滴下して加え、溶媒をエバポレートした。残留物を、ヘプタン中 0%〜16% EtOAcの勾配を用いるアミンシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。
標題化合物(33mg、42%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):311.0/313.0 [(M+H)
最終カップリング
N−((8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で20分間加熱させることによって、ジオキサン(1.5ml)中、ナトリウム tert−ブトキシド(20.3mg、211μmol)、キサントホス(9.53mg、16.5μmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(8.53mg、8.24μmol)の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(23mg、103μmol)及び2−ブロモ−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(32mg、103μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(11mg、収率23%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)]。
実施例30
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン
Figure 0006872550
工程1
3−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

NaH 55%(774mg、18.5mmol)を、DMF(5ml)中の2,2−ジフルオロエタノール(1.52g、1.17ml、18.5mmol)に加えた。10分間撹拌した後、3−クロロピラジン−2−アミン(800mg、6.18mmol)のDMF(5ml)中溶液を滴下して加え、反応混合物を75℃で4時間加熱した。反応混合物を水とEtOAcとの間で分配し、有機層を分離し、水層をEtOAcで1回抽出し、合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして、SiOでエバポレートした。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、50g、ヘプタン中 10%〜40% EtOAc)で精製して、所望の生成物(0.672g、収率62%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):391.4 [(M+H)]。
工程2
N−[[3−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピラジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、3−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピラジン−2−アミン(0.67g、3.83mmol)及びエトキシカルボニルイソチオシアナート(isithiocyanate)(577mg、519μl、4.4mmol)から、標題化合物(0.99g、収率84.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):325.2 [(M+H)]。
工程3
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、N−[[3−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピラジン−2−イル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(0.99g、3.23mmol)及びヒドロキシルアミン塩酸塩(1.12g、16.2mmol)から、標題化合物(0.61g、収率87%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):217.1 [(M+H)].
工程4
2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン(0.61g、2.84mmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(0.757g、収率95.7%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):279 [(M+H)
最終カップリング工程
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド、キサントホス及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)及び2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(45mg、161umol)から、標題化合物を調製した。該化合物(24.4mg、収率43%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):422.2 [(M+H)
中間体3の合成について記載した手順により、更なる誘導体を、それぞれの2−ブロモ−8−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジンと対応するアルコールから合成している。それらは、表4の中間体を含む。
Figure 0006872550
実施例31
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド、キサントホス及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)及び2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(55.9mg、161μmol)(表4の中間体)から、標題化合物を調製した。該化合物(38mg、収率57.8%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):490.2 [(M+H)
実施例32
8−((1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド、キサントホス及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(27mg、121μmol)及び2−ブロモ−8−((1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(44.1mg、121μmol)(表4の中間体)から、標題化合物を調製した。該化合物(10mg、収率16.3%)を淡黄色の固体として得た:MS ES+(m/z):508.2 [(M+H)
実施例33
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド、キサントホス及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)及び2−ブロモ−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(45.3mg、134μmol)(表4)から、標題化合物を調製した。該化合物(31mg、収率48.3%)を白色の泡状物として得た。MS ES+(m/z):480.3(100%)[(M+H)
実施例34
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド、キサントホス及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)及び2−ブロモ−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(50.1mg、161μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(34mg、収率55.8%)を白色の泡状物として得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
実施例35
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン(実施例34)のキラルカラム(chiralpak AD)を用いた分離から、標題化合物を得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
実施例36
N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン(実施例39)のキラルカラム(chiralpak AD)を用いた分離から、標題化合物を得た。MS ES+(m/z):454.2(100%)[(M+H)
実施例37
N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体II
8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[8−エンド−3−(2−アセトアミドアセチル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

N [(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(600mg、2.65mmol)のジクロロメタン(15ml)中溶液に、2−アセトアミド酢酸(326mg、2.78mmol)、続いて、ジクロロメタン(574mg、2.78mmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌することにより、標題化合物を調製した。反応混合物を飽和NaHCO溶液に注ぎ、水相をジクロロメタンで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(861mg、収率99.8%)を得た。MS ES+(m/z):326.2 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

100℃で一晩、ピリジン中のローソン試薬を用いて、Bioorganic and Medicinal Chemistry, 2008, vol. 16, # 4 p.1613-1631に掲載されたものと同様に、反応を行った:N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(840mg、2.58mmol)のピリジン(15ml)中の淡黄色の溶液に、ローソン試薬(1.04g、2.58mmol)を加えた。反応混合物を100℃まで加熱し、一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(459mg、収率55.1%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):324.1 [(M+H)
工程3
8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(285mg、881μmol)のジクロロメタン(6ml)中の淡黄色の溶液に、トリフルオロ酢酸(1.00g、679μl、8.81mmol)を加えた 反応混合物を室温で一晩。飽和NaHCO水溶液を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(194mg、収率98.6%)を白色の固体として得た MS ES+(m/z):224.1 [(M+H)
最終カップリング
N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(中間体3、実施例1)(23.9mg、73.9μmol)及び(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)から、標題化合物(15.4mg、33.0μmol、収率49.1%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):467.3 [(M+H)
実施例38
N−[(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド(12.5mg、107μmol)及びキサントホス(6.22mg、10.7μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(5.56mg、5.37μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(中間体3、実施例2)(22.9mg、73.9μmol)及び(8 エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)から、標題化合物(9.9mg、収率32.6%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):453.2 [(M+H)
実施例39
N−[8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(中間体III、実施例4)(25.5mg、86.2μmol)及び8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(17.5mg、78.4μmol)から、標題化合物(24.2mg、収率70.4%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):439.2 [(M+H)
実施例40
N−[(8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(22.9mg、73.9μmol)(中間体3、実施例4)及び8 エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)から、標題化合物(19.6mg、収率64.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):453.2 [(M+H)
実施例41
N−[(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体II
(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)のエタノール(10ml)中溶液に、トリエチルアミン(358mg、493μl、3.53mmol)、続いて、2−ブロモ−5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール(288mg、1.77mmol)を加えた。反応混合物を130℃で一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。水を加え、水相をジクロロメタンで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(DCM中 0%〜5% MeOH)で精製して、標題化合物(230mg、収率84.4%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):309.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(230mg、746μmol)のジクロロメタン(6ml)中の淡黄色の溶液に、トリフルオロ酢酸(850mg、575μl、7.46mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。翌朝、TFA(85.0mg、57.5μl、746μmol)を加え、3時間後、反応がMS/TLCにより終了した。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を、イオン交換カラム(Si−SCX−2、10g、MeOHで洗浄し、MeOH(NH7M)で遊離させた)で精製して、標題化合物(124.5mg、収率80.2%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):209.1 [(M+H)
最終カップリング
N−[(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホス(5.71mg、9.87μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(5.11mg、4.94μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(20mg、61.7μmol)(中間体3、実施例1)及び中間体2の(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(12.9mg、61.7μmol)から、標題化合物(8.5mg、収率30.5%)をオフホワイトの固体として調製した MS ES+(m/z):452.2(100%)[(M+H)
実施例42
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8 エンド)−[8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、1,4−ジオキサン(12ml)中、キサントホス(164mg、283μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(146mg、141μmol)を用いて、2−ブロモ−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(575mg、1.86mmol)(実施例4からの中間体3)、(8 エンド)−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(CAS登録番号:1330763−51−3)(400mg、1.77mmol)及びナトリウム tert−ブトキシド(510mg、5.3mmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(541mg、収率67.2%)を淡褐色の固体として得た。MS ES+(m/z):456.4 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

(8 エンド)−((8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル)アミノ)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(520mg、1.14mmol)のジクロロメタン(6ml)中の淡黄色の溶液に、TFA(1.3g、880μl、11.4mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を飽和NaCOを加えることによってクエンチした。水層をジクロロメタンで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(390mg、収率96.1%)を粗生成物として得た。MS ES+(m/z):356.3 [(M+H)
最終工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−((8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(250mg、704μmol)のDMF(8ml)中の淡黄色の溶液に、ヨウ化銅(I)(13.4mg、70.4μmol)、リン酸三カリウム(299mg、1.41mmol)及びN,N−ジエチルサリチルアミド(40.8mg、211μmol)を加えた。反応混合物を−5℃まで冷却し、その後、5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(CAS番号 126085−92−5)(147mg、704μmol)を加えた。添加後、反応混合物を−5℃で6時間撹拌し、それを飽和NaHCO(50mL)に注いだ。水相をジクロロメタンで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜80% EtOAc)で精製して、標題化合物(20mg、収率6.5%)を得た。MS ES+(m/z):437.2 [(M+H)
実施例43
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8−エンド)−[[8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例42と同様にして、Buchwaldカップリングにより、1,4−ジオキサン中、キサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−[(2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン又は2−ブロモ−8−[(2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(320mg、1.03mmol)(実施例18からの中間体3−18)、(8 エンド)−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(CAS登録番号:1330763−51−3)(280mg、1.24mmol)及びナトリウム tert−ブトキシドから、標題化合物を調製した。該化合物(303mg、収率64.5%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):456.3 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程2)と同様にして、TFA(751mg、507μl、6.59mmol)を用いて、ジクロロメタン(6ml)中の(8−エンド)−[[8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(300mg、659μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(227mg、収率97%)を、粗生成物としてのオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):356.2 [(M+H)
最終工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程3)と同様にして、−5℃で、DMF中、ヨウ化銅(I)(12.1mg、63.3μmol)、リン酸三カリウム(269mg、1.27mmol、当量:2)及びN,N−ジエチルサリチルアミド(36.7mg、190μmol)の存在下、N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(225mg、633μmol)及び5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(159mg、760μmol)から、該化合物を調製した。標題化合物(26.1mg、収率9.45%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):437.3 [(M+H)
実施例44
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8 エンド)−[8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例42と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、1,4−ジオキサン中、キサントホスの存在下、Pd(dba).CHCl(146mg、141μmol)を用いて、2−ブロモ−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(表1の中間体3−7、250mg、744μmol)、(8 エンド)−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(CAS登録番号:1330763−51−3)(168mg、744μmol、mmol)及びナトリウム tert−ブトキシドから、標題化合物を調製した。該化合物(198mg、411μmol、収率55.3%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):482.4 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程2)と同様にして、TFA(450mg、304μl、3.95mmol)を用いて、ジクロロメタン中の(8 エンド)−[8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(190mg、395μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(147mg、収率98%)を淡褐色の固体として得て、粗生成物として次の工程で用いた。MS ES+(m/z):382.2 [(M+H)
最終工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程3)と同様にして、−5℃で、DMF中のヨウ化銅(I)、リン酸三カリウム及びN,N−ジエチルサリチルアミドの存在下、N−((8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(115mg、302μmol)及び5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(75.6mg、362μmol)から、該化合物を調製した。標題化合物(9.1mg、19.7μmol、収率6.53%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):463.3 [(M+H)
実施例45
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8 エンド)−[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例42と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、1,4−ジオキサン中、キサントホスの存在下、Pd(dba).CHCl(146mg、141μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(表1の中間体3−14、317mg、916μmol)、(8 エンド)−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(249mg、1.1mmol)及びナトリウム tert−ブトキシドから、標題化合物を調製した。標題化合物(146.2mg、収率33%)を淡褐色の固体として得た。MS ES+(m/z):492.2 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程2)と同様にして、TFA(325mg、219μl、2.85mmol)を用いて、ジクロロメタン中の8(エンド)−[[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(140mg、285μmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(104.1mg、収率93.4%)を、粗生成物として白色の固体として得た。MS ES+(m/z):392.2 [(M+H)
工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42(工程3)と同様にして、−5℃で、DMF中、ヨウ化銅(I)、リン酸三カリウム及びN,N−ジエチルサリチルアミドの存在下、N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(100mg、256μmol)及び5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(64.1mg、307μmol)から、該化合物を調製した。標題化合物(12.1mg、収率10%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):473.2 [(M+H)
実施例46
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
8(エンド)−[[8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 0006872550

アルゴン下、N−(8 エンド)−[3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(実施例42の工程1及び2についても調製した)(100mg、281μmol)のEtOH(1.5ml)中の淡黄色の溶液に、重炭酸ナトリウム(26mg、310μmol、当量:1.1)、続いて、臭化シアン(32.8mg、16.3μl、310μmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。懸濁液を濾過し、幾らかのエタノールで洗浄し、そして、有機溶媒を減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(95mg、収率88.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):381.2 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

8(エンド)−[[8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(50mg、131μmol)のエタノール(600μL)中の淡黄色の懸濁液に、アルゴン下、エタノール(250μL)中に溶解したN−ヒドロキシアセトアミジン(11.7mg、158μmol)及び塩化亜鉛(21.5mg、158μmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、HCl 37%(32.9μl、394μmol)を加え、反応物を3時間、60℃まで温め、そして、室温にて一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を飽和NaHCO(25mL)中に溶解し、そして、水相をDCM(3×25mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(27.3mg、収率47.5%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):438.3 [(M+H)
実施例47
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程3
8(エンド)−[[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 0006872550

実施例46(工程3)と同様にして、重炭酸ナトリウム(8.26mg、98.4μmol)及び臭化シアン(10.4mg、5.17μl、98.4μmol)の存在下、EtOH(1ml)中のN−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(35mg、89.4μmol)(実施例45(工程1及び2)に記載)から、該化合物を調製した。標題化合物(34.1mg、81.9μmol、収率91.6%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):417.2 [(M+H)
工程4
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例46(工程4)と同様にして、N−ヒドロキシアセトアミジン(6.83mg、92.2μmol)、溶媒としてのエタノール(800μl)中の塩化亜鉛(12.6mg、92.2μmol)、及び2時間後に加えられたHCl 37%(19.2μl、231μmol、当量:3)の存在下、8(エンド)−[[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(32mg、76.9μmol、当量:1)から、該化合物を調製した。フラッシュクロマトグラフィー後に、標題化合物(27.2mg、57.5μmol、収率74.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):474.2 [(M+H)
実施例48
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8 エンド)−[[8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(330mg、954μmol)及び(8 エンド)−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(259mg、1.14mmol)から、(8 エンド)−[[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(実施例45、工程1に記載)を得ることを目的としたBuchwaldカップリングにより、標題化合物を副生成物として得た。(8 エンド)−[[8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(実施例45)を、主生成物(142mg、収率31%)として得、標題化合物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)により黄色の副生成物として別個に集め、そして、HPLCを介して再精製した(40.2mg、85.3μmol、収率8.94%)。MS ES+(m/z):472.2 [(M+H)
工程2
N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例45(工程2)と同様にして、TFAを用いて、ジクロロメタン中の8(エンド)−[[8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチルから、標題化合物を調製した。該化合物(32mg、85.9μmol、100%)を粗生成物としての白色の固体として得た。MS ES+(m/z):372.1 [(M+H)
工程3
8(エンド)−[[8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 0006872550

実施例46(工程3)と同様にして、重炭酸ナトリウム(7.8mg、92.8μmol)及び臭化シアン(11.5mg、5.71μl、109μmol)の存在下、EtOH(500μl)中のN−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(32mg、86μmol)から、該化合物を調製した。標題化合物(22.8mg、57.5μmol、収率64.7%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):397.1 [(M+H)
工程4
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例46(工程4)と同様にして、N−ヒドロキシアセトアミジン(4.84mg、65.4μmol)、溶媒としてのエタノール(600μl)中の塩化亜鉛(8.91mg、65.4μmol)、及び2時間後に加えられたHCl 37%(13.6μl、163μmol)の存在下、8(エンド)−[[8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(21.6mg、54.5μmol)から、該化合物を調製した。フラッシュクロマトグラフィー後に、標題化合物(11mg、44.2μmol、収率74.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)
実施例49
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
((8 エンド)−3−シアノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

エタノール中の((8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(250mg、1.1mmol)(国際公開第2012/116965号に記載)の、EtOH(4ml)中の淡黄色の溶液に、重炭酸ナトリウム(102mg、1.22mmol)、続いて、臭化シアン(129mg、1.22mmol)を加えた。反応物を室温で一晩撹拌し、懸濁液を濾別し、そして、幾らかのエタノールで洗浄した。粗反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(216mg、収率77.8%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):252.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

(8 エンド)−3−シアノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(200mg、796μmol)を、エタノール(20ml)中に溶解し、アルゴン下、それにN−ヒドロキシアセトイミドアミド((70.7mg、955μmol)及び塩化亜鉛((130mg、955μmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。HCl 37%(199μl、2.39mmol)を加え、反応混合物を温め、そして、60°で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。LC−MSは、BOC保護基の除去を示した。残留物を飽和NaHCO(25mL)に溶解し、ジクロロメタン(3×25mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM中 0%〜10% MeOH、最後にMeOH中 7M NHを用いた)で精製して、脱BOC化した(the debocylated)標題化合物(126mg、収率76%)をオフホワイトの粉末として得た。MS ES+(m/z):209.1 [(M+H)
工程4
N−((8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
Figure 0006872550

マイクロ波バイアル(microway vial)中、(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(20mg、96μmol、当量:1)の1,4−ジオキサン(1.5ml)中溶液に、ナトリウム tert−ブトキシド(18.9mg、197μmol)及び2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン(66.7mg、192μmol)を加えた。混合物をアルゴンで5分間パージし、ジブロモ−ビス−(トリtert−ブチル)−ホスフィン−パラジウム(7.46mg、9.6μmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで2分間再びパージし、密閉し、そして、マイクロ波中、0.5時間、120℃まで加熱した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物をジクロロメタンで希釈し、シリカゲルでエバポレートして乾固させ、精製するためにカラム(SILICYCLE Silia Sep TM Amine、溶離剤 酢酸エチル 3:1〜1:1)に移した。標題化合物(17mg、収率37.3%)を白色の粉末として得た。MS ES+(m/z):475.2 [(M+H)
実施例50
N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

密閉管中で、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(500mg、2.21mmol)をEtOH(10ml)中に溶解し、4−クロロ−6−メチルピリミジン(869mg、6.63mmol)、続いて、トリエチルアミン(894mg、1.23ml、8.84mmol)を加えた。反応混合物を、密閉管中、130℃で一晩撹拌した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン(20mL)及び水(20mL)で希釈した。有機相をDCM(3×20mL)で抽出し、MgSOで乾燥し、そして、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(496mg、収率71%)を黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):319.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(260mg、817μmol)のジクロロメタン(8ml)中の淡黄色の溶液に、TFA(931mg、629μl、8.17mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。粗物質をイオン交換カラム(Si−SCX−2、10g、MeOHで洗浄し、MeOH(NH2M)で遊離した)で精製して、標題化合物(195mg、804μmol、収率98.5%)を得て、それを更に精製することなく次の工程で用いた。MS ES+(m/z):219.2 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウムフェノキシド及びキサントホス(5.71mg、9.87μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(5.11mg、4.94μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(20mg、61.7μmol)(中間体3、実施例1)及び(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15.0mg、61.7μmol)(中間体2)から、標題化合物(7.5mg、収率26.3%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):462.2 [(M+H)]。
実施例1の合成について記載した手順により、更なる誘導体を、それぞれの中間体2の(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンと対応する中間体3とから、Buchwaldカップリングにより合成している。それらは、表5における実施例51〜53を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550
中間体2
(8 エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8 エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、130℃で、トリエチルアミン(179mg、246μl、1.77mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(100mg、442μmol)及び4−クロロ−2−メチルピリミジン(170mg、1.33mmol)を用いて、該化合物を調製した。フラッシュクロマトグラフィー後に、標題化合物(109.7mg、収率78%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):319.2(100%)[(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、TFA(383mg、259μl、3.36mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(107mg、336μmol)を用いて、該化合物を調製した。イオン交換カラム(Si−SCX−2、2g)による精製後に、標題化合物(73mg、収率100%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):219.2 [(M+H)
更なる誘導体を、実施例1の合成について記載した手順により、対応する中間体3と前述の中間体2の(8 エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンとを用いて、Buchwaldカップリングにより合成している。それらは、表6における実施例55〜56を含む。
Figure 0006872550
中間体2
(8 エンド)−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8 エンド)−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、130℃で、トリエチルアミン(447mg、616μl、4.42mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(250mg、1.1mmol)、4−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン(242mg、1.33mmol)を使用して、該化合物を調製した。標題化合物(400mg、1.07mmol、収率97.2%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):373.3 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、酸としてTFAの代わりにHCl 37(635mg、529μl、6.44mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)カルバミン酸tert−ブチル(400mg、1.07mmol)を用いて、該化合物を調製した。飽和NaHCO(15mL)及びDCM(6×15mL)を用いて抽出した後に、標題化合物(289mg、収率98.8%)を粘性の無色の油状物として得た。MS ES+(m/z):273.2 [(M+H)
実施例57(表7)を、実施例1の合成について記載した手順により、対応する中間体3と前述の中間体2の(8 エンド)−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンとを用いて、Buchwaldカップリングにより合成している。
Figure 0006872550
実施例58
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、100℃で、トリエチルアミン(358mg、3.53mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)及び4.6−ジフルオロピリミジン(154mg、1.33mmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(247.3mg、収率86.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):323.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(439mg、366μl、4.46mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(240mg、743μmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(149mg、収率90%)を白色の粉末として得た。MS ES+(m/z):223.2 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(13.9mg、144μmol)及びキサントホス(6.69mg、11.6μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(5.98mg、5.78μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(25mg、72.2μmol)(表1の中間体3−14)及び中間体2の(8 エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(19.3mg、86.7μmol)から、標題化合物を調製した。それ(5.2mg、収率14.8%)を、分取HPLCを用いて白色の固体として得た。MS ES+(m/z):488.2 [(M+H)
実施例59
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[((8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、100℃で、トリエチルアミン(358mg、493μl、3.53mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)及び4−クロロ−5−フルオロ−6−メチルピリミジン(194mg、1.33mmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(255mg、758μmol、収率85.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):337.3 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(445mg、371μl、4.51mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(253mg、752μmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(170mg、719μmol、収率95.7%)を白色の固体として得て、次の工程で粗生成物として用いた。MS ES+(m/z):237.1 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

副生成物としてペンタフルオロプロポキシのフルオロ脱離を回避するために、実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、100℃で15分間、ナトリウム tert−ブトキシド(22.2mg、231μmol)及びキサントホス(10.7mg、18.5μmol、当量:0.16)の存在下、Pd(dba).CHCl(9.57mg、9.25μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(40mg、116μmol)(表1の中間体3−14)及び中間体2の(8 エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(32.8mg、139μmol)から、標題化合物を調製した。それ(20.6mg、41.1μmol、収率35.5%)を、分取HPLC後に白色の固体として得た。MS ES+(m/z):502.3 [(M+H)
実施例60
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、100℃で、トリエチルアミン(358mg、3.53mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)及び4−クロロ−5−フルオロ−2−メチルピリミジン(194mg、1.33mmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(278.7mg、収率93.7%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):337.3 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(487mg、406μl、4.94mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(276.9mg、823μmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物193mg、817μmol、収率99.2%)を半固体として得て(、次の工程で粗生成物として用いた。MS ES+(m/z):237.2 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(19.5mg、203μmol)及びキサントホス(9.38mg、16.2μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(9.57mg、9.25μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、101μmol)(実施例3の中間体3)及び中間体2の(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(28.7mg、122μmol)から、標題化合物を調製した。それ(23mg、45.7μmol、収率50.3%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):452.3(100%)[(M+H)].
実施例61
N−[(8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例50(工程1、中間体2)と同様にして、密閉管中、100℃で、トリエチルアミン(447mg、616μl、4.42mmol)の存在下、溶媒としてEtOHを用いて、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(250mg、1.1mmol)及び4−クロロ−6−フルオロ−ピリミジン(220mg、1.66mmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(329mg、収率87.9%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):339.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(567mg、473μl、5.76mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(325mg、959μmol)を用いて、該化合物を調製した。標題化合物(230mg、収率100%)を白色の固体として得て、次の工程で粗生成物として用いた。MS ES+(m/z):239.2 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(19.5mg、203μmol)及びキサントホス(9.38mg、16.2μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(9.57mg、9.25μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(実施例3の中間体3)(30mg、101μmol)(実施例3の中間体3)及び中間体2の((8 エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(29mg、122μmol)から、標題化合物を調製した。それ(11.2mg、24.7μmol、収率24.4%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)]。
実施例62
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−((8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

管中、アルゴン下で、(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(1.57g、6.93mmol)のNMP(11ml)中溶液に、DIPEA(964mg、1.3ml、7.46mmol)、続いて、4−ヨード−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.5g、5.33mmol)を加えた。アルゴン下でバイアルを閉め、反応混合物を150℃で一晩撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(30mL)で希釈し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜70% EtOAc)で精製して、標題化合物(1.375g、収率69.5%)を得た。MS ES+(m/z):372.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(1.68g、1.4ml、17mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(1.049g、2.82mmol)を用いて、該化合物を調製した。飽和NaHCO及びDCMを用いて抽出した後に、標題化合物(735mg、収率96%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):272.2 [(M+H)
最終カップリング工程3
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−((8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(52.1mg、542μmol)及びキサントホス(23.9mg、41.3μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(21.4mg、20.6μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(76.4mg、258μmol)(実施例3の中間体3)及び中間体2の(8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(70mg、258μmol)から、標題化合物を調製した。それ(75mg、収率59.8%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):487.4 [(M+H)]。
実施例62と同様にして、幾つかの別の誘導体を、対応する中間体3と前述の中間体2Iの(8 エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンとを用いて、Buchwaldカップリングにより合成している。
それらは、表8における実施例63〜67を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550
実施例68
N−[(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

中間体2(実施例62の工程1)と同様にして、150℃で一晩反応混合物を撹拌することにより、NMP(2ml)及びDIPEA(257mg、347μl、1.99mmol)中の(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イルカルバミン酸tert−ブチル(150mg、663μmol)及び4−ブロモ−3−フルオロピリジン塩酸塩(211mg、994μmol)から、標題化合物を調製した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜80% EtOAc)で精製して、標題化合物(93.5mg、291μmol、収率43.9%)を淡黄色の固体として得た。
MS ES+(m/z):322.2 [(M+H)+]
工程2
(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(166mg、138μl、1.68mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(90mg、280μmol)を用いて、該化合物を調製した。飽和NaHCO及びジクロロメタンを用いて抽出した後に、標題化合物(60.5mg、273μmol、収率97.6%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):222.1 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(19.5mg、203μmol)及びキサントホス(9.38mg、16.2μmol)の存在下、Pd(dba)3.CHCl(8.39mg、8.11μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、101μmol)(実施例3の中間体3)及び中間体2の(8 エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(24.5mg、111μmol)から、標題化合物を調製した。それ(16.4mg、37.5μmol、収率37%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):437.2 [(M+H)+]。
実施例69
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
工程1
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

MS ES+(m/z):338.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、HCl 37%(257mg、214μl、2.61mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(146.9mg、435μmol)を用いて、該化合物を調製した。飽和NaHCO及びDCMを用いて抽出した後に、標題化合物(89.9mg、378μmol、収率87%)を白色の固体として得た MS ES+(m/z):238.1 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(19.5mg、203μmol)及びキサントホス(9.38mg、16.2μmol)の存在下、Pd(dba)3.CHCl3(8.39mg、8.11μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、101μmol)、(実施例3の中間体3)及び中間体2の(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(26.5mg、111μmol)から、標題化合物を調製した。それ(17mg、37.5μmol、収率37%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):453.2 [(M+H)+]。
実施例70
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

中間体2(実施例62の工程1)と同様にして、NMP(1ml)及びDIPEA(57.1mg、77.2μl、442μmol)中の(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル−カルバミン酸tert−ブチル(50mg、221μmol)、続いて、4−ブロモ−5−フルオロ−2−メチルピリジン(63mg、331μmol)から、アルゴン下、150℃で一晩撹拌することにより、標題化合物を調製した。該化合物(39.2mg、117μmol、収率52.9%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):336.2 [(M+H)
工程2
(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

実施例50(工程2、中間体2)と同様にして、TFA(126mg、85μl、1.1mmol)の存在下、ジクロロメタン中のN−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(37mg、110μmol)を用いて、該化合物を調製した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM中 0%〜10% MeOH、MeOHは7M NHを含有する)で精製して、標題化合物(28.2mg、120μmol、収率109%)を得た。MS ES+(m/z):236.1 [(M+H)
工程3
N−[(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(16.7mg、173μmol)及びキサントホス(8.03mg、13.9μmol)の存在下、Pd2(dba)3.CHCl(8.39mg、8.11μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、86.7μmol)(表1の中間体3−14)及び中間体2のN−(8 エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(24.5mg、104μmol)から、標題化合物を調製した。それ(28mg、56μmol、収率64.5%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):501.2 [(M+H)+]。
実施例71
N−[8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
N−[[3−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

3−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(1g、4.15mmol)の1,4−ジオキサン(20ml)中の淡黄色の溶液に、アルゴン下でエトキシカルボニルイソチオシアナート(599mg、539μl、4.56mmol)を加えた。反応混合物を100℃で一晩撹拌した。
次に、更なるエトキシカルボニルイソチオシアナート(109mg、830μmol)を加え、反応混合物を100℃で更に4時間撹拌した。次に、それを室温まで冷やし、減圧下で濃縮して、標題化合物(1.48g、2.39mmol、収率57.5%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):371.9 [(M+H)
工程2
8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[[3−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(1.48g、3.98mmol)のエタノール(10ml)及びメタノール(10ml)中の淡黄色の溶液に、アルゴン下、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1.38g、19.9mmol)、続いて、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.54g、2.08ml、11.9mmol)を加えた。反応混合物を60℃まで温め、3時間撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、40g、ヘプタン中 0%〜40% EtOAc)で精製して、標題化合物(680mg、収率60.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):281.0 [(M+H)
工程3
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

NaH(8.54mg、196μmol)をDMF(0.5ml)中に懸濁し、氷浴で0℃まで冷却した。次に、DMF(0.5ml)中の2,2,2−トリフルオロエタノール(23.1mg、16.6μl、231μmol)を、アルゴン下で10分かけて滴下して加えた。氷浴を取り外し、反応混合物を30分間撹拌した。次に、DMF(0.5ml)中の8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(50mg、178μmol)を滴下して加え、続いて、臭化銅(I)(255μg、1.78μmol)を加えた。反応混合物を4時間、155℃まで加熱した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を室温まで冷やし、飽和NaHCO(15mL)中に溶解し、DCM(3×15mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜40% EtOAc)で精製して、標題化合物(38mg、114μmol、収率64%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):301.1 [(M+H)
工程4
2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

アルゴン下、亜硝酸tert−ブチル(18.6mg、21.5μl、180μmol)及び臭化銅(II)(40.2mg、180μmol)のアセトニトリル(1.5ml)中の暗褐色の溶液に、8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(36mg、120μmol)のアセトニトリル(1.5ml)中溶液を60℃で滴下して加えた。反応物を75℃まで温め、2時間撹拌した。LC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を1M HCl(1ml)でクエンチし、H2O(10mL)で希釈し、そして、DCM(3×15mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜50% EtOAc)で精製して、標題化合物(30mg、収率68.7%)を淡黄色の油状物として得た。MS ES+(m/z):364.0 [(M+H)
最終カップリング工程5
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(27.4mg、75.2μmol)、(8 エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(16mg、71.6μmol)(実施例14の中間体2)及びナトリウム tert−ブトキシド(20.7mg、215μmol)の1,4−ジオキサン(1ml)中の淡黄色の溶液を、超音波浴中、アルゴンで5分間脱気した。次に、キサントホス(6.63mg、11.5μmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)クロロホルム付加物(5.93mg、5.73μmol)を加えた。反応混合物を更に2分間脱気し、その後、バイアルにキャップをし、そして、マイクロ波中、145℃で30分間加熱した。LC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(10ml)に注ぎ、DCM(3×10mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(17.1mg、収率47.1%)を淡黄色の固体として得た MS ES+(m/z):507.2 [(M+H)
実施例72
N−[(8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
5−(トリフルオロメチル)−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程3と同様にして、8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(100mg、0.356mmol、実施例71、工程2の生成物)及び(1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メタノール(89.7mg、640μmol)から、標題化合物(72.5mg、59.93%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):341.1 [(M+H)+]
工程2
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、5−(トリフルオロメチル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(70mg、206μmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(77mg、92.6%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):406.0 [(M+H)+]
最終カップリング工程2
N−[(8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd2(dba)3.CHClを用いて、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(28.5mg、70.5μmol)及び8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)(実施例14の中間体II)から、標題化合物(23.4mg、63.7%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES+(m/z):547.2 [(M+H)+]
実施例73
N−[8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba)3.CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(40mg、110μmol)(実施例71の中間体3)及び8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(27.5mg、132μmol)(実施例41の中間体2)から、標題化合物(42.5mg、78.7%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):492.2 [(M+H)+]
実施例74
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程3と同様にして、8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(100mg、0.356mmol、実施例71、工程2の生成物)及び1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール(60.9mg、534μmol)から、標題化合物(65.2mg、58.3%)を白色の固体として調製した。MS ES(m/z):315.1 [(M+H)]。
工程2
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(420mg、1.34mmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(432mg、85.5%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):378.0 [(M+H)
最終カップリング工程3
N−[(rac)−8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(50mg、132μmol)及び8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(33.1mg、159μmol)(実施例41の中間体2)から、標題化合物(46.1mg、69%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):506.2 [(M+H)
実施例75
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

ラセミの5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(730mg)(実施例74、工程1の生成物)のキラルHPLC分離(Chiralpak AD、移動相 ヘプタン/エタノール/イソプロパノール)により、標題化合物をオフホワイトの固体として得た。鏡像異性体A(283mg、38.75%)は、示された条件下で7.4分の保持時間を有する。MS ES(m/z):315.1 [(M+H)]。
工程2
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1(工程5)の中間体3と同様にして、5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(270mg、0.86mmoles)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(257mg、収率79.1%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):377.9 [(M+H)]。
最終カップリング工程3
N−[(8 エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、79.4μmol)及び(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(19.8mg、95.2μmol)(実施例41の中間体2)から、標題化合物(24mg、60%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):506.2 [(M+H)]。
実施例76
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

ラセミの5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(730mg)(実施例74、工程1の生成物)のキラルHPLC分離(Chiralpak AD、移動相 ヘプタン/エタノール/イソプロパノール)により、標題化合物をオフホワイトの固体として得た。この鏡像異性体B(321mg、41.75%)は、言及された条件下で8.48分の保持時間を有する。MS ES(m/z):315.1 [(M+H)]。
工程2
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(308mg、0.98mmoles)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、この鏡像異性体(331mg、収率84.8%)を白色の固体として調製した MS ES+(m/z):377.9 [(M+H)]。
最終カップリング工程3
N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、79.4μmol)及び(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(19.8mg、95.2μmol)(実施例41の中間体2)から、標題化合物(32.5mg、81%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):506.2 [(M+H)]。
実施例77
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8−エンド)−[[8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、1,4−ジオキサン(10ml)中、キサントホス(127mg、220μmol)の存在下、Pd2(dba)3.CHCl(114mg、110μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(500mg、1.37mmol)(実施例71の中間体3)、(8 エンド)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(373mg、1.65mmol)(CAS登録番号:1330763−51−3)及びナトリウム tert−ブトキシド(396mg、4.12mmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(303mg、収率43.3%)を淡褐色の固体として得た。MS ES+(m/z):454.2 [((M−C4H8)+H)+]
工程2
N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42、工程2と同様にして、ジクロロメタン(10ml)中のTFA(671mg、5.89mmol)を用いて、脱保護により、(8−エンド)−[[8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(300mg、589μmol)から、標題化合物(233mg、96.7%)を淡褐色の固体として調製した。MS ES+(m/z):410.1 [(M+H)+]。
工程3
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42、工程3と同様にして、N−[8−エンド−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(230mg、562μmol)、5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(141mg、674μmol)、ヨウ化銅(I)(10.7mg、56.2μmol)、リン酸三カリウム(239mg、1.12mmol)及びN,N−ジエチルサリチルアミド(32.6mg、169μmol)から、標題化合物(21.4mg、7.77%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES+(m/z):491.2 [(M+H)+]。
実施例78
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8−エンド)−[5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、145℃で30分間、1,4−ジオキサン(3.5ml)中、キサントホス(49mg、84.6μmol)の存在下、Pd(dba)3.CHCl(43.8mg、42.3μmol)を用いて、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(200mg、529 mol)(実施例74からの中間体3)、(8−エンド)−8−アミノ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(CAS登録番号:1330763−51−3)(144mg、635 mol)及びナトリウム tert−ブトキシド(102mg、1.06mmol)から、標題化合物を調製した。該化合物(211mg、収率76.2%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):524.2 [(M+H)
工程2
N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42、工程2と同様にして、ジクロロメタン(3ml)中のTFA(457mg、4.01mmol)を用いて、脱保護により、(8−エンド)−[5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸tert−ブチル(210mg、401μmol)から、標題化合物(164.2mg、96.7%)を淡褐色の固体として調製した。MS ES+(m/z):424.2 [(M+H)]。
工程3
N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例42、工程3と同様にして、N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(100mg、236μmol)、DMF(2.5ml)中の5−ヨード−3−メチルイソオキサゾール(59.2mg、283μmol)、ヨウ化銅(I)(4.5mg、23.6μmol)、リン酸三カリウム(100mg、472μmol)及びN,N−ジエチルサリチルアミド(13.7mg、70.9μmol)から、標題化合物(2.1mg、1.76%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):505.2 [(M+H)]。
実施例79
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(80mg、220μmol)(実施例71の中間体3)、(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(50.3mg、242μmol)(実施例49の中間体2)及びナトリウム tert−ブトキシド(42.2mg、440μmol)を、1,4−ジオキサン(2.5ml)に加え、超音波浴中、アルゴンで脱気した。次に、ジブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)ジパラジウム(I)(17.1mg、22μmol)を加え、反応混合物を超音波浴中、アルゴンで脱気した。バイアルを密閉し、2時間、110℃まで加熱した。TLC及びLC/MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を、飽和NaHCO(10ml)及びDCM(3×10ml)で抽出した。有機相をMgSOで乾燥し、次に、減圧下で除去した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、勾配:ヘプタン中 0%〜80% EtOAc)で精製して、標題化合物(45.5mg、収率42%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):492.3 [(M+H)+]。
実施例80
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1
(8 エンド)−[5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル
Figure 0006872550

実施例46、工程1と同様にして、EtOH(1.5ml)中の重炭酸ナトリウム(13.3mg、158μmol)を用いて、N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−5−(トリフルオロメチル)−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(61mg、144μmol)(実施例78、工程2において調製)及び臭化シアン(16.8mg、158μmol)から標題化合物を調製して、所望の生成物(59.1mg、収率91.6%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):449.2 [(M+H)+]。
工程2
N−[(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例46、工程2と同様にして、エタノール(1.35ml)中の(8 エンド)−[5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イル]アミノ]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニトリル(56mg、125mmol)、N−ヒドロキシアセトアミジン(11.1mg、150μmol)、塩化亜鉛(20.4mg、150μmol)から、標題化合物(56mg、収率89%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):506.2 [(M+H)+]。
実施例81
N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例79と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム tert−ブトキシド(15.6mg、163μmol)及びジブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)ジパラジウム(I)(6.17mg、7.94μmol)の存在下、2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(実施例75、工程2の鏡像異性体A)(30mg、79.4μmol)及び(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(実施例49の中間体2)(18.2mg、87.3μmol)から、標題化合物(20.4mg、50.9%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):506.2 [(M+H)]。
実施例82
N−[(8 エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8 エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8−エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

4−ブロモ−1−メチル−ピラゾール(1.28g、7.95mmol)、N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(0.45g、1.98mmol)(国際公開第2012/116965号に記載)及びNaOtBu(572.64mg、5.96mmol)のトルエン(15ml)中溶液を、アルゴンで脱気した。Brett−phos palladacycle(635.3mg、0.795mmol)を、アルゴン下で加えた。反応混合物を、マイクロ波オーブン中で、100℃で45分間加熱した。得られた粗物質をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中 30%酢酸エチルを用いる)で精製して、所望の化合物(42mg、収率12.31%)を黄色の固体として得た。ES(m/z):307.1 [(M+H)]。
工程2
(8 エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

ジクロロメタン中のN−[(8−エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(42mg、137umol)を、TLCが反応の完了を示すまでTFA(0.6ml)と共に25℃で7時間撹拌した。次に、溶媒を減圧下でエバポレートし、トルエンを加え、そして、数回エバポレートした。残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離剤としてジクロロメタン中 2% MeOHを用いる)で精製して、所望の化合物(28.3mg、91.8%)を褐色の固体として得た。ES(m/z):207.1 [(M+H)]。
最終カップリング工程3
N−[(8−エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、82.4μmol)(実施例72の中間体2)及び(8−エンド)−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(20.4mg、98.9μmol)から、標題化合物(12.3mg、30.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):490.2 [(M+H)+]
実施例83
8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(20mg、54.9μmol)(実施例71の中間体3)及び(8−エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(17.9mg、65.9μmol)(実施例62の中間体2)から、標題化合物(15.1mg、収率49.6%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):555.2 [(M+H)
実施例83の合成について記載した手順により、更なる誘導体を、それぞれの中間体2及び中間体3から、Buchwaldカップリングにより合成している。それらは、表9の実施例84〜91を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550

Figure 0006872550

Figure 0006872550
実施例92
N−[(8−エンド)−3−ピリミジン−4−イル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

アルゴン下、N−[8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(30mg、73.3μmol)(実施例77、工程2の中間体)のエタノール(1ml)中の淡黄色の溶液に、トリエチルアミン(29.7mg、293μmol)、続いて、4−クロロピリミジン塩酸塩(16.6mg、110μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、反応混合物を10℃で一晩撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、DCM中 0%〜10% MeOH)で精製して、標題化合物(32.9mg、収率92.1%)を白色の粉末として得た。MS ES(m/z):488..2 [(M+H)
実施例93
N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

アルゴン下、N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(30mg、73.3μmol)(実施例77、工程2の中間体)のエタノール(1ml)中の淡黄色の溶液に、トリエチルアミン(29.7mg、293μmol)、続いて、4−クロロ−5−フルオロ−2−メチルピリミジン(16.1mg、110μmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、反応混合物を100℃で一晩撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を減圧下で濃縮し、該物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で2回精製して、標題化合物(25.5mg、収率67%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):520.2 [(M+H)+]
実施例94
N−[(8−エンド−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

N−[(8 エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(250mg、1.1mmol)、(CAS登録番号:1330763−51−3)のDMF(5ml)中の淡黄色の溶液に、KCO(458mg、3.31mmol)、続いて、4−ヨード−6−メトキシピリミジン(391mg、1.66mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、反応混合物を100℃で一晩撹拌した。LC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(20mL)で希釈し、DCM(3×25mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、25g、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で精製して、標題化合物(315mg、収率85.3%)を白色の粉末として得た。MS ES+(m/z):335..2 [(M+H)+]
工程2
(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

アルゴン下、N−[(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(330mg、987μmol)(CAS登録番号:1330763−51−3)のDCM(5ml)中の淡黄色の溶液に、TFA(1.13g、760μl、9.87mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を飽和NaHCO(20mL)でクエンチし、DCM(3×20mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(222mg、収率96%)を淡褐色の固体として得た。MS ES+(m/z):235.2 [(M+H)+]
最終カップリング工程3
N−[(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHCl3を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、82.4μmol)(実施例71の中間体3)及び(8−エンド)−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(23.2mg、98.9μmol)から、標題化合物(34.8mg、収率81.6%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):518.2 [(M+H)+]
実施例95
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8−エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)(CAS登録番号:1330763−51−3)のNMP(2ml)中の淡黄色の溶液に、アルゴン下で、DIPEA(228mg、309μl、1.77mmol)、続いて、2,4−ジクロロ−6−メチルピリジン(215mg、1.33mmol)を加えた。バイアルをアルゴン下で密閉し、反応混合物を150℃で一晩撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(15mL)で希釈し、EtOAc(2×15mL)で抽出した。有機層を飽和NaCl(1×15mL)で逆抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(113mg、321μmol、収率36.3%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):352.2 [(M+H)+]
工程2
(8−エンド−)−3−(2−クロロ−6−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(110mg、313μmol)のDCM(1.5ml)中の淡黄色の溶液に、HCl 37%(185mg、154μl、1.88mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物を飽和NaHCO(10mL)でクエンチし、DCM(6×15mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(75mg、収率95.3%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):252.2 [(M+H)+]
最終カップリング工程3
N−[8−エンド−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホス(7.63mg、13.2μmol)の存在下、Pd(dba)3.CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、82.4μmol)(実施例71の中間体3)、(8−エンド)−3−(2−クロロ−6−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(24.9mg、98.9μmol)から、標題化合物(7.1mg、収率16.1%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):535.2 [(M+H)+]
実施例96
N−[(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

アルゴン下、4,6−ジフルオロピリミジン(154mg、1.33mmol)のエタノール(10ml)中溶液に、N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)(CAS登録番号:1330763−51−3)、続いて、トリエチルアミン(358mg、493μl、3.53mmol)を加えた。反応混合物を100℃で一晩撹拌した。TLCは、反応が完了したことを示した。粗反応混合物を減圧下で濃縮し、次に、HO(10ml)及びDCM(3×20ml)で抽出した 粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、24g、ヘプタン中 0%〜70% EtOAc)で精製して、標題化合物(247.3mg、収率86.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):323.2 [(M+H)+]
工程2
(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(239.5mg、743μmol)のDCM(4.0ml)中の淡黄色の溶液に、HCl 37%(439mg、366μl、4.46mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間かけて撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。次に、反応物をNaOH(32%)でクエンチし、pH 10にした。混合物をHO(5mL)で希釈し、DCM(7×15mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(148.4mg、収率89.9%)を白色の粉末として得た。MS ES+(m/z):223.2 [(M+H)+]
最終カップリング工程3
N−[8−エンド−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド(15.8mg、165μmol)及びキサントホス(7.63mg、13.2μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(6.82mg、6.59μmo)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、82.4μmol)(実施例71の中間体3)、((8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(20.1mg、90.6μmol)から、標題化合物(31.9mg、収率76.6%)を黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):506.3 [(M+H)+]
実施例97
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体2
(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550
工程1
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(200mg、884μmol)(CAS登録番号:1330763−51−3)のNMP(3.33ml)中溶液に、DIPEA(228mg、309μl、1.77mmol)、続いて、2,4−ジクロロ−5−フルオロピリジン(176mg、1.06mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで2分間脱気した。バイアルをアルゴン下で密閉し、暗赤色の反応混合物を150℃で一晩撹拌した。TLCは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(20ml)に加え、EtOAc(3×50ml)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、12g、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で精製して、標題化合物(253.8mg、713μmol、収率80.7%)をオフホワイトの粉末として得た。MS ES+(m/z):356.2 [(M+H)
工程2
(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン
Figure 0006872550

N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(243.3mg、684μmol)のDCM(3.4ml)中の淡黄色の溶液に、HCl 37%(404mg、337μl、4.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間かけて撹拌した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。RMをNaOH(32%)でクエンチし、pH 10にした。次に、それをHO(5mL)で希釈し、DCM(7×15mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(167.7mg、収率95.9%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):256.1 [(M+H)+]
最終カップリング工程3
N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、Pd(dba).CHClを用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、82.4μmol)(実施例71の中間体3)、(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(23.2mg、90.6μmol)(20.1mg、90.6μmol)から、標題化合物(21.3mg、収率48%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):539.3 [(M+H)+]。
実施例98
5−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

実施例3、中間体3、工程1と同様にして、6−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール(2g、13mmol)、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(2.72g、1.28ml、13mmol)及び塩基としてKCO(3.59g、26mmol)から、標題化合物(3.06g、48.3%)を黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):237.1 [(M+H)]。
工程2
6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例3、中間体3、工程2と同様にして、6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(1.48g、6.27mmol)から、標題化合物(0.273g、21.1%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):207.1 [(M+H)]。
工程3
N−[[6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(1.54g、7.47mmol)、エトキシカルボニルイソチオシアナート(2.02g、14.9mmol)から、標題化合物(1.94g、77%)を黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):338.0 [(M+H)]。
工程4
5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、N−[[6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(1.94g、5.75mmol) ヒドロキシルアミン塩酸塩(2.06g、28.8mmol)及びヒューニッヒ塩基(2.23g、17.3mmol)から、標題化合物(1.18g、83.3%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):247.1 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(200mg、812 mol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(209mg、83%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):311.9 [(M+H)
最終カップリング工程6
5−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド(27mg、281μmol)及びキサントホス(12.4mg、13.2μmol)の存在下、(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、134μmol)(実施例1、中間体2)、Pd(dba).CHCl(11.1mg、21.4μmol)を用いて、2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(41.5mg、134μmol)から、標題化合物(26mg、収率42.9%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)+]
実施例99
5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、(8−エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(45mg、166μmol)(実施例62の中間体2)、Pd(dba).CHCl3を用いて、2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(51.4mg、166μmol)(実施例98の中間体3)から、標題化合物(40mg、収率48.2%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):501.2 [(M+H)
実施例100
5−メチル−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン
Figure 0006872550

実施例3、中間体3、工程1と同様にして、6−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール(2g、13mmol)、1 1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−3−ヨードプロパン(5.06g、2.48ml、19.5mmol)及び塩基としてKCO(3.59g、26mmol)から、標題化合物(3.71g、21.2%)を黄色の油状物として調製した。MS ES+(m/z):237.1 [(M+H)]。
工程2
6−メチル−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程2と同様にして、6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン(200mg、699μmol)から、標題化合物(0.146g、81.5%)を淡褐色の固体として調製した。MS ES+(m/z):257.1 [(M+H)]。
工程3
N−[[6−メチル−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバマート
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、6−メチル−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−アミン(1.05g、4.1mmol)、エトキシカルボニルイソチオシアナート(1.11g、8.2mmol)から、標題化合物(1.59g、93.2%)を黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):388.1 [(M+H)]。
工程4
5−メチル−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、N−[[6−メチル−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(1.48g、3.82mmol) ヒドロキシルアミン塩酸塩(1.37g、19.1mmol)及びヒューニッヒ塩基(1.48g、11.5mmol)から、標題化合物(1.04g、91.9%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):397.1 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、5−メチル−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(300mg、1.01mmol))、亜硝酸tert−ブチル(174mg、1.52mmol)及び臭化銅(II)(343mg、1.52mmol)から、標題化合物(343mg、94%)を黄色の油状物として調製した。MS ES+(m/z):362 [(M+H)
最終カップリング工程6
5−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
実施例79と同様にして、Buchwaldカップリングにより、(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(50mg、240μmol)(実施例79、中間体2)、2−ブロモ−5−メチル−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(86.4mg、240μmol)、ジブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)ジパラジウム(I)(18.7mg、24μmol)及び塩基としてナトリウム tert−ブトキシド(47.3mg、492μmol)から、標題化合物(25mg、21.4%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):488.3 [(M+H)+]。
実施例101
6−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−6−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
5−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

実施例3、中間体3、工程1と同様にして、5−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール(1.5g、9.44mmol)、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(1.98g、9.44mmol)及び塩基としてK2CO3(2.61g、18.9mmol)から、標題化合物(1.23g、55.2%)を固体として調製した。MS ES+(m/z):237.1 [(M+H)]。
工程2
5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例3、中間体3、工程2と同様にして、5−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(1.23g、6.27mmol)から、標題化合物(1.07g、93.1%)を淡褐色の固体として調製した。MS ES+(m/z):207.1 [(M+H)]。
工程3
N−[[5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程3と同様にして、5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(1g、4.85mmol)、エトキシカルボニルイソチオシアナート(1.31g、9.7mmol)から、標題化合物(1.52g、92.9%)を黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):338.1 [(M+H)]。
工程4
6−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、N−[[5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(1.52g、4.51mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1.61g、22.5mmol)及びヒューニッヒ塩基(1.75g、13.5mmol)から、標題化合物(0.943g、85%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):247.1 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−6−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、6−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(200mg、812 mol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(204mg、81%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):312.0 [(M+H)
最終カップリング工程6
6−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド(31.5mg、328μmol)及びキサントホス(14.4mg、25μmol)の存在下、2−ブロモ−6−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(48.4mg、156μmol)、Pd(dba).CHCl(12.9mg、12.5μmol)を用いて、(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(35mg、156μmol)(実施例1の中間体2)から、標題化合物(40mg、収率48.2%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):454.2 [(M+H)+]
実施例102
6−フルオロ−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−6−フルオロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
N−[(5−フルオロ−3−メトキシ−2−ピリジル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例4、中間体3、工程1と同様にして、5−フルオロ−3−メトキシピリジン−2−アミン(496mg、3.49mmol)、エトキシカルボニルイソチオシアナート(0.458g、3.49mmol)から、標題化合物(0.937g、98.3%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):3274.1[(M+H)]。
工程2
6−フルオロ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例4、中間体3、工程2と同様にして、N−[(5−フルオロ−3−メトキシ−2−ピリジル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(0.904g、3.31mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1.15g、16,5mmol)及びヒューニッヒ塩基(1.26g、9.73mmol)から、標題化合物(0.603g、78.4%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):183.1 [(M+H)
工程3
2−ブロモ−6−フルオロ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例4、中間体3、工程3と同様にして、6−フルオロ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(448mg、2.46mmol) 亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(605mg、82.2%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):248.0 [(M+H)
工程4
2−ブロモ−6−フルオロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール
Figure 0006872550

実施例4、中間体3、工程4と同様にして、ジクロロメタン(5ml、5mmol)中の2−ブロモ−6−フルオロ−8−メトキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(250mg、1.02mmol)及び1M BBrから、標題化合物(138.2mg、58.6%)を白色の粉末として調製した。MS ES+(m/z):233.9 [(M+H)
工程5
2−ブロモ−6−フルオロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例4、中間体3、工程5と同様にして、2−ブロモ−6−フルオロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−8−オール(100mg、431μmol)、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(136mg、63.7μl、647μmol)及び塩基としてKCO(119mg、862μmol)から、標題化合物(69.6mg、51.4%)を白色の粉末として調製した。
最終カップリング工程6
6−フルオロ−N−[(8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、ナトリウム t−ブトキシド及びキサントホスの存在下、2−ブロモ−6−フルオロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(21.1mg、67.2μmol)、Pd(dba).CHClを用いて、(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(15mg、67.2μmol)(実施例14の中間体2)から、標題化合物(9.1mg、収率29.7%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):457.2 [(M+H)+]
実施例103
6−クロロ−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
2−ブロモ−6−クロロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550
工程1
N−[(3−ブロモ−5−クロロ−2−ピリジル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程1と同様にして、3−ブロモ−5−クロロピリジン−2−アミン(2g、9.64mmol)及びエトキシカルボニルイソチオシアナート(1.33g、10.1mmol)から、標題化合物を淡褐色の固体として調製した。HRMS:339.93323 [(M+H)
工程2
8−ブロモ−6−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程2と同様にして、N−[(3−ブロモ−5−クロロ−2−ピリジル)カルバモチオイル]カルバミン酸エチル(3.1g、9.16mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(636mg、9.16mmol)及びヒューニッヒ塩基(1.18g、9.16mmol)から、標題化合物を淡黄色の固体として調製した。HRMS:248.93598 [(M+H)
工程3
6−クロロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程3と同様にして、8−ブロモ−6−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(150mg、606μmol)、2,2,2−トリフルオロエタノール(91mg、909μmol)、NaH(34.4mg、788μmol)、臭化銅(I)(869μg、6,06μmol)から、標題化合物(54mg、33.4%)を淡黄色の固体として調製した。HRMS:267.0256 [(M+H)
工程4
2−ブロモ−6−クロロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、6−クロロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(52mg、195μmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(48mg、74.5%)を白色の固体として調製した。HR−MS:331.92166 [(M+H)
最終カップリング工程5
6−クロロ−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例79と同様にして、Buchwaldカップリングにより、(8 エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(16.8mg、74.9μmol、当量:1)(実施例1、中間体2)、2−ブロモ−6−クロロ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(24.8mg、75μmol)、ジブロモビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)ジパラジウム(I)(5.82mg、7.49μmol)及び塩基としてナトリウム tert−ブトキシド(14.8mg、154μmol)から、標題化合物(35.5mg、44.2%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES+(m/z):474.1 [(M+H)+]。
実施例104
2−[2−[[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
Figure 0006872550
中間体3
工程1
6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

6−メチル−2−ニトロピリジン−3−オール(5g、32.4mmol)のDMF(60ml)中溶液に、KCO(8.97g、64.9mmol)を加え、反応混合物を90℃まで温め、1時間撹拌した。反応物を室温まで冷やし、その後、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(13.6g、6.4ml、64.9mmol)を加え、そして、混合物を密閉バイアル中、アルゴン下で2日間、125℃まで加熱した。TLC及びLC−MSは、反応が完了したことを示した。反応混合物をHO(75mL)で希釈し、水相をDCM(3×75mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で精製して、標題化合物(5.12g、21.7mmol、収率66.8%)を得た。MS ES+(m/z):237.0 [(M+H)+]。
工程2
6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ピリジン−2−イルアミン
Figure 0006872550

アルゴン下、機械式撹拌機を備えた四つ口フラスコ中で、6−メチル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(5.1g、21.6mmol)をエタノール(166ml)中に溶解し、塩酸(120g、99.7ml、821mmol)、続いて、鉄(7.24g、130mmol)を加えた。反応物を90℃まで温め、2時間撹拌した。有機溶媒を減圧下で除去した。残留物をジクロロメタン中に溶解し、飽和NaHCO水溶液を加えた。水相をDCM(3×100mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜100% EtOAc)で精製して、標題化合物(3.88g、18.8mmol、収率87.1%)を黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):207.1 [(M+H)+]。
工程3
N−(6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル)アセトアミド
Figure 0006872550

6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(3.8g、18.4mmol)のジクロロメタン(80ml)中溶液に、トリエチルアミン(2.8g、3.85ml、27.6mmol)、続いて、無水酢酸(3.76g、3.48ml、36.9mmol)を加えた。反応物を室温で一晩撹拌した。LC−MSは、出発物質が残っているために反応が未完了であることを示したので、完了に達するために、トリエチルアミン(1.4g、1.93ml、13.8mmol)及び無水酢酸(1.88g、1.74ml、18.4mmol)を加え、反応物を室温で更に24時間撹拌した。反応物をHO(150mL)の添加によりクエンチし、DCM(3×100mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(3.89g、15.7mmol、収率85%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):249.1 [(M+H)+]。
工程4
6−アミノ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボン酸メチル
Figure 0006872550
工程4A
6−アセトアミド−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸
Figure 0006872550

N−(6−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル)アセトアミド(3.9g、15.7mmol)の水(78ml)中懸濁液を、85℃まで温めた。リン酸二水素カリウム(4.28g、31.4mmol)を該溶液に加え、続いて、過マンガン酸ナトリウム一水和物(NaMgO)(7.54g、47.1mmol)を白色の懸濁液に少量ずつ加えた。添加後、反応物を85℃で1時間撹拌し、更に過マンガン酸ナトリウム一水和物(3.77g、23.6mmol)を少量ずつ加え、反応物を85°で1時間撹拌した。MnOを濾別し、水層をEtOAc(2×20mL)で抽出して不純物を除去した。水相を減圧下で濃縮し、高真空ポンプで一晩乾燥して、6−アセトアミド−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸を粗中間体として得た。MS ES+(m/z):279.1 [(M+H)+]。
工程4B:
6−アミノ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸メチル
Figure 0006872550

粗中間体の6−アセトアミド−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸を、メタノール中のHCl 3M(60g、50ml、150mmol)中に懸濁し、混合物を一晩還流した。粗反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM(3×100mL)を用いて飽和NaHCO(100mL)から抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(1.2g、4.8mmol、収率30.5%)を粗生成物として得た。MS ES+(m/z):251.1 [(M+H)+]。
工程5
6−(エトキシカルボニルカルバモチオイルアミノ)−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボン酸メチル
Figure 0006872550

6−アミノ−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸メチル(1.15g、4.6mmol)の1,4−ジオキサン(20ml)中の淡黄色の溶液に、エトキシカルボニルイソチオシアナート(904mg、815μl、6.9mmol)を加え、反応混合物を100℃で6時間かけて撹拌した。LC−MS及びTLCは、反応が完了したことを示した。粗反応混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(1.8g、4.72mmol、収率103%)を粗生成物として得た。MS ES+(m/z):382.1(100%)[(M+H)+]。
工程6
2−アミノ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸メチル
Figure 0006872550

6−(3−(エトキシカルボニル)チオウレイド)−5−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリン酸メチル(1.75g、4.59mmol)のMeOH(10ml)及びEtOH(10ml)中の黄色の懸濁液に、ヒューニッヒ塩基(1.78g、2.4ml、13.8mmol)及びヒドロキシルアミン塩酸塩(1.59g、22.9mmol)を室温で加えた。反応混合物を60℃に至るまで加熱し、そして、TLC及びLC/MSは、2時間後に反応が完了したことを示した。溶媒を減圧下で除去した。そして、残留物をHO(100mL)中に溶解し、DCMで抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0〜100%EtOAc)で精製して、標題化合物(832mg、収率62.5%)を白色の固体として得た MS ES+(m/z):291.1 [(M+H)+]。
工程7
2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸メチル
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程5と同様にして、事前に60℃まで加熱した、亜硝酸tert−ブチル(373mg、432μl、3.62mmol)及び臭化銅(II)(808mg、3.62mmol)の暗褐色のアセトニトリル(20ml)中溶液に、2−アミノ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸メチル(700mg、2.41mmol)を少量ずつ15分間で添加し、そして、反応混合物を75℃で2時間撹拌することにより、この実施例において標題化合物を調製した。HCl水溶液(1M、20ml)を加え、水相を分離し、そして、DCM(3×50mL)で抽出した。反応混合物を1M HCl(20ml)でクエンチし、HO(25ml)で希釈し、そして、DCM(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で精製して、標題化合物(752mg、収率88%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):356.1 [(M+H)
工程8
2−[2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
Figure 0006872550

メチルマグネシウムブロミド溶液(2.82ml、8.47mmol)を、−30℃で、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸メチル(750mg、2.12mmol)のTHF(25ml)中の無色の溶液に滴下して加え、反応混合物を−30℃で1時間撹拌し、0℃まで放温し、そして、反応を完了させるためにこの温度で1時間撹拌した。飽和NHCl水溶液(25mL)をゆっくり加え、続いて、水(25ml)を加えた。水相をDCM(3×50mL)で抽出し、合わせた有機層をMgSOで乾燥し、そして、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン中 0%〜60% EtOAc)で精製して、標題化合物(511mg、収率68.1%)を得た。MS ES+(m/z):356.1 [(M+H)
最終カップリング
2−[2−[[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間加熱して、ナトリウム tert−ブトキシド(14.7mg、152μmol)及びキサントホス(7.06mg、12.2μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(6.31mg、6.1μmol)を用いて、2−(2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)プロパン−2−オール(27mg、76.2μmol)(既述の中間体3)及び中間体2(実施例50)の(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(20mg、91.5μmol)から、標題化合物(20mg、収率53.4%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):492.4 [(M+H)
実施例104と同様にして、幾つかの別の誘導体を、2−(2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)プロパン−2−オール(既述の中間体3)及び既に記載された中間体2を用いて、Buchwaldカップリングにより、合成している。それらは、表9における実施例105〜110を含む。
Figure 0006872550

Figure 0006872550

Figure 0006872550
実施例111
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
工程1
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程3と同様にして、8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(150mg、534μmol)(実施例71、工程2の生成物)及び2,2−ジフルオロエタノール(65.7mg、50.7μl、801μmol)から、標題化合物(124mg、439μmol、収率61.6%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES(m/z):283.1 [(M+H)]。
工程2
2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(120mg、425μmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(123.9mg、収率84.2%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):346.0 [(M+H)
最終カップリング工程3
8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、130℃で30分間加熱して、ナトリウム tert−ブトキシド(16.7mg、173μmol)及びキサントホス(8.03mg、13.9μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.18mg、6.94μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(既述の中間体3)(30mg、86.7μmol)及び中間体2(実施例50)の(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン((22.7mg、104μmol)から、標題化合物(32.8mg、67.8μmol、収率78.3%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):484.2 [(M+H)]。
実施例112
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、130℃で30分間加熱して、ナトリウム tert−ブトキシド(16.7mg、173μmol)及びキサントホス(8.03mg、13.9μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.18mg、6.94μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、86.7μmol)(既述の(実施例111での)中間体3)及び中間体2(実施例69)の(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(22.7mg、95.4μmol)から、標題化合物(21.6mg、収率49.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):503.2 [(M+H)]。
実施例113
8−(2−フルオロエトキシ)−N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
中間体3
工程1
8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例71、中間体3、工程3と同様にして、8−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(500mg、1.78mmol)(実施例71、工程2の生成物)及び2−フルオロエタノール(171mg、157μl、2.67mmol)から、標題化合物(230.5mg、873μmol、収率49%)をオフホワイトの固体として調製した。MS ES(m/z):265.1 [(M+H)]。
工程2
2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

実施例1、中間体3、工程4と同様にして、8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(230mg、871μmol)、亜硝酸tert−ブチル及び臭化銅(II)から、標題化合物(221.8mg、676μmol、収率78%)を白色の固体として調製した。MS ES+(m/z):330.0 [(M+H)]。
最終カップリング工程3
8−(2−フルオロエトキシ)−N−[(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間加熱して、ナトリウム tert−ブトキシド(17.6mg、183μmol)及びキサントホス(8.47mg、14.6μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.57mg、7.32μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、91.4μmol)(既述の中間体3)及び中間体2(実施例50)の(8 エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(24mg、110μmol)から、標題化合物(36.8mg、79.1μmol、収率86.5%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):466.3(100%)[(M+H)
実施例114
N−[(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間加熱して、ナトリウム tert−ブトキシド(17.6mg、183μmol)及びキサントホス(8.47mg、14.6μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.57mg、67.32μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(30mg、91.4μmol)(既述の(実施例113での)中間体3)及び中間体2(実施例69)の(8 エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(23.9mg、101μmol)から、標題化合物(20.7mg、42.7μmol、収率46.7%)を淡黄色の固体として調製した。MS ES+(m/z):485.3 [(M+H)]。
実施例115
2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(16.3mg、169μmol)及びキサントホス(7.84mg、13.6μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.02mg、6.78μmol)を用いて、2−[2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール(30mg、84.7μmol)(実施例104に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(23.9mg、102μmol)(実施例70に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(43mg、85μmol、収率63.4%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):509.2 [(M+H)+]。
実施例116
2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で20分間、ナトリウム tert−ブトキシド(16.3mg、169μmol)及びキサントホス(7.84mg、13.6μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(7.02mg、6.78μmol)を用いて、2−[2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール(30mg、84.7μmol)(実施例104に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(22.5mg、102μmol)(実施例90に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(41.9mg、84.7μmol、収率62.3%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):495.4 [(M+H)+]。
実施例117
5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550
工程1:6−ブロモ−2−ニトロ−ピリジン−3−オール
Figure 0006872550

2−ニトロピリジン−3−オール(15g、104mmol)のDMF(189mL)中溶液を0℃まで冷却し、次に、N−ブロモスクシンイミド(24g、135mmol)を25分間かけて徐々に加えた。該溶液を0℃で更に15分間撹拌し、次に、混合物を室温まで放温し、そして、一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、100% CHClを用いてカラムクロマトグラフィーで精製して、6−ブロモ−2−ニトロ−ピリジン−3−オール(13.67g、56.2mmol、収率54.1%)を黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):219.1 [(M+H)+]。
工程2:6−ブロモ−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

0℃の6−ブロモ−2−ニトロ−ピリジン−3−オール(11.9g、48.9mmol)のDMF(256mL)中の黄色の溶液に、KCO(10.1g、73.4mmol)を加えた。次に、トリフルオロメタンスルホン酸 2,2,2−トリフルオロエチル(17.6g、10.9ml、73.4mmol)を滴下して加え、反応混合物を室温まで放温し、一晩撹拌した。反応混合物を減圧下(HV)で濃縮し、EtOAcで希釈し、そして、水及び1M NaOHで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。(Hept:EtOAc 2:1〜1:1)を用いるカラムクロマトグラフィーで、6−ブロモ−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(13.71g、45.5mmol、収率93.1%)を黄色の油状物として得た。
工程3:6−シクロプロピル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン
Figure 0006872550

アルゴン下、密閉管中で、6−ブロモ−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(1.00g、3.32mmol)を、トルエン(11.7mL)及び水(1.17mL)中に溶解した。シクロプロピルボロン酸(514mg、5.98mmol)、リン酸三カリウム(potassium phosphate tribasic)(1.41g、6.64mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(93.2mg、332μmol)及び酢酸パラジウム(II)(37.3mg、166μmol)を加え、得られた反応混合物を100℃で一晩撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水で2回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 100:0〜70:30)で、6−シクロプロピル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(801mg、3.06mmol、収率92%)を淡褐色の油状物として得た。MS ES+(m/z):263.1 [(M+H)+]。
工程4:6−シクロプロピル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

6−シクロプロピル−2−ニトロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン(7.5g、28.6mmol)のエタノール(150mL)中溶液に、Fe粉末(6.5g、116mmol)及び酢酸(76mL)を加えた。反応混合物を80℃で5時間撹拌し、次に、減圧下で濃縮した。残留物をEtOAc及び水で希釈し、固体のNaOH及び1M NaOHを用いてpH 9まで塩基性化し、そして、celiteに通して濾過した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 2:1)により、6−シクロプロピル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(6.28g、27mmol、収率94.5%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):233.1 [(M+H)+]。
工程5:N−[[6−シクロプロピル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジル]カルバモチオイル]カルバミン酸エチル
Figure 0006872550

6−シクロプロピル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−アミン(6.28g、27mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)中溶液に、エトキシカルボニルイソチオシアナート(3.84g、3.46ml、28.4mmol)を加え、反応混合物を室温で75分間撹拌した。得られた沈殿物(6.34g)を濾過により集め、濾液を減圧下で濃縮し、そして、カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 90:10〜50:50)で精製して、別の生成物(2.9g)を得た。更なる精製は必要なかった(9.24g、収率94%)。MS ES+(m/z):364.2 [(M+H)+]。
工程6:5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

N−[[6−シクロプロピル−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]カルバモチオイル]−カルバミン酸エチル(6.34g、17.4mmol)とヒドロキシルアミン塩酸塩(6.12g、87.2mmol)のEtOH(52mL)及びMeOH(52mL)中混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.77g、9.06mL、52.3mmol)を加えた。反応混合物を70℃で45分間撹拌し、減圧下で濃縮し、EtOAc中に希釈し、そして、水で洗浄した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 1:1〜1:2)で、5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(4.41g、16.2mmol、収率92.8%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):273.2 [(M+H)+]。
工程7:2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン
Figure 0006872550

臭化銅(5.54g、24.3mmol)及び亜硝酸tert−ブチル(2.78g、3.21ml、24.3mmol)のCHCN(80mL)中溶液に、5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン(4.41g、16.2mmol)のCHCN(20mL)中溶液を60℃で加えた。反応混合物を75℃で5分間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈し、そして、水で洗浄した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 6:1〜4:1)で、2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(4.81g、14.3mmol、収率88.3%)を無色の油状物として得た。MS ES+(m/z):336.1 [(M+H)+]。
工程8:5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(700mg、2.08mmol)、(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(500mg、2.29mmol)(実施例50に記載された調製物)及びナトリウム tert−ブトキシド(801mg、8.33mmol)をMeTHF(83mL)中に合わせ、アルゴンでフラッシュし、次に、続いて、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(26.5mg、62.5μmol)及びトリス(ジベンジリデン−アセトン)ジパラジウム(0)(28.6mg、31.2μmol)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌した。反応混合物を水及びEtOAcで希釈し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(Hept:EtOAc 40:60〜0:100)で、標題化合物の5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)[1,2,4]トリアゾロ−[1,5−a]ピリジン−2−アミン(633mg、1.34mmol、収率64.2%)を淡黄色の泡状物として得た。MS ES+(m/z):474.3 [(M+H)+]。
実施例118
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(59.2mg、616μmol)及びキサントホス(27.1mg、46.9μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(24.3mg、23.5μmol)を用いて、2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(98mg、293μmol)(実施例117に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(70mg、293μmol)(本明細書中に後述される調製物)から、標題化合物を調製した。それ(44mg、89μmol、収率30%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):494.3 [(M+H)+]。
(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンの調製
Figure 0006872550
第1工程:トリエチルアミン(1.25g、12.4mmol)と共に、N−[(1R,5S,8s)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(700mg、3.09mmol)、3,5−ジクロロピリダジン(691mg、4.64mmol)のエタノール(42mL)中溶液を、85℃で3時間、次に、室温で60時間撹拌した。反応混合物をHO(30mL)で希釈し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル 20g、溶離剤 ヘプタン中 0%〜70% EtOAc)で精製して、N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(923mg、88%)を得た。MS ES+(m/z):339.2 [(M+H)+]。
第2工程:N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ−[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(923mg、2.72mmol)のCHCl中溶液に、HCl 37%水溶液(1.61g、16.3mmol)を加えた。飽和NaHCO及びDCMを用いて抽出した後に、標題化合物(651mg、収率100%)を褐色の固体として得た MS ES+(m/z):239.1 [(M+H)]。
実施例119
5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(34.5mg、359μmol)及びキサントホス(15.8mg、27.3μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(14.1mg、13.7μmol)を用いて、2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(57mg、171μmol)(実施例117に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(40mg、171μmol)(本明細書中に後述される調製物)から、標題化合物を調製した。それ(47mg、96μmol、収率56%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):490.3 [(M+H)+]。
(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミンの調製
Figure 0006872550
工程1:N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(4.314g、12.1mmol)(実施例118の物質)を、部分的にメタノール(150mL)中に溶解した。バイアルをアルゴンでフラッシュした。ナトリウムメトキシド溶液(メタノール中 25%)(7.94g、8.4ml、36.7mmol)を滴下して加え、バイアルをアルゴンで再びフラッシュし、密閉した。反応混合物を85℃で一晩撹拌した。LC/MSは、まだ出発物質であることを示した。反応混合物を室温まで冷やした。ナトリウムメトキシド溶液(メタノール中 25%)(2.65g、2.8ml、12.2mmol)を加え、反応混合物を85℃で更に6日間撹拌した。反応混合物を室温まで冷やし、次に、ISOLUTE HM−N上に吸着させ、そして、ヘプタン中 EtOAc(0〜100%)を用いるシリカゲル(120g)上のクロマトグラフィーに付した。生成物を含有している全ての画分を合わせ、濃縮して、N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(2.423g、7.25mmol、収率59.9%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):335.2 [(M+H)+]。
工程2:N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カルバミン酸tert−ブチル(500mg、1.5mmol)及びTFA(3.4g、2.3mL、29.9mmol)をCHCl(10mL)中に合わせた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を高減圧下でエバポレートし、CHCl中に再溶解し、そして、飽和KCO水溶液で1回洗浄した。水層をCHClで2回抽出した。水相をMeOH:DCM(5%)で更に6回抽出した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下でエバポレートして、(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(338mg、1.44mmol、収率96.5%)をオフホワイトの固体として得た。MS ES+(m/z):235.2 [(M+H)+]。
実施例120
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、110℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(48.3mg、503μmol)及びキサントホス(23.3mg、40.2μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(20.8mg、20.1μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(91mg、251μmol)(実施例71に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(60mg、251μmol)(実施例118に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(41mg、78μmol、収率31%)を淡黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):522.2 [(M+H)+]。
実施例121
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(33.8mg、352μmol)及びキサントホス(15.5mg、26.8μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(13.9mg、13.4μmol)を用いて、2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(56mg、168μmol)(実施例117に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(40mg、168μmol)(実施例61に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(14mg、28μmol、収率16%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):494.2 [(M+H)+]。
実施例122
N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、110℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(24.6mg、256μmol)及びキサントホス(11.9mg、20.5μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(10.6mg、10.2μmol)を用いて、2−ブロモ−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(46mg、128μmol)(実施例71に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(30mg、128μmol)(実施例119に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(33mg、64μmol、収率50%)を白色の固体として得た。MS ES+(m/z):518.3 [(M+H)+]。
実施例123
N−[(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
Figure 0006872550

実施例1と同様にして、Buchwaldカップリングにより、マイクロ波中、120℃で30分間、ナトリウム tert−ブトキシド(38.2mg、398μmol)及びキサントホス(17.5mg、30.3μmol)の存在下、Pd(dba).CHCl(15.7mg、15.1μmol)を用いて、2−ブロモ−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(63mg、189μmol)(実施例117に記載された調製物)及び(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−アミン(45mg、189μmol)(実施例69に記載された調製物)から、標題化合物を調製した。それ(43mg、87μmol、収率46%)を黄色の固体として得た。MS ES+(m/z):493.3 [(M+H)+]。

Claims (28)


  1. Figure 0006872550

    (式中、
    HetArは、N、S又はOから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含有する5員又は6員のヘタリール基であり;
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル若しくはハロゲンから選択される1個若しくは2個の置換基によって置換されている−CH−C3−6−シクロアルキルであるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよく;
    Yは、CH又はNである)
    で示される化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  2. 式I−1
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  3. N−(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R/S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−N[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[2,2−ジフルオロシクロプロピル]メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−((3,3−ジフルオロシクロペンチル)メトキシ)−N−[(8エンド)3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    5−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    6−メチル−N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    6−クロロ−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項2記載の式I−1で示される化合物。
  4. 式I−2
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  5. N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−((8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(トリフルオロメトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[(4,4−ジフルオロシクロへキシル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[(3,3−ジフルオロシクロブチル)メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[2,2−ジフルオロシクロプロピル]メトキシ]−N[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[3,3−ジフルオロシクロペンチル]メトキシ]−N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)(3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    8−((1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−((2S又は2R)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[[1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    6−フルオロ−N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソチアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項4記載の式I−2で示される化合物。
  6. 式I−3
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  7. N−[(8エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[8エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    N−[8エンド−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項6記載の式I−3で示される化合物。
  8. 式I−4
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  9. N−[(8エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[8−エンド−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    N−[(8−エンド)−3−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1S又は1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項8記載の式I−4で示される化合物。
  10. 式I−5
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  11. N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(2R又は2S)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル]オキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[[1(トリフルオロメチル)シクロプロピル]メトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項10記載の式I−5で示される化合物。
  12. 式I−6
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  13. N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−[(Z)−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エノキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−8−[(1R又は1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    5−メチル−N−[8−エンド−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項12記載の式I−6で示される化合物。
  14. 式I−7
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNである)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  15. N−[(8エンド)−3−(1−メチルピラゾール−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項14記載の式I−7で示される化合物。
  16. 式I−8
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNであり;
    nは、1又は2である)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  17. N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−[(8エンド)−3−[6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−ピリミジン−4−イル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチル−ピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[8−エンド−3−(6−メトキシピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(6−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    2−[2−[[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロ−6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−(2−フルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メチルピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリミジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項16記載の式I−8で示される化合物。
  18. 式I−9
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNであり;
    nは、1又は2である)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  19. 8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−[1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ]−N−[(8エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メトキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−[(8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−((8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−8−((1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)オキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−N−((8エンド)−3−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピラジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチルピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    5−(トリフルオロメチル)−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エトキシ)−N−[8−エンド−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−クロロ−6−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8−エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    5−メチル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−N−[(8−エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    2−[8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−[[(8エンド)−3−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル]−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(8エンド)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(8エンド)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2−フルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(5−フルオロ−2−メチル−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール
    2−[2−[[(1R,5S,8s)−3−(3−フルオロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]アミノ]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル]プロパン−2−オール、又は
    N−[(1R,5S,8s)−3−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項18記載の式I−9で示される化合物。
  20. 式I−10
    Figure 0006872550

    (式中、
    は、水素、低級アルキル、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、ハロゲン、又は低級アルコキシであり;
    は、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、以下
    Figure 0006872550

    であるか、又はハロゲンによって置換されている低級アルケニルであり;
    は、水素、ハロゲンによって置換されている低級アルキル、低級アルキル、ハロゲン、C3−6−シクロアルキル、又はヒドロキシによって置換されている低級アルキルであり;
    Yは、CH又はNであり;
    nは、1又は2であり;n=2の場合には、Rは、互いに独立していてもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、或いはその薬学的に活性な酸付加塩、ラセミ混合物、又はその対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体及び/若しくはその立体異性体。
  21. N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−5−シクロプロピル−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    5−シクロプロピル−N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    N−[(1R,5S,8s)−3−(6−クロロピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン、又は
    N−[(1R,5S,8s)−3−(6−メトキシピリダジン−4−イル)−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]−8−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−アミン
    である請求項20記載の式I−10で示される化合物。
  22. 請求項1〜21のいずれか一項記載の式Iで示される化合物を調製するためのプロセスであって、
    a)式
    Figure 0006872550

    で示される化合物を、式3
    Figure 0006872550

    で示される化合物と反応させて、式
    Figure 0006872550

    (式中、置換基は、請求項1に記載されるとおりの意味を有し、そして、Xは、ハロゲンである)
    で示される化合物にし、そして、
    所望により、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること、
    又は
    b)式
    Figure 0006872550

    で示される化合物を、式
    Figure 0006872550

    で示される化合物と反応させて、式
    Figure 0006872550

    (式中、基は、請求項1に記載されるとおりの意味を有する)
    で示される化合物にするか、若しくは
    所望により、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換すること
    を含む、プロセス。
  23. 請求項1〜21のいずれか一項に請求される1つ以上の化合物と、薬学的に許容し得る賦形剤とを含む医薬。
  24. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための請求項23記載の医薬。
  25. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための医薬を製造するための、請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物の使用。
  26. 治療活性物質として用いるための、請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物を有効成分として含む医薬組成物。
  27. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物を有効成分として含む医薬組成物。
  28. アルツハイマー病、脳アミロイド血管症、オランダ型の遺伝性アミロイド性脳出血(HCHWA−D)、多発脳梗塞性認知症、拳闘家認知症、又はダウン症候群を処置するための方法であって、有効量の請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物を含む医薬組成物を投与することを含む方法に用いられる請求項1〜21のいずれか一項記載の化合物を有効成分として含む医薬組成物。
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