JP6872394B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
(1)電車の定期券の変化
従来、多くの電車の定期券には磁気カードが使用されていた。この磁気カードは、磁石を近づけると磁石から生じる磁力により磁気カードの磁気が乱れ、最悪の場合、使用不能となることがあるため、磁力の生じるものと同一箇所に収容しておくことは困難であった。
しかし、近年の環境の変化に伴い、電車の定期券としてICカードが登場し、多くの人が磁気カードではなくICカードの定期券を使用するようになってきている。このICカードは、磁気カードに比べて、磁力の影響を受けにくいため、極めて強い磁気を持つものでなければ、ICカードに近づけたとしても、ICカードが備えるICチップを破壊することがなく、使用不能になることがない。そのため、ICカードは、磁気カードと異なり、磁力を備えた持ち物と同一箇所に容易に収容することができる。
従来、特定の販売店で使用されるポイントカードなどについても磁気カードが使用されていた。そのため、上記(1)と同様の問題が生じていた。
しかし、近年の環境の変化に伴い、ポイントカードなどについてもICカードが登場してきた。このICカードを用いたポイントカードなどは、このカードをかざすことでインターネットに記憶されたカード所有者の情報が取得可能であり、このポイントカード自体には情報が記憶されていない。また、近年では、インターネットを利用して携帯電話やスマートフォンなどの電子端末に表示された情報を提示するなどといったポイントカードの電子化が進み、ポイントカードを携帯しないことも可能となった。そのため、上記(1)と同様に、磁力を備えた持ち物を携帯することについての問題点が減少してきている。
そして、磁石を用いた筆記具については、以下に示す特許文献にその技術が開示されている。
(第1の発明)
本発明のうち第1の発明に係る筆記具1は、軸筒10の先端から出没する筆記先端を含むリフィル20を備えた筆記具1において、前記リフィル20の前後の移動に関与し、前記軸筒10の先端から前記筆記先端を出没させるためのボタン50を備え、前記軸筒10内には、前記軸筒10内で固定された磁束を持つ第1磁石60と、前記ボタン50の操作に伴い前後に摺動する磁束を持つ第2磁石61とを備え、前記第1磁石60及び前記第2磁石61の磁束密度が200mT以上であることを特徴とする。
第1の発明に係る筆記具1は、少なくとも軸筒10内に二つの磁石を用い、その磁石の磁束密度を200mT以上とすることで、二つの磁石の反発力を利用し、軸筒10の先端からリフィル20を出没可能な筆記具を得ることができる。
本発明のうち第2の発明に係る筆記具1は、先軸11と後軸13とを備えた軸筒10と、前記先軸11の先端から出没する筆記先端21を含むリフィル20とを備えた筆記具1において、前記後軸13の後端付近の内部に収容されるホルダー30と、前記後軸13と該後軸13に収容された前記ホルダー30とを貫通するように、長手方向に沿って形成された開口部(14、31)と、前記ホルダー30の内部に収容され、前記リフィル20の後端と連結するスライダー40と、前記リフィル20の前後の移動に関与し、前記開口部(14、31)を貫通して前記スライダー40にその一部が収容されるボタン50とを備え、前記ホルダー30の後端には、前記軸筒10の前後に極性を有する方向で第1磁石60が装着され、前記スライダー40の後端には、前記第1磁石60と同一の極性の方向であって、かつ、該第1磁石60と磁力が生じる位置に第2磁石61が装着され、前記筆記先端21が前記先軸11から突出していない状態から、前記ボタン50を前記スライダー40と共に前方に摺動させた後、前記第1磁石60と前記第2磁石61との反発によって前記スライダー40が前記ボタン50から解除され更に前記スライダー40が摺動し、前記第2磁石61が前記第1磁石60の前端面の位置で引き合うことで、前記先軸11から前記筆記先端21が突出することを特徴とする。
(1)筆記先端21が先軸11から突出していない状態(以下、「没入状態」とする。)では、第1磁石60と第2磁石61との間に生じる磁力により各々の磁石が引き合い、第2磁石61が開口部(14、31)の方向、即ち軸線の外周方向に移動しようとしているが、ボタン50の一部がスライダー40を開口部(14、31)と反対方向、即ち軸線の中心方向に押圧する力の方が磁力よりも強いため、第2磁石61が移動することがない。
本発明のうち第3の発明に係る筆記具1は、先軸11と後軸13とを備えた軸筒10と、前記先軸11の先端から出没する筆記先端21を含むリフィル20とを備えた筆記具1において、前記後軸13の後端付近の内部に収容されるホルダー30と、前記後軸13の外周面と内面とが貫通して長手方向に沿って形成された後軸開口部14と、前記ホルダー30を前記後軸開口部14と径方向の同一位置で貫通するように、長手方向に沿って形成されたホルダー開口部31と、前記ホルダー30の内部に収容され、前記リフィル20の後端と連結するスライダー40と、前記リフィル20の前後の移動に関与し、前記後軸開口部14及び前記ホルダー開口部31に一部が収容されると共に前記スライダー40に前記一部が収容されるボタン50とを備え、前記ボタン50は、前記後軸開口部14から外方に突出するボタン突出部51と、前記ボタン突出部51と連接するとともに前記後軸13の内部に収容され、かつ、前記ホルダー開口部31側の面に段部54を有するボタン胴部52と、前記ボタン胴部52と連接し、前記スライダー40に収容されるボタン挿入部53とを備え、前記ホルダー開口部31の後端縁は、前記後軸開口部14の後端縁よりも後方に位置し、前記スライダー40は、前記後軸開口部14及び前記ホルダー開口部31に対向する面に、前記ボタン挿入部53を前後に移動可能に収容するためのスライダー収容溝43が形成されており、前記ホルダー30の後端には、前記軸筒10の前後に極性を有する方向で第1磁石60が装着され、前記スライダー40の後端には、前記第1磁石60と同一の極性の方向であって、かつ、該第1磁石60と磁力が生じる位置に第2磁石61が装着され、前記筆記先端21が前記先軸11から突出していない状態では、前記ボタン胴部52の前記段部54が前記ホルダー開口部31の後端縁に当接し、前記ボタン挿入部53が前記スライダー収容溝43を前記後軸開口部14側と反対方向に押圧されることで、前記第1磁石60と前記第2磁石61とが離間し、前記ボタン突出部51を前方に摺動させるに伴い、前記ボタン胴部52の前記段部54と前記ホルダー開口部31の後端縁から離間されることで、前記ボタン挿入部53と前記スライダー収容溝43とが共に前方に摺動された後、該第2磁石61が該第1磁石60の前端面に位置することで、前記先軸11から前記筆記先端21が突出することを特徴とする。
(1)没入状態では、第1磁石60と第2磁石61との間に生じる磁力により各々の磁石が引き合い、第2磁石61が後軸開口部14の方向に移動しようとしているが、ボタン挿入部53がスライダー収容溝43を後軸開口部14と反対方向に押圧する力の方が磁力よりも強い。また、没入状態では、段部54がホルダー開口部31の後端縁に当接しており、ボタン胴部52が後軸開口部14の方向へ移動することを防止しているため、第2磁石61が移動することがない。
本発明に係る筆記具を没入状態から突出状態へと移動させた場合、使用者は、他のノック式の筆記具とは異なる心地よい動作感、及び新たな感覚を得ることができる。
すなわち、他のノック式の筆記具の没入状態から突出状態への移動は、筆記具をノックして軸筒内のリフィルと連結したノック部品を前進させた結果、ノック部品と他の部品とが係合することで突出状態を維持するという構成となっている。そして、このノック部品が他の部品と係合する過程は、一度他の部品をノック部材が所定の幅だけ前方に追い越した後、ノック部品が所定の幅だけ後進して係合することでノック部品が定位置に収まる、といったものである。そのため、ノック部品の摺動する長さよりも長いリフィルの出没距離を確保できるため、全長の短いノック式の筆記具を提供することができる。
本実施の形態に係る筆記具1は、図1に示すように、先軸11及び後軸13を備えた軸筒10と、先軸11の先端から突出する筆記先端21を含むリフィル20と、このリフィル20の前後の摺動に関与し、一部が後軸13から突出しているボタン50とを備えた外観を呈している。
また、図2に示すように、本実施の形態に係る筆記具1は、図1に示した構成に加えて、後軸13の後端付近の内部に収容されるホルダー30と、ホルダー30の内部に収容され、リフィル20の後端と連結するスライダー40と、軸筒10の前後に極性を有する方向でホルダー30の後端に装着される第1磁石60と、第1磁石60と同一の極性の方向であって、かつ、スライダー40の後端において第1磁石60と磁力が生じる位置に装着される第2磁石61とを備えている。
なお、本実施の形態に係る筆記具1は、ボールペンであるため、リフィル20はボールペンリフィル20であるが、リフィル20の種類はこれに限られない。すなわち、筆記具1をシャープペンシルとして、リフィル20をシャープペンシルリフィルとすることや筆記具1をマーキングペンとして、リフィル20をマーキングペンリフィルとする等も可能である。
先軸11は、図3(A)に示すように、その後端側から先端側にかけてテーパー状に形成された筒状の部品である。また、先軸11は、図3(B)に示すように、その後端に後軸13と固定するための先軸雄ネジ12が形成されている。
後軸13は、図4(A)に示すように、筒状の部品であって、その中央付近にボタン50が収容されるための後軸開口部14が形成されている。図4(B)に示す、後軸開口部14の開口の長さαは、後述するホルダー開口部31の開口の長さβ(図5(B)参照。)よりも小さくなっている。
また、後軸13は、図4(B)に示すように、その先端に先軸11と固定するための後軸雌ネジ15が形成されており、この後軸雌ネジ15と先軸雄ネジ12とを螺合することで、先軸11と後軸13とを固定することができる。
ホルダー30は、図5(A)に示すように、後軸13の後端付近の内部に収容される筒状の部品であって、その中央付近にボタン50が収容されるためのホルダー開口部31が形成されている。図5(B)に示す、ホルダー開口部31の開口の長さβは、前述の通り、後軸開口部14の開口の長さαよりも大きくなっており、ホルダー30が後軸13内に収容された際に、ホルダー開口部31の後端縁が後軸開口部14の後端縁よりも後方に位置するようになっている。
スライダー40は、図6(A)に示すように、リフィル20の後端と連結するスライダー挿入部42と、このスライダー挿入部42と連接しているスライダー胴部41と、このスライダー胴部41の中央付近に形成されており、ボタン50を前後に摺動可能に収容するスライダー収容溝43とを備えている。また、スライダー40は、図6(B)及び(C)に示すように、その後端に第2磁石61を装着するための空間として第2磁石収容部44を有している。そして、この第2磁石収容部44に第1磁石60と同一の極性の方向で第2磁石61が装着される。第1磁石60と第2磁石61とが装着された状態では、第1磁石60と第2磁石61とが磁力が生じる位置関係になっている。なお、第2磁石収容部44の上端縁の幅は、第2磁石61の径よりも小さく形成されているため、第2磁石61が磁力により第2磁石収容部44から外れることはない。
ボタン50は、図7(A)及び(B)に示すように、後軸開口部14から突出するボタン突出部51と、このボタン突出部51と連接するとともに後軸13の内部に収容され、かつ、ホルダー開口部31側の面に段部54を有するボタン胴部52と、このボタン胴部52と連接し、スライダー収容溝43に収容されるボタン挿入部53とを備えている。このとき、ボタン胴部52は、段部54を境に上段と下段との2段構造に形成されている。
第1磁石60及び第2磁石61は、長期に亘りノック機能を確保できる永久磁石が用いられ、特に筆記具という省スペースに収容する課題を解決することができる小型で強い磁力を得られるネオジム磁石を用いるのが望ましい。ネオジム磁石の材質は、N−30、N−35、N−40、N−50等が用いられ、その時の磁束密度は、少なくとも200mT以上、好ましくは300〜500mTである。200mT未満とすると十分なノック感が得られない。500mTより大きくするとノック操作を戻す際に非常に大きな操作荷重を必要とするので、ノック式筆記具として使用に適さない。なお磁束密度は磁力測定器(例えば日本電磁測器株式会社GV−400T)を用いて第1磁石60及び第2磁石61の表面の最大値を測定することで求めることができる。
また、本実施の形態では円柱形のネオジム磁石を第1磁石60及び第2磁石61として用い、第1磁石60を第1磁石収容部32に、第2磁石61を第2磁石収容部44に収容している。
以下、図8を用いて、本実施の形態に係る筆記具1が没入状態から突出状態へと推移する過程を説明する。
(1)図8(A)は、没入状態を示した図である。この没入状態では、第1磁石60と第2磁石61との間に生じる磁力により各々の磁石が引き合い、第2磁石61が後軸開口部14の方向(前方)に移動しようとしているが、ボタン挿入部53がスライダー収容溝43を後軸開口部14と反対方向(後方)に押圧する力の方が磁力よりも強くなっている。また、没入状態では、段部54がホルダー開口部31の後端縁に当接しており、ボタン胴部52が後軸開口部14の方向(前方)へ移動することを阻止している。そのため、第2磁石61が後軸開口部14の方向(前方)に移動することがなく、筆記先端21が先軸11から突出していない没入状態が維持されることとなっている。なお、段部54とホルダー開口部31の後端縁とは当接しなくても、第1磁石60と第2磁石61との間に生じる磁力により没入状態を維持することができる。
以下、図9を用いて、本実施の形態に係る筆記具1が突出状態から没入状態へと推移する過程を説明する。
(1)図9(A)は、突出状態からボタン50を後進させ始めた状態を示した図である。この状態においては、ボタン胴部52の下段とホルダー開口部31の後端縁との当接が解除されており、これに伴って第1磁石60と第2磁石61との当接も解除されている。
本実施の形態に係る筆記具1は、以上のように構成されているので、以下の効果を奏する。
本実施の形態に係る筆記具1を没入状態から突出状態へと推移させた場合、使用者は、他のノック式の筆記具とは異なる心地よい動作感、及び新たな感覚を得ることができる。
すなわち、他のノック式の筆記具の没入状態から突出状態への移動は、筆記具をノックして軸筒内のリフィルと連結したノック部品を前進させた結果、ノック部品と他の部品とが係合することで突出状態を維持するという構成となっている。そして、このノック部品が他の部品と係合する過程は、一度他の部品をノック部材が所定の幅だけ前方に追い越した後、ノック部品が所定の幅だけ後進して係合することでノック部品が定位置に収まる、といったものである。
10 軸筒 11 先軸
12 先軸雄ネジ 13 後軸
14 後軸開口部 15 後軸雌ネジ
20 リフィル 21 筆記先端
30 ホルダー 31 ホルダー開口部
32 第1磁石収容部
40 スライダー 41 スライダー胴部
42 スライダー挿入部 43 スライダー収容溝
44 第2磁石収容部
50 ボタン 51 ボタン突出部
52 ボタン胴部 53 ボタン挿入部
54 段部
60 第1磁石 61 第2磁石
Claims (2)
- 先軸と後軸とを備えた軸筒と、
前記先軸の先端から出没する筆記先端を含むリフィルとを備えた筆記具において、
前記後軸の後端付近の内部に収容されるホルダーと、
前記後軸と該後軸に収容された前記ホルダーとを貫通するように、長手方向に沿って形成された開口部と、
前記ホルダーの内部に収容され、前記リフィルの後端と連結するスライダーと、
前記リフィルの前後の移動に関与し、前記開口部を貫通して前記スライダーにその一部が収容されるボタンとを備え、
前記ホルダーの後端には、前記軸筒の前後に極性を有する方向で第1磁石が装着され、
前記スライダーの後端には、前記第1磁石と同一の極性の方向であって、かつ、該第1磁石と磁力が生じる位置に第2磁石が装着され、
前記筆記先端が前記先軸から突出していない状態から、前記ボタンを前記スライダーと共に前方に摺動させた後、前記第1磁石と前記第2磁石との反発によって前記スライダーが前記ボタンから解除され更に前記スライダーが摺動し、前記第2磁石が前記第1磁石の前端面の位置で引き合うことで、前記先軸から前記筆記先端が突出することを特徴とする筆記具。 - 先軸と後軸とを備えた軸筒と、
前記先軸の先端から出没する筆記先端を含むリフィルとを備えた筆記具において、
前記後軸の後端付近の内部に収容されるホルダーと、
前記後軸の外周面と内面とが貫通して長手方向に沿って形成された後軸開口部と、
前記ホルダーを前記後軸開口部と径方向の同一位置で貫通するように、長手方向に沿って形成されたホルダー開口部と、
前記ホルダーの内部に収容され、前記リフィルの後端と連結するスライダーと、
前記リフィルの前後の移動に関与し、前記後軸開口部及び前記ホルダー開口部に一部が収容されると共に前記スライダーに前記一部が収容されるボタンとを備え、
前記ボタンは、前記後軸開口部から外方に突出するボタン突出部と、前記ボタン突出部と連接するとともに前記後軸の内部に収容され、かつ、前記ホルダー開口部側の面に段部を有するボタン胴部と、前記ボタン胴部と連接し、前記スライダーに収容されるボタン挿入部とを備え、
前記ホルダー開口部の後端縁は、前記後軸開口部の後端縁よりも後方に位置し、
前記スライダーは、前記後軸開口部及び前記ホルダー開口部に対向する面に、前記ボタン挿入部を前後に移動可能に収容するためのスライダー収容溝が形成されており、
前記ホルダーの後端には、前記軸筒の前後に極性を有する方向で第1磁石が装着され、
前記スライダーの後端には、前記第1磁石と同一の極性の方向であって、かつ、該第1磁石と磁力が生じる位置に第2磁石が装着され、
前記筆記先端が前記先軸から突出していない状態では、前記ボタン胴部の前記段部が前記ホルダー開口部の後端縁に当接し、前記ボタン挿入部が前記スライダー収容溝を前記後軸開口部側と反対方向に押圧されることで、前記第1磁石と前記第2磁石とが離間し、前記ボタン突出部を前方に摺動させるに伴い、前記ボタン胴部の前記段部と前記ホルダー開口部の後端縁から離間されることで、前記ボタン挿入部と前記スライダー収容溝とが共に前方に摺動された後、該第2磁石が該第1磁石の前端面に位置することで、前記先軸から前記筆記先端が突出することを特徴とする筆記具。
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