JP6872337B2 - 原価配賦計算処理装置、原価配賦計算処理方法、および、原価配賦計算処理プログラム - Google Patents
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Description
これまでは、ビル毎に配賦基準も異なり、且つ大規模ビルになるほどメーター(検針メーター)管理、配賦の仕組みも複雑であったため、個社対応で作り込み部分が多く発生することから、システム化することが困難だった。
本実施形態に係る原価配賦計算処理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、原価配賦計算処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の具体例について、図2から図15を参照して説明する。図2は、原価配賦計算処理装置100にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。
ここで、例えば、大阪サンプルビルを対象とした場合のステップS1(図2参照)における算出部102aの処理具体例について、図4から図9を参照して説明する。図4は、検針メーターデータファイル106aの一例を示す図である。図5は、配賦パックマスタ106bの一例を示す図である。図6は、配賦手順マスタ106cの一例を示す図である。図7は、演算マスタ106dの一例を示す図である。図8は、配賦基準マスタ106eの一例を示す図である。図9は、配賦経過の一例を示す図である。
更に、例えば、東京サンプルビルを対象とした場合のステップS1(図2参照)における算出部102aの処理具体例について、図10から図15を参照して説明する。図10は、検針メーターデータファイル106aの一例を示す図である。図11は、配賦パックマスタ106bの一例を示す図である。図12は、配賦手順マスタ106cの一例を示す図である。図13は、演算マスタ106dの一例を示す図である。図14は、配賦基準マスタ106eの一例を示す図である。図15は、配賦経過の一例を示す図である。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a 算出部
102b 仕訳作成部
102c 配賦パックマスタメンテ
102d 配賦手順マスタメンテ
102e 演算マスタメンテ
102f 配賦基準マスタメンテ
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 検針メーターデータファイル
106b 配賦パックマスタ
106c 配賦手順マスタ
106d 演算マスタ
106e 配賦基準マスタ
106f 配賦金額テーブル
106g 仕訳データテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
Claims (6)
- 制御部と記憶部を備えた原価配賦計算処理装置であって、
前記記憶部は、
ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する検針メーターデータと、当該ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する金額データとを記憶する検針メーターデータ記憶手段と、
検針メーターと演算子を紐付けた、検針メーターデータから水道、電気、熱供給、またはガスの使用量を演算する演算グループを記憶する演算マスタと、
配賦先と配賦係数を紐付けた、前記使用量に対する配賦基準を記憶する配賦基準マスタと、
演算グループと、配賦基準と、配賦元と、を紐付けた配賦手順を記憶する配賦手順マスタと、
を備え、
前記制御部は、
1)第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各検針メーターに紐付く前記検針メーターデータ記憶手段内の各使用量、当該各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各演算子、および、当該第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先別の、配賦金額の算出に必要な使用量を算出し、算出した当該各配賦先別の使用量および前記金額データに基づいて、当該各配賦先への原価の配賦金額を算出する一段階目の配賦処理と、2)算出した当該各配賦先への配賦金額のうち、第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦元に対応する各配賦金額、および、当該第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先への原価の配賦金額を算出する二段階目の配賦処理と、を実行する算出手段
を備えたことを特徴とする原価配賦計算処理装置。 - 前記制御部は、
配賦金額に基づいて、仕訳を作成する仕訳作成手段
を更に備えたこと、を特徴とする請求項1に記載の原価配賦計算処理装置。 - 前記配賦基準は、
面積按分、固定比率、もしくは、水道、電気、熱供給またはガスの使用量按分であること、
を特徴とする請求項1または2に記載の原価配賦計算処理装置。 - 前記使用量は、
前記ビルのテナントの使用量であること、を特徴とする請求項1から3のうちいずれか一つに記載の原価配賦計算処理装置。 - 制御部と記憶部を備えた原価配賦計算処理装置に実行させるための原価配賦計算処理方法であって、
前記記憶部は、
ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する検針メーターデータと、当該ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する金額データとを記憶する検針メーターデータ記憶手段と、
検針メーターと演算子を紐付けた、検針メーターデータから水道、電気、熱供給、またはガスの使用量を演算する演算グループを記憶する演算マスタと、
配賦先と配賦係数を紐付けた、前記使用量に対する配賦基準を記憶する配賦基準マスタと、
演算グループと、配賦基準と、配賦元と、を紐付けた配賦手順を記憶する配賦手順マスタと、
を備え、
前記制御部で実行される、
1)第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各検針メーターに紐付く前記検針メーターデータ記憶手段内の各使用量、当該各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各演算子、および、当該第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先別の、配賦金額の算出に必要な使用量を算出し、算出した当該各配賦先別の使用量および前記金額データに基づいて、当該各配賦先への原価の配賦金額を算出する一段階目の配賦処理と、2)算出した当該各配賦先への配賦金額のうち、第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦元に対応する各配賦金額、および、当該第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先への原価の配賦金額を算出する二段階目の配賦処理と、を実行する算出ステップ
を含むことを特徴とする原価配賦計算処理方法。 - 制御部と記憶部を備えた原価配賦計算処理装置に実行させるための原価配賦計算処理プログラムであって、
前記記憶部は、
ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する検針メーターデータと、当該ビルで使用した水道、電気、熱供給、またはガスに関する金額データとを記憶する検針メーターデータ記憶手段と、
検針メーターと演算子を紐付けた、検針メーターデータから水道、電気、熱供給、またはガスの使用量を演算する演算グループを記憶する演算マスタと、
配賦先と配賦係数を紐付けた、前記使用量に対する配賦基準を記憶する配賦基準マスタと、
演算グループと、配賦基準と、配賦元と、を紐付けた配賦手順を記憶する配賦手順マスタと、
を備え、
前記制御部に実行させるための、
1)第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各検針メーターに紐付く前記検針メーターデータ記憶手段内の各使用量、当該各演算グループに紐付く前記演算マスタ内の各演算子、および、当該第一の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先別の、配賦金額の算出に必要な使用量を算出し、算出した当該各配賦先別の使用量および前記金額データに基づいて、当該各配賦先への原価の配賦金額を算出する一段階目の配賦処理と、2)算出した当該各配賦先への配賦金額のうち、第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦元に対応する各配賦金額、および、当該第二の配賦手順に紐付く前記配賦手順マスタ内の各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦係数に基づいて、当該各配賦基準に紐付く前記配賦基準マスタ内の各配賦先への原価の配賦金額を算出する二段階目の配賦処理と、を実行する算出ステップ
を含むことを特徴とする原価配賦計算処理プログラム。
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