JP6870462B2 - 検証システム、検証装置、情報生成装置、プログラム - Google Patents
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Description
前記情報生成装置は、前記時刻情報取得装置から前記衛星情報及び前記現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき自機の時計を補正する第二の時刻補正手段と、電子データを生成する情報生成手段と、前記衛星情報、前記時刻情報、及び、前記電子データが生成された生成時刻を前記電子データに添付する時刻添付手段と、前記電子データを前記検証装置に提供する提供手段と、を有し、
前記検証装置は、前記電子データを取得する電子データ取得手段と、前記電子データに添付された前記衛星情報に基づいて前記衛星の第一の位置を算出する第一の衛星位置算出手段と、少なくとも衛星の軌道情報を含んでいる衛星に関する検証情報と、前記時刻情報とに基づいて前記衛星の第二の位置を算出する第二の衛星位置算出手段と、前記第一の位置と前記第二の位置を比較して、前記時刻情報の正確性を判断する判断手段と、を有する。
本実施形態を説明するため、まず図1を用いてNTPサーバのシステム構成を説明する。図1はNTPサーバ60のシステム構成例を説明する図の一例である。NTPサーバ60にクライアント70(NTPサーバ60から時刻を取得する各種の機器)が時刻を問い合わせ、NTPサーバ60が時刻を応答する通信プロトコルをNTPプロトコルという。NTPプロトコルは、RFC5905「Network Time Protocol Version 4: Protocol and Algorithms Specification」として規定されている。また、拡張領域(NTPプロトコルで送受信されるデータフォーマットの拡張領域)の利用に関しては、RFC7822「Network Time Protocol Version 4 (NTPv4) Extension Fields」として規定されている。
| GOES | Geosynchronous Orbit Environment Satellite
| GPS | Global Position System
| GAL | Galileo Positioning System
これらはGPSを始めとする衛星の電波を受信することで取得した時刻を基準としていることを指す。
| JJY | LF Radio JJY Fukushima, JP 40 kHz, Saga, JP 60 kHz
これは日本の電波時計を受信して取得した時刻を基準としていることを示す。
(1)NTPサーバの処理
(1−1)GPS信号の受信
本実施形態ではstratum1のNTPサーバ60−1が参照する時刻の情報としてGPSを用いるものとし、NTPサーバ60−1はGPSの信号を受信して時刻を修正する。その際、GPSの信号から時刻情報だけを抽出するのではなく、後で時刻の正確さを検証するために必要となるNMEAメッセージも抽出する。また、GPSの信号を受信することでNTPサーバ60−1が算出するNTPサーバ60の位置情報はNMEAメッセージに含まれる。
(1−2)NMEAメッセージへの電子署名
取得したNMEAメッセージはそのままでは保護されていないので、何らかの要因によって変更されたり又は破壊されたりするおそれがある。このため、NTPサーバ60−1はNMEAメッセージに電子署名を添付することで保護する。
(1−3)下位の階層のNTPサーバへの現在時刻の配信
stratum2のNTPサーバ60−2はstratum1のNTPサーバ60−1にNTPプロトコルによって現在時刻を求める。stratum1のNTPサーバ60−1は、NTPプロトコルのデータフォーマットにしたがって、現在時刻とNMEAメッセージ(電子署名付き)をstratum2のNTPサーバ60−2に配信する。
(1−4)下位の階層のNTPサーバ60への現在時刻の配信
stratum2以下のNTPサーバ60は下位の階層のNTPサーバ60又はクライアント70への現在時刻の配信を行う際に、NTPサーバ60の現在時刻と共にstratum1のNTPサーバ60−1から配信されたNMEAメッセージ(電子署名付き)を含めて配信する。
(2−1)NTPプロトコルによって現在時刻を取得
撮像装置がインターネット等のネットワークに接続し、ネットワーク上にNTPサーバ60が存在する場合に、NTPプロトコルにしたがって現在時刻の配信を要求する。
(2−2)信頼できる現在時刻に基づいた時計の設定
NTPサーバ60から取得した現在時刻に基づいて、撮像装置が内部で利用する時計の時刻を補正する。
(2−3)NMEAメッセージの記録
従来の手法では、NTPサーバ60から取得した現在時刻のみが取り出されて撮像装置の時計に反映される。また、いつどのような情報に基づいて時計を変更したかを記録しておく。しかしながら、これだけではいつどのような情報を基にして時刻が設定されたのかを、後で検証装置が検証できない。そのため、本実施形態では、NTPサーバ60から送られた現在時刻を受信した後、NTPのデータフォーマットからNMEAメッセージを抽出する。以降(2−5)で、NMEAメッセージと撮像時刻を映像に設定することで、検証装置が撮像時刻の正当性を検証することを可能とする。
(2−4)NMEAメッセージと撮像時刻はそのままでは保護されていないので、何らかの要因によって変更されたり又は破壊されたりする恐れがある。このため、いつどのような情報に基づいて時計が設定されたかという記録を残すだけではなく、撮像装置が電子署名を添付することで保護する。
(2−5)映像への埋め込み
撮像装置は取得する映像に、電子署名を添付した撮像時刻及びNMEAメッセージ(電子署名付き)を埋め込む。電子署名を添付した撮像時刻及びNMEAメッセージ(電子署名付き)はNTPサーバ60−1が正しい時刻を配信し、撮像時刻も正しいことを証明する機能を有する。そして、撮像装置10はファイル転送又はストリーム転送などによって、映像情報を利用する装置に映像情報を配信したり、記憶媒体に記憶したりする。
(3−1)撮像時刻の検証
撮像装置から取得された映像情報に添付されている撮像時刻を、NMEAメッセージ(電子署名付き)により推定した衛星の第一の位置、及び、公開されている検証情報と測位時刻により推定した衛星の第二の位置を使って検証装置が検証する。その結果、NTPサーバ60が配信する時刻に信頼性があり、NTPサーバから配信された時刻に基づいて設定された映像の撮像時刻にも信頼性があることを検証できる。
衛星に関する衛星情報は、衛星から取得できる情報である。例えば、衛星の位置を推定するための情報である。本実施形態ではNMEAメッセージを例にして説明するが、衛星の位置を推定するための情報はどのように呼ばれていてもよい。
図2は、本実施形態の検証システム100の概略構成図の一例である。検証システム100は、1台以上のNTPサーバ60、撮像装置10、公開情報提供装置50、及び、検証装置30を有する。撮像装置10は、映像を撮像して保存する装置である。映像には動画だけでなく静止画も含まれる。撮像装置10として、例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどが挙げられる。一方、撮像装置10は映像を撮像する機能を有していればよく、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)、ゲーム機、ナビゲーション装置、テレビ会議端末、電子黒板、複合機、又は、プロジェクタなどでもよい。カメラは外付けでもかまわない。
<<撮像装置のハードウェア構成>>
図3は、撮像装置10のハードウェア構成図の一例である。撮像装置10は、撮像装置10の全体の動作を制御するCPU101、IPL(Initial Program Loader)等のプログラムを記憶したROM102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM103を有する。また、撮像装置10用のプログラム130や画像データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105を有する。また、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、撮像装置10に対する各種操作を受け付ける操作ボタン108、撮像装置10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワークを利用して無線又は有線でデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を有する。
図4は、NTPサーバ60のハードウェア構成図の一例である。検証装置30は、CPU201、ROM202、RAM203及び補助記憶装置204を備える。更に、NTPサーバ60は、入力部205、表示部206、通信部207及びGPS受信装置208を備える。なお、検証装置30の各部は、バス209を介して相互に接続されている。したがって、NTPサーバ60は情報処理装置としての機能を有する。
<<stratum1のNTPサーバ>>
図5は、NTPサーバ60の機能をブロックにして表す機能ブロック図の一例である。図5はstratum1のNTPサーバ60−1の機能を示す。stratum1のNTPサーバ60−1はネットワーク入出力部61、NTP部62、時刻データ生成部63、制御部64、時刻設定部65、属性情報取得設定部66、付加情報保存部67、GPSデータ取得部68、及び、電子署名部69を有する。
GNS/GGA…測位情報である。データ取得時刻(測位時刻)、経度・緯度・標高、位置の算出に用いた衛星51の数を含むメッセージである。データ取得時刻(測位時刻)は衛星51が管理する現在の時刻である。
GST… 統計的エラー情報である。データ取得時刻(測位時刻)、誤差楕円の軸方向偏差及び角度、測位された経度・緯度・標高の誤差標準偏差を含むメッセージである。
GSA…使用した衛星51の情報である。位置の算出に用いた衛星番号の情報を含むメッセージである。
GSV…測位に用いた衛星51の番号、衛星仰角、衛星方位角を含むメッセージである。
ZDA…標準時の情報で、位置情報を取得した世界標準時の年月日及び時刻情報を含むメッセージである。
図6はRFC5905で規定されるNTPプロトコルのパケットヘッダフォーマットを示す。
LI(Leap Indicator):閏秒指示子であり、その日最後の1分において、閏秒を挿入、又は削除するか否かが設定される。
VN(Version Number) :NTPプロトコルのバージョン番号が設定される。
Mode:クライアント又はサーバなどの動作モードが設定される。
Stratum:階層が設定される。
Poll(Poll Interval) :連続するメッセージの最大間隔(ポーリング間隔)が設定される。
Precision:ローカル時計の精度が設定される。
Root Delay:1次参照源までの往復遅延の合計が設定される。
Root Dispersion:1次参照源までの相対的な誤差が設定される。
Reference Identifier:stratum1のNTPサーバ60では4つのアスキー文字が設定され、他のNTPサーバ60では時刻源のIPv4のIPアドレスが設定される。
Reference Timestamp:ローカル時計が最後に設定又は修正された時刻が設定される。
Originate Timestamp:クライアント70からNTPサーバ60へリクエストが発信された時刻が設定される。
Receive Timestamp:NTPサーバ60にリクエストが到着した時刻が設定される。
Transmit Timestamp:NTPサーバ60からクライアント70に応答が発信された時間(一例としてこれが現在時刻となる)が設定される。
Extension Field1,Filed2:拡張領域であり、任意の情報が設定される。
Key Identifier:識別子が設定される(任意)。
dgst:メッセージダイジェストが設定される(任意)。
図7は、stratum1のNTPサーバ60−1がNMEAメッセージを取得するまでの動作を示すシーケンス図の一例である。
S1:GPSデータ取得部68は設定によって予め定められた時間ごとにNMEAメッセージをGPS衛星から受信する。
S2:制御部64はNMEAメッセージの読み取りの指示を属性情報取得設定部66に出力する。
S3:属性情報取得設定部66はGPSデータ取得部68からNMEAメッセージを取得する。
S4:属性情報取得設定部66はNMEAメッセージに含まれる測位時刻を時刻設定部65に送出する。
S5:時刻設定部65はNTPサーバ60−1の時刻を修正し、修正記録をログとして記録する。
S6:属性情報取得設定部66は検証に必要となる、GNS/GGA、GST、GSA、GSV及びZDAメッセージの各データ(NMEAメッセージ)を電子署名部69に送出する。
S7:電子署名部69はNMEAメッセージに電子署名を添付して属性情報取得設定部66に返す。
S8:属性情報取得設定部66は、NMEAメッセージ及び電子署名を付加情報保存部67に保存させる。
S1:制御部64はNTP部62を起動させ、ネットワーク入出力部61からの入力待ち状態に制御する。
S2:NTPプロトコルに従った現在時刻の要求をネットワーク入出力部61が受け付ける。
S3:ネットワーク入出力部61はNTP部62に現在時刻を要求する。
S4:NTP部62は時刻データ生成部63を呼び出し、データフォーマットへの現在時刻とNMEAメッセージの格納を要求する。
S5:時刻データ生成部63は付加情報保存部からNMEAメッセージと電子署名を取得する。
S6:時刻データ生成部63はNTPプロトコルで規定されたデータフォーマットに現在時刻とNMEAメッセージを格納する。
S7:時刻データ生成部63はNMEAメッセージと電子署名及び現在時刻をNTP部62に送出する。
S8:NTP部62はNMEAメッセージと電子署名及び現在時刻をネットワーク入出力部61に送出する。
S9:ネットワーク入出力部61はNMEAメッセージと電子署名及び現在時刻を要求元のクライアント70に送出する。
図9はstratum2以下の下位のNTPサーバの機能を示す機能ブロック図の一例である。stratum2のNTPサーバ60−2はネットワーク入出力部61、NTP部62、時刻データ生成部63、制御部64、時刻取得部59、付加情報保存部67、及び、電子署名部69を有する。
図10は、stratum2のNTPサーバ60−2が現在時刻を取得するまでの動作を示すシーケンス図の一例である。
S1:制御部64は時刻取得部59を起動させる。
S2〜S5:時刻取得部59は予め定められた時間ごとに、ネットワーク入出力部61を通じて上位のNTPサーバ60に現在時刻を要求する。上記のように、現在時刻にはstratum1のNTPサーバ60−1が拡張領域に設定したNMEAメッセージと電子署名が含まれている。
S6:時刻取得部59は、電子署名部69に電子署名の検証を要求する。
S7:電子署名部69は、上位のNTPサーバ60が添付した電子署名を検証し、NMEAメッセージに改ざんがないことを確認する。NMEAメッセージに新たに電子署名を添付してもよい。電子署名の検証は、上位のNTPサーバ60の公開鍵で復号した電子署名と、NMEAメッセージのハッシュが等しいかどうかを比較する方法で行われる。
S8:電子署名が改ざんされていない場合、時刻取得部59は、NMEAメッセージと電子署名を付加情報保存部67に保存させる。
S9:時刻取得部59はstratum2のNTPサーバ60−2の時計に、stratum1のNTPサーバ60−2から取得した現在時刻を設定する(時刻を補正する)。
S1:制御部64はNTP部62を起動させる。NTP部62はネットワーク入出力部61からの入力待ちとなる。
S2:NTPプロトコルに従った現在時刻の要求をネットワーク入出力部61が受け付ける。
S3:ネットワーク入出力部61はNTP部62に現在時刻を要求する。
S4:NTP部62は時刻データ生成部63にNTPプロトコルで規定されたデータフォーマットに従った現在時刻の生成を要求する。
S5:時刻データ生成部63は、付加情報保存部67からNMEAメッセージと電子署名を取得する。
S6:時刻データ生成部63は、NTPプロトコルのデータフォーマットの拡張領域にNMEAメッセージと電子署名が格納された現在時刻を生成する。
S7:時刻データ生成部63は、NMEAメッセージと電子署名を含む現在時刻をNTP部62に送出する。
S8:NTP部62はNMEAメッセージと電子署名を含む現在時刻をネットワーク入出力部61に送出する。
S9:ネットワーク入出力部61は、要求元のクライアント70又は下位のNTPサーバ60に現在時刻を送信する。
図12は、撮像装置10が有する機能をブロックにして表す機能ブロック図の一例である。図12に示すように、撮像装置10は、撮像部11、操作受付部12、表示制御部13、映像圧縮部14、制御部15、属性情報取得設定部16、送信データ生成部17、属性情報保存部18、ネットワーク入出力部19、映像出力部20、電子署名部21、位置取得部22、及び、信頼性データ取得部23を有する。
次に、撮像装置10の動作について説明する。例えば、ストリーミングにて映像情報を撮像装置10から保存サーバ等に配信する場合、撮像装置10の通信に関するリソースは映像の送信に費やされるので、現在時刻の取得を行うことが困難になる。このため、映像の撮像の前に現在時刻の取得を予め行っておく。あるいは、映像の撮像や送信を行わない時間帯がある場合は、その間に取得する。
S1:現在時刻を取得するためのユーザによる操作を操作受付部12が受け付ける。操作受付部12は現在時刻を取得する操作を受け付けたことを制御部15に通知する。
S2:制御部15は属性情報取得設定部66に、NTPサーバ60に対する現在時刻の取得を要求する。
S3:属性情報取得設定部66は信頼性データ取得部23に現在時刻の取得を要求する。
S4:信頼性データ取得部23はネットワーク入出力部19に、NTPサーバ60への現在時刻の要求を送出する。
S5:ネットワーク入出力部19は、Wi-Fi(登録商標)若しくは携帯電話回線網等の無線通信、又は、Ethernet(登録商標)等による有線通信を使ってNTPサーバ60からNMEAメッセージと電子署名を含む現在時刻を取得する。
S6:ネットワーク入出力部19は信頼性データ取得部23に、NMEAメッセージと電子署名を含む現在時刻を送出する。
S1:操作受付部12が映像を撮像する操作を受け付け、制御部15に映像取得操作が行われた旨を通知する。
S2:制御部15は撮像部11に対し映像の取得を開始させる。ユーザが設定した動作モードに応じて、動画が撮像される場合と静止画が撮像される場合がある。
S3:撮像部11は撮像した映像を映像圧縮部14に送出する。
S4:映像圧縮部14は映像を圧縮して送信データ生成部17に送出する。
S5,S6:送信データ生成部17は映像を電子署名部に送出し、電子署名部から映像に対する電子署名を取得する。映像が動画の場合、定期的(例えば、数秒ごと、数十フレームごと)に電子署名してもよい。
S7:また、送信データ生成部17は制御部15から属性情報取得設定部が管理する現在時刻を撮像時刻として取得する。この撮像時刻は撮像装置10が映像を撮像した時刻であり、NTPサーバ60から取得した現在時刻に基づいて撮像装置10が管理している。
S8,S9:送信データ生成部17は撮像時刻を電子署名部に送出し、電子署名部から撮像時刻に対する電子署名を取得する。映像が動画の場合、撮像時刻に対する電子署名は(例えば、数秒ごと、数十フレームごと)に電子署名してもよい。
S10:次に、送信データ生成部17は属性情報保存部18からNMEAメッセージ、NMEAメッセージに対する電子署名、及び位置情報を取得する。
S11:送信データ生成部17は、動画の場合、圧縮された映像をストリームパケットに変換すると共に、ストリームパケットに映像ではないNMEAメッセージ、NMEAメッセージの電子署名、撮像時刻及び位置情報を埋め込む。
図15は、H.264という動画像符号化方式の映像情報を模式的に示す図である。H.264では、送信データはNALユニットという単位に分割される。NALは、Network Abstraction Layerの略で、動画(ストリーム)を送信単位(パケット)に分ける機能をいう。NALユニットは、VCL(Video Coding Layer:映像符号化層)と非VCLに分類される。VCLのNALユニットは、予測,変換,量子化及びエントロピー符号化した画像データそのものである。非VCLのNALユニットは、VCLのNALユニットの画像データをデコードするためのヘッダやパラメータ群が格納される。具体的には、以下のものが非VCLのNALユニットに格納される。
・SEI(Supplemental Enhancement Information)
・SPS(Sequence Parameter Set)
・PPS(Picture Parameter Set)
・AUD(Access Unit Delimiter)
SEIには表示やバッファ管理上有用な情報が格納される。SPSには、プロファイル、画像の幅・高さ、インタレースなど動画のデコードに必要な情報が格納される。PPSには個別のピクチャ(フレーム)をデコードする上で必要な情報が格納される。AUDには1枚の実効的なピクチャ(フレーム)を生成するためのNALユニットの区切りが格納される。
図16は、静止画へのNMEAメッセージ等の格納を説明する図の一例である。図16では静止画のファイルフォーマットの1つであるEXIFを例にして説明する。この場合、送信データ生成部17は、EXIF等のファイルフォーマットに映像を変換する。また、映像のファイルの一部に、NMEAメッセージ、電子署名、撮像時刻及び撮像装置10の位置情報を設定する。
図17を用いて検証装置30の機能を説明する。図17は、検証装置30が有する機能をブロックにして表す機能ブロック図の一例である。図17に示すように、検証装置30は、映像情報取得部31、映像情報保存部32、検証結果通知部33、映像情報信頼性検証部34、検証結果保存部35、公開検証情報取得部36、公開検証情報保存部37、及び、検証結果表示部38を有する。
御することによって実現され、撮像装置10からNMEAメッセージ、電子署名、撮像時刻及び撮像装置10の位置情報が設定された映像情報を取得する。通信により取得するのでなく、記憶媒体に格納された映像情報を読み取ってもよい。
図18を用いて検証の概略を説明する。図18は検証装置30が撮像時刻を検証する概略のシーケンス図である。
S1:映像情報取得部31は、撮像装置10からの映像情報をオンライン又はオフラインで取得し、映像情報保存部32が一時的に補助記憶装置204やRAM203に保存する。
S2:また、公開検証情報取得部36は公開情報提供装置50から検証情報を取得する。公開情報提供装置50は例えばGPS等の衛星51の軌道情報を管理する。したがって、検証情報は少なくともGPS等の衛星51の軌道情報を含む。公開検証情報保存部37は補助記憶装置204やRAM203に検証情報を保存する。
S3:検証装置30は映像情報に含まれる撮像時刻を検証情報で検証する。詳細は図19で説明する。動画の場合にはこの検証を、順次、映像に含まれるNMEAメッセージについて行い、映像情報に含まれる撮像時刻の信頼性を検証する。
図19は、検証装置30が撮像時刻を検証する手順を示すフローチャート図の一例である。図19の処理は例えば、映像情報取得部31が映像情報を取得するとスタートする。
以上のように、検証装置30は以下の2つの方法で衛星51の位置を推定した。
・NMEAメッセージに含まれるNTPサーバ60の位置情報と衛星の位置に関する情報により推定される衛星51の位置Ps(第一の位置)
・NTPサーバが位置を測位した測位時刻と公開された検証情報により推定される衛星51の位置P0(第二の位置)
P0とPsが等しいと見なせる場合、異なる方法で求めた衛星51の位置が同じことになるので、NTPサーバ60が正しい時刻に設定されており、NTPサーバ60から配信された時刻も信頼性が高いと判断できる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
30 検証装置
50 公開情報提供装置
51 衛星
60 NTPサーバ
70 クライアント
100 検証システム
Claims (10)
- 時刻情報取得装置、情報生成装置、及び、検証装置を有する検証システムであって、
前記時刻情報取得装置は、
衛星に関する衛星情報を現在の時刻情報と共に前記衛星から取得する衛星情報取得手段と、
前記時刻情報に基づき自機の時計を補正する第一の時刻補正手段と、
前記時計により測定された現在時刻及び前記時刻情報を含む前記衛星情報を、前記現在時刻を要求する装置に送信する送信手段と、を有し、
前記情報生成装置は、
前記時刻情報取得装置から前記衛星情報及び前記現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき自機の時計を補正する第二の時刻補正手段と、
電子データを生成する情報生成手段と、
前記衛星情報、前記時刻情報、及び、前記電子データが生成された生成時刻を前記電子データに添付する時刻添付手段と、
前記電子データを前記検証装置に提供する提供手段と、を有し、
前記検証装置は、
前記電子データを取得する電子データ取得手段と、
前記電子データに添付された前記衛星情報に基づいて前記衛星の第一の位置を算出する第一の衛星位置算出手段と、
少なくとも衛星の軌道情報を含んでいる衛星に関する検証情報と、前記時刻情報とに基づいて前記衛星の第二の位置を算出する第二の衛星位置算出手段と、
前記第一の位置と前記第二の位置を比較して、前記時刻情報の正確性を判断する判断手段と、を有する検証システム。 - 前記判断手段は、前記第一の位置と前記第二の位置が同程度であると判断し、前記時刻情報が正確であると判断した場合、前記生成時刻に信頼性があると判断する請求項1に記載の検証システム。
- 前記判断手段は、前記第一の位置と前記第二の位置が同程度であると判断した場合、前記生成時刻の検証が可能な所定の方法で前記時刻情報が取得されたと判断する請求項1又は2に記載の検証システム。
- 階層構造に配置された複数の前記時刻情報取得装置を有し、
上位の前記時刻情報取得装置は下位の前記時刻情報取得装置に電子署名と共に前記衛星情報が添付された前記現在時刻を送信し、
下位の前記時刻情報取得装置は前記電子署名で前記衛星情報を検証し、前記衛星情報が改ざんされていないと検証できた場合、前記現在時刻で下位の前記時刻情報取得装置の時計を補正し、
前記情報生成装置は下位の前記時刻情報取得装置から取得した前記電子署名により前記衛星情報を検証し、前記衛星情報が改ざんされていないと検証できた場合、下位の前記時刻情報取得装置から前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき前記第二の時刻補正手段が前記情報生成装置の時計を補正する請求項1〜3のいずれか1項に記載の検証システム。 - 前記時刻情報取得装置は、時刻を配信する通信プロトコルの予め定められたデータフォーマットに基づいて前記現在時刻を前記情報生成装置に送信すると共に、前記データフォーマットの拡張領域に前記衛星情報を格納する請求項1〜4のいずれか1項に記載の検証システム。
- 前記通信プロトコルはNTP(Network Time Protocol)であることを特徴とする請求項5に記載の検証システム。
- 前記第一の衛星位置算出手段は、前記衛星情報に含まれる、前記時刻情報取得装置が前記時刻情報を取得した時の前記時刻情報取得装置の位置情報、及び、前記時刻情報における前記時刻情報取得装置の前記位置情報から衛星の位置を推定するための情報を用いて、前記第一の位置を算出し、
前記第二の衛星位置算出手段は、前記軌道情報に前記時刻情報を適用して前記時刻情報における前記衛星の前記第二の位置を算出し、
前記判断手段は、前記第一の位置と前記第二の位置を比較して前記時刻情報の正確性を判断する請求項1〜6のいずれか1項に記載の検証システム。 - 衛星に関する衛星情報を現在の時刻情報と共に前記衛星から取得する衛星情報取得手段と、
前記時刻情報に基づき自機の時計を補正する第一の時刻補正手段と、
前記時計により測定された現在時刻及び前記時刻情報を含む前記衛星情報を、前記現在時刻を要求する装置に送信する送信手段と、を有する時刻情報取得装置と情報生成装置が通信し、
前記情報生成装置が、
前記衛星情報及び前記現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき自機の時計を補正する第二の時刻補正手段と、
電子データを生成する情報生成手段と、
前記衛星情報、前記時刻情報、及び、前記電子データが生成された生成時刻を前記電子データに添付する時刻添付手段と、を有し
前記電子データを検証装置に提供する提供手段、により提供する前記電子データを取得して前記生成時刻を検証する検証装置であって、
前記電子データに添付された前記衛星情報に基づいて前記衛星の第一の位置を算出する第一の衛星位置算出手段と、
少なくとも衛星の軌道情報を含んでいる衛星に関する検証情報と、前記時刻情報とに基づいて前記衛星の第二の位置を算出する第二の衛星位置算出手段と、
前記第一の位置と前記第二の位置を比較して、前記時刻情報の正確性を判断する判断手段と、を有する検証装置。 - 衛星に関する衛星情報を現在の時刻情報と共に前記衛星から取得する衛星情報取得手段と、
前記時刻情報に基づき自機の時計を補正する第一の時刻補正手段と、
前記時計により測定された現在時刻及び前記時刻情報を含む前記衛星情報を、前記現在時刻を要求する装置に送信する送信手段と、を有する時刻情報取得装置と通信し、
情報生成装置が生成した電子データを取得する電子データ取得手段と、
前記電子データに添付された前記衛星情報に基づいて前記衛星の第一の位置を算出する第一の衛星位置算出手段と、
少なくとも衛星の軌道情報を含んでいる衛星に関する検証情報と、前記時刻情報とに基づいて前記衛星の第二の位置を算出する第二の衛星位置算出手段と、
前記第一の位置と前記第二の位置を比較して、前記時刻情報の正確性を判断する判断手段と、を有する検証装置に前記電子データを提供する情報生成装置であって、
前記時刻情報取得装置から前記衛星情報及び前記現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき自機の時計を補正する第二の時刻補正手段と、
電子データを生成する情報生成手段と、
前記衛星情報、前記時刻情報、及び、前記電子データが生成された生成時刻を前記電子データに添付する時刻添付手段と、
前記電子データを前記検証装置に提供する提供手段と、を有する情報生成装置。 - 衛星に関する衛星情報を現在の時刻情報と共に前記衛星から取得する衛星情報取得手段と、
前記時刻情報に基づき自機の時計を補正する第一の時刻補正手段と、
前記時計により測定された現在時刻及び前記時刻情報を含む前記衛星情報を、前記現在時刻を要求する装置に送信する送信手段と、を有する時刻情報取得装置と情報生成装置が通信し、
前記情報生成装置が、
前記衛星情報及び前記現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
前記現在時刻取得手段が取得した前記現在時刻に基づき自機の時計を補正する第二の時刻補正手段と、
電子データを生成する情報生成手段と、
前記衛星情報、前記時刻情報、及び、前記電子データが生成された生成時刻を前記電子データに添付する時刻添付手段と、を有し
前記電子データを検証装置に提供する提供手段、により提供する前記電子データを取得して前記生成時刻を検証する検証装置を、
前記電子データに添付された前記衛星情報に基づいて前記衛星の第一の位置を算出する第一の衛星位置算出手段と、
少なくとも衛星の軌道情報を含んでいる衛星に関する検証情報と、前記時刻情報とに基づいて前記衛星の第二の位置を算出する第二の衛星位置算出手段と、
前記第一の位置と前記第二の位置を比較して、前記時刻情報の正確性を判断する判断手段、として機能させるためのプログラム。
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