JP6546940B2 - 方位推定装置、撮影・地図表示装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、方位推定装置、撮影・地図表示装置、方法、及びプログラムに係り、特に、3次元地図を表示する場合等に、ユーザの絶対方位を推定するための方位推定装置、撮影・地図表示装置、方法、及びプログラムに関する。
新興国等で急速に進むインフラ開発や、頻発する自然災害対策等を目的として、世界的に地理空間情報の需要が高まっている。この地理空間情報の整備にあたり、3次元地図(以下、3D地図という。)は、基盤となる重要なコンテンツとなる。
上記の3D地図を作成するためには、航空機や人手による調査が必要とされ、調査に係るコストや期間の制約から整備されるエリアには限界があった。
これに対して、例えば、衛星測量による全世界デジタル3D地図の提供が開始されている(例えば、非特許文献1を参照)。この全世界デジタル3D地図によれば、衛星で撮影された画像を利用するため、航空機や人手による調査が不要となり、調査に係るコストや期間の制約を緩和することが可能となる。
"世界最高精度の全世界デジタル3D地図を提供開始 〜世界初、5m解像度の数値標高モデルで"見る3D地図"から"使える3D地図"へ〜"、[online]、2014年2月24日、株式会社NTTデータ、[2016年12月20日検索]、インターネット<URL: http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2014/022400.html>
上記の全世界デジタル3D地図をはじめ、視覚的に分かり易い3D地図を表示させる技術や、スマートフォン等の携帯端末装置に3D地図を表示させてナビゲーションを行う技術等が今後普及することが予想される。
そして、GPS(Global Positioning System)による測位が困難な屋内においても3D地図を用いたナビゲーション技術が普及することが予想される。屋内で3D地図を表示する場合、携帯端末装置を持つユーザが、地図上での自身の絶対方位を知りたい場合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、屋内であっても、ユーザの絶対方位を推定することができる方位推定装置、撮影・地図表示装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る方位推定装置は、予め用意されたランドマークを表す参照画像と、前記ランドマークを表す撮影画像と、前記参照画像を前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列とに基づいて、前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する相対方位推定部と、予め求められた前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する方位推定部と、を含む。
第2の発明に係る方位推定方法は、相対方位推定部が、予め用意されたランドマークを表す参照画像と、前記ランドマークを表す撮影画像と、前記参照画像を前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列とに基づいて、前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定するステップと、方位推定部が、予め求められた前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定するステップと、を含む。
第1及び第2の発明によれば、相対方位推定部は、予め用意されたランドマークを表す参照画像と、ランドマークを表す撮影画像と、前記参照画像を前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列とに基づいて、ランドマークの基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する。方位推定部は、予め求められたランドマークの基準方向の絶対方位と、推定された相対方位とに基づいて、撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する。
第3の発明に係る方位推定装置は、複数の参照画像を格納する参照画像データベースと、前記複数の参照画像の各々のメタ情報であって、前記参照画像の縦横サイズと前記参照画像に含まれるランドマークの前記参照画像内の位置とを含むメタ情報、及び、前記複数の参照画像の各々に含まれる前記ランドマークの基準方向の絶対方位を少なくとも格納する参照画像情報データベースと、携帯端末装置により撮影された撮影画像により前記参照画像データベースを検索して得られた前記参照画像を、前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成する射影変換行列生成部と、前記射影変換行列及び前記参照画像のメタ情報に基づいて、前記参照画像に含まれる前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する相対方位推定部と、前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する方位推定部と、を含む。
第4の発明に係る方位推定方法は、複数の参照画像を格納する参照画像データベースと、前記複数の参照画像の各々のメタ情報であって、前記参照画像の縦横サイズと前記参照画像に含まれるランドマークの前記参照画像内の位置とを含むメタ情報、及び、前記複数の参照画像の各々に含まれる前記ランドマークの基準方向の絶対方位を少なくとも格納する参照画像情報データベースと、を含む方位推定装置における方位推定方法であって、射影変換行列生成部が、携帯端末装置により撮影された撮影画像により前記参照画像データベースを検索して得られた前記参照画像を、前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成するステップと、相対方位推定部が、前記射影変換行列及び前記参照画像のメタ情報に基づいて、前記参照画像に含まれる前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定するステップと、方位推定部が、前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定するステップと、を含む。
第3及び第4の発明によれば、参照画像データベースは、複数の参照画像を格納する。参照画像情報データベースは、複数の参照画像の各々のメタ情報、及び、複数の参照画像の各々に含まれるランドマークの基準方向の絶対方位を少なくとも格納する。メタ情報は、参照画像の縦横サイズと参照画像に含まれるランドマークの参照画像内の位置とを含む。射影変換行列生成部は、携帯端末装置により撮影された撮影画像により参照画像データベースを検索して得られた参照画像を、撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成する。相対方位推定部は、射影変換行列及び参照画像のメタ情報に基づいて、参照画像に含まれるランドマークの基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する。方位推定部は、ランドマークの基準方向の絶対方位と、推定された相対方位とに基づいて、撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する。
このように、屋内であっても、ユーザの絶対方位を推定することができる。
第5の発明に係る撮影・地図表示装置は、第3の発明に係る方位推定装置によって推定された前記撮影画像の撮影方向の絶対方位に、前記撮影画像の撮影時点から現時点までに前記携帯端末装置が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行う地図表示部を含む。
第6の発明に係る撮影・地図表示方法は、地図表示部が、第4の発明に係る方位推定方法の各ステップによって推定された前記撮影画像の撮影方向の絶対方位に、前記撮影画像の撮影時点から現時点までに前記携帯端末装置が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行うステップを含む。
第5及び第6の発明によれば、地図表示部は、方位推定装置によって推定された撮影画像の撮影方向の絶対方位に、撮影画像の撮影時点から現時点までに携帯端末装置が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行う。
このように、屋内であっても、ユーザの絶対方位を用いて、地図表示を行うことができる。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1の発明に係る方位推定装置が備える各部、又は、第3の発明に係る方位推定装置が備える各部、又は、第5の発明に係る撮影・地図表示装置が備える各部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明に係る方位推定装置、撮影・地図表示装置、方法、及びプログラムによれば、屋内であっても、ユーザの絶対方位を推定することができる。
実施形態に係る撮影・地図表示装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る撮影画像の撮影方向の絶対方位を導出する処理の一例を示す図である。 実施形態に係る撮影画像の撮影方向の絶対方位の定め方の一例を示す図である。 実施形態に射影変換行列生成プログラム、相対方位推定プログラム、及び絶対方位推定プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る撮影・地図表示装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、撮影・地図表示装置10は、スマートフォン20と、方位推定サーバ30と、射影変換行列生成サーバ40と、を含み、1つのシステムとして構成される。スマートフォン20は、ユーザが使用する携帯端末装置の一例である。方位推定サーバ30は、方位推定装置の一例である。
スマートフォン20と方位推定サーバ30とは、インターネット等のネットワークを介して接続される。また、方位推定サーバ30と射影変換行列生成サーバ40とは、インターネット等のネットワークを介して接続される。なお、本実施形態では、方位推定サーバ30と射影変換行列生成サーバ40とが別体で設けられているが、方位推定サーバ30と射影変換行列生成サーバ40とを一体で設けるようにしてもよい。
スマートフォン20には、アプリケーションプログラムとしての撮影・地図表示アプリケーション22が予めインストールされている。また、スマートフォン20には、加速度センサ23が設けられており、スマートフォン20の回転角度の計測が可能とされる。なお、スマートフォン20には、加速度センサ23以外に、地磁気センサ、ジャイロセンサ等の複数のモーションセンサが設けられている。撮影・地図表示アプリケーション22は、これら複数のモーションセンサから取得される情報を解析することで、地図上の基準点からのユーザの移動経路を推定し、ユーザの現在位置を3D地図上に表示する機能を有する。
撮影・地図表示アプリケーション22は、スマートフォン20が備える撮影部22Aと連携し、所望の撮影画像を取得する。撮影部22Aには、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等が適用される。また、撮影・地図表示アプリケーション22は、スマートフォン20が備える地図表示部22Bと連携し、地図表示部22Bに3D地図等を表示させる。地図表示部22Bには、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が適用される。
方位推定サーバ30は、方位推定IF(インターフェース)部32と、参照画像情報DB(データベース)34と、を備える。更に、方位推定IF部32は、方位推定部32Aと、相対方位推定部32Bと、を備える。
本実施形態に係る方位推定サーバ30は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)等を備えたコンピュータとして構成される。ROMには、本実施形態に係る相対方位推定プログラム及び絶対方位推定プログラムが記憶されている。なお、これらの相対方位推定プログラム及び絶対方位推定プログラムは、HDDに記憶されていてもよい。
上記の相対方位推定プログラム及び絶対方位推定プログラムの各々は、例えば、方位推定サーバ30に予めインストールされていてもよい。これらの相対方位推定プログラム及び絶対方位推定プログラムの各々は、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又は、ネットワークを介して配布して、方位推定サーバ30に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が挙げられる。
CPUは、ROMに記憶されている相対方位推定プログラムを読み込んで実行することにより、上記の相対方位推定部32Bとして機能する。同様に、CPUは、ROMに記憶されている絶対方位推定プログラムを読み込んで実行することにより、上記の方位推定部32Aとして機能する。また、HDDは、上記の参照画像情報DB34として機能する。
一方、射影変換行列生成サーバ40は、射影変換行列生成部42と、参照画像DB44と、を備える。
本実施形態に係る射影変換行列生成サーバ40は、CPU、RAM、ROM、及びHDD等を備えたコンピュータとして構成される。ROMには、本実施形態に係る射影変換行列生成プログラムが記憶されている。なお、この射影変換行列生成プログラムは、HDDに記憶されていてもよい。
上記の射影変換行列生成プログラムは、例えば、射影変換行列生成サーバ40に予めインストールされていてもよい。この射影変換行列生成プログラムは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又は、ネットワークを介して配布して、射影変換行列生成サーバ40に適宜インストールすることで実現してもよい。
CPUは、ROMに記憶されている射影変換行列生成プログラムを読み込んで実行することにより、上記の射影変換行列生成部42として機能する。また、HDDは、上記の参照画像DB44として機能する。
本実施形態では、ユーザが屋内にてスマートフォン20を用いて3D地図を表示させ、ユーザの絶対方位を推定する場合について想定する。この場合、本実施形態に係る撮影・地図表示装置10では、ユーザが持つスマートフォン20により撮影されたランドマークを含む撮影画像が方位推定サーバ30に送信される。そして、この撮影画像を受信した方位推定サーバ30は、射影変換行列生成サーバ40との連携により導出されるユーザの絶対方位、ランドマークの位置、及びフロア階層を含む情報をスマートフォン20に返す。ここでいうユーザの絶対方位とは、撮影画像の撮影方向の絶対方位を意味する。
なお、本実施形態において、絶対方位とは、北向きを0度とし、時計回りに1周を360度として定義される方位である。また、位置とは、緯度及び経度で示される地図上の位置を表す。フロア階層とは、地図上における階層を表す。この場合、地図が地上、地上のプラス階層(屋内施設等)、及び地上のマイナス階層(地下街等)により構成されている。
以下、撮影・地図表示装置10が備える各部の機能について説明する。なお、本実施形態では、ランドマークとして、屋内に設置された看板を例示して説明するが、所定の場所に設置され絶対方位が変化しない、目印となり得る物体であればよい。
参照画像DB44には、複数の参照画像が予め格納されている。複数の参照画像とは、様々なランドマークの一例である看板を撮影した画像である。参照画像の1枚1枚に画像IDが割り当てられ、画像IDと対応付けながら参照画像が参照画像DB44に登録される。なお、この例の場合、参照画像DB44には、参照画像のみが格納され、参照画像のメタ情報等については別の参照画像情報DB34に格納される。これら参照画像DB44と参照画像情報DB34とは、画像IDにより互いに関連付けられている。
参照画像情報DB34には、複数の参照画像の各々のメタ情報、複数の参照画像の各々に含まれる看板の基準方向(例えば、看板の面に平行な方向)の絶対方位、看板の位置、看板のフロア階層を含む情報が予め格納されている。参照画像情報DB34に格納される情報は、参照画像の画像IDにより特定可能とされる。なお、メタ情報とは、相対方位推定部32Bにより射影変換行列から角度成分を導出する際に必要となる固有のパラメータである。メタ情報は、一例として、参照画像の縦サイズ、横サイズ、及び参照画像に含まれる看板の参照画像内における位置(例えば、画素単位での座標)を含む。看板の位置とは、参照画像に含まれる看板から看板の法線方向に所定距離(例えば、1.5m)離れた位置を表す。ここでは、看板の位置をユーザの位置と見なす。看板のフロア階層とは、参照画像に含まれる看板が設置されている階層を表す。
撮影部22Aは、ユーザが自身の向きを知りたい場合に、周囲にある看板をランドマークとして撮影し、看板を含む撮影画像を取得する。この撮影画像をクエリ画像として方位推定サーバ30に問い合わせを行う。
方位推定サーバ30は、方位推定IF部32を介して撮影画像を受け取り、受け取った撮影画像に基づいて方位推定IF部32から射影変換行列生成サーバ40に問い合わせを行う。
射影変換行列生成サーバ40は、方位推定IF部32から、撮影画像を含む問い合わせに応じて射影変換行列生成部42を起動する。射影変換行列生成部42は、撮影画像をクエリとして、参照画像DB44に対して検索を行い、撮影画像に最も類似する参照画像を取得する。つまり、同一又は類似の看板を撮影したと推定される参照画像を取得する。そして、射影変換行列生成部42は、参照画像DB44から取得した参照画像を、撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成する。そして、射影変換行列生成サーバ40は、方位推定サーバ30に射影変換行列及び参照画像の画像IDを返す。
方位推定サーバ30は、方位推定IF部32を介して射影変換行列及び画像IDを受け取る。方位推定IF部32は、方位推定部32Aを起動させ、方位推定部32Aは、相対方位推定部32Bを起動させる。相対方位推定部32Bは、画像IDをキーとして参照画像情報DB34を参照し、画像IDに対応する参照画像のメタ情報、看板の基準方向の絶対方位、看板の位置、及び看板のフロア階層を含む情報を取得する。
相対方位推定部32Bは、参照画像情報DB34から取得した参照画像のメタ情報、及び、射影変換行列生成サーバ40から取得した射影変換行列に基づいて、参照画像に含まれる看板の基準方向(看板の法線方向)に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する。つまり、撮影画像を撮影した時点でのユーザの看板に対する相対方位を推定する。そして、相対方位推定部32Bは、看板の基準方向の絶対方位及び推定された相対方位を方位推定部32Aに送る。
より具体的には、相対方位推定部32Bは、参照画像の縦横サイズ、参照画像内での看板の位置、及び射影変換行列を用いて、撮影画像の看板と参照画像の看板との間の相対角度を求める。つまり、射影変換行列を回転行列と見なして分解し、角度成分を抽出する。例えば、”回転行列からオイラー角のパラメータ抽出を行う -It_lives_vainlyの日記 ”、[online]、2007年8月29日、[2017年1月23日検索]、インターネット<URL: http://d.hatena.ne.jp/It_lives_vainly/20070829/1188384519>に記載されている公知の技術を適用することができる。なお、本実施形態では、参照画像が看板の正面から撮影されている場合を例に説明しているため、上記相対角度が、看板の基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位となる。一方、参照画像が看板の正面以外から撮影されている場合、看板の基準方向に対する参照画像の撮影方向の角度を上記相対角度に加えた角度が、看板の基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位となる。この場合、看板の基準方向に対する、参照画像の撮影方向の角度を、メタ情報に含めておけばよい。
方位推定部32Aは、相対方位推定部32Bから受け取った、看板の基準方向の絶対方位及び推定された相対方位に基づいて、撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する。つまり、撮影画像の撮影時点でのユーザの絶対方位を推定する。そして、方位推定部32Aは、方位推定IF部32を介して、ユーザの絶対方位(すなわち、撮影画像の撮影方向の絶対方位)、看板の位置、及びフロア階層をスマートフォン20に出力する。
図2は、本実施形態に係る撮影画像の撮影方向の絶対方位を導出する処理の一例を示す図である。
図2において、Nは北向き、Sは南向き、Eは東向き、Wは西向きを示し、看板50を鉛直方向から見た状態を示している。以下、ユーザ52が使用するスマートフォン20により撮影された看板50を含む撮影画像が方位推定サーバ30に送信された場合について説明する。
図2の左図に示すように、方位推定部32Aは、看板50の基準方向(例えば、看板の面に平行な方向)の絶対方位αを、参照画像情報DB34に予め格納されている参照画像のメタ情報から取得する。
図2の中図に示すように、相対方位推定部32Bは、看板50の基準方向(例えば、看板の法線方向)に対する、撮影画像の撮影方向の相対角度、すなわち、撮影時のユーザ52の看板50に対する相対角度(相対方位)βを推定する。この例の場合、相対角度βは、看板50の法線方向との間の角度として示される。なお、看板50の位置P1は、看板50から看板50の法線方向に所定距離L(例えば、L=1.5m)離れた位置とされる。この例では、看板50の位置P1をユーザ52の位置と見なす。
図2の右図に示すように、方位推定部32Aは、看板50の基準方向の絶対方位α(単位:度)、及び、ユーザ52の看板50に対する相対方位β(単位:度)に基づいて、撮影画像の撮影方向の絶対方位、すなわち、ユーザ52の絶対方位γ(単位:度)を、以下の式1を用いて導出する。なお、この例では、看板50の中心点を中心とし、看板50を囲む円を想定した場合に、看板50の基準方向(看板の面に平行な方向)は円の外側を向くのに対して、撮影画像の撮影方向は円の中心を向く。このため、撮影画像の撮影方向を180度反転させた状態の方向がユーザ52の絶対方位γとして導出される。
γ=α+β−90 …(1)
つまり、相対方位推定部32Bは、予め参照画像DB44に用意された看板50を表す参照画像と、看板50を表す撮影画像とに基づいて、看板50の基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位βを推定する。そして、方位推定部32Aは、予め参照画像情報DB34に格納されている看板50の基準方向の絶対方位αと、推定された相対方位βとに基づいて、撮影画像の撮影方向の絶対方位γを推定する。
但し、看板50の基準方向の絶対方位αは、図3に示すように定められる。つまり、看板50の基準方向(この場合、看板50の面と平行な方向)は、北向きNを0度とした場合に、北向きNに対する角度が時計回りに増大し、絶対方位α(=θ度)として表される。
地図表示部22Bは、方位推定サーバ30から返されるユーザの絶対方位、看板の位置、及びフロア階層を含む情報に基づいて、ユーザの現在位置及び向きから見た、3D地図を表示する。具体的には、地図表示部22Bは、看板の位置をユーザの現在位置とし、推定された撮影画像の撮影方向の絶対方位に、撮影画像の撮影時点から現時点までにスマートフォン20が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、3D地図の表示を行う。なお、スマートフォン20の回転角度は、例えば、センサ(一例として、ジャイロセンサ、加速度センサ等)により計測される。
また、一度表示を行った後は、推定値とそもそもスマートフォン20のセンサが指し示す方位との差分を保持しておく。そして、ユーザが歩行する際にはスマートフォン20のセンサの値に上記の差分を補正値として加えた値を用いることで、地図上で継続的に正しい方位を示すことができる。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る撮影・地図表示装置10の作用を説明する。なお、図4は、本実施形態に射影変換行列生成プログラム、相対方位推定プログラム、及び絶対方位推定プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、図4のステップ100にて、射影変換行列生成サーバ40の射影変換行列生成部42が、方位推定サーバ30を介して、ユーザが使用するスマートフォン20により撮影された看板を含む撮影画像を取得する。
ステップ102にて、射影変換行列生成部42が、撮影画像に基づいて参照画像DB44を検索し、撮影画像にマッチングする参照画像が有るか否かを判定する。撮影画像にマッチングする参照画像が無いと判定された場合(否定判定の場合)、ステップ104に移行する。一方、撮影画像にマッチングする参照画像が有ると判定された場合(肯定判定の場合)、ステップ106に移行する。
ステップ104では、射影変換行列生成部42が、方位推定サーバ30を介して、スマートフォン20にエラーメッセージを返す。このエラーメッセージは、例えば、「マッチングする参照画像が有りません。再度、撮影画像を送って下さい。」等のメッセージである。
一方、ステップ106では、射影変換行列生成部42が、参照画像DB44から取得した参照画像を、撮影画像に射影するための射影変換行列を生成し、射影変換行列及び参照画像の画像IDを方位推定サーバ30に送信する。
ステップ108では、方位推定サーバ30の方位推定IF部32が、射影変換行列生成部42からの射影変換行列及び画像IDを受け取る。相対方位推定部32Bは、画像IDに基づいて参照画像情報DB34を検索し、参照画像のメタ情報及び看板の基準方向の絶対方位を取得する。相対方位推定部32Bは、射影変換行列及び参照画像のメタ情報に基づいて、ユーザの看板に対する相対方位、つまり、看板の基準方向に対する、撮影画像の撮影方向の相対方位を推定し、推定した相対方位及び看板の基準方向の絶対方位を方位推定部32Aに送る。
ステップ110では、方位推定部32Aが、相対方位推定部32Bから受け取った、ユーザの看板に対する相対方位及び看板の基準方向の絶対方位に基づいて、撮影画像の撮影時点でのユーザの絶対方位、つまり、撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する。そして、方位推定IF部32は、方位推定部32Aにより推定したユーザの絶対方位、看板の位置、及びフロア階層を含む情報をスマートフォン20に送信する。
ステップ112では、スマートフォン20の地図表示部22Bが、加速度センサ23から、撮影画像の撮影時点から現時点(例えば、ユーザの絶対方位の受け取り時点)までにスマートフォン20が回転した回転角度を取得する。
ステップ114では、地図表示部22Bが、方位推定IF部32から受け取った看板の位置をユーザの位置とし、ユーザの絶対方位を示す撮影画像の撮影方向の絶対方位に、スマートフォン20の回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行う。
以上、実施形態として方位推定装置及び撮影・地図表示装置を例示して説明した。実施形態は、コンピュータを、方位推定装置、又は、撮影・地図表示装置が備える各部として機能させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
また、方位推定サーバ30及び射影変換行列生成サーバ40を、一つの方位推定装置として構成してもよい。方位推定サーバ30、射影変換行列生成サーバ40、及びスマートフォン20を、一つの撮影・地図表示装置として構成してもよい。
その他、上記実施形態で説明した方位推定装置及び撮影・地図表示装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 撮影・地図表示装置
20 スマートフォン
22 撮影・地図表示アプリケーション
22A 撮影部
22B 地図表示部
23 加速度センサ
30 方位推定サーバ
32 方位推定IF部
32A 方位推定部
32B 相対方位推定部
34 参照画像情報DB
40 射影変換行列生成サーバ
42 射影変換行列生成部
44 参照画像DB
50 看板
52 ユーザ

Claims (7)

  1. 予め用意されたランドマークを表す参照画像と、前記ランドマークを表す撮影画像と、前記参照画像を前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列とに基づいて、前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する相対方位推定部と、
    予め求められた前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する方位推定部と、
    を含む方位推定装置。
  2. 複数の参照画像を格納する参照画像データベースと、
    前記複数の参照画像の各々のメタ情報であって、前記参照画像の縦横サイズと前記参照画像に含まれるランドマークの前記参照画像内の位置とを含むメタ情報、及び、前記複数の参照画像の各々に含まれる前記ランドマークの基準方向の絶対方位を少なくとも格納する参照画像情報データベースと、
    携帯端末装置により撮影された撮影画像により前記参照画像データベースを検索して得られた前記参照画像を、前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成する射影変換行列生成部と、
    前記射影変換行列及び前記参照画像のメタ情報に基づいて、前記参照画像に含まれる前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定する相対方位推定部と、
    前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定する方位推定部と、
    を含む方位推定装置。
  3. 請求項2に記載の方位推定装置によって推定された前記撮影画像の撮影方向の絶対方位に、前記撮影画像の撮影時点から現時点までに前記携帯端末装置が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行う地図表示部
    を含む撮影・地図表示装置。
  4. 相対方位推定部が、予め用意されたランドマークを表す参照画像と、前記ランドマークを表す撮影画像と、前記参照画像を前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列とに基づいて、前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定するステップと、
    方位推定部が、予め求められた前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定するステップと、
    を含む方位推定方法。
  5. 複数の参照画像を格納する参照画像データベースと、前記複数の参照画像の各々のメタ情報であって、前記参照画像の縦横サイズと前記参照画像に含まれるランドマークの前記参照画像内の位置とを含むメタ情報、及び、前記複数の参照画像の各々に含まれる前記ランドマークの基準方向の絶対方位を少なくとも格納する参照画像情報データベースと、を含む方位推定装置における方位推定方法であって、
    射影変換行列生成部が、携帯端末装置により撮影された撮影画像により前記参照画像データベースを検索して得られた前記参照画像を、前記撮影画像に射影変換するための射影変換行列を生成するステップと、
    相対方位推定部が、前記射影変換行列及び前記参照画像のメタ情報に基づいて、前記参照画像に含まれる前記ランドマークの基準方向に対する、前記撮影画像の撮影方向の相対方位を推定するステップと、
    方位推定部が、前記ランドマークの基準方向の絶対方位と、前記推定された相対方位とに基づいて、前記撮影画像の撮影方向の絶対方位を推定するステップと、
    を含む方位推定方法。
  6. 地図表示部が、請求項5に記載の方位推定方法の各ステップによって推定された前記撮影画像の撮影方向の絶対方位に、前記撮影画像の撮影時点から現時点までに前記携帯端末装置が回転した回転角度を加えた角度を、ユーザの現在の向きとして、地図表示を行うステップ
    を含む撮影・地図表示方法。
  7. コンピュータを、請求項1に記載の方位推定装置が備える各部、又は、請求項2に記載の方位推定装置が備える各部、又は、請求項3に記載の撮影・地図表示装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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