JP6870439B2 - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、焼結鉱の製造方法に関する。
例えば特許文献1、2に開示されるように、焼結鉱の製造方法として、いわゆる二段装入二段点火法が知られている。この方法では、焼結機内に配合原料造粒物を二段で装入する。具体的には、下段系の配合原料造粒物を焼結機内に装入することで、下段原料充填層を形成する。ついで、下段原料充填層上に上段系の配合原料造粒物を装入することで、上段原料充填層を形成する。ここで、配合原料造粒物は、配合原料の造粒物であり、配合原料は、焼結用原料を所定の配合比で配合したものである。焼結用原料は、主原料である鉄含有原料、焼結反応及び成分調整のために必要な副原料、熱源である炭材(固体燃料)、及び返鉱等で構成される。ついで、下段原料充填層の表面および上段原料充填層の表面をそれぞれ点火するとともに、下段原料充填層および上段原料充填層内を通して空気を下方に吸引する。これにより、各原料充填層が焼成される。ついで、焼結ケーキ(各原料充填層が焼成されることで生成されたもの)を解砕、整粒することで、焼結鉱を作製する。この方法によれば、1段の原料充填層を焼成する場合よりも単位時間あたりに処理できる配合原料を増大(単純計算で倍増)させることができるので、焼結鉱の生産性が向上しうる。さらに、上段原料充填層の焼成に使用された空気を下段原料充填層の焼成に使用することができるので、排ガス量の低減も期待できる。
特開昭47−26304号公報 特開昭62−60829号公報 特開2003−160815号公報
ところで、上述したように、二段装入二段点火法では、上段原料充填層の焼成に使用された空気、つまり上段の排ガスが下段原料充填層の焼成に使用される。したがって、下段原料充填層の焼成は、低酸素分圧下での焼成となる。このため、下段原料充填層に含まれる炭材の燃焼速度が低下し、かつ、炭材の燃焼が阻害される。この結果、下段焼結鉱(下段原料充填層の焼成により生成される焼結鉱)の生産性が低下するという問題があった。
特許文献2には、このような問題を解決するための方法として、上段原料充填層中の炭材の配合比を下段原料充填層中の炭材の配合比よりも低くする技術が開示されている。しかしながら、この方法では、上段原料充填層の発熱量が低下し、上段焼結鉱(上段原料充填層の焼成により生成される焼結鉱)の冷間強度が低下するという別の問題を招く。このため、特許文献2に開示された技術では上述した問題を根本的に解決することができなかった。
一方、特許文献3には、一段装入一段点火法における配合原料の造粒方法が開示されている。この方法では、炭材以外の配合原料、すなわち主配合原料をドラムミキサーで造粒し、炭材をドラムミキサーの後半部分から主配合原料に投入する。特許文献3には、この方法によって焼結鉱の生産性が向上したことが開示されているが、特許文献3には、二段装入二段点火法に関して何ら言及されていない。したがって、特許文献3に開示された技術では、上述した問題を解決することができなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、上段焼結鉱の強度低下を抑制しつつ、下段焼結鉱の生産性を高めることが可能な、新規かつ改良された焼結鉱の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、炭材を含む全ての焼結用原料が所定の配合比で配合された上段系の配合原料を造粒機で造粒する上段系造粒工程と、下段系の配合原料のうち、炭材以外の主配合原料を造粒機で造粒する下段系造粒工程と、下段系造粒工程の後半から主配合原料の造粒物を焼結機の下段系サージホッパ内に装入する前までの間に下段系の主配合原料に炭材を投入する炭材投入工程と、下段系の主配合原料の造粒物および炭材を焼結機内に装入することで、下段原料充填層を形成する下段原料充填層形成工程と、下段原料充填層上に上段系造粒工程の配合原料造粒物を装入することで、上段原料充填層を形成する上段原料充填層形成工程と、下段原料充填層の表面および上段原料充填層の表面をそれぞれ点火するとともに、下段原料充填層および上段原料充填層中の空気を下方に吸引する焼成工程と、を含むことを特徴とする、焼結鉱の製造方法が提供される。
ここで、造粒機はドラムミキサーであってもよい。
また、炭材投入工程では、造粒機から排出された主配合原料の造粒物に、当該造粒物を下段系サージホッパ内に装入する前までに、炭材を投入してもよい。
以上説明したように本発明によれば、下段系において炭材の後添加を行う。この結果、後述する実施例に示される通り、下段焼結鉱の生産性が改善する。さらに、特許文献2に開示された技術と異なり、上段原料充填層中の炭材の配合比を低くする必要が無いので、上段焼結鉱の強度低下を抑制できる。
本発明の実施形態に係る焼結鉱製造システムの概略構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.焼結鉱製造システムの全体構成>
まず、図1に基づいて、本実施形態に係る焼結鉱製造システム1の全体構成について説明する。
焼結鉱製造システム1は、所謂二段装入二段点火法により焼結鉱を作製するシステムである。焼結鉱製造システム1は、下段系造粒ライン10と、上段系造粒ライン20と、焼結機30とを備える。したがって、本実施形態では、造粒を二系統に分けて行う。つまり、二系統造粒を行う。
下段系造粒ライン10は、下段系原料供給用ホッパ群10aと、ベルトコンベア10bと、ドラムミキサー10cと、炭材供給用ホッパ10dと、ベルトコンベア10eとを備える。下段系原料供給用ホッパ群10aは、複数のホッパで構成される。そして、下段系原料供給用ホッパ群10aを構成する各ホッパは、下段系の焼結用原料のうち、炭材以外の焼結用原料をベルトコンベア10bに供給する。
ここで、焼結用原料は、主原料である鉄含有原料、焼結反応及び成分調整のために必要な副原料、熱源である炭材(固体燃料)、及び返鉱等で構成される。ここで、鉄含有原料は、例えば粒度約10mm以下の鉄鉱石(粉鉱石)および製鉄ダスト(製鉄ダスト、製鋼ダスト、スケール等)等である。副原料は、生石灰(CaO)、石灰石、ドロマイト、転炉スラグ、蛇紋岩、珪石および橄欖岩等である。炭材は、例えばコークス粉および無煙炭等である。
そして、各ホッパからベルトコンベア10bに供給される焼結用原料の配合比は予め設定されている。つまり、下段系原料供給用ホッパ群10aは、炭材以外の焼結用原料が所定の配合比で配合された主配合原料をベルトコンベア10bに供給する。ベルトコンベア10bは、主配合原料をドラムミキサー10cに供給する。
ドラムミキサー10cは、主配合原料を造粒する造粒機の一例である。ドラムミキサー10cは1段であっても、多段であってもよい。なお、本実施形態では、主配合原料を造粒する造粒機をドラムミキサー10cとしたが、造粒機はドラムミキサー10cに限られず、主配合原料を造粒できるものであればどのようなものであってもよい。例えば、造粒機はパンペレタイザーであってもよい。
ドラムミキサー10cは、主配合原料を造粒することで、主配合原料の造粒物(以下、「下段系造粒物」とも称する)を作製する。ベルトコンベア10eは、ドラムミキサー10cから排出された下段系造粒物を焼結機30の下段系サージホッパ31aに向けて搬送する。このように、本実施形態では、炭材以外の主配合原料だけを選択的に造粒する。ここで、炭材は、他の焼結用原料に比べて造粒性(言い換えれば、他の粒子との付着性)が悪い。このため、主配合原料の造粒が強化される。具体的には、下段系造粒物の粒度が大きくなる。
炭材供給用ホッパ10dは、ベルトコンベア10e上で搬送されている下段系造粒物に炭材を投入する。これにより、ベルトコンベア10e上で下段系造粒物と炭材とが混合される。つまり、本実施形態では、下段系において炭材の後添加を行う。
ベルトコンベア10eは、下段系造粒物と炭材との混合物Aを下段系サージホッパ31aに供給する。ここで、混合物Aにおいては、多くの炭材が造粒物の表面に偏在するようになる。つまり、混合物Aにおいては、下段系造粒物の粒度が大きく、かつ、このような造粒物の表面に炭材が偏在している。
上段系造粒ライン20は、上段系原料供給用ホッパ群20aと、ベルトコンベア20bと、ドラムミキサー20cと、ベルトコンベア20dとを備える。上段系原料供給用ホッパ群20aは、複数のホッパで構成される。そして、上段系原料供給用ホッパ群20aを構成する各ホッパは、上段系の焼結用原料をベルトコンベア10bに供給する。ここで、上段系原料供給用ホッパ群20aは、炭材を含む全ての焼結用原料をベルトコンベア10bに供給する。詳細は実施例で説明するが、上段系でも下段系と同様に炭材の後添加を行った場合、成品歩留りがかえって低下する。つまり、下段系のみで炭材の後添加を行うことで、焼結鉱全体の成品歩留りを維持しつつ、下段焼結鉱の生産性を向上させることができる。
そして、各ホッパからベルトコンベア10bに供給される焼結用原料の配合比は予め設定されている。つまり、上段系原料供給用ホッパ群20aは、焼結用原料が所定の配合比で配合された配合原料、つまり上段系の配合原料をベルトコンベア20bに供給する。ベルトコンベア20bは、上段系の配合原料をドラムミキサー10cに供給する。
ドラムミキサー20cは、上段系の主配合原料を造粒する造粒機の一例である。ドラムミキサー20cは1段であっても、多段であってもよい。なお、本実施形態では、上段系の配合原料を造粒する造粒機をドラムミキサー20cとしたが、造粒機はドラムミキサー20cに限られず、上段系の配合原料を造粒できるものであればどのようなものであってもよい。例えば、造粒機はパンペレタイザーであってもよい。
ドラムミキサー20cは、上段系の配合原料を造粒することで、上段系の配合原料造粒物(以下、「上段系造粒物」とも称する)を作製する。ベルトコンベア20dは、ドラムミキサー20cから排出された上段系造粒物を焼結機30の上段系サージホッパ32aに向けて搬送する。
焼結機30は、下段系焼結ユニット31および上段系焼結ユニット32と、パレット33と、図示しないブロワとを備える。下段系焼結ユニット31は、下段系サージホッパ31aと、下段系ドラムフィーダ31bと、下段系シュート31cと、下段系点火炉31dとを備える。下段系サージホッパ31aは、混合物Aを下段系ドラムフィーダ31bに供給する。下段系ドラムフィーダ31bは、下段系サージホッパ31aから供給された混合物Aを切り出して下段系シュート31cに供給する。混合物Aは、下段系シュート31c上で滑り落ち、焼結機30内のパレット33上に積層される。すなわち、混合物Aが焼結機30内に装入される。これにより、下段原料充填層A1がパレット33内に形成される。パレット33は、下段原料充填層A1を矢印C方向に搬送する。図示しないブロワは、パレット33の下方に配置されている風箱を介して、下段原料充填層A1および後述する上段原料充填層B1内を通して空気を下方に吸引する。
下段系点火炉31dは、下段原料充填層A1の表面に向けて火炎31eを噴出することで、下段原料充填層A1の表面を点火する。これにより、下段原料充填層A1の表面が溶融帯(焼結反応が行われる部分)A2となる。その一方で、上述したように、ブロワは下段原料充填層A1内を通して空気を下方に吸引する。これにより、溶融帯A2は、下段原料充填層A1の搬送に伴って下方に移動する。つまり、下段原料充填層A1の焼成が進行する。また、焼結反応に必要な空気は、下段原料充填層A1内に順次導入される。ここで、上段原料充填層B1の焼成が開始された後には、上段原料充填層B1の焼成に使用された空気が下段原料充填層A1内に導入される。つまり、酸素濃度が低い空気が下段原料充填層A1内に導入される。一方、上段原料充填層B1の焼成が開始される前は、酸素濃度の高い空気が下段原料充填層A1内に導入される。以上の工程により、下段原料充填層A1が焼成される。焼成後の下段原料充填層A1は下段焼結ケーキA3となる。
上段系焼結ユニット32は、下段系焼結ユニット31に対して矢印C方向(すなわち、原料充填層の搬送方向)奥側に配置される。上段系焼結ユニット32は、上段系サージホッパ32aと、上段系ドラムフィーダ32bと、上段系シュート32cと、上段系点火炉32dとを備える。上段系サージホッパ32aは、上段系造粒物を上段系ドラムフィーダ32bに供給する。上段系ドラムフィーダ32bは、上段系サージホッパ32aから供給された上段系造粒物Bを切り出して上段系シュート32cに供給する。上段系造粒物Bは、上段系シュート32c上で滑り落ち、下段原料充填層A1上に積層される。すなわち、上段系造粒物Bが焼結機30のパレット33内に装入される。これにより、下段原料充填層A1上に上段原料充填層B1が形成される。上段原料充填層B1は、下段原料充填層A1とともに矢印C方向に搬送される。また、上段原料充填層B1および下段原料充填層A1内を通して、空気は、図示しないブロワによって下方に吸引される。
上段系点火炉32dは、上段原料充填層B1の表面に向けて火炎32eを噴出することで、上段原料充填層B1の表面を点火する。これにより、上段原料充填層B1の表面が溶融帯(焼結反応が行われる部分)B2となる。その一方で、上述したように、ブロワは上段原料充填層B1を通して空気を下方に吸引する。これにより、溶融帯B2は、上段原料充填層B1の搬送に伴って下方に移動する。つまり、上段原料充填層B1の焼成が進行する。また、焼結反応に必要な空気は、上段原料充填層B1内に順次導入される。これにより、上段原料充填層B1が焼成される。焼成後の上段原料充填層B1は上段焼結ケーキB3となる。また、上段原料充填層B1の焼成に使用された空気は、下段原料充填層A1の焼成に使用される。
その後、下段焼結ケーキA3および上段焼結ケーキB3は、解砕、整粒される。これにより、焼結鉱が作製される。以下、下段焼結ケーキA3の解砕、整流により作製された焼結鉱を下段焼結鉱とも称する。また、上段焼結ケーキB3の解砕、整流により作製された焼結鉱を上段焼結鉱とも称する。また、これらを総称して、単に「焼結鉱」とも称する。
このように、本実施形態では、いわゆる二段装入二段点火法により焼結鉱を作成する。したがって、上段原料充填層B1の焼成に使用されたガス(空気)が下段原料充填層A1の焼成に使用される。したがって、下段原料充填層A1の焼成は、低酸素分圧下での焼成となる。このため、従来の二段装入二段点火法では、下段焼結鉱の生産性が低下するという問題があった。
これに対し、本実施形態では、下段系において炭材の後添加を行う。この結果、後述する実施例に示される通り、下段焼結鉱の生産性が改善する。本発明者は、この理由を以下のように考えている。すなわち、下段系では、炭材以外の主配合原料だけを選択的に造粒するので、下段系造粒物の粒度が大きくなる。したがって、下段原料充填層A1の通気性が向上する。さらに、炭材が下段系造粒物の表面に偏在しているので、ガスと炭材との接触が促進される。このため、ガス中の酸素分圧が低くても、炭材の燃焼が促進される。すなわち、炭材の燃焼速度が向上し、炭材の燃焼が阻害されにくくなる。このため、焼結燃焼進行速度(FFS)が向上し、焼結時間が短縮される。すなわち、下段焼結鉱の生産性が向上する。
ここで、上段系だけで炭材の後添加を行った場合、後述する実施例に示される通り、焼結鉱全体の成品歩留が低下する。また、生産性も十分に向上しない。本発明者は、この理由を以下のように考えている。すなわち、上段系では、上段系造粒物の粒度が大きくなり、炭材が上段系造粒物の表面に偏在することになる。このため、上段原料充填層B1の通気性が向上し、炭材とガスとの接触が促進される。したがって、上段原料充填層B1の焼結燃焼進行速度が向上する。ただし、上段原料充填層B1には、酸素分圧の高いガスが流通する。このため、焼結燃焼進行速度が過剰に大きくなってしまう。この結果、溶融帯B2において融液と固体粒子とが十分に親和せず、固体粒子の再配列が十分に行われなくなる。したがって、上段焼結鉱の強度が低下し、成品歩留りが著しく低下する。また、生産性も低下する。さらに、上段原料充填層B1において炭材の燃焼が促進されることから、下段原料充填層A1に供給されるガスの酸素分圧がさらに低下する。このため、下段焼結鉱の成品歩留も低下し、焼結燃焼進行速度(すなわち、生産性)も低下する。このように、上段および下段共に歩留が低下するため、全体の歩留が著しく低下する。ここで、上段系において炭材の後添加を行う条件では、下段系において炭材の後添加を行っても、下段焼結鉱の成品歩留および生産性は十分に向上しない。
なお、下段系において炭材を後添加した場合、上述したように焼結燃焼進行速度が向上するが、低酸素分圧下での焼成が行われるので、焼結燃焼進行速度は過剰に大きくはならない。つまり、低酸素分圧によって低下した焼結燃焼進行速度が炭材の後添加によって回復することになる。したがって、融液と固体粒子とが親和するための時間は十分に確保されるので、上段系で炭材を後添加した場合のデメリットはほとんど生じない。したがって、下段焼結鉱の成品歩留はほとんど低下しない。さらに、特許文献2に開示された技術と異なり、上段原料充填層B1中の炭材の配合比を低くする必要が無いので、上段焼結鉱の強度も確保できる。つまり、上段焼結鉱の成品歩留も維持される。
このように、下段系においてのみ選択的に炭材の後添加を行うことで、焼結鉱全体の成品歩留を維持しつつ、下段焼結鉱の生産性を向上させることができる。
<2.焼結鉱の製造方法>
次に、上述した焼結鉱製造システム1を用いた焼結鉱の製造方法について説明する。まず、下段系原料供給用ホッパ群10aは、炭材以外の焼結用原料が所定の配合比で配合された主配合原料をベルトコンベア10bに供給する。ベルトコンベア10bは、主配合原料をドラムミキサー10cに供給する。
ついで、ドラムミキサー10cは、主配合原料を造粒することで、主配合原料の造粒物すなわち下段系造粒物を作製する(下段系造粒工程)。ベルトコンベア10eは、ドラムミキサー10cから排出された下段系造粒物を焼結機30の下段系サージホッパ31aに向けて搬送する。
ついで、炭材供給用ホッパ10dは、ベルトコンベア10e上で搬送されている下段系造粒物に炭材を投入する(炭材投入工程)。これにより、ベルトコンベア10e上で下段系造粒物と炭材とが混合される。つまり、本実施形態では、下段系において炭材の後添加を行う。
ベルトコンベア10eは、下段系造粒物と炭材との混合物Aを下段系サージホッパ31aに供給する。ここで、混合物Aにおいては、多くの炭材が造粒物の表面に偏在するようになる。つまり、混合物Aにおいては、下段系造粒物の粒度が大きく、かつ、このような造粒物の表面に炭材が偏在している。
一方、上段系原料供給用ホッパ群20aは、炭材を含む全ての焼結用原料が所定の配合比で配合された配合原料、つまり上段系の配合原料をベルトコンベア20bに供給する。ベルトコンベア20bは、上段系の配合原料をドラムミキサー10cに供給する。
ついで、ドラムミキサー20cは、上段系の配合原料を造粒することで、上段系の配合原料造粒物、すなわち上段系造粒物Bを作製する。ベルトコンベア20dは、ドラムミキサー20cから排出された上段系造粒物Bを焼結機30の上段系サージホッパ32aに向けて搬送する。
ついで、下段系ドラムフィーダ31bにより混合物Aを焼結機30に装入する。具体的には、混合物Aをパレット33内に積層する。これにより、下段原料充填層A1がパレット33内に形成される(下段原料充填層形成工程)。ついで、下段原料充填層A1を矢印C方向に搬送し、下段系点火炉31dから火炎31eを下段原料充填層A1の表面に噴射する。これにより、下段原料充填層A1の表面を点火する。これにより、下段原料充填層A1の表面が溶融帯A2となる。その一方で、ブロワが下段原料充填層A1内を通して空気を下方に吸引する。これにより、溶融帯A2は、下段原料充填層A1の搬送に伴って下方に移動する。つまり、下段原料充填層A1の焼成が進行する。焼成後の下段原料充填層A1は下段焼結ケーキA3となる。
一方、上段系ドラムフィーダ32bにより上段系造粒物Bを焼結機30のパレット33内に装入する。具体的には、上段系造粒物Bを下段原料充填層A1上に積層する。これにより、上段原料充填層B1が下段原料充填層A1上に形成される(上段原料充填層形成工程)。ついで、上段原料充填層B1を下段原料充填層A1とともに矢印C方向に搬送し、上段系点火炉32dから火炎32eを上段原料充填層B1の表面に噴射する。これにより、上段原料充填層B1の表面を点火する。これにより、上段原料充填層B1の表面が溶融帯B2となる。その一方で、上述したように、ブロワは上段原料充填層B1および下段原料充填層A1内を通して空気を下方に吸引する。これにより、溶融帯B2は、上段原料充填層B1の搬送に伴って下方に移動する。つまり、上段原料充填層B1の焼成が進行する(焼成工程)。焼成後の上段原料充填層B1は上段焼結ケーキB3となる。上段原料充填層B1の焼成に使用された空気は下段原料充填層A1の焼成に使用される。以上の工程により、下段焼結ケーキA3および上段焼結ケーキB3が作製される。下段焼結ケーキA3および上段焼結ケーキB3は、解砕、整粒される。これにより、焼結鉱が作製される。
<3.変形例>
次に、本実施形態の変形例を説明する。上述した例では、下段系造粒物が焼結機30のサージホッパ31aに装入される前に炭材を下段系造粒物に投入した。しかしながら、炭材は、下段系造粒工程の後半に主配合原料に投入されても良い。例えば、造粒機がドラムミキサーである場合は、ドラムミキサー10cの後半部分(より詳細には、主配合原料の流動方向の後半部分)で炭材を主配合原料に投入しても良い。つまり、炭材は、下段系造粒工程の後半から主配合原料の造粒物を焼結機サージホッパ内に装入する前までの間に主配合原料に投入されればよい。この変形例においても上述した効果と同様の効果が得られる。
<1.配合原料の準備>
上述した実施形態による効果を検証するために、以下に説明する実施例を行った。まず、表1に、本実施例で使用した配合原料の組成(配合条件)を示す。表1中の数値は質量%を示す。赤鉄鉱A〜石灰石の質量%は、赤鉄鉱A〜石灰石の総質量(上段下段を合わせた総質量)に対する質量%を示す。「小計」は、各段における赤鉄鉱A〜石灰石の質量%の合計であり、「総計」は、上段下段の赤鉄鉱A〜石灰石の質量%の合計である。粉コークスの質量%は外数であり、赤鉄鉱A〜石灰石の総質量(上段下段を合わせた総質量)に対する質量%を示す。「粉コークス総計」は上段下段の粉コークスの質量%の合計である。目標水分は外数であり、各段における赤鉄鉱A〜石灰石の総質量に対する質量%を示す。
Figure 0006870439
(1−1.実施例1)
実施例1では、二系統造粒を行い、二段装入二段点火法による焼成を行った。具体的には、下段系の主配合原料(炭材以外の配合原料)をドラムミキサー10cに装入し、4分間混合した。ここで、ドラムミキサー10cは、直径600mm、回転速度25rpmのドラムミキサーを使用した。ついで、ドラムミキサー10cに水分をさらに添加し、主配合原料をさらに4分間混合した。ついで、炭材をドラムミキサー10cに投入し、さらに15秒間混合した。これにより、下段系造粒物と炭材との混合物Aを作成した。
さらに、上段系の配合原料をドラムミキサー20cに装入し、4分間混合した。ここで、ドラムミキサー20cは、ドラムミキサー10cと同様のものを使用し、駆動条件もドラムミキサー10cと同様とした。ついで、ドラムミキサー20cに水分をさらに添加し、配合原料をさらに混合した。これにより、上段系造粒物Bを作成した。
ついで、二段装入二段点火法を鍋試験により再現した。具体的には、直径300mm、層高300mmの試験鍋を2つ用意した。そして、これらの試験鍋に混合物Aおよび上段系造粒物Bをそれぞれ装入した。ついで、混合物Aを装入した試験鍋(下段系鍋)をまず試験装置にセットし、表面を1100℃の火炎で1分間点火し、ブロワにより吸引負圧1000mmAqで下段系鍋内を通して空気を吸引した。点火終了後、上段系造粒物Bを装入した試験鍋(上段系鍋)を直ちに下段系鍋の上に乗せ、1100℃の火炎で1分間点火し、ブロワにより吸引負圧1000mmAqで上段系鍋および下段系鍋内を通して空気を吸引した。そして、引き続き吸引負圧1000mmAqで上段系鍋および下段系鍋内を通して空気を吸引しつつ、吸引ガスの温度をモニタした。次いで、下段系鍋の点火開始時点から吸引ガス温度が最大となった時点までの時間を焼結時間(min)とした。
ついで、全ての焼結ケーキを2mの高さから5回落下させた後、粒度が5mm以上の焼結鉱を成品として篩分けし、秤量した。すなわち、目開きが5mmの篩を用いて焼結鉱を篩分けし、篩に残った焼結鉱を成品とした。そして、成品の質量および鍋試験の条件に基づいて、成品歩留り(%)および生産性(t/d/m)を算出した。また、生産性に関しては、後述する比較例1の生産性に対する増加率も算出した。また、被還元性の評価値として、JIS−RI(%)をJIS M8713に準拠して測定した。また、還元粉化の評価値として、JIS−RDI(%)をJIS 8720に準拠して測定した。結果を表2にまとめて示す。
(1−2.比較例1)
下段系の全ての焼結用原料をドラムミキサー10cに投入して一括造粒を行った(つまり、下段系において粉コークスを後添加しなかった)ことを除いて実施例1と同様の処理を行った。結果を表2にまとめて示す。
(1−3.比較例2)
比較例2では、上段系において炭材の後添加を行い、下段系において一括造粒を行った他は実施例1と同様の処理を行った。つまり、上段系の主配合原料(炭材以外の配合原料)をドラムミキサー20cに装入し、4分間混合した。ドラムミキサー20cの駆動条件は実施例1のドラムミキサー20cと同様とした。ついで、ドラムミキサー20cに水分をさらに添加し、上段系の主配合原料をさらに4分間混合した。ついで、炭材をドラムミキサー20cに投入し、さらに15秒間混合した。これにより、上段系造粒物と炭材との混合物を作成した。
さらに、下段系の配合原料(炭材含む)をドラムミキサー10cに装入し、4分間混合した。ここで、ドラムミキサー10cの駆動条件は実施例1のドラムミキサー10cと同様とした。ついで、ドラムミキサー10cに水分をさらに添加し、配合原料をさらに混合した。これにより、下段系造粒物を作成した。その後、実施例1と同様の鍋試験を行った。結果を表2にまとめて示す。
(1−4.比較例3)
比較例3では、上段系および下段系において炭材の後添加を行った他は実施例1と同様の処理を行った。具体的には、上段系では比較例2と同様の工程により上段系造粒物と炭材との混合物を作製し、下段系では実施例1と同様の工程により下段系造粒物と炭材との混合物を作製した。その後、実施例1と同様の鍋試験を行った。結果を表2にまとめて示す。
Figure 0006870439
<2.評価>
実施例では、比較例1に比べて焼結時間が短縮され、生産性が8%向上した。実施例では、下段系の炭材を後添加しているので、下段原料充填層の通気性が向上し、ガスと炭材との接触が促進される。このため、ガス中の酸素分圧が低くても、炭材の燃焼が促進される。すなわち、炭材の燃焼速度が向上し、炭材の燃焼が阻害されにくくなる。このため、焼結燃焼進行速度(FFS)が向上し、焼結時間が短縮され、下段焼結鉱の生産性が向上したと考えられる。
一方で、実施例では、成品歩留りが維持された。下段系では、低酸素分圧下での焼成が行われるので、焼結燃焼進行速度は過剰に大きくはならない。つまり、低酸素分圧によって低下した焼結燃焼進行速度が炭材の後添加によって回復することになる。したがって、融液と固体粒子とが親和するための時間は十分に確保される。したがって、下段焼結鉱の成品歩留りはほとんど低下しなかったと考えられる。さらに、上段原料充填層中の炭材の配合比を比較例1と同様としたので、上段焼結鉱の成品歩留りも維持された。
比較例1では、上段、下段ともに炭材の後添加を行わなかったので、焼結鉱の生産性が低下した。特に、下段焼結鉱の生産性が低下したと考えられる。比較例2では、上段系のみ炭材の後添加を行った。この結果、比較例2では、比較例1に比べて焼結時間が短縮されたものの、実施例に比べて成品歩留りが著しく低下した。そのため、生産性の増加率は5%にとどまった。
比較例2では、上段系造粒物の粒度が大きくなり、炭材が上段系造粒物の表面に偏在することになる。このため、上段原料充填層の通気性が向上し、炭材とガスとの接触が促進される。したがって、上段原料充填層の焼結燃焼進行速度が向上する。ただし、上段原料充填層には、酸素分圧の高いガスが流通する。このため、焼結燃焼進行速度が過剰に大きくなってしまうと考えられる。この結果、溶融帯において融液と固体粒子とが十分に親和せず、固体粒子の再配列が十分に行われなくなると考えられる。したがって、上段焼結鉱の強度が低下し、成品歩留りが著しく低下すると考えられる。さらに、上段原料充填層において炭材の燃焼が促進されることから、下段原料充填層に供給されるガスの酸素分圧がさらに低下する。このため、下段焼結鉱の成品歩留りが低下し、下段原料充填層の焼結燃焼進行速度も低下すると考えられる。なお、焼結時間は実施例と同程度となったが、比較例では、下段の焼結燃焼進行速度が低下したために、全体として焼結時間が実施例と同程度となったと考えられる。
比較例3では、上段、下段ともに炭材の後添加を行ったが、生産性は実施例+比較例2の13%よりも低い11%となった。また、成品歩留りは比較例2より若干向上したものの、実施例よりも低くなった。比較例3では、上段系でも炭材の後添加を行っているので、下段系の酸素分圧はさらに低下する。このような低酸素分圧による悪影響は、下段系において炭材の後添加を行っても十分に解消しなかったと考えられる。
このように、下段系においてのみ選択的に炭材の後添加を行うことで、焼結鉱全体の成品歩留りを維持しつつ、下段焼結鉱の生産性を向上させることができることが明らかとなった。なお、実施例のRIおよびRDIは比較例1と同程度となり、高炉用原料として問題なく使用できるレベルであった。
なお、生産性に関しては、比較例3の生産性が最も高くなる。しかし、比較例3の生産性はそれほど高くはならず、成品歩留りはかえって実施例よりも低下する。したがって、実施例の方が焼結鉱の製造コスト(言い換えれば、炭材の原単位)が低くなる。さらに、比較例3では、上段、下段の両方で炭材の後添加用の設備を用意する必要がある。このため、実施例の方法(つまり、下段においてのみ炭材の後添加を行う方法)がもっとも効率的であると言える。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 焼結鉱製造システム
10 下段系造粒ライン
20 上段系造粒ライン
10a 下段系原料供給用ホッパ群
20a 上段系原料供給用ホッパ群
10c、20c ドラムミキサー
10d 炭材供給用ホッパ
30 焼結機
31 下段系焼結ユニット
31a 下段系サージホッパ
31b 下段系ドラムフィーダ
31c 下段系シュート
31d 下段系点火炉
32 上段系焼結ユニット
32a 上段系サージホッパ
32b 上段系ドラムフィーダ
32c 上段系シュート
32d 上段系点火炉
33 パレット

Claims (3)

  1. 炭材を含む全ての焼結用原料が所定の配合比で配合された上段系の配合原料を造粒機で造粒する上段系造粒工程と、
    下段系の配合原料のうち、炭材以外の主配合原料を造粒機で造粒する下段系造粒工程と、
    前記下段系造粒工程の後半から前記主配合原料の造粒物を焼結機の下段系サージホッパ内に装入する前までの間に前記下段系の主配合原料に炭材を投入する炭材投入工程と、
    前記下段系の主配合原料の造粒物および前記炭材を前記焼結機内に装入することで、下段原料充填層を形成する下段原料充填層形成工程と、
    前記下段原料充填層上に前記上段系造粒工程の配合原料造粒物を装入することで、上段原料充填層を形成する上段原料充填層形成工程と、
    前記下段原料充填層の表面および前記上段原料充填層の表面をそれぞれ点火するとともに、前記下段原料充填層および前記上段原料充填層中の空気を下方に吸引する焼成工程と、を含むことを特徴とする、焼結鉱の製造方法。
  2. 前記造粒機はドラムミキサーであることを特徴とする、請求項1記載の焼結鉱の製造方法。
  3. 前記炭材投入工程では、前記造粒機から排出された前記主配合原料の造粒物に、当該造粒物を前記下段系サージホッパ内に装入する前までに、前記炭材を投入することを特徴とする、請求項1または2に記載の焼結鉱の製造方法。
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