JP6868750B2 - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、検体の適正評価を行うための顕微鏡装置に関する。
人体より細胞を採取することは、臨床診療の中で、細胞診検査などを目的として、日常的に行われている(たとえば、特許文献1および2参照)。細胞採取は通常注射器などを用いて行う針穿刺吸引または組織切除などにより行われ、検体は、直接スライドガラス上に塗抹固定されるか、あるいは容器内の固定液中に採取された後、スライドガラス上に塗抹固定され、スライド標本が作製される。
検体は、プラスチック試験管もしくは容器、または細胞が塗抹されたスライドガラスの状態で、細胞診検査などを目的として、医療施設内の検査室または臨床検査を受託する衛生検査所などに搬送される。
採取を担当した医師は、検体に目的とする細胞が採取されているかどうかの適正評価を細胞診検査の結果により後日知らされることになり、不適正検体の場合には、再採取を余儀なくされる。したがって、被検者への負担および時間的ロスにより、治療開始が遅れることがある。
これらのサンプリングエラーを解決するために、検体採取時の適正評価を行うROSE(Rapid on−site evaluation)の必要性と取り組みが、様々な医療施設により報告されている。そのような医療施設のほとんどにおいては、細胞検査士または臨床検査技師が検体採取現場に生物顕微鏡を持ち込み細胞が適切に採取されているかを評価する方法が採用されている。
特開2013−158335号公報 特開2016−67322号公報
しかしながら、いずれの施設も技師を検体採取現場に向かわせなければならないという問題をしばしばクリアしておらず、ROSEが行われているのは比較的に限られた施設である。ほとんどの場合には、技師が不在な小規模の医療施設、またはROSEに理解のない施設の医師は、細胞が適正に採取されているか明らかでない状態で、細胞診検査を依頼している。そのような問題は長く課題として提起されてきたが、根本的な解決には未だ至っていない。
このように、採取された検体を検体採取現場で観察することは、必ずしも容易ではなかった。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、採取された検体を簡便に観察することができる顕微鏡装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、採取された検体を収納するとともに、前記採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域を有する検体容器部材と、
前記観察領域に対応可能な位置に配置された対物レンズと、
撮像機能を有する携帯デバイスが載置可能である携帯デバイス載置部と、
前記検体容器部材が倒立させられて載置される検体容器部材載置部と、
を備え、
前記対物レンズを介する前記細胞の観察は、前記携帯デバイス載置部へ前記載置された携帯デバイスを利用して行われ、
前記検体容器部材は、前記採取された検体を収納する検体容器本体と、前記観察領域が設けられている、前記検体容器本体に対して脱着可能な検体容器蓋と、を有し、
前記検体容器部材は、前記検体容器部材載置部に対して脱着可能であり、
前記検体容器部材が倒立させられて前記検体容器部材載置部へ載置されることにより、前記検体容器本体に前記収納された検体に含まれる前記細胞が前記観察領域へ案内されることを特徴とする顕微鏡装置である。
第2の本発明は、前記採取された検体に含まれる組織を前記細胞から分別するための識別エリアを有する漏斗を備え、
前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする第1の本発明の顕微鏡装置である。
第3の本発明は、採取された検体を収納するとともに、前記採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域を有する検体容器部材と、
前記観察領域に対応可能な位置に配置された対物レンズと、
撮像機能を有する携帯デバイスが載置可能である携帯デバイス載置部と、
前記採取された検体に含まれる組織を前記細胞から分別するための識別エリアを有する漏斗と、
を備え、
前記対物レンズを介する前記細胞の観察は、前記携帯デバイス載置部へ前記載置された携帯デバイスを利用して行われ、
前記検体容器部材は、前記採取された検体を収納する検体容器本体と、前記観察領域が設けられている、前記検体容器本体に対して脱着可能な検体容器蓋と、を有し、
前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする顕微鏡装置である。
第4の本発明は、前記漏斗は、前記残渣を前記検体容器本体へ洗い流すための液体を貯留するプールを有することを特徴とする第2または第3の本発明の顕微鏡装置である。
本発明に関連する第1の明は、採取された検体を収納するとともに、前記採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域を有する検体容器部材と、
前記観察領域に対応可能な位置に配置された対物レンズと、
撮像機能を有する携帯デバイスが載置可能である携帯デバイス載置部と、
を備え、
前記対物レンズを介する前記細胞の観察は、前記携帯デバイス載置部へ前記載置された携帯デバイスを利用して行われることを特徴とする顕微鏡装置である。
本発明に関連する第2の明は、前記検体容器部材は、前記採取された検体を収納する検体容器本体と、前記観察領域が設けられている、前記検体容器本体に対して脱着可能な検体容器蓋と、を有することを特徴とする本発明に関連する第1の明の顕微鏡装置である。
本発明に関連する第3の明は、前記検体容器部材が倒立させられて載置される検体容器部材載置部を備え、
前記検体容器部材は、前記検体容器部材載置部に対して脱着可能であり、
前記検体容器部材が倒立させられて前記検体容器部材載置部へ載置されることにより、前記検体容器本体に前記収納された検体に含まれる前記細胞が前記観察領域へ案内されることを特徴とする本発明に関連する第2の明の顕微鏡装置である。
本発明に関連する第4の明は、前記採取された検体に含まれる組織を前記細胞から分別するための識別エリアを有する漏斗を備え、
前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする本発明に関連する第2または第3の明の顕微鏡装置である。
本発明に関連する第5の明は、前記漏斗は、前記残渣を前記検体容器本体へ洗い流すための液体を貯留するプールを有することを特徴とする本発明に関連する第4の明の顕微鏡装置である。
本発明に関連する第の発明は、採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域が設けられている、前記採取された検体を収納する検体容器本体に対して脱着可能であることを特徴とする検体容器蓋である。
本発明に関連する第の発明は、前記検体容器本体を備えた検体容器部材が倒立させられることにより、前記検体容器本体に前記収納された検体に含まれる前記細胞が前記観察領域へ案内されることを特徴とする本発明に関連する第の発明の検体容器蓋である。
本発明に関連する第の発明は、採取された検体に含まれる組織を前記採取された検体に含まれる細胞から分別するための識別エリアを備え、
前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記採取された検体を収納する検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする漏斗である。
本発明に関連する第の発明は、前記残渣を前記検体容器本体へ洗い流すための液体を貯留するプールを備えることを特徴とする本発明に関連する第の発明の漏斗である。
本発明により、採取された検体を簡便に観察することが可能な顕微鏡装置を提供することができる。
本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の模式的な斜視図 (a)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の模式的な平面図、(b)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の模式的な正面図、(c)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の模式的な背面図、(d)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の模式的な右側面図 (a)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置のホルダー近傍の模式的な部分斜視図(その一)、(b)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置のホルダー近傍の模式的な部分斜視図(その二)、(c)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置のホルダー近傍の模式的な部分斜視図(その三)、(d)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置のホルダー近傍の模式的な部分右側面図(その一)、(e)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置のホルダー近傍の模式的な部分右側面図(その二) (a)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋の模式的な正面図、(b)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋の模式的な斜視図(その一)、(c)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋の模式的な斜視図(その二)、(d)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋の模式的な平面図、(e)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋の模式的な底面図、(f)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器部材の模式的な斜視図(その一)、(g)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器部材の模式的な斜視図(その二) (a)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の漏斗の模式的な背面図、(b)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の漏斗の模式的な正面図、(c)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の漏斗の模式的な平面図、(d)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の漏斗の模式的な右側面図、(e)本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の漏斗の模式的な左側面図 本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置の検体容器蓋近傍の模式的な拡大部分矢視断面図
以下、図1から5を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの模式的な斜視図である。
図2(a)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの模式的な平面図であり、図2(b)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの模式的な正面図であり、図2(c)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの模式的な背面図であり、図2(d)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの模式的な右側面図である。
図2(c)においては、検体容器蓋1が取り付けられていない検体容器本体3がスタンド12へ載置されている。図2(d)においては、検体容器蓋1が取り付けられている検体容器本体3が倒立させられてホルダー4へ載置されている。
図3(a)から3(c)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRのホルダー4近傍の模式的な部分斜視図(その一から三)であり、図3(d)および3(e)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRのホルダー4近傍の模式的な部分右側面図(その一および二)である。
図3(e)においては、検体容器本体3がホルダー4へ載置されており、湾曲形状ではなく、平坦形状の観察セル2が示されている。ホルダー4は、図3(a)においては多機能型位相差顕微鏡装置MRの前側から矢印Ae(図3(e)参照)の向きで斜めに見下ろされており、図3(b)においては多機能型位相差顕微鏡装置MRの後側から矢印Au(図3(e)参照)の向きで斜めに見上げられており、図3(c)においては多機能型位相差顕微鏡装置MRの前側から矢印Ad(図3(e)参照)の向きで斜めに見下ろされている。図3(a)、3(d)および3(e)においては、ホルダー4の内部構成が透視的に示されている。
図4(a)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器蓋1の模式的な正面図であり、図4(b)および4(c)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器蓋1の模式的な斜視図(その一および二)であり、図4(d)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器蓋1の模式的な平面図であり、図4(e)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器蓋1の模式的な底面図であり、図4(f)および4(g)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器部材1aの模式的な斜視図(その一および二)である。
図4(a)から4(g)においては、平坦形状ではなく、湾曲形状の観察セル2が示されている。検体容器蓋1は、図4(d)においては矢印Bd(図4(a)参照)の向きで見下ろされており、図4(e)においては矢印Bu(図4(a)参照)の向きで見上げられている。
図5(a)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗9の模式的な背面図であり、図5(b)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗9の模式的な正面図であり、図5(c)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗9の模式的な平面図であり、図5(d)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗9の模式的な右側面図であり、図5(e)は本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗9の模式的な左側面図である。
図6は、本発明における実施の形態の多機能型位相差顕微鏡装置MRの検体容器蓋1近傍の模式的なX−X線(図4(a)参照)拡大部分矢視断面図である。
中空部2aは、図6においては誇張されているが、0.7から1.5ミリメートルの厚さτの薄い中空部である。
以下同様であるが、図面における構成要素は実施の形態の多様性なども考慮して示されている。たとえば、本質的な構成がより理解しやすくなるように、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし透視的にまたは省略的に示されていることもある。
本実施の形態は、検体容器部材1a内の保存液の細胞などが観察セル2からの取り出しなく観察可能な多機能型位相差顕微鏡装置MRと、多機能型位相差顕微鏡装置MRに付随する組織分別のための漏斗9に関する。
採取された検体の固形組織は微細な細胞から識別され、試験管型の搬送バイアルとしても利用可能である検体容器部材1aの状態での細胞の位相差顕微鏡観察が実現されるので、サンプリングエラーが発生しにくい。
組織が漏斗9の識別エリア10で細胞から分別された後、液状検体の位相差顕微鏡観察が検体容器部材1aの状態で行われる。スマートフォン15のオートフォーカス機能付き撮像カメラと、位相差対物レンズ6と、LED光源13と、検体容器部材1aのためのホルダー4を有する多機能型位相差顕微鏡装置MRが提供されるので、サンプリングの直後に検体適正を簡便に確認することができる。
多機能型位相差顕微鏡装置MRについてより具体的に説明すると、つぎの通りである。
検体容器部材1aは、採取された検体を収納するとともに、採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察セル2を有する部材である。
位相差対物レンズ6は、観察セル2に対応可能な位置に配置されたレンズである。
スマートフォン取り付け具14は、撮像機能を有するスマートフォン15が載置可能である載置部である。
なお、スマートフォン15のカメラレンズの位置が位相差対物レンズ6に対応する多機能型位相差顕微鏡装置MRの開口部17の位置と一致するように、スマートフォン15の載置位置を調節するための機構が設けられている変形例の実施の形態も、考えられる。
ホルダー4は、検体容器部材1aが倒立させられて載置される載置部である。
漏斗9は、採取された検体に含まれる組織を細胞から分別するための識別エリア10を有する漏斗である。
なお、漏斗9は、衛生的な使い捨て用品として利用される、紙製の組立て式製品であるが、漏斗9がステンレス製のモールドプレス成形製品である変形例の実施の形態も、考えられる。
また、識別エリア10は平坦であるが、採取された検体に含まれる組織が検体容器本体3へ落下しないように組織を係止するための凹凸などがやや傾斜した識別エリア10に設けられている変形例の実施の形態も、考えられる。
位相差対物レンズ6を介する細胞の観察は、スマートフォン取り付け具14へ載置されたスマートフォン15を利用して行われる。
検体容器部材1aは、採取された検体を収納する検体容器本体3と、観察セル2が設けられている、検体容器本体3に対して脱着可能な検体容器蓋1と、を有する。
なお、検体容器蓋1は少なくとも観察セル2が透明である樹脂製のモールドプレス成形製品であるが、検体容器蓋1がガラス製のブロー成形製品である変形例の実施の形態も、考えられる。
検体容器部材1aは、ホルダー4に対して脱着可能である。検体容器部材1aが倒立させられてホルダー4へ載置されることにより、検体容器本体3に収納された検体に含まれる細胞が観察セル2へ案内される。
なお、ホルダー4に対して脱着可能な検体容器部材1aは検体採取者などの手指で倒立させられて検体容器部材挿入口8へ挿入されるが、検体容器部材1aが多機能型位相差顕微鏡装置MRへ回動可能に固定されており、自動的なまたは半自動的な回動により検体容器部材1aを倒立させるための機構が設けられている変形例の実施の形態も、考えられる。
また、検体容器部材1aを倒立させる必要がないように、観察セル2が検体容器本体3の底部に設けられている変形例の実施の形態も、考えられる。
組織が識別エリア10を利用して分別された後、検体の残渣は検体容器本体3へ落下可能である。
漏斗9は、残渣を検体容器本体3へ洗い流すための液体を貯留するプール11を有する。
なお、多機能型位相差顕微鏡装置MRの漏斗載置部9bへ載置された漏斗9の漏斗本体部9aが有する中央の洗い流し孔を通って落下する残渣を確認するための二つの窓部MRaが多機能型位相差顕微鏡装置MRの背面に設けられているが、窓部MRaが設けられていない変形例の実施の形態も、考えられる。
多機能型位相差顕微鏡装置MRは、本発明の顕微鏡装置の一例である。
検体容器部材1aは本発明の検体容器部材の一例であり、検体容器本体3は本発明の検体容器本体の一例であり、検体容器蓋1は本発明の検体容器蓋の一例であり、観察セル2は本発明の観察領域の一例である。
位相差対物レンズ6は、本発明の対物レンズの一例である。
ホルダー4は、本発明の検体容器部材載置部の一例である。
スマートフォン取り付け具14は、本発明の携帯デバイス載置部の一例である。
スマートフォン15は、本発明の携帯デバイスの一例である。
漏斗9は本発明の漏斗の一例であり、識別エリア10は本発明の識別エリアの一例であり、プール11は本発明のプールの一例である。
主な不適正標本の原因は、固定前の乾燥変性と、多量の血液の混入と、過少な細胞数である。固定前の乾燥変性と、多量の血液の混入は、溶血剤を含む細胞保存液が入っている容器に細胞を採取することにより低減される。注射器による穿刺吸引では細胞が注射器内に残り、十分な細胞が得られない場合でも、注射器内部が保存液で十分に共洗いされた後、保存液が吐出されることにより、細胞回収率は高められる。
昨今では、穿刺材料について、LBC(Liquid−based cytology)と呼ばれる手法を用いるまたは検討する施設の数が増えている。LBC法は、アルコールなどが主成分である固定液の中に検体を採取することにより、細胞の回収効率を高めて細胞変性を防ぐ目的で開発された、細胞診検査のためのメソッドである。
そして、医師などのような検体採取者は、通常の生物顕微鏡の代わりに多機能型位相差顕微鏡装置MRを検体採取現場で用い、検体適正を自分自身で評価することができる。
多機能型位相差顕微鏡装置MRについてさらにより具体的に説明すると、つぎの通りである。
採取されたサンプルは、先ず、漏斗9の識別エリア10に採取器具から吐出される。識別エリア10の背景色は黒色系の色であるので、通常の肉眼では白色系の色に見える組織片がより鮮明となり、識別を容易にする。採取手技者は、ピンセットなどにより、識別エリア10から固形組織を摘み取り、ホルマリン容器などに移す。識別エリア10内の微細な残渣は、アルコールなどのような細胞保存液を利用して識別エリア10が洗い流されるので、直下の試験管立てであるスタンド12内の遠沈管型の検体容器本体3に保存液と共に収集される。
検体容器蓋1が検体容器本体3へ取り付けられ、検体容器部材1aは倒立させられてホルダー4に挿入される。液状検体は、無色透明の観察セル2内で薄層化され、LED光源13と位相差対物レンズ6により、スマートフォン15のモニターに明暗のコントラストが強調された細胞像として撮像される。したがって、無染色でも、細胞は観察可能となる。
観察セル2のためのホルダー4の黒色背景体7は像の明暗比を効果的に強め、無染色の細胞などの構造がより鮮明となる。
スマートフォン15のカメラはオートフォーカス機能を有するので、多機能型位相差顕微鏡装置MRは通常の顕微鏡装置のように手動で焦点を合わせる動作を必要としない。撮像後、画像を保存した場合には、スマートフォン15の液晶モニター画面を指で操作することにより、画像を任意に拡大することができるので、細胞はより詳細に観察可能である。
利便性が高められるように、多機能型位相差顕微鏡装置MRの正面下部には、検体容器蓋1と漏斗9などを収納することができる収納庫16が設けられている。収納庫16にはLED光源13の取り付け部があり、収納庫16を引き出すことにより、LED光源13の電池を交換することができる。
このように、検体容器蓋1と、位相差対物レンズ6と、LED光源13を有する多機能型位相差顕微鏡装置MRにより、スマートフォン15のカメラのオートフォーカス機能を利用して、細胞をデジタル画像として撮像することにより、無染色での適正評価が実現される。
薄い中空部2aを有する観察セル2は検体容器本体3と連通されるように検体容器蓋1の上端部に設けられており、検体容器部材1aを倒立させることにより、細胞を保存液と共に観察セル2の内部に移動沈降させる。多くの細胞が保存液と共に観察セル2の内部の観察可能なエリアに移動するように、観察セル2の内面はなだらかな曲面として形成されている。無色透明の観察セル2はフォーカス動作を容易にするスライドガラスとカバーガラスの役目を果たし、位相差顕微鏡レンズの高倍率での細胞観察が実現される。
観察セル2が観察セル長手方向に沿って観察セル挿入口5へ差し込まれるので、倒立させられた検体容器部材1aを固定する機能が実現される。しかしながら、観察セル挿入口5へ差し込まれた観察セル2は、観察セル2と対物レンズとの間の距離は一定に保たれながら、左右方向において移動可能であり、観察セル2の観察視野を広げることができる。加えて、明瞭なコントラストが、多機能型位相差顕微鏡装置MRの部品であるホルダー4の黒色背景体7により得られる。
このため、検体容器蓋1の幅とほぼ一致する観察セル2の幅w1(図4(a)参照)と、ホルダー4の幅とほぼ一致する観察セル挿入口5の幅w2(図3(c)参照)と、黒色背景体7の幅w3(図3(b)参照)とに関して、関係
(数1)
w3>w2>w1
が成立することが望ましい。
漏斗9は固形組織を微細な細胞から分別するための識別エリア10を有し、組織がピンセットで取り出された後、漏斗9の内部は細胞保存液で洗い流される。微細な残渣は、液状検体として、漏斗9を通って直下の検体容器本体3へ流れる。漏斗9は注射器内の残渣を回収するための保存液のプール11をも有し、有用なサンプリング動作が一連の流れとして実現される。
検体容器部材1aの状態での検体を顕微鏡レベルの倍率で目視確認するために、検体容器本体3の検体容器蓋1に設けられた観察セル2が利用される。撮像は、位相差対物レンズ6と、オートフォーカス機能を有するスマートフォン15のカメラにより行われる。
そして、識別エリア10を有する漏斗9を利用して取り出された固形組織は目的に応じた保存液(例えば、ホルマリン)に移され、ロートに残った残渣は他の保存液(例えば、アルコールなど)を利用して下方に位置する遠沈管型の検体容器本体3へ流し込まれる。これらの作業により、固形組織(例えば、病理検査のための組織)を微細な細胞(例えば、細胞診検査のための細胞)から簡便に分別することができるので、細胞の回収率が高められるのみならず、固定前の乾燥変性を防ぐことができる。溶血剤を含む保存液を利用することにより、多量の血液の混入による不適正標本は発生しにくい。
検体容器蓋1が利用されるので、観察セル2内で薄層化されている、細胞保存液の中の検体は、多機能型位相差顕微鏡装置MRとスマートフォン15のカメラにより最終的に約200倍の高倍率で観察可能である。検体採取現場での検体の適正評価が実現され、検体はそのまま密栓状態で検査施設へ搬送されるのみならず、検体容器部材1aは保存容器として利用可能であるので、利便性が高められる。
このような保存液の中の液状検体は、後に、免疫染色、特殊染色、またはウィルス検査などの追加検査のために利用可能であるので、診断精度が高められ、多機能型位相差顕微鏡装置MRを利用する液状検体法の普及が期待される。
医師などのような検体採取者によるリアルタイムな検体の適正評価が実現され、多機能型位相差顕微鏡装置MRにより、採取技術なども結果的に高められる。
不適正検体が発生しにくいので、検査精度が高められ、多機能型位相差顕微鏡装置MRは早期の診断および治療開始に貢献する。
観察セル2を有する多機能型位相差顕微鏡装置MRを利用することにより、搬送バイアルとしても利用可能である検体容器部材1aの状態での顕微鏡レベルの観察が実現されるので、人体の細胞に限らず、ミジンコまたはプランクトンなどのような微小生物も観察対象となり、医学、生物学および海洋学の研究および教育、ならびに関連産業などにおける幅広い活用も期待される。
そして、今後のスマートフォンのアプリケーションおよび撮像装置の開発により、様々な可能性が上述された多機能型位相差顕微鏡装置MRによる撮像にも好ましく影響することが期待される。
本発明における顕微鏡装置は、採取された検体を簡便に観察することができ、たとえば、検体の適正評価を行うための顕微鏡装置に利用する目的に有用である。
MR 多機能型位相差顕微鏡
MRa 窓部
1a 検体容器部材
1 検体容器蓋
2 観察セル
2a 中空部
3 検体容器本体
4 ホルダー
5 観察セル挿入口
6 位相差対物レンズ
7 黒色背景体
8 検体容器部材挿入口
9 漏斗
9a 漏斗本体部
9b 漏斗載置部
10 識別エリア
11 プール
12 スタンド
13 LED光源
14 スマートフォン取り付け具
15 スマートフォン
16 収納庫
17 開口部

Claims (4)

  1. 採取された検体を収納するとともに、前記採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域を有する検体容器部材と、
    前記観察領域に対応可能な位置に配置された対物レンズと、
    撮像機能を有する携帯デバイスが載置可能である携帯デバイス載置部と、
    前記検体容器部材が倒立させられて載置される検体容器部材載置部と、
    を備え、
    前記対物レンズを介する前記細胞の観察は、前記携帯デバイス載置部へ前記載置された携帯デバイスを利用して行われ、
    前記検体容器部材は、前記採取された検体を収納する検体容器本体と、前記観察領域が設けられている、前記検体容器本体に対して脱着可能な検体容器蓋と、を有し、
    前記検体容器部材は、前記検体容器部材載置部に対して脱着可能であり、
    前記検体容器部材が倒立させられて前記検体容器部材載置部へ載置されることにより、前記検体容器本体に前記収納された検体に含まれる前記細胞が前記観察領域へ案内されることを特徴とする微鏡装置。
  2. 前記採取された検体に含まれる組織を前記細胞から分別するための識別エリアを有する漏斗を備え、
    前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする請求項に記載の顕微鏡装置。
  3. 採取された検体を収納するとともに、前記採取された検体に含まれる細胞が観察可能である観察領域を有する検体容器部材と、
    前記観察領域に対応可能な位置に配置された対物レンズと、
    撮像機能を有する携帯デバイスが載置可能である携帯デバイス載置部と、
    前記採取された検体に含まれる組織を前記細胞から分別するための識別エリアを有する漏斗と、
    を備え、
    前記対物レンズを介する前記細胞の観察は、前記携帯デバイス載置部へ前記載置された携帯デバイスを利用して行われ、
    前記検体容器部材は、前記採取された検体を収納する検体容器本体と、前記観察領域が設けられている、前記検体容器本体に対して脱着可能な検体容器蓋と、を有し、
    前記組織が前記識別エリアを利用して分別された後、前記検体の残渣は前記検体容器本体へ落下可能であることを特徴とする微鏡装置。
  4. 前記漏斗は、前記残渣を前記検体容器本体へ洗い流すための液体を貯留するプールを有することを特徴とする請求項2または3に記載の顕微鏡装置。
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