JP6868526B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具に関する。
従来、四方枠状の枠体と枠体の内部に設けられる障子とを有する建具において、枠体が樹脂製の樹脂枠と、樹脂枠の内部に設けられた金属製の枠芯材と、を備え、障子の四方枠状の框体が樹脂製の樹脂框と、樹脂框の内部に設けられた金属製の框芯材と、を備える樹脂サッシが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような樹脂サッシは、防火性能を高めるために、枠体や框体に加熱発泡材(耐火材)が設けられている。加熱発泡材は、火災時に発泡することで、樹脂枠や樹脂框が溶融するのを抑制するとともに枠体と障子との間の隙間を塞ぐように構成されている。
また、このような樹脂サッシは、框体の下框における長さ方向の両端部近傍(縦框と連結されるコーナー部分)に框体の内部に入り込んだ雨水などの水を框体の外部に排出するための水抜き孔が形成されている。框体には、加熱されると発泡して水抜き孔を塞ぐ水抜き孔用加熱発泡材が設けられている。水抜き孔用加熱発泡材が框体に設けられていることにより、火災時の水抜き孔を介した延焼を防止することができる。
特開2016−142027号公報
水抜き孔用加熱発泡材は、ガラスと近接する位置に設けられている。このため、水抜き孔用加熱発泡材が発泡するとガラスに負荷がかかることがある。
框体には、火災時に発泡して框体とガラスとの隙間を塞ぐガラス用加熱発泡材が、設けられている。このため、これらのガラス用加熱発泡材および水抜き孔用加熱発泡材が同時に発泡すると、ガラスにかかる負荷が大きくなり、ガラスの割れの原因となる虞がある。
また、火災時には、水抜き孔を介して框体に着火する虞があるため、框体とガラスとの隙間を塞ぐよりもよりも先に水抜き孔を塞ぐ必要がある。
本発明は、火災時に水抜き孔を介した框体への着火を防止することができるとともに、水抜き孔用加熱発泡材が発泡することによってガラスに作用する負荷を抑えることができる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、室内側と室外側とを仕切る壁部に形成された開口部に取り付けられる枠体と、前記枠体に設けられた障子と、を有し、前記障子は、四方枠状に形成された框体と、前記框体の内部に設けられたガラスと、を有し、前記框体は、左右方向に延びる上框および下框と、上下方向に延びる一対の縦框と、を有し、前記下框には、前記一対の縦框と連結される左右方向の端部に水抜き孔が形成された建具において、前記框体に設けられて加熱されると前記框体と前記ガラスとの間を塞ぐように発泡するガラス用加熱発泡材と、前記框体に設けられて加熱されると前記水抜き孔を塞ぐように発泡する水抜き孔用加熱発泡材と、を有し、前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記ガラス用加熱発泡材が発泡する温度よりも低い温度で発泡することを特徴とする。
本発明では、水抜き孔用加熱発泡材は、ガラス用加熱発泡材が発泡する温度よりも低い温度で発泡することにより、火災が生じた際の初期段階で水抜き孔用加熱発泡材が発泡して水抜き孔を塞ぐことができる。また、一般に火災時の下框の温度は、框体の上部側(上框や一対の縦框の上部側)の温度よりも低いため、下框の温度がガラス用加熱発泡材が発泡する温度に達していない場合でも、水抜き孔用加熱発泡材が発泡して水抜き孔を塞ぐことができる。このように、火災時には、初期段階で水抜き孔を塞ぐことができるため、水抜き孔を介した框体への着火を防止することができる。
本発明における左右方向とは、開口部が貫通する方向から見た際の左側と右側を結ぶ水平方向を示している。
また、水抜き孔用加熱発泡材は、ガラスと近接する位置に設けられているため、水抜き孔用加熱発泡材が発泡するとガラスに負荷がかかることがある。これに対し、本発明では、ガラス用加熱発泡材は、水抜き孔用加熱発泡材が発泡した後にさらに温度が上昇してから発泡するため、水抜き孔用加熱発泡材と同時に発泡しないことになる。これにより、ガラス用加熱発泡材および水抜き孔用加熱発泡材が同時に発泡する場合と比べてこれらの加熱発泡材が発泡することによってガラスに作用する負荷を抑えることができる。
また、本発明に係る建具では、前記上框、前記下框および前記一対の縦框は、それぞれ樹脂框と、前記樹脂框の内部に配置された金属製の框芯材と、を有し、前記下框の前記框芯材と、前記一対の縦框の前記框芯材とは、それぞれの端部どうしが連結金具を介して連結されていて、前記ガラス用加熱発泡材および前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記連結金具に取り付けられていてもよい。
このように、ガラス用加熱発泡材および水抜き孔用加熱発泡材は、框芯材どうしを連結する連結金具に取り付けられていて框芯材に支持された構造となるため、框体に対して位置ずれすることなく常に正位置に配置することができる。これにより、水抜き孔用加熱発泡材は、加熱された発泡すると水抜き孔を確実に塞ぐことができる。また、ガラス用加熱発泡材は、加熱されて発泡すると框体とガラスとの間を確実に塞ぐことができる。
また、本発明に係る建具では、連結金具には、前記水抜き孔を露出させるように凹んだ凹部が形成され、前記凹部の近傍に前記水抜き孔用加熱発泡材が取り付けられていてもよい。
このような構成とすることにより、水抜き孔用加熱発泡材を水抜き孔に近接して配置することができるため、火災時には加熱されて発泡した水抜き孔用加熱発泡材によって、水抜き孔を確実に塞ぐことができる。
また、本発明に係る建具では、前記下框の前記框芯材に取り付けられて、加熱されると前記水抜き孔に対して該水抜き孔の貫通方向における前記水抜き孔用加熱発泡材が配置されている側とは反対側から前記水抜き孔を塞ぐように発泡する框芯材加熱発泡材を有していてもよい。
このような構成とすることにより、火災時には、加熱されて発泡した水抜き孔用加熱発泡材および框芯材加熱発泡材によって、水抜き孔をその貫通方向の両側から確実に塞ぐことができる。
また、本発明に係る建具では、前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記ガラス用加熱発泡材よりも室内側と室外側とを結ぶ室内外方向に大きく形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、水抜き孔用加熱発泡材は、火災時に加熱されるとガラス用加熱発泡材よりも室内外方向に広い範囲において発泡するため、水抜き孔を確実に塞ぐことができる。
本発明によれば、火災時に水抜き孔を介した框体への着火を防止することができるとともに、水抜き孔用加熱発泡材が発泡することによってガラスに作用する負荷を抑えることができる。
本発明の実施形態による建具の一例を示す室内側から見た正面図である。 本発明の実施形態による障子(外障子)の斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 下框の室内側から見た正面図である。 下框を上から見た上面図である。 下框を長さ方向から見た側面図である。 下框の長さ方向の端部の斜視図である。 框芯材と戸車とを説明する斜視図である。 下框と戸先框との連結部を説明する斜視図である。 コーナー金具の斜視図である。 図10のC−C線断面図である。 上框と戸先框との連結部を説明する斜視図である。 コーナー金具の斜視図である。 図13のD−D線断面図である。
以下、本発明の実施形態による建具1について、図1乃至図15に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による建具1は、引違サッシで建物の壁部11に形成された開口部12に設けられている。
建具1は、開口部12に沿って設けられた四方枠状の枠体2と、枠体2の内側に左右方向にスライド可能に設けられた一対の障子3,3と、を有している。
以下の説明において、室外側と室内側とを結ぶ方向を室内外方向とし、開口部12が壁部11を貫通する方向(壁部11に対向する方向)から見た際の左側と右側を結ぶ水平方向を左右方向とする。また、建具1を構成する各部材や部品などは、開口部12に設けられている姿勢であるものとして、その姿勢における室内外方向および左右方向を用いて説明する。
枠体2は、左右方向に延びる上枠21および下枠22と、上下方向に延びて上枠21および下枠22と連結された一対の縦枠23,23と、を有している。上枠21、下枠22および一対の縦枠23,23は、互いに略同じ断面に形成されている。以下の説明では、上枠21、下枠22および一対の縦枠23,23などの長尺の部材に対してそれぞれが延びる方向を長さ方向とすることがある。
上枠21、下枠22および一対の縦枠23,23は、それぞれの長さ方向に延びる合成樹脂製の樹脂枠24と、それぞれの長さ方向に延びる金属製の枠芯材25と、を有している。樹脂枠24および枠芯材25は、それぞれの長さ方向全体において略同じ断面形状となるように形成されている。このため、樹脂枠24を構成する部材は、基本的に、樹脂枠24の長さ方向に延びていて、枠芯材25を構成する部材は、基本的に、枠芯材25の長さ方向に延びている。
上枠21、下枠22および一対の縦枠23,23それぞれの樹脂枠24は、互いに同じ断面に形成されている。樹脂枠24は、例えば押出材で、内部に長さ方向全体にわたって中空部が形成されている。樹脂枠24は、長さ方向の端部24aがそれぞれ斜め45°に切断されている。
枠芯材25は、樹脂枠24の中空部に挿入配置されている。枠芯材25は、樹脂枠24よりも若干短く形成されている。枠芯材25は、樹脂枠24の長さ方向の両端部24a,24aそれぞれから長さ方向の外側に突出しないように配置されている。
上枠21および下枠22の樹脂枠24と、一対の縦枠23,23の樹脂枠24とは、互いの端部24a,24aを突き合わせて90°を成すように溶着されている。
上枠21および下枠22の枠芯材25と、一対の縦枠23,23の枠芯材25とは、直接連結されておらず枠体2のL字形状の連結金具(不図示)などを介して連結されている。
一対の障子3,3は、室外側に配置される外障子3Aと、室内側に配置される内障子3Bと、から構成されている。
一対の障子3,3は、それぞれ四方枠状に形成された框体31と、框体31内に配置されて支持された複層ガラス32と、を有している。以下の障子3の説明では外障子3Aについて説明する。
図2乃至図4に示すように、框体31は、左右方向に延びる上框33および下框34と、上下方向に延びて上框33の両端部と下框34の両端部と連結された戸先框(縦框)35および召合せ框(縦框)36と、を有している。以下の説明では、上框33、下框34、戸先框35および召合せ框36のそれぞれに対して、それぞれが延びる方向を長さ方向と称すことがある。
上框33、下框34、戸先框35および召合せ框36は、それぞれ長さ方向に延びる合成樹脂製の樹脂框4と、それぞれ長さ方向に延びる金属製の框芯材5と、を有している。
上框33、下框34、戸先框35および召合せ框36それぞれの樹脂框4は、互いに同じ断面に形成されている。
樹脂框4は、内部に長さ方向全体にわたって中空部(框ホロー部S1とする)が形成されている。図5に示すように、樹脂框4は、長さ方向の端部4a,4aがそれぞれ斜め45°に切断されている。なお、図5は下框34を示している。
框芯材5は、樹脂框4の框ホロー部S1に挿入配置されている。框芯材5は、樹脂框4よりも長さ方向に若干短く形成されている。框芯材5の長さ方向の端部5a,5aは、樹脂框4の長さ方向の端部4a,4aよりも長さ方向の中央側となるように配置されている。
図2に示すように、上框33および下框34の樹脂框4と、戸先框35および召合せ框36の樹脂框4とは、互いの端部4a,4aを突き合わせて90°を成すようにして溶着されている。
上框33の框芯材5と、戸先框35および召合せ框36の框芯材5とは、直接連結されておらず上側連結金具37を介して連結されている。下框34の框芯材5と、戸先框35および召合せ框36の框芯材5とは、直接連結されておらず下側連結金具38を介して連結されている。
下框34には、長さ方向(左右方向)の両端部近傍それぞれに、下枠22に沿って左右方向に走行可能な戸車6,6が取り付けられている。
続いて、下框34および戸車6について説明する。
図5乃至図8に示すように、下框34の樹脂框4は、室外側に配置される外壁部41と、外壁部41と間隔をあけて室内側に配置される内壁部42と、外壁部41と内壁部42を連結する第1連結板部43および第2連結板部44と、を有している。第1連結板部43は、第2連結板部44よりも上側(複層ガラス32(図3参照)と近接する側)に配置されている。
図7および図8に示すように、外壁部41は、室外側に配置される外板部411と、外板部411の室内側に間隔をあけて配置される内板部412と、板面が上下方向を向き外板部411と内板部412との間で室内外方向に延びる第1〜第4見込み板部413〜416と、を有している。
外板部411は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向くように配置されている。
内板部412は、長さ方向(左右方向)全体に延びる3つの段部412c〜412eが高さ方向に間隔をあけて設けられた板状に形成され、板面が室内外方向を向くように配置されている。
外板部411は、内板部412よりも上下方向に長く形成されている。外板部411の下端部411bと内板部412の下端部412bとは、同じ高さに配置されている。外板部411の上端部411aは、内板部412の上端部412aよりも上側に配置されている。
第1〜第4見込み板部413〜416は、それぞれ室外側の端部が外板部411の室内側の面と接続され、室内側の端部が内板部412の室外側の面と接続されている。第1〜第4見込み板部413〜416は、この順で上側から下側に向かって間隔をあけて配置されている。
第1見込み板部413は、外板部411の上端部411aよりも下側で、内板部412の上端部412aよりもやや下側に配置されている。
内板部412には、第2見込み板部414との接続部分に段部412cが形成され、第2見込み板部414よりも上側の部分が第2見込み板部414よりも下側の部分よりも室外側に配置されている。
また、内板部412は、第2見込み板部414よりも下側で第3見込み板部415よりも上側の部分が、他の部分よりも板厚が薄く形成されている。内板部412における第2見込み板部414よりも下側で第3見込み板部415よりも上側の部分と、第3見込み板部415よりも下側で第4見込み板部416よりも上側の部分とは、室外側の面が面一となり、室内側の面が前者よりも後者の方が室内側に配置されている。
このため、内板部412には、第3見込み板部415との接続部分における室内側に段部412dが形成されている。
第4見込み板部416は、外板部411の下端部411bおよび内板部412の下端部412bよりも上側に配置されている。
内板部412には、第4見込み板部416との接続部分に段部412eが形成され、第4見込み板部416よりも上側の部分が第4見込み板部416よりも下側の部分よりも室外側に配置されている。
外板部411の上端部411aには、室内側に延びてその室内側の先端部から更に下側に突出する第1突出片417が設けられている。
第1突出片417の先端部(下端部)417aは、内板部412の上端部412aの上側に配置され、内板部412の上端部412aと上下方向に間隔をあけて対向している。第1突出片417、外板部411、第1見込み板部413、内板部412に囲まれた空部41cには、ガラスパッキン345(図3参照)がはめ込まれるように構成されている。
外板部411の下端部411bには、室内側に突出する第2突出片418が設けられている。内板部412の下端部412bには、室外側に突出する第3突出片419が設けられている。第2突出片418の先端部418aと第3突出片419の先端部419aとは、室内外方向に間隔をあけて対向して配置されている。内板部412と外板部411との間における第4見込み板部416よりも下側の空部41dには、気密材346(図3参照)がはめ込まれるように構成されている。気密材346は、第2突出片418と第3突出片419とに挟まれるようにして外壁部41に係止されている。
内壁部42は、室外側に配置される外板部421と、外板部421の室内側に間隔をあけて配置される内板部422と、外板部421と内板部422との間で室内外方向に延びる第1見込み板部423および第2見込み板部424と、を有している。
内板部422は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向くように配置されている。外板部421には、長さ方向(左右方向)全体に延びる1つの段部421cが設けられた板状に形成され、板面が室内外方向を向くように配置されている。
外板部421と内板部422とは、上下方向に同じ長さに形成され、同じ高さに配置されている。
第1見込み板部423および第2見込み板部424は、それぞれ室外側の端部が外板部421の室内側の面と接続され、室内側の端部が内板部422の室外側の面と接続されている。
第1見込み板部423は、外板部421の上端部421aおよび内板部422の上端部422aよりも下側に配置されている。
第2見込み板部424は、第1見込み板部423よりも間隔をあけた下側に配置されている。
内板部422の上端部422aには、室外側に延びる第1突出片425が設けられている。
第1突出片425の先端部(室外側の端部)425aは、外板部421の上端部421aと室内外方向に間隔をあけて対向している。第1突出片425、内板部422、第1見込み板部423、外板部421に囲まれた空部42cには、ガラスパッキン347(図3参照)がはめ込まれるように構成されている。
外板部421の下端部421bには、室内側に突出する第2突出片426が設けられている。内板部422の下端部422bには、室外側に突出する第3突出片427が設けられている。第2突出片426の先端部426aと第3突出片427の先端部427aとは、室内外方向に間隔をあけて対向して配置されている。外板部421と内板部422との間の第2見込み板部424の下側の空部42dには、気密材348(図3参照)がはめ込まれるように構成されている。気密材348は、第2突出片426と第3突出片427とに挟まれるようにして内壁部42に係止されている。
外壁部41の下端部と、内壁部42の下端部とは、同じ高さに配置されている。外壁部41の上端部は、内壁部42の上端部よりも上側に配置されている。
第1連結板部43は、外壁部41の第2見込み板部414と同じ高さにおいて外壁部41の内板部412と連結され、内壁部42の外板部421と外板部421の上端部421aよりもやや下側において連結されている。
第2連結板部44は、外壁部41の第3見込み板部415と同じ高さにおいて外壁部41の内板部412と連結され、内壁部42の第1見込み板部423と第2見込み板部424との間の高さにおいて内壁部42の外板部421と連結されている。
上述した框ホロー部S1は、外壁部41の内板部412、内壁部42の外板部421、第1連結板部43および第2連結板部44に囲まれて形成されている。
下框34の樹脂框4には、第2連結板部44の下側に、外壁部41の内板部412、内壁部42の外板部421、第2連結板部44に囲まれて下側に開口する框凹部空間S2が形成され、第1連結板部43の上側に外壁部41、第1連結板部43および内壁部42に囲まれて上側に開口するガラス保持溝部45が形成されている。
ガラス保持溝部45には、複層ガラス32(図3参照)の縁部がはめ込まれるように構成されている。
ガラス保持溝部45には、第1連結板部43の上側に加熱発泡材71(図6および図7参照)が設けられている。この加熱発泡材71は、火災時に発泡して框体31(下框34)と複層ガラス32との間に隙間が生じることを防止するために設けられている。以下では、この加熱発泡材71を第1複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)71とする。
第1複層ガラス用加熱発泡材71は、シート状に形成され、その面が上下方向を向くように第1連結板部43の上側に設けられている。第1複層ガラス用加熱発泡材71は、加熱されると上下方向に発泡するように構成されている。
第1複層ガラス用加熱発泡材71は、第1連結板部43における長さ方向(左右方向)の両端部それぞれの近傍を除いた長さ方向の中間部の上側に配置されている。第1連結板部43における長さ方向(左右方向)の両端部それぞれの近傍の上側には、後述する下側連結金具38の第1下側固定板部381を介して、第2複層ガラス用加熱発泡材75Aが配置されている。第1複層ガラス用加熱発泡材71と第2複層ガラス用加熱発泡材75Aとは、下框34の長さ方向に連続して配置されている。
下框34の樹脂框4における長さ方向の端面(端部4aの面)は、樹脂框4の長さ方向最端部から内側に向かって漸次上側に向かう45°に傾斜している。このため、下框34の樹脂框4は、第1連結板部43の長さ方向(左右方向)の端面よりも第2連結板部44の長さ方向(左右方向)の端面の方が樹脂框4における長さ方向の外側に配置されている。
図7乃至図9に示すように下框34の框芯材5は、断面形状が略コ字形状(C字形状)に形成され、室内側に開口する向きで框ホロー部S1の内部に配置されている。
框芯材5は、板面が室内外方向を向く底板部51と、底板部51の上端部から室内側に延びる第1側板部52と、底板部51の下端部から室内側に延びる第2側板部53と、第1側板部52の室内側の端部から下側に延びる第1突出片54と、第1突出片54の下端部から室外側の突出する第2突出片55と、を有している。
第1突出片54の下端部は、第2側板部53の上側に間隔をあけて配置されている。第2突出片55の室外側の端部は、底板部51の室内側に間隔をあけて配置されている。
底板部51には、上下方向の中間部に室内側に突出する第3突出片56が長さ方向全体にわたって形成されている。第3突出片56は、第2突出片55と同じ高さに配置されている。
底板部51の室内側の面には、第3突出片56と第2側板部53との間に框芯材5長さ方向(左右方向)全体にわたって第1框芯材加熱発泡材(框芯材加熱発泡材)72が設けられている。第1框芯材加熱発泡材72は、框芯材5長さ方向(左右方向)に延びる長尺に形成されている。第1框芯材加熱発泡材72の長さ方向の端部72aは、框芯材5の長さ方向の端部5aと長さ方向において同じ位置に配置されている。
第1框芯材加熱発泡材72は、シート状に形成され、その面が室内外方向を向くように底板部51の室内側の面に設けられている。第1框芯材加熱発泡材72は、加熱されると室内外方向に発泡するように構成されている。
框芯材5は、框ホロー部S1の内部において、底板部51が外壁部41の内板部412の室内側の面に沿って配置され、第1側板部52が第1連結板部43の下面に沿って配置され、第2側板部53が第2連結板部44の上面に沿って配置されている。
框芯材5の長さ方向の端面は、略鉛直面となっている。框芯材5の長さ方向の端部は、樹脂框4の第1連結板部43の長さ方向の端部よりも長さ方向の中央側に配置されている。このため、第1框芯材加熱発泡材72は、下框34の長さ方向の中間部に配置され、下框34の長さ方向の端部近傍には配置されていない。
図7に示すように、下框34の長さ方向の両端部それぞれの近傍には、戸車6が配置される戸車配置空間341が形成されている。戸車配置空間341は、框ホロー部S1および框凹部空間S2にわたるように形成されている。下框34の樹脂框4の第2連結板部44および框芯材5の第2側板部53には、戸車配置空間341が形成される部分に框ホロー部S1と框凹部空間S2とを連通させるための切欠き部441,531がそれぞれ形成されている。
第2連結板部44に形成された切欠き部441は、第2連結板部44の長さ方向の端部よりもやや長さ方向の中央側に形成されている。第2連結板部44に形成された切欠き部441は、第2連結板部44の室外側の縁部(外壁部41との接続部)よりも室内側で、第2連結板部44の室内側の縁部(内壁部42との接続部)よりも室外側に形成されている。
第2連結板部44に形成された切欠き部441は、第2側板部53の室外側の縁部(底板部51との接続部)よりも室内側で、第2側板部53の室内側の縁部よりも室外側に形成されている。
図9に示すように、第2側板部53に形成された切欠き部531は、第2側板部53の長さ方向の端部側が開口している。第2側板部53の上面における切欠き部531よりも室内側には、第2框芯材加熱発泡材73が設けられている。
第2框芯材加熱発泡材73は、シート状に形成され、その面が上下方向を向くように第2側板部53の上面に設けられている。第2框芯材加熱発泡材73は、加熱されると上下方向に発泡するように構成されている。
図7および図8に示すように、下框34には、長さ方向の両端部それぞれの近傍に、框体31の内部に入り込んだ雨水などの水を抜くための第1水抜き孔(水抜き孔)342および第2水抜き孔(水抜き孔)343が形成されている。
第1水抜き孔342および第2水抜き孔343は、樹脂框4の第1連結板部43および框芯材5の第1側板部52を重ねて貫通するように形成されている。第1水抜き孔342は、第2水抜き孔343よりも室外側に配置されている。
第1連結板部43には、第1水抜き孔342を構成する第1孔部432と、第2水抜き孔343を形成する第2孔部433と、が形成されている。
第1孔部432は、丸孔に形成されている。第2孔部433は、矩形状の孔に形成されている。第2孔部433は、第1連結板部43、および第1連結板部43の室内側の縁部に接続される内壁部42の外板部421の上端部421a近傍を切り欠くようにして形成されている。
図7乃至図9に示すように、第1側板部52には、第1水抜き孔342を構成する第1切欠き部522と、第2水抜き孔343を形成する第2切欠き部523と、が形成されている。
第1切欠き部522は、第1側板部52の長さ方向の縁部における室外側の端部近傍に形成され長さ方向の端部側が開口している。第1切欠き部522の縁部は、略半円状に形成されている。
第2切欠き部523は、第1側板部52の長さ方向の縁部における室内側の端部近傍に形成され長さ方向の端部側および室内側が開口している。第2切欠き部523の縁部は、L字形状に形成されている。第2切欠き部523は、第1側板部52、第1側板部52の室内の縁部に接続される第1突出片54および第2突出片55を切り欠くようにして形成されている。
上述したように、框芯材5の底板部51に取り付けられた第1框芯材加熱発泡材72の長さ方向の端部72aは、框芯材5の長さ方向の端部5aに達している。このため、第1框芯材加熱発泡材72の長さ方向の端部72aは、第1水抜き孔342および第2水抜き孔343(第1切欠き部522および第2切欠き部523)と長さ方向において同じ位置となり、第1水抜き孔342および第2水抜き孔343に近接して配置されている。
また、第1框芯材加熱発泡材72の発泡する方向(室内外方向)の基端側(室外側に)第1水抜き孔342が配置され、先端側(室内側)に第2水抜き孔343が配置されている。本実施形態では、第1框芯材加熱発泡材72は、加熱されて発泡すると、框芯材5の第1側板部52の下側から第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐように構成されている。
図7および図9に示すように、戸車6,6は、それぞれ下枠22に沿って走行する戸車本体61と、下框34に取り付けられて戸車本体61を回転可能に支持する支持部62と、を有している。下框34の長さ方向の両端部近傍にそれぞれ配置された2つの戸車6,6は、左右方向に対称に形成されている。以下の戸車6の説明では、長さ方向における下框34の長さ方向の端部と近接する側を下框34の長さ方向の端部側とし、その反対側の下框34の長さ方向の端部と離間する側(下框34の長さ方向の中央と近接する側)を下框34の長さ方向の中央側とする。
戸車本体61は、合成樹脂を含む材料で形成されている。
支持部62は、金属製で、下枠22の長さ方向(左右方向)に延びて断面形状が下側に開口する略C字形状に形成されている。支持部62は、板面が上下方向を向く上板部621と、上板部621の室外側の縁部から下側に延びる第1外板部622と、第1外板部622の下縁部から下側に向かって漸次室外側に向かって傾斜して延びる第2外板部623と、第2外板部623の下縁部から室内側に向かって延びる外側下板部624と、上板部621の室内側の縁部から下側に延びる第1内板部625と、第1内板部625の下縁部から下側に向かって漸次室内側に向かって傾斜して延びる第2内板部626と、第2内板部626の下縁部から室外側に向かって延びる内側下板部627と、を有している。
支持部62は、室内外方向に略対称に形成されている。外側下板部624の室内側の端部と内側下板部627の室外側の端部とは、室内外方向に間隔をあけて配置されている。
戸車本体61は、支持部62の内部に配置され、下部側が外側下板部624と内側下板部627との間から下側に突出している。
支持部62の内部には、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側に戸車加熱発泡材74が設けられている。
戸車加熱発泡材74は、発泡する前の形状が2重のシート状に形成されていて、上下方向に重ねられた状態で外側下板部624および内側下板部627の上面に設けられている。戸車加熱発泡材74は、外側下板部624と内側下板部627とに渡されるように設けられていて、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側において外側下板部624と内側下板部627との間を塞いでいる。
戸車加熱発泡材74は、加熱されると上下方向に発泡するように構成されている。
このような戸車6は、図7に示すように、戸車配置空間341に配置されている。戸車6のうち、第1外板部622と第2外板部623との接続部分よりも上側を上部側、下側を下部側とすると、戸車6の上部側が框ホロー部S1に配置され、戸車6の下部側が框凹部空間S1に配置されている。戸車6が戸車配置空間341に配置されると、戸車6の室外側に第1框芯材加熱発泡材72が配置され、戸車6の室内側に第2框芯材加熱発泡材73が配置されている。
支持部62に設けられた戸車加熱発泡材74は、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側に配置されている。戸車加熱発泡材74は、框凹部空間S12に配置されている。
本実施形態による建具1では、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側に戸車加熱発泡材74が設けられていることにより、火災時には、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側において戸車加熱発泡材74が発泡する。このため、戸車本体61が樹脂製などで万が一発火したとしてもその火を戸先框35および召合せ框36に移さないようにすることができる。これにより、戸車本体61が万が一発火したとしても、戸車本体61発火したことによる戸先框35や召合せ框36、上框33のダメージを抑えることができる。
また、戸車6の室内外方向の両側に第1框芯材加熱発泡材72および第2框芯材加熱発泡材73が設けられていることに加えて、戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側に戸車加熱発泡材74が設けられているため、火災時には、第1框芯材加熱発泡材72、第2框芯材加熱発泡材73および戸車加熱発泡材74が発泡することで戸車本体61を封止することができる。このため、戸車本体61の溶融を抑制することができる。
また、戸車加熱発泡材74は、戸車本体61を支持する金属製の支持部62に設けられていることにより、下框34に対して戸車6が位置ずれしたとしても、戸車加熱発泡材74を常に戸車本体61よりも下框34の長さ方向の端部側に配置した状態に維持することができる。
上框33、戸先框35および召合せ框36の樹脂框4および框芯材5は、基本的に下框34の樹脂框4および框芯材5と同じ形態に形成されている。なお、例えば、下框34には戸車6などが設けられ、戸先框35には手掛け部などが設けられ、召合せ框36にはロック機構などが設けられ、上框33には上枠21のレールが挿入される溝部などが形成されているため、それぞれの形態は、部分的に断面形状が異なっていたり、取り付けられている部材が異なっていたりする。
上框33は、下框34と上下対称となるように形成されている。戸先框35および召合せ框36は、長さ方向が上下方向となり、下框34の上側に対応する側が開口部12の内側を左右方向から臨む側となるように90°回転させた形状に形成されている。
以下では、上框33、戸先框35および召合せ框36の各部材は、対応する下框34の部材と同じ名称および符号で示している。
図10に示すように、下框34と戸先框35とは、それぞれの樹脂框4が互いの端部4aを突き合わせて90°を成すようにして溶着され、それぞれの框芯材5が互いの端部がL字形状の下側連結金具38を介して連結されている。
図10および図11に示すように、下側連結金具38は、下框34の框芯材5(図10参照)に固定される第1下側固定板部381と、戸先框35の框芯材5(図10参照)に固定される第2下側固定板部382と、第1下側固定板部381と第2下側固定板部382とを連結する下側連結部383と、第1下側固定板部381および第2下側固定板部382を框芯材5に固定するネジ384と、を有している。
第1下側固定板部381は、板面が長尺の矩形となる平板状に形成されている。第1下側固定板部381は、板面が上下方向を向き左右方向に延びる向きで、下框34の框芯材5における長さ方向の端部5a近傍に固定されている。第1下側固定板部381には、ネジが挿通されるネジ孔381aが1つ形成されている。このネジ孔381aは、第1下側固定板部381における長さ方向の一方側(下框34の框芯材5に固定された際に框芯材5の長さ方向の端部5aと離間する側)に形成されている。
第2下側固定板部382は、板面が第1下側固定板部381と略同じ長尺の矩形となる平板状に形成されている。第2下側固定板部382は、板面が左右方向を向き上下方向に延びる向きで、戸先框35の框芯材5における下端部近傍に固定されている。第2下側固定板部382には、ネジが挿通されるネジ孔382aが上下方向に間隔をあけて2つ形成されている。
下側連結部383は、L字形状に形成され、L字形の一方の片となる第1片383aと、他方の辺となり第1片383aと連結された第2片383bと、を有している。第1片383aが第1下側固定板部381の長さ方向の他方側(下框34の框芯材5に固定された際に框芯材5の長さ方向の端部5aに近接する側)の端部と連結され、第2片383bが第2下側固定板部382の下端部と連結されている。下側連結部383は、第1下側固定板部381および第2下側固定板部382よりも室内外方向の寸法が小さく形成されている。第1下側固定板部381、第2下側固定板部382および下側連結部383は、それぞれの室内外方向の中心を揃えるようにして配置されている。
このため、下側連結金具38には、第1下側固定板部381の長さ方向の他方側の端部、第2下側固定板部382の下端部および下側連結部383の室外側の端部に囲まれた室外側凹部(凹部)38aと、第1下側固定板部381の長さ方向の他方側の端部、第2下側固定板部382の下端部および下側連結部383の室内側の端部に囲まれた室内側凹部(凹部)38bと、が形成されている。
第1下側固定板部381の上面、および第2下側固定板部382の開口部12の内側を向く面(複層ガラス32が配置される側の面)には、それぞれ加熱発泡材75A,75Bが設けられている。加熱発泡材75A,75Bは、それぞれシート状に形成されている。
本実施形態では、第1下側固定板部381に設けられた加熱発泡材75Aは、第1下側固定板部381の長さ方向略全体にわたって延びる長尺で、第1下側固定板部381の室内外方向の寸法よりもやや小さく形成されている。加熱発泡材75Aは、その面が上下方向を向く向きで設けられ、加熱されると上下方向に発泡するように構成されている。
第2下側固定板部382に設けられた加熱発泡材75Bは、第2下側固定板部382の長さ方向略全体にわたって延びる長尺で、第2下側固定板部382の室内外方向の寸法よりもやや小さく形成されている。加熱発泡材75Bは、その面が左右方向を向く向きで設けられ、加熱されると左右方向に発泡するように構成されている。
これらの加熱発泡材75A,75Bは、火災時に発泡して框体31と複層ガラス32との隙間を塞ぐように構成されている。
以下では、第1下側固定板部381に設けられた加熱発泡材75Aを第2複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)75Aとし、第2下側固定板部382に設けられた加熱発泡材75Bを第3複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)75Bとする。
図10および図12に示すように、このような下側連結金具38は、第1下側固定板部381が下框34のガラス保持溝部45の内部において樹脂框4の第1連結板部43の上面に沿って配置され、第2下側固定板部382は、戸先框35のガラス保持溝部45の内部において樹脂框4の第1連結板部43における開口部12の内側を向く面(複層ガラス32が配置される側の面)に沿って配置され、下側連結部383が下框34の第1連結板部43と戸先框35の第1連結板部43との角部の内側に配置されている。第1下側固定板部381は、戸車6の上側に配置される。
なお、下側連結金具38は、第1連結板部43と複層ガラス32(図2参照)との間に配置される。
第1下側固定板部381は、1つのネジ孔381aに挿通されたネジ384が下框34の第1連結板部43を貫通して下框34の框芯材5の第1側板部52に固定されることで下框34の框芯材5に固定されている。第1下側固定板部381のネジ孔381aに挿通されたネジ384は、戸車6よりも下框34の長さ方向の中央側において戸車6と干渉しないように框芯材5に固定されている。
第2下側固定板部382は、2つのネジ孔382aそれぞれに挿通されたたネジ384が戸先框35の第1連結板部43を貫通して戸先框35の框芯材5の第1側板部52に固定されることで戸先框35の框芯材5に固定されている。
このように下側連結金具38が下框34の框芯材5および戸先框35の框芯材5に固定されることで下框34の框芯材5と戸先框35の框芯材5とが固定される。
上述したように、下側連結金具38を下框34の框芯材5に固定する固定箇所数(ネジ384の数)は、1つであり、下側連結金具38を戸先框35および召合せ框36の框芯材5に固定する固定箇所数(2つ)、上側連結金具37を上框33の框芯材5に固定する固定箇所数(2つ)、および上側連結金具37を戸先框35および召合せ框36の框芯材5に固定する固定箇所数(2つ)よりも少ない。このため、本実施形態は、下側連結金具38を戸車6と干渉しないように下框34の框芯材5に固定しやすい形態となる。
図10に示すように、下側連結部383の第1片383aは、第1水抜き孔342と第2水抜き孔343との間に、第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞がないように配置されている。本実施形態では、第1水抜き孔342の上側に下側連結金具38の室外側凹部38aが配置され、第2水抜き孔342の上側に室内側凹部38bが配置されている。
また、下側連結部383の第2片383bの開口部12の内側を向く面(複層ガラス32が配置される側の面)には、加熱発泡材76が取り付けられている。この加熱発泡材76は、火災時などには発泡して第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐように構成されている。以下では、この加熱発泡材76を水抜き孔用加熱発泡材76とする。
水抜き孔用加熱発泡材76は、シート状に形成され、その面が左右方向を向くように第2片383bに設けられている。水抜き孔用加熱発泡材76は、第2下側固定板部382よりも室内外方向に長く形成されていて、室内外方向の両端部が第2片383bよりも室内側および室外側に突出している。水抜き孔用加熱発泡材76は、加熱されると左右方向に発泡して第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐように構成されている。
水抜き孔用加熱発泡材76は、第3複層ガラス用加熱発泡材75Bと同一面に隣接して配置されている。水抜き孔用加熱発泡材76は、第2複層ガラス用加熱発泡材75Aおよび第3複層ガラス用加熱発泡材75Bよりも室内外方向に大きく形成されている。本実施形態では、水抜き孔用加熱発泡材76は、第2下側固定板部382の室内外方向の寸法と略同じ大きさに形成され、室内外方向の両端部が下側連結部383の室内外方向の両端部よりも室外側および室内側に突出し、下側連結金具38の室外側凹部38aおよび室内側凹部38bと重なる位置に配置されている。
本実施形態では、水抜き孔用加熱発泡材76は、第2複層ガラス用加熱発泡材75A、第3複層ガラス用加熱発泡材75B、下框34の第1連結板部43および戸先框35の第1連結板部43に設けられた第1複層ガラス用加熱発泡材71が発泡する温度よりも低温で発泡するように構成されている。
水抜き孔用加熱発泡材76には、例えば、エポキシ樹脂などを材料として形成された加熱発泡材が用いられ、第1〜第3複層ガラス用加熱発泡材71,75A,75Bには、例えばポリ塩化ビニルを材料として形成された加熱発泡材が用いられている。
下框34と召合せ框36についても下框34と戸先框35と同様に連結されていて、それぞれの樹脂框4が溶着され、ぞれぞれの框芯材5が下側連結金具38を介して連結されている。
図13に示すように、上框33と戸先框35とは、それぞれの樹脂框4が溶着され、それぞれの框芯材5が上側連結金具37を介して連結されている。
上側連結金具37は、上框33の框芯材5に固定される第1上側固定板部371と、戸先框35の框芯材5に固定される第2上側固定板部372と、第1上側固定板部371と第2上側固定板部372とを連結する上側連結部373と、第1上側固定板部371および第2上側固定板部372を框芯材5に固定するネジ374と、を有している。
上側連結金具37は、図12に示す下側連結金具38における第1下側固定板部381のネジ孔381aを第1下側固定板部381の長さ方向(左右方向)に間隔をあけて2つ形成し、これを下側連結金具38と上下方向に対称となる向きとした形態となっている。このため、上側連結金具37では、第1上側固定板部371に2つのネジ孔371aが形成され、第2上側固定板部372に2つのネジ孔372aが形成され、これらのネジ孔371a,372aそれぞれにネジ374が挿通される。
第1上側固定板部371の下面、および第2上側固定板部372の開口部12の内側を向く面(複層ガラス32が配置される側の面)には、それぞれ加熱発泡材77が設けられている。加熱発泡材77は、シート状に形成されていて第1上側固定板部371には、その面が上下方向を向く向きで設けられ、第2上側固定板部372面には、その面が左右方向を向く向きで設けられている。
第1上側固定板部371に設けられた加熱発泡材77は、加熱されると上下方向に発泡し、第2上側固定板部372に設けられた加熱発泡材77は、加熱されると左右方向に発泡するように構成されている。
これらの加熱発泡材77は、火災時に框体31と複層ガラス32との隙間を塞ぐように構成されている。
図13および図15に示すように、上側連結金具37は、第1上側固定板部371が上框33における樹脂框4の第1連結板部43の下面に沿って配置され、第2上側固定板部372が戸先框35における樹脂框4の第1連結板部43の開口部12の内側を向く面(複層ガラス32が配置される側の面)に沿って配置され、上側連結部373が上框33の第1連結板部43と戸先框35の第1連結板部43との角部の内側に沿って配置されている。
第1上側固定板部371は、2つのネジ孔371aに挿通されたネジ374が上框33の第1連結板部43を貫通して上框33の框芯材5の第1側板部52に固定されることで上框33の框芯材5に固定されている。
第2上側固定板部372は、2つのネジ孔372aそれぞれに挿通されたネジ374が戸先框35の第1連結板部43を貫通して戸先框35の框芯材5の第1側板部52に固定されることで戸先框35の框芯材5に固定されている。
このように、上側連結金具37が上框33の框芯材5および戸先框35の框芯材5に固定されることで下框34の框芯材5と戸先框35の框芯材5とが固定される。
上框33と召合せ框36についても、それぞれの樹脂框4が溶着され、それぞれの框芯材が上側連結金具37を介して連結されている。
次に、上述した本実施形態による建具の作用・効果について図面を用いて説明する。
本実施形態による建具1によれば、水抜き孔用加熱発泡材76は、第1〜第3複層ガラス用加熱発泡材71,75A,75Bが発泡する温度よりも低い温度で発泡することにより、火災が生じた際の初期段階で水抜き孔用加熱発泡材76が発泡して第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐことができる。また、一般に火災時の下框34の温度は、框体31の上部側(上框33や、戸先框35および召合せ框36の上部側)の温度よりも低いため、下框34の温度が第1〜第3複層ガラス用加熱発泡材71,75A,75Bが発泡する温度に達していない場合でも、水抜き孔用加熱発泡材76が発泡して第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐことができる。このように、火災時には、初期段階で第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を塞ぐことができるため、第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を介した框体31への着火を防止することができる。
水抜き孔用加熱発泡材76は、複層ガラス32と近接する位置に設けられているため、水抜き孔用加熱発泡材76が発泡すると複層ガラス32に負荷がかかることがある。これに対し、本実施形態では、第1〜第3複層ガラス用加熱発泡材71,75A,75Bは、水抜き孔用加熱発泡材76が発泡した後にさらに温度が上昇してから発泡するため、水抜き孔用加熱発泡材76と同時に発泡しないことになる。このため、第1〜第3複層ガラス用加熱発泡材71,75A,75Bおよび水抜き孔用加熱発泡材76が同時に発泡する場合と比べてこれらの加熱発泡材が発泡することによって複層ガラス32に作用する負荷を抑えることができる。
また、第2、3複層ガラス用加熱発泡材75A,75Bおよび水抜き孔用加熱発泡材76は、框芯材5どうしを連結する下側連結金具38に設けられていて框芯材5に支持された構造となるため、框体31に対して位置ずれすることなく常に正位置に配置することができる。これにより、水抜き孔用加熱発泡材76は、加熱されて発泡すると第1水抜き孔342および第2水抜き孔343を確実に塞ぐことができる。また、第2、3複層ガラス用加熱発泡材75A,75Bは、加熱されて発泡すると框体31と複層ガラス32との間を確実に塞ぐことができる。
また、本実施形態では、第1水抜き孔342の上側に下側連結金具38の室外側凹部38aが配置され、第2水抜き孔342の上側に室内側凹部38bが配置されていて、水抜き孔用加熱発泡材76が下側連結金具38の室外側凹部38aおよび室内側凹部38bと重なる位置に配置されている。このように、水抜き孔用加熱発泡材76は、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342に近接して配置されるため、火災時に加熱されて発泡すると、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を確実に塞ぐことができる。
また、本実施形態では、框芯材5の底板部51に取り付けられた第1框芯材加熱発泡材72は、加熱されて発泡すると、框芯材5の第1側板部52の下側から第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞ぐように構成されている。このため、水抜き孔用加熱発泡材76のみでなく、第1框芯材加熱発泡材72によっても第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞ぐことができる。
さらに、水抜き孔用加熱発泡材76は、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342の上側に配置され、第1框芯材加熱発泡材72は、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342の下側に配置されている。このため、水抜き孔用加熱発泡材76および第1框芯材加熱発泡材72によって第1水抜き孔342および第2水抜き孔342をこれらの上下から確実に塞ぐことができる。
また、本実施形態では、水抜き孔用加熱発泡材76は、第2複層ガラス用加熱発泡材75Aおよび第3複層ガラス用加熱発泡材75Bよりも室内外方向に大きく形成されている。これにより、水抜き孔用加熱発泡材76は、火災時に加熱されると第2複層ガラス用加熱発泡材75Aおよび第3複層ガラス用加熱発泡材75Bよりも室内外方向に広い範囲において発泡するため、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を確実に塞ぐことができる。
以上、本発明による建具の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、建具1は上框、下框および一対の縦框がそれぞれ樹脂框と、樹脂框の内部に配置された金属製の框芯材と、を有する樹脂サッシであるが、樹脂複合サッシなど樹脂サッシ以外であってもよい。
また、上記の実施形態では、建具1は引違サッシであるが、框体に水抜き孔が形成された建具であれば引違サッシ以外の上げ下げサッシやドアなどであってもよい。
また、上記の実施形態では、第2、3複層ガラス用加熱発泡材75A,75Bおよび水抜き孔用加熱発泡材76は、下側連結金具38に設けられているが、下側連結金具38以外に設けられていてもよい。また、上框33および下框34と戸先框35および召合せ框36とを連結する連結金具は、上記の上側連結金具37および下側連結金具38とは異なる形態であってもよい。また、上框33および下框34と戸先框35および召合せ框36とを連結する連結金具は、設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、下框34の両端部それぞれに第1水抜き孔342および第2水抜き孔343の2つの水抜き孔が設けられているが、水抜き孔の個数や形状、配置は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、第1水抜き孔342の上側に下側連結金具38の室外側凹部38aが配置され、第2水抜き孔342の上側に室内側凹部38bが配置されていて、水抜き孔用加熱発泡材76が下側連結金具38の室外側凹部38aおよび室内側凹部38bと重なる位置に配置されている。これに対し、下側連結金具38が第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞がない構成であれば、下側連結金具38に室内側凹部38bおよび室内側凹部38bが形成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、框芯材5の底板部51に取り付けられた第1框芯材加熱発泡材72は、加熱されて発泡すると、框芯材5の第1側板部52の下側から第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞ぐように構成されている。これに対し、水抜き孔用加熱発泡材76によって、第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞ぐことができれば、第1框芯材加熱発泡材72が第1水抜き孔342および第2水抜き孔342を塞ぐように構成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、水抜き孔用加熱発泡材76は、第2複層ガラス用加熱発泡材75Aおよび第3複層ガラス用加熱発泡材75Bよりも室内外方向に大きく形成されている。これに対し、水抜き孔用加熱発泡材76、第2複層ガラス用加熱発泡材75Aおよび第3複層ガラス用加熱発泡材75Bの大きさは、適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、障子3の框体31は、合成樹脂製の樹脂框4と、樹脂框4の内部に挿入配置された金属製の框芯材5と、を有する構成である。これに対し、障子3の框体31は、樹脂框4および框芯材5の他に、樹脂框4の室外側および室内側の少なくとも一方に配置された金属製の形材を有する構成であってもよい。
1 建具
2 枠体
3 障子
4 樹脂框
5 框芯材
31 框体
33 上框
34 下框
35 戸先框(縦框)
36 召合せ框(縦框)
38 下側連結金具(連結金具)
38a 室外側凹部(凹部)
38b 室内側凹部(凹部)
71 第1複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)
72 第1框芯材加熱発泡材(框芯材加熱発泡材)
75A 第2複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)
75B 第3複層ガラス用加熱発泡材(ガラス用加熱発泡材)
76 水抜き孔用加熱発泡材
342 第1水抜き孔(水抜き孔)
343 第2水抜き孔(水抜き孔)

Claims (5)

  1. 室内側と室外側とを仕切る壁部に形成された開口部に取り付けられる枠体と、前記枠体に設けられた障子と、を有し、
    前記障子は、四方枠状に形成された框体と、前記框体の内部に設けられたガラスと、を有し、
    前記框体は、左右方向に延びる上框および下框と、上下方向に延びる一対の縦框と、を有し、
    前記下框には、前記一対の縦框と連結される左右方向の端部に水抜き孔が形成された建具において、
    前記框体に設けられて加熱されると前記框体と前記ガラスとの間を塞ぐように発泡するガラス用加熱発泡材と、
    前記框体に設けられて加熱されると前記水抜き孔を塞ぐように発泡する水抜き孔用加熱発泡材と、を有し、
    前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記ガラス用加熱発泡材が発泡する温度よりも低い温度で発泡することを特徴とする建具。
  2. 前記上框、前記下框および前記一対の縦框は、それぞれ樹脂框と、前記樹脂框の内部に配置された金属製の框芯材と、を有し、
    前記下框の前記框芯材と、前記一対の縦框の前記框芯材とは、それぞれの端部どうしが連結金具を介して連結されていて、
    前記ガラス用加熱発泡材および前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記連結金具に取り付けられている請求項1に記載の建具。
  3. 連結金具には、前記水抜き孔を露出させるように凹んだ凹部が形成され、
    前記凹部の近傍に前記水抜き孔用加熱発泡材が取り付けられている請求項2に記載の建具。
  4. 前記下框の前記框芯材に取り付けられて、加熱されると前記水抜き孔に対して該水抜き孔の貫通方向における前記水抜き孔用加熱発泡材が配置されている側とは反対側から前記水抜き孔を塞ぐように発泡する框芯材加熱発泡材を有する請求項2または3に記載の建具。
  5. 前記水抜き孔用加熱発泡材は、前記ガラス用加熱発泡材よりも室内側と室外側とを結ぶ室内外方向に大きく形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建具。
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