JP6868469B2 - 提案支援システムおよび提案支援方法 - Google Patents

提案支援システムおよび提案支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6868469B2
JP6868469B2 JP2017107144A JP2017107144A JP6868469B2 JP 6868469 B2 JP6868469 B2 JP 6868469B2 JP 2017107144 A JP2017107144 A JP 2017107144A JP 2017107144 A JP2017107144 A JP 2017107144A JP 6868469 B2 JP6868469 B2 JP 6868469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equipment
cost
renewal
period
necessity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017107144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018205846A (ja
Inventor
健児 横山
健児 横山
尚寛 河村
尚寛 河村
孝浩 瀧野
孝浩 瀧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2017107144A priority Critical patent/JP6868469B2/ja
Publication of JP2018205846A publication Critical patent/JP2018205846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6868469B2 publication Critical patent/JP6868469B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、提案支援システムおよび提案支援方法に関する。
特許文献1には、定期点検を効率良く管理するための支援システムの一例が開示されている。特許文献1に記載されている支援システムでは、サーバが機械の定期点検時期を統括管理し、ユーザ端末に対して定期点検に関する通知を出力する。その際、この支援システムでは、定期点検の委託日が希望日より所定期間以上前である場合や希望日が定期点検を実施する機関にとって都合が良い場合に、定期点検の費用に対して一定の割引率が適用される。
特開2003−178155号公報
ところで、機械等の設備については、設備の定期点検実施計画と、更新計画とが予め定められている場合が多い。また、設備の定期点検時に発見された不適合事項は、その時点で改修され、機能が維持される。このような手法で設備を保守すると、更新計画間際で、機能維持のために、故障箇所を修理することが必要になってしまうという場合が考えられる。この場合、当該修理箇所については、更新計画を大きく越えても機能を維持できることになる。当該修理箇所も、設備の更新時には共に処分されるため、費用対効果の点では、修理費用の一部は無駄な出費であったとみることができる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設備の更新間際に発生する無駄な費用を低減することができる提案支援システムおよび提案支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、設備の種類ごとの故障率に基づいて、または同一の設備を利用した環境ごとの故障率に基づいて、前記設備の故障を予測して、前記設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部とを備える提案支援システムである。
また、本発明の一態様は、同種の設備の故障率に基づいた設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部とを備え、前記設備の保守契約に基づく保守費用が定額化されている保守契約期間満了から前記設備の更新予定時期までの第1期間の中に、前記設備の故障の予測結果において前記設備の故障率が前記設備の不具合の発生が見込まれる故障率になる第2期間があり、前記必要度算定部は、前記保守契約期間満了から前記第2期間になるまでの第3期間に前記設備の更新の予定時期を変更することを促すように、前記第3期間の前記必要度をより高い値に算定するように形成されていて、前記費用調整部は、前記第3期間の前記必要度に基づいて前記第3期間内に前記推奨期間を定め、前記推奨期間内の前記設備の更新費用を、前記設備の更新費用の標準価格よりも割引いた額に定めて、前記推奨期間を過ぎると前記設備の更新費用を前記割引を含まない額に定める提案支援システムである。
また、本発明の一態様は、設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部とを備え、前記設備の更新予定間際の不具合が発生しないように、同種の設備の故障率に基づいた前記設備の故障の予測結果に基づいて前記設備の更新時期を繰り上げて、前記費用調整部は、前記設備の更新時期を繰り上げることがユーザのコストメリットにつながるような値に、前記設備の更新費用の割引率を調整して、前記更新費用を更新時期に対応付けて設定する提案支援システムである。
また、本発明の一態様は、上記提案支援システムであって、前記推奨期間は、前記設備の更新の当初の予定の時期までの期間に含まれる。
また、本発明の一態様は、上記提案支援システムであって、前記推奨期間の費用は、前記故障の予測結果における前記故障の発生度の増加に伴い増加するように決定される。
また、本発明の一態様は、上記提案支援システムであって、前記費用調整部は、前記推奨期間において当該推奨期間の終了時期よりも所定期間前に前記低減させた費用を前記基準の費用に戻す。
また、本発明の一態様は、必要度算定部によって、同種の設備の故障率に基づいた設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する提案支援方法である。
また、本発明の一態様は、必要度算定部によって、同種の設備の故障率に基づいた設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力し、前記設備の保守契約に基づく保守費用が定額化されている保守契約期間満了から前記設備の更新予定時期までの第1期間の中に、前記設備の故障の予測結果において前記設備の故障率が前記設備の不具合の発生が見込まれる故障率になる第2期間があり、前記必要度算定部は、前記保守契約期間満了から前記第2期間になるまでの第3期間に前記設備の更新の予定時期を変更することを促すように、前記第3期間の前記必要度をより高い値に算定するように形成され、前記費用調整部は、前記第3期間の前記必要度に基づいて前記第3期間内に前記推奨期間を定め、前記推奨期間内の前記設備の更新費用を、前記設備の更新費用の標準価格よりも割引いた額に定めて、前記推奨期間を過ぎると前記設備の更新費用を前記割引を含まない額に定める提案支援方法である。
また、本発明の一態様は、必要度算定部によって、設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力し、前記設備の更新予定間際の不具合が発生しないように、同種の設備の故障率に基づいた前記設備の故障の予測結果に基づいて前記設備の更新時期を繰り上げて、前記費用調整部は、前記設備の更新時期を繰り上げることがユーザのコストメリットにつながるような値に、前記設備の更新費用の割引率を調整して、前記更新費用を更新時期に対応付けて設定する提案支援方法である。
本発明によれば、設備の故障の予測結果に基づいて算定された設備の更新の予定時期の変更の必要度に応じて設備の更新の推奨期間が決定されるとともに、その推奨期間における更新の費用が基準の費用より低減された費用を含むように調整される。この構成によれば、設備の管理者は、提案された推奨期間に設備を更新することで、設備の更新間際に発生する無駄な費用を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る提案支援システムの構成例を示すブロック図である。 図1に示す点検結果データベース3の構成例を示す図である。 図1に示す更新計画データベース4の構成例を示す図である。 図1に示す設備情報データベース5の構成例を示す図である。 図1に示す提案支援装置2の動作例を示すフローチャートである。 図1に示す提案支援装置2の動作例を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る提案支援システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示す提案支援システム1は、提案支援装置2と、点検結果データベース3と、更新計画データベース4と、設備情報データベース5と、ユーザ端末6と、を備える。提案支援システム1は、例えば、図示していない設備をユーザ(管理者)に収めた後、定期点検を行う業者が、ユーザに対し、設備の更新を提案するために用いることができる。なお、本実施形態において設備とは、例えば、ガスコンロ、空気調和設備(いわゆるエアコン)、ICT(情報通信技術)機器などの機械や機械の集合である。また、本実施形態において設備は、一定の場所に備えつけられて用いられる機械と、自動車、建機等の移動する機械を含むものとする。
図1に示す提案支援装置2は、例えばサーバ等のコンピュータであり、そのコンピュータが有するCPU(中央処理装置)、記憶装置、通信装置、入出力装置等を用い、CPUが所定のプログラムを実行することで動作する。提案支援装置2は、故障予測部21、必要度算定部22、費用調整部23および出力部24を有する。故障予測部21、必要度算定部22、費用調整部23および出力部24は、提案支援装置2を構成するハードウェアとソフトウェアとの組み合わせからなる機能である。
故障予測部21は、1または複数の設備の故障の発生確率(故障率)を予測する。故障予測部21が故障率を予測する手法に限定はない。例えば、故障予測部21は、点検結果データベース3に格納されている定期点検の結果、設備の状況等に基づき、他のサイトの傾向、同一ロットの故障発生の傾向の分析等により各設備の故障率の変化を算出し、所定の曲線近似によって将来の故障率を予測する。ここで、故障率は、単位時間内でどの程度故障が発生するかを示す確率値である。故障率は、例えば1/MTBF(平均故障間隔)で表される。また、近似曲線は、例えば故障率曲線とすることができる。故障率曲線は、機械の時間経過に伴う故障率の変化を表す曲線であり、バスタブ曲線と呼ばれ、時間の経過により初期故障期、偶発故障期および摩耗故障期の3つの区間を含む。
将来の故障率を予測するための設備の状況には、例えば、各設備に設けられたセンサ等が検出した検出結果、又は、その検出の結果に基づいた解析の結果、及び、実際に対象の設備が稼働していた状況の記録(稼働履歴情報)、設備情報、設備の保守部品の情報と同保守部品の在庫情報(保守部品情報)等の情報が含まれる。提案支援装置2は、上記の稼働状況情報、稼働履歴情報、設備情報、保守部品情報等の情報を、設備情報データベース5等に格納するようにしてもよい。故障予測部21は、設備情報データベース5に格納された情報に基づいて、対象の設備の故障を予想してもよい。各設備に設けられたセンサには、当該設備の稼働状況を検出可能なものが含まれる。
例えば、故障予測部21は、点検結果データベース3に格納されている定期点検の結果と、設備情報データベース5に格納された設備の稼働状況の解析結果等に基づき、所定の曲線近似によって将来の故障率を予測してもよい。なお、故障予測部21は、点検結果データベース3に格納されている定期点検の結果と、設備情報データベース5に格納された設備の稼働状況の解析結果の少なくとも一方の情報に基づき、所定の曲線近似によって将来の故障率を予測してもよい。
必要度算定部22は、故障予測部21による設備の故障の予測結果に基づいて、設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する。必要度は、期待されている品質レベルに対して余裕がある場合には小さく、余裕がない場合には大きくなる相対的な指標である。ここで、期待されている品質レベルに対して余裕があるとは、例えば、予測された故障率が、設計上想定されている(許容される)最大の故障率に対し一定のゆとりを持って下回っている状態である。他方、期待されている品質レベルに対して余裕がないとは、例えば、予測された故障率が、設計上想定されている最大の故障率に対し、わずかに下回っているとか、ほぼ同じであるか、あるいは上回っている状態である。
費用調整部23は、必要度算定部22が算定した必要度に応じて設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する。この推奨期間は、例えば更新計画データベース4に格納されている設備の更新の当初の予定の時期までの期間に含まれるようにすることができる。また、推奨期間における更新の費用は、故障の予測結果における故障の発生度(故障率)の増加に伴い増加するように決定することができる。例えば、費用調整部23は、対象設備の故障予測の結果に基づき、設備更新までの対象期間に、故障率が所定値以上になる場合、所定値以上になる時期を推定し、所定値以上になる時期より前に設備が更新されるよう更新の推奨時期を決定する。例えば、推奨期間は、許容できる故障率あるいは設計上期待されている最大の故障率に故障率の予測結果が到達する時期を終了時期、許容できる故障率あるいは設計上期待されている最大の故障率よりも所定割合(あるいは所定量)低い故障率に故障率の予測結果が到達する時期を開始時期として決定することができる。また、費用調整部23は、故障率が所定値以上となる前に更新する場合、標準価格等の基準費用よりも更新の費用が低くなるように値引きすることで更新の費用を調整する。なお、費用調整部23は、更新費用を、予測した故障率が所定値に近づくほど増加させることができる。この場合、更新時期が遅れるほど更新費用は高くなる。
費用調整部23は、下記のような情報を値引き額の算定の条件に加えてもよい。例えば、費用調整部23は、発生する確度が高いと予想された故障の影響度(重要度)、対象の設備の保守用部品の在庫状況、保守の担当者の作業予定(作業予定の未確定期間)等の情報の一部又は全部を、上記の値引き額の算定の条件に含めてもよい。例えば、費用調整部23は、上記の情報に基づいて、所定の演算式等により値引き額を算定してもよく、所定の条件を満たす場合に、最大の値引き額を所定の幅で増額又は減額してもよい。なお、上記の故障の影響度を複数の階級(レベル)に分けて、故障のレベルとして指標化してもよい。
出力部24は、費用調整部23が定めた設備の更新の推奨期間を示す情報と費用調整部23が調整した低減させた費用を示す情報を出力する。出力部24は、各情報を、提案支援装置2が有する通信装置を用いて図示していない所定の通信回線を介してユーザ端末6に対して通知したり、提案支援装置2が有する表示装置、記憶装置等に出力したりすることができる。
点検結果データベース3は、各設備に対して実施した点検結果を示す情報を記憶する。図2は、図1に示す点検結果データベース3の構成例を示す図である。点検結果データベース3は、例えば図2に示すように、各レコードが、設備名フィールド31と、点検名および実施日フィールド32と、点検結果および保守内容フィールド33を含む。設備名フィールド31には、各設備の識別情報が格納される。図2に示す例では、設備名フィールド31に「設備A」、「設備B」等の各設備の識別情報が格納されている。点検名および実施日フィールド32と点検結果および保守内容フィールド33とには、同一レコードの設備名フィールド31で示される設備に関する情報が格納される。点検名および実施日フィールド32には、点検名と実施日を示す情報が格納される。点検名は、例えば定期点検、緊急点検(定期点検以外の点検)等の点検の種別を示す情報である。図2に示す例では、点検名および実施日フィールド32に「定期点検実施日」、「緊急点検実施日」等を示す情報が格納されている。点検結果および保守内容をフィールド33には、点検結果および保守内容を示す情報が格納される。点検結果は、予め定めた各点検項目に対する点検の結果である。保守内容は、故障の発生の有無、設備全体あるいは部品の調整や修理、交換の実施内容を含む。
更新計画データベース4は、各設備の更新計画に関する情報等を記憶する。図3は、図1に示す更新計画データベース4の構成例を示す図である。更新計画データベース4は、例えば、図3に示すように、各レコードが、設備名フィールド41、納入日フィールド42、無償保証期間フィールド43、保守契約期間フィールド44、更新予定時期フィールド45および更新費用フィールド46を含む。設備名フィールド41には、各設備の識別情報が格納される。フィールド42からフィールド46には、同一レコードの設備名フィールド41で示される設備に関する情報が格納される。納入日フィールド42には、各設備の納入日(あるいは稼働開始日)を示す情報が格納される。無償保証期間フィールド43には、瑕疵担保等によって無料で保守を受けられる納入日後の期間である無償保証期間を示す情報が格納される。保守契約期間フィールド44には、無償保証期間後の有料の保守契約期間を示す情報が格納される。更新予定時期フィールド45には、更新予定時期を示す情報が格納される。更新予定時期フィールド45には、例えば、当初(例えば納入時点)の更新の予定時期を示す情報が格納される。更新費用フィールド46には、更新費用を示す情報が格納される。
設備情報データベース5は、各設備に関する情報等を記憶する。図4は、図1に示す設備情報データベース5の構成例を示す図である。設備情報データベース5は、例えば、図4に示すように、設備名フィールド51、稼働履歴情報フィールド52、設備情報フィールド53、保守部品情報フィールド54、および予測曲線フィールド55を含む。設備名フィールド51には、各設備の識別情報が格納される。フィールド52からフィールド54には、同一レコードの設備名フィールド51で示される設備に関する情報が格納される。稼働履歴情報フィールド52には、各設備に設けられたセンサ等が検出した検出結果、又は、その検出の結果に基づいた解析の結果、及び、実際に対象の設備が稼働していた状況の記録などが格納される。例えば、稼働履歴情報フィールド52の各情報は、関連する故障に対応付けられていてもよく、故障の内容、種類、影響度等によって分類されていてもよい。設備情報フィールド53には、対象の設備に関する情報として、製造者、型式、仕様などの情報が格納される。保守部品情報フィールド54には、設備の保守部品の情報と同保守部品の在庫情報などが格納される。予測曲線フィールド55には、諸条件に基づいて算出された現時点の予測曲線を示す情報が格納される。予測曲線を示す情報とは、予測曲線の形状を特定可能な情報であり、特定の近似式の係数、或いは、予測曲線上の複数の点の位置情報であってもよい。予想曲線の詳細については後述する。
ユーザ端末6は、設備の管理者、定期点検を行う業者等が操作するノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等のコンピュータである。ユーザ端末6は、所定のプログラムを実行することで、ユーザの操作に応じて、あるいは、自動的に、出力部24が出力した通知を受信し、ユーザ端末6で表示したり記憶したりする。
なお、本実施形態に係る提案支援システム1の構成は、図1に示す構成に限定されず、例えば、提案支援装置2が点検結果データベース3、更新計画データベース4および設備情報データベース5の一部又は全部を備えていたり、ユーザ端末6を省略したり、点検結果データベース3と更新計画データベース4と設備情報データベース5の一部又は全部を統合したりすることができる。
次に、図5および図6を参照して、図1に示す提案支援装置2の動作例について説明する。図5は、図1に示す提案支援装置2が実行する処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理は、提案支援装置2に対して所定の指示操作が行われた場合、ユーザ端末6が送信した所定の信号を提案支援装置2が受信した場合等に実行される。
一方、図6は、図1に示す提案支援装置2の動作例を説明するための模式図である。図6は、時間軸を共通として、上から順に、設備の管理者等が支出する保守費用、設備の故障率の予測結果、および調整された2パターンの設備の更新費用の納入日の10年後から15年後までの時間変化の例を模式的に示す。図6に示す例では、保守費用が、納入日から1年後までが瑕疵担保期間として零、1年後から10年後までが保守契約費用として所定の定額(契約料)、10年後から更新予定時期である15年後までが実費に応じた額に変化している。
また、故障率については、2種類の予測曲線C1と予測曲線C2が示されている。予測曲線C1と予測曲線C2は、例えば、互いに異なる種類の設備について算出されたもの、あるいは、同一の設備ではあるが互いに異なる環境で使用された場合の2つの設備について算出されたものである。この場合、予測曲線C1と予測曲線C2は、同様に、納入日から約1年後までが初期故障期で減少傾向、約1年後から約8年後までが偶発故障期で横ばい状態、そして約8年後からが摩耗故障期で増加傾向である。ここで、摩耗故障期における故障率の増加率は、予測曲線C2が予測曲線C1より大きい。また、例えば10年後では、予測曲線C1の故障率F1が、予測曲線C2の故障率F2より小さい。また、予測曲線C2は更新時期の15年後より前の約14年後(時期T3)で期待される品質レベルの限界に達し(故障率F3)、その後も上昇している。例えば、期待される品質レベルの限界を超えると、故障が所望の頻度より多く発生する確率が高くなる。この予測曲線C2に対しては、例えば、保守契約満了後すぐあるいはさらに一定期間経過後を開始時期、時期T3を終了時期として推奨期間を設定することができる。予測曲線C1は更新時期の15年後まで期待される品質レベルを超過していない。なお、図6では、不具合発生確率が高い領域を網掛けして示している。
なお、提案支援装置2は、対象の設備が更新されるまでに、対象の設備の予測曲線を、定期的に或いは不定期に繰り返し算出する。例えば、提案支援装置2(故障予測部21)は、予測曲線を、対象の設備の保守を実施した時点、定期点検を実施した時点等のタイミングで算出してもよい。その際、提案支援装置2(故障予測部21)は、設備情報データベース5に格納された情報等に基づいて、偶発故障期から摩耗故障期に遷移する時期を算出してもよい。例えば、上記の設備情報データベース5に格納された情報には、対象の設備に設けられた各センサの測定値、保守時等に測定された測定値、対象の設備を稼働させた際のエネルギー消費量、エネルギー効率、対象の設備の利用効率等の値、故障の影響度又はそのレベル、故障発生回数又は頻度、及びそれらの値の変化率等の、稼働履歴情報フィールド52に格納されている情報が含まれる。提案支援装置2(故障予測部21)は、予め定められた演算式の係数を、これらの情報に基づいて調整して、予測曲線を生成する。なお、提案支援装置2は、最後に算出した予測曲線を、対象の設備の現時点の予測曲線として更新し、設備情報データベース5の予測曲線フィールド55の情報を書き換えてもよい。
また、費用調整部23が算定する設備の更新費用について、パターンP1では、10年後に値引き額が最大となり、11年後から15年後まで徐々に値引き額が減少し、15年後以降は標準価格(基準費用)に変化している。例えば、パターンP1の更新費用を保守契約終了時(10年後)に提示した場合、管理者は翌年の11年後に設備を更新すれば、値引率が最大となる。また更新の実施が遅くなるほど、値引率は減少する。また、当初計画通りに更新を実施した場合、値引率は無くなる。
一方、パターンP2は、パターンP1と値引率の変化の傾きが異なる。すなわち、パターンP2では、10年後から11年後まで標準価格(基準費用)、11年後に値引き額が最大となり、11年後から更新時期の15年後より前の約13.5年後まで徐々に値引き額が減少し、13.5年後以降は標準価格(基準費用)に変化している。この場合、更新費用が予測曲線C2に対応するものであるとすると、故障率の予測値(推定値)が悪化するまでに更新すれば値引きがあるが、それ以降は値引きが無くなる。また、パターンP2では、推奨期間において当該推奨期間の終了時期よりも所定期間前に低減させた費用を基準の費用に戻されている。
では、図5および図6を参照して、図1に示す提案支援装置2の動作例について説明する。例えば、提案支援装置2のユーザが所定の入力操作を行い、設備を指定し、当該設備について更新の推奨期間の決定と調整した更新費用の算定を実行するよう指示すると、提案支援装置2が図5に示す処理の実行を開始する。提案支援装置2では、まず、故障予測部21が、点検結果データベース3等を参照し、指定された設備の故障(故障率の変化)を予測する(ステップS1)。ステップS1では、故障予測部21によって、例えば図6に示す予測曲線C1や予測曲線C2が算出される。
次に、必要度算定部22が、更新計画データベース4を参照し、ステップS1での設備の故障の予測結果に基づいて、設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する(ステップS2)。ステップS2で、必要度算定部22は、例えば、故障の予測結果が図6に示す予測曲線C2のように、更新予定時期(15年後)に到達する前に期待される品質レベルより故障率が大きくなる場合、設備の更新の予定時期の変更の必要度が大であると算定する。一方、必要度算定部22は、例えば、故障の予測結果が図6に示す予測曲線C1のように、更新予定時期(図6では15年後)に到達してもまだ期待される品質レベルより故障率が小さい場合、設備の更新の予定時期の変更の必要度が小であると算定する。また必要度の大小の値は、例えば、品質レベルより故障率が大きくなる時期がより早い場合により大きく、あるいは、更新予定時期(図6では15年後)での故障率がよりより小さい場合により小さく決定することができる。
次に、費用調整部23が、ステップS2で算定された必要度に応じて設備の更新の推奨期間を決定する(ステップS3)。ステップS3において、費用調整部23は、例えば、必要度が第1閾値を越えた時期を推奨期間の開始時期に決定し、必要度が第1閾値より大きい第2閾値を越えた時期を推奨期間の終了時期に決定することができる。
なお、費用調整部23は、例えば、故障の予測結果が図6に示す予測曲線C2のように、更新予定時期(15年後)に到達する前に期待される品質レベルより故障率が大きくなる場合、推奨期間の終了時期を期待される品質レベルより故障率が大きくなる時期(T3)と一致させてもよい。また、費用調整部23は、例えば、故障の予測結果が図6に示す予測曲線C1のように、更新予定時期(図6では15年後)に到達してもまだ期待される品質レベルより故障率が小さい場合、更新予定時期(図6では15年後)と推奨期間の終了時期を一致させてもよい。なお、この場合、推奨期間の開始時期は、例えば終了時期の所定期間前とすることができる。
次に、費用調整部23が、ステップS3で決定した推奨期間における更新の費用を、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する(ステップS4)。ステップS4で費用調整部23は、ステップS3で決定した推奨期間に更新が実施されるよう、すなわち更新の前倒しにインセンティブを与えるよう推奨期間に対応させて費用を低減させる。
次に、出力部24が、ステップS3で決定された推奨期間を示す情報とステップS4で決定された低減させた費用を示す情報を出力する(ステップS5)。
以上のように、本実施形態では、提案支援システム1が、必要度算定部22と、費用調整部23と、出力部24を少なくとも備える。必要度算定部22は、設備の故障の予測結果に基づいて、設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する。費用調整部23は、必要度算定部22が算定した必要度に応じて設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する。出力部24は、費用調整部23が定めた設備の更新の推奨期間を示す情報と費用調整部23が調整した低減させた費用を示す情報を出力する。この実施形態によれば、設備の故障の予測結果に基づいて算定された設備の更新の予定時期の変更の必要度に応じて設備の更新の推奨期間が決定されるとともに、その推奨期間における更新の費用が基準の費用より低減された費用を含むように調整される。この構成によれば、設備の管理者は、提案された推奨期間に設備を更新することで、設備の更新間際に発生する無駄な費用を低減することができる。
なお、本実施形態では、例えば、対象設備が有する対象機器の故障予測を実施し、設備更新までの対象期間に、故障率が所定値以上になる場合と、その時期を推定してもよい。この場合、本実施形態では、例えば、故障予測の結果の故障率が所定値以上になる時期に応じて、更新の推奨時期を算出することができる。また、推奨期間(例えば、推奨時期から当初の更新予定期日まで)内に、対象設備の更新の前倒し実施を予定してもらえた場合には、ユーザが負担する費用を値引くようにしてもよい。
本実施形態によれば、ユーザは、更新計画時の想定費用より安く設備を更新することができる。また、故障する前に対策できるので、システム停止が発生しない。例えば、冗長構成されている設備であればシステム停止は生じないが、保守するまでに更に障害が発生すると、システム停止を招く恐れがある(信頼度の低下)。そのため、緊急保守対応が必要とされる。これに対し、更新されれば緊急保守対応が不要になることが見込まれる。すなわち、ユーザは、更新計画時の想定費用より安く設備を更新することができる。また、保守作業を行う業者は、緊急対応の発生率が低下するので、業務の計画、人員配置の計画が立てやすくなる。
なお、本発明の実施形態は、上記のものに限定されない。例えば、図1に示す提案支援装置2内の各構成(故障予測部21、必要度算定部23、費用調整部23等)は、互いに統合されたり、さらに複数の部分に分割されたりしてもよい。また、図1に示す提案支援装置2、点検結果データベース3、更新計画データベース4等は、クラウドコンピューティングを構成する1または複数のコンピュータ内に構成されていてもよい。なお、提案支援装置2は、1または複数のコンピュータを用い、所定のプログラムを実行することで構成することができ、そのプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体や通信回線を介して頒布することができる。
1…提案支援システム、2…提案支援装置、3…点検結果データベース、4…更新計画データベース、5…設備情報データベース、6…ユーザ端末、21…故障予測部、22…必要度算定部、23…費用調整部、24…出力部

Claims (8)

  1. 設備の種類ごとの故障率に基づいて、または同一の設備を利用した環境ごとの故障率に基づいて、前記設備の故障を予測して、前記設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、
    前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、
    前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部と
    を備える提案支援システム。
  2. 同種の設備の故障率に基づいた設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、
    前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、
    前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部と
    を備え、
    前記設備の保守契約に基づく保守費用が定額化されている保守契約期間満了から前記設備の更新予定時期までの第1期間の中に、前記設備の故障の予測結果において前記設備の故障率が前記設備の不具合の発生が見込まれる故障率になる第2期間があり、
    前記必要度算定部は、
    前記保守契約期間満了から前記第2期間になるまでの第3期間に前記設備の更新の予定時期を変更することを促すように、前記第3期間の前記必要度をより高い値に算定するように形成されていて、
    前記費用調整部は、
    前記第3期間の前記必要度に基づいて前記第3期間内に前記推奨期間を定め、前記推奨期間内の前記設備の更新費用を、前記設備の更新費用の標準価格よりも割引いた額に定めて、前記推奨期間を過ぎると前記設備の更新費用を前記割引を含まない額に定める、
    提案支援システム。
  3. 設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定する必要度算定部と、
    前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整する費用調整部と、
    前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する出力部と
    を備え、
    前記設備の更新予定間際の不具合が発生しないように、同種の設備の故障率に基づいた前記設備の故障の予測結果に基づいて前記設備の更新時期を繰り上げて、
    前記費用調整部は、
    前記設備の更新時期を繰り上げることがユーザのコストメリットにつながるような値に、前記設備の更新費用の割引率を調整して、前記更新費用を更新時期に対応付けて設定する、
    提案支援システム。
  4. 前記推奨期間における前記更新の費用は、前記故障の予測結果における前記故障の発生度の増加に伴い増加するように決定される
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の提案支援システム。
  5. 前記費用調整部は、前記推奨期間において当該推奨期間の終了時期よりも所定期間前に前記低減させた費用を前記基準の費用に戻す
    請求項1からのいずれか1項に記載の提案支援システム。
  6. 必要度算定部によって、設備の種類ごとの故障率に基づいて、または同一の設備を利用した環境ごとの故障率に基づいて、前記設備の故障を予測して、前記設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、
    費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、
    出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力する
    提案支援方法。
  7. 必要度算定部によって、同種の設備の故障率に基づいた設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、
    費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、
    出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力し、
    前記設備の保守契約に基づく保守費用が定額化されている保守契約期間満了から前記設備の更新予定時期までの第1期間の中に、前記設備の故障の予測結果において前記設備の故障率が前記設備の不具合の発生が見込まれる故障率になる第2期間があり、
    前記必要度算定部は、前記保守契約期間満了から前記第2期間になるまでの第3期間に前記設備の更新の予定時期を変更することを促すように、前記第3期間の前記必要度をより高い値に算定するように形成され、
    前記費用調整部は、前記第3期間の前記必要度に基づいて前記第3期間内に前記推奨期間を定め、前記推奨期間内の前記設備の更新費用を、前記設備の更新費用の標準価格よりも割引いた額に定めて、前記推奨期間を過ぎると前記設備の更新費用を前記割引を含まない額に定める、
    提案支援方法。
  8. 必要度算定部によって、設備の故障の予測結果に基づいて、前記設備の更新の予定時期の変更の必要度を算定し、
    費用調整部によって、前記必要度算定部が算定した前記必要度に応じて前記設備の更新の推奨期間を定め、その定めた推奨期間における前記更新の費用が、基準の費用より低減させた費用を含むように調整し、
    出力部によって、前記費用調整部が定めた前記設備の更新の推奨期間を示す情報と前記費用調整部が調整した前記低減させた費用を示す情報を出力し、
    前記設備の更新予定間際の不具合が発生しないように、同種の設備の故障率に基づいた前記設備の故障の予測結果に基づいて前記設備の更新時期を繰り上げて、
    前記費用調整部は、前記設備の更新時期を繰り上げることがユーザのコストメリットにつながるような値に、前記設備の更新費用の割引率を調整して、前記更新費用を更新時期に対応付けて設定する、
    提案支援方法。
JP2017107144A 2017-05-30 2017-05-30 提案支援システムおよび提案支援方法 Active JP6868469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107144A JP6868469B2 (ja) 2017-05-30 2017-05-30 提案支援システムおよび提案支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107144A JP6868469B2 (ja) 2017-05-30 2017-05-30 提案支援システムおよび提案支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018205846A JP2018205846A (ja) 2018-12-27
JP6868469B2 true JP6868469B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=64957127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017107144A Active JP6868469B2 (ja) 2017-05-30 2017-05-30 提案支援システムおよび提案支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6868469B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003178155A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Komatsu Ltd 機械の管理支援システム、その管理支援方法およびその管理支援プログラム
JP2005011327A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 修繕計画立案支援装置及び方法
JP4977064B2 (ja) * 2008-03-12 2012-07-18 株式会社東芝 保守計画支援システム
EP2788952A4 (en) * 2011-12-08 2015-08-19 Copperleaf Technologies Inc DEVICE, SYSTEMS AND METHOD FOR CAPITAL INVESTMENT PLANNING
JP6514043B2 (ja) * 2015-06-04 2019-05-15 株式会社Nttファシリティーズ 支援システム、支援方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018205846A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11900287B2 (en) Model predictive maintenance system with budgetary constraints
US9244803B2 (en) Failure predictive system, and failure predictive apparatus
Ni et al. Decision support systems for effective maintenance operations
JP6926008B2 (ja) 保守計画装置、及び保守計画方法
JP4710720B2 (ja) 故障予防診断支援システム及び故障予防診断支援方法
JP6718415B2 (ja) 部品交換予測装置、部品交換予測システム、部品交換予測方法
EP2472457A1 (en) Systems and methods for use in correcting a predicted failure in a production process
Berthaut et al. Joint modified block replacement and production/inventory control policy for a failure-prone manufacturing cell
US20110137697A1 (en) Automated corrective and predictive maintenance system
Li et al. What makes long‐term monitoring convenient? A parametric analysis of value of information in infrastructure maintenance
US20160110653A1 (en) Method and apparatus for predicting a service call for digital printing equipment from a customer
US20220019717A1 (en) Model creation device, model creation method, and program
Zou et al. Resilient adaptive control based on renewal particle swarm optimization to improve production system energy efficiency
US20220058099A1 (en) Device monitoring systems
Khoury et al. On the Use of Time‐Limited Information for Maintenance Decision Support: A Predictive Approach under Maintenance Constraints
JP6868469B2 (ja) 提案支援システムおよび提案支援方法
JP2008009157A (ja) 電子機器、残管理プログラム、残管理方法
EP4075349A1 (en) Maintenance assistance system
Pipe Practical prognostics for condition based maintenance
JP2014092729A (ja) 消耗品管理装置及び消耗品管理プログラム
JP2016057736A (ja) 情報処理装置、及びプログラム。
JP2005135092A (ja) 設備機器の推定コスト計算プログラムおよび推定コスト計算装置
JP6388335B2 (ja) 障害傾向判定装置、障害傾向判定方法及びプログラム
JP6402553B2 (ja) 保守対象装置、管理システム、及びプログラム
US20240012367A1 (en) Controller and method for controlling performance of a system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6868469

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150