JP2003178155A - 機械の管理支援システム、その管理支援方法およびその管理支援プログラム - Google Patents

機械の管理支援システム、その管理支援方法およびその管理支援プログラム

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JP2003178155A
JP2003178155A JP2001379219A JP2001379219A JP2003178155A JP 2003178155 A JP2003178155 A JP 2003178155A JP 2001379219 A JP2001379219 A JP 2001379219A JP 2001379219 A JP2001379219 A JP 2001379219A JP 2003178155 A JP2003178155 A JP 2003178155A
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Kazuo Fujita
和夫 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械の定期点検を統括的に効率よく容易に管
理でき機械の定期点検を容易に通知できる機械の管理支
援システムを提供する。 【解決手段】 サーバ8の定期点検時期認識手段によ
り、建設機械10の通算稼働時間、販売引き渡し日から
の所定経過時間、法定の自主検査日などに基づいて定期
点検時期を認識する。建設機械10の位置情報から定期
点検を実施する最寄りの定期点検実施機関を検索する。
この定期点検実施機関の空き状態から、空きが多い日で
は定期点検の費用の割引率を大きく設定する。建設機械
10から取得した機械性状情報に基づいて、新機種情報
や機械関連情報を取得する。定期点検時期、定期点検実
施機関および割引率とともに、新機種および機械関連情
報を合わせてユーザ端末コンピュータ2aに出力して通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械の定期点検の
管理を統括する機械の管理支援システム、その管理支援
方法およびその管理支援プログラムに関する。
【0002】
【背景技術】従来、機械としての例えばショベルカーや
ブルドーザなどの建設機械を販売する販売店において、
建設機械を販売したユーザに対して定期点検の案内をア
フターサービスとして実施している。この定期点検は、
例えば建設機械の稼働時間や販売引き渡し日から所定日
数が経過した時点、あるいは労働安全衛生法に規定され
た定期自主検査および特定自主検査の日を目安にしてい
る。この定期点検の案内は、例えば担当営業マンがユー
ザを巡回して案内する方法があるが、極めて煩雑であ
る。そこで、一般的には、定期点検の予定日の約1ヶ月
前に郵便にて通知する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定期点
検の目安となる建設機械の稼働時間や販売引き渡し日か
ら所定期間の経過後あるいは定期自主検査および特定自
主検査の日を確認し、これらに基づいて案内しなければ
ならない。特に販売した台数が多くなるに従って、アフ
ターサービスの労力が増大する。このため、案内の作業
効率の向上が望まれている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、機械の
定期点検を統括的に効率よく容易に管理でき機械の定期
点検を容易に通知できる機械の管理支援システム、その
管理支援方法およびその管理支援プログラムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用効果】本発明は、上
記目的を達成するために、以下の構成を採用する。
【0006】請求項1に記載の機械の管理支援システム
は、機械の定期点検の管理を統括する機械の管理支援シ
ステムであって、前記機械の定期点検時期を認識する定
期点検時期認識手段と、前記機械の定期点検を実施する
複数の定期点検実施機関における定期点検の実施が可能
な対応可能時期をそれぞれ取得する機関情報取得手段
と、この機関情報取得手段にて取得した対応可能時期毎
の対応可能能力に基づいて定期点検の費用の割引率を算
出する割引率算出手段と、前記機関情報取得手段にて取
得した対応可能時期および前記割引率算出手段にて算出
した割引率を、定期点検の対象となる前記機械の所有者
に対して前記定期点検時期認識手段にて認識した定期点
検時期より所定期間前に配信する案内配信手段とを具備
したことを特徴とする。
【0007】この発明では、機関情報取得手段にて機械
の定期点検を実施する複数の定期点検実施機関における
定期点検の実行が可能な対応可能時期をそれぞれ取得す
るとともに、割引率算出手段にて対応可能時期毎の対応
可能能力に基づいて定期点検の費用の割引率を算出す
る。これら対応可能時期および割引率を、案内配信手段
により定期点検の対象となる機械の所有者に対して定期
点検時期認識手段にて認識した定期点検時期より所定期
間前に配信する。このため、所有者へ定期点検について
の案内を自動的に通知することができ、定期点検の管理
を容易に統括でき、定期点検の管理を効率よく容易に支
援できる。また、対応可能時期に余裕がある場合には、
割引料金にて定期点検を実施することによる所有者の機
械の保守管理費用の低減、および定期点検実施機関によ
る定期点検に関するサービス業の拡充が図れる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の機械の管理支援システムにおいて、所有者における定
期点検の実施を希望する希望日情報を取得する希望日情
報取得手段と、この希望日情報取得手段にて取得した希
望日情報および機関情報取得手段にて取得した対応可能
時期を照合して前記希望日情報と一致する対応可能時期
を有した特定の定期点検実施機関を決定する機関選定手
段とを具備したことを特徴とする。
【0009】この発明では、機関選定手段により、希望
日情報取得手段にて取得した所有者における定期点検の
実施を希望する希望日と機関情報取得手段にて取得した
対応可能時期とを照合し、希望日情報と一致する対応可
能時期を有した特定の定期点検実施機関を決定する。こ
のため、所有者に向けた定期点検の案内に応じた所有者
からの定期点検の希望に、定期点検を実施できる定期点
検実施機関を容易に確保でき、定期点検の統括的な管理
が容易にできるとともに、所有者の希望日に対応でき、
円滑で良好な定期点検の管理ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の機械の管理支援システムにおいて、割引率算出手段
は、希望日情報取得手段にて希望日情報を取得した日が
希望日より所定期間前の場合には割引率を大きく設定す
ることを特徴とする。
【0011】この発明では、割引率算出手段により、希
望日情報取得手段にて希望日情報を取得した日が希望日
より所定期間前の場合には割引率を大きく設定する。こ
のため、所有者の定期点検の希望日が、希望日情報取得
手段にて希望日情報を取得する日より余裕を持った所定
期間前であれば、定期点検実施機関が容易に対応でき、
円滑な定期点検の管理ができるとともに、割引率が大き
くなることにより、所有者の機械の保守管理費用の低減
および定期点検実施機関の定期点検に関するサービス業
の拡充ができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の機械の管理支援システムにおいて、機械の位
置情報を取得する位置情報取得手段を具備し、機関選定
手段は、特定した定期点検実施機関のうち前記位置情報
取得手段にて取得した位置情報に基づいて前記機械の位
置に所在地が近い定期点検実施機関を決定することを特
徴とする。
【0013】この発明では、機関選定手段により、位置
情報取得手段にて取得した機械の位置情報に基づいて、
特定した定期点検実施機関のうちの機械の位置に所在地
が近い定期点検実施機関を決定する。このため、定期点
検のために機械を定期点検実施機関まで移動するなどが
容易となり、定期点検を効率よく実施でき、定期点検の
費用の低減および定期点検実施機関の定期点検の効率の
向上ができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の機械の管理支援システムにおいて、機械の位置情報を
取得する位置情報取得手段と、この位置情報取得手段に
て取得した位置情報に基づいて前記機械の位置に所在地
が近い定期点検実施機関を決定する機関選定手段とを具
備したことを特徴とする。
【0015】この発明では、機関選定手段により、位置
情報取得手段にて取得した機械の位置情報に基づいて機
械の位置に所在地が近い定期点検実施機関を決定する。
このため、定期点検のために機械を定期点検実施機関ま
で移動するなどが容易となり、定期点検を効率よく実施
でき、定期点検の費用の低減および定期点検実施機関の
定期点検の効率の向上ができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の機械の管理支援システムにおい
て、割引率算出手段は、定期点検実施機関による対応可
能能力が大きくなるに従って割引率を大きく設定するこ
とを特徴とする。
【0017】この発明では、割引率算出手段により、定
期点検実施機関による対応可能能力が大きくなるに従っ
て割引率を大きく設定する。このため、定期点検実施機
関による対応可能能力が大きくなる、すなわち例えば定
期点検の処理負荷が小さく、定期点検を十分に余裕を持
って受け入けできる状態では、割引率を大きくするの
で、所有者の機械の保守管理費用の低減および定期点検
実施機関の定期点検に関するサービス業の拡充ができ
る。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の機械の管理支援システムにおい
て、定期点検時期認識手段は、機械の所定稼働時間情
報、前記機械の販売引き渡し日からの所定経過時間情
報、および、労働安全衛生法に規定された定期自主検査
ならびに特定自主検査の日のうちの少なくともいずれか
1つを取得して定期点検時期を認識することを特徴とす
る。
【0019】この発明では、定期点検時期取得手段によ
り、機械の所定稼働時間情報、機械の販売引き渡し日か
らの所定経過時間情報、および、労働安全衛生法に規定
された定期自主検査ならびに特定自主検査の日のうちの
少なくともいずれか1つを取得することにより定期点検
時期を認識する。このため、機械の定期点検時期を容易
に認識できる。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の機械の管理支援システムにおいて、機械の稼働時間情
報を取得する稼働時間取得手段を具備し、定期点検時期
認識手段は、前記稼働時間取得手段にて取得した稼働時
間情報に基づいて機械の所定稼働時間情報を取得するこ
とを特徴とする。
【0021】この発明では、定期点検時期取得手段によ
り、稼働時間取得手段にて取得した機械の稼働時間情報
に基づいて機械の所定稼働時間情報を取得する。このた
め、例えば機械から無線媒体を介して出力される稼働時
間情報を取得して定期点検時期を判断するための所定稼
働時間情報とすることもでき、自動的に定期点検の統括
的な管理が容易にできる。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
8のいずれかに記載の機械の管理支援システムにおい
て、機械の新機種情報を取得する新機種情報取得手段を
具備し、案内配信手段は、対応可能時期および割引率と
ともに前記新機種情報取得手段にて取得した新機種情報
を配信することを特徴とする。
【0023】この発明では、案内配信手段により、新機
種情報取得手段にて取得した新機種情報を対応可能時期
および割引率とともに配信する。このため、所有者への
定期点検の案内の際に他の新たな情報である新機種情報
を合わせて連絡でき、効率よく所有者への新たな情報の
提供サービスもできる。
【0024】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかに記載の機械の管理支援システムにおい
て、機械の性状情報を取得する機械性状情報取得手段
と、この機械性状情報にて取得した性状情報に基づいて
前記機械に対応した機械関連情報を取得する機械関連情
報取得手段を具備し、案内配信手段は、対応可能時期お
よび割引率とともに前記機械関連情報取得手段にて取得
した機械関連情報を配信することを特徴とする。
【0025】この発明では、機械関連情報取得手段によ
り機械性状情報取得手段にて取得した機械の性状情報に
基づいて機械に対応した機械関連情報を取得し、案内配
信手段によりこの機械関連情報を対応可能時期および割
引率とともに配信する。このため、所有者への定期点検
の案内の際に例えば機械に装着されるアタッチメントに
関する情報や定期点検までの機械の使用状況、機械の使
用による不具合部分の情報、機械を効率よく良好に操縦
するための操縦方法などの機械関連情報を合わせて連絡
でき、効率よく所有者へ所有者が必要とする機械関連情
報の提供サービスもできる。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の機械の管理支援システムにおいて、機械関連情報
は、機械に装着可能な部品に係る部品情報、機械の性状
を向上させる改良情報、機械の取り扱いに係る取扱情報
のうちの少なくともいずれか1つであることを特徴とす
る。
【0027】この発明では、機械関連情報取得手段によ
り、機械に装着可能な部品に係る部品情報、機械の性状
を向上させる改良情報、機械の取り扱いに係る取扱情報
のうちの少なくともいずれか1つを取得して機械関連情
報とする。このため、機械自体の情報や機械の周辺に関
する情報、機械を取り扱う上での情報など、機械を保守
管理する上での所有者に必要な情報を提供でき、効率よ
く所有者への良好な機械関連情報の提供サービスができ
る。
【0028】請求項12に記載の機械の管理支援方法
は、請求項1に記載の機械の管理支援システムを機械の
管理支援方法として展開したもので、コンピュータによ
り、前記機械の定期点検を実施する複数の定期点検実施
機関における定期点検の実施が可能な対応可能時期をそ
れぞれ取得するとともに、これら取得した対応可能時期
毎の対応可能能力に基づいて定期点検の費用の割引率を
算出し、これら対応可能時期および割引率を、前記機械
の定期点検時期より所定期間前に定期点検の対象となる
前記機械の所有者に対して配信することを特徴とする。
このため、請求項1に記載の発明と同様の作用および効
果を享受できる。
【0029】請求項13ないし請求項21に記載の発明
は、請求項12に記載の機械の管理支援方法において、
請求項2ないし請求項11に記載の機械の管理支援シス
テムに対応する機械の管理支援方法で、各請求項2ない
し請求項11に記載の発明と同様の作用および効果を享
受できる。
【0030】請求項22に記載の機械の管理支援プログ
ラムは、請求項12ないし請求項21に記載の機械の管
理支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0031】この発明では、例えば汎用のコンピュータ
を利用してコンピュータにインストールすることにより
請求項12ないし請求項21に記載の機械の管理支援方
法をコンピュータに実行させることができ、本発明の利
用促進を大幅に図ることができる。
【0032】なお、請求項12ないし請求項21に記載
の発明において、コンピュータは、1つに限らず、例え
ば複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた
構成なども含む。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0034】〔システム構成〕図1は、本実施の形態の
管理支援システムの概略構成を示す模式図である。この
管理支援システム1は、端末コンピュータであるユーザ
端末コンピュータ2a、GPS(Global Positioning S
ystem)衛星3、通信衛星4、衛星地球局5、ネットワ
ーク管制局6、ネットワーク7、サーバ8、メンテナン
ス端末コンピュータ2bおよびメーカ端末コンピュータ
2cを備えている。この管理支援システム1は、サーバ
8が機械である例えばブルドーザやパワーショベルなど
の建設機械10の定期点検時期を統括的に管理してユー
ザ端末コンピュータ2aに定期点検に関した通知によ
り、建設機械10の定期点検の管理を支援するシステム
である。
【0035】そして、ユーザ端末コンピュータ2aは、
例えば建設現場などの管理事務所や建設機械10を保管
あるいは保守点検するための管理事務所などに設置され
る。また、メンテナンス端末コンピュータ2bは、例え
ば建設機械10を部品交換や修理などの処置をする建設
機械10の販売店やメンテナンス会社などの定期点検を
実施する定期点検実施機関に設置される。さらに、メー
カ端末コンピュータ2cは、例えば建設機械10を製造
した製造メーカの本社や建設機械10を販売した販売店
などに設置される。
【0036】これらユーザ端末コンピュータ2a、メン
テナンス端末コンピュータ2bおよびメーカ端末コンピ
ュータ2cは、図示しない演算処理装置および記憶装置
を備えたコンピュータ本体と、このコンピュータ本体に
接続されるキーボードやマウスなどの入力手段としての
入力装置と、ディスプレイなどの表示装置と、を備えた
汎用のコンピュータである。そして、これらユーザ端末
コンピュータ2a、メンテナンス端末コンピュータ2b
およびメーカ端末コンピュータ2cは、インターネット
上でホームページなどを閲覧するためのブラウザソフト
や電子メールソフトなどがインストールされ、サーバ8
と通信することができるようになっている。
【0037】また、建設機械10は、図2に示すよう
に、駆動部分を電子制御する電子制御コントローラ11
と、この電子制御コントローラ11と接続される通信コ
ントローラ12と、この通信コントローラ12と接続さ
れるGPSセンサ13および通信端末14と、GPSセ
ンサ13に接続されるGPSアンテナ15と、通信端末
14に接続される衛星通信アンテナ16とを備えてい
る。
【0038】電子制御コントローラ11は、建設機械1
0に搭載された図示しないエンジンの回転数、バッテリ
の電圧、燃料としての軽油の残量、冷却水の水温、運転
時間、その他に建設機械10を駆動するための要素であ
る稼働の状態を検出する各種センサから信号を受けて、
これらの要素を電子的に制御する。
【0039】通信コントローラ12は、電子制御コント
ローラ11で検出された各駆動部分の建設機械10の状
態から、建設機械10の機械情報を取得する部分であ
る。具体的には、建設機械10の稼働情報、位置情報、
機種情報、ユーザ情報などの機械情報を取得することが
できる。また、この通信コントローラ12は、内部に記
憶領域を有し、この記憶領域には機械情報が記憶され
る。この機械情報は、建設機械10の所有者や所有者の
所在地あるいは連絡先などのユーザ情報、機種情報であ
る各建設機械10自体の号機番号や機種あるいはアタッ
チメントの装着状態などの性状、通算稼働時間や稼働負
荷などの稼働情報、建設機械10の現在位置である位置
情報などである。
【0040】GPSセンサ13は、複数のGPS衛星3
から出力される電波をGPSアンテナ15を介して受信
し、受信した電波の状態に基づいて、自己の現在位置を
計測する。このGPSセンサ13で取得された建設機械
10の現在位置情報は、通信コントローラ12に出力さ
れる。また、GPSセンサ13で取得された現在位置情
報は、図示を略した地図データベースと組み合わせるこ
とにより、ナビゲーションシステムの画像表示装置上に
マップ表示させることができるようになっている。
【0041】このように通信コントローラ12で取得さ
れた建設機械10の機械情報は、通信端末14を介して
衛星通信アンテナ16から出力され、通信衛星4、衛星
地球局5、ネットワーク管制局6、およびネットワーク
7を介して、サーバ8に出力される。そして、このよう
な通信コントローラ12および通信端末14が本発明に
いう機械情報出力手段を構成する。なお、この通信コン
トローラ12および通信端末14による機械情報は、任
意の時間、間隔で無線出力できるようになっているが、
通常、建設現場の作業開始時、休憩時、および作業終了
時のいずれかに行うのが好ましい。
【0042】ネットワーク7は、例えばTCP/IPな
どの汎用のプロトコルに基づくインターネットとして構
成される。このネットワーク7には、ネットワーク管制
局6およびサーバ8の他、ユーザ端末コンピュータ2a
およびメンテナンス端末コンピュータ2bが接続されて
いる。
【0043】サーバ8は、ネットワーク7と接続される
WWW(World Wide Web)サーバとして構成される。そ
して、サーバ8は、例えば図3に示すように、ユーザ端
末コンピュータ2aや建設機械10、メンテナンス端末
コンピュータ2bから出力される信号に基づいて、種々
のプログラムを実行して各種制御をする制御装置21
と、送受信された情報を記憶する例えばハードディスク
や光ディスクなどの記憶手段としての記憶装置22とを
備えている。
【0044】制御装置21は、この制御装置21を含む
サーバ8の全体の動作を制御するOS(Operating Syst
em)上に展開されるプログラムとしての、機械情報取得
手段25と、希望日情報取得手段26と、案内配信手段
27と、機関情報取得手段28と、定期点検時期認識手
段29と、新規情報取得手段30と、割引率算出手段3
1と、機関選定手段32とを備えている。また、機械情
報取得手段25は、位置情報取得手段34と、稼働時間
取得手段としての稼働情報取得手段35と、機械性状情
報取得手段としての機械性状情報取得手段36とを備え
ている。さらに、新規情報取得手段30は、新機種情報
取得手段37と、機械関連情報取得手段38とを備えて
いる。
【0045】また、記憶装置22は、上記各手段により
入出力される情報を蓄積する機械情報データベース4
0、定期点検時期データベース41、機関情報データベ
ース42および新規情報データベース43とを備えてい
る。
【0046】機械情報取得手段25を構成する位置情報
取得手段34は、建設機械10の位置情報を取得する部
分である。この位置情報取得手段34は、各種機械から
出力される機械情報の中から、定期点検対象となる建設
機械10の機種情報の号機番号と、緯度情報および経度
情報とを対応づけて位置情報を生成する。この位置情報
は、機械情報データベース40に出力される。
【0047】機械情報取得手段25を構成する稼働情報
取得手段35は、建設機械10の稼働情報を取得する部
分である。この稼働情報取得手段35は、各種機械から
出力される機械情報の中から、定期点検対象となる建設
機械10の機種情報の号機番号と、建設機械10の稼働
時間および稼働負荷などとを対応づけて稼働情報として
生成する。この稼働情報は、機械情報データベース40
に出力される。
【0048】機械情報取得手段25を構成する機械性状
情報取得手段36は、定期点検対象の建設機械10の機
種名、号機番号、所有者であるユーザのコード番号や連
絡先などのユーザ情報、アタッチメントの装着の有無、
装着可能なアタッチメントなどの建設機械10の特性で
ある性状を取得する部分である。この機械性状情報取得
手段36で取得した機械性状情報は、機械情報データベ
ース40に出力される。
【0049】なお、これら位置情報、稼働情報、ユーザ
情報および機械性状情報などの機械情報の取得は、種々
の方法でできる。例えば、ユーザ端末コンピュータ2a
の入力装置で入力操作されて設定入力された機械情報を
インターネットなどのネットワークを介して取得した
り、直接光や音波、電波、電磁波などの無線媒体や、公
衆回線や携帯電話あるいはPHS(Personal Handyphon
e System)などの電話回線などを介して取得したり、建
設機械10から無線媒体や電話回線を介して直接取得し
たり、建設機械10から無線媒体や電話回線を介して取
得したユーザ端末コンピュータ2aで受信し、このユー
ザ端末コンピュータ2aから取得するなど、いずれの方
法でもできる。
【0050】希望日情報取得手段26は、建設機械10
の所有者であるユーザが希望する定期点検の日の希望日
情報を取得する部分である。この希望日情報は、例えば
ユーザ端末コンピュータ2aの入力装置の入力操作によ
り設定入力され、ネットワークを介してサーバ8の希望
日情報取得手段26にて認識される。この希望日情報取
得手段26にて取得した希望日情報は、定期点検時期デ
ータベース41に出力される。
【0051】案内配信手段27は、建設機械10のユー
ザに定期点検に関する案内を配信して通知する部分であ
る。定期点検に関する案内としては、定期点検時期、定
期点検を実施する販売店やメンテナンス工場などの定期
点検実施機関に関する内容、見積料金、割引率、新機種
に関する内容や建設機械10に関する内容である新規情
報などである。
【0052】ここで、定期点検時期としては、例えば建
設機械10の通算稼働時間が250時間や500時間な
どの所定稼働時間を経過した旨または経過する予定日、
あるいは、ユーザに建設機械10の販売引き渡し日から
所定時間経過した旨または経過する予定日、または、労
働安全衛生法に規定された定期自主検査ならびに特定自
主検査の日などである。この定期点検時期は、所定稼働
時間、販売引き渡し日からの所定経過時間および労働安
全衛生法に規定された定期自主検査ならびに特定自主検
査の日のうちの少なくともいずれか1つでよい。
【0053】定期点検実施機関に関する内容としては、
定期点検実施機関の名称や所在地、連絡先などである。
【0054】割引率は、詳しくは後述するが、定期点検
実施機関の対応可能能力が大きい場合などに定期点検に
よる費用を割り引きサービスするための割合である。こ
の定期点検実施機関の対応可能能力は、定期点検を定期
点検実施機関に委託する日が定期点検の希望日より所定
期間以上前、例えば1ヶ月以上前など、あるいは、希望
日が定期点検実施機関における定期点検の予定工程に空
きなどの余裕があるなどを意味する。
【0055】新規情報は、例えば新発売あるいは新発売
や発表が予定されている新機種に関する内容や、ユーザ
の建設機械10に対応した機種のアタッチメントなどの
部品や装着品などの内容、建設機械10の使用状況、建
設機械10の使用により生じた不具合の状況、建設機械
10の性能を向上するための改良についての内容、建設
機械10を効率よく良好に安全に操縦するための操縦方
法や講習会の案内など、建設機械10の機械関連情報で
ある。
【0056】機関情報取得手段28は、定期点検を実施
する複数の定期点検実施機関に関する情報、および、各
定期点検実施機関毎の定期点検を実施可能な対応可能時
期、すなわち定期点検の空き情報などの機関情報を取得
する部分である。この機関情報は、例えばメンテナンス
端末コンピュータ2bの入力装置の入力操作により設定
入力され、ネットワーク7を介してサーバ8の機関情報
取得手段28にて取得される。そして、取得された機関
情報は、機関情報データベース42に出力されて記憶さ
れる。なお、この機関情報の対応可能時期は、メンテナ
ンス端末コンピュータ2bによる設定入力や、サーバ8
が保有するクロック機構に基づく日付に対応して適宜更
新される。
【0057】定期点検時期認識手段29は、建設機械1
0の定期点検時期を認識する部分である。この定期点検
時期は、例えば建設機械10の通算稼働時間、建設機械
10の販売引き渡し日、および、労働安全衛生法に規定
された定期自主検査ならびに特定自主検査の日などの基
準日を取得し、この基準日の日付に基づいて定期点検を
すべき時期を算定する。この時期の算定は、上述したよ
うに、通算稼働時間が例えば250時間や500時間な
どの所定時間を経過した日または経過する予定日を定期
点検時期としたり、販売引き渡し日から3ヶ月など所定
時間を経過した日または経過する日を定期点検時期とし
たり、労働安全衛生法に規定された定期自主検査ならび
に特定自主検査の日を定期点検時期とする。
【0058】新規情報取得手段30は、上述したよう
に、新機種に関する内容や建設機械10に関する内容で
ある新規情報を取得する部分である。この新規情報は、
例えばメーカ端末コンピュータ2cやメンテナンス端末
コンピュータ2bの入力装置の入力操作にて設定入力さ
れ、ネットワーク7を介してサーバ8の新規情報取得手
段30で取得される。
【0059】そして、新規情報取得手段30を構成する
新機種情報取得手段37は、新規情報を構成する例えば
新発売された新機種あるいは新発売や発表が予定されて
いる新機種の案内、新機種の発表会の案内など、新機種
に関する内容を認識する部分である。また、新規情報取
得手段30を構成する機械関連情報取得手段38は、新
規情報を構成し、ユーザの建設機械10に対応した機種
のアタッチメントなどの部品や装着品などの内容、建設
機械10の使用状況、建設機械10の使用により生じた
不具合の状況、建設機械10の性能を向上するための改
良についての内容、建設機械10を効率よく良好に安全
に操縦するための操縦方法や講習会の案内などを認識す
る部分である。そして、取得された新規情報は、新規情
報データベース43に出力される。
【0060】割引率算出手段31は、上述した定期点検
実施機関の対応可能能力が大きい場合などに定期点検に
よる費用を割り引きサービスするための割引率を算出す
る部分である。この割引率は、機関情報データベース4
2に集積された定期点検実施機関の対応可能日における
対応可能能力に対応して適宜設定される。すなわち、例
えば対応可能日において定期点検する建設機械10の最
大処理可能能力に対して実際に予定されている建設機械
10の割合が少なく、定期点検の予定工程に空きなどの
余裕があるほど大きく、また、定期点検を委託する日か
ら定期点検を希望する日までの機関が長くなる程大きく
なるように設定される。
【0061】機関選定手段32は、建設機械10を定期
点検する定期点検実施機関を選定する部分である。この
定期点検実施機関の選定は、例えば機械情報データベー
スに集積された建設機械10のユーザ情報と、機関情報
データベースに集積された定期点検実施機関に関する情
報とを照合して建設機械10の位置に近い定期点検実施
機関であって、これら定期点検実施機関の対応可能時期
と定期点検時期データベースに集積されたユーザの希望
日情報に含まれる定期点検の希望日とが一致、すなわち
定期点検の希望日に空きがある定期点検実施機関を検索
して選定する。
【0062】機械情報データベース40は、機械情報取
得手段25を構成する位置情報取得手段34、稼働情報
取得手段35および機械性状情報取得手段36にて取得
した位置情報、稼働情報、ユーザ情報および機械性状情
報などの機械情報を読み出し可能に記憶する部分であ
る。
【0063】ここで、位置情報は、例えば図4に示すよ
うに、位置情報取得手段34で取得された号機番号に応
じた建設機械10の緯度情報および経度情報を1つのレ
コードとして記録したテーブル構造401のデータベー
スとして構成される。各レコードは、位置情報取得手段
34で取得された毎に更新されるようになっており、図
4にも示すように、各レコードには、号機番号、位置情
報の他、更新日、更新時間を記録するフィールドが設け
られている。
【0064】稼働情報は、例えば図5に示すように、稼
働情報取得手段35で取得された号機番号に応じてテー
ブル402a、402b、402c…が設定された複数
のテーブルからなるデータベースである。各テーブル4
02a、402b、402c…には、各回で取得された
稼働情報が1つのレコードとして記録され、各テーブル
402a、402b、402c…毎に稼働情報の履歴が
蓄積されていく。なお、本例では、稼働情報としては、
取得時の稼働積算時間、および稼働負荷が記録される。
【0065】機械性状情報は、例えば図6に示すよう
に、機械性状情報取得手段36で取得した機械性状情報
である号機番号に応じた建設機械10の機種内容、およ
び、装着可能なアタッチメント内容あるいは装着された
アタッチメント内容と、ユーザ情報としてのユーザ名や
所在地、連絡先などの元となるユーザコードとを1つの
レコードとして記録したテーブル構造403のデータベ
ースとして構成される。
【0066】定期点検時期データベース41は、定期点
検時期認識手段29にて取得した定期点検時期を読み出
し可能に記憶する部分である。この定期点検時期の情報
は、例えば図7に示すように、機械情報取得手段25で
取得した通算稼働時間や定期点検時期認識手段29で取
得した販売引き渡し日および法定検査日である労働安全
衛生法に規定された定期自主検査および特定自主検査の
日と、これらに基づいて定期点検時期認識手段29によ
り算定された定期点検時期とを1つのレコードとして記
録したテーブル構造411のデータベースとして構成さ
れる。なお、通算稼働時間は、機械情報データベースに
蓄積される稼働情報の通算稼働時間がリンクされる。
【0067】機関情報データベース42は、機関情報取
得手段28にて取得した定期点検実施機関に関する情報
を読み出し可能に記憶する部分である。この定期点検実
施機関に関する情報は、例えば図8に示すような定期点
検実施機関の固有情報と、例えば図9に示す定期点検実
施機関の対応可能時期の情報であるスケジュール情報と
を記憶する。
【0068】図8に示す定期点検実施機関の固有情報
は、例えば定期点検実施機関の名称、所在地、連絡先な
どの固有情報を1つのレコードとして記録したテーブル
構造421のデータベースとして構成されて記憶され
る。
【0069】図9に示す定期点検実施機関の対応可能時
期情報は、例えば定期点検実施機関の定期点検を実行す
る担当者に応じてテーブル422a、422b、422
c…が設定された複数のテーブルからなるデータベース
として構成され、日付と各担当者の空き状態とが関連付
けされて記憶される。なお、この対応可能時期情報は、
図9にも示すように、ユーザ端末コンピュータ2aに
て、各担当者の対応可能な日が空白で、すでに予定が入
っており対応負荷の日が塗り潰された状態で表示される
ようになっている。
【0070】新規情報データベース43は、メンテナン
ス端末コンピュータ2bやメーカ端末コンピュータ2c
にて作成されて出力された新規情報を記憶する部分であ
る。この新規情報データベース43は、各種新規情報を
1つのレコードとして記録したテーブル構造のデータベ
ースとして構成される。
【0071】〔システムの作用〕次に、上記管理支援シ
ステム1の作用を図10に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0072】サーバ8は、定期点検の管理をする対象の
建設機械10について、定期点検時期の基準日を、定期
点検時期認識手段29にて取得する(ステップ1)。こ
の定期点検時期である基準日は、例えば機械情報取得手
段25にて取得され機械情報データベース40に蓄積さ
れた機械情報の通算稼働時間が例えば250時間や50
0時間などの所定時間を経過した日または経過する予定
日、あるいは販売引き渡し日から3ヶ月など所定時間を
経過した日または経過する日、もしくは労働安全衛生法
に規定された定期自主検査ならびに特定自主検査の日な
どで、定期点検時期データベース41にあらかじめ記憶
されている。
【0073】また、定期点検時期認識手段29にて、基
準日からユーザに通知する日を算定する。すなわち、基
準日から所定期間前、例えば1ヶ月前などの日を算定す
る(ステップ2)。そして、サーバ8は、自己の保有す
るクロック機構にて認識する日時が、定期点検時期とな
る基準日から所定期間前になったか否かを判断する(ス
テップ3)。すなわち、定期点検時期から所定期間前に
なる時点の待機状態となる。
【0074】このステップ3で定期点検時期から所定期
間前の通知する日となったことを認識することにより、
サーバ8は、建設機械10の位置情報を位置情報取得手
段34にて取得する(ステップ4)。さらに、サーバ8
は、位置情報取得手段34にて取得した建設機械10の
位置情報に基づいて、建設機械10の位置に最も近い定
期点検実施機関を機関情報データベース42から検索し
て設定する(ステップ5)。
【0075】さらに、サーバ8は、機関情報データベー
ス42から、建設機械10と最寄りの定期点検実施機関
の定期点検時期のスケジュールに基づいて、定期点検の
際の費用の一部を割り引く割引率を算定する(ステップ
6)。すなわち、割引率は、例えば対応可能日において
定期点検する建設機械10の最大処理可能能力に対して
実際に予定されている建設機械10の割合が少なく、定
期点検の予定工程に空きなどの余裕があるほど大きく、
また、定期点検を委託する日から定期点検を希望する日
までの機関が長くなり委託日から実施予定日までに余裕
がある程大きくなるように設定算定される。
【0076】また、サーバ8は、新規情報データベース
に、定期点検の対象となる建設機械10に関連した建設
機械10の新たな新規情報が蓄積されている場合には、
この新規情報を読み出す(ステップ7)。そして、サー
バ8は、上述したように取得した建設機械10の定期点
検時期、最寄りの定期点検実施機関に関する情報、割引
率、および新規情報を、ユーザに通知するための案内状
形式の所定のフォームに組み込んで案内フォームを作成
し、この案内フォームをネットワーク7を介してユーザ
端末コンピュータ2aに出力する(8)。
【0077】このユーザ端末コンピュータ2aで受信し
た案内フォームを認識したユーザは、定期点検の日が近
づいていることを認識し、定期点検実施機関のスケジュ
ールを認識する。そして、ユーザは、定期点検実施機関
のスケジュールの対応可能日である空き日と割引率やユ
ーザの希望する日との兼ね合いにより、希望する定期点
検実施日をユーザ端末コンピュータ2aの入力装置の入
力操作にて設定入力し、サーバ8に出力する(ステップ
9)。
【0078】このステップ9でユーザからの定期点検の
希望日の設定入力を認識したサーバ8は、所定の定期点
検実施機関で希望する日に委託を受け、その際の費用の
見積額あるいは割引率を所定の形式のフォームに組み込
んで確認フォームとして作成する。サーバ8は、確認フ
ォームをユーザ端末コンピュータ2aに出力し、確認の
通知をする(ステップ10)。
【0079】〔システムの効果〕上述したように、上記
実施の形態では、以下に示す作用効果を奏する。
【0080】すなわち、複数の定期点検実施機関におけ
る定期点検の実行が可能な対応可能時期を取得するとと
もに、対応可能時期毎の対応可能能力に基づいて定期点
検の費用の割引率を算出し、対応可能時期および割引率
を、建設機械10のユーザに対して所定期間前に配信す
る。このため、ユーザへ定期点検についての案内を自動
的に通知することができ、定期点検の管理を容易に統括
でき、定期点検の管理を効率よく容易に支援できる。ま
た、定期点検実施機関における対応可能日に余裕がある
場合には、割引料金にて定期点検を実施することによる
ユーザの建設機械10の保守管理費用の低減、および定
期点検実施機関による定期点検に関するサービス業の拡
充を図ることができる。
【0081】そして、機関選定手段32により、位置情
報取得手段34にて取得した機械の位置情報に基づいて
機械の位置に所在地が近い定期点検実施機関を決定す
る。このため、定期点検のために機械を定期点検実施機
関まで移動するなどが容易となり、定期点検を効率よく
実施でき、定期点検の費用の低減および定期点検実施機
関の定期点検の効率の向上ができる。
【0082】また、割引率算出手段31により、定期点
検実施機関による対応可能能力が大きくなり対応に余裕
がある程、割引率を大きく設定する。このため、定期点
検実施機関による対応可能能力が大きくなる、すなわち
例えば定期点検の空きがあって処理負荷が小さく、定期
点検を十分に余裕を持って受け入けできる状態では、割
引率を大きくするので、ユーザの建設機械10の保守管
理費用の低減および定期点検実施機関の定期点検に関す
るサービス業の拡充ができる。
【0083】さらに、定期点検時期取得手段29によ
り、建設機械10の所定稼働時間情報、建設機械10の
販売引き渡し日からの所定経過時間情報、および、労働
安全衛生法に規定された定期自主検査ならびに特定自主
検査の日のうちの少なくともいずれか1つを取得するこ
とにより定期点検時期を認識する。このため、建設機械
10の定期点検時期を容易に認識できる。
【0084】また、定期点検時期取得手段29により、
稼働情報取得手段35にて取得した建設機械10の稼働
情報に基づく稼働時間情報に基づいて建設機械10の所
定稼働時間情報を取得する。このため、例えば建設機械
10から無線媒体を介して出力される稼働時間情報を取
得して定期点検時期を判断するための所定稼働時間情報
とするので、自動的に定期点検の統括的な管理が容易に
できる。
【0085】そして、案内配信手段27により、新機種
情報取得手段37にて取得した新機種情報を対応可能時
期および割引率とともに配信する。このため、ユーザへ
の定期点検の案内の際に他の新たな情報である新機種情
報を合わせて連絡でき、効率よくユーザへの新たな情報
の提供サービスもできる。
【0086】さらに、機械関連情報取得手段38により
機械性状情報取得手段36にて取得した建設機械10の
性状情報に基づいて建設機械10に対応した機械関連情
報を取得し、案内配信手段27によりこの機械関連情報
を対応可能時期および割引率とともに配信する。このた
め、ユーザへの定期点検の案内の際に例えば建設機械1
0に装着されるアタッチメントに関する情報や定期点検
までの建設機械10の使用状況、建設機械10の使用に
よる不具合部分の情報、建設機械10を効率よく良好に
操縦するための操縦方法などの機械関連情報を合わせて
連絡でき、効率よくユーザに対してユーザが必要とする
機械関連情報の提供サービスもできる。
【0087】そして、機械関連情報取得手段38によ
り、建設機械10に装着可能な部品に係る部品情報、建
設機械10の性状を向上させる改良情報、建設機械10
の取り扱いに係る取扱情報のうちの少なくともいずれか
1つを取得して機械関連情報とする。このため、建設機
械10自体の情報や建設機械10の周辺に関する情報、
建設機械10を取り扱う上での情報など、建設機械10
を保守管理する上でのユーザに必要な情報を提供でき、
効率よくユーザへの良好な機械関連情報の提供サービス
ができる。
【0088】また、ユーザ端末コンピュータ2a、サー
バ8およびメンテナンス端末コンピュータ2bおよびメ
ーカ端末コンピュータ2cをネットワーク7で接続し、
それぞれ無線媒体や電話回線などにてネットワーク7を
介して各種情報を送受信できる構成とする。このため、
汎用のコンピュータを利用した簡単な構成で、広く統括
的な定期点検の管理の効率を向上できる。
【0089】そして、建設機械10の位置情報から最寄
りの定期点検実施機関を検索し、この定期点検実施機関
のスケジュールを認識したユーザによる希望日の設定入
力を認識する構成としたため、ユーザが容易に希望日を
設定入力でき、操作が容易で定期点検のための手続が容
易にできる。
【0090】さらに、割引率を定期点検実施機関による
対応可能能力に対応して設定したため、より適切な料金
体制で定期点検サービスを提供できる。
【0091】〔実施形態の変形〕なお、本発明は、上述
した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むも
のである。
【0092】すなわち、機械として建設機械10を例示
して説明したが、例えば燃焼や乾燥のためのバーナなど
の加熱装置、発電機、農工機、船舶、軌道車両、自動車
などいずれの機械でもできる。
【0093】そして、建設機械10の位置情報から最寄
りの定期点検実施機関を検索し、この定期点検実施機関
のスケジュールを認識したユーザによる希望日の設定入
力を認識する構成について説明したが、例えば定期点検
時期をユーザに通知し、この通知により定期点検時期を
認識したユーザが希望日を設定入力し、この設定入力さ
れた希望日を希望日情報取得手段26にて取得し、ユー
ザにおける定期点検の実施を希望する希望日と機関情報
取得手段28にて取得した対応可能時期とを照合し、希
望日情報と一致する対応可能時期を有した特定の定期点
検実施機関を決定する構成としてもできる。この構成に
よれば、ユーザに向けた定期点検の案内に応じたユーザ
からの定期点検の希望に、定期点検を実施できる定期点
検実施機関を容易に確保でき、定期点検の統括的な管理
が容易にできるとともに、ユーザの希望日に対応でき、
円滑で良好な定期点検の管理ができる。
【0094】特に、この構成において、位置情報取得手
段34にて取得した建設機械10の位置情報に基づい
て、さらに定期点検実施機関を限定することにより、よ
りユーザおよび定期点検実施機関の対応が容易にでき
る。
【0095】なお、位置情報取得手段34に基づいて定
期点検実施機関を検索する構成に限らず、ユーザ情報に
基づいて最寄りの定期点検実施機関を検索したり、位置
情報取得手段34を設けず、単に点検日にて定期点検実
施機関を検索したり、ユーザによる設定入力にて定期点
検実施機関を設定入力するなどしてもよい。
【0096】また、稼働情報取得手段35にて取得した
稼働情報に基づいて通算稼働時間を認識し、この通算稼
働時間に基づいて定期点検時期を認識して説明したが、
この構成に限らず、上述したように、例えば直接建設機
械10から読み取った通算稼働時間をユーザ端末コンピ
ュータ2aにて設定入力したり、携帯電話やPHSなど
から直接設定入力したり、稼働情報に基づくことなく他
の要件で定期点検時期を認識する構成とするなどしても
よい。
【0097】さらに、新機種情報や機械関連情報などの
新規情報を取得して、定期点検時期および割引率を案内
する際に新規情報も合わせて案内する構成について説明
したが、新規情報を案内しない構成としてもよい。
【0098】割引率を定期点検実施機関による対応可能
能力に対応して設定したが、例えば希望日より1ヶ月以
上前に定期点検の委託をする場合のみに所定割合に固定
した割引率を適用するなど、適宜割引率を可変しない構
成としてもできる。この構成によれば、プログラム構成
が簡略化できるとともに、定期点検実施機関による料金
設定が容易にできる。
【0099】その他、本発明の実施の際の具体的な構造
および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構
造や手順などとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る管理支援システム
の構成を表す模式図である。
【図2】前記一実施の形態における建設機械に搭載され
る機械情報出力手段の構造を表すブロック図である。
【図3】前記一実施の形態における管理支援システムの
サーバの構成を表すブロック図である。
【図4】前記一実施の形態における取得された建設機械
の位置情報を蓄積するデータベースの構造を表す模式図
である。
【図5】前記一実施の形態における取得された建設機械
の稼働情報を蓄積するデータベースの構造を表す模式図
である。
【図6】前記一実施の形態における取得された建設機械
の機械性状情報を蓄積するデータベースの構造を表す模
式図である。
【図7】前記一実施の形態における建設機械の定期点検
時期情報を蓄積するデータベースの構造を表す模式図で
ある。
【図8】前記一実施の形態における定期点検実施機関の
固有情報を蓄積するデータベースの構造を表す模式図で
ある。
【図9】前記一実施の形態における定期点検実施機関の
対応可能時期情報を蓄積するデータベースの構造を表す
模式図である。
【図10】前記一実施の形態の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…管理支援システム、10…建設機械(機械)、26
…希望日情報取得手段、27…案内配信手段、28…機
関情報取得手段、29…定期点検時期認識手段、31…
割引率算出手段、32…機関選定手段、34…位置情報
取得手段、35…稼働情報取得手段(稼働時間取得手
段)、36…機械性状情報取得手段、37…新機種情報
取得手段、38…機械関連情報取得手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械(10)の定期点検の管理を統括す
    る機械の管理支援システム(1)であって、 前記機械(10)の定期点検時期を認識する定期点検時
    期認識手段(29)と、 前記機械(10)の定期点検を実施する複数の定期点検
    実施機関における定期点検の実施が可能な対応可能時期
    をそれぞれ取得する機関情報取得手段(28)と、 この機関情報取得手段(28)にて取得した対応可能時
    期毎の対応可能能力に基づいて定期点検の費用の割引率
    を算出する割引率算出手段(31)と、 前記機関情報取得手段(28)にて取得した対応可能時
    期および前記割引率算出手段(31)にて算出した割引
    率を、定期点検の対象となる前記機械(10)の所有者
    に対して前記定期点検時期認識手段(29)にて認識し
    た定期点検時期より所定期間前に配信する案内配信手段
    (27)とを具備したことを特徴とした機械の管理支援
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の機械の管理支援システ
    ム(1)において、 所有者における定期点検の実施を希望する希望日情報を
    取得する希望日情報取得手段(26)と、 この希望日情報取得手段(26)にて取得した希望日情
    報および機関情報取得手段(28)にて取得した対応可
    能時期を照合して前記希望日情報と一致する対応可能時
    期を有した特定の定期点検実施機関を決定する機関選定
    手段(32)とを具備したことを特徴とした機械の管理
    支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の機械の管理支援システ
    ム(1)において、 割引率算出手段(31)は、希望日情報取得手段(2
    6)にて希望日情報を取得した日が希望日より所定期間
    前の場合には割引率を大きく設定することを特徴とした
    機械の管理支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の機械の管理支
    援システム(1)において、 機械(10)の位置情報を取得する位置情報取得手段
    (34)を具備し、 機関選定手段(32)は、特定した定期点検実施機関の
    うち前記位置情報取得手段(34)にて取得した位置情
    報に基づいて前記機械(10)の位置に所在地が近い定
    期点検実施機関を決定することを特徴とした機械の管理
    支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の機械の管理支援システ
    ム(1)において、 機械(10)の位置情報を取得する位置情報取得手段
    (34)と、 この位置情報取得手段(34)にて取得した位置情報に
    基づいて前記機械(10)の位置に所在地が近い定期点
    検実施機関を決定する機関選定手段(32)とを具備し
    たことを特徴とした機械の管理支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の機
    械の管理支援システム(1)において、 割引率算出手段(31)は、定期点検実施機関による対
    応可能能力が大きくなるに従って割引率を大きく設定す
    ることを特徴とした機械の管理支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の機
    械の管理支援システム(1)において、 定期点検時期認識手段(29)は、機械(10)の所定
    稼働時間情報、前記機械(10)の販売引き渡し日から
    の所定経過時間情報、および、労働安全衛生法に規定さ
    れた定期自主検査ならびに特定自主検査の日のうちの少
    なくともいずれか1つを取得して定期点検時期を認識す
    ることを特徴とした機械の管理支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の機械の管理支援システ
    ム(1)において、 機械(10)の稼働時間情報を取得する稼働時間取得手
    段(35)を具備し、 定期点検時期認識手段(29)は、前記稼働時間取得手
    段(35)にて取得した稼働時間情報に基づいて機械
    (10)の所定稼働時間情報を取得することを特徴とし
    た機械の管理支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の機
    械の管理支援システム(1)において、 機械(10)の新機種情報を取得する新機種情報取得手
    段(37)を具備し、 案内配信手段(27)は、対応可能時期および割引率と
    ともに前記新機種情報取得手段(37)にて取得した新
    機種情報を配信することを特徴とした機械の管理支援シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    機械の管理支援システム(1)において、 機械(10)の性状情報を取得する機械性状情報取得手
    段(36)と、 この機械性状情報取得手段(36)にて取得した性状情
    報に基づいて前記機械(10)に対応した機械関連情報
    を取得する機械関連情報取得手段(38)を具備し、 案内配信手段(27)は、対応可能時期および割引率と
    ともに前記機械関連情報取得手段(38)にて取得した
    機械関連情報を配信することを特徴とした機械の管理支
    援システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の機械の管理支援シ
    ステム(1)において、 機械関連情報は、機械(10)に装着可能な部品に係る
    部品情報、機械(10)の性状を向上させる改良情報、
    機械(10)の取り扱いに係る取扱情報のうちの少なく
    ともいずれか1つであることを特徴とした機械の管理支
    援システム。
  12. 【請求項12】 機械(10)の定期点検の管理を統括
    するための機械の管理支援方法であって、 コンピュータにより、前記機械(10)の定期点検を実
    施する複数の定期点検実施機関における定期点検の実施
    が可能な対応可能時期をそれぞれ取得するとともに、こ
    れら取得した対応可能時期毎の対応可能能力に基づいて
    定期点検の費用の割引率を算出し、これら対応可能時期
    および割引率を、前記機械(10)の定期点検時期より
    所定期間前に定期点検の対象となる前記機械(10)の
    所有者に対して配信することを特徴とする機械の管理支
    援方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の機械の管理支援方
    法において、 コンピュータにより、所有者における定期点検の実施を
    希望する希望日情報を取得し、この取得した希望日情報
    と取得した対応可能時期とを照合して前記希望日情報と
    一致する対応可能時期を有した特定の時期点検実施機関
    を決定することを特徴とした機械の管理支援方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の機械の管理支援方
    法において、 コンピュータにより、希望日情報を取得した日が希望日
    より所定期間前の場合に割引率を大きく設定することを
    特徴とする機械の管理支援方法。
  15. 【請求項15】 請求項12ないし14のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法において、 コンピュータにより、機械(10)の位置情報を取得
    し、この取得した位置情報に基づいて特定した定期点検
    実施機関のうちの前記機械(10)の位置に所在地が近
    い定期点検実施機関を決定することを特徴とする機械の
    管理支援方法。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし15のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法において、 コンピュータは、定期点検実施機関による対応可能能力
    が大きくなるに従って割引率を大きく設定することを特
    徴とする機械の管理支援方法。
  17. 【請求項17】 請求項12ないし16のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法において、 コンピュータは、機械(10)の所定稼働時間情報、前
    記機械(10)の販売引き渡し日からの所定経過時間情
    報、および、労働安全衛生法に規定された定期自主検査
    ならびに特定自主検査の日のうちの少なくともいずれか
    1つを取得することにより定期点検時期を認識すること
    を特徴とする機械の管理支援方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の機械の管理支援方
    法において、 コンピュータは、機械(10)の稼働時間情報を取得
    し、この取得した稼働時間情報に基づいて機械(10)
    の所定稼働時間情報を取得することを特徴とする機械の
    管理支援方法。
  19. 【請求項19】 請求項12ないし18のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法において、 コンピュータは、機械(10)の新機種情報を取得し、
    この取得した新機種情報を対応可能時期および割引率と
    ともに配信することを特徴とする機械の管理支援方法。
  20. 【請求項20】 請求項12ないし19のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法において、 コンピュータは、機械(10)の性状情報を取得してこ
    の取得した性状情報に基づいて機械(10)に対応した
    機械関連情報を取得し、この取得した機械関連情報を対
    応可能時期および割引率とともに配信することを特徴と
    する機械の管理支援方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の機械の管理支援方
    法において、 コンピュータは、機械関連情報として、機械(10)に
    装着可能な部品に係る部品情報、機械(10)の性状を
    向上させる改良情報、機械(10)の取り扱いに係る取
    扱情報のうちの少なくともいずれか1つを取得すること
    を特徴とする機械の管理支援方法。
  22. 【請求項22】 請求項12ないし21のいずれかに記
    載の機械の管理支援方法をコンピュータに実行させるこ
    とを特徴とした機械の管理支援プログラム。
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