JP6866118B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents
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Description
この発明の一実施形態では、前記下方支持部は、前記集積領域の前後に配置された2つ以上の支持部材を含む。そして、前記支持部材のうち前記集積領域に対し前記払出口側の第1の支持部材による前記最下位の紙葉類束との接触位置が、前記支持部材のうち前記集積領域に対し前記払出口と反対側の第2の支持部材による前記最下位の紙葉類束との接触位置よりも高く設けられている。
この発明の一実施形態では、前記払出口の下端縁から下方に窪む凹みが形成されている。
この発明の一実施形態では、前記紙葉類処理装置は、前記紙葉類束を収納する紙葉類束収納部と、前記集積領域と前記紙葉類束収納部との間で、前記紙葉類束を搬送する紙葉類束搬送部とをさらに含む。
前記集積領域が、前記払出口に対して移動不能に設けられていてもよい。
また、前記紙葉類処理装置は、前記紙葉類束を支持しながら昇降するリフトを有し、前記紙葉類束を、前記集積領域と前記集積領域と別に設けられた他領域との間で搬送する紙葉類束搬送部をさらに含んでいてもよい。前記リフトは、紙葉類束を下方から接触支持して、前記集積領域を含む縦搬送路を昇降してもよい。
前記リフトと前記下方支持部とが平面視において重複しないように、前記リフトには切欠き部が形成されていてもよい。
また、前記集積領域における前記リフトの昇降により、前記リフトに支持されている前記紙葉類束が前記紙葉類束支持部に引き渡されていてもよい。この場合、前記紙葉類束を支持している状態の前記リフトを、前記縦搬送路において前記集積領域を経由して前記下方支持部の下方に降下させることにより、前記下方支持部が前記切欠き部を通過してもよい。
また、前記リフトは、前記紙葉類束を水平姿勢に支持しながら前記縦搬送路を昇降してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る紙幣処理装置2Aを含む貨幣処理システム1を、前側から見た斜視図である。
貨幣処理システム1は、主に銀行等の金融機関に設置される。貨幣処理システム1は、貨幣処理装置2と、操作端末3と、プリンタ4とを含む。貨幣処理システム1の利用者は、たとえば金融機関の係員である。
紙幣処理装置2Aは、紙幣の入金処理および出金処理を行うための装置である。紙幣処理装置2Aは、たとえば縦長のボックス状の装置本体10を含む。装置本体10において利用者に臨む前面部10Aの略上半分には、紙幣束出金口(払出口)11と、入金口12と、取出口13とが、上側からこの順に配置されている。
取出口13に関連して、装置本体10には、取出口13から装置本体10内へ窪んだ凹状の出金部15が設けられている。装置本体10には、モータ等の駆動部(図示しない)の駆動力を受けて取出口13を開閉する開閉部の一例としてのシャッタ17が設けられている。出金処理の際には、出金用のバラ紙幣が装置本体10内から出金部15に出金され、かつシャッタ17が開かれる。これにより、利用者は、出金部15の紙幣を取出口13から取り出すことができる。
プリンタ4は、貨幣処理装置2において実行された処理の内容を記したレシート等を発行する。なお、操作端末3およびプリンタ4を、貨幣処理装置2とは別に設ける構成に限られず、貨幣処理装置2の一部として装置本体の外壁の内側に配置されていてもよい。
バラ紙幣処理部20は、前述した入金部14、出金部15およびシャッタ17の他に、出金リジェクト部24、収納部25、環状搬送路26、取込搬送路27、取出搬送路28、識別部29、反転部30および供給路31を含む。出金リジェクト部24は、例えば出金部15の真下に配置された空間である。
リフト53は、水平な板状に形成されて縦搬送路52内に配置されていて、モータ等のリフト駆動部81(図3等参照)の駆動力を受けて昇降する。リフト53の上面に、紙幣束を載置することができ、リフト53は、紙幣束を昇降させる。リフト53は、縦搬送路52における次に述べる集積領域60の下端部よりも下方では、紙幣束を1つずつしか昇降させることができないが、集積領域60の下端部よりも上方では、複数の紙幣束(最大10つ)を一括して昇降することが可能である。リフト53の上限位置は縦搬送路52の上端直下であり、リフト53の下限位置は縦搬送路52の下端の直下である。図2では、リフト53の上限位置を破線で示し、リフト53の下限位置を実線で示している(図8においても同様)。
各爪部材62は、回動軸80に支持されている。各爪部材62は、略横方向に延びる支持姿勢(図3および図4にて実線で図示)から先端側が上方に向かう方向にのみ回動可能に設けられている。すなわち、各爪部材62の支持姿勢では、先端側が下方に向かう方向には回動しない。また、各爪部材62は、当該爪部材62を支持姿勢に弾性的に押圧するための弾性部材(図示しない)が設けられている。これにより、爪部材62に外方からの力が作用する場合を除き、各爪部材62は支持姿勢をなしている。
具体的には、図4に示すように、それぞれの支持姿勢において、前側爪部材62Aがやや斜め上向きに延びているのに対し、後ろ側爪部材62Bは水平に延びている。また、各爪部材62に対応する回動軸80の高さ位置は互いに等しい。すなわち、それぞれの支持姿勢において、前側爪部材62Aの先端部は、後ろ側爪部材62Bの先端部よりも高く設けられている。また、それぞれの支持姿勢において、左側爪部材62Cの先端部は、後ろ側爪部材62Bの先端部と同じ高さであってもよいし、前側爪部材62Aの先端部より低く、かつ後ろ側爪部材62Bの先端部よりも高くされていてもよい。
図3および図5に示すように、シャッタ機構16は、外側シャッタ16Aおよび内側シャッタ16Bを含む2重構造である。シャッタ機構16は、紙幣束の払出し時以外は、常時閉じられている。シャッタ機構16の閉状態では、外側シャッタ16Aおよび内側シャッタ16Bが左右に並んで紙幣束出金口11を閉じている。紙幣束出金口11を開放する際には、まず内側シャッタ16Bが左に向けて移動(スライド)させられる。そして、内側シャッタ16Bが外側シャッタ16Aに前後に揃った状態で、外側シャッタ16Aおよび内側シャッタ16Bが左に向けて同伴移動させられる。
紙幣処理装置2Aは、制御装置75と、通信I/F部76と、記憶装置77とを含む。制御装置75は、たとえばマイクロコンピュータによって構成されている。制御装置75には、通信I/F部76および記憶装置77のそれぞれと、バラ紙幣処理部20と、紙幣束処理部21と、シャッタ駆動部91とが電気的に接続されている。
制御装置75は、バラ紙幣処理部20における前述した駆動部(図示しない)の動作を制御する。また、制御装置75は、シャッタ駆動部91の動作を制御する。さらに、紙幣束処理部21における駆動部、すなわち、リフト駆動部81やベルト駆動部82、シャッタ駆動部83、ステージ駆動部84、帯封機構51を制御する。また、制御装置75には、識別部85および有無センサ86から検出出力が入力されるようになっている。
紙幣処理装置2Aでは、前述のように帯封機構51がバラ紙幣を結束して紙幣束Tを形成する。図7および図8を参照しながら紙幣束Tの結束について説明する。制御装置75は、出金対象の金種の金種別収納部25Aから必要枚数のバラ紙幣を取り出して、環状搬送路26において図8の反時計回りに搬送し(図8の実線の矢印Y1を参照)、供給路31を経由して集積部50に集積させる。集積部50に所定枚数(たとえば100枚)のバラ紙幣が集積されると、制御装置75は、帯封機構51を制御して、集積部50に集積されているバラ紙幣を結束して紙幣束Tにし、結束後の紙幣束Tを1つずつリフト53上に載置する。リフト53の上昇より、縦搬送路52内を紙幣束Tが上昇する。結束後の紙幣束Tは、その後直ちに紙幣束出金部9から出金されてもよいし、紙幣束収納部56に一旦収納した後に紙幣束出金部9から出金されてもよい。
リフト53上に1つの紙幣束Tが載置された状態で、制御装置75はリフト駆動部81を制御してリフト53を上昇させる。上昇する紙幣束Tは、やがて複数の爪部材62に下方から接触する。上昇する紙幣束Tによって、各爪部材62は、先端側が上方に押し上げられる(図3に二点鎖線で示す)。リフト53がさらに上昇させられると、紙幣束Tと各爪部材62との接触が解除され、爪部材62は支持姿勢(図3に実線で示す姿勢)に復帰する。
次に、制御装置75は、リフト53を下限位置(図8に実線で示す位置)まで一旦下降させた後、リフト53上に、帯封機構51によって結束後の紙幣束Tを1つ載置させる。その後、制御装置75は、リフト駆動部81を制御してリフト53を上昇させる。上昇する紙幣束Tは、やがて複数の爪部材62に下方から接触し、爪部材62に既に載置されている紙幣束Tごと、各爪部材62の先端側を上方に押し上げる。制御装置75がリフト53をさらに上昇させると、紙幣束Tと各爪部材62との接触が解除され、爪部材62は支持姿勢に復帰する。
出金動作が引き続き行われる場合には、制御装置75は、前述のようなリフト53の昇降動作を繰り返す。
リフト53上に1つの紙幣束Tが載置された状態で、制御装置75はリフト駆動部81を制御してリフト53を上限位置(図8に破線で示す位置)まで上昇させる。これにより、紙幣束Tは、縦搬送領域42を上昇させられ、集積領域60の上方に設定されたベルト引渡し位置(ベルト57によって引き渡し可能な位置。図示しない)に配置される。また、制御装置75はベルト駆動部82を制御してベルト57を図2の反時計回り(図8の実線の矢印Y2を参照)に周回移動させる。これにより、リフト53上の紙幣束Tは、ベルト57の突起57Aによって引っ掛けられ、リフト53からベルト57に引き渡される。その後、リフト53は、横搬送路54内において水平移動させる。このとき、横搬送路54内を移動する紙幣束Tの金種が識別部85によって識別される。横搬送路54内の紙幣束Tが収納先すべき金種の紙幣束収納部56の真上まで到達すると、制御装置75は、ベルト57の周回移動を停止させ、この紙幣束収納部56のシャッタ58を開く。そして、紙幣束Tが、収納先の紙幣束収納部56の上面の出入口56Aから落下して紙幣束収納部56内に収納される。なお、識別部85の検知によって、横搬送路54内を移動する紙幣束Tの金種だけでなく、その紙幣束Tの結束状態を確認するようにしてもよい。
制御装置75は、ステージ駆動部84を制御して、出金対象の紙幣束Tを収納している紙幣束収納部56のステージ59を上昇させる。また、シャッタ駆動部83を制御してシャッタ58を開く。さらに、制御装置75は、ベルト駆動部82を制御して、ベルト57を図2に示す時計回り(図8の破線の矢印Y3を参照)に周回移動させる。これにより、紙幣束収納部56内の紙幣束Tが、最上位のものから順に、ベルト57の突起57Aによって引っ掛けられて、横搬送路54内を水平移動し、縦搬送路52のリフト53に1つずつ引き渡される。リフト53に紙幣束Tが1つ引き渡される毎に、制御装置75は、リフト53の高さを紙幣束Tの厚み1つ分だけ下降させる。図9Bには、複数の紙幣束Tがリフト53上に載置されている状態を示す。
出金動作が引き続き行われる場合には、制御装置75は、前述のようなリフト53の昇降動作を繰り返す。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することもできる。
紙幣束Tを支持する支持部材(爪部材)の構成(形状、個数、配置、等)は、限定されない。例えば、集積空間60の前後面に、幅方向全域にわたる長尺の板部材を配置してもよい。また、集積空間60の側面(この実施形態の左右のガイド部材64,65に相当)に、上方に揺動可能な板部材を後ろ下がり姿勢に配置してもよい。なお、支持部材が支持姿勢から退避する機構は、上方への回動機構に限らず、水平方向へスライドする機構を採用してもよい。
また、紙幣搬送機構55は、ベルト57を含む構成に限られない。紙幣搬送機構55は、係合爪を有するスライダを有していてもよい。このスライダが紙幣束を掴んだ状態で横方向に移動することにより、横搬送路54を、紙幣束を横方向に移動させてもよい。
また、紙幣処理装置2Aは、貨幣処理システム1の一部に含まれるものとして説明したが、貨幣処理システム1から独立して設けられてもよい。
次に、紙幣処理装置2Aの他の特徴について幾つか説明する。
まず、1つ目の特徴について説明する。
図11は、上部ユニット10Bを前側へと引き出した状態を示す斜視図である。図12は、シャッタ機構16の開状態における紙幣束出金部9を前側から見た斜視図である。図13は、シャッタ機構16の開状態における紙幣束出金部9を前側から見た斜視図であり、図12の状態から紙幣束Tを取り除いた状態を、さらに拡大して示している。
紙幣処理装置2Aは、上部ユニット10Bを、装置本体10への収納状態で施錠するユニットロック機構101(図13参照)を含む。そのため、上部ユニット10Bを引き出す際には、ユニットロック機構101を解錠する必要がある。ユニットロック機構101は鍵穴102を含む。鍵穴102は、図13に示すように、紙幣束出金口11から見て集積領域60の奥側、具体的には、後ろ側ガイド部材63に配置されている。後ろ側ガイド部材63には、鍵穴102に隣接して指挿入穴103が配置されている。
利用者(またはサービスマン)は、まず、シャッタ機構16を手動で開く。シャッタ機構16には次に述べるシャッタロック機構104が設けられている。通常時には、シャッタ機構16の閉状態でロックされているから、シャッタ機構16を手動で開けることはできない。但し、装置本体10の下部の前面扉(図示しない)を開き、装置本体10の内部に配置されている取っ手(図示しない)を操作すれば、シャッタロック機構104を解錠することができる。
ロックレバー106は左右方向に延び、基端側(右側)の前後に延びる回動軸(図示しない)まわりに回動自在に設けられている。ロックレバー106の先端(左端部)には、係合ピン105に係合するための鉤部109が形成されている。
リンク機構108は、鍵カバー107の左端部(先端部)に接続され、左右に延びる回動軸111まわりに回動自在に設けられた第1のリンク部材112と、ロックレバー106における回動軸(図示しない)と鉤部109との間の部分に接続され、上下動可能に設けられた第2のリンク部材114とを含む。
この状態では、図14に示すように、鍵カバー107が、鍵穴102および指挿入穴103の後方に対向する位置にあり、鍵穴102および指挿入穴103のそれぞれの一部が鍵カバー107によって閉塞されている。この状態では、鍵穴102に鍵100を挿し入れることができない。
図15に示す状態(鍵穴102に鍵100が挿されている状態)では、鍵カバー107の左端部(先端部)が上昇し、これに伴い、リンク機構108の働きにより、ロックレバー106の基端側(右側)が下降して、鉤部109が下降する。これにより、図15の拡大図に示すように、ロックレバー106の鉤部109と係合ピン105との係合が解除される。
制御装置75は、シャッタロック機構104がシャッタ機構16を閉状態で施錠できていないと、次の処理に進行しないように紙幣処理装置2Aを制御する。したがって、鍵穴102に鍵100が挿されている状態ではシャッタ機構16に施錠できないため、次の処理に進行できず、利用者は、鍵100の抜き忘れに気付く。これにより、鍵100の抜き忘れを、利用者に確実に気付かせることができる。
図16に示すように、紙幣搬送機構55は、右側から上方に片開き可能に設けられている。紙幣搬送機構55を開くことにより、紙幣束収納部56の上部を露出させることができる。この状態で、紙幣束収納部56に対してメンテナンス作業が行われる。
ロック機構202は、ベース部201の所定位置に左右方向に相対変位可能に取り付けられた第1の部材203と、紙幣搬送機構55に固定された第2の部材204と、第1の部材203を左方向に向けて付勢するばね部材205とを含む。ばね部材205は、ベース部201に固定されたばね支持部206(図21等参照)に一端が接続され、他端が第1の部材203の下端部207に接続されている。ばね部材205は、たとえば引っ張りコイルばねを用いて構成されている。
第1の部材203は、ベース部201に対している。具体的には、第1および第2の板状部208,209には、それぞれ左右方向に長い第1および第2の長穴210,211が形成されている。第1および第2の長穴210,211には、それぞれベース部201に結合されたピン212,213が挿通している。これらのピン212,213は、対応する長穴210,211からの抜止めが達成されている。第1の板状部208の背面には、回転ローラ214が配置されている。回転ローラ214は、前後方向に延びる回転軸(図示しない)まわりに回転自在である。
一方、第1の開姿勢にある紙幣搬送機構55に対し、利用者が下向きの力を加えると、回転ローラ214は係合部221から離脱し、案内部220と係合しながら、規制部219の左端(図20等の右端。すなわち案内部220の上端)まで相対移動する。これにより、紙幣搬送機構55は、図20に示す閉じ状態に戻る。
前述のように、突出部222の先端と回動軸216との間の距離は、規制部219の左端(すなわち案内部220の上端)と回動軸216との間の距離と同程度あるいは短く設定されている。そのため、メンテナンス用穴223に工具を挿した状態のまま(すなわち、第1の部材203を、進出位置にロックした状態のまま)、閉状態にある紙幣搬送機構55を開く。この場合、図22に示すように、回転ローラ214が突出部222を乗り超えて相対移動し、その結果、第3の板状部217の端面217aと回転ローラ214との係合が外れる。これにより、紙幣搬送機構55を第2の開姿勢に開くことができ、そして、紙幣搬送機構55を第2の開姿勢に保持することができる。
出入口56Aを開閉するシャッタ58は、左右方向にスライド可能な一対の蓋部材301,302を含む。一対の蓋部材301,302は、樹脂材料を用いて形成された矩形の板状部材である。各蓋部材301,302の上面は、略平坦面にされている。シャッタ58の閉状態では、図23に示すように、蓋部材301,302が互いに接近して、一方、シャッタ58の開状態では、図24に示すように、蓋部材301,302が互いに離反している。この蓋部材301,302はモータ駆動によって開閉されるが、蓋部材301,302にはロック機構が設けられていない。そのため、メンテナンス作業を行う際に、利用者あるいはサービスマンは、閉じ状態にある蓋部材301,302を手動で開くことができる。このように、蓋部材301,302に直接手を触れて手動で開く構成としているために、蓋部材301,302を開くための構成(ハンドルや伝達機構)を別に設ける必要がない。
ある。
9 紙幣束出金口(払出口)
16 シャッタ機構(シャッタ)
53 リフト(紙葉類束搬送部。下方支持部)
55 紙幣搬送機構(紙葉類束搬送部)
56 紙幣束収納部(紙葉類束収納部)
60 集積領域
61 紙幣束支持部(紙葉類束支持部)
62 爪部材 (下方支持部)
62A 前側爪部材(第1の支持部材)
62B 後ろ側爪部材(第2の支持部材)
63 後ろ側ガイド部材(ガイド部材)
63B 後ろ側ガイド面(傾斜ガイド面)
T 紙幣束
Claims (8)
- 紙葉類束を払い出すための払出口と、
前記払出口に横方向に対向して、当該払出口に対して移動不能に設けられ、前記払出口から払い出される紙葉類束を複数個集積可能な集積領域と、
前記集積領域に集積される複数の前記紙葉類束を、前記集積領域に対し前記払出口と反対側に向かうに従って下がる傾斜姿勢を各紙葉類束がなすように支持する紙葉類束支持部と、
前記紙葉類束を下方から接触支持するリフトであって、前記集積領域を含む縦搬送路を昇降するリフトを有し、前記紙葉類束を、前記集積領域と前記集積領域と別に設けられた他領域との間で搬送する紙葉類束搬送部と、を含み、
前記紙葉類束支持部が、前記集積領域に集積される前記複数の紙葉類束のうち最下位の紙葉類束に下方から接触して、当該最下位の紙葉類束を前記傾斜姿勢に支持する下方支持部を含み、
前記リフトと前記下方支持部とが平面視において重複しないように、前記リフトには切欠き部が形成されており、
前記紙葉類束を支持している状態の前記リフトを、前記縦搬送路において前記集積領域を経由して前記下方支持部の下方に降下させることにより、前記下方支持部が前記切欠き部を通過して、前記リフトに支持されている前記紙葉類束が前記下方支持部に引き渡される、紙葉類処理装置。 - 前記リフトは、前記紙葉類束を水平姿勢に支持しながら前記縦搬送路を昇降する、請求項1に記載の紙葉類処理装置。
- 前記紙葉類束を収納する紙葉類束収納部をさらに含み、
前記他領域が、前記紙葉類束収納部を含む、請求項1または2に記載の紙葉類処理装置。 - 紙葉類束を払い出すための払出口と、
前記払出口に横方向に対向し、前記払出口から払い出される紙葉類束を複数個集積可能な集積領域と、
前記集積領域に集積される複数の前記紙葉類束を、前記集積領域に対し前記払出口と反対側に向かうに従って下がる傾斜姿勢を各紙葉類束がなすように支持する紙葉類束支持部とを含み、
前記紙葉類束支持部は、
前記集積領域に集積される前記複数の紙葉類束のうち最下位の紙葉類束に下方から接触して、当該最下位の紙葉類束を前記傾斜姿勢に支持する下方支持部を含み、
前記下方支持部は、前記集積領域の前後に配置された2つ以上の支持部材を含み、前記支持部材のうち前記集積領域に対し前記払出口側の第1の支持部材による前記最下位の紙葉類束との接触位置が、前記支持部材のうち前記集積領域に対し前記払出口と反対側の第2の支持部材による前記最下位の紙葉類束との接触位置よりも高く設けられている、紙葉類処理装置。 - 前記紙葉類束を収納する紙葉類束収納部と、
前記集積領域と前記紙葉類束収納部との間で、前記紙葉類束を搬送する紙葉類束搬送部とをさらに含む、請求項4に記載の紙葉類処理装置。 - 前記集積領域に集積された前記複数の紙葉類束を、前記集積領域に対し前記払出口と反対側からガイドするガイド部材をさらに含み、
前記ガイド部材は、鉛直方向に対し上側が、前記集積領域に対し前記払出口と反対側に傾斜する傾斜ガイド面を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の紙葉類処理装置。 - 前記払出口の下端縁から下方に窪む凹みが形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の紙葉類処理装置。
- 前記払出口を開閉するためのシャッタであって、前記集積領域に集積された前記複数の紙葉類束を前記払出口から払い出す際に前記払出口を開放するシャッタをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の紙葉類処理装置。
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