JP6865057B2 - 工作機械制御装置、工作機械制御方法及び工作機械制御システム - Google Patents
工作機械制御装置、工作機械制御方法及び工作機械制御システム Download PDFInfo
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Description
本実施形態に係る工作機械制御システム1の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、工作機械制御システム1の構成を示すブロック図である。
工作機械10は、モータアンプ11、主軸モータ12、送り軸モータ13及び切削工具14を備える。モータアンプ11は、CNC工作機械制御装置20から出力される加工指令に基づいて主軸モータ12及び送り軸モータ13を駆動させる。主軸モータ12は、切削工具14の主軸を回転駆動させる。送り軸モータ13は、切削工具14のテーブル送り軸を駆動させる。
CNC工作機械制御装置20は、加工負荷検出部21、判定部22、分割対象加工指令検出部23、加工指令分割部24及び制御部25を備える。
加工負荷検出部21は、切削工具14にかかる加工負荷を検出する。加工負荷検出部21は、主軸モータ12のロードメータ、電流値、電圧値及び電力値、送り軸モータ13のロードメータ、電流値、電圧値及び電力値、切削工具14の主軸負荷、並びに、切削工具14の切削トルクのうち少なくとも1つを検出する。
判定部22は、加工負荷検出部21によって検出される加工負荷に基づいて、切削工具14が加工中であるか非加工中であるかを判定する。判定部22は、検出される加工負荷と目標負荷とを比較して、加工負荷が目標負荷以上であれば加工中と判定し、加工負荷が目標負荷未満であれば非加工中と判定する。判定部22は、加工中か非加工中かの判定結果を加工指令分割部24に出力する。
分割対象加工指令検出部23は、NC(Numerical Control)プログラム30を1ブロックずつ解析する。NCプログラム30は、工作機械10における各軸の移動や座標の設定などを処理するための複数の加工指令(Gコード)を含む。各加工指令には、目標座標と、当該目標座標に向かって切削工具14を移動させる際の送り速度(Fコード)とが含まれている。
加工指令分割部24は、分割対象加工指令検出部23から分割対象加工指令Paを取得する。加工指令分割部24は、分割対象加工指令Paを所定の時間幅ごとに分割することによって、短期間の加工指令(以下、「分割加工指令Pc」という。)を複数生成する。
動作指令設定部26は、分割対象加工指令検出部23から分割対象加工指令Paを取得すると、分割対象加工指令Paを解析する。図2(a)に示すように、分割対象加工指令Paには1つの動作指令Qと1つの切削指令Rとが含まれている。動作指令Qは、切削工具14の送り速度(F▽▽)と主軸回転数(S▽▽)を示す。切削指令Rは、切削工具14を移動させる目標座標(G1X0.5)を示す。目標座標(G1X0.5)までの距離を送り速度(F▽▽)で除した値が、分割対象加工指令Paの加工に要する全時間Tである。
切削指令設定部27は、動作指令設定部26が第1分割動作指令Q1を生成したタイミングで、動作指令設定部26から第1分割動作指令Q1を取得する。切削指令設定部27は、第1分割動作指令Q1に含まれている送り速度(F▽▽)と所定の時間幅T1との乗算値を算出する。切削指令設定部27は、当該乗算値に切削工具14の初期座標を加えた値を、第1分割加工指令P1の目標座標(G1X0.1)に設定する。
(1)本実施形態において、CNC工作機械制御装置20の加工指令分割部24は、動作指令設定部26と切削指令設定部27とを有する。動作指令設定部26は、第1分割加工指令P1による制御中の加工負荷に応じて、第2分割加工指令P2の送り速度(F※※)と主軸回転数(S※※)とを設定する。切削指令設定部27は、動作指令設定部26によって設定された第2分割加工指令P2の送り速度(F※※)と所定の時間幅T2との乗算値に第1分割加工指令P1の目標座標(G1X0.1)を加えた値を、第2分割加工指令P2の目標座標(G1X0.2)に設定する。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
データ取得部50は、ネットワーク通信を介して、工作機械10、CNC工作機械制御装置20及びサーバ60に接続されている。データ取得部50は、切削工具14にかかる加工負荷を工作機械10から取得し、NCプログラム30をCNC工作機械制御装置20から取得する。データ取得部50は、これらの情報をサーバ60に送信する。なお、データ取得部50としては、例えばタブレット型コンピュータなどを用いることができる。
10 工作機械
14 切削工具
20 CNC工作機械制御装置
21 加工負荷検出部
22 判定部
23 分割対象加工指令検出部
24 加工指令分割部
25 制御部
26 動作指令設定部
27 切削指令設定部
28 加工指令生成部
Pa 分割対象加工指令
Pb 通常加工指令
Pc 分割加工指令
P1〜P5 第1乃至第5分割加工指令
Q1〜Q5 第1乃至第5分割動作指令
R1〜R5 第1乃至第5分割切削指令
T1〜T5 第1乃至第5分割期間
Claims (5)
- NCプログラムに基づいて切削工具を制御する工作機械制御装置であって、
前記切削工具にかかる加工負荷を検出する加工負荷検出部と、
前記NCプログラムに含まれる分割対象加工指令を、所定の時間幅で複数の分割加工指令に分割する加工指令分割部と、
前記複数の分割加工指令に基づいて前記切削工具を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の分割加工指令は、目標座標、送り速度及び主軸回転数をそれぞれ含む第1分割加工指令及び第2分割加工指令を含み、
前記加工指令分割部は、
少なくとも前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷に応じて、前記第2分割加工指令の送り速度及び主軸回転数を設定する動作指令設定部と、
前記動作指令設定部によって設定された前記第2分割加工指令の送り速度と前記所定の時間幅との乗算値に前記第1分割加工指令の目標座標を加えた値を、前記第2分割加工指令の目標座標に設定する切削指令設定部と、
を有する工作機械制御装置。 - 前記動作指令設定部は、
前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷が目標負荷より小さい場合、前記第2分割加工指令の送り速度を、前記第1分割加工指令の送り速度より大きくし、
前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷が目標負荷より大きい場合、前記第2分割加工指令の送り速度を、前記第1分割加工指令の送り速度より小さくする、
請求項1に記載の工作機械制御装置。 - 前記動作指令設定部は、
前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷が前記目標負荷より大きな所定の閾値以上である場合、前記第2分割加工指令の送り方向を前記第1分割加工指令の送り方向と反対にする、
請求項2に記載の工作機械制御装置。 - NCプログラムに基づいて切削工具を制御する工作機械制御方法であって、
前記NCプログラムに含まれる分割対象加工指令を、所定の時間幅で分割することによって、目標座標、送り速度及び主軸回転数をそれぞれ含む第1分割加工指令と第2分割加工指令とを含む複数の分割加工指令を生成する工程と、
少なくとも前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷に応じて、前記第1分割加工指令の次の前記第2分割加工指令の送り速度及び主軸回転数を設定する工程と、
前記第2分割加工指令の送り速度と前記第2分割加工指令の時間幅との乗算値に前記第1分割加工指令の目標座標を加えた値を、前記第2分割加工指令の目標座標に設定する工程と、
を備える工作機械制御方法。 - NCプログラムに基づいて切削工具を制御する工作機械制御システムであって、
前記切削工具にかかる加工負荷を検出する加工負荷検出部と、
前記NCプログラムに含まれる分割対象加工指令を、所定の時間幅で複数の分割加工指令に分割する加工指令分割部と、
前記複数の分割加工指令に基づいて前記切削工具を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の分割加工指令は、目標座標、送り速度及び主軸回転数をそれぞれ含む第1分割加工指令及び第2分割加工指令を含み、
前記加工指令分割部は、
少なくとも前記第1分割加工指令による制御中の加工負荷に応じて、前記第2分割加工指令の送り速度及び主軸回転数を設定する動作指令設定部と、
前記動作指令設定部によって設定された前記第2分割加工指令の送り速度と前記所定の時間幅との乗算値に前記第1分割加工指令の目標座標を加えた値を、前記第2分割加工指令の目標座標に設定する切削指令設定部と、
を有する工作機械制御システム。
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