JP6862242B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
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まず、図1により、本実施例1のスクロール圧縮機の全体構成を説明する。図1は本実施例1のスクロール圧縮機を示す縦断面図である。なお、本実施例1におけるスクロール圧縮機は、空気調和機などの冷凍サイクル装置に使用され、作動流体としてR32を70重量%以上含んだ冷媒ガス等を圧縮する冷媒圧縮機である。
前記弾性体保持部材26は、焼結金属や炭素鋼材などで成形され、図6、図7に示すように、押え部26bの部分を除いて円柱状の部材で構成されている。前記押え部26bの部分は横長の平板状に構成されている。円筒状部材で構成された前記弾性体保持部材26の中心部には中央逃し通路26cが形成され、前記中央逃し通路26cの周囲には複数(この例では3個)の外周逃し通路26dが等間隔に形成されている。
なお、前記リリース弁21は本実施例では円板状に構成されているが、多角形や楕円形などの異径円状の弁板で構成しても良い。
よって、リリース弁21が接触する箇所の信頼性を向上できる。
4:密閉容器、4a:円筒状チャンバ、4b:蓋キャップ、4c:底キャップ、
4d:吸入パイプ、4e:吐出パイプ、
5:固定スクロール、5a:固定側ラップ、5b:台板部、5c:吸入口、
5d:吐出口、5e:天板面、
6:旋回スクロール、6a:旋回側ラップ、6b:台板部、6c:ボス部、
6d:旋回軸受、6e:キー溝、
7:フレーム、7a:キー溝、8:主軸受、
9:クランク軸、9a:主軸、9b:偏心ピン部、
10:電動機、10a:ロータ、10b:ステータ、
11:オルダムリング、12:下フレーム、13:ハウジング、14:副軸受、
15:ポンプ部、16:油溜り、17:圧縮室、
18:吐出圧空間、18a:吐出室、18b:中部空間、
19:ボルト、20:リリース弁装置、21:リリース弁(弁板)、22:リリース穴、
23:弁シート部、
24:リリース弁室、24a:リリース弁室内壁面流路、24b:開口部、
25:弾性体、
26:弾性体保持部材、26a:リリース弁受部(内側リリース弁受部)、
26b:押え部、26c:中央逃し通路(逃し通路)、26d:外周逃し通路、
26e:凸部、26f:弁ガイド部、26g:リリース弁受部(外側リリース弁受部)、
26h:切欠き部、26i:押え部流路、27:隙間。
Claims (9)
- 台板部に渦巻き状のラップが形成されている固定スクロール及び旋回スクロールと、前記固定スクロールと前記旋回スクロールのラップが互いに噛み合わされて形成される圧縮室と、該圧縮室で圧縮された作動流体が吐出される吐出圧空間と、前記固定スクロールの台板部に形成され前記圧縮室と連通するリリース穴と、前記リリース穴と連通し、該リリース穴よりも大径のリリース弁室と、前記リリース弁室に設けられ前記圧縮室の圧力が前記吐出圧空間の圧力よりも高い場合に、前記圧縮室の作動流体を前記吐出圧空間に流出可能に構成しているリリース弁装置を備えるスクロール圧縮機において、
前記リリース弁装置は、前記リリース穴の開閉を行うリリース弁と、該リリース弁に前記リリース穴を閉じる方向に押付力を付勢する弾性体と、該弾性体を保持する弾性体保持部材を備え、
前記弾性体保持部材は、前記固定スクロールに固定される押え部と、前記リリース弁の外周部を覆うように設けられて該リリース弁の動作をガイドする弁ガイド部を有し、
前記弾性体保持部材の外周面及び前記弁ガイド部の外周面と、前記リリース弁室の内壁面との間には前記吐出圧空間に連通するリリース弁室内壁面流路が形成され、
前記弁ガイド部には、前記リリース弁の開弁時に前記リリース穴と前記リリース弁室内壁面流路を連通する切欠き部が形成され、
前記弾性体保持部材における前記リリース弁室に収容される部分は円柱状に構成され、前記弁ガイド部は前記円柱状の部分の外周部が下方に延長されて筒状に形成された部分で構成され、
前記弁ガイド部の内壁面上部に、前記リリース弁の開弁時に該リリース弁を受ける外側リリース弁受部がリング状に形成されており、この外側リリース弁受部の内径は前記弁ガイド部の内径よりも小さく形成されている
ことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
前記弾性体保持部材には、前記リリース弁室と前記吐出圧空間を連通する逃し通路が形成され、前記リリース弁の開弁時に前記切欠き部及び前記逃し通路を介して、前記リリース穴から流出した作動流体が前記吐出圧空間に流出するように構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項2に記載のスクロール圧縮機において、
前記逃し通路は、前記弾性体保持部材の中心に形成された中央逃し通路であることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
前記リリース弁室の内径を、前記弾性体保持部材の円柱状部分外周部の径よりも大きく形成して、前記リリース弁室内壁面流路が形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
前記リリース弁室の底部の前記リリース穴の周囲には前記リリース弁が当接する弁シート部が設けられ、前記弁ガイド部は、前記弾性体保持部材の前記円柱状の部分の外周部が前記弁シート部の外周側まで延長されて構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
前記弾性体保持部材の中央には前記圧縮室側に凸となる凸部が形成され、この凸部に前記弾性体が固定されると共に、前記凸部の前記圧縮室側端部に、前記リリース弁の開弁時に該リリース弁を受ける内側リリース弁受部が設けられていることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
前記弾性体保持部材に設けられている前記押え部に、前記リリース弁室内壁面流路を流れる作動流体を前記吐出圧空間に吐出させるための押え部流路を形成していることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1または7に記載のスクロール圧縮機において、
前記弾性体保持部材に設けられている前記押え部の幅を前記リリース弁室の幅よりも小さく形成して、前記リリース弁室の一部が前記吐出圧空間に開口する開口部に形成され、この開口部は前記リリース弁室内壁面流路に連通していることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1〜8の何れか一項に記載のスクロール圧縮機において、
前記作動流体は、R32を70重量%以上含むことを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
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JP2017064890A JP6862242B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017064890A JP6862242B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | スクロール圧縮機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018168715A JP2018168715A (ja) | 2018-11-01 |
JP6862242B2 true JP6862242B2 (ja) | 2021-04-21 |
Family
ID=64017856
Family Applications (1)
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JP2017064890A Active JP6862242B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | スクロール圧縮機 |
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Family Cites Families (3)
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2017
- 2017-03-29 JP JP2017064890A patent/JP6862242B2/ja active Active
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